JP2614601B2 - 鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置及び引抜き施工法 - Google Patents
鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置及び引抜き施工法Info
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Description
シング装置及び引抜き施工法の分野に関するものであ
る。
に使用される引き抜き装置として、特公平6−2951
9号公報のものが開示されていた。さらに緩土装置とし
て、特開平4−5315号公報のものが開示されてい
た。
込まれている鉄螺旋杭の引抜き作業において、杭の頭部
が発見されゝば、きわめて簡単にケーシング体の中央に
嵌挿させることができるし、さらにケーシング体の底部
が螺旋部の先端に位置するまできわめて容易に、且迅速
に到達させることができると共に、打込まれている鉄杭
を途中で破断するようなことなく、確実に引抜き、引抜
き工事費を従来に比し著しく節約できる利点を有してい
る。
り若干大きい径を有するケーシング体を長尺矢板の下方
部に取着し、矢板の外側部に沿ってエアージェットパイ
プとウオータージェットパイプとを延設し、前記ケーシ
ング体の外側面部よりケーシング体の内側方向にエアー
とウオーターとを噴射し、さらにガイド板部の上面部よ
り前記板部に沿って下方部へ、エアーとウオーターとが
噴射するように前記両パイプより夫々枝わかれ状態に装
着せしめた鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置において、
央部において螺旋杭が嵌挿可能な形状のガイド板部を突
設し、前記ガイド板部の前方下方端部を切欠し傾斜状部
を形成すると共に、突設した各ガイド板部を前記杭の径
より若干大きい径のリング状固定部をもって支持せし
め、さらにケーシング体の下方部に、拾い込み部を内側
方にピン機構を介して常時折曲するよう所定間隔おきに
複数装着せしめたことを特徴とする鉄螺旋杭引抜き用ケ
ーシング装置である。
径を有するケーシング体を長尺矢板の下方部に取着し、
矢板の外側部に沿ってエアージェットパイプとウオータ
ージェットパイプとを延設し、前記ケーシング体の外側
面部よりケーシング体の内側方向にエアーとウオーター
とを噴射し、さらにガイド板部の上面部より前記板部に
沿って下方部へ、エアーとウオーターとが噴射するよう
に前記両パイプより夫々枝わかれ状態に装着せしめ、ケ
ーシング体の内側面より中心方向に、中央部において螺
旋杭が嵌挿可能な形状のガイド板部を突設し、前記ガイ
ド板部の前方下方端部を切欠し傾斜状部を形成すると共
に、突設した各ガイド板部を前記杭の径より若干大きい
径のリング状固定部をもって支持せしめ、さらにケーシ
ング体の下方部に、拾い込み部を内側方にピン機構を介
して常時折曲するよう所定間隔おきに複数装着せしめて
鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置を構成し、
旋杭の頭部を発見して、頭部を前記ケーシング装置を構
成するガイド板部の中央のリング状固定部内に挿入し、
頭部挿入後エアー及びウオータージェットパイプ先端の
ノズルからエアーとウオーターとを噴射せしめて、杭に
沿って杭周辺の土石を排除しながらケーシング体と矢板
等を前記ケーシング体の下方部が螺旋部より下方に位置
するまで降下せしめ、前記両ノズルから噴射するジェッ
ト状のエアーとウオーターによって螺旋部下方及びその
周辺の土石を排除し、排除後は拾い込み部を螺旋部の裏
面を抱え状態となし、螺旋杭の頭部への玉掛け作業後、
前記杭、ケーシングを引抜くようにしたことを特徴とす
る螺旋杭引抜き施工法である。
る。
の頭部を潜水作業によって探してやる。前記杭の頭部が
発見されたら、頭部をケーシング体内に突設しているガ
イド板部の前方下方部の傾斜状部によって、より一層ス
ムーズに、リング状固定部によって固着されている嵌挿
部内に挿入できる。
ホースより分岐されている噴射ノズルを、ケーシング体
の上方部と、外側面部よりケーシング体の内側方向に対
し、さらにケーシング体の底部より内側方向に、ジェッ
ト状にエアーとウオーターとを噴射する機構にしている
ので、ガイド板部の前方部によって形成されている杭嵌
挿部によって、杭をケーシング体の中央に位置させなが
らケーシング体を螺旋部の下方部にまできわめて容易
に、しかも迅速に降下せしめることができる。
ているか、否かを容易に知ることができなかった従来の
場合と異なって、確実に杭の中央を常時確保できる。
して、鉄螺旋杭の頭部から螺旋部まで、土石を排除しな
がら、しかも螺旋部の上面部と裏面部の周辺の土石をジ
ェット状に噴射するエアーとウオーターとによって確実
に排除し、さらにケーシング体の底部に装着している拾
い込み部が螺旋部の裏面に廻って該螺旋部を下方より抱
いた状態となっている。
杭の最下端部に位置したら、ジェットノズルを停止し、
杭頭部に玉掛けを行って、杭とケーシング体等とを引抜
くようにする。上記の杭引抜き作業時において、杭は、
ケーシング体のガイド板部によって形成されている嵌挿
部内に嵌挿したまゝ引抜かれる。
工程によって処理される。
ある。
む)にして、且鉄螺旋杭1の径より若干大きい径を有す
るケーシング体aの内側面2より中心方向に、中央部に
おいて螺旋杭1が嵌挿可能な形状のガイド板部3を突設
し、突設した各ガイド板部3を前記杭1の径より若干大
きい径のリング状固定部4をもって支持する。1’は螺
旋部、3’は嵌挿部である。
み部7を内側方にピン機構6を介して常時折曲するよう
所定間隔を設けて装着する。
8に取着し、矢板bの外側部に沿ってエアージェットパ
イプ9とウオータージェットパイプ10とを延設する。
前記ケーシング体aの外側面部11よりケーシング体a
の内側方向にエアーとウオーターとを噴射し、さらにガ
イド板部3の上面部より前記板部3に沿って下方部へ、
エアーとウオーターとが噴射するように両パイプ9、1
0より夫々枝わかれ状態に装着する。
下方部とを切欠した傾斜状部である。
14もケーシング体aと矢板bとの補強材である。
取着したノズル、10aはウオータージェットパイプ1
0の先端部に装着した逆止弁一体ノズルである。
オーターノズルである。
6は海中である。17はクレーン船、18は機材台船、
19は水槽タンク、20はジェットカッター、21は発
電機、22は材料台船である。
イド板部を中心に向って突設し、杭の嵌挿部をリング状
固定部を取着して形成すると共に、前記ガイド板部の前
方下方部を切欠して傾斜状部を形成し、さらにケーシン
グ体の下方部に、内側方に拾い込み部がピン機構を介し
て常時折曲するよう所定間隔おきに複数装着せしめたの
で、地中に打込まれている螺旋杭の頭部を、海水の流れ
によってケーシング体が揺動しても、潜水夫らがきわめ
て容易に、しかも確実に前記嵌挿部内に嵌挿せしめるこ
とができると共に、さらにエアーとウオーターとをジェ
ット噴射させて杭の外側にある土石を排除しながら徐々
に降下し、しかも螺旋部の上面部と裏面部の土石をもエ
アーとウオーターとをジェット状に噴射させることによ
って排除せしめ、打込まれている鉄螺旋杭の下方部の螺
旋部にまで杭の周縁部の土石を均一に排除せしめて降下
させ、従って従来の杭引抜き工法よりも、杭引抜き作業
能率を著しく高めることができる利点を併有している。
切欠正面図である。
ある。
ジェットパイプの先端部のノズルから噴射している状態
を示す図である。
る杭の頭部に嵌挿した状態を示す図である。
を示す図である。
到達させた状態を示す図である。
ある。
・・螺旋部 1a・・・頭部 2・・・内側面 3・・・ガイド
板部 3’・・・嵌挿部 4・・・固定部 5、8・・・
下方部 6・・・ピン機構 7・・・拾い込み部 b・・・
長尺矢板 9・・・エアージェットパイプ 9’・・・直角エア
ーノズル 9a・・・ノズル 10・・・ウオータージェットパ
イプ 10’・・・ウオーターノズル 10a・・・逆止弁
一体ノズル 11・・・外側面部 12・・・傾斜状部 13、
14・・・補強材 15・・・地中 16・・・海中 17・・・クレ
ーン船 18・・・機材台船 19・・・水槽タンク 20
・・・ジェットカッター 21・・・発電機 22・・・材料台船
Claims (2)
- 【請求項1】螺旋杭の径より若干大きい径を有するケー
シング体を長尺矢板の下方部に取着し、矢板の外側部に
沿ってエアージェットパイプとウオータージェットパイ
プとを延設し、前記ケーシング体の外側面部よりケーシ
ング体の内側方向にエアーとウオーターとを噴射し、さ
らにガイド板部の上面部より前記板部に沿って下方部
へ、エアーとウオーターとが噴射するように前記両パイ
プより夫々枝わかれ状態に装着せしめた鉄螺旋杭引抜き
用ケーシング装置において、 ケーシング体の内側面より中心方向に、中央部において
螺旋杭が嵌挿可能な形状のガイド板部を突設し、前記ガ
イド板部の前方下方端部を切欠し傾斜状部を形成すると
共に、突設した各ガイド板部を前記杭の径より若干大き
い径のリング状固定部をもって支持せしめ、さらにケー
シング体の下方部に、拾い込み部を内側方にピン機構を
介して常時折曲するよう所定間隔おきに複数装着せしめ
たことを特徴とする鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置。 - 【請求項2】螺旋杭の径より若干大きい径を有するケー
シング体を長尺矢板の下方部に取着し、矢板の外側部に
沿ってエアージェットパイプとウオータージェットパイ
プとを延設し、前記ケーシング体の外側面部よりケーシ
ング体の内側方向にエアーとウオーターとを噴射し、さ
らにガイド板部の上面部より前記板部に沿って下方部
へ、エアーとウオーターとが噴射するように前記両パイ
プより夫々枝わかれ状態に装着せしめ、ケーシング体の
内側面より中心方向に、中央部において螺旋杭が嵌挿可
能な形状のガイド板部を突設し、前記ガイド板部の前方
下方端部を切欠し傾斜状部を形成すると共に、突設した
各ガイド板部を前記杭の径より若干大きい径のリング状
固定部をもって支持せしめ、さらにケーシング体の下方
部に、拾い込み部を内側方にピン機構を介して常時折曲
するよう所定間隔おきに複数装着せしめて鉄螺旋杭引抜
き用ケーシング装置を構成し、 海または河川等の地中に打込まれている螺旋杭の頭部を
発見して、頭部を前記ケーシング装置を構成するガイド
板部の中央のリング状固定部内に挿入し、頭部挿入後エ
アー及びウオータージェットパイプ先端のノズルからエ
アーとウオーターとを噴射せしめて、杭に沿って杭周辺
の土石を排除しながらケーシング体と矢板等を前記ケー
シング体の下方部が螺旋部より下方に位置するまで降下
せしめ、前記両ノズルから噴射するジェット状のエアー
とウオーターによって螺旋部下方及びその周辺の土石を
排除し、排除後は拾い込み部を螺旋部の裏面を抱え状態
となし、螺旋杭の頭部への玉掛け作業後、前記杭、ケー
シングを引抜くようにしたことを特徴とする螺旋杭引抜
き施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145631A JP2614601B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置及び引抜き施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145631A JP2614601B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置及び引抜き施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07331658A JPH07331658A (ja) | 1995-12-19 |
JP2614601B2 true JP2614601B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=15389479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145631A Expired - Fee Related JP2614601B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 鉄螺旋杭引抜き用ケーシング装置及び引抜き施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614601B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104141306A (zh) * | 2013-05-07 | 2014-11-12 | 上海建工五建集团有限公司 | 一种振动半套管拔桩装置及其使用方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045315A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-09 | Shimizu Corp | 緩土装置 |
DE4215378C1 (de) * | 1992-05-11 | 1993-09-30 | Siemens Ag | Thyristor mit Durchbruchbereich |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6145631A patent/JP2614601B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07331658A (ja) | 1995-12-19 |
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