JP2620130B2 - 鋼管柱列土留壁の施工方法及びそれに使用されるヤットコ - Google Patents

鋼管柱列土留壁の施工方法及びそれに使用されるヤットコ

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、根切りを行う際の土留壁等として使用さ
れる鋼管柱列土留壁の施工方法及びそれに使用されるヤ
ットコに関する。
「従来の技術及びその課題」 従来のこの種の鋼管柱列土留の施工方法としては、第
5図に示すように、鋼管杭の天端位置が地表面GLより下
方(一次根切りの底部付近)に埋設されるとともに、鋼
管杭の一側面が二次根切りされるようにしたものが知ら
れている。
この鋼管柱列土留壁の施工方法を図面を用いて簡単に
説明すると、該土留壁は地盤G中の所定の場所にオーガ
等によってソイル・セメント柱が造成された後、このソ
イル・セメント柱の中に鋼管杭1が挿入され、さらに鋼
管杭1が水平方向(紙面に対して直交する方向)に連続
的に並設されることによ構築されるようになっている。
そして、鋼管杭1の天端位置が地中の所定深さに位置さ
れるためには、第6図に示すように、鋼管杭1の上部に
所定長l1(l1=一次根切り深さと同程度の長さ)の仮設
鋼管2を溶接接続した状態で、該仮設鋼管2の天端が地
表付近に位置するように鋼管杭1を地盤G中に埋設した
後、一次根切りを行って仮設鋼管2を露出させ、つい
で、第7図に示すように、仮設鋼管2を吊り上げたまま
地盤G中に埋設された状態の鋼管杭1から溶断し、該仮
設鋼管2を撤去するようにしている。そして、仮設鋼管
2を撤去した後には、第5図に示すように、鋼管柱列土
留壁の一側面を所定の深さl2だけ二次根切りする。
ところが、上記従来の鋼管柱列土留壁の施工方法にあ
っては、鋼管杭1をその天端が所定の深さに達するまで
埋設した後に、一次根切りを行って、鋼管杭1から仮設
鋼管2を撤去するようにしているが、この撤去作業の工
程がクリティカルパスの障害となり工期遅延の原因とな
っていること、また、仮設鋼管2は荷吊り状態で溶断作
業を行うが、このような溶断作業には、例えば、埋設時
に仮設鋼管2内に侵入したソイルセメントが落下した
り、その他諸々の危険を伴うこと、さらに、撤去された
仮設鋼管2は再使用されことがなく不経済であること等
の課題があった。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、鋼
管柱列土留壁を経済的に、安全かつ能率良く施工するこ
とができる鋼管柱列土留壁の施工方法及びそれに使用さ
れるヤットコを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本発明は、前記目的を達成するために、鋼管杭の頭部
が地表付近に位置する程度の深さの竪穴を地中に設ける
とともに該竪穴内に前記鋼管杭を配置した後、該鋼管杭
の上部にヤットコを着脱自在に接続し、ついで、該竪穴
からヤットコが接続された鋼管杭を取り出して、所定の
場所にヤットコ頭部が地表面付近に位置するまで前記鋼
管杭を埋設した後、該鋼管杭から前記ヤットコを取り外
すような方法を用いている。
また、前記の鋼管柱列土留壁の施工方法に使用される
ヤットコは、埋設する鋼管杭の上部に接続される筒状の
ヤットコ本体と、該ヤットコ本体の外周部に周方向に沿
って複数個配設されかつ長手方向に沿って延在するボル
トとを備えてなり、該ボルトはその頭部が前記ヤットコ
本体の上端面付近に上方へ引き抜き自在に係止される一
方、その下端のねじ部がヤットコ本体の下端部付近に固
定された第1のナットに着脱自在に螺合され、さらにヤ
ットコ本体の下端面から突出するねじ部の先端付近には
前記鋼管杭の天端付近に固定される第2のナットが螺着
されるような構成とされている。
「作用」 本発明の方法にあっては、鋼管杭を設置する場所とは
異なる場所にヤットコ装着用の竪穴を設け、該竪穴に鋼
管杭を配置して、鋼管杭の頭部を地表面付近に位置させ
た状態で、その上部にヤットコを装着するようにしてい
るため、ヤットコが鋼管杭に容易にかつ迅速かつ確実に
装着される。そして、鋼管杭を所定の場所に埋設した後
には、ヤットコは該鋼管杭から分離させて取り外される
ことにより、再使用が可能となる。
また、本発明のヤットコにあっては、ヤットコ本体の
外周部に取り付けられたボルトの先端に螺着された第2
のナットを、鋼管杭の天端付近に固定することによりヤ
ットコが鋼管杭に接続される。また、鋼管杭を所定の場
所に埋設した後は、前記ボルトを第1及び第2のナット
から螺脱させて、ヤットコ本体の上部から抜き取ること
により、ヤットコと鋼管杭とが分離される。
「実施例」 以下、本発明を図面を参照しながら説明する。第1図
ないし第4図は、本発明の鋼管柱列土留壁の施工方法及
びヤットコの一実施例を示すものである。これらの図に
おいて、従来の技術に示した構成要素と同一の要素につ
いては、同一符号を付してその説明を省略する。
まず、第1図は、本実施例のヤットコを用いて地盤G
中に設置された鋼管柱列土留壁Wを示すものであり、該
土留壁Wを構成する鋼管杭1の天端は、地表面GLから一
次値切り深さl1付近に位置しており、土留壁Wの一側面
は二次根切りされている。そして、図中鋼管杭1の上端
に地表面GLまで設けられた破線で示す部分は、鋼管杭1
を埋設する際に用いたヤットコ10である。
つぎに、第2図を用いて、本実施例のヤットコについ
て説明する。
ヤットコ10は、地盤G中に埋設される鋼管杭1の天端
を一次根切り深さに配設することが可能なように、所定
の長さl1(l1=一次根切り深さと同程度の長さ)に形成
され、かつ該鋼管杭1と略同一の外径寸法と同一あるい
はわずかに厚い肉厚を有する鋼管によってヤットコ本体
10aが製作されている。該ヤットコ本体10aの天端には天
井板11が固定されており、該天井板11の外周部には鋼管
の外周面10bより外側に突出しかつ周方向に90゜毎に離
間して設けられる4個の吊りボルトの貫通孔11aが形成
されている。そして、前記ヤットコ本体10aの下端部
(鋼管杭との接続部)付近には、ヤットコ本体の外周面
10bの周方向に沿って前記貫通孔11aと対応する位置にナ
ット(第1のナット)12,12,・・が配設固定されてお
り、前記天井板11と各ナット12との間には、ヤットコ本
体10aの外周部10bに沿って長手方向に延在する吊りボル
ト13,13,・・が取り付けられている。各吊りボルト13
は、ヤットコ本体10の全長よりわずかに長尺に形成され
ており、先端には前記ナット12と螺合されるねじ部13a
が形成されている。
さらに、天井板11の貫通孔11aが形成された位置に
は、該天井板11の底面側とナット12の上端面との間にヤ
ットコ本体10aの側面に沿って延在するスリーブ14が固
定されており、該スリーブ14の略中間部分はヤットコ本
体の外周面10bに固定されたガイド部材15,15によって支
持されている。そして、前記吊りボルト13は、その先端
のねじ部13aを天井板11の上面に配設されたカラー11bを
介して貫通孔11aから挿通させ、ついでスリーブ14内を
通過させた後、ナット12に螺合させることにより、ヤッ
トコ本体10aの側部に固定されるようになっている。
さらに、前記のようにしてヤットコ本体10aに固定さ
れた吊りボルト13は、その先端のねじ部13aがヤットコ
本体10aの下端面より下方にわずかに突出しており、該
突出したねじ部13aにはナット(第2のナット)16が回
転自在に螺着されている。そして、このナット16は、後
述するように鋼管杭1の頭部付近に溶接固定されること
により、ヤットコ本体10aと鋼管杭1とを接続させるも
のである。
ヤットコ本体10aの天井板11のわずか下方には、鋼管
杭1を地中に埋設した際にヤットコ10と鋼管杭1とを地
表面付近に設けられたガイド部17上に支持するととも
に、ヤットコ10を吊り上げる際の係止部となる一対のサ
ポート部材18が固定されている。また、ヤットコ本体10
aの底部には、該ヤットコ本体を鋼管杭1に装着するた
めの短管10cと複数枚の係止部材10dが設けられている。
短管10cはその外周面がヤットコ本体10aを構成する鋼管
の内周面に嵌合されて、該ヤットコ本体の内部に溶接固
定されたものであり、その全長の略半分がヤットコ本体
の底端面から突出して、鋼管杭1の内部へ嵌合されるよ
うに構成されている。また、係止部材10dは、その先端
部が鋼管杭1の頭部外周面に摺動自在となるように、ヤ
ットコ本体10aの外周面10bの周方向に沿って等間隔に4
枚固定されている。なお、符号19は排気口であり、鋼管
杭1を改良された地盤中に埋設する際に、該鋼管杭1内
にソイル・コンクリート等が容易に侵入可能なように、
複数個形成されたものである。また、ヤットコ本体10a
の側部にはヤットコの引抜を容易とするためのエアーバ
ック(図示せず)が巻き付けられて、該ヤットコ本体10
aの養生を行うようになっている。
つぎに、第4図を用いて、本発明の鋼管柱列土留壁の
施工方法について、その作用とともに説明する。
(i) まず、第4図(a)に示すように、地盤G中に
鋼管杭1の長さと略同程度の深さでかつ鋼管杭1の外径
よりわずかに大径の竪穴(ダメ穴)hを掘削した後、該
竪穴H内に鋼管杭1よりわずかに大径でかつ底板20aが
設けられたダメ穴用鋼管20を設置することにより、ヤッ
トコを装着するための竪穴Hを形成する。なお、該竪穴
Hの周囲には、落下防止用の手摺21を設けておく。
(ii) 第4図(b)に示すように、鋼管杭1の頭部に
吊り金具1aを取り付けて、該吊り金具1aをロープRによ
って吊り上げることにより鋼管杭1を前記竪穴H内に吊
り込む。なお、金具1aは後に撤去する。
(iii) 第4図(c)に示すように、竪穴H内に配置
された鋼管杭1の上部に図示しないクレーン等によって
ヤットコ10を吊り込む。
(iv) つぎに、第4図(d)に示すように、鋼管杭1
の天端内部に短管10cを挿入するとともに鋼管杭1の外
周面に係止部材10dを係止させてヤットコ本体10aを鋼管
杭1の上部に装着した後、吊りボルト13の先端に螺合さ
れた第2のナット16を前記鋼管杭1の天端側部に溶接固
定して、ヤットコ10を鋼管杭1と接続する。なお、吊り
ボルトに螺合されるナットには十分にグリスを塗布して
おく。
(v) 鋼管杭1にヤットコ10が接続されると、第4図
(e)に示すように、該ヤットコ10のサポート部材18を
クレーン等によって吊り上げることにより、ヤットコ装
着用の竪穴Hから引き上げる。
(vi) そして、第4図(f)に示すように、前記ヤッ
トコ10が接続された鋼管杭1を、ソイルセメント柱が設
けられた所定の地盤中に、ガイド部17に沿って埋設させ
る。これによって、鋼管杭1の天端は、一次根切り深さ
に位置することとなる。なお、ガイド部17は、第3図に
示すように、地盤G中に地表面GLよりわずかに深い浅穴
21を掘削し、その内部に鋼管杭1のガイドとなる挿通孔
17aが形成されたガイド部材17bを設け、該ガイド部材17
bの上部に、サポート18を支持する鋼材17cを設けてなる
ものである。
(vii) そして、鋼管杭1をガイド部17に沿って地盤
G中に埋設した後には、鋼管杭1がソイルセメント柱内
で固定されるまで、ヤットコ10をガイド部17上に支持し
ておく。
(viii) 以下同様にして、ヤットコ10が接続された鋼
管杭1を順次所定の地盤改良が施された場所に埋設させ
て鋼管柱列土留壁Wを構築するが、ソイルセメントが硬
化して鋼管杭1が地盤中に固定された後(本実施例では
2〜3時間程度)には、ヤットコ10上部から吊りボルト
13を鋼管杭1の天端側部に固定された第2のナット16及
び第1のナット12から螺脱させて引い抜いた後、ヤット
コ10と鋼管杭1とを分離させ、ついで該ヤットコ10をク
レーン等によって吊り上げて地盤G中から引き抜く。引
き抜かれたヤットコ10は、他の鋼管杭1に接続されて再
使用される。
また、ヤットコ10を引き抜いた後には、鋼管杭1の天
端位置まで一次掘削するとともに、土留壁Wの所定の側
を二次掘削するようにしている。
このように、本実施例の鋼管柱列土留壁Wの施工方法
によれば、鋼管杭1をヤットコ装着用の竪穴H内に吊り
込んで、鋼管杭1の頭部を地表GL付近に位置させた状態
で、該鋼管杭1の上部にヤットコ10を吊り降ろして装着
するようにしているため、鋼管杭1の上部にヤットコ10
を能率良く装着することができるとともに、ヤットコ10
の吊りボルト13の先端に螺着された第2のナット16を鋼
管杭1の天端側部に容易に溶接することができ、ヤット
コ10と鋼管杭1とを効率良く接続することができる。ま
た、鋼管杭1を所定の地盤G中に埋設した後には、接続
用の吊りボルト13をヤットコ10の上部から抜き取ること
により、簡単にヤットコ10が鋼管杭1から分離されるよ
うになっており、施工能率を高めることができるととも
に安全に作業を行うことがでる。また、鋼管杭1から分
離させたヤットコ10は、地盤中から引き抜いて再び他の
鋼管杭に接続して再使用することができ、非常に経済的
である。
なお、本発明のヤットコは、鋼管杭の埋設深さに応じ
て、適宜その長さや肉厚等を設計変更することができる
のは勿論、吊りボルトの長さや本数はそれに応じて適宜
設計変更するようにすればよい。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明の鋼管柱列土留
壁の施工方法にあっては、鋼管杭の頭部が地表付近に位
置する程度の深さの竪穴を地盤中に設けて、該竪穴内に
鋼管杭を配置した後、該鋼管杭の上部にヤットコを着脱
自在に接続するようにしているため、ヤットコを鋼管杭
に容易にかつ効率良く取り付けることができる。そし
て、竪穴からヤットコが接続された鋼管杭を取り出し
て、所定の場所にヤットコ頭部が地表面付近に位置する
まで前記鋼管杭を挿入して埋設するため、ヤットコの長
さを適宜調節することにより、鋼管杭の天端は確実に地
中の所定の深さに位置する。また、鋼管杭が所定の場所
に設置された後には、鋼管杭から前記ヤットコを取り外
すことにより他の鋼管杭に接続されるヤットコとして再
使用することができるため、非常に経済的である。
また、本発明のヤットコは、頭部がヤットコ本体の上
端面付近に上方へ引き抜き自在に係止される一方、先端
部がヤットコ本体の下端部付近に固定された第1のナッ
トに着脱自在に螺合されることによりヤットコ本体の側
部にボルトを取り付け、さらに、ボルトの先端のねじ部
に第2のナットを螺着させて、該第2のナットを鋼管杭
の天端側部に溶接することにより、ヤットコを鋼管杭と
接続させるようにしているため、ヤットコと鋼管杭とを
容易かつ迅速かつ確実に接続することができる一方、鋼
管杭を地盤中に埋設した後には、前記ボルトを第2のナ
ットから螺脱させ、これをヤットコの頭部から抜き取る
ことにより、ヤットコを鋼管杭から容易に分離させるこ
とができ、安全かつ能率的に施工することができる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は地盤柱に構築された鋼管柱列土留壁の側断
面図、第2図(a)はヤットコの平面図、第2図(b)
はヤットコの側面図、第3図は地中に埋設されたヤット
コの側断面図、第4図(a)〜(f)は施工方法を説明
するためのものであり、(a)はヤットコ装着用の竪穴
の側断面図、(b)は鋼管杭が設置された竪穴の側断面
図、(c)はヤットコを吊り込むところを説明する側断
面図、(d)鋼管杭にヤットコを接続するところを示す
側断面図、(e)は竪穴からヤットコと鋼管杭とを吊り
出すところの側断面図、(f)は地盤中に鋼管杭を埋設
するところを示す側断面図、第5図ないし第7図は従来
の技術を示すものであり、第5図は構築された鋼管柱列
の側断面図、第6図は埋設された鋼管杭に接続された仮
設鋼管が露出した状態の鋼管柱の側断面図、第7図は鋼
管杭から仮設鋼管を溶断するところを示す鋼管柱の側断
面図である。 G……地盤、GL……地表面、W……鋼管柱列土留壁、H
……竪穴、1……鋼管杭、10……ヤットコ、10a……ヤ
ットコ本体、11……天井板、12……ナット(第1のナッ
ト),13……ボルト、13a……ねじ部、16……ナット(第
2のナット)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 昌史 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 潮田 喜義 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目3番5 号 日東工業株式会社東京支店内 (72)発明者 桐谷 浩 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目3番5 号 日東工業株式会社東京支店内 (56)参考文献 特開 昭57−66226(JP,A) 特開 昭54−115501(JP,A) 特開 昭60−141921(JP,A) 特開 昭60−141919(JP,A) 実開 昭61−121239(JP,U) 実開 昭56−168541(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管杭の天端が地表面下や水面下の所定の
    深さに位置するように埋設されとともに、該鋼管杭を水
    平方向に複数本並設させることにより土留壁を構築する
    ようにした鋼管柱列土留壁の施工方法であって、前記鋼
    管杭の頭部が地表付近に位置する程度の深さの竪穴を地
    中に設けるとともに該竪穴内に前記鋼管杭を配置した
    後、該鋼管杭の上部にヤットコを着脱自在に接続し、つ
    いで、該竪穴からヤットコが接続された鋼管杭を取り出
    して、所定の場所にヤットコ頭部が地表面付近に位置す
    るまで前記鋼管杭を埋設した後、該鋼管杭から前記ヤッ
    トコを取り外すようにしたことを特徴とする鋼管柱列土
    留壁の施工方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の鋼管柱列土留壁の施工方法
    に使用されるヤットコであって、埋設する鋼管杭の上部
    に接続される筒状のヤットコ本体と、該ヤットコ本体の
    外周部に周方向に沿って複数個配設されかつ長手方向に
    沿って延在するボルトとを備えてなり、該ボルトはその
    頭部が前記ヤットコ本体の上端面付近に上方へ引き抜き
    自在に係止される一方、その下端のねじ部がヤットコ本
    体の下端部付近に固定された第1のナットに着脱自在に
    螺合され、さらにヤットコ本体の下端面から突出するね
    じ部の先端付近には前記鋼管杭の天端付近に固定される
    第2のナットが螺着されていることを特徴とするヤット
    コ。
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