JP6580894B2 - 管状杭の圧入方法、及び打ち下げ装置と管状杭との接続構造 - Google Patents

管状杭の圧入方法、及び打ち下げ装置と管状杭との接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、管状杭の圧入方法、及び打ち下げ装置と管状杭との接続構造に関する。
従来、管状杭を杭圧入機で圧入する場合、対象となる杭を計画レベルまで打ち下げるために、打ち下げ装置が用いられる場合がある(非特許文献1)。
杭圧入機は、管状杭の上端部を把持するクランプ装置と、管状杭を把持するチャック装置と、チャック装置をクランプ装置に対して昇降させる昇降機構とを備えて構成される。
このような杭圧入機は、地盤に圧入された既設の管状杭をクランプ装置で把持して当該既設の管状杭から反力を取り、新たな管状杭をチャック装置で把持して地盤に圧入する。
この圧入される新たな管状杭の上端部に、円筒状の本体を有した打ち下げ装置の下端部を挿し込んだ状態で接続することで、圧入される新たな管状杭の上端が延長されたような形態とする。その上で、上記昇降機構とチャック装置との共働により、新たな管状杭の上端をチャック装置の把持位置より下に打ち下げて、チャック装置で打ち下げ装置を把持しさらに打ち下げることができる。
このような打ち下げ装置を用いた管状杭の圧入方法は、チャック装置の上下ストロークの下死点より下に杭を打ち下げることを可能とする。
また、打ち下げ装置は管状杭の上端部に挿し込まれ、管状杭の上端部がチャック装置の把持力により径方向に潰れるように変形することを抑える。したがって、チャック装置の把持位置が管状杭の上端部までで杭圧入が終わる場合にも、管状杭の上端部に打ち下げ装置を接続することで、管状杭の上端部の変形を抑えて管状杭を地盤に圧入することができる。
一方で、例えば特許文献1にも記載されるように、管状杭圧入時の圧入抵抗を抑える補助工法として、流体供給配管を通して流体物(水・エアー・発泡液等)を圧入される新たな管状杭の先端部の圧入に抗する地盤に吐出しながら杭圧入機を動作させて地盤に圧入する方法が利用されている。
以上の打ち下げ装置と流体物吐出工法とを併用して管状杭を回転圧入する場合、予め、流体物供給装置からのホースと、管状杭の内側に設けられた配管とを接続・離脱可能に構成した上で以下のように行っていた。
まず、流体物供給装置からのホースを圧入される新たな管状杭の内側に設けられた配管に接続するとともに、ホースを水平回転自在に設けるためのスイベルジョイントを同管状杭の上端上に設置する。
次に、当該管状杭を一定の深さまで圧入する。
続いて、当該管状杭からホースを一旦取り外し、打ち下げ装置を当該管状杭の上端に接続する。ホースを打ち下げ装置の内部を通して管状杭の内側に設けられた配管に接続するとともに、スイベルジョイントを打ち下げ装置の上端上に設置する。
次に、当該管状杭を計画レベルまで打ち下げる。
特開2005−127095号公報
ジャイロプレス工法(http://www.giken.com/files/ja/press-in/Press-in_Gyropress_JPA_ver036ja04.pdf)
しかし、以上の打ち下げ装置と流体物吐出工法とを併用した手順によれば、打ち下げ装置を管状杭の上端部に接続する際に、流体物を供給するホースを一旦取り外して再び接続する必要がある。
したがって、流体物の供給を一時的に停止させる必要が生じるため、その間に圧入対象となる地盤が締め固まってしまい、圧入再開後の貫入抵抗の増大、ひいては圧入時間を増大させる要因となっているという問題がある。
また、場合によっては、流体物の供給を一時的に停止させることにより、流体物を吐出する先端ノズルが砂・泥等で詰まってしまい、圧入不能になるおそれもある。圧入不能となった場合は、一旦杭を引き抜き、先端ノズルの詰まりを除去した後、再度圧入施工を実施する必要が生じる。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、打ち下げ装置と流体物吐出工法とを併用した管状杭の地盤への圧入施工を、流体物の供給を停止させることなく実施可能にすることを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、管状杭の上端部を把持するクランプ装置と、管状杭を把持するチャック装置と、前記チャック装置を前記クランプ装置に対して昇降させる昇降機構とを備えた杭圧入機を用いて、地盤に圧入された既設の管状杭を前記クランプ装置で把持して当該既設の管状杭から反力を取り、新たな管状杭を前記チャック装置で把持して地盤に圧入する管状杭の圧入方法であって、
前記新たな管状杭の上端部に、円筒状の本体を有した打ち下げ装置の下端部を挿し込んだ状態で接続手段により接続するととともに、流体物供給配管を前記打ち下げ装置の内部を通して設置する第1工程と、
前記新たな管状杭及び前記打ち下げ装置を吊り上げ、前記新たな管状杭を前記チャック装置に把持させた状態に建て込む第2工程と、
前記流体供給配管を通して流体物を前記新たな管状杭の先端部の圧入に抗する地盤に吐出しながら前記杭圧入機を動作させ、前記チャック装置の把持位置に前記打ち下げ装置が下がるまで前記新たな管状杭を打ち下げて地盤に圧入する第3工程と、を以上の記載の順序で備える管状杭の圧入方法である。
請求項2記載の発明は、前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを前記新たな管状杭の外周面に固設された連結部にのみ連結して、前記打ち下げ装置を前記新たな管状杭による下支えのみによって支持する請求項1に記載の管状杭の圧入方法である。
請求項3記載の発明は、前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを前記打ち下げ装置に設けられた連結部にのみ連結して、前記新たな管状杭を前記接続手段のみによって支持する請求項1に記載の管状杭の圧入方法である。
請求項4記載の発明は、前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを前記打ち下げ装置に設けられた連結部にのみ連結するとともに、前記打ち下げ装置と前記新たな管状杭とを別ワイヤーにより連結して、前記別ワイヤーを、前記新たな管状杭が前記打ち下げ装置から分離しないように作用させる請求項1に記載の管状杭の圧入方法である。
請求項5記載の発明は、前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを、天秤を介して前記打ち下げ装置に設けられた連結部に連結するとともに、同天秤を、分配吊ワイヤーを介して前記新たな管状杭の外周面に固設された連結部に連結して、前記新たな管状杭を前記接続手段及び前記分配吊ワイヤーによって支持する請求項1に記載の管状杭の圧入方法である。
請求項6記載の発明は、円筒状の本体を有する打ち下げ装置の下端部を、管状杭の上端部に挿し込んだ状態で接続する打ち下げ装置と管状杭との接続構造であって、
前記円筒状の本体は、円筒体の上方部と円筒体の前記下端部を同軸に連続させた構造であり、
前記下端部は、前記管状杭の内側に嵌入される上部嵌合部と、当該上部嵌合部の下端に続き当該上部嵌合部より小径の下部係合部とを有し、
前記下部係合部の外周面から径方向外側に突出するように打ち下げ装置側抜け止め係合部が設けられ、
前記管状杭の内周面から径方向内側に突出するように杭側抜け止め係合部が設けられ、
前記下端部が前記管状杭に挿し込まれた後前記管状杭に対して相対的に回動することで、前記打ち下げ装置側抜け止め係合部が前記杭側抜け止め係合部の下側に配置されて前記打ち下げ装置が前記管状杭から抜けることを阻止するように係合可能にされた打ち下げ装置と管状杭との接続構造である。
本発明によれば、管状杭の上端部に打ち下げ装置の下端部を接続するとともに、流体物供給配管を打ち下げ装置の内部を通して設置した後、管状杭及び打ち下げ装置を杭圧入機のチャック装置に把持させた状態に建て込むので、打ち下げ装置と流体物吐出工法とを併用した管状杭の地盤への圧入施工を、流体物の供給を停止させることなく実施可能である。
本発明の第1実施形態に係る打ち下げ装置の側面図(内部可視化)である。 本発明の第1実施形態に係る打ち下げ装置及びこれに接続する管状杭の側面図(内部可視化)で、吊り方の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る打ち下げ装置及びこれに接続する管状杭の側面図(内部可視化)で、吊り方の他の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る打ち下げ装置及びこれに接続する管状杭の側面図(内部可視化)で、吊り方の他の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る打ち下げ装置及びこれに接続する管状杭の側面図(内部可視化)で、吊り方の他の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る管状杭の圧入方法の各工程を示す図(内部可視化)である。 本発明の第1実施形態に係る管状杭の圧入方法に用いられる杭圧入機や杭の側面図(内部可視化)である。 本発明の第2実施形態に係る打ち下げ装置の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る打ち下げ装置及びこれに接続する管状杭の側面図(内部可視化)で、吊ワイヤーも示す。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
〔第1実施形態〕
まず、図1から図7を参照して本発明の第1実施形態につき説明する。なお、「上端」「下端」「下側」等の上下関係を示す用語は、打ち下げ装置を上に管状杭を下にして立てた状態における上下を基準としている。
本発明の第1実施形態に係る打ち下げ装置の側面図を図1に、これに接続する管状杭を含めた側面図を図2から図6に、さらに杭圧入機を含めた側面図を図7に示す。なお、図1から図7には、スイベルジョイント14の上端部14bに接続する流体物供給装置からのホース4を図示し、下記第2実施形態(図8,9)のスイベル架台13及びホース23は設けられず、スイベルジョイント14の下端部14aに比較的高さがある形態を図示する。
本実施形態は、管状杭の上端部に、円筒状の本体を有した打ち下げ装置の下端部を挿し込んだ状態で接続させるための接続手段として、管状杭には特別な構成は設けず、打ち下げ装置40の管状杭20に挿入される下端部であるクランプ装置41を同接続手段としたものである。このクランプ装置41は、杭圧入機30のクランプ装置32(図7参照)と同様の機構のもので、管状杭の内周面を押圧する押圧部材やこれを進退動作させ、所定の把持力を達成するための押圧力を発揮できるシリンダ装置を有し、打ち下げ装置40全体の重量は比較的大きくなる(下記第2実施形態比)。
図2、図3、図4又は図5に示すように本実施形態の打ち下げ装置40を管状杭20の上端部にクランプ装置41によって接続するととともに、流体物供給配管15を打ち下げ装置40の内部を通して設置する第1工程を実施し、その後の第2工程の吊り上げ時おいて、これをクレーンにより吊り上げる際の連結方法として以下の4つを説明する。
図2に示すように、第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤー9を新たな管状杭20の外周面に固設された吊り用連結部24にのみ連結して、打ち下げ装置40を新たな管状杭20による下支えのみによって支持する。打ち下げ装置40はクランプ装置41が付属する分重量が大きい。吊ワイヤー9及び吊り用連結部24が耐久する安全な範囲で実施することができない恐れがある場合などは、以下のいずれかの方法を実施するとよい。
図3に示すように、第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤー9を打ち下げ装置40に設けられた吊り用連結部42にのみ連結して、新たな管状杭20を接続手段(クランプ装置41)のみによって支持する。
この連結方法にあたっては、予め、打ち下げ装置40と管状杭20とを合わせた重量に耐えられるように吊り用連結部42を構成しておく。
この連結方法の場合、クランプ装置41による把持力によって管状杭20の重量に耐えられるかが懸念点となり得る。すなわち、管状杭20が打ち下げ装置40に対してずれ下がったり、分離し落下したりしないかが懸念点となり得る。懸念される場合などは、以下のいずれかの方法を実施するとよい。
図4に示すように、第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤー9を打ち下げ装置40に設けられた吊り用連結部42にのみ連結するとともに、打ち下げ装置40と新たな管状杭20とを別ワイヤー3により連結して、別ワイヤー3を、新たな管状杭20が打ち下げ装置40から分離しないように作用させる。
別ワイヤー3の上端は、打ち下げ装置40に特別に設けられた連結部45に連結プレート44を介して連結し、別ワイヤー3の下端は、図2に示した方法でも利用した吊り用連結部24に連結する。連結プレート44の別ワイヤー3との連結部は、打ち下げ装置40の外周より外方に張り出しており、別ワイヤー3と打ち下げ装置40との干渉を防止する。
この連結方法によれば、管状杭20が打ち下げ装置40に対して若干ずれ下がることがあっても、別ワイヤー3が緊張し(張力が増し)、それ以上ずれ下がって管状杭20と打ち下げ装置40と分離しないように保持することができる。管状杭20の重量がかかってもクランプ装置41が管状杭20から抜けないように、別ワイヤー3の長さと機械的特性を選定する。
吊り上げ前に別ワイヤー3に緩みがある状態で連結した場合、別ワイヤー3に緩みがある間は、図3に示した方法と同様に管状杭20をクランプ装置41のみによって支持することとなる。
図4に示した連結方法で生じうる管状杭20の若干のすれ下がりを防止するためには、以下の方法を実施するとよい。
図5に示すように、第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤー9を、天秤43を介して打ち下げ装置40に設けられた吊り用連結部42に連結するとともに、天秤43を、分配吊ワイヤー2を介して新たな管状杭20の外周面に固設された吊り用連結部24に連結して、新たな管状杭20を接続手段(クランプ装置41)及び分配吊ワイヤー2によって支持する。天秤43の分配吊ワイヤー2との連結部は、打ち下げ装置40の外周より外方に張り出しており、分配吊ワイヤー2と打ち下げ装置40との干渉を防止する。
天秤43は、クランプ装置41及び吊り用連結部42による連結を介して管状杭20及び打ち下げ装置40の重量を支持するのみならず、分配吊ワイヤー2を引き上げる方に回動することで、管状杭20を打ち下げ装置40に対して押し上げるように支持する。これにより、吊り上げの初期から、管状杭20を打ち下げ装置40に対して押し付けるように支持する力が作用し、管状杭20が打ち下げ装置40に対してずれ下がることを防止し、当然に分離することを防止する。管状杭20が打ち下げ装置40に対してずれ下がらなくても、吊り上げ時に管状杭20を打ち下げ装置40に対して押し付けるように支持する力が作用する。
改めて図6及び図7を参照して、管状杭の圧入方法につき説明する。
まず、図6(a)に示す新たな管状杭20内に、図6(b)に示すように流体物供給配管を施工する。管状杭20内に施工する流体物供給配管は、パイプ22と、配管継手25である。パイプ22は、管状杭20の軸方向に沿って配置され管状杭20の内周面に固定される。また、パイプ22の上端には配管継手25が設けられる。
次に、図6(b)→(c)に示すように、打ち上げ装置40のクランプ装置41を管状杭20に挿し込み、さらに打ち下げ装置40の内部を通した状態でホース15と配管継手25とを接続する。
以上のようにして、新たな管状杭20の上端部に、円筒状の本体を有した打ち下げ装置40の下端部であるクランプ装置41を挿し込んだ状態で接続手段であるクランプ装置41により接続するととともに、流体物供給配管(ホース15)を打ち下げ装置の内部を通して設置する(第1工程)。
なお、以上の図6(a)から(c)までの工程は、作業性のため打ち下げ装置40及び管状杭20を横倒しにした状態で行う。
次に、図6(d)に示すようにクレーンからの吊ワイヤー9等の吊り具を、図2から図5を参照して説明したいずれかの方法により連結する。図6では代表して図5に示した連結構造を示した。
次に、そのクレーンによって新たな管状杭20及び打ち下げ装置40を吊り上げ、新たな管状杭20を図7に示す杭圧入機30のチャック装置36に把持させた状態に建て込む(第2工程)。
杭圧入機30の構成、機能は次の通りである。
杭圧入機30は、サドル31の下部に設けられたクランプ装置32と、サドル31上を前後動可能に設けられたスライドベース33と、スライドベース33上に旋回可能に立設されたマスト34と、昇降機構35と、昇降機構35を介してマスト34に支持されたチャック装置36とを備える。昇降機構35の動作により、チャック装置36をマスト34、従ってクランプ装置32に対して昇降させることができる。
クランプ装置32は、管状杭に挿入され管状杭の内周面に向かって進退し当該内周面を押圧する押圧部材を放射状に複数配置して有し、各押圧部材を互いに径方向に離れるように拡開させることで管状杭の上端部を内側から把持する。
チャック装置36は、管状杭が挿入される開口を有するとともに、当該開口に挿入された管状杭の外周面に向かって進退し当該外周面を押圧する押圧部材を放射状に複数配置して有し、各押圧部材を互いに径方向に近づくように縮閉させることで管状杭を外側から把持する。また、チャック装置36は、把持した管状杭20や打ち下げ装置40を回転させる機能を有し、杭圧入機30は回転圧入工法が実施可能である。
図7に示す杭圧入機30は、地盤に圧入された既設の管状杭20a,20b,20cをクランプ装置32a,32b,32cで把持して当該既設の管状杭20a,20b,20cから反力を取り、新たな管状杭20eをチャック装置36で把持して地盤に圧入する管状杭の圧入方法を実施可能である(図7はさらにサドル31が前進した場面)。
スイベルジョイント14の上端部14bに、流体物供給装置からのホース4を接続し、同ホース4と、ホース15とがスイベルジョイント14を介して流体物を流通させるように接続する。スイベルジョイント14の上端部14bに接続するホース4をサポートアーム16の先端に支持された掛け金17に掛ける。なお、このホース4の接続は、次の流体物吐出を行う前であれば、どの段階で行ってもよいが、クレーンによって新たな管状杭20及び打ち下げ装置40を吊り上げる前に行うことが好ましい。管状杭20及び打ち下げ装置40が不安定な状態での接続作業やや高所での接続作業を回避できるからである。
次に、流体供給配管(4,14,15,22,25を含む)を通して流体物を新たな管状杭20eの先端部の圧入に抗する地盤に吐出しながら杭圧入機30を動作させ、チャック装置36の把持位置に打ち下げ装置40が下がるまで新たな管状杭20eを打ち下げて地盤に圧入する(第3工程)。
チャック装置36の把持位置に打ち下げ装置40が下がるまでとは、図7に示すように直接に打ち下げ装置40の管状杭20より上方の部分を把持するまでに限らず、直接的には管状杭20を把持するけれども、チャック装置36の把持位置の上下方向範囲に打ち下げ装置40の最下端が進入していればよい。チャック装置36の把持力による管状杭20の潰れを防止して、打ち下げ装置40を使用する意義が顕在化するからである。
なお、管状杭20eを計画レベルまで打ち下げた後、チャック装置36による打ち下げ装置40の把持を維持しつつ、クランプ装置32の把持解除、サドル31の上昇、サドル31の前進、サドル31の下降、クランプ装置32の再把持に過程により、既設の管状杭20b,20c,20dをクランプ装置32a,32b,32cで把持すると図7に示す状態となり、管状杭20eの先にさらに管状杭の圧入が行える。
〔第2実施形態〕
次に、図8、図9を参照して本発明の第2実施形態につき説明する。
図8に本発明の第2実施形態に係る打ち下げ装置の側面図を示す。図9に、第2実施形態に係る打ち下げ装置を鋼管杭に接続した状態の側面図を示す。上記第1実施形態と共通の要素に同符号を付す。
本実施形態の打ち下げ装置10は、円筒状の本体11を有する。円筒状の本体11は、上方部11a及び下端部11bの各円筒体(鋼管)を同軸に連続させた構造である。上方部11aは、管状杭の上方に配置される部分であり、下端部11bは、管状杭の上端部に挿し込まれる部分である。上方部11aの外径は管状杭の外径程度にされている。
下端部11bは、上部嵌合部11b1と、下部係合部11b2とを有する。上部嵌合部11b1は、上方部11aの下端に続く円筒体で上方部11aより半径が管状杭の厚み程度小径にされており、管状杭の内側に嵌入される。上部嵌合部11b1の外周面(管状杭の内側に嵌合する面)は、一周に亘って連続する必要はなく、周方向に間隔隔てて部分的に突出した複数の部分で構成してもよい。例えば、中心角30〜45度程度の範囲で最外径部を構成する突出部分3〜6つを、周方向に分散して配置した構造である。その突出部分を着脱自在の鋼板プレート(断面円弧状の鋼板プレートとなる)として、径方向の厚みの異なる鋼板プレートに交換することで、外径が同一で厚みの異なる(従って内径が異なる)管状杭に対応するように実施することができる。もちろん、その着脱式の鋼板プレートを複数枚装着することによって、管状杭の内側に嵌合する外周面が、一周に亘って連続する結果となっても構わない。
下部係合部11b2の外周部に、打ち下げ装置側抜け止め係合部12a及び回動規制部12bが同じ厚みで設けられている。打ち下げ装置側抜け止め係合部12a及び回動規制部12bは、鋼板でL字状に構成され、溶接により下部係合部11b2の外周面に接合されて当該外周面から径方向外側に突出するように設けられる。回動規制部12bは、打ち下げ装置側抜け止め係合部12aの周方向の一端部に連続して上端方向へ延設されるように形成されている。
下部係合部11b2は、上部嵌合部11b1の下端に続く円筒体で上部嵌合部11b1より半径が打ち下げ装置側抜け止め係合部12a(以下「装置側抜け止め係合部12a」)の厚み程度小径である。装置側抜け止め係合部12a及び回動規制部12bの表面の半径位置が上部嵌合部11b1の外径位置に相当する。
装置側抜け止め係合部12aとこれに連続する回動規制部12bとを合わせて回動規制付抜け止め係合部12と呼ぶ。回動規制付抜け止め係合部12は、下部係合部11b2の中心軸周りに180度反対側にも設けられている。したがって、装置側抜け止め係合部12a及び回動規制部12bの表面が管状杭の内側に嵌合する。
2つの回動規制付抜け止め係合部12の間に装置側抜け止め係合部12aをさらに設けてもよい(本実施形態では設けられていないものとする。)。
2つの回動規制付抜け止め係合部12の間に、これと同厚みの鋼板を設けて、単に管状杭の内側に嵌合する部分としてもよい(本実施形態では設けられていないものとする。)。
上方部11aには、作業や確認のための窓11a1と、挟締金具用の開口11a2が設けられている。挟締金具用の開口11a2は、上方部11aと上部嵌合部11b1との段差の近傍に設けられ、窓11a1はそれより上部に設けられる。開口11a2を通して跨らせた挟締金具8(図9参照)の両側の押圧部が、上部嵌合部11b1の位置まで届けばよい。
上方部11aの上端部には、スイベル架台13が立設固定されており、スイベル架台13にスイベルジョイント14が設置されている。スイベルジョイント14は上方部11aの上端より上方で中央寄りに配置される。
スイベルジョイント14の下端部14aは、スイベル架台13に固定されている。スイベルジョイント14の上端部14bは、下端部14aに対して回転自在に連結されており、その回転の軸が円筒状の本体11の軸方向となるようにスイベルジョイント14は設置されている。
スイベルジョイント14の下端部14aにホース15が接続されている。ホース15は、本体11の内部を通って本体11の下端開口から延出する長さとされている。
スイベルジョイント14の上端部14bには、流体物供給装置からのホース(図2に示すホース4と同じ)が接続され、同ホースと、上記ホース15とがスイベルジョイント14を介して流体物を流通させるように接続可能である。
また、上記第1実施形態と同様に、スイベルジョイント14の上端部14bには、スイベルジョイント14の回転軸に垂直な方向へ延在するようにサポートアーム16の一端が固定されており、サポートアーム16の他端には掛け金17が固定されている。スイベルジョイント14の上端部14bに接続するホースを掛け金17に掛けて、打ち下げ装置10やこれに接続する管状杭等に接触しないように離される。
管状杭20に対しては、まず、位置規制治具を用いて杭側抜け止め係合部21を管状杭20の内周面に溶接する。
位置規制治具は、管状杭の開口端に嵌るリング部と、このリング部に一端が固定され、他端にL字部が形成されたアーム部とを備える。リング部を管状杭20の上端の開口端に嵌め、アーム部が管状杭20内に挿入されるように配置すると、アーム部が管状杭20の内周面に沿って配置され、管状杭20の上端から所定の深さ位置にL字部が配置される。杭側抜け止め係合部21の接合面を管状杭20の内周面に当てるとともに、L字部によって管状杭20の軸方向及び周方向について位置規制されるように杭側抜け止め係合部21の2端面をL字部に当てて配置し、この位置で杭側抜け止め係合部21を管状杭20の内周面に溶接する。
次に、図9に示すように、地盤に圧入する新たな管状杭(鋼管杭)20の上端部に、打ち下げ装置10の下端部11bを挿し込んだ状態で接続手段により接続する。管状杭20の内周部に杭側抜け止め係合部21が設けられている。杭側抜け止め係合部21は管状杭20の内周面から径方向内側に突出するように設けられている。下端部11bの外周と管状杭20の内周との嵌め合いと、抜け止め係合部12と抜け止め係合部21との係合により、打ち下げ装置10を管状杭20に抜けないように接続する接続手段が構成されており、以下の手順で接続する。
まず、回動規制付抜け止め係合部12と杭側抜け止め係合部21との接触を回避しながら、管状杭20の上端部に打ち下げ装置10の下端部11bを挿し込む。管状杭20の上端が上方部11aの下端に当接したら、それ以上挿入できないように止まる。
このように下端部11bを管状杭20に挿し込んだ後、杭側抜け止め係合部21が回動規制部12bに当接するまで管状杭20に対して打ち下げ装置10を回動させる(図9中矢印A方向)。このことで、装置側抜け止め係合部12aが杭側抜け止め係合部21の下側に配置されて打ち下げ装置10が管状杭20から抜けることを阻止するように係合させる。
本実施形態では、以上のような係合が可能にされた打ち下げ装置10と管状杭20との接続構造を採用する。なお、打ち下げ装置10と管状杭20とを接続する際には、横倒しになった状態で行う。
以上により、打ち下げ装置10と管状杭20とを接続した後、ホース23の他端と、ホース15のスイベルジョイント14の逆側の端部には、互いに接続する配管継手26が設けられるので、これを接続する。
ホース23を設けず、上記第1実施形態と同様にホース15の他端がパイプ22の上端に固定設置された配管継手25に直接接続するようにしてもよい。
一方、吊り上げ中に打ち下げ装置10と管状杭20とが相対的に回ってしまわないように、開口11a2を通して跨らせた挟締金具8により上部嵌合部11b1の側壁部及び管状杭20の側壁部を共に挟んで締結する。
以上で第1工程を終了し、次に、図2に示した方法と同様に、吊ワイヤー9を圧入する新たな管状杭20の上端部外周面に固設された吊り用連結部24に連結し、第2工程を実施する。
吊り用連結部24は、上記第1実施形態と同様に、孔を有したタブ状の構成で、180度相対する2か所に設けられており、それぞれに吊ワイヤー9を連結する。
この第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤー9を新たな管状杭20の外周面に固設された吊り用連結部24にのみ連結して、打ち下げ装置10を新たな管状杭20による下支えのみによって支持する。
管状杭20に接続する打ち下げ装置10の下端部11bは、上記第1実施形態のようにシリンダ装置などのアクチュエータを設ける場合に比較して軽装であり、打ち下げ装置10全体を十分軽量に構成できるので、このような吊り方が可能である。もちろん、吊ワイヤー9及び吊り用連結部24が耐久する安全な範囲で実施する。
次に、上記第1実施形態と同様に、新たな管状杭20を図7に示す杭圧入機30のチャック装置36に把持させた状態に建て込む
図7中の管状杭20bについて、杭側抜け止め係合部21を破線で示した。杭側抜け止め係合部21は、上述した位置規制治具を用いた溶接によって、正確かつ迅速にクランプ装置32が接触せず、かつ、深すぎない位置に設置されている。クランプ装置32による把持に支障を来さないためであり、また、深すぎると打ち下げ装置10が長大化するためである。また、杭側抜け止め係合部21を溶接した後でも、上記第1実施形態の打ち下げ装置40を接続可能である。
杭圧入等のその他の工程は上記第1実施形態と同様に実施する。
2 分配吊ワイヤー
3 別ワイヤー
4 ホース(流体物供給配管)
9 吊ワイヤー
10 打ち下げ装置(第2実施形態)
11 本体
11a 上方部
11b 下端部
12 回動規制付抜け止め係合部
12a 打ち下げ装置側抜け止め係合部
12b 回動規制部
13 スイベル架台
14 スイベルジョイント
15 ホース(流体物供給配管)
20 管状杭
21 杭側抜け止め係合部
22 パイプ(流体物供給配管)
23 ホース(流体物供給配管)
24 吊り用連結部
30 杭圧入機
31 サドル
32 クランプ装置
33 スライドベース
34 マスト
35 昇降機構
36 チャック装置
40 打ち下げ装置(第1実施形態)
41 クランプ装置
42 吊り用連結部
43 天秤

Claims (6)

  1. 管状杭の上端部を把持するクランプ装置と、管状杭を把持するチャック装置と、前記チャック装置を前記クランプ装置に対して昇降させる昇降機構とを備えた杭圧入機を用いて、地盤に圧入された既設の管状杭を前記クランプ装置で把持して当該既設の管状杭から反力を取り、新たな管状杭を前記チャック装置で把持して地盤に圧入する管状杭の圧入方法であって、
    前記新たな管状杭の上端部に、円筒状の本体を有した打ち下げ装置の下端部を挿し込んだ状態で接続手段により接続するととともに、流体物供給配管を前記打ち下げ装置の内部を通して設置する第1工程と、
    前記新たな管状杭及び前記打ち下げ装置を吊り上げ、前記新たな管状杭を前記チャック装置に把持させた状態に建て込む第2工程と、
    前記流体供給配管を通して流体物を前記新たな管状杭の先端部の圧入に抗する地盤に吐出しながら前記杭圧入機を動作させ、前記チャック装置の把持位置に前記打ち下げ装置が下がるまで前記新たな管状杭を打ち下げて地盤に圧入する第3工程と、を以上の記載の順序で備える管状杭の圧入方法。
  2. 前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを前記新たな管状杭の外周面に固設された連結部にのみ連結して、前記打ち下げ装置を前記新たな管状杭による下支えのみによって支持する請求項1に記載の管状杭の圧入方法。
  3. 前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを前記打ち下げ装置に設けられた連結部にのみ連結して、前記新たな管状杭を前記接続手段のみによって支持する請求項1に記載の管状杭の圧入方法。
  4. 前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを前記打ち下げ装置に設けられた連結部にのみ連結するとともに、前記打ち下げ装置と前記新たな管状杭とを別ワイヤーにより連結して、前記別ワイヤーを、前記新たな管状杭が前記打ち下げ装置から分離しないように作用させる請求項1に記載の管状杭の圧入方法。
  5. 前記第2工程の吊り上げ時おいて、吊ワイヤーを、天秤を介して前記打ち下げ装置に設けられた連結部に連結するとともに、同天秤を、分配吊ワイヤーを介して前記新たな管状杭の外周面に固設された連結部に連結して、前記新たな管状杭を前記接続手段及び前記分配吊ワイヤーによって支持する請求項1に記載の管状杭の圧入方法。
  6. 円筒状の本体を有する打ち下げ装置の下端部を、管状杭の上端部に挿し込んだ状態で接続する打ち下げ装置と管状杭との接続構造であって、
    前記円筒状の本体は、円筒体の上方部と円筒体の前記下端部を同軸に連続させた構造であり、
    前記下端部は、前記管状杭の内側に嵌入される上部嵌合部と、当該上部嵌合部の下端に続き当該上部嵌合部より小径の下部係合部とを有し、
    前記下部係合部の外周面から径方向外側に突出するように打ち下げ装置側抜け止め係合部が設けられ、
    前記管状杭の内周面から径方向内側に突出するように杭側抜け止め係合部が設けられ、
    前記下端部が前記管状杭に挿し込まれた後前記管状杭に対して相対的に回動することで、前記打ち下げ装置側抜け止め係合部が前記杭側抜け止め係合部の下側に配置されて前記打ち下げ装置が前記管状杭から抜けることを阻止するように係合可能にされた打ち下げ装置と管状杭との接続構造。
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