JP2003193486A - ジャケット構造体の杭との接合方法およびその接合構造、接合プラグ取付用自動装置 - Google Patents

ジャケット構造体の杭との接合方法およびその接合構造、接合プラグ取付用自動装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな荷重を支持することができるジャケッ
ト式構造体における杭とレグとの接合方法と接合構造を
実現する。 【解決手段】 外面周方向に複数のプラグリブ4を配設
した接合プラグ1をクレーン等を用いてレグ2内へ挿入
し、レグ2の内面周方向に同一位相で上下2箇所に配設
した複数の上部リブ8・下部リブ9間に、接合プラグ1
のプラグリブ4が位置するように吊降ろした後に、予め
接合プラグ1に搭載したジャッキを用い、接合プラグ1
を周方向に回転させて接合プラグ1のプラグリブ4を上
部リブ8・下部リブ9に対し軸方向に重ね合わせて接合
プラグ1の上下方向への移動を拘束した後、接合プラグ
1の下端と杭13の上端を溶接により一体構造に接合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、水底地盤などに架設さ
れる橋梁の橋脚部分に用いられるジャケット構造体の杭
との接合方法およびその接合構造、接合プラグ取付用自
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、橋梁の構造方式として、直接基
礎、杭基礎、ケーソン基礎、鋼管基礎、ジャケット基礎
などが知られている。図21および図22に従来におけ
るジャケット式基礎構造の一般例を示す。図21および
図22において、符号101はレグ、符号102は連結
材、符号103はジャケット構造体、符号104は杭、
符号105は海底地盤、符号106はシール、符号10
7はグラウト、符号108はシアキーである。
【0003】あらかじめ工場にてジャケット構造体10
3は製作され、その構造は、複数からなる中空状のレグ
101を連結材102を介して櫓状に組まれたもので、
所定の海底地盤105上に設置される。ジャケット構造
体103の設置後、レグ101内には杭104が打設さ
れ、レグ101と杭104は所定の部位で接合しジャケ
ット式基礎構造を形成する。
【0004】上記従来におけるジャケット式基礎構造の
詳細を図22に示す。レグ101内に打設された杭10
4は水中作業によって所定部位で切断され、その後レグ
101の最下部並びに杭104の最上部(切断部)の2
箇所には流体圧力で膨張するシール106材を配置し、
レグ101と杭104との間隙部の気密を保持した状態
でグラウト107を充填しレグ101と杭104との接
合を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に示されるような
従来の接合構造にあっては、レグ101から杭104へ
の力の伝達はレグ101並びに杭104の表面とグラウ
ト107とのせん断強度に支配され、グラウト107の
付着強度が不足する場合にはレグ101並びに杭104
の表面にはシアキー108をあらかじめ溶接する。とこ
ろが、レグ101への荷重が増大するとグラウト107
の定着長さLを大きくする必要があるが、施工する上で
物量、時間、費用等を考慮すると、上記定着長さLを大
きくすることは困難であるため、現状のジャケット基礎
構造では大きな荷重を支持することができないという問
題点があった。
【0006】また、海洋におけるジャケット構造体10
3では、多数のレグ101ならびに杭104が必要とな
り、ジャケット構造体103が大型になるにしたがって
構成部品数が増加し、かつ大径化し、人力による海中で
の設置作業などが困難になるため、工期が長期化し、さ
らに作業の安全性が確保されないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、大きな荷重を支持することができるジャケット式
構造体における杭とレグとの接合方法と接合構造を実現
することを第1の目的とする。
【0008】また、複数のレグを使用する大型の構造物
の海洋でのジャケット構造体の海底への設置作業を略自
動化して作業性を向上させることにより、設置作業など
の工期の短縮化および作業の安全性を確保することを第
2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるジャケット構造体の杭との接合
方法にあっては、外面周方向に複数のリブを配設した接
合プラグをクレーン等を用いてレグ内へ挿入し、前記レ
グの内面周方向に同一位相で上下2箇所に配設した複数
の上部リブ・下部リブ間に、前記接合プラグのリブが位
置するように吊降ろした後に、あらかじめ前記接合プラ
グに搭載したジャッキを用い、前記接合プラグを周方向
に回転させて前記接合プラグのリブを前記上部リブ・下
部リブに対し軸方向に重ね合わせて前記接合プラグの上
下方向への移動を拘束した後、前記接合プラグの下端と
杭の上端を溶接により一体構造に接合するものである。
【0010】この発明によれば、請求項1に記載のジャ
ケット構造体の杭との接合方法を用いることにより、接
合プラグに配設された複数の車輪により接合プラグの水
平方向の動き(ずれ)を拘束し、かつ、レグ内面の軸方
向に配設されたガイド部材によって接合プラグの周方向
の動き(ずれ)を拘束することができ、吊設された不安
定な状態で接合プラグのレグ内挿入作業を行なう際に、
接合プラグの正確で安定した下降動作を確保することが
可能となると共に、この拘束状態で接合プラグの下端と
杭の上端を溶接で接合することにより、ジャケット構造
体の杭との一体的な接合方法が容易に実現する。
【0011】また、請求項2にかかるジャケット構造体
の杭との接合構造にあっては、外面周方向上端部に設け
られた複数のプラグリブと、同面周方向に設けられた複
数の車輪と、同面軸方向に設けられたガイドレ−ル受け
金具と、内面上端部にジャッキ取付金物を介して搭載さ
れた一対のジャッキと、を具備した接合プラグと、内面
周方向に同一位相で上下2箇所に配設した複数の上部リ
ブ・下部リブと、前記上部リブ上方に設けられた一対の
ジャッキ受金具と、内面側軸方向に前記上部リブ上端ま
で延在するガイドプレ−トと、を具備したレグと、前記
レグ内を貫入して地盤に打設された杭と、を備え、前記
接合プラグを前記レグ内に嵌合し、かつ前記接合プラグ
と前記杭とを接合してレグと杭とを一体構造にしたもの
である。
【0012】この発明によれば、請求項2に記載のジャ
ケット構造体の杭との接合構造を用いることにより、吊
設された不安定な状態での接合プラグのレグ内挿入作業
において、接合プラグに配設された複数の車輪により接
合プラグの水平方向の動き(ずれ)を拘束し、さらに、
レグ内面の軸方向に配設されたガイドレールによって接
合プラグの周方向の動き(ずれ)を拘束して接合プラグ
の安定した下降動作を確保する。また、レグの最上端
に、ガイドプレートを配設することで、ガイドプレート
を介し接合プラグをレグ内へ導くことにより、接合プラ
グの投入作業を容易化を図る。
【0013】さらに、レグ内における接合プラグの回転
操作に用いるジャッキ両端の取り合いをそれぞれピン結
合とすることにより、レグ側を反力として、ロッドの伸
長動作に追従させることを可能として、接合プラグをス
ムーズに回転させる。また、接合プラグの全ての車輪に
ボルトによる高さ調整機構を設け、車輪の高さ調整を行
なうことにより、接合プラグの水平方向に動きを持たせ
てレグ内における杭の上端面のずれに接合プラグ下端面
を追従させる。また、接合プラグのプラグリブを上部リ
ブ・下部リブに対し軸方向に重ね合わせることにより、
接合プラグの上下方向への移動を拘束し、その後、接合
プラグの下端と杭の上端を溶接にて接合することによ
り、レグと杭を一体化する。
【0014】また、請求項3にかかる接合プラグ取付用
自動装置にあっては、杭上端に同径で鋼管製の接合プラ
グを溶接により固着し、接合プラグを介してジャケット
構造体のレグと杭とを接合する際に用いられる接合プラ
グ取付用自動装置において、前記レグ上端より下端側の
所定位置まで前記接合プラグを搬送する台車部と、前記
接合プラグを前記台車部に保持し搭載することができ、
かつ前記接合プラグに回転を与える機構を有する支持構
造体と、を備えたものである。
【0015】この発明によれば、特に、複数のレグを使
用する大型の構造物を対象としたジャケット構造体の海
底設置作業の際に、台車部によりレグ上端より下端側の
所定位置まで接合プラグを搬送し、その接合プラグを、
支持構造体で、台車部に保持し搭載して接合プラグに回
転を与えることにより、プラグをレグ上端より挿入し、
所定位置までウィンチ・ワイヤーなどを用いて吊り降ろ
し、杭と接合するまでの一連の作業をほぼ自動で行なう
ことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるジャケット
構造体の杭との接合方法およびその接合構造、接合プラ
グ取付用自動装置の好適な実施の形態について添付図面
を参照し、詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の
形態に限定されるものではない。
【0017】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
かかる接合プラグと杭との結合状態を示す側断面図であ
る。このジャケット構造体の杭との接合構造は、外面周
方向上端部に設けられた複数のプラグリブ4と、同面周
方向に設けられた複数の車輪3と、同面軸方向に設けら
れたガイドレ−ル受け金具7と、内面上端部にジャッキ
受け金具6を介して搭載された一対のジャッキ5と、を
具備した接合プラグ1と、内面周方向に同一位相で上下
2箇所に配設した複数の上部リブ8・下部リブ9と、上
部リブ8上方に設けられた一対のジャッキ受け金具10
と、内面側軸方向に上部リブ8上端まで延在するガイド
レール12と、具備したレグ2と、レグ2内を貫入して
地盤に打設された杭13と、を備え、接合プラグ1をレ
グ2内に嵌合し、かつ接合プラグ1と杭13とを接合し
てレグ2と杭13とを一体構造にするものである。以
下、詳細に説明する。
【0018】まず、本発明の実施の形態1にかかる接合
プラグの構造について説明する。この接合プラグの詳細
な構造を図2および図3に示す。図示するように、接合
プラグ1は、杭13(図1参照)と同径の鋼管で形成さ
れ、その外面上端部の周方向に複数のプラグリブ4を配
設している。また、接合プラグ1の外面周方向にはボー
ルベアリング式の車輪3を上・下端側に複数個配設し、
接合プラグ1の内面上端には一対のジャッキ5をジャッ
キ取付け金物6を介して固定し搭載している。また、接
合プラグ1外面の軸方向にはガイドレール受け金具7を
配設する。
【0019】上記車輪3とガイドレール受け金具7は、
接合プラグ1のレグ2内挿入時の水平方向並びに周方向
への動き(ずれ)を拘束する機能を実現するものであ
る。また、上記車輪3の全てには、レグ2内面より高さ
調整ボルト20を介して車輪3の先端部(ボールベアリ
ング)が図の矢印方向へ動作する構造を有し、レグ2内
挿入後の接合プラグ1の位置調整に使用する。
【0020】つぎにレグ2の詳細な構造を図4および図
5並びに図6に示す。レグ2下端側の内面周方向には、
複数の上部リブ8が配設され、上部リブ8と同一位相で
その下方には複数の下部リブ9が配設されている。ま
た、レグ2内面周方向で上部リブ8上方の2箇所にはジ
ャッキ受け金具10を配設している。
【0021】ジャッキ受け金具10は後述する接合方法
の操作手順で示す接合プラグ1の回転動作時にジャッキ
5のレグ2側反力を取るときのジャッキ5片端が取り付
けられる金具である。
【0022】また、本発明で図示する斜杭レグにおける
レグ2上端には、接合プラグ1を同レグ2内へ挿入する
際の作業をスムーズに行えるように、本発明に示す斜杭
レグの場合は図6に図示するガイドプレート11(直杭
レグの場合にも対応可能)を配設している。また、ガイ
ドプレート11の内面側上下方向並びにレグ2下端の上
部リブ8上端までガイドレール12を配設している。
【0023】つぎに、上述した接合プラグ1並びにレグ
2の構造概要より、杭13と接合プラグ1とレグ2の接
合に至る一連の操作手順を図6〜図11に示す。
【0024】まず、レグ2内への杭13打ち込んだ後、
ワイヤロ−プ14等で吊設された接合プラグ1を上記ガ
イドプレート11内側のガイドレール12にガイドレー
ル受け金具7を填め込み、レグ2内へ下降させて挿入す
る。挿入後、レグ2内面の上部リブ8取付位置の間隙部
を通過させ、上部リブ8と下部リブ9との間に、接合プ
ラグ1に取り付くプラグリブ4が位置するところで下降
動作を停止する。このときの上部リブ8とプラグリブ4
の配置状態を図10に示す。
【0025】上記停止位置における接合プラグ1は、下
端面が杭13の上端面と合致し、上述したプラグリブ4
が上部リブ8と下部リブ9との間に配置できるようにあ
らかじめ設計されている。
【0026】しかし、杭13の打込み具合によっては図
9に示す如く、レグ2内における杭13上端面の中心が
ずれる場合があるので、これに対処するため、前述した
接合プラグ1の全ての車輪3に配設された高さ調整ボル
ト20を調整することによって接合プラグ1を動作さ
せ、そのずれをなくすように合致させる(図2参照)。
【0027】図10並びに図11において、接合プラグ
1の所定位置(レベル)到達後、接合プラグ1に固定搭
載しているジャッキ5の片端をレグ2内面に配設された
ジャッキ受け金具10に結合してジャッキ5のロッド部
を伸長させることにより、ジャッキ5はジャッキ受け金
具10を介してレグ2に反力を取り、接合プラグ1全体
を周方向に回転させて、前述した上部リブ8,下部リブ
9に対し軸方向に重ね合わせる(図11参照)。
【0028】このときのジャッキ5の両端はピン19
a,19bそれぞれに結合されており、ロッドの伸長動
作(図中矢印)に追従しながら接合プラグ1を周方向
(図中矢印)へ回転させる。また、上部リブ8,プラグ
リブ4と下部リブ9との重なり合いを確実に保持するた
めに上部リブ8の下面とプラグリブ4上面との隙間にフ
ィラープレート15を配する。
【0029】すなわち、図1に示すように、上部リブ
8,下部リブ9に対しプラグリブ4を軸方向に重ね合わ
せることで接合プラグ1の上下方向への移動を拘束した
後、接合プラグ1の下部と杭13の上端を溶接にて接合
し一体化を図る。
【0030】したがって、以上説明してきたジャケット
構造体の杭との接合方法およびその接合構造とするより
下記に列挙するような効果を奏する。
【0031】第1に、外面周方向に複数のプラグリブ4
を配設した接合プラグ1をクレーン等を用いてレグ2内
に挿入し、レグ2の内面周方向に同一位相で上下2箇所
に配設した複数の上部リブ8・下部リブ9間に、接合プ
ラグ1のプラグリブ4が位置するように吊降ろした後
に、あらかじめ接合プラグ1に搭載したジャッキ5を用
い、周方向に回転させて上記プラグリブ4を上部リブ8
・下部リブ9に対し軸方向に重ね合わせることで接合プ
ラグ1の上下方向への移動を拘束した後、接合プラグ1
の下端と杭13の上端を溶接にて接合し一体化するジャ
ケット構造体の杭との接合方法とすることにより、吊設
された不安定な状態での接合プラグ1のレグ2内挿入作
業において、正確な所定箇所への移動操作を補助するこ
とを目的に、接合プラグ1に配設された複数の車輪3に
より接合プラグの水平方向の動き(ずれ)を拘束し、ま
た、レグ2内面の軸方向に配設されたガイドレール12
によって接合プラグ1の周方向の動き(ずれ)を拘束し
て接合プラグ1の安定した下降動作を確保することがで
きる。
【0032】第2に、レグ2の最上端に、ガイドプレー
ト11を配設することで、ガイドプレート11を介し接
合プラグ1をレグ2内へ導くようにすることにより、接
合プラグ1の投入作業を容易に行なうことができる。
【0033】第3に、レグ2内における接合プラグ1の
回転操作に用いるジャッキ5両端の取り合いをそれぞれ
ピン結合とすることで、レグ2側を反力として、ロッド
の伸長動作に追従させることが可能となるため、接合プ
ラグ1をスムーズに回転させることができる。
【0034】第4に、接合プラグ1の全ての車輪3にボ
ルトによる高さ調整機構を設け、車輪3の高さ調整を行
なうことによって、接合プラグ1の水平方向に動きを持
たせてレグ2内における杭13の上端面のずれに接合プ
ラグ1下端面を追従させることができる。
【0035】第5に、接合プラグ1のプラグリブ4を上
部リブ8・下部リブ9に対し軸方向に重ね合わせること
により、接合プラグ1の上下方向への移動を拘束するこ
とができ、さらに、その後、接合プラグ1の下端と杭1
3の上端を溶接にて接合することにより、レグ2と杭1
3を一体化することができる。
【0036】したがって、以上のように一体化されたジ
ャケット式構造体によれば、力の伝達の流れが軸方向へ
明確に伝わるため、従来のジャケット構造体の杭との接
合構造に比べて大きな荷重を支持することができる。
【0037】(実施の形態2)この実施の形態2では、
ジャケット構造体の杭との接合における接合プラグの取
付用自動装置の構成および動作について説明する。すな
わち、ジャケット構造体のレグと杭とを接合する際に用
いられ、特に、杭上端に同径で鋼管製の接合プラグを溶
接により固着し、接合プラグを介してレグと杭とを接合
する設置作業において、接合プラグをレグ上端より挿入
し、所定位置までウィンチ・ワイヤーなどを用いて吊り
降ろし、杭と接合するまでの一連の作業をほぼ自動で行
なうものである。以下、詳細な具体例について記述す
る。
【0038】図12は本発明の実施の形態2にかかるプ
ラグ取付用自動装置の構成を示す側断面図であり、図1
3は図12におけるA−A方向からみた矢視図、図14
は図12におけるB−B方向からみた矢視図である。図
において、符号53は接合プラグ、符号54はプラグ取
付用自動装置、符号55は台車部、符号56は支持構造
体、符号57,58は走行ローラー、符号60はガイド
プレート、符号61はワーヤーロープ、符号62は支持
材、符号63は回転軸、符号64はスラストベアリン
グ、符号65は連接棒、符号66,68はピン、符号6
7は油圧シリンダー、符号69は支持台、符号70はア
ジャスター用シリンダー、符号71,72は支持材、符
号73はロックピン、符号74はロック用シリンダーで
ある。
【0039】さらに、これらの配置関係などについて説
明する。プラグ取付用自動装置54は、レグ上端より下
端側の所定位置まで接合プラグ53を搬送する台車部5
5と、接合プラグ53を台車部55に保持し搭載するこ
とができ、かつ接合プラグ53に回転を与える機構を有
する支持構造体56と、を備える。
【0040】図12および図13に示すように、鋼管を
本体とする台車部55には、その外面の軸方向に向けて
複数の走行ローラー57,58が配され、内側には支持
材62、スラストベアリング64などを介して中心部に
は回転軸63が配置されている。
【0041】回転軸63の端部には連接棒65が取付け
られ、連接棒65の他の端部と鋼管の内面に設置された
支持台69との間には、両端をピン16,18で結合し
た油圧シリンダー67が取付けられている。回転軸63
のもう一方の端部は、同じく鋼管を本体とする支持構造
体56の支持材71に取り付けられ、支持構造体56は
回転軸63を中心に回転するように構成されている。
【0042】また、図12および図14に示すように、
支持構造体56には、鋼管の端部側に、支持材72を介
して鋼管中心より放射状に複数(本例では4箇所)のロ
ック用シリンダー74が取付けられ、そのロッド先端に
は同鋼管を貫通する形にロックピン73が固着してい
る。
【0043】図15は接合プラグの構成を示す側断面図
であり、図16は図15における接合プラグの側面図で
ある。図示するように、接合プラグ53の外周には接合
リブ77が所定位置に複数配置されている。
【0044】上述した図12〜図16の構造により、ま
ず、接合プラグ53内へ支持構造体56を一部挿入し、
ロック用シリンダー74によってロックピン73を接合
プラグ53の接合リブ77に設けられた嵌合穴に打ち込
み、接合プラグ53をプラグ取付用自動装置54に固定
する。
【0045】また、台車部55側に取り付けられる油圧
シリンダー67のロッドを図13の矢印方向に伸長させ
ることにより、連接棒65、回転軸63、スラストベリ
ング64、支持材62,71などを介して支持構造体5
6に回転を与える。
【0046】つぎに、上述したプラグ取付用自動装置5
4による操作手順について図17〜図20を参照し、説
明する。図17はレグ内におけるプラグ取付用自動装置
の状態を示す側断面図である。図18は図17における
C−C方向からみた矢視図である。図19は図17にお
けるD−D方向からみた回転前の状態を示す矢視図であ
り、図20は図17におけるD−D方向からみた回転後
の状態を示す矢視図である。
【0047】あらかじめ、接合プラグ53をプラグ取付
用自動装置54にロック用シリンダー74、ロックピン
73を介して固定し支持させた状態で、ワイヤーロープ
61、ウィンチ(図示せず)によって、レグ51内へ吊
り降ろす。
【0048】レグ51内において、プラグ取付用自動装
置54は、走行ローラー57,58により水平位置を保
持しながら下降する。このとき、プラグ取付用自動装置
54の水平のずれを調整するため走行ローラー57,5
8には内側よりアジャスター用シリンダ−70が設けら
れている。
【0049】また、プラグ取付用自動装置54には、断
面形状がコの字型のガイドプレート60が台車部55外
面の下部に取付られており、レグ51内面の軸方向に配
置されたガイドレール59を挟む形にプラグ取付用自動
装置54の周方向への動きを拘束する(図18参照)。
【0050】図17において、レグ51の下端部内面に
は、上部リブ75、下部リブ76がそれぞれ同一位相に
複数設けられており、プラグ取付用自動装置54に保持
された接合プラグ53の接合リブ77をその上部リブ7
5と下部リブ76との間に配置する。なお、上述の配置
の際に、接合プラグ53の下端面は杭52上端面と合致
する位置となるようにあらかじめ設計上において考慮さ
れている。
【0051】続いて、図18に示すように、前述したプ
ラグ取付用自動装置54の油圧シリンダー67により支
持材71を介して接合プラグ53を回転(図中の矢印方
向)させて、図19に示す接合リブ77の位置より、図
20に示すようにレグ51側の上部リブ25、下部リブ
76に対して軸方向において重ね合わせ、接合プラグ5
3の軸方向の動きを拘束する。
【0052】上述した回転動作の後、杭51並びに接合
プラグ53の溶接を行なって両者を固着一体化し、プラ
グ取付用自動装置54のロックピン73を引き抜き、接
合プラグ53の拘束を解除する。その後、ウィンチ、ワ
イヤーロープ61などを介してプラグ取付用自動装置5
4を引き上げ回収する。
【0053】海洋でのジャケット構造体の海底設置作業
においては、単体のレグ設置ということは稀であり、そ
の大半は複数のレグを使用する大型の構造物である。し
たがって、このような設置作業の場合に、上述したプラ
グ取付用自動装置54を用いることにより、接合プラグ
53のレグ51内搬入から、レグ51下端部における杭
52との接合に至る一連の操作をほぼ自動で行なうこと
ができ、さらに繰り返し使用することができるので、経
済性が向上し、また大型化に伴う人力での安全性の不安
もなくなり、かつ工期の短縮化が実現する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるジ
ャケット構造体の杭との接合方法(請求項1)によれ
ば、接合プラグに配設された複数の車輪により接合プラ
グの水平方向の動き(ずれ)を拘束し、かつ、レグ内面
の軸方向に配設されたガイド部材によって接合プラグの
周方向の動き(ずれ)を拘束することができ、吊設され
た不安定な状態で接合プラグのレグ内挿入作業を行なう
際に、接合プラグの正確で安定した下降動作を確保する
ことが可能となると共に、この拘束状態で接合プラグの
下端と杭の上端を溶接で接合することにより、ジャケッ
ト構造体の杭との一体的な接合方法が容易に行なえるた
め、力の伝達の流れが軸方向へ明確に伝わる構造が実現
し、従来のジャケット構造体の杭との接合構造に比べて
大きな荷重を支持することができる。
【0055】また、本発明にかかるジャケット構造体の
杭との接合構造(請求項2)によれば、吊設された不安
定な状態での接合プラグのレグ内挿入作業において、接
合プラグに配設された複数の車輪により接合プラグの水
平方向の動き(ずれ)を拘束し、さらに、レグ内面の軸
方向に配設されたガイドレールによって接合プラグの周
方向の動き(ずれ)を拘束して接合プラグの安定した下
降動作を確保することができる。また、レグの最上端
に、ガイドプレートを配設することで、ガイドプレート
を介し接合プラグをレグ内へ導くようにすることによ
り、接合プラグの投入作業を容易に行なうことができ
る。
【0056】さらに、レグ内における接合プラグの回転
操作に用いるジャッキ両端の取り合いをそれぞれピン結
合とすることで、レグ側を反力として、ロッドの伸長動
作に追従させることが可能となるため、接合プラグをス
ムーズに回転させることができる。また、接合プラグの
全ての車輪にボルトによる高さ調整機構を設け、車輪の
高さ調整を行なうことによって、接合プラグの水平方向
に動きを持たせてレグ内における杭の上端面のずれに接
合プラグ下端面を追従させることができる。また、接合
プラグのプラグリブを上部リブ・下部リブに対し軸方向
に重ね合わせることにより、接合プラグの上下方向への
移動を拘束することができ、さらに、その後、接合プラ
グの下端と杭の上端を溶接にて接合することにより、レ
グと杭を一体化することができる。したがって、上記構
造とすることにより、力の伝達の流れが軸方向へ明確に
伝わる構造が実現し、従来のジャケット構造体の杭との
接合構造に比べて大きな荷重を支持することができる。
【0057】また、本発明にかかる接合プラグ取付用自
動装置(請求項3)によれば、特に、複数のレグを使用
する大型の構造物を対象としたジャケット構造体の海底
設置作業の際に、台車部によりレグ上端より下端側の所
定位置まで接合プラグを搬送し、その接合プラグを、支
持構造体で、台車部に保持し搭載して接合プラグに回転
を与えることにより、プラグをレグ上端より挿入し、所
定位置までウィンチ・ワイヤーなどを用いて吊り降ろ
し、杭と接合するまでの一連の作業をほぼ自動で行なう
ことが可能になるため、接合プラグを介してレグと杭と
を接合する設置作業において、設置作業などにおける工
期の短縮化が実現し、かつ作業の安全性を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグと杭
との結合状態を示す側断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグの側
断面図と車輪部の拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグの構
成を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかるレグの最下端部
の構成を示す側断面図である。
【図5】図4におけるA−A断面を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグのレ
グ内挿入作業手順(1)に示す側断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグのレ
グ内挿入作業手順(2)に示す側断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグのレ
グ内挿入作業手順(3)に示す側断面図である。
【図9】図8におけるa−a断面を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグ側
のプラグリブとレグ側の上・下リブとの接合プラグ回転
前における配置状態を示す平面図である。
【図11】本発明の実施の形態1にかかる接合プラグ側
のプラグリブとレグ側の上・下リブとの接合プラグ回転
後における配置状態を示す平面図である。
【図12】本発明の実施の形態2にかかるプラグ取付用
自動装置の構成を示す側断面図である。
【図13】図12におけるA−A方向からみた矢視図で
ある。
【図14】図12におけるB−B方向からみた矢視図で
ある。
【図15】本発明の実施の形態2にかかる接合プラグの
構成を示す側断面図である。
【図16】図15における接合プラグの側面図である。
【図17】本発明の実施の形態2にかかるレグ内におけ
るプラグ取付用自動装置の状態を示す側断面図である。
【図18】図17におけるC−C方向からみた矢視図で
ある。
【図19】図17におけるD−D方向からみた回転前の
状態を示す矢視図である。
【図20】図17におけるD−D方向からみた回転後の
状態を示す矢視図である。
【図21】従来におけるジャケット式基礎構造を示す側
断面図である。
【図22】図21における接合構造の詳細を示す側断面
図である。
【符号の説明】
1,53 接合プラグ 2,51 レグ 3 車輪 4 プラグリブ 5 ジャッキ 6 ジャッキ受け金具 7 ガイドレール受け金具 8,75 上部リブ 9,76 下部リブ 10 ジャッキ受け金具 12 ガイドレール 13,52 杭 54 プラグ取付用自動装置 55 台車部 56 支持構造体 57,58 走行ローラー 59 ガイドレール 60 ガイドプレート 62,72 支持材 73 ロックピン 74 ロック用シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 一彦 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 近藤 誠 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 2D046 CA07 DA03 DA62 2D059 AA03 GG56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面周方向に複数のリブを配設した接合
    プラグをクレーン等を用いてレグ内へ挿入し、 前記レグの内面周方向に同一位相で上下2箇所に配設し
    た複数の上部リブ・下部リブ間に、前記接合プラグのリ
    ブが位置するように吊降ろした後に、 あらかじめ前記接合プラグに搭載したジャッキを用い、
    前記接合プラグを周方向に回転させて前記接合プラグの
    リブを前記上部リブ・下部リブに対し軸方向に重ね合わ
    せて前記接合プラグの上下方向への移動を拘束した後、 前記接合プラグの下端と杭の上端を溶接により一体構造
    に接合することを特徴とするジャケット構造体の杭との
    接合方法。
  2. 【請求項2】 外面周方向上端部に設けられた複数のプ
    ラグリブと、同面周方向に設けられた複数の車輪と、同
    面軸方向に設けられたガイドレ−ル受け金具と、内面上
    端部にジャッキ取付金物を介して搭載された一対のジャ
    ッキと、を具備した接合プラグと、 内面周方向に同一位相で上下2箇所に配設した複数の上
    部リブ・下部リブと、前記上部リブ上方に設けられた一
    対のジャッキ受金具と、内面側軸方向に前記上部リブ上
    端まで延在するガイドプレ−トと、を具備したレグと、 前記レグ内を貫入して地盤に打設された杭と、 を備え、 前記接合プラグを前記レグ内に嵌合し、かつ前記接合プ
    ラグと前記杭とを接合してレグと杭とを一体構造にした
    ことを特徴とするジャケット構造体の杭との接合構造。
  3. 【請求項3】 杭上端に同径で鋼管製の接合プラグを溶
    接により固着し、接合プラグを介してジャケット構造体
    のレグと杭とを接合する際に用いられる接合プラグ取付
    用自動装置において、 前記レグ上端より下端側の所定位置まで前記接合プラグ
    を搬送する台車部と、 前記接合プラグを前記台車部に保持し搭載することがで
    き、かつ前記接合プラグに回転を与える機構を有する支
    持構造体と、 を備えたことを特徴とする接合プラグ取付用自動装置。
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