JP2008138486A - 橋脚等の補強工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
例えば河川に立設した橋脚等の耐震補強に好適で、安価かつ軽量な略平板状の補強枠を用いて、その圧入装置等の設備の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図るとともに、水中での作業を回避して、作業の安全性と施工の容易化、並びに工期の短縮化と工費の低減を図れる橋脚等の補強工法を提供すること。
【解決手段】
橋脚1等の周囲に複数の補強枠6を連結して立設する。
前記補強枠6を上方に設置した押圧装置24で押し下げる。
前記補強枠6を橋脚1等の下側周面の周囲に設置する橋脚等の補強工法である。
前記橋脚1等の周囲に略平板状の複数の補強枠6を摺動可能に連結して立設する。
前記補強枠6を前記押圧装置24を介して個々に押し下げる。
前記補強枠6を所定変位押し下げ後、前記押圧装置24をその押圧方向と直交方向へ移動し、隣接する他の補強枠6を押し下げる
【選択図】図9

Description

本発明は、例えば河川に立設した橋脚等の耐震補強に好適で、安価かつ軽量な略平板状の補強枠を用いて、その圧入装置等の設備の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図るとともに、水中での作業を回避して、作業の安全性と施工の容易化、並びに工期の短縮化と工費の低減を図れる橋脚等の補強工法に関する。
例えば既設高架橋等の橋脚の耐震補強法として、橋脚等の柱状構造物に圧入装置を固定するとともに、複数の鋼板ブロックを柱状構造物の周面に当てがい、これをボルトで連結して組み立て、該組み立てブロックを前記圧入装置の圧入ジャッキによって押し下げ、これを地中に進入させて柱状構造物の周囲を囲繞するようにした補強工法がある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記従来の補強工法は、鋼板ブロックが高価かつ大形大重量で、これをボルトで連結して組み立てているため、組み立てに手間が掛かるとともに、これに重機を要して作業が大掛かりになり、また油圧ジャッキが大形重量化して、工期が長くなり工費が嵩む等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、継手を有する直角鋼矢板を油圧ジャッキや振動装置を用いて柱状構造物の地中部に挿入し、該鋼矢板の隣接位置に継手を係合させて直角鋼矢板を挿入し、地盤を掘削することなく柱状構造物の周囲を複数の鋼矢板で囲繞するようにした補強工法がある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、この従来の補強工法は直角鋼矢板を使用するため、施工する柱状構造物の断面形状に制約があり、また直角鋼矢板は概して高価かつ大形大重量で、比較的工費の低減を図れるが、幅広の鋼矢板を用いているため大形重量化して、中乃至大能力の油圧ジャッキや振動装置を要し、作業が大掛かりになるという問題があった。
一方、河川に立設した橋脚等の柱状構造物の耐震補強法として、柱状構造物に圧入装置を固定するとともに、複数の鋼板ブロックを柱状構造物の周面に当てがい、これをボルトで連結し、かつその接合部にゴムパッキンを介挿して水密に組み立て、該組立ブロックを前記圧入装置の圧入ジャッキによって押し下げ、これを水底地盤に貫入させて水密的に締切るようにした補強工法がある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記従来の補強工法は、鋼板ブロックが高価かつ大形大重量で、これをボルトで連結するとともに、その接合部にゴムパッキンを介挿して水密に組み立てるため、部品点数が増加し組み立てに手間が掛かるとともに、河川での施工時には重機を用いて水底で組み立て、鋼板ブロックを多段に積み重ねる等して、作業が大掛かりで難しく、しかも油圧ジャッキが大形重量化して、工期が長期化し工費が嵩む等の問題があった。
特許第3249789号公報 特開2005−248613号公報 特開2003−253685号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えば河川に立設した橋脚等の耐震補強に好適で、安価かつ軽量な略平板状の補強枠を用いて、その圧入装置等の設備の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図るとともに、水中での作業を回避して、作業の安全性と施工の容易化、並びに工期の短縮化と工費の低減を図れる橋脚等の補強工法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、橋脚等の周囲に複数の補強枠を連結して立設し、該補強枠を上方に設置した押圧装置で押し下げ、該補強枠を橋脚等の下側周面の周囲に設置する橋脚等の補強工法において、前記橋脚等の周囲に略平板状の複数の補強枠を摺動可能に連結して立設し、該補強枠を前記押圧装置を介して個々に押し下げ、前記補強枠を所定変位押し下げ後、前記押圧装置をその押圧方向と直交方向へ移動し、隣接する他の補強枠を押し下げるようにして、安価かつ軽量な略平板状の補強枠を用い、またその圧入装置等の設備の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図ることによって、工期の短縮化と工費の低減を図れるようにしている。
請求項2の発明は、前記押圧装置の設置位置を、橋脚等の周面に沿って段階的に下方へ移し変えるようにして、前記押圧装置の小能力化を図り、その低廉化と小形軽量化を図るようにしている。
請求項3の発明は、前記押圧装置の伸縮変位に同動可能な振動板を振動し、該振動板の下端部に設けたチャックに前記補強枠の上端部を係合して押し下げるようにして、補強枠を地盤に容易に圧入し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記押圧装置を設置可能な押圧架台を、前記押圧装置の押圧方向と直交方向へ移動可能にするとともに、前記押圧装置を前記押圧架台に沿って位置変更可能にして、小能力かつ少数の押圧装置によって、複数の補強枠に対する段階的な押し下げ作業を実現するようにしている。
請求項5の発明は、前記橋脚等の周面に前記反力架台を略閉合形状に配置し、前記押圧架台を前記反力架台に沿って橋脚等の周方向に移動可能にするようにして、押圧架台に設置する押圧装置を橋脚等の周方向に移動させ、複数の補強枠に対する押し下げ作業を実現するようにしている。
請求項6の発明は、前記反力架台を、所定変位押し下げ後の補強枠の位置と離間して配置するようにして、補強枠の押し下げ後の反力架台の撤去を容易に行なえるようにしている。
請求項7の発明は、前記押圧装置の押圧作動時、前記反力架台に対し前記押圧架台の移動を拘束するようにして、押圧装置の移動を阻止し、補強枠に対する押し下げを安全かつ確実に行なえるようにしている。
請求項8の発明は、前記反力架台を、河川の水面より上方の橋脚等の周面に架設するようにして、反力架台の架設を容易かつ安全に行なえるようにしている。
請求項9の発明は、前記複数の補強枠の下端部を河床上に立設し、その上端部を河川の水面より上方に突出して配置するようにして、補強枠の配置と押し下げ作業を安全かつ容易に行なえるようにしている。
請求項10の発明は、前記複数の補強枠を前記反力架台の下部の外側に配置するようにして、反力架台の下部を利用した補強枠の保持を促し、補強枠を容易かつ安全に配置し得るようにしている。
請求項11の発明は、前記複数の補強枠を所定変位押し下げ後、前記反力架台を撤去し、補強枠と橋脚等の周面との間に充填材を充填するようにして、充填材を容易に充填し得るとともに、反力架台の幅厚相当の充填材の充填を実現し得るようにしている。
請求項1の発明は、橋脚等の周囲に略平板状の複数の補強枠を摺動可能に連結して立設し、該補強枠を前記押圧装置を介して個々に押し下げ、前記補強枠を所定変位押し下げ後、前記押圧装置をその押圧方向と直交方向へ移動し、隣接する他の補強枠を押し下げるから、補強枠の低廉化と軽量化を図れるとともに、その圧入装置等の設備の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図れ、工期の短縮化と工費の低減を図ることができる。
請求項2の発明は、前記押圧装置の設置位置を、橋脚等の周面に沿って段階的に下方へ移し変えるから、前記押圧装置の小能力化を図れ、その低廉化と小形軽量化を図ることができる。
請求項3の発明は、前記押圧装置の伸縮変位に同動可能な振動板を振動し、該振動板の下端部に設けたチャックに前記補強枠の上端部を係合して押し下げるから、補強枠を地盤に容易に圧入することができる。
請求項4の発明は、前記押圧装置を設置可能な押圧架台を、前記押圧装置の押圧方向と直交方向へ移動可能にするとともに、前記押圧装置を前記押圧架台に沿って位置変更可能にするから、小能力かつ少数の押圧装置によって、複数の補強枠に対する段階的な押し下げ作業を実現することができる。
請求項5の発明は、前記橋脚等の周面に前記反力架台を略閉合形状に配置し、前記押圧架台を前記反力架台に沿って橋脚等の周方向に移動可能にするから、押圧架台に設置する押圧装置を橋脚等の周方向に移動させ、複数の補強枠に対する押し下げ作業を実現することができる。
請求項6の発明は、前記反力架台を、所定変位押し下げ後の補強枠の位置と離間して配置するから、補強枠の押し下げ後の反力架台の撤去を容易に行なうことができる。
請求項7の発明は、前記押圧装置の押圧作動時、前記反力架台に対し前記押圧架台の移動を拘束するから、押圧装置の移動を阻止し、補強枠に対する押し下げを安全かつ確実に行なうことができる。
請求項8の発明は、前記反力架台を、河川の水面より上方の橋脚等の周面に架設するから、反力架台の架設を容易かつ安全に行なうことができる。
請求項9の発明は、前記複数の補強枠の下端部を河床上に立設し、その上端部を河川の水面より上方に突出して配置するから、補強枠の配置と押し下げ作業を安全かつ容易に行なうことができる。
請求項10の発明は、前記複数の補強枠を前記反力架台の下部の外側に配置するから、反力架台の下部を利用した補強枠の保持を促し、補強枠を容易かつ安全に配置することができる。
請求項11の発明は、前記複数の補強枠を所定変位押し下げ後、前記反力架台を撤去し、補強枠と橋脚等の周面との間に充填材を充填するから、充填材を容易に充填し得るとともに、反力架台の幅厚相当の充填材の充填を実現することができる。
以下、本発明を河川に立設した橋脚の耐震補強に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図16において1は河川2に立設した、柱状構造物である鉄筋コンクリ−ト製の円柱状の橋脚で、その下端部が川床3の内部に布設したフ−チング4上に立設され、その上端部に床版5が架設されている。
前記橋脚1の下部周面に、一部を水中に没入して補強枠6が囲繞して施工され、該補強枠6と橋脚1との間にコンクリ−ト等の充填部材7が充填されている。
前記補強枠6は実施形態の場合、縦長の略平板状、すなわち平板状または緩やかに湾曲した直線状の鋼矢板が複数使用され、該鋼矢板の両端に略U字形断面の継手8,8が設けられ、該継手8,8の係合を介して隣接する補強枠6を摺動可能に連結可能にしている。
前記補強枠6を橋脚1の下部周面に施工する場合は、先ず水面より上方の橋脚1の上部周面に反力架台9を架設し、後述する押圧装置を設置可能にしている。
前記反力架台9は、複数の反力枠10を橋脚1の周面に略環状に配置し、これを上下に離間して配置していて、下側の反力枠10の高さを、圧入後の補強枠6の上端部直上に配置している。
前記反力枠10は実施形態の場合、H型鋼を使用し、これを橋脚1の周面と同形に湾曲成形し、該成形した6個の反力枠10を橋脚1の周面に閉合形ないし環状に配置している
そして、前記成形した反力枠10の一方のウェブ10aを橋脚1の周面に離間して配置し、その隣接する反力枠10の端部同志をボルト・ナット11で緊結し、前記ウェブ10aの内面を橋脚1の周面に圧接している。
前記上下位置の反力枠10の中央部または両端部に接続片12が対向して突設され、この上下一対の接続片12に連結枠13がボルト・ナット14で緊結して連結されている。
前記連結枠13は実施形態の場合、L型鋼を使用し、その起立側のウェブ13aの両端部をボルト・ナット14で緊結し、橋脚1の周面に密着させた圧接側のウェブ13bに複数のアンカ−ボルト15を配置し、該ボルト15を橋脚1の周面にねじ込んで連結枠13を固定している。
前記上下一対の反力枠10に沿って、橋脚1の円周方向に押圧架台16が移動可能に設置され、該押圧架台16は左右一対のステップレ−ル17を有し、該レ−ル17の上下端部に支持フレ−ム18,19を突設している。
このうち、上側の支持フレ−ム18にガイドロ−ラ20が回転自在に軸支され、また下側の一対の支持フレ−ム19にガイドロ−ラ21が回転自在に軸支され、これらのガイドロ−ラ20,21が、上下位置の反力枠10のウェブ10bに走行可能に収容されている
この場合、実施形態では単一の押圧架台16を反力枠10に設置しているが、これを複数設置することも可能で、そのようにすれば後述する補強枠6の圧入を迅速かつ能率良く行なえる。
前記ステップレ−ル17に複数のピン孔22が形成され、該孔22にピン23が着脱可能に挿入され、該ピン23を介して油圧を駆使した押圧装置である、圧入ジャッキ24の取り付け位置を変更可能にしている。
前記圧入ジャッキ24は伸縮変位可能なピストンロッド25を備え、該ピストンロッド25の先端部に連結片26が取り付けられている。前記連結片26に振動板27が取り付けられ、該振動板27上に振動装置である振動モ−タ28が設置されている。
前記振動板27の下端部の両側にチャックアーム36の上部が連結され、該アーム36の下端部の内側に略U字形断面のチャック29が取り付けられている。
前記チャック29は補強枠6の上端部と係合可能にされ、その押圧変位を介して補強枠6を押し下げ可能にしている。
図中、30は前記支持フレ−ム18の上端部に設置した吊上機である電動式のウィンチで、補強枠6を所定変位圧入後に駆動し、巻上ドラム(図示略)に捲回したワイヤ(図示略)を介して、圧入ジャッキ24と一体的な振動板28と、振動装置28とを一緒に吊上げ、これを所定の圧入開始高さ位置に移動可能にしている。
前記ウィンチ30の両側に横移動ロ−ラ31が配置され、該ロ−ラ31が上側の反力枠10上に連続して架設した横移動レ−ル36に走行可能に収容されている。
32はステップレ−ル17,17の上部に一端を固定し、他端を下側の反力枠10の所定位置に連結した鋼棒等のテンション部材で、その中間部にタ−ンバックル33が設けられ、補強枠6の圧入時にタ−ンバックル33を操作し、テンション部材32を緊張させて、押圧架台16の移動を阻止可能にしている。
この他、図中、34は押圧架台16の下端部中央に突設したガイドプレ−トで、その内面を前記ウェブ10bの外面に係合可能に近接配置され、またその内面に係合板35が下側の反力枠10の下面に係合可能に近接配置され、前記ガイドロ−ラ21の位置ずれを防止可能にしている。
図中、37は前記ピストンロッド25と同動可能に連結したロ−ラブラケットで、該ブラケット37の両側に浮上り防止ロ−ラ38が回転自在に設けられ、前記振動板27と係合可能に配置されている。
すなわち、前記ロ−ラ38,38は振動板27と係合して、補強枠6の圧入時における振動板27の浮上り変位(前傾変位)を防止し、かつチャックアーム36の同動変位を阻止して、チャック29,29を補強枠6に確実に係合し、チャック29の押圧力を補強枠6へ確実かつ安定して伝達可能にしている。
このように構成した橋脚等の補強工法によって、河川2に立設した橋脚1を耐震補強する場合は、施工対象の橋脚1の周囲に作業用の足場(図示略)を設置する。
前記足場は河床3から立設し、その高さを反力架台9の設置に十分な高さにする。
次に、前記足場を利用して反力架台9を橋脚1の周面の所定位置、すなわち河川2の水面より上方で、補強枠6の施工高さの上方に架設する。
前記反力架台9を架設する場合は、その架設枠としてH型鋼の反力枠10を複数使用し、これを予め橋脚1の周面と同形に成形する。
実施形態では橋脚1が円形断面であるため、同様な曲率に湾曲成形し、これを施工現場に設置した重機(図示略)によって橋脚1の円周方向に配置し、その隣接する反力枠10の端部同志をボルト・ナット11で緊結し、反力枠10の内面を橋脚1の周面に圧接して密着配置する。
こうして複数の反力枠10を環状に組み付け、その上下位置に同様な要領で複数の反力枠10を環状に組み付け、それらに対向配置した接続片12,12に連結枠13をボルト・ナット14で連結する。
前記接続片12として実施形態の場合、L型鋼を使用し、その起立側のウェブ13aの両端部をボルト・ナット14で緊結し、橋脚1の周面に密着させウェブ13bに複数のアンカ−ボルト15を配置し、該ボルト15を橋脚1の周面にねじ込んで連結枠13を固定する。
次に、前記架設した反力架台9に前記上下一対の反力枠10に沿って、押圧架台16を移動可能に設置する。
前記押圧架台16の設置に際しては、該架台16を構成する一対のステップレ−ル17と、その上下端部に設けた支持フレ−ム18,19と、前記支持フレ−ム18,19に回転自在に軸支したガイドロ−ラ20,21と、前記レ−ル17の下端部に配置するガイドプレ−ト34と係合板35とを、予め組み立てて置く。
そして、前記押圧架台16のアセンブリを前記重機を用いて、反力架台9の周面に吊り下げ、前記ガイドロ−ラ20,21を上下位置の反力枠10のウェブ10b上に係合して設置し、ガイドプレ−ト34と係合板35とを下側の反力枠10に係合可能に取り付ける
前記押圧架台16のアセンブリを取り付け後、該架台16に圧入ジャッキ24と振動板27と油圧モ−タ28を取り付ける。この場合は、予め圧入ジャッキ24のピストンロッド25の先端部に連結片26を連結し、該連結片26に振動板27を連結し、該振動板27に油圧モ−タ28を取り付けて置く。
そして、前記圧入装置のアセンブリを前記重機を用いて、押圧架台16の周面に吊り下げ、圧入ジャッキ24の上端部を上側のピン孔22に位置付け、これにピン23を挿入して、圧入ジャッキ24をステップレ−ル17に固定し、振動板27および油圧モ−タ28を吊り下げる。
また、上側の支持フレ−ム18上にウィンチ30およびその巻上ドラム(図示略)を設置し、その両側に配置した横移動用ロ−ラ31を、上側の反力枠10上に架設した横移動レ−ル36に走行可能に収容する。
この後、ステップレ−ル17,17の上部と、下側の反力枠10の所定位置にテンション部材32の両端部を連結し、その中間部にタ−ンバックル33を取り付ける。
このようにして、反力架台9と押圧架台16の一連の架設作業が終了する。この状況は図3のようである。
この場合、押圧架台16を補強枠6の圧入開始位置に移動し、前記タ−ンバックル33を緊張操作して、補強枠6の連結時における移動を阻止し、当該位置を固定して置くことが望ましい。
こうして反力架台9と押圧架台16の架設後、施工現場に補強枠6を搬送し、その1枚1枚を前記重機を用いて吊り下げ、これを前記架設した上下の反力枠10の周面の外側に離間して位置付け、その一部を河川2に没入して河床3上に立設する。
その際、前記立設した補強枠6を適宜手段で反力枠10の周面に保持する。
次に、別の補強枠6を重機で吊り下げ、これを前記補強枠6の隣接位置に位置付け、その一部を河川2に没入して河床3上に立設する。
その際、補強枠6の継手8を立設した補強枠6の継手8に係合し、補強枠6同士を連結する。
以後、順次、補強枠6を重機で吊り下げ、これを先行の補強枠6の隣接位置に位置付け、その一部を河川2に没入して河床3上に立設し、かつ互いの継手8を係合して、隣接する補強枠6同士を連結する。
このようにして、反力架台9の下側の反力枠10の周面の外側に、河床3上に亘って複数の補強枠6を環状に配置する。この状況は図7および図8のようである。
このような状況の下で押圧架台16を補強枠6の圧入開始位置に移動し、前記タ−ンバックル33を緊張操作して、押圧架台16を反力架台9に固定し、補強枠6の圧入時における移動を阻止する。
実施形態では前述のように、補強枠6の連結時に反力架台9に対し、押圧架台16を補強枠6の圧入開始位置に固定し、かつステップレ−ル17の上側にピン23を介して圧入ジャッキ24を固定し、振動板27の下端に設けたチャック29を補強枠6の上端部直上に位置付けている。
このような状況の下で圧入ジャッキ24を伸長作動し、そのピストンロッド25を下方へ伸長するとともに、振動モ−タ28を駆動して、振動板27を振動させる。
このようにすると振動板27が下方へ移動し、これにチャックアーム36が同動し、チャック29,29が補強枠6の上端部に係合して、これを下方へ押圧する。
このため、前記補強枠6が押し下げられ、その下端部が河床3内へ圧入される。その際、前記補強枠6が振動板27の振動に同動し、河床3内へ迅速かつ円滑に圧入される。
このような補強枠6の圧入時は、前記浮上り防止ロ−ラ38が振動板27に係合し、該振動板27の浮上り変位(前傾変位)を防止し、チャックアーム36の同様な変位を阻止する。
このため、チャック29,29が補強枠6の上端部に確実に係合し、その押圧力を補強枠6へ確実かつ安定して伝達する。
また、前記補強枠6は隣接する補強枠6の継手8に保持され、該継手8に沿って摺動するから、略垂直に安定して移動し、圧入時の変形や座屈を未然に防止する。
なお、河床3が岩盤であったり岩石の出現が予想される場合は、圧入前にそれらをバックフォ−等で粉砕したり除去して圧入可能にし、または補強枠6の下端部にジェット機構を付設して、岩盤等を粉砕しながら圧入可能にする。
こうして、圧入ジャッキ24が更に伸長作動し、ピストンロッド25がフルストロ−ク伸長して、補強枠6が河床3内へ圧入される。この状況は図9および図10のようである
この後、ウィンチ30の巻上ドラム(図示略)に捲回したワイヤ(図示略)の一端を圧入ジャッキ24の上端部に連結し、該ジャッキ24と振動板27、振動モ−タ28等を一緒に保持可能にしたところで、ピン23をピン孔22から引き抜き、圧入ジャッキ24の固定状態を解除し、圧入ジャッキ24を縮小作動する。
そして、前記ウィンチ30のワイヤを捲き戻し、圧入ジャッキ24を前記ストロ−ク分下方へ移動し、その移動位置でピン23を下方のピン孔22に挿入し、ステップレ−ル17に対する圧入ジャッキ24の固定位置を移し変える。この状況は図11のようである。
この後、圧入ジャッキ24の伸長作動を再開し、ピストンロッド25を下方へ伸長するとともに、振動モ−タ28を駆動して振動板27を振動させ、補強枠6を河床3内へ圧入する。
そして、圧入ジャッキ24をフルストロ−ク伸長し、補強枠6を河床3内へ圧入したところで、ピン23を引き抜き、圧入ジャッキ24を縮小作動して、ステップレ−ル17に対する固定位置を下方へ移し変える。この状況は図12のようである。
以後、圧入ジャッキ24の固定位置を順次下方へ移し変え、該ジャッキ24をフルストロ−ク伸長作動して、補強枠6を河床3内へ次第に圧入し、その下端部がフ−チング4の上端部へ到達したところで、圧入ジャッキ24の伸長作動を停止し、当該補強枠6の圧入を終了する。
この状況は図13のようで、補強枠6の上端部が下側の反力枠10の直下に位置する。
この後、ピン23を引き抜き、圧入ジャッキ24を縮小作動して、ステップレ−ル17に対する固定状態を解除する。
そして、前記ウィンチ30を駆動してワイヤを捲き上げ、圧入ジャッキ24と振動板27、振動モ−タ28等を一緒に引き上げ、これらを補強枠6の圧入当初の原位置へ移動したところで、タ−ンバックル33,33を緩め、押圧架台16と反力枠10との固定状態を解除し、押圧架台16を横方向へ押し動かす。
このようにすると、ガイドロ−ラ20,21が上下の反力枠10のウェブ10bに沿って走行し、また横移動ロ−ラ31が横移動レ−ル36に沿って走行し、押圧架台16が横方向へ移動し、隣接する補強枠6の中央位置へ移動したところで停止させる。
そして、下側のテンション部材33の固定位置を移し変え、前記タ−ンバックル33を緊張操作し、押圧架台16を下側の反力枠10に固定する。
この後、ステップレ−ル17の上側にピン23を介して圧入ジャッキ24を固定し、チャック29を補強枠6の上端部直上に位置付け、圧入ジャッキ24を伸長作動する。
そして、前述と同様にピストンロッド25を下方へ伸長し、振動モ−タ28を駆動して振動板27を振動させ、これにチャック29を同動させて補強枠6の上端部を係合し、これを下方へ押圧して、その下端部を河床3内へ圧入する。
この後、圧入ジャッキ24をフルストロ−ク伸長作動し、補強枠6を河床3内へ圧入後、ウィンチ30に連係するワイヤを介して、圧入ジャッキ24と振動板27、振動モ−タ28等を一緒に保持可能にしたところで、ピン23を引き抜き、圧入ジャッキ24の固定状態を一旦解除して、圧入ジャッキ24を縮小作動する。
そして、前記ウィンチ30を介して、圧入ジャッキ24を前記ストロ−ク分下方へ移動し、その移動位置でピン23を下方のピン孔22に挿入し、ステップレ−ル17に対する圧入ジャッキ24の固定位置を移し変える。
この後、圧入ジャッキ24の伸長作動を再開し、ピストンロッド25を下方へ伸長するとともに、振動モ−タ28を駆動して振動板27を振動させ、補強枠6を河床3内へ圧入する。
以後、圧入ジャッキ24の固定位置を順次下方へ移し変え、該ジャッキ24をフルストロ−ク伸長作動して、補強枠6を河床3内へ次第に圧入し、その下端部がフ−チング4の上端部へ到達したところで、圧入ジャッキ24の伸長作動を停止し、当該補強枠6の圧入を終了する。
そして、ピン23を引き抜き、圧入ジャッキ24を縮小作動して、ステップレ−ル17に対する固定状態を解除し、前記ウィンチ30を駆動して圧入ジャッキ24と振動板27、振動モ−タ28等を一緒に引き上げ、これらを補強枠6の圧入当初の原位置へ移動する
この後、タ−ンバックル33,33を緩め、押圧架台16と反力枠10との固定状態を解除し、押圧架台16を横方向へ押し動かし、該架台16を隣接する補強枠6の中央位置へ移動したところで停止し、当該位置で直下の補強枠6を前述の要領で河床3に圧入する
以後、順次、補強枠6を河床3に圧入し、圧入後は圧入ジャッキ24を原位置へ引き上げ、押圧架台16を次期施工位置である補強枠6位置へ移動し、該補強枠6を圧入ジャッキ24によって段階的に圧入し、その下端部をフ−チング4上に設置する。
この状況は図14乃至図16のようで、これらは施工途中の状況を示し、圧入した補強枠6の上端部直上に下側の反力枠10が位置している。
こうして、押圧架台16を橋脚1の周面に沿って1周させ、全ての補強枠6を圧入した後、押圧架台16と反力架台9を重機を駆使して順に撤去する。
この場合、圧入後の補強枠6と、反力架台9および押圧架台16とは、前述のように上下に離間しているから、押圧架台16と反力架台9の撤去を容易かつ安全に行なえ、しかも圧入ジャッキ24やウィンチ30は小能力で小形軽量であるから、前記撤去作業を容易に行なえる。図1はその撤去後の状況を示している。
前記撤去後は、圧入した環状の補強枠6と橋脚1の周面との間に空スペ−スが形成され、該スペ−スにコンクリ−ト等の充填部材7を充填し、補強枠6を補強する。
そして、充填部材7の硬化後、橋脚1の周面の作業足場を撤去すれば、一連の補強工事が終了する。
このように本発明の施工法は、補強枠6として軽量かつ安価な略平板状の鋼矢板を使用し、これを環状に配置しているから、その圧入に使用する圧入ジャッキ24や振動モ−タ28、ウィンチ30等の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図れ、施工の容易化を促せる。
また、橋脚1の周面に複数の補強枠6を環状に配置し、該補強枠6を個々に施工部に圧入等の手段で移動し配置しているから、圧入等の移動手段の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図れ、施工の容易化を促せる。
また、本発明の施工法は、橋脚1の周面に反力架台9を架設し、該架台9に橋脚1の周面に沿って押圧架台16を移動し、補強枠6を個々に施工部に圧入等の手段で移動しているから、重機による施工が困難な河川等における橋脚1の補強工法に好適である。
しかも、押圧架台16に設置した圧入ジャッキ24等の装置を段階的に作動し、補強枠6を段階的に移動して施工部に配置しているから、圧入ジャッキ24等の装置の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図れる。
更に、反力架台9の外側に補強枠6を環状に配置し、かつ押圧架台16を圧入後の補強枠6と離間して設置するから、押圧架台16を利用して補強枠6の環状配置を容易に行なえるとともに、補強枠6の圧入後は、押圧架台16や反力架台9の取り外しや撤去作業を容易かつ合理的に行なえる。
一方、こうして補強した橋脚1は外周面を補強枠6で被覆し、橋脚1と補強枠6との間にコンクリ−ト等の充填材7を充填しているから、橋脚1の周面の強度を強化し得る。
また、前記充填材7を反力架台9の幅相当に厚幅に形成するから、橋脚1の強度を向上し得る。
なお、橋脚1の脚長が長く、その周面に前述の補強工法を適用する場合は、最下位置に前述の補強工法を施工し、当該施工部に充填部材7を充填し、または充填しないで、反力架台9と押圧架台16を撤去し、前記施工した補強枠6上に重機を用いて補強枠6を環状に積重配置し、これらの前記空スペ−スに充填部材7を一時に充填すれば、既設の足場を利用して合理的かつ安価に施工できる。
本発明の橋脚等の補強工法は、安価かつ軽量な略平板状の補強枠を用いて、その圧入装置等の設備の小能力化と低廉化、並びに小形軽量化を図るとともに、水中での作業を回避して、作業の安全性と施工の容易化、並びに工期の短縮化と工費の低減を図れるから、例えば河川に立設した橋脚等の耐震補強に好適である。
本発明を河川に立設した橋脚の耐震補強に適用した実施形態を示す施工後の状況を示す断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 前記橋脚の耐震補強の施工状況を示す正面図で、橋脚の所定位置周面に反力架台を架設し、該架台に押圧架台を設置している。
図3の要部を拡大して示す正面図で、反力架台と押圧架台との設置状況を示している。 本発明に使用した反力架台と押圧架台との架設状況を拡大して示す正面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。
前記橋脚の耐震補強の施工状況を示す正面図で、橋脚の所定位置周面に反力架台を架設後、該架台の外側に補強枠を環状に連結し、これを河床上に立設して配置している状況を示している。 図7のC−C線に沿う断面図で、反力架台と補強枠をとの配置状況を示している。 前記橋脚の耐震補強の施工状況を示す正面図で、橋脚の周面に配置した補強枠の一つを、圧入ジャッキを作動して河床に圧入している途中の状況を示している。
図9の要部を拡大して示す正面図で、圧入ジャッキを作動して補強枠を圧入している状況を示している。 圧入ジャッキの作動状況を拡大して示す正面図で、圧入ジャッキをフルストロ−ク伸長作動後、圧入ジャッキを収縮して下方位置へ移し変えた状況を示している。 圧入ジャッキを作動状況を拡大して示す正面図で、圧入ジャッキを下方位置へ移し変え後、フルストロ−ク伸長作動している状況を示している。
前記橋脚の耐震補強の施工状況を示す正面図で、橋脚の周面に配置した補強枠の一つを、圧入ジャッキを作動して河床に圧入した直後の状況を示している。 前記橋脚の耐震補強の施工状況を示す正面図で、橋脚の周面に配置した補強枠を河床に圧入後、押圧架台を反力枠に沿って移動する直前の状況を示している。 図14の一部を拡大して示す正面図で、押圧架台を反力枠に沿って移動する直前の状況を示している。
前記橋脚の耐震補強の施工状況を示す正面図で、橋脚の周面に配置した補強枠の半数を河床に圧入した状況を示している。
符号の説明
1 橋脚
2 河川
3 河床
6 補強枠(鋼矢板)
7 充填材
9 反力架台
10 反力枠
16 押圧架台
24 押圧装置(圧入ジャッキ)
27 振動板
29 チャック

Claims (11)

  1. 橋脚等の周囲に複数の補強枠を連結して立設し、該補強枠を上方に設置した押圧装置で押し下げ、該補強枠を橋脚等の下側周面の周囲に設置する橋脚等の補強工法において、前記橋脚等の周囲に略平板状の複数の補強枠を摺動可能に連結して立設し、該補強枠を前記押圧装置を介して個々に押し下げ、前記補強枠を所定変位押し下げ後、前記押圧装置をその押圧方向と直交方向へ移動し、隣接する他の補強枠を押し下げるようにしたことを特徴とする橋脚等の補強工法。
  2. 前記押圧装置の設置位置を、橋脚等の周面に沿って段階的に下方へ移し変える請求項1記載の橋脚等の補強工法。
  3. 前記押圧装置の伸縮変位に同動可能な振動板を振動し、該振動板の下端部に設けたチャックに前記補強枠の上端部を係合して押し下げる請求項1記載の橋脚等の補強工法。
  4. 前記押圧装置を設置可能な押圧架台を、前記押圧装置の押圧方向と直交方向へ移動可能にするとともに、前記押圧装置を前記押圧架台に沿って位置変更可能にする請求項1記載の橋脚等の補強工法。
  5. 前記橋脚等の周面に前記反力架台を略閉合形状に配置し、前記押圧架台を前記反力架台に沿って橋脚等の周方向に移動可能にする請求項1または請求項4記載の橋脚等の補強工法。
  6. 前記反力架台を、所定変位押し下げ後の補強枠の位置と離間して配置する請求項5記載の橋脚等の補強工法。
  7. 前記押圧装置の押圧作動時、前記反力架台に対し前記押圧架台の移動を拘束する請求項5記載の橋脚等の補強工法。
  8. 前記反力架台を、河川の水面より上方の橋脚等の周面に架設する請求項6記載の橋脚等の補強工法。
  9. 前記複数の補強枠の下端部を河床上に立設し、その上端部を河川の水面より上方に突出して配置する請求項1記載の橋脚等の補強工法。
  10. 前記複数の補強枠を前記反力架台の下部の外側に配置する請求項1または請求項8記載の橋脚等の補強工法。
  11. 前記複数の補強枠を所定変位押し下げ後、前記反力架台を撤去し、補強枠と橋脚等の周面との間に充填材を充填する請求項6記載の橋脚等の補強工法。
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