JP2769001B2 - 農業用シートおよび袋状物 - Google Patents

農業用シートおよび袋状物

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JP2769001B2 JP30577489A JP30577489A JP2769001B2 JP 2769001 B2 JP2769001 B2 JP 2769001B2 JP 30577489 A JP30577489 A JP 30577489A JP 30577489 A JP30577489 A JP 30577489A JP 2769001 B2 JP2769001 B2 JP 2769001B2
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【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は収穫した生鮮野菜、根菜類、牧草などの葉
物、じやがいも、さつま芋などの芋類、乾燥不十分な穀
類および豆類などの生活状態(休眠していない)にある
植物の覆い、乾燥、貯蔵などに使用する農業用シートお
よび袋状物に関するものである。
【従来の技術】
従来、収穫した植物、例えば、じやがいも、さつま芋
などの芋類、乾燥不十分な穀類および豆類などの生活状
態(休眠していない)にある植物を、野積みあるいは運
搬・仮貯蔵の際に使用する覆いや貯蔵用袋などには藁な
どを織つた菰や莚、かますや俵あるは麻袋、布袋、紙袋
などが使用されている。また、野積みの覆いには防水ビ
ニールシートなども使用されている。
【発明を解決しようとする課題】
従来の収穫した植物に雨露を凌ぐために覆う、あるい
は運搬・貯蔵に詰める袋として使用していた藁製品や麻
袋では、収穫した生活状態にある植物は雨露に対する防
水効果がないために状態が良くて3〜4日、天候不順の
ときでは1〜2日で変質の兆候が出てくる。また、防水
ビニールシートでは覆いをして置くだけで1〜2日で変
質の兆候が出てしまう。防水ビニールシートは雨露の浸
透は防ぐが、収穫した植物の活発な生活活動で生ずる水
蒸気、ガスを十分に外部に発散させることが出来ないた
めに植物から発散された水蒸気やガスの濃度が高まり、
湿り状態で十分な呼吸ができず、腐敗を助長してしま
う。また、藁製品や麻袋では、植物から生ずる水蒸気、
ガス等は吸収するがそれ自体が濡れ、雨露の浸透を防止
することができない。 本発明は収穫した生鮮野菜、根菜類、牧草などの葉
物、じやがいも、さつま芋などの芋類、乾燥不十分な穀
類、豆類などの活発な生活状態にある植物を覆い、乾
燥、貯蔵するのに使用する防水性シートおよび袋状物を
提供するにある。
【課題を解決するための手段】
本発明は、平均目付22〜100g/m2、見掛け密度0.2〜0.
4g/cm3のメルトブローン極細繊維不織布の両面に、平均
目付が70〜150g/m2、繊維端が100cm2あたり10個以下の
長繊維不織布が積層され、各層は少なくとも部分的に接
着してなる積層不織布で、該積層不織布は耐水度400mm
以上、透気度50秒以下、透湿度3000g/m2・24hr以上の特
性を満足してなることを特徴とする農業用シートであ
る。 また、本発明は、平均目付22〜100g/m2、見掛け密度
0.2〜0.4g/cm3のメルトブローン極細繊維不織布の両面
に、平均目付70〜150g/m2、繊維端が100cm2あたり10個
以下の長繊維不織布が積層され、各層は少なくとも部分
的に接着してなる積層不織布で、該積層不織布は耐水度
400mm以上、透気度50秒以下、透湿度3000g/m2・24hr以
上の特性を満足したシートからなることを特徴とする農
業用袋状物である。 すなわち、本発明の農業用シートおよび袋状物の特徴
は、メルトブローン極細繊維不織布でなる緻密層で高い
透気性および透湿性を確保し、かつ高い防水性の効果を
付与し、メルトブローン極細繊維不織布の両面に積層し
た長繊維不織布でシートあるいは袋状物の強度を確保
し、遮光性を付与した構成にしたことにある。 本発明の積層不織布を構成するメルトブローン極細繊
維不織布は、熱可塑性重合体を溶融し、メルトブローン
法で紡糸して平均繊維直径8ミクロン以下、好ましくは
5ミクロン以下の極細繊維流を形成し、該繊維流をシー
ト状に捕修して平均目付22〜100g/m2の極細繊維不織布
とし、緻密化処理と必要に応じて少なくとも一面を平滑
化すること、繊維の接触部の少なくとも一部分を接着さ
せることの処理を行い、見かけ密度0.2〜0.4g/cm3の緻
密な不織布とする。この不織布の密度が小さいと耐水度
が小さくなり、露などの水滴が通過してしまう。一方、
密度が高いと耐水度は高くなるが、透気性および透湿性
が低下して好ましくない。このメルトブローン極細繊維
不織布を構成する熱可塑性重合体は、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレンプロピレン共重合体、
エチレン1−ブテン共重合体、エチレン1−オクテン共
重合体、ポリブテンなどのポリオレフイン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、エチ
レンテレフタレート共重合体、ヘキサメチレンテレフタ
レート共重合体、ポリエチレンイソフタレート、ポリブ
チレンイソフタレートなどのポリエステル、6−ナイロ
ン、66−ナイロン、610−ナイロン、11−ナイロン、12
−ナイロンなどのポリアミド、溶融紡糸性ポリビニルア
ルコール系重合体、エチレン含有量が40〜60モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体あるいはその鹸化物などの
可紡性熱可塑性重合体から選ばれた少なくとも1種類の
重合体であり、好ましくは疎水性重合体である。 また、メルトブローン極細繊維不織布に積層する長繊
維の不織布は、可紡性重合体を通常の紡糸法で紡糸して
得た繊度約1〜15デニールの繊維を切断することなく不
織布にするスパンボンド法不織布、繊度1〜15デニール
のフイラメント糸を分散集積して得たフイラメント不織
布などである。この不織布はニードルパンチ法、水流絡
合処理法などの繊維を絡合させる手段、熱融着法、バイ
ンダー樹脂処理法などの繊維を接着させる手段などで不
織布繊維間を固定させることで不織布の形態を安定化さ
せ、強力を付与する。これらの不織布の製造手段および
不織布繊維の固定手段によつて繊維が切断されても、発
生した繊維端が面積100cm2当たり10個以下に抑えたもの
とする。繊維端が多くなると、本発明が所望する農業用
シートの厚み約2.0〜0.1mmの範囲内では強力が十分でな
くなる。この長繊維不織布の平均目付はシートあるいは
袋状物の用途によつて異なるが、一般に平均目付70〜15
0g/m2、見かけ密度0.15〜0.40g/cm3の範囲のものとす
る。この長繊維不織布を構成する可紡性重合体は、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンプロピレ
ン共重合体、エチレン1−ブテン共重合体、エチレン1
−オクテン共重合体、ポリブテンなどのポリオレフイ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、エチレンテレフタレート共重合体、ヘキサメ
チレンテレフタレート共重合体、ポリエチレンイソフタ
レート、ポリブチレンイソフタレートなどのポリエステ
ル、6−ナイロン、66−ナイロン、610−ナイロン、11
−ナイロン、12−ナイロンなどのポリアミド、ビニルア
ルコール系重合体、エチレン含有量が40〜60モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体あるいはその鹸化物、塩化
ビニル系重合体、などの可紡性重合体から選ばれた少な
くとも1種類の重合体であり、好ましくは疎水性重合体
である。そして、紡糸重合体には遮光性着色剤、例え
ば、黒系顔料、青系顔料、アンバー系顔料などから選ば
れた着色剤を添加し、更に必要に応じて耐光安定剤、酸
化防止剤などを添加して使用する。 次に、不織布を農業用シートに成形する方法は、メル
トブローン極細繊維不織布の両面に長繊維不織布を積層
し、高周波接着法、超音波接着法あるいは加熱プレス法
で線状あるいは点状に接着する。また、不織布の見かけ
密度が小さいものにあつては全面に接着処理を施しても
よい。更に、別の接着法として、積層面の少なくとも一
方の面にホツトメルト接着剤、化学的接着剤などの接着
剤を線状あるいは点状に付与して接着することでもよ
い。この積層一体化処理は、接着状態を密にしたり、高
温でプレス処理して繊維をフイルム化させてしまうと耐
水度、シートの強度を高くすることはできるが、透気性
および透湿性が低下し、植物の覆いや貯蔵に使用するも
のとしては適さないものとなる。従つて、不織布の積層
一体化処理の管理は積層不織布の耐水度、透気度および
透湿性で管理することがよい。これら特性の管理値は、
耐水度がJIS L−1006による耐水度400mm以上、好ましく
は500mm以上であり、透気度がJIS L−1096 6.27.2B法に
よる透気度50秒/100ml以下、好ましくは35〜2秒/100ml
の範囲であり、透湿度がJIS Z−0208による透湿度3000g
/m2・24hr以上、好ましくは4000g/m2・24hr以上である
特性値範囲に管理する。 得られた積層不織布シートは用途に応じて所望する大
きさ、形状に裁断あるいは接合する、また袋状物に成形
する。 次に、本発明のシートの構成を図面で説明する。第1
図は本発明の積層不織布でなるシートであり、1および
2は長繊維不織布であり、3はメルトブローン極細繊維
不織布であり、4は積層不織布を相互に接合した接合部
である。第2図はシートを植物の覆いとして使用する例
示であり、5は敷設シート、6は被覆シート、7は貯蔵
植物である。第3図は本発明の積層不織布を成形した穀
類などの乾燥用袋であり、第3図(1)は平干し用袋、
第3図(2)は稲架などに掛干し用袋、第3図(3)は
稲架に掛けて干した状態の例示であり、8は袋、9は内
容物が偏らないようにした仕切り、10は袋の入り口であ
る。 本発明のシートおよび袋状物は、収穫した生鮮野菜、
根菜類、牧草などの葉物、じやがいも、さつま芋などの
芋類、乾燥不十分な穀類、豆類などの活発な生活状態に
ある植物の雨露を凌ぐための覆いに使用するシートある
いは露天で自然乾燥させる際に使用する乾燥用袋、運搬
・貯蔵あるいは自然乾燥に使用する袋状物として、また
は栽培中の果物の保護用の袋、果物の保存、運搬の保護
用袋として使用することによつて、植物の呼吸を妨げる
ことがなく、発散する水分、ガスなどが外部に発散し、
内部が蒸れることがないため、貯蔵中の植物が変質する
までの期間が長くなる。また、冬季の植物の保護、椎茸
栽培の被覆シートなどに適する。
【実施例】
次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の部および%はことわりのない限り、重
量に関するものである。 実施例1 MI(メルトインデツクス)=72のポリプロピレンをメ
ルトブローン紡糸装置を用い、紡糸温度280℃、搬送空
気温度285℃、空気圧力1.5kg/cm2、孔当たりの吐出量0.
2g/分の条件で紡糸し、紡出した極細繊維流は捕集機の
ネツト上に捕集し、平均目付22g/m2、平均繊維太さ3.7
ミクロンのメルトブローン極細繊維不織布を得た。この
不織布は120℃に加熱したエンボスロールで加熱プレス
して平均の見かけ密度0.31g/cm3の不織布〔I〕とし
た。 一方、MI=3.5のポリプロピレンにカーボンブラツク
を2%、光安定剤0.2%を添加したチツプを用い、紡糸
温度260℃で溶融紡糸し、エアーサツカーで引き取り、
捕集機のネツト上に捕集するスパンボンド法で紡糸し
て、平均目付70g/m2のスパンボンド法長繊維不織布を得
た。この不織布はニードルパンチで予備絡合処理を行
い、次いで水圧90kg/cm2の高圧水流をノズルより噴射処
理して繊維絡合不織布とし、続いてプレスして平滑化面
とした。得られた長繊維不織布〔II〕は、100cm2当たり
の平均繊維端1.7個、見かけ密度0.33g/cm3の強力の高い
不織布である。 次に、不織布〔I〕の両面に不織布〔II〕を積層し、
超音波接着法でピンポイント接着し、積層不織布を一体
化したシートIとした。このシートIの特性は平均耐水
度590mm、透気度4.6秒/100ml、透湿度6970g/m2・24hrで
あつた。 比較のために不織布〔II〕を2枚積層し、同様に超音
波接着法で接着してシートIIを作つた。このシートIIの
特性は平均耐水度79mm、透気度約2秒/l00ml、透湿度87
00g/m2・24hrであつた。 このシートI、シートIIおよび従来から使用されてい
る藁莚を収穫した野積みじやがいもの覆いに使用した。
一昼夜後の状態は、藁莚で覆いをした部分は水滴でびつ
しよりと濡れており、他の部分は濡れの状態は見られな
かつた。三昼夜後の状態は、藁莚で覆いをした部分には
一部かびの発生と変質の兆候が見られ水滴でびつしより
と濡れており、シートIIで覆つた部分も夜露で濡れた部
分が十分に乾燥されず、内部の湿り気は大きいものであ
つた。しかし、実施例1のシートIで覆つた部分は夜露
が溜まることもなく、内部まで乾燥が進んでいた。 実施例2 MI=72のポリプロピレンを実施例1と同様にしてメル
トブローン紡糸法で紡糸し、平均目付57g/m2、平均繊維
太さ3.5ミクロンのメルトブローン極細繊維不織布を得
た。この不織布は120℃に加熱したエンボスロールで加
熱プレスして平均の見かけ密度0.38g/cm3の不織布〔II
I〕とした。 一方、MI=3.5のポリプロピレンに光安定剤0.4%を添
加したチツプを用い、実施例1と同様に紡糸し、繊維の
絡合処理して平均目付106g/m2のスパンボンド法長繊維
不織布〔IV〕を得た。この長繊維不織布は、100cm2当た
りの平均繊維端が1.4個、見かけ密度0.36g/cm3の強力の
高い不織布である。 次に、不織布〔III〕の両面に不織布〔IV〕を積層
し、超音波接着法でピンポイント接着し、積層不織布を
一体化したシートIIIとした。このシートIIIの特性は平
均耐水度779mm、透気度5.2秒/100ml、透湿度6170g/m2
24hrであつた。 シートIIIを第3図(1)および(2)の如き籾を入
れる袋に加工し、コンバインで刈り取り脱穀した籾を入
れ、(1)の袋は防水シートを敷き詰めた田に、(2)
の袋な二股にして稲架に掛けて自然乾燥した。 比較のために、コンバインで刈り取り脱穀した籾を、
従来の布袋に入れて一緒に二昼夜放置した。その後、乾
燥機で乾燥し、籾摺して米の状態を比較した。その結
果、実施例2のものは白米、砕け米が殆ど無く、良質な
ものであつたのに対し、従来のものは放置中に夜露の影
響もあつて湿り気が抜けず、白米、砕け米が目立つてい
た。 また、シートIIを藁莚の代わりに使用して籾の天日乾
燥を行つた。夕方はシートを二つ折りして取り込まずに
置くだけでよく、手間が省けた。しかし、藁莚では毎日
納屋に出し入れしないと夜露で湿り、十分な乾燥が出来
るまでには長期間を要した。 実施例3 実施例1で得たメルトブローン極細繊維不織布〔I〕
の一面に実施例1で得た長繊維不織布〔II〕を、他の面
に実施例2で得た長繊維不織布〔IV〕を積層し、超音波
接着法でピポイント接着し、積層不織布を一体化したシ
ートIVを得た。このシートIVの特性は平均耐水度585m
m、透気度4.7秒/100ml、透湿度6770g/m2・24hrであつ
た。 個のシートIVを刈り取つた牧草の覆いに使用したとこ
ろ、蒸れたり、夜露や雨で湿ることもなく、乾燥が速
く、緑色をした良質の牧草が得られた。
【発明の効果】
本発明のシートおよび袋状物は、活発な生活状態にあ
る植物の夜露を凌ぐための覆いに使用するシート、運搬
・貯蔵あるいは自然乾燥に使用する袋状物として、また
は栽培中の果物の保護用の袋、果物の保存、運搬の保護
用袋として使用することによつて、植物の呼吸を妨げる
ことなく、発散する水分、ガスなどが外部に発散し、内
部が蒸れることがないため、貯蔵中の植物が変質するま
での期間が長くなる。更に、冬季の植物保護シートとし
ても有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の積層不織布でなる農業用シートの断面
構造の模式図。第2図はシートを被覆状態で使用する例
示。第3図は穀類などの乾燥用袋。 1、2;長繊維不織布、3;メルトブローン極細繊維不織
布、4;不織布間の接着箇所、5;敷設シート、6;被覆シー
ト、7;貯蔵植物、8;袋、9;縫目、10;入り口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 5/26 B32B 5/26 A23B 7/00 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均目付22〜100g/m2、見掛け密度0.2〜0.
    4g/cm3のメルトブローン極細繊維不織布の両面に、平均
    目付が70〜150g/m2、繊維端が100cm2あたり10個以下の
    長繊維不織布が積層され、各層は少なくとも部分的に接
    着してなる積層不織布で、該積層不織布は耐水度400mm
    以上、透気度50秒以下、透湿度3000g/m2・24hr以上の特
    性を満足してなることを特徴とする農業用シート。
  2. 【請求項2】平均目付22〜100g/m2、見掛け密度0.2〜0.
    4g/cm3のメルトブローン極細繊維不織布の両面に、平均
    目付70〜150g/m2、繊維端が100cm2あたり10個以下の長
    繊維不織布が積層され、各層は少なくとも部分的に接着
    してなる積層不織布で、該積層不織布は耐水度400mm以
    上、透気度50秒以下、透湿度3000g/m2・24hr以上の特性
    を満足したシートからなることを特徴とする農業用袋状
    物。
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