JP2766174B2 - 電界放出冷陰極とこれを用いた電子管 - Google Patents

電界放出冷陰極とこれを用いた電子管

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子放出源となる冷陰
極、特に鋭利な先端から電子を放出する電界放出冷陰極
およびこれを用いた電子管に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI製造技術を応用した微小形状構造
を製作するマイクロマシーンニング技術により、C.
A.Spindtらはシリコンウエハ上に微小電界放出
冷陰極を試作している(Journal of App
lied Physics,Vol.47,No.1
2,pp5248−5263,1976)。図11に、
その陰極断面構造を示す。シリコンからなる基板1上に
1μm厚の絶縁層2及びモリブデンからなるゲート電極
3が形成されており、絶縁層2およびゲート電極3を貫
通した直径1.5μmの穴の中にモリブデンからなる高
さ約1μmの円錐形状のエミッタ4が基板1上にオーミ
ックコンタクトをとって形成されている。基板1とゲー
ト電極3間にゲート電極3が正の電位になるように数1
0V〜200Vの電圧を印加する事により、エミッタ4
の先端には107 V/cm以上の電界が発生し、エミッ
タ4の先端から電子が放出される。
【0003】現在、1エミッタ当たり100μA以上の
放出電子が観測されており、様々な応用例が提案されて
いる。例えば、この素子を電子源とした微小な三極管に
よるスイッチング素子試作の試みや、マトリックス状に
多数の素子を並べてなる平板のエミッション源により蛍
光体を発光させるディスプレイパネル製作の試みがなさ
れている。
【0004】また、特開昭48−90467においては
従来の熱陰極の代りに1個もしくはマトリックス状に複
数の電界放出冷陰極を並べてなるエミッション源を用い
たカラー受像管が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様な素子を1個も
しくはマトリックス状に複数個並べて電子源として応用
する場合、ゲート電極3に電圧を印加するためゲート電
極3上の任意の箇所にボンディングワイヤもしくは同等
のブリッジ形状の金属片(以下、ボンディングワイヤと
称す。)でオーミックコンタクトをとり印加電源と結線
する必要がある。
【0006】しかも電子源を有する電子ビーム応用機器
においては、電子源から放出された電子を集束もしくは
制御するため、電子源上に形成される電界(等電位面)
は、電子源に垂直で電子放出中心を通る法線に対し軸対
称であることが必要とされる。そのため、電界を乱さな
い様に、ボンディングワイヤを充分に電子放出面から離
すか、ボンディングワイヤ上に導電体でできたカバー
(電極)を具備する必要がある。
【0007】しかしこれらの対策では、ゲート電極及び
電子源自体を大きくし、電子源の小型化阻害つまり電子
源の設計自由度の低下という欠点を有する。しかもゲー
ト電極の大型化は、ゲート電極・基板間の静電容量を大
きくするため高周波動作を阻害するという欠点を有す
る。また、ボンディングヤイヤは両持ち梁構造であるた
め、熱衝撃及び振動衝撃に対し信頼性向上を阻害すると
いう欠点を有する。
【0008】一方製造工程においては、ゲート電極から
の引き出し電極を電子放出面の裏面に形成するため基板
に貫通するコンタクトホールを形成する場合、イオンミ
リング法やリアクティブイオンエッチング法等では処理
時間が長くなり実用的てないという欠点を有する。ま
た、基板を貫通した柱状のコンタクトホールに微小で良
好な導電体が形成出来ないという欠点を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電界放出冷陰極
は、基板を貫通するコンタクトホールとコンタクトホー
ル内の絶縁層と絶縁層上に形成されゲート電極と導通す
る導電体を具備し、ゲート電極への電圧は基板上の電界
放出冷陰極が形成された面の裏面より供給される。
【0010】または、本発明の電界放出冷陰極は、複数
の電子放出電極の中央で絶縁基板を貫通するコンタクト
ホールと、コンタクトホール内に形成され、ゲート電極
あるいは電子放出電極と導通する導電体を備え、ゲート
電極あるいは電子放出電極への電圧は基板上の電子放出
電極が形成された面の裏面より供給される。
【0011】また、基板の母材である単結晶シリコンの
結晶方向によるエッチング速度の差を応用した異方性エ
ッチングにより形成される多角錘もしくは多角錘台形状
のコンタクトホールが電界放出冷陰極を具備する基板を
貫通して具備し、また、基板の表裏を導通するためにコ
ンタクトホール内に形成する導電体は、コンタクトホー
ルの傾斜した側面上に形成する薄膜からなる。
【0012】電界放出冷陰極において、ゲート電極への
電圧を印加する電極を電子放出面の裏面に具備する。ま
た、電界放出冷陰極を具備する電子源を有し前記電界放
出冷陰極への電圧印加は電子放出面の裏面より行う電子
管が得られる。
【0013】
【作用】ゲート電極形成面の裏面にゲート電極引き出し
電極を形成することによりボンディングワイヤを省略す
ることができ、電子銃設計の自由度が向上する。またチ
ップ小型化は、基板・ゲート電極間の寄生容量を低減す
ることができる。ゲート電極からの引き出し電極へのオ
ーミックコンタクトは、ろう付などによるチップの固定
を兼ねるため、信頼性および温度変化に対し良好なもの
となる。
【0014】単結晶シリコンの結晶方向によるエッチン
グ速度の差を応用した異方性ウェットエッチングを利用
することにより、均一で良好なコンタクトホールを短時
間に形成することができ、また通常の製膜技術によりコ
ンタクトホール内の導電体形成が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の電界放出冷陰極について図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例であ
る電界放出冷陰極の断面を含む外観図である。図2
(a)はその実装例である陰極構体の外観図、および図
2(b)は第2の実装例であるカラー受像管用陰極構体
の外観図である。図1において、1は単結晶シリコンか
らなる基板、2は酸化シリコンからなる絶縁層、3はダ
ングステンシリサイドからなるゲート電極、4は円錐形
状のモリブデンからなるエミッタ、5は単結晶シリコン
の異方性エッチングにより形成したコンタクトホール、
6はゲート電極に電圧を印加するため外部と接続される
第1引き出し電極、7は素子表面のゲート電極と裏面の
第1引き出し電極6を電気的に接続する導電体である。
8は基板1上に形成され基板1を介しエミッタ4と導通
する第2引き出し電極である。第1引き出し電極6と第
2引き出し電極8に約50ないし200Vの電圧を印加
することにより、エミッタ4の先端には107 V/cm
以上の電界がかかり、エミッタ4の先端より電子が放出
される。
【0016】図2(a)において、101は冷陰極を支
持固定する陰極構体であり、102は陰極構体101上
面に2つ形成される構体側電極である。104は本発明
の電界放出冷陰極、104aはエミッタ形成領域であ
る。この構体側電極102はリード線105により外部
の陰極動作用電源と接続されているが本図面では省略し
ている。また、2つの構体側電極102はろう材103
により第1引き出し電極6および第2引き出し電極8と
接続している。
【0017】図2(b)において、R,G,B画素に対
応する基板201R,201G,201Bは陰極構体2
03上に形成した構体側電極202にそれぞれ支持さ
れ、リード線204により外部の電源とつながってい
る。
【0018】次に、工程図を示し本発明の第1の実施例
の製作工程を説明する。図3(a)は、基板1表面にフ
ォトレジストを塗布し露光及び洗浄する事により、正方
形の穴の有するコンタクトホール形成用パターンを形成
した図である。尚、基板1の裏面には、エッチング保護
のため全面にフォトレジスト層が形成されている。
【0019】図3(b)は、水酸化カリウム溶液等のア
ルカリエッチング液により異方性エッチングを行って四
角錘台形上のコンタクトホール5を形成し、フォトレジ
スト除去した図である。例えば、基板1は、結晶方向
〈100〉の単結晶シリコンを用いた場合、(111)
面が露出するように、基板1表面が底面となる四角錘台
形状の穴が形成される。また、本発明の実施例に於ける
電界放出冷陰極では、コンタクトホール5の形成方法は
上記の方法に限定されない。例えば、異方性ドライエッ
チングを用いる方法や、導電性ペーストを鋳型に合わせ
て固化する方法や、絶縁性のペーストと鋳型により基板
を形成し後工程で表面に導電層を形成する方法でも良
い。
【0020】図3(c)は、熱酸化炉により基板表面を
酸化し酸化シリコン層からなる絶縁層2を形成した後、
基板表面にスパッタ法等のPVD法によりタングステン
シリサイド層を形成した図である。タングステンシリサ
イド層によりゲート電極3および導電体7が形成され
る。
【0021】図3(d)はCVD法により裏面にポリシ
リコン層を形成し、基板1の裏面の一部を露出するため
にポリシリコン層表面にレジスト層を形成し、ドライエ
ッチングにより余剰なポリシリコン層および酸化シリコ
ン層を除去し、さらに裏面の基板1の露出面およびポリ
シリコン層9上に金Au層を形成した図である。金Au
層により第1引き出し電極6および第2引き出し電極8
が形成される。
【0022】図3(e)は、エミッタが位置するアパー
チャの形成用パターンに露光された第2フォトレジスト
層を形成し、ドライエッチングによりタングステンシリ
サイド層および酸化シリコン層をエッチングすることに
よりアパーチャーを形成し、第2フォトレジスト層を除
去した図である。
【0023】図3(f)は、ゲート電極3表面にのみ形
成されるよう斜方よりアルミニウムからなる犠牲層10
(後工程で溶解除去される)を形成し、エミッタ4を形
成するため基板表面の垂直方向からモリブデンを蒸着し
た図である。この時、ゲート電極3上には犠牲層10お
よびモリブデン層11が形成されており、またアパーチ
ャー内には基板1上にエミッタ4が形成されている。
【0024】図3(g)は、熱リン酸水溶液等のエッチ
ング液により犠牲層10を溶解するとともに、モリブデ
ン層11を除去し、完成した本発明の第1の実施例の断
面図である。
【0025】図4本発明の第2の実施例である電界放出
冷陰極の断面を含む外観図である。本実施例の構成はエ
ミッタ4が基板1の一部から形成したシリコンからなる
ことと、コンタクトホール5が基板1のエミッタ4を形
成する面を裏面より形成される点が本発明の第1の実施
例と異なる。
【0026】図5は第2の実施例の電界放出冷陰極の製
造工程を示す図で、図5(a)は、コンタクトホール形
成用パターンを基板1裏面にフォトレジストにより形成
し、基板1表面に保護層を設け、水酸化カリウム溶液等
のアルカリエッチング液により異方性エッチングを行っ
て四角錘台形上のコンタクトホール5を形成した図であ
る。図5(b)は、基板表面にCVD方により窒化シリ
コン層12を形成し、円盤状に窒化シリコン層12が残
るように、第2フォトレジスト層を形成しドライエッチ
ングの後、第2フォトレジスト層を除去した図である。
【0027】図5(c)は、前記の円盤状の窒化シリコ
ン層12をマスクとして異方性および等方性ドライエッ
チングを用いてエミッタ4のおおよその形成した図であ
る。図5(d)は熱酸化炉により陰極表面を熱酸化しエ
ミッタ4の先端を先鋭化した図である。また、基板1上
には酸化シリコン層13が形成される。
【0028】図5(e)はCVD法により窒化シリコン
等からなる絶縁層2を形成し、さらスパッタ法等のPV
D法によりタングステンシリサイドからなるゲート電極
3を形成した図である。図5(f)はCVD法により裏
面にポリシリコン層9を形成し、ポリシリコン層表面に
レジスト層形成およびドライエッチングにより余剰なポ
リシリコン層および絶縁層を除去し、さらに裏面の基板
1の露出面およびポリシリコン層上にPVD法により金
層を形成し完成した本発明の第2の実施例の断面図であ
る。余剰な絶縁層除去の工程においてエミッタ4上に形
成された酸化シリコン層13が除去されるためエミッタ
4上に形成された絶縁層2及びゲート電極3は除去され
る。また、コンタクトホールの側面上に形成されたポリ
シリコンにより導電体7が形成され、金層により第1引
き出し電極6および第2引き出し電極8が形成される。
【0029】図6は本発明の第3の実施例を示す冷陰極
の構造図で、図6(a)は平面図、図6(b)は図6
(a)の線ABの断面図である。図6において、導電基
板251の上に円錐状の微小なエミッタ252が形成さ
れ、エミッタ252の周囲および陰極中央部を除いて、
導電基板251の上に絶縁層253およびゲート電極2
54が積層されている。複数のエミッタ252が並んだ
冷陰極の中央部では、導電基板251に穴(コンタクト
ホール)263が開けられ、絶縁層253がこの穴26
3の側壁部、および導電基板251のエミッタ252が
形成されていない裏面の一部に積層されている。ゲート
254の材料の一部は、導電基板251の側壁および裏
面の一部に形成された絶縁層の上にも積層され、ゲート
電極256となる。このゲート電極256がゲート25
4の接続端子となる。一方、導電基板251の裏面の絶
縁層とゲート電極256が形成されていない部分には、
エミッタ電極255が形成され、導電基板251すなわ
ちエミッタ252の接続端子となる。
【0030】図6(a)において、正イオンは、中央部
の導電基板251に穴が開けられた部分のゲート電極2
56に衝突する。この部分には、イオン衝撃に敏感なエ
ミッタ252ゲート254の開口部がないため、特性変
化や絶縁劣化を生じる恐れがない。また、正イオンがこ
の部分に衝突しても周辺のエミッタ252、絶縁層25
3、ゲート254に機械的、熱的に影響を及ぼす恐れは
ない。
【0031】図7は本発明の第4の実施例を示す冷陰極
の構造図で、図7(a)は平面図、図7(b)は図7
(a)の線ABの断面図である。図7において、基板が
導電性ではなく、絶縁性の絶縁基板260である事が第
3の実施例(図6)とは異なる点である。図6と同じ構
成要素については同じ番号を付与し、図面上の説明を省
略する。絶縁基板260の上には中央部を除いてエミッ
タ電極261となる導電性薄膜が積層され、この上にエ
ミッタ252が形成されている。エミッタ電極261は
絶縁基板260の側面およびエミッタ252の形成され
ていない裏面の一部にも形成され、エミッタ252の接
続端子となる。絶縁基板260の表面のエミッタ電極2
61の上にはエミッタ252の周囲および中心部を除い
て絶縁層253が積層され、絶縁層253の上にはゲー
ト254となる薄膜が形成されている。ゲート254の
薄膜材料は絶縁基板260に開けられた穴の側壁から絶
縁基板260の裏面の一部にまで作られ、ゲート254
の接続端子となる。
【0032】図7(a)において、正イオンは冷陰極中
央部の穴を通り抜けて冷陰極を保持している構造体(図
7には示されていない)に当たるかあるいはゲート穴付
近のゲート254に当たる。この部分には、イオン衝撃
に敏感なエミッタ252とゲート254の開口部がない
ため、特性変化や絶縁劣化を生じる恐れはない。また、
正イオンがこの部分に衝突しても周辺のエミッタ25
2、絶縁層253、ゲート254に機械的、熱的に影響
を及ぼす恐れはない。
【0033】図8は本発明の第5の実施例を示す冷陰極
の構造図で、図8(a)は平面図、図8(b)は図8
(a)の線ABの断面図である。図8の構造では、絶縁
基板260の中央部に開けられた穴から絶縁基板260
の裏面にエミッタ電極261を引き出しているところが
第4の実施例とは異なる点である。図6、図7と同じ構
成要素については同じ番号を付与し、図面上の説明を省
略する。図8(b)において、正イオンは冷陰極中央部
の穴を通り抜けて冷陰極を保持している構造体(図8に
は示されていない)に当たるかあるいは穴付近のエミッ
タ電極261に当たる。
【0034】図9は本発明の第6の実施例を示す冷陰極
の構造図、図9(a)は平面図、図9(b)は図9
(a)の線ABの断面図である。図9の構造では、第4
の実施例(図7)と同様に絶縁基板260の中央部に開
けられた穴から絶縁基板260の裏面にゲート電極25
6を引き出しているが、第4の実施例と異なり、エミッ
タ電極261は絶縁基板260のコーナーに開けられた
穴を通して絶縁基板260の裏面に導かれている。
【0035】第3から第6までの実施例は、正イオンが
衝突する可能性のある中央部を利用してコンタクトホー
ルを形成し、イオン衝撃の影響を防ぐとともに、ゲート
電極あるいはエミッタ電極を基板の裏面に取り出そうと
するものである。従って、特願平4−40161にある
ように、単にエミッタの形成を行わないというだけでな
く、積極的にイオンの当たる部分を利用しようとしたも
のである。
【0036】更に、第4、第5の実施例ではそれぞれエ
ミッタ電極261およびゲート電極256は基板の側面
全体から裏面に接続されているが、全体でなく側面の一
部を通して裏面に接続してもよい。
【0037】尚、本発明が述べるところのコンタクトホ
ールは基板を貫通する穴である。故に、特開平3−10
4260や特開平2−301142等多くの公知例が述
べる基板表面上の多層間の導通を得るためのコンタクト
ホールとは構造および製法が異なる。
【0038】また、特開昭59−132149にスルー
ホールを形成したことを特徴とする高周波トランジスタ
装置を提案している。この高周波トランジスタの上面図
および断面図を図12に示す。図12に示す通り、特開
昭59−132149に示す高周波トランジスタのメタ
ライズ部(本発明における導電体)は誘電体に近い高抵
抗の基板に形成されたスルーホール(本発明におけるコ
ンタクトホール)内に接して形成されており、導電体と
コンタクトホール間に絶縁層を有する本発明の電界放出
冷陰極と構造が異なる。また、スルーホール内に形成さ
れた導電材料はメタライズによる柱状材料であることか
ら、本発明における薄膜により構成されるコンタクトホ
ール内の導電体とは構造が異なっている。
【0039】図10に本発明の電界放出冷陰極を実装し
た進行波管の断面図を示す。301は本発明の電界放出
冷陰極、302はヘリックス,303はコレクタ,30
4は永久磁石である。電界放出冷陰極301から放出さ
れたで電子流305はヘリックス302内を通りコレク
タ303に捕捉される。この時、ヘリックス302に導
入された入力信号はヘリックス302内を通過する電子
流305との相互作用により増幅される。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるところ
の電界放出冷陰極では、従来必要であったゲート電極へ
のボンディングワイヤを省略することができ、電界放出
型冷陰極を実装する電子源において小型化および設計の
自由度と耐環境性を向上することができる。
【0041】また、基板には基板を貫通する多角錘形も
しくは多角錘形のコンタクトホールを有するため、薄膜
形成工程により基板は表裏を導通する導電体が容易かつ
良好に形成される。
【0042】本発明の電界放出冷陰極を電子管に実装す
ることにより、電子管の小型化および信頼性向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である電界放出冷陰極の
断面を含む外観図である。
【図2】(a),(b)は本発明の第1の実施例の実装
例である陰極構体の外観図である。
【図3】(a)〜(g)は本発明の第1の実施例の製造
工程を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例である電界放出冷陰極の
断面を含む外観図である。
【図5】(a)〜(f)は本発明の第2の実施例の製造
工程を示す断面図である。
【図6】(a),(b)は本発明の第3の実施例を示す
冷陰極の平面図と線ABに沿った断面図である。
【図7】(a),(b)は本発明の第4の実施例を示す
冷陰極の平面図と線ABに沿った断面図である。
【図8】(a),(b)は本発明の第5の実施例を示す
冷陰極の平面図と線ABに沿った断面図である。
【図9】(a),(b)は本発明の第6の実施例を示す
冷陰極の平面図と線ABに沿った断面図である。
【図10】本発明の電界放出冷陰極を実装した進行波管
の断面図である。
【図11】スピント(Spindt)らが試作した微小
電界放出冷陰極の断面図である。
【図12】(a),(b)は特開昭59−132149
に示す高周波トランジスタ装置の平面図とAB線断面図
である。
【符号の説明】
1,201R,201G,201B 基板 2 絶縁層 3,256 ゲート電極 4,252 エミッタ 5 コンタクトホール 6 第1引き出し電極 7 導電体 8 第2引き出し電極 9 ポリシリコン層 10 犠牲層 11 モリブデン層 12 窒化シリコン層 13 酸化シリコン層 101,203 陰極構体 102,202R,202G,202B 構体側電極 103 ろう材 104,301 電界放出冷陰極 105 リード線 206R,206G,206B 引き出し電極 251 導電基板 253 絶縁層 254 ゲート 255,261 エミッタ電極 260 絶縁基板 263 穴 302 ヘリックス 303 コレクタ 304 磁石 305 電子流
フロントページの続き (72)発明者 富張 美徳 滋賀県大津市晴嵐二丁目9番1号 関西 日本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−308626(JP,A) 特開 平4−167326(JP,A) 特開 平4−179116(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 1/30,9/02,23/04,29/48

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基板もしくは表面に導電層を有す
    る絶縁層基板上に、1つもしくは複数の先端の尖ったコ
    ーンと前記コーンの先端を取り囲む開口部を有するゲー
    ト電極と前記基板と前記ゲート電極間に絶縁層を有する
    電界放出冷陰極において、前記基板を貫通するコンタク
    トホールと前記コンタクトホール内に形成された絶縁層
    と前記絶縁層上に形成され前記ゲート電極と導通する導
    電体を有し、前記ゲート電極への電圧は前記基板上の前
    記電界放出冷陰極が形成された面の裏面より供給される
    ことを特徴とする電界放出冷陰極。
  2. 【請求項2】 単結晶シリコンからなる基板と1つもし
    くは複数の先端の尖ったコーンと前記コーンの先端を取
    り囲む開口部を有するゲート電極と前記基板と前記ゲー
    ト電極間に絶縁層を有する電界放出冷陰極において、前
    記基板を貫通する多角錘もしくは多角錘台形状のコンタ
    クトホールが前記単結晶シリコンの結晶方向によるエッ
    チング速度の差を応用した異方性エッチングにより前記
    基板の表裏を貫通するコンタクトホールを形成し、前記
    コンタクトホール内に形成する前記基板の前記ゲート電
    極と裏面に形成された引き出し電極を導通する導電体は
    前記多角錘もしくは多角錘台形状のコンタクトホールの
    傾斜した側面上に形成する薄膜からなることを特徴とす
    る電界放出冷陰極。
  3. 【請求項3】 導電性基板と、前記基板上に形成した複
    数の尖った電極と、前記電極を取り囲む開口部を有する
    ゲート電極と、前記基板と前記ゲート電極の間に絶縁層
    とを有する電界放出冷陰極において、前記複数の先端の
    尖った電極の中心部に、前記基板を貫通するコンタクト
    ホールと、前記コンタクトホール内に形成された絶縁層
    と、前記絶縁層上に形成され前記ゲート電極と導通する
    導電体を有し、前記ゲート電極への電圧は前記基板上の
    前記電極および前記ゲート電極が形成された面の裏面よ
    り供給されることを特徴とする電界放出冷陰極。
  4. 【請求項4】 絶縁性基板と、前記基板上に形成した導
    電層と、前記導電層上に形成した複数の先端の尖った電
    極と、前記電極を取り囲む開口部を有するゲート電極
    と、前記基板と前記ゲート電極の間に絶縁層とを有する
    電界放出冷陰極において、前記複数の先端の尖った電極
    の中心部に、前記基板を貫通するコンタクトホールと、
    前記コンタクトホール内に形成され、前記ゲート電極と
    貫通する導電体を有し、前記ゲート電極への電圧は前記
    基板上の前記電極および前記ゲート電極が形成された面
    の裏面より供給されることを特徴とする電界放出冷陰
    極。
  5. 【請求項5】 前記導電層への電圧は基板の側面あるい
    は前記基板の周辺部に形成したコンタクトホールを通し
    て前記基板上の前記電極および前記ゲート電極が形成さ
    れた面の裏面より供給されることを特徴とする請求項4
    記載の電界放出冷陰極。
  6. 【請求項6】 絶縁性基板と、前記基板上に形成した導
    電層と、前記導電層上に形成した複数の先端の尖った電
    極と、前記電極を取り囲む開口部を有するゲート電極
    と、前記基板と前記ゲート電極の間に絶縁層とを有する
    電界放出冷陰極において、前記複数の先端の尖った電極
    の中心部に、前記基板を貫通するコンタクトホールと、
    前記コンタクトホール内に形成され、前記導電層と導通
    する導電体を有し、前記導電層への電圧は前記基板上の
    前記電極および前記ゲート電極が形成された面の裏面よ
    り供給されることを特徴とする電界放出冷陰極。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電極への電圧は基板の側面あ
    るいは前記基板の周辺部に形成したコンタクトホールを
    通して前記基板上の前記電極および前記ゲート電極が形
    成された面の裏面より供給されることを特徴とする請求
    項6記載の電界放出冷陰極。
  8. 【請求項8】 請求項1から7に記載の電界放出冷陰極
    の少なくとも一つを具備することを特徴とする電子管。
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