JP2765523B2 - 伝送路切替方式 - Google Patents

伝送路切替方式

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JP2765523B2
JP2765523B2 JP7201096A JP20109695A JP2765523B2 JP 2765523 B2 JP2765523 B2 JP 2765523B2 JP 7201096 A JP7201096 A JP 7201096A JP 20109695 A JP20109695 A JP 20109695A JP 2765523 B2 JP2765523 B2 JP 2765523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DCS(クロスコ
ネクト装置)間の伝送路を切り換えて支障移転する伝送
路切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の伝送路切替方式を示すブ
ロック図である。この伝送路切替方式は、網制御装置1
00と、この網制御装置100に制御される複数のDC
S101〜104とを備えており、例えば、DCS10
1からDCS102を介してDCS103に至る伝送路
をDCS101からDCS104を介してDCS103
に至る伝送路に切り換えることができるようになってい
る。
【0003】具体的には、各DCS101(102〜1
04)は、図4に示すように、ヘッダ監視部111を有
する複数の受信用光インターフェース部110−1〜1
10−nと、複数の送信用光インターフェース部120
−1〜120−nと、網制御装置100に接続された通
信処理部130と、受信用光インターフェース部110
−1〜110−nと送信用光インターフェース部120
−1〜120−nとの間に介設されたクロスコネクト処
理部131及びメッセージ処理部132と、メッセージ
処理部132に接続されたメッセージID管理テーブル
部133と、要求メッセージ作成部134と、応答メッ
セージ作成部135とを備えている。
【0004】そして、例えば、DCS101からDCS
102を介してDCS103に至る伝送路をDCS10
1からDCS104を介してDCS103に至る伝送路
に切り換える場合には、次にようにして行われていた。
ここで、DCS101からDCS102を介してDCS
103に至る方向のパスに関しては、各DCS101
(102〜104)で、受信用光インターフェース部1
10−1と送信用光インターフェース部120−1とが
クロスコネクト設定されているとし、逆方向のDCS1
03からDCS102を介してDCS101に至るパス
に関しては、各DCS101(102〜104)で、受
信用光インターフェース部110−2と送信用光インタ
ーフェース部120−2とがクロスコネクト設定されて
いるとする。そして、DCS104はクロスコネクト未
設定状態とする。
【0005】この状態で、網制御装置100が、DCS
101に対して情報一致確認切替処理を行うようにメッ
セージを送信すると、DCS101において、情報一致
確認切替処理を行われる。しかる後、DCS101のメ
ッセージ処理部132が要求メッセージ作成部134で
生成した切替状態通知要求メッセージMをクロスコネク
ト処理部131に送る。すると、クロスコネクト処理部
131が切替状態通知要求メッセージMにDCS103
を示すIDを付加して、その切替状態通知要求メッセー
ジMを、送信用光インターフェース部120−1と送信
用光インターフェース部120−3を介してDCS10
3に送信する。
【0006】DCS103では、ヘッダ監視部111
が、IDによって、受信した切替状態通知要求メッセー
ジMを自己宛のものと判断し、この切替状態通知要求メ
ッセージMをメッセージ処理部132に送る。すると、
メッセージ処理部132が、クロスコネクト処理部13
1に支障移転処理の状態を確認し、その結果に応じて、
「情報一致確認切替未」または「情報一致確認切替済」
を示す切替状態応答メッセージM1を応答メッセージ作
成部135に作成させ、この切替状態応答メッセージM
1をDCS101に返送する。
【0007】DCS101がこの切替状態応答メッセー
ジM1を受信すると、メッセージID管理テーブル部1
33でIDの一致,不一致を検索し、一致した場合に
は、切替状態応答メッセージM1の内容を確認する。そ
して、切替状態応答メッセージM1が「情報一致確認切
替済」であった場合には、ID及びマルチキャスト設定
解除OKをクロスコネクト処理部131に通知する。ま
た、切替状態応答メッセージM1が「情報一致確認切替
未」であった場合には、メッセージ処理部132が再度
DCS103に対して切替状態通知要求メッセージMの
送信を繰り返す。
【0008】DCS101においてマルチキャスト設定
解除OKになると、網制御装置100がDCS101,
103に対して、受信用光インターフェース部110−
1と送信用光インターフェース部120−1とのクロス
コネクト設定を解除して、伝送路をDCS101からD
CS104を介してDCS103に至る伝送路に切り換
える。そして、この伝送路切替が正常に終了した後、網
制御装置100は、DCS102に対して、受信用光イ
ンターフェース部110−1と送信用光インターフェー
ス部120−1とのクロスコネクト設定を解除するメッ
セージを送信する。従来の伝送路切替方式では、このよ
うにして、支障移転を達成していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の伝送路
切替方式では、DCS103からDCS101に、「情
報一致確認切替未」または「情報一致確認切替済」を示
す切替状態応答メッセージM1を返送し、DCS101
では、受信した切替状態応答メッセージM1の内容が
「情報一致確認切替済」の場合に、ID及びマルチキャ
スト設定解除OKをし、また、「情報一致確認切替未」
の場合には、再度DCS103に切替状態通知要求メッ
セージMの送信を繰り返すようになっているので、切替
状態通知要求メッセージMや切替状態応答メッセージM
1が多発し、伝送フレームのオーバーヘッドの使用効率
が著しく落ちてしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、送信するメッセージの多発を防止して、伝送フ
レームのオーバーヘッドの使用効率を向上させた伝送路
切替方式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る伝送路切替方式は、全二重伝
送路でリング状に接続された複数のクロスコネクト装置
と、これらのクロスコネクト装置を制御する網制御装置
とを備え、上記網制御装置の指令により、一のクロスコ
ネクト装置から他のクロスコネクト装置に至る伝送路を
他の伝送路に切り替え可能な伝送路切替方式において、
上記一及び他のクロスコネクト装置は、相手クロスコネ
クト装置からのメッセージを受信するための複数の受信
用光インターフェース部と、上記各受信用光インターフ
ェース部に接続され、相手クロスコネクト装置からのメ
ッセージが自己宛かどうかを監視するヘッダ監視部と、
相手のクロスコネクト装置にメッセージを送信するため
の複数の送信用光インターフェース部と、上記網制御装
置の指令により、所定の受信用光インターフェース部を
所定の送信用光インターフェース部にクロスコネクトす
るクロスコネクト処理部と、切替状態通知要求メッセー
ジを相手クロスコネクト装置に送信し、相手クロスコネ
クト装置からの上記切替状態通知要求メッセージの受信
時には、無条件に要求を受け付けた旨を示す切替状態応
答メッセージを相手クロスコネクト装置に送信した後、
クロスコネクト処理部に支障移転処理の状態の確認を行
い、情報一致確認切替済の状態であると確認したときに
切替完了通知メッセージを相手クロスコネクト装置に送
信し、また、相手クロスコネクト装置からの上記切替状
態応答メッセージの受信時には、上記切替状態応答メッ
セージを廃棄すると共に、相手クロスコネクト装置から
の上記切替完了通知メッセージの受信時に、上記クロス
コネクト処理部に対してクロスコネクト設定解除の通知
をするメッセージ処理部とを備える構成とした。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の伝送路
切替方式において、上記クロスコネクト装置に、上記切
替状態通知要求メッセージを作成する要求メッセージ作
成部と、上記切替状態応答メッセージを作成する応答メ
ッセージ作成部と、上記切替完了通知メッセージを作成
する通知メッセージ作成部とを設けた構成としてある。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の伝送路切替方式において、上記クロスコネクト
装置が、上記相手クロスコネクト装置を示すIDを登録
可能なメッセージID管理テーブル部を備え、上記クロ
スコネクト処理部が、上記IDを作成可能であり、上記
メッセージ処理部が、上記IDを付加した上記切替状態
通知要求メッセージを相手クロスコネクト装置に送信す
ると共に上記IDを上記メッセージID管理テーブル部
に登録させ、相手クロスコネクト装置からの上記切替状
態応答メッセージ及び切替完了通知メッセージの受信時
には、上記メッセージID管理テーブル部から該当する
IDを検索して、一致するものがあったときに、上記ク
ロスコネクト処理部に対してID設定解除とクロスコネ
クト設定解除との通知をする構成としてある。
【0014】本発明の伝送路切替方式によれば、切替状
態通知要求メッセージが一のクロスコネクト装置から他
のクロスコネクト装置に送信され、他のクロスコネクト
装置でこの切替状態通知要求メッセージが受信される
と、無条件に要求を受け付けた旨を示す切替状態応答メ
ッセージが他のクロスコネクト装置から一のクロスコネ
クト装置に送信される。
【0015】しかる後、他のクロスコネクト装置のメッ
セージ処理部において、クロスコネクト処理部に支障移
転処理の状態の確認が行われ、情報一致確認切替済の状
態であると確認したときに切替完了通知メッセージが他
のクロスコネクト装置から一のクロスコネクト装置へと
送信される。
【0016】そして、他の相手クロスコネクト装置から
の切替状態応答メッセージが一のクロスコネクト装置で
受信されると、メッセージ処理部において、切替状態応
答メッセージが廃棄される。さらに、他のクロスコネク
ト装置からの切替完了通知メッセージを受信すると、一
のクロスコネクト装置のメッセージ処理部からクロスコ
ネクト処理部に対してクロスコネクト設定解除の通知が
なされ、一のクロスコネクト装置から他のクロスコネク
ト装置に至る伝送路が切り替えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る伝送路切替方式に適用されるDCSのブロック
図であり、図2は本実施形態の伝送路切替方式を示すブ
ロック図である。図2に示すように、この伝送路切替方
式は、網制御装置5と、この網制御装置5に制御される
複数のDCS1〜4とを備えており、例えば、DCS1
からDCS2を介してDCS3に至る伝送路をDCS1
からDCS4を介してDCS3に至る伝送路に切り換え
ることができるようになっている。
【0018】各DCS1(2〜4)は、図1に示すよう
に、ヘッダ監視部11を有する複数の受信用光インター
フェース部10−1〜10−nと、複数の送信用光イン
ターフェース部20−1〜20−nと、網制御装置5に
接続された通信処理部30と、受信用光インターフェー
ス部10−1〜10−nと送信用光インターフェース部
20−1〜20−nとの間に介設されたクロスコネクト
処理部31と及びメッセージ処理部32と、メッセージ
処理部32に接続されたメッセージID管理テーブル部
33,要求メッセージ作成部34,応答メッセージ作成
部36及び通知メッセージ作成部37とを備えている。
【0019】網制御装置5は、各DCS1(2〜4)の
通信処理部30を介してクロスコネクト処理部31を制
御することで、受信用光インターフェース部と送信用光
インターフェース部とのクロスコネクト設定及び解除を
行う機能を有している。また、この網制御装置5は、所
定時点で、一の受信用光インターフェース部から他の受
信用光インターフェース部への切替を実行する(「情報
一致確認切替」)メッセージを各DCS1(2〜4)に
送信する機能も有している。
【0020】各受信用光インターフェース部10−1
(10−2〜10−n)は、他のDCSからのメッセー
ジやID等を受信して、ヘッダ監視部11及びクロスコ
ネクト処理部31に送る機能を有している。また、ヘッ
ダ監視部11は、予め設定された自己のIDを保持して
おり、受信したメッセージに付加されたIDと自己のI
Dとを比較し、これらのIDが一致している場合に、そ
の内容をメッセージ処理部32に通知する機能を有して
いる。各送信用光インターフェース部20−1(20−
2〜20−n)は、メッセージ処理部32からのメッセ
ージやID等を送信する機能を有している。
【0021】クロスコネクト処理部31は、自己のDC
Sにおいて上記情報一致確認切替処理が行われた後、他
のDCSの状態取得のための切替状態通知要求メッセー
ジMを他のDCSに送信するように指令する通知をメッ
セージ処理部32に送る機能を有している。また、クロ
スコネクト処理部31は、送信相手のDCSのIDを生
成して、メッセージ処理部32に送る機能をも有してい
る。
【0022】メッセージ処理部32は、その制御作用に
より、要求メッセージ作成部34に切替状態通知要求メ
ッセージMを作成させると共に、この切替状態通知要求
メッセージMに送信相手のIDを付加し、その切替状態
通知要求メッセージMを、伝送フレームのオーバーヘッ
ドZ3,Z4,Z5バイトで送信用光インターフェース
部から送信先のDCSに送信する機能を有している。ま
た、メッセージ処理部32は、メッセージID管理テー
ブル部33にIDを登録させる機能も有している。
【0023】さらに、メッセージ処理部32は、上記切
替状態通知要求メッセージMの受信時に、応答メッセー
ジ作成部36を制御して、無条件に要求を受け付けた旨
の「OK」を示す切替状態応答メッセージM2を作成
し、この切替状態応答メッセージM2を相手のDCSに
返送する機能をも有している。また、メッセージ処理部
32は、クロスコネクト処理部31に支障移転処理の状
態の確認を行い、「情報一致確認切替未」の状態である
と確認した場合には、再度支障移転状態を確認し、逆
に、「情報一致確認切替済」の状態であると確認した場
合には、通知メッセージ作成部37に作成させた切替完
了通知メッセージM3を送信する機能をも有している。
【0024】そして、メッセージ処理部32は、相手の
DCSからの切替状態応答メッセージM2を受信する
と、メッセージID管理テーブル部33から該当するI
Dを検索して、一致するものがない場合、及び、一致す
るものがありかつ切替状態応答メッセージM2の内容が
「OK」である場合には、切替状態応答メッセージM2
を廃棄し、これらのいずれでもない場合には、メッセー
ジID管理テーブル部33の該当するIDを削除して、
ID及び支障移転処理NGを示す通知をクロスコネクト
処理部31に通知する機能を有している。
【0025】さらに、メッセージ処理部32は、相手の
DCSからの切替完了通知メッセージM3を受信する
と、メッセージID管理テーブル部33から該当するI
Dを検索して、一致するものがない場合には、切替完了
通知メッセージM3を廃棄し、一致するものがあった場
合には、メッセージID管理テーブル部33からIDを
削除すると共に、クロスコネクト処理部31にID及び
マルチキャスト設定解除OKの通知をする機能を有して
いる。
【0026】次に、本実施形態の動作について説明す
る。ここでは、DCS1からDCS2を介してDCS3
に至る伝送路をDCS1からDCS4を介してDCS3
に至る伝送路に切り換えて、支障移転を行う場合につい
て説明する。その他の伝送路切替においても、この動作
とほぼ同様であるので、その記載は省略する。ここで、
DCS1からDCS2を介してDCS3に至る方向のパ
スに関しては、各DCS1(2〜4)で、受信用光イン
ターフェース部10−1と送信用光インターフェース部
20−1とがクロスコネクト設定されているとし、逆方
向のDCS3からDCS2を介してDCS1に至るパス
に関しては、各DCS1(2〜4)で、受信用光インタ
ーフェース部10−2と送信用光インターフェース部2
0−2とがクロスコネクト設定されているとする。そし
て、DCS4はクロスコネクト未設定状態とする。
【0027】まず、網制御装置5によって、DCS4に
対し、受信用光インターフェース部10−1と送信用光
インターフェース部20−1とのクロスコネクト設定が
なされると共に、受信用光インターフェース部10−2
と送信用光インターフェース部20−2とのクロスコネ
クト設定がなされる。しかる後、網制御装置5によっ
て、DCS1がDCS2に対して送信している信号をD
CS4に対しても送信するようなクロスコネクト設定
(マルチキャスト設定)がDCS1に対して実行され
る。ここでは、受信用光インターフェース部10−1と
送信用光インターフェース部20−3とがクロスコネク
ト設定されたものとする。
【0028】次いで、網制御装置5よって、DCS4と
伝送路が繋がっているDCS1内の受信用光インターフ
ェース部10−3が指定され、受信用光インターフェー
ス部10−3がDCS2からの信号を受信している受信
用光インターフェース部10−2と同じ信号を受信でき
た時点で、受信用光インターフェース部10−2から受
信用光インターフェース部10−3への切替が実行され
る。すなわち、網制御装置5によって、「情報一致確認
切替」を指令するメッセージがDCS1に送信される。
また、この処理と並行して、DCS3に対しても同様の
制御が網制御装置5によって行われる。
【0029】網制御装置5のかかる制御によって、DC
S1で上記情報一致確認切替処理が行われた後、DCS
3の状態取得のための切替状態通知要求メッセージMを
DCS3に送信するように指令する通知が、DCS1の
クロスコネクト処理部31からメッセージ処理部32に
送られる。これにより、メッセージ処理部32が要求メ
ッセージ作成部34を制御して、切替状態通知要求メッ
セージMが作成される。そして、この切替状態通知要求
メッセージMにクロスコネクト処理部31で生成したD
CS3用のIDが付加され、この切替状態通知要求メッ
セージMが、伝送フレームのオーバーヘッドZ3,Z
4,Z5バイトで送信用光インターフェース部20−
1,20−3からDCS3宛に送信される。しかる後、
メッセージ処理部32によって、IDがメッセージID
管理テーブル部33に登録される。
【0030】DCS1からの切替状態通知要求メッセー
ジMは、DCS2,4を通り抜けて、DCS3のヘッダ
監視部11に受信され、ヘッダ監視部11で自己宛であ
ると判断される。この結果、切替状態通知要求メッセー
ジMはDCS3のメッセージ処理部32に送られ、メッ
セージ処理部32が応答メッセージ作成部36を制御し
て、無条件に要求を受け付けた旨の「OK」を示す切替
状態応答メッセージM2を作成する。この切替状態応答
メッセージM2は、DCS1に返送される。
【0031】しかる後、メッセージ処理部32によっ
て、クロスコネクト処理部31に支障移転処理の状態の
確認がなされ、「情報一致確認切替未」の状態であると
確認された場合には、再度支障移転の状態確認がなされ
る。また、「情報一致確認切替済」の状態であると確認
された場合には、メッセージ処理部32が通知メッセー
ジ作成部37を制御して、切替完了通知メッセージM3
を作成する。そして、この切替完了通知メッセージM3
がDCS3からDCS1に送信される。
【0032】そして、切替状態応答メッセージM2がD
CS1に受信されると、DCS1のメッセージID管理
テーブル部33から該当するIDが検索され、切替状態
応答メッセージM2が廃棄される。さらに、切替完了通
知メッセージM3がDCS1に受信されると、メッセー
ジID管理テーブル部33から該当するIDが検索さ
れ、そのIDがメッセージID管理テーブル部33から
削除されると共に、メッセージ処理部32からクロスコ
ネクト処理部31に対して、ID及びマルチキャスト設
定解除OKの通知が送られる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の伝送路切替方式に
よれば、他のクロスコネクト装置が一のクロスコネクト
装置からの切替状態通知要求メッセージを受信すると、
他のクロスコネクト装置が、無条件に要求を受け付けた
旨を示す切替状態応答メッセージを一のクロスコネクト
装置に送信した後、情報一致確認切替済の状態を確認し
て、その切替完了通知メッセージを一のクロスコネクト
装置に送信する構成であるので、一のクロスコネクト装
置と他のクロスコネクト装置との間で送信されるメッセ
ージ量が従来例に比べて激減し、このため、伝送フレー
ムのオーバーヘッドの使用効率を向上させることがで
き、複数箇所での支障移転を実行しても、その性能を劣
化させることはないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る伝送路切替方式に適
用されるDCSのブロック図である。
【図2】本実施形態の伝送路切替方式を示すブロック図
である。
【図3】従来例に係る伝送路切替方式を示すブロック図
である。
【図4】図3の伝送路切替方式に適用されるDCSを示
すブロック図である。
【符号の説明】
1〜4 DCS 5 網制御装置 10−1〜10−n 受信用光インターフェース部 11 ヘッダ監視部 20−1〜20−n 送信用光インターフェース部 30 通信処理部 31 クロスコネクト処理部 32 メッセージ処理部 33 メッセージID管理テーブル部 34 要求メッセージ作成部 36 応答メッセージ作成部 37 通知メッセージ作成部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−264231(JP,A) 特開 平7−202897(JP,A) 特開 平7−131474(JP,A) 特開 平7−123109(JP,A) 特開 平6−216922(JP,A) 特開 平5−91103(JP,A) 特開 平4−337942(JP,A) NTT R&D,Vol.42 No. 7 1993,(社)電気通信協会,西畑一 宏 他,「無瞬断切替を可能とするSD H−52M/156Mクロスコネクトシステ ム」,pp.959−970,平成5年7月10 日 NTT技術ジャーナル Vol.5 No.6(1993年6月号),(社)電気 通信協会,拝木茂雄 他,「運用性を重 視したSDH伝送路網オペレーション (その2)」,pp.60−61,1993年6 月1日 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/42 - 12/437 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全二重伝送路でリング状に接続された複
    数のクロスコネクト装置と、これらのクロスコネクト装
    置を制御する網制御装置とを備え、上記網制御装置の指
    令により、一のクロスコネクト装置から他のクロスコネ
    クト装置に至る伝送路を他の伝送路に切り替え可能な伝
    送路切替方式において、 上記一及び他のクロスコネクト装置は、 相手クロスコネクト装置からのメッセージを受信するた
    めの複数の受信用光インターフェース部と、 上記各受信用光インターフェース部に接続され、相手ク
    ロスコネクト装置からのメッセージが自己宛かどうかを
    監視するヘッダ監視部と、 相手のクロスコネクト装置にメッセージを送信するため
    の複数の送信用光インターフェース部と、 上記網制御装置の指令により、所定の受信用光インター
    フェース部を所定の送信用光インターフェース部にクロ
    スコネクトするクロスコネクト処理部と、 切替状態通知要求メッセージを相手クロスコネクト装置
    に送信し、相手クロスコネクト装置からの上記切替状態
    通知要求メッセージの受信時には、無条件に要求を受け
    付けた旨を示す切替状態応答メッセージを相手クロスコ
    ネクト装置に送信した後、クロスコネクト処理部に支障
    移転処理の状態の確認を行い、情報一致確認切替済の状
    態であると確認したときに切替完了通知メッセージを相
    手クロスコネクト装置に送信し、また、相手クロスコネ
    クト装置からの上記切替状態応答メッセージの受信時に
    は、上記切替状態応答メッセージを廃棄すると共に、相
    手クロスコネクト装置からの上記切替完了通知メッセー
    ジの受信時に、上記クロスコネクト処理部に対してクロ
    スコネクト設定解除の通知をするメッセージ処理部と、 を備えることを特徴とした伝送路切替方式。
  2. 【請求項2】 上記クロスコネクト装置に、 上記切替状態通知要求メッセージを作成する要求メッセ
    ージ作成部と、 上記切替状態応答メッセージを作成する応答メッセージ
    作成部と、 上記切替完了通知メッセージを作成する通知メッセージ
    作成部と、 を設けた請求項1記載の伝送路切替方式。
  3. 【請求項3】 上記クロスコネクト装置は、上記相手ク
    ロスコネクト装置を示すIDを登録可能なメッセージI
    D管理テーブル部を備え、 上記クロスコネクト処理部は、上記IDを作成可能であ
    り、 上記メッセージ処理部は、上記IDを付加した上記切替
    状態通知要求メッセージを相手クロスコネクト装置に送
    信すると共に上記IDを上記メッセージID管理テーブ
    ル部に登録させ、相手クロスコネクト装置からの上記切
    替状態応答メッセージ及び切替完了通知メッセージの受
    信時には、上記メッセージID管理テーブル部から該当
    するIDを検索して、一致するものがあったときに、上
    記クロスコネクト処理部に対してID設定解除とクロス
    コネクト設定解除との通知をするものである、 請求項1または請求項2記載の伝送路切替方式。
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NTT R&D,Vol.42 No.7 1993,(社)電気通信協会,西畑一宏 他,「無瞬断切替を可能とするSDH−52M/156Mクロスコネクトシステム」,pp.959−970,平成5年7月10日
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