JP3755743B2 - 通信プログラムおよび通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信プログラムおよび通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、無停止型システムは、一般的に現用システムと、待機システムとを設け、現用システムに何らかの障害が発生したときに即時に待機システムに切り換えて業務処理を続行するようにしている。
【0003】
この際、現用システムを保守しようとする場合、当該現用システムに接続してサービスの提供を受けているユーザの端末に、サーバ保守の時間を事前に広報してその使用を極力しないようにしてから、現用サーバシステムを待機システムに切り替え、現用サーバシステムを停止させて保守を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の現用サーバシステムから待機サーバシステムに切り替えたときに、端末との間のコネクションが一時的に切断されてしまう場合があるという問題があった。特に、現用サーバシステムと端末とがコネクションを確立して切断なしに一連の業務処理を継続して実行したい場合には、コネクションが一時的に切断されることで最初から全ての処理をやり直しが発生してしまうなどの問題が発生した。
【0005】
本発明は、これらの問題を解決するため、現用システムから待機システムに切り替えるときに待機システムと端末とのコネクションを予め接続あるいは切り替え時に接続し、現用システムと端末とのコネクションを待機システムと端末とのコネクションに切り替えてから現用システムを停止させ、システムと端末との間のコネクションの一時的な切断なしに現用システムを停止させて保守などの作業を可能にすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1において、現用サーバシステム1は、端末4との間で通信して業務処理を行うものであって、ここでは、現用アプリ11などから構成されるものである。
【0007】
待機サーバシステム2は、端末4との間で通信して業務処理を行うものであって、ここでは、待機アプリ21などから構成されるものである。
端末制御装置3は、現用サーバシステム1との間に現用コネクション▲1▼、待機サーバシステム2との間に待機コネクション▲2▼、端末4との間に端末コネクション▲3▼をそれぞれ接続し、現用サーバシステム1と端末4および待機サーバシステム2と端末4との間で通信を行わせるものであって、通信パス管理テーブル31などから構成されるものである。
【0008】
通信パス管理テーブル31は、現用アプリ11と端末4との間の通信パス、および待機アプリ21と端末4との間の通信パスに使用するコネクションIDをそれぞれ設定、およびいずれか現用、待機かなどを設定して管理するものである。
【0009】
次に、動作を説明する。
端末制御装置3が現用アプリ11との間に第1のコネクション(現用コネクション▲1▼)を接続および待機アプリ21との間に第2のコネクション(待機コネクション▲2▼)を接続すると共に、ネットワークを介して端末4との間に第3のコネクション(端末コネクション▲3▼)を接続して当該第3のコネクションに第1および第2のコネクションを接続し、現用アプリ11と第1のコネクションおよび第3のコネクションを介して端末4との間で通信させ、現用アプリ11の停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、第1あるいは第2のコネクションと第3のコネクションを介して相手の端末4にコネクション切替指示を通知して応答があったときに待機アプリ21と第2のコネクションおよび第3のコネクションを介して端末4との間で通信させるように切り替えるようにしている。
【0010】
また、端末制御装置3が現用アプリ11との間に第1のコネクションを接続および待機アプリ21との間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末4との間に第3のコネクションを接続して第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続し、現用アプリ11と第1のコネクションおよび第3のコネクションを介して端末4との間で通信させ、現用アプリ11の停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、第1あるいは第2のコネクションと第3のコネクションを介して相手の端末4にコネクション切替指示を通知してNG応答があったときに切り替えを待機し、端末4からコネクション切替の返答があったときに待機アプリ21と第2のコネクションおよび第3のコネクションを介して端末4との間で通信させるように切り替えるようにしている。
【0011】
これらの際に、切り替えた後、現用アプリ11を停止させるようにしている。また、現用アプリ11と端末4との間の第1の通信パスとして第1のコネクションと第3のコネクションを通信パス管理テーブル31に登録、および待機アプリ21と端末4との間の第2の通信パスとして第2のコネクションと第3のコネクションを通信パス管理テーブル31に登録し、切り替え時に第1の通信パスを待機および第2の通信パスを現用と設定して切り替えるようにしている。
【0012】
従って、現用サーバシステム1から待機サーバシステム2に切り替えるときに待機サーバシステム2と端末4とのコネクションを予め接続あるいは切り替え時に接続し、現用サーバシステム1と端末4とのコネクションを待機サーバシステム2と端末4とのコネクションに切り替えてから現用サーバシステム1を停止させることにより、現用サーバシステム1と端末4との間のコネクションの一時的な切断なしに待機サーバシステム2に切り替えて業務処理を続行すると共に、現用サーバシステム1を停止させて保守などの作業を行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図5を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、現用サーバシステム1は、端末4との間でコネクションを接続し、相互に通信してサービスを提供する現用のシステムであって、ここでは、現用アプリ11、通信制御プログラム12などから構成されるものである。
【0015】
現用アプリ11は、現用の業務アプリであって、端末4と相互に通信してサービスを提供する現用の業務アプリケーションプログラムである。
通信制御プログラム12は、端末制御装置3との間で現用コネクション▲1▼を接続して通信するものである。
【0016】
待機サーバシステム2は、端末4との間でコネクションを接続し、相互に通信してサービスを提供する待機のシステムであって、ここでは、待機アプリ21、通信制御プログラム22などから構成されるものである。
【0017】
待機アプリ21は、待機の業務アプリであって、端末4と相互に通信してサービスを提供する待機の業務アプリケーションプログラムである。
通信制御プログラム22は、端末制御装置3との間で待機コネクション▲2▼を接続して通信するものである。
【0018】
端末制御装置3は、現用サーバシステム1を構成する通信制御プログラム12との間で現用コネクション▲1▼を接続、待機サーバシステム2を構成する通信制御プログラム22との間で待機コネクション▲2▼を接続、端末4との間で端末コネクション▲3▼を接続すると共に、現用コネクション▲1▼と端末コネクション▲3▼、待機コネクション▲2▼と端末コネクション▲3▼を接続し、現用アプリ11と端末4との間に通信パス#1および待機アプリ21と端末4との間に通信パス#2を設けて相互に通信させるものであって、通信パス管理テーブル31などから構成されるものである。
【0019】
通信パス管理テーブル31は、通信パスに対応づけて当該通信パスを構成するコネクションを登録して管理するものである(図4を用いて後述する)。
次に、図1の構成のもとで、現用サーバシステム1から待機サーバシステム2に端末4とのコネクションを切断することなく、切り替える場合、例えば現用サーバシステム1を保守のために停止させときにコネクションを切断することなく切り替えるときの手順を図2および図3の順番に詳細に説明する。
【0020】
図2および図3は、本発明の説明図を示す。図中の上段の待機アプリ21、現用アプリ11、端末制御装置3、端末4は、図1のそれぞれの番号のものに対応する。
【0021】
図2において、S1は、現用アプリ11がOPENを端末制御装置3に発行して送信する。
S2は、S1のOPENを受信した端末制御装置3がOKを現用アプリ11に返信する。
【0022】
S3は、現用アプリ11がCONN(コネクションコマンド)を発行して端末制御装置3に送信する。
S4、S5は、S3のCONNを受信した端末制御装置3が現用アプリ11(正確には図1の現用サーバシステム1内の通信制御プログラム12、以下同様)と端末制御装置3との間に現用コネクション▲1▼を接続すると共に、端末4との間に端末コネクション▲3▼を接続する。
【0023】
S6は、端末制御装置4がOKを現用アプリ11に送信する。
以上のS1からS5によって、現用アプリ11と端末制御装置3との間に現用コネクション▲1▼、更に端末制御装置3と端末4との間に端末コネクション▲3▼がそれぞれ接続され、これら現用コネクション▲1▼と端末コネクション▲3▼とを接続した通信パス#1がここでは接続(確立)され、現用アプリ11と端末4とが相互に通信可能な状態になった。
【0024】
S7は、待機アプリ21がOPENを端末制御装置3に発行して送信する。
S8は、S7のOPENを受信した端末制御装置3がOKを待機アプリ21に返信する。
【0025】
S9は、待機アプリ21がCONN(コネクションコマンド)を発行して端末制御装置3に送信する。
S10は、S9のCONNを受信した端末制御装置3が待機アプリ21(正確には図1の待機サーバシステム2内の通信制御プログラム22、以下同様)と端末制御装置3との間に待機コネクション▲2▼を接続する(端末4との間に端末コネクション▲3▼が既に接続されているので、ここでは、接続しない)。
【0026】
S11端末制御装置4がOKを待機アプリ21に送信する。
以上のS7からS11によって、待機アプリ21と端末制御装置3との間に待機コネクション▲2▼が接続され、この待機コネクション▲2▼と端末コネクション▲3▼とを接続した通信パス#2がここでは接続(確立)され、待機アプリ21と端末4とが相互に通信可能な状態になった。
【0027】
S12は、現用アプリ11がSENDを発行して端末制御装置3に送信する。
S13は、現用アプリ11が電文を、通信パス#1(現用コネクション▲1▼と端末コネクション▲3▼とを接続した通信パス#1)に向けて送信する。これにより、通信パス#1に送信された電文を端末4が受信する。
【0028】
S14は、S13で現用アプリ11が電文を送信したことに対応して、端末制御装置3からOK(正常に送信された旨を表すコマンド)がここでは返信される。
【0029】
S15は、現用アプリ11がRECV(レシーブコマンド、受信コマンド)を端末制御装置3に送信する。
S16は、S15のRECVを送信したことに対応して、端末4から送信された電文が通信パス#1を介して現用アプリ11が受信する。
【0030】
S17は、現用アプリ11がOKを受信する。
以上のS12からS17によって、現用アプリ11が通信パス#1を介して端末4との間で電文の送受信を行うことが可能となる。
【0031】
次に、S21で管理者あるいは他のアプリから保守指示(現用アプリ11を停止させて保守を行う指示)をここでは、待機アプリ21が受信する。
S22は、S21で現用アプリ11の保守指示を受信した待機アプリ21がSENDを送信する。
【0032】
S23は、待機アプリ21がS22でSENDを送信したのに続いて切り替え指示を通信パス#2(待機コネクション▲2▼と端末コネクション▲3▼)を介して端末に向けて送信する。
【0033】
S24は、待機アプリ21がOKを受信する。
S25は、待機アプリ21がRECV(受信コマンド)を送信する。
S26は、待機アプリ21が通信パス#2を介して端末4から送信された、S23の切り替え指示に対する、応答を受信する。
【0034】
S27は、待機アプリ21がOKを受信する。
S28は、待機アプリ21が切り替え完了(現用に変更)する。これは、S23で待機アプリ21が切り替え指示を通信パス#2(待機コネクション▲2▼と端末コネクション▲3▼)を介して端末4に送信し、端末4から通信パス#2を介してコネクション切り替えの了解の応答を待機アプリ21が受信したので、端末制御装置3が通信パス#2を現用に切り替えを行い、以降は待機アプリ21が現用アプリとなって通信パス#2を介して端末4との間で電文の授受を行い、業務処理を引き継ぐこととなる。この際、通信パス#1(現用コネクション▲1▼と端末コネクション3)から通信パス#2(待機コネクション▲2▼と端末コネクション▲3▼)に自動的に切り替え、従来のコネクションの一時的に切断を生じることをなくすことが可能となる。
【0035】
以上のように、S21で現用アプリ11を停止して保守を行う指示(S21)が待機アプリ21に通知されたときに、自動的に通信パス#1からコネクションの一時的に切断なしに通信パス#2に切り替えて待機アプリ21が端末4との間で電文を相互に通信して業務処理を続行することが可能となる。
【0036】
図3のS31は、現用アプリ11が通信パス#1(現用コネクション▲1▼)を介してRECVを送信する。
S32は、現用アプリ11が端末制御装置3から切り替え指示の通知を受信する。
【0037】
S33は、現用アプリ11がOKを受信する。
S34は、現用アプリ11がDISC(ディスコネクトコマンド、コネクションの解放コマンド)を送信する。
【0038】
S35は、S34のDISCに対応して端末制御装置3が現用コネクション▲1▼を解放する。
S36は、現用アプリ11がCLOSEを送信する。
【0039】
S37は、OKを受信する。
S38は、切り替え完了する(サーバシステムの保守を行う)。これは、通信パス#1を通信パス#2に切り替えて待機アプリ21が現用アプリとなって端末4との間で相互に通信して業務を引き継ぐと共に、現用サーバシステム1を待機サーバシステムに変更し、停止させて保守などの作業を行う。
【0040】
以上のS31からS39によって、通信パス#1を通信パス#2に切り替えて待機アプリ21が端末との間で通信を開始して業務を引き継いだ状態で、現用サーバシステム1を待機サーバシステムに切り替えて停止させ、保守作業などを行うことが可能となる。
【0041】
図4は、本発明の通信パス管理テーブル例を示す。これは、既述した図2の端末制御装置3が通信パスを構成するコネクションIDを対応付けて登録し、通信パスを介して相互に電文の送受信を行わせるためのものであって、ここでは、図示の下記の情報を登録して管理するものである。
【0042】
通信パス アプリコネクション 端末コネクション 通信パスのタイプ
通信パス#1 ▲1▼ ▲2▼ 現用
通信パス#2 ▲2▼ ▲3▼ 待機→現用
ここで、▲1▼は図1から図3中の現用コネクション▲1▼を表し、▲2▼は図1から図3の待機コネクション▲2▼を表し、▲3▼は図1から図3の端末コネクション▲3▼を表す。また、通信のタイプの「現用」は業務処理のために使用する現用の通信パスを表し、「待機」は業務処理のための待機の通信パスを表す。尚、待機の通信パスは、常時接続しておいてもよいし、保守や現用アプリ11が停止しようとしたときに自動的に接続されるようにしてもよい。いずれにしても、現用と待機の2つの通信パスが接続されてから、現用から待機の通信パスに切り替えることで、コネクションの一時的な切断も生じないようにして切り替えることが可能となる。
【0043】
図5は、本発明の他の説明図を示す。これは、通信パス#1(現用アプリ11と端末4とを接続する通信パス)から通信パス#2(待機アプリ21と端末4とを接続する通信パス)に切り替える際に、端末4が業務処理中で連続して業務処理を行う必要があり通信パスの切り替えを許可しないときに当該端末4で業務処理が終了するまで待機してから通信パス#1から通信パス#2に切り替えるようにした他の実施例を説明するものである。
【0044】
図5において、S41は、待機アプリ21が保守指示の通知を受ける。これは、管理者あるいは他のアプリから保守指示(現用アプリ11を停止させて保守を行う指示)をここでは、待機アプリ21が通知を受ける。
【0045】
S42は、S41で現用アプリ11の保守指示を受信した待機アプリ21がSENDを送信する。
S43は、待機アプリ21がS42でSENDを送信したのに続いて切り替え指示を通信パス#2(待機コネクション▲2▼と端末コネクション▲3▼)を介して端末4に向けて送信する。
【0046】
S44は、S43で切り替え指示を受信した端末4が当該切り替え指示があったことを記憶する。
S45は、待機アプリ21がS43の送信のOKを受信する。
【0047】
S46は、待機アプリ21がRECVを送信する。
S47は、端末4から送信された応答を待機アプリ21が受信する。これは、端末4がS43で通信パス#1から通信パス#2に切り替える通知を受けたときに、端末4が通信パス#1を介して現用アプリ11との間で一瞬の通信パスの切り替えも不可の業務処理を行っている最中であったので、通信パスの切り替えNGの応答を待機アプリ21に送信したものである。
【0048】
S48は、待機アプリ21がS47の受信が正常終了した旨のOKを受信する。
S49は、現用アプリ11と端末4とが通信パス#1を介して通信パスの切り替え不可の業務処理を終了する。
【0049】
S50は、現用アプリ11がRECVを送信する(通信パス#1)。
S51は、端末4から送信された、S44で記憶しておいた通信パス#2への切り替え指示を、現用アプリ11が受信する。
【0050】
S52は、現用アプリ11が切り替え指示の電文の正常受信完了の旨のOKを受信する。
S53は、現用アプリ11がSENDを送信する。
【0051】
S54は、現用アプリ11がS53のSENDに続けて応答を端末4に向けて送信する。
S55は、現用アプリ11が送信完了のOKを受信する。
【0052】
S56は、待機アプリ21が通信パス#2を介してRECVを送信する。
S57は、待機アプリ21がS56のRECVの送信に対応して、端末4から送信されてきた切り替え通知を受信する。
【0053】
S58は、待機アプリ21がS57の電文の正常受信完了の旨のOKを受信する。
S59は、待機アプリ21を現用への切り替えを完了する。これにより、待機アプリ(待機サーバシステム2)が現用となると共に、既述した図4の通信パス管理テーブル31中の通信パス#2を待機から現用に変更する。
【0054】
以上のS41からS59によって、保持指示があったときに、待機アプリ21から端末4に切り替え通知し、端末4がNGの応答を返したときに、端末4の実行中の業務処理が終了したときに記憶しておいた切り替え通知を現用アプリ11に通知して現用アプリ11から応答があったときに端末4が待機アプリ21に通信パス#1から通信パス#2に切り替える旨を通知すると共に端末制御装置3が通信パス管理テーブル31の通信パス#2を現用に変更、通信パス#1を待機に変更することにより、端末4の実行中の業務処理の終了を待って通信パスを切り替えることが可能となる。
【0055】
S60は、現用アプリ11がDISC(ディスコネクトコマンド、コネクションの解放コマンド)を送信する。
S61は、S60のDISCに対応して端末制御装置3が現用コネクション▲1▼を解放する。
【0056】
S62は、現用アプリ11がOKを受信する。
S63は、現用アプリ11がCLOSEを送信する。
S64は、OKを受信する。
【0057】
S65は、切り替え完了する(サーバシステムの保守を行う)。これは、通信パス#1を通信パス#2に切り替えて待機アプリ21が現用アプリとなって端末4との間で相互に通信して業務を引き継ぐと共に、現用サーバシステム1が待機サーバシステムに変更され、停止させて保守などの作業を行う。
【0058】
以上のS60からS65によって、通信パス#1を通信パス#2に切り替えて待機アプリ21が端末との間で通信を開始して業務を引き継いだ状態で、現用サーバシステム1を待機サーバシステムに切り替えて停止させ、保守作業などを行うことが可能となる。
【0059】
(付記1)
システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信プログラムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知して応答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と
を有し、これら手段として機能させるための通信プログラム。
【0060】
(付記2)
システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信プログラムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知してNG応答があったときに切り替えを待機する手段と、
上記端末からコネクション切替の返答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と、
を有し、これら手段として機能させるための通信プログラム。
【0061】
(付記3)
上記切り替えた後、上記現用アプリを停止させる手段を有し、この手段として機能させるための付記1あるいは付記2記載の通信プログラム。
【0062】
(付記4)
上記現用アプリと端末との間の第1の通信パスとして上記第1のコネクションと第3のコネクションをテーブルに登録、および上記待機アプリと端末との間の第2の通信パスとして上記第2のコネクションと第3のコネクションをテーブルに登録し、上記切り替え時に上記第1の通信パスを待機および上記第2の通信パスを現用と設定して切り替える手段を有し、この手段として機能させるための付記1から付記3のいずれかに記載の通信プログラム。
【0063】
(付記5)
システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信システムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知して応答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と、
を備えたことを特徴とする通信システム。
【0064】
(付記6)
システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信システムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知してNG応答があったときに切り替えを待機する手段と、
上記端末からコネクション切替の返答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と、
を備えたことを特長とする通信システム。
【0065】
(付記7)
上記切り替えた後、上記現用アプリを停止させる手段を備えたことを特徴とする請求項5あるいは請求項6記載の通信システム
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、現用サーバシステム1から待機サーバシステム2に切り替えるときに待機サーバシステム2と端末4とのコネクションを予め接続あるいは切り替え時に接続し、現用サーバシステム1と端末4とのコネクションを待機サーバシステム2と端末4とのコネクションに切り替えてから現用サーバシステム1を停止させる構成を採用しているため、現用サーバシステム1と端末4との間のコネクションの一時的な切断なしに待機サーバシステム2に切り替えて業務処理を続行すると共に、現用サーバシステム1を停止させて保守などの作業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の説明図(つづく)である。
【図3】本発明の説明図(つづき)である。
【図4】本発明の通信パス管理テーブル例である。
【図5】本発明の他の説明図である。
【符号の説明】
1:現用サーバシステム
11:現用アプリ
12.22:通信制御プログラム
2:待機サーバシステム
3:端末制御装置
31:通信パス管理テーブル
4:端末
▲1▼:現用コネクション(第1のコネクション)
▲2▼:待機コネクション(第2のコネクション)
▲3▼:端末コネクション(第3のコネクション)
Claims (5)
- システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信プログラムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知して応答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と
を有し、これら手段として機能させるための通信プログラム。 - システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信プログラムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知してNG応答があったときに切り替えを待機する手段と、
上記端末からコネクション切替の返答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と、
を有し、これら手段として機能させるための通信プログラム。 - 上記切り替えた後、上記現用アプリを停止させる手段を有し、この手段として機能させるための請求項1あるいは請求項2記載の通信プログラム。
- 上記現用アプリと端末との間の第1の通信パスとして上記第1のコネクションと第3のコネクションをテーブルに登録、および上記待機アプリと端末との間の第2の通信パスとして上記第2のコネクションと第3のコネクションをテーブルに登録し、上記切り替え時に上記第1の通信パスを待機および上記第2の通信パスを現用と設定して切り替える手段を有し、この手段として機能させるための請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信プログラム。
- システムとネットワークを介して接続された端末との間のコネクションを接続して通信する通信システムにおいて、
現用アプリとの間に第1のコネクションを接続および待機アプリとの間に第2のコネクションを接続すると共に、ネットワークを介して端末との間に第3のコネクションを接続して当該第3のコネクションに上記第1および第2のコネクションを接続する手段と、
上記現用アプリと上記第1のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させる手段と、
上記現用アプリの停止指示されたときあるいは停止しようとしたときに、上記第1あるいは上記第2のコネクションと上記第3のコネクションを介して相手の端末にコネクション切替指示を通知して応答があったときに上記待機アプリと上記第2のコネクションおよび上記第3のコネクションを介して上記端末との間で通信させるように切り替える手段と、
を備えたことを特徴とする通信システム。
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