JPH07170287A - 交換システム及びリスタート処理方法 - Google Patents

交換システム及びリスタート処理方法

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JPH07170287A
JPH07170287A JP31478193A JP31478193A JPH07170287A JP H07170287 A JPH07170287 A JP H07170287A JP 31478193 A JP31478193 A JP 31478193A JP 31478193 A JP31478193 A JP 31478193A JP H07170287 A JPH07170287 A JP H07170287A
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JP31478193A
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Inventor
Shinichi Shishino
真一 宍野
Jun Hirai
潤 平井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信したデータリンクを使用しない呼に影響
を与えず、リスタート処理を行うこと。 【構成】 例えば、網側のデータリンクに接続される受
信部113、逆多重部114を通してリスタート指示パ
ケット(SIパケット)がバッファメモリ117に入力
されると、転送制御部115は前記SIパケットが受信
されたデータリンクを用いる全ての呼を求めた後、前記
SIパケットの代わりに切断指示パケットを発生して、
これを前記求めた全ての呼の通信端末に送信する。その
後、端末側から例えば受信部113、逆多重部114を
通してバッファメモリ117に復旧要求パケットが入力
されると、転送制御部115はこれをリスタート確認パ
ケットに代えて前記データリンクに接続される多重部1
12、送信部111を介して網側に返送する。これによ
り、前記SIパケットが受信されたデータリンクを使用
する全ての呼が切断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆網或いは私設網と通
信端末との間に挿介され、入力されるパケット呼を交換
して目的の宛先に送出する交換システムに係り、特にリ
スタート処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の交換システムは接続された
データリンクに多重されたパケットを呼毎に弁別し、弁
別して得た各宛先のパケット呼をその送出方路のデータ
リンク毎に再び多重化して送出する。上記データリンク
に対して網からは指示パケットが、端末からは要求パケ
ットが出されるが、これらいずれのパケットもデータリ
ンクの設定又は解除を指令するものである。このような
パケットの中の例えばリスタート要求・指示パケット
は、該当するデータリンクを利用する全ての呼に対して
影響(設定又は解除の動作を行うこと)を持つが、網で
ない場合、これらリスタート指示・要求に対する規定が
ない。このため、データリンクに対するリスタート指示
・要求はデータリンクを利用する全ての呼に対して交換
システムで分配してしまうことになり、以下に述べるよ
うな不都合が生じる。
【0003】図7は従来の交換システムで通信中の呼の
通信状態を示した図である。網2と交換システム1間の
データリンクD1を用いて2つの呼C1、C3が通信中
である。呼C1、C3は、交換システム1の端末収容イ
ンタフェース12に収容されるパケット通信端末T1、
T2にそれぞれ接続されている。交換システム1とパケ
ット通信端末T1、T2間を接続しているデータリンク
をそれぞれL1、L2とする。更に網2と交換システム
1間を接続しているデータリンクD2を用いて呼C2が
端末T2と通信中であるとし、この場合端末T2と交換
システム1間を接続しているデータリンクはL2が使用
されているものとする。従って、データリンクL1は呼
C1が用い、データリンクL2は呼C2、C3が用いる
ことになり、又、データリンクD1は呼C1、C3が用
い,データリンクD2は呼C2が用いることになる。従
って、端末T3、T4がデータリンクD1、交換システ
ム1、データリンクL1、L2を通して端末T1、T2
と通信し、端末T5がデータリンクD2、交換システム
1、データリンクL2を通して端末T2と通信してい
る。
【0004】上記した交換システム1でリスタート指示
・要求が受信された場合、ケース(A)、ケース(B)
について以下に述べる。まず、リスタート指示・要求が
受信された場合、交換システム1は次の処理(1)、
(2)を必ず行うことなる。(1)リスタート指示パケ
ット(以下SIパケットと称する)が網2側のデータリ
ンクから受信された場合、交換システム1はSIパケッ
トを網2側のデータリンクに多重された全ての呼に対し
て、SIパケットを収容する内線端末側データリンクに
送出する。又、交換システム1は前記SIパケットに対
して端末から送出されるリスタート確認パケット(以下
SFパケットと称する)を網2側に送出する。ここで、
交換システム1はSIパケットが送出、又は受信された
データリンクを用いる呼を全て切断する。
【0005】(2)リスタート要求パケット(以下SQ
パケットと称する)が端末側データリンクから受信され
た場合、交換システム1は端末側データリンクに多重さ
れた全ての呼に対して、SQパケットを網2側のデータ
リンクへ送出する。又、このSQパケットに対して網2
から返されるSFパケットを端末側へ送出する。ここ
で、交換システム1はSQパケットが送出、又は受信さ
れたデータリンクを用いる呼を全て切断する。
【0006】ケース(A);図8に示すように、交換シ
ステム1がデータリンクD1上で網2からSIパケット
を受信した時、交換システム1はデータリンクD1を用
いる全ての呼に対して、リスタート処理を行なう。従っ
て、交換システム1がSIパケットをデータリンクL
1、L2を用いて端末T1、T2に送出すると、端末T
1、T2はSIパケットに対してリスタートを行ない、
SFパケットをデータリンクL1、L2を用いて送出す
る。これにより、呼C1、C3が切断され、交換システ
ム1は網2へデータリンクD1を用いて上記SFパケッ
トを送出する。呼C3が切断されると同時に更に呼C2
も切断される。ここで、呼C2はデータリンクD1を用
いる呼ではないにも拘らず切断され、呼C2の通信者に
不都合が生じるという問題が起こる。
【0007】ケース(B);図9に示すようにパケット
通信端末T2がデータリンクL2上でSQパケットを送
出する場合でも、このSQパケットを交換システム1が
呼C2、C3が使用している網2側のデータリンクD
1、D2へ送出するので、網2からSFパケットが返送
されて来る。これにより、データリンクD1、D2上の
呼C1、C2、C3が切断される。ここで、呼C1はデ
ータリンクL2を用いる呼でないにも拘らず切断され、
呼C1の通信者には不都合が生じるという問題が起こ
る。
【0008】以上のケース(A)、(B)のように、交
換システムが単純にリスタートパケットを該当するデー
タリンクを用いる全ての呼に対して分配してしまう場
合、リスタートパケットが送出されたデータリンクを用
いていない呼に対してもリスタートの影響を与えてしま
い、リスタートに関係のない呼まで切断されてしまうと
いう欠点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
交換システムでは、あるデータリンクを介して受信され
た指示パケット、又は要求パケットがリスタート指示・
要求パケットであった場合、前記データリンクを使用す
る全ての呼に対して前記リスタート指示・要求パケット
を送出してしまうため、前記データリンクを用いていな
い呼も同時に切断されてしまうという欠点があった。
【0010】そこで本発明は上記の欠点を除去し、リス
タート指示又はリスタート要求パケットを受信したデー
タリンクを使用していない呼に影響を与えず、リスター
ト処理を行うことができる交換システム及びリスタート
処理方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は複数台の通信端
末を収容する端末インタフェースと、網と接続される網
インタフェースと、前記それぞれのインタフェース上で
の呼を集線多重する集線多重手段と、前記網インタフェ
ース上のデータリンクに多重された呼を端末インタフェ
ース毎に呼に弁別する第1の弁別手段と、前記端末イン
タフェース上のデータリンクに多重された呼を前記網へ
の方路別の呼に弁別する第2の弁別手段とを有する交換
システムにおいて、前記網からデータリンクを通して受
信されたリスタート指示信号を受信すると、前記第1の
弁別手段にて前記リスタート指示対象のデータリンクを
通る全ての呼を端末インタフェース毎の呼に弁別し、こ
れら弁別された各呼に対して前記リスタート指示信号に
代わる切断指示信号を前記通信端末へ送出する第1の送
出手段と、この第1の送出手段による前記切断指示信号
の送出の後に、前記リスタート指示信号に対する応答信
号を前記網へ送出する第1の応答手段と、前記通信端末
から前記通信インタフェース上のデータリンクを通して
リスタート要求信号を受信すると、前記第2の弁別手段
にて前記リスタート要求対象のデータリンクを通る全て
の呼を前記網への方路別毎の呼に弁別し、これら弁別さ
れた各呼に対して前記リスタート要求信号に代わる復旧
要求信号を前記網へ送出する第2の送出手段と、この第
2の送出手段による前記復旧要求信号の送出の後に、前
記リスタート要求信号に対する応答信号を前記通信端末
に送出する第2の応答手段とを具備した構成を有する。
【0012】
【作用】本発明の交換システムにおいて、第1の送出手
段は前記網からデータリンクを通して受信されたリスタ
ート指示信号を受信すると、第1の弁別手段にて前記リ
スタート指示対象のデータリンクを通る全ての呼を端末
インタフェース毎の呼に弁別し、これら弁別された各呼
に対して前記リスタート指示信号に代わる切断指示信号
を送出する。第1の応答手段は前記第1の送出手段によ
る前記切断指示信号の送出の後に、前記リスタート指示
信号に対する応答信号を前記網へ送出する。第2の送出
手段は前記通信端末から前記通信インタフェース上のデ
ータリンクを通してリスタート要求信号を受信すると、
第2の弁別手段にて前記リスタート要求対象のデータリ
ンクを通る全ての呼を前記網への方路別毎の呼に弁別
し、これら弁別された各呼に対して前記リスタート要求
信号に代わる復旧要求指示信号を送出する。第2の応答
手段は前記第2の送出手段による前記復旧要求指示信号
の送出の後に、前記リスタート要求信号に対する応答信
号を前記通信端末に送出する。これにより、リスタート
指示信号又リスタート要求信号が入力されたデータリン
クを用いる呼に対してのみリスタート処理がなされ、リ
スタートに無関係な呼が切断されることがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のリスタート処理方法を採用した
本発明の交換システムの一実施例を示したブロック図で
ある。11は網インタフェース14と端末インタフェー
ス15の間で呼の接続に応じたパケット転送を行なった
り、或いは中央制御部13との間で呼の設定を行なうた
めの通信制御、更に本例のリスタート処理を行なうパケ
ット転送部、13はデータリンクの制御や網インタフェ
ース14と端末インタフェース15間の呼の設定及び接
続制御を行なう中央制御部、14は公衆網又は私設網と
接続するための網インタフェースで、パケット呼のレイ
ヤ1、2を終端する。15は内線に収容する端末を接続
するための端末インタフェースで、パケット呼のレイヤ
1、2を終端する。交換システム1は上記した11〜1
5の機能ブロックにより構成されている。
【0014】図2は上記したパケット転送部11の詳細
例を示したブロック図である。111は網インタフェー
ス14又は端末インタフェース15へ多重されたパケッ
トを送出する送信部、112は転送スイッチ116から
送出されたパケットからID(識別子)を取り除いてか
ら多重して送信部111へ送出する多重部、113は網
インタフェース14又は端末インタフェース15から転
送されてくるパケットを逆多重部114に転送する受信
部、114は受信パケットの逆多重を行ない、各パケッ
トにIDを付与してからバッファメモリ117に転送す
る逆多重部、但し、前記IDはインタフェースの識別子
とデータリンクの識別子から構成される。115は中央
制御部13により設定された呼の接続関係を接続関係テ
ーブル1150に持ち、これとパケットに付与されたI
Dを参照して、転送スイッチ116からのパケットの方
路問い合わせに答えると共に、リスタート処理を行なう
転送制御部、116はバッファメモリ117に蓄えられ
たパケットを取り出し、パケットに付与されたIDを用
いて、呼の接続関係を転送制御部115に問い合わせる
ことにより、前記パケットを送出すべきインタフェース
の多重部112へ送出する転送スイッチ、117は逆多
重部114から受信したパケットを一時蓄積し、順次転
送スイッチ116に送出するバッファメモリである。
【0015】図3は図2に示した転送制御部115の詳
細例を示したブロック図である。転送制御部115は接
続関係テーブル1150、リスタートタイマ1151、
パケット生成部1152及び転送制御装置1153から
成っている。
【0016】図4は図2、図3に示した接続関係テーブ
ル1150の内容例を示した図である。この接続関係テ
ーブルは発信側、着信側インタフェース、データリンク
と呼の関係更に、リスタート動作に関する状態、更に、
データリンクや呼の状態を保持するテーブルである。こ
のテーブルを参照することにより、任意のデータリンク
を用いている全ての呼を求めることができる。但し、図
中,Nは収容最大呼数、ポートIDは網、端末インタフ
ェースの識別子、論理チャネルはデータリンク内の論理
チャネル識別子、DLIDはインタフェース内のデータ
リンク識別子、DLはデータリンクをそれぞれ示してい
る。
【0017】次に本実施例の動作について説明する。交
換システム1のパケット転送部11は例えば端末インタ
フェース15から入力されるパケット呼を一旦バッファ
リングした後、その宛先に応じた網インタフェース14
から他のパケットに多重化して出力する。このような処
理中にリスタート要求が網側、又は端末側から来ると、
パケット転送部11の図2に示した転送制御部115は
以下に述べるようなリスタート処理を行なう。即ち、転
送制御部115は転送スイッチ116の問い合わせに対
して入力パケットの種別を判定し、そのパケットがリス
タート処理である場合に上記したリスタート処理を行な
う。
【0018】リスタート処理時、転送制御部115の転
送制御装置1153は接続関係テーブル1150を用い
て、SIパケット又は、SQパケットが受信されたデー
タリンクを用いる全ての呼を求めると同時に、リスター
トタイマ1151をスタートさせる。例えば、図5に示
すように網2側からSIパケットが入力された場合、パ
ケット転送部11はこのパケットを図2に示したバッフ
ァメモリ117に一旦格納する。その後、転送スイッチ
116は転送制御部115に対して上記したように前記
SIパケットの種別を問い合わせてくるため、転送制御
部115の転送制御装置1153は中央制御部13に入
力されたパケットの種類の判別を依頼し、それがSIパ
ケットであることが解ると、接続関係テーブル1150
からこのSIパケットが入力されたデータリンクを用い
る全ての呼を求める。その後、転送制御装置1153は
パケット生成部1152を用いて切断指示パケット(以
下CIパケットと称する)を生成させ、これを前記求め
た全ての呼に送信するように転送スイッチ116へ渡
す。
【0019】転送スイッチ116は転送制御装置115
3により指示された全ての呼の通信端末に対して前記C
Iパケットを送出する。その後、前記通信端末から前記
CIパケットを受け取ったことを示すCFパケットが送
られてくる。このため、このCFパケットの種別を転送
スイッチ116が転送制御装置1153に問い合わせて
くるため、転送制御装置1153は前記受信したパケッ
トの種類を中央制御部13により判別してもらって、こ
れがCFパケットであることが解ると、パケット生成部
1152を用いてSFパケットを生成し、このSFパケ
ットを前記SIパケットが入力されたデータリンクを介
して網側に送る指示を、転送スイッチ116へ出す。こ
れにより、転送スイッチ116は前記データリンクを接
続している網インタフェース14から網2側にSFパケ
ットを送信する。尚、転送制御装置1153は全てのC
Fパケットを端末から受け取る前に、リスタートタイマ
1151がタイムアウトする場合には、パケット生成部
1152によりSFパケットを生成させ、これをSIパ
ケットを受信したデータリンクを接続している網インタ
フェース14を通して網2側に送信する。
【0020】図5の例では、網2からSIパケットがデ
ータリンクD1を通して交換システム1に入力される
と、パケット転送部11は前記データリンクD1を使用
する全ての呼、ここでは呼C1とC3を求めた後、これ
ら呼のC1、C3の通信端末に対して、即ち端末T1、
T2に対してCIパケットを送る。これを受信した端末
T1、T2はCFパケットを交換システム1に対して返
送すると共に、呼C1、C3を切断する。交換システム
1は端末T1、T2から呼C1のCFパケットと呼C3
のCFパケットが入力されると、これをSFパケットに
変換し、このSFパケットをデータリンクD1を通して
網2に返送する。これにより、データリンクD1を利用
する呼だけが切断され、他のデータリンクを使用する呼
に影響を与えずに、従来のリスタート指示と同等なこと
を行なうことができる。この場合も、端末T1、T2か
らCFパケットが全て返送される前にリスタートタイマ
1151がタイムアウトした場合、交換システム1はS
Fパケットを網2側に返送する。端末T1、T2から返
送されてくるCFパケットは端末の数が多い場合には所
定数返送されてきたところで、交換システム1はSFパ
ケットを網2側に返送するようにしてもよい。
【0021】次に例えば、図6に示すように端末側から
SQパケットが交換システム1に入力された場合、パケ
ット転送部11は図2に示すようにこのパケットをバッ
ファメモリ117に一旦格納する。その後、転送スイッ
チ116は転送制御部115に対して上記したように前
記SQパケットの種別を問い合わせてくるため、転送制
御部115の転送制御装置1153は中央制御部13に
入力されたパケットの種類の判別を依頼し、それがSQ
パケットであることが解ると、接続関係テーブル115
0からこのSQパケットが入力されたデータリンクを用
いる全ての呼を求める。その後、転送制御装置1153
はパケット生成部1152により復旧要求パケット(以
下CQパケットと称する)を生成させ、これを前記求め
た全ての呼に送信するように転送スイッチ116へ渡
す。
【0022】転送スイッチ116は転送制御装置115
3により指示された全ての呼の網2を介した通信相手に
対して前記CQパケットを送出する。その後、網2側か
ら前記CQパケットを受け取ったことを示すCFパケッ
トが送られてくる。このため、このCFパケットの種別
を転送スイッチ116が転送制御装置1153に問い合
わせてくるため、転送制御装置1153は前記受信した
パケットの種類を中央制御部13により判別してもらっ
て、これがCFパケットであることが解ると、パケット
生成部1152によりSFパケットを生成し、このSF
パケットを前記SQパケットが入力されたデータリンク
を介して端末側に送る指示を、転送スイッチ116へ出
す。これにより、転送スイッチ116は前記データリン
クを接続している端末インタフェース15から端末側に
SFパケットを送信する。尚、転送制御装置1153は
全てのCFパケットを網2側から受け取る前に、リスタ
ートタイマ1151がタイムアウトする場合には、パケ
ット生成部1152によりSFパケットを生成させ、こ
れをSQパケットを受信したデータリンクを接続してい
る端末インタフェース15を通して端末側に送信する。
【0023】図6の例では、端末T2からSQパケット
がデータリンクL2を通して交換システム1に入力され
ると、パケット転送部11は前記データリンクL1を使
用する全ての呼、ここでは呼C2とC3を求めた後、こ
れら呼C2、C3の網2を介した通信相手に対して、C
Qパケットを送る。これを受信した網2は前記CQパケ
ットを受信したことを示すCFパケットを呼C2、C3
に対して返送してくるため、交換システム1はこのCF
パケットをSFパケットに変換した後、このSFパケッ
トをデータリンクL2を通して端末T2に返送する。こ
れにより、データリンクL2を利用する呼だけが切断さ
れ、他のデータリンクを使用する呼に影響を与えずに、
従来のリスタート要求と同等なことを行なうことができ
る。この場合も、網2からCFパケットが全て返送され
る前にリスタートタイマ1151がタイムアウトした場
合、交換システム1はSFパケットを端末T2に返送す
る。
【0024】本実施例によれば、網2側からSIパケッ
トが、又は端末2側からSQパケットが受信された場
合、これらパケットが受信されたデータリンクを用いる
全ての呼を転送制御部115が求めた後、これら全ての
呼の通信相手に対してSIパケットが入力された場合は
CIパケットを、SQパケットが入力された場合はCQ
パケットを返送して、前記全ての呼の通信を切断するこ
とにより、リスタート処理を必要とするデータリンクを
利用する呼を復旧することができ、前記データリンクを
用いない呼に影響を与えずに、リスタート処理を行なう
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の交換システム
及びリスタート処理方法によれば、リスタート指示又は
リスタート要求パケットを受信したデータリンクを使用
していない呼に影響を与えず、リスタート処理を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換システムの一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示したパケット転送部の詳細例を示した
ブロック図。
【図3】図2に示した転送制御部の詳細例を示したブロ
ック図。
【図4】図2又は図3に示した接続関係テーブルの内容
例を示した図。
【図5】図1に示した交換システムに網側からSIパケ
ットが入力された場合のリスタート処理を示したシーケ
ンス図。
【図6】図1に示した交換システムに端末側からSQパ
ケットが入力された場合のリスタート処理を示したシー
ケンス図。
【図7】従来の交換システムの構成例を示した図。
【図8】図7に示した交換システムに網側からSIパケ
ットが入力された場合のリスタート処理を示したシーケ
ンス図。
【図9】図7に示した交換システムに端末側からSQパ
ケットが入力された場合のリスタート処理を示したシー
ケンス図。
【符号の説明】
1…交換システム 11…パケット
転送部 13…転送制御部 14…網インタ
フェース 15…端末インタフェース 111…送信部 112…多重部 113…受信部 114…逆多重部 115…転送制
御部 116…転送スイッチ 117…バッフ
ァメモリ 1150…接続関係テーブル 1151…リス
タートタイマ 1152…パケット生成部 1153…転送
制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は複数台の通信端
末を収容する端末インタフェースと、網と接続される網
インタフェースと、前記それぞれのインタフェース上で
の呼を集線多重する集線多重手段と、前記網インタフェ
ース上のデータリンクに多重された呼を端末インタフェ
ース毎呼に弁別する第1の弁別手段と、前記端末イン
タフェース上のデータリンクに多重された呼を前記網へ
の方路別の呼に弁別する第2の弁別手段とを有する交換
システムにおいて、前記網からデータリンクを通して受
信されたリスタート指示信号を受信すると、前記第1の
弁別手段にて前記リスタート指示対象のデータリンクを
通る全ての呼を端末インタフェース毎の呼に弁別し、こ
れら弁別された各呼に対して前記リスタート指示信号に
代わる切断指示信号を前記通信端末へ送出する第1の送
出手段と、この第1の送出手段による前記切断指示信号
の送出の後に、前記リスタート指示信号に対する応答信
号を前記網へ送出する第1の応答手段と、前記通信端末
から前記通信インタフェース上のデータリンクを通して
リスタート要求信号を受信すると、前記第2の弁別手段
にて前記リスタート要求対象のデータリンクを通る全て
の呼を前記網への方路別毎の呼に弁別し、これら弁別さ
れた各呼に対して前記リスタート要求信号に代わる復旧
要求信号を前記網へ送出する第2の送出手段と、この第
2の送出手段による前記復旧要求信号の送出の後に、前
記リスタート要求信号に対する応答信号を前記通信端末
に送出する第2の応答手段とを具備した構成を有する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の通信端末を収容する端末インタ
    フェースと、網と接続される網インタフェースと、前記
    それぞれのインタフェース上での呼を集線多重する集線
    多重手段と、前記網インタフェース上のデータリンクに
    多重された呼を端末インタフェース毎に呼に弁別する第
    1の弁別手段と、前記端末インタフェース上のデータリ
    ンクに多重された呼を前記網への方路別の呼に弁別する
    第2の弁別手段とを有する交換システムにおいて、前記
    網からデータリンクを通して受信されたリスタート指示
    信号を受信すると、前記第1の弁別手段にて前記リスタ
    ート指示対象のデータリンクを通る全ての呼を端末イン
    タフェース毎の呼に弁別し、これら弁別された各呼に対
    して前記リスタート指示信号に代わる切断指示信号を前
    記通信端末へ送出する第1の送出手段と、この第1の送
    出手段による前記切断指示信号の送出の後に、前記リス
    タート指示信号に対する応答信号を前記網へ送出する第
    1の応答手段と、前記通信端末から前記通信インタフェ
    ース上のデータリンクを通してリスタート要求信号を受
    信すると、前記第2の弁別手段にて前記リスタート要求
    対象のデータリンクを通る全ての呼を前記網への方路別
    毎の呼に弁別し、これら弁別された各呼に対して前記リ
    スタート要求信号に代わる復旧要求信号を前記網へ送出
    する第2の送出手段と、この第2の送出手段による前記
    復旧要求信号の送出の後に、前記リスタート要求信号に
    対する応答信号を前記通信端末に送出する第2の応答手
    段とを具備したことを特徴とする交換システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の送出手段による切断指示信号
    の送出は、前記第1の弁別手段にて弁別された端末イン
    タフェース毎の呼の全ての呼に対して行うことを特徴と
    する請求項1記載の交換システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の送出手段による復旧要求信号
    の送出は、前記第2の弁別手段にて弁別された前記網へ
    の方路別毎の呼の全ての呼に対して行うことを特徴とす
    る請求項1記載の交換システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の応答手段による前記リスター
    ト指示信号に対する応答信号の送出は、前記第1の送出
    手段が送出した切断指示信号に対する前記通端末別の呼
    からの復旧確認信号を全数受信した時、或いは前記リス
    タート指示信号を受信してから所定時間経った時に行う
    ことを特徴とする請求項1記載の交換システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の応答手段による前記リスター
    ト要求信号に対する応答信号の送出は、前記第2の送出
    手段が送出した復旧要求信号に対する前記方路別の呼か
    ら復旧確認信号を全数受信した時、或いは前記リスター
    ト要求信号を受信してから所定時間経った時に行うこと
    を特徴とする請求項1記載の交換システム。
  6. 【請求項6】 通信端末と網との間に介在して多重化さ
    れて入力されるパケット呼を分離した後、各パケット呼
    を宛先毎に弁別した後、多重化して送出する交換システ
    ムのリスタート処理方法にあって、網側からデータリン
    クを通してリスタート指示パケットを受信すると、前記
    データリンクを通る全てのパケット呼を求め、このパケ
    ット呼の通信端末に切断指示パケットを送出した後、前
    記リスタートパケットに対する応答信号を前記網側に送
    出し、或いは通信端末側からデータリンクを通してリス
    タート要求パケットを受信すると、前記データリンクを
    通る全てのパケット呼を求め、このパケット呼の網側の
    通信相手に復旧要求指示パケットを送出した後、前記リ
    スタートパケットに対する応答信号を前記端末側に送出
    することを特徴としたリスタート処理方法。
JP31478193A 1993-12-15 1993-12-15 交換システム及びリスタート処理方法 Withdrawn JPH07170287A (ja)

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