JP2765434B2 - ケーブル - Google Patents
ケーブルInfo
- Publication number
- JP2765434B2 JP2765434B2 JP5140360A JP14036093A JP2765434B2 JP 2765434 B2 JP2765434 B2 JP 2765434B2 JP 5140360 A JP5140360 A JP 5140360A JP 14036093 A JP14036093 A JP 14036093A JP 2765434 B2 JP2765434 B2 JP 2765434B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- layer
- cable
- pipe
- chromium oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属管を被覆層とする
ケーブルに関するものである。
ケーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の金属管製造ラインを示す。
金属帯板９は、洗浄装置１０内を通過した後成形工具６
で筒状に丸められ、合わせ部が溶接トーチ７で溶接され
て金属管１１となる。洗浄装置１０は、金属帯板９の表
面に塗られている錆止油を除去するためのもので、洗浄
剤１２には有機溶剤や界面活性剤などを使用していた。
金属帯板９は、洗浄装置１０内を通過した後成形工具６
で筒状に丸められ、合わせ部が溶接トーチ７で溶接され
て金属管１１となる。洗浄装置１０は、金属帯板９の表
面に塗られている錆止油を除去するためのもので、洗浄
剤１２には有機溶剤や界面活性剤などを使用していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、有機溶剤など
地球規模の環境破壊を及ぼす洗浄剤の全廃に伴い、油の
付着した金属帯板を洗浄することができなくなった。油
の付着した帯板をそのまま溶接すると、溶接部が燃焼
し、品質的に問題のある管しか製造できない。
地球規模の環境破壊を及ぼす洗浄剤の全廃に伴い、油の
付着した金属帯板を洗浄することができなくなった。油
の付着した帯板をそのまま溶接すると、溶接部が燃焼
し、品質的に問題のある管しか製造できない。
【０００４】本発明は上記事情に鑑み創案されたもの
で、その目的は、無洗浄でも高品質の造管溶接ができる
ケーブルを提供することにある。
で、その目的は、無洗浄でも高品質の造管溶接ができる
ケーブルを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、地金の
表面に、被覆量80〜120mg/ m 2 の金属クロム層、被覆量
160〜200mg/ m 2 の金属錫層、被覆量 8〜14mg/m 2 の酸
化クロム層の順に被覆層を有する金属帯板が筒状に丸め
られ、その合せ部が溶接されてなる金属管をケーブルの
被覆層に用い、前記金属管の外側に前記酸化クロム層に
密着して防喰シースが施されていることにある。
表面に、被覆量80〜120mg/ m 2 の金属クロム層、被覆量
160〜200mg/ m 2 の金属錫層、被覆量 8〜14mg/m 2 の酸
化クロム層の順に被覆層を有する金属帯板が筒状に丸め
られ、その合せ部が溶接されてなる金属管をケーブルの
被覆層に用い、前記金属管の外側に前記酸化クロム層に
密着して防喰シースが施されていることにある。
【０００６】
【作用】金属クロム、金属錫および酸化クロムは耐蝕性
があり、これらを地金の表面に積層して被覆しておくこ
とにより金属帯板の発錆を確実に防止できる。したがっ
て、従来のように錆防止のために金属帯板の表面に油を
塗る必要がなくなり、有機溶剤などによる洗浄を行うこ
となく高品質の造管溶接が実現できる。また、造管後の
金属管の発錆も防止できる。この金属管をケーブルの外
装に使用することでケーブルの長寿命化が図れる。
があり、これらを地金の表面に積層して被覆しておくこ
とにより金属帯板の発錆を確実に防止できる。したがっ
て、従来のように錆防止のために金属帯板の表面に油を
塗る必要がなくなり、有機溶剤などによる洗浄を行うこ
となく高品質の造管溶接が実現できる。また、造管後の
金属管の発錆も防止できる。この金属管をケーブルの外
装に使用することでケーブルの長寿命化が図れる。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
【０００８】図１に、本発明のケーブルに用いる金属帯
板の断面構造を示す。この造管用金属帯板１は鉄地金２
の表面に金属クロム層３、金属錫層４及び酸化クロム層
５を順に被覆して防錆処理したものである。
板の断面構造を示す。この造管用金属帯板１は鉄地金２
の表面に金属クロム層３、金属錫層４及び酸化クロム層
５を順に被覆して防錆処理したものである。
【０００９】鉄地金２上にメッキした金属クロム層３
は、耐蝕性と溶接性を共に向上させるためのものであ
る。例えば、亜鉛（Ｚｎ）では溶接熱で亜鉛が燃焼し、
品質の良い溶接ビードが得られない。ニッケル（Ｎｉ）
は耐蝕性はあるが非常に高価なため使用に適さない。そ
こで、耐蝕性が高く、安価で且つＴＩＧ溶接のできる金
属クロムを用いた。金属クロム層３の被覆量は80〜120m
g/ m2 がよい。被覆量が80mg/m2 より少なければ耐蝕性
が悪く。120mg/ m2 より多ければ溶接性と成形性がよく
ない。
は、耐蝕性と溶接性を共に向上させるためのものであ
る。例えば、亜鉛（Ｚｎ）では溶接熱で亜鉛が燃焼し、
品質の良い溶接ビードが得られない。ニッケル（Ｎｉ）
は耐蝕性はあるが非常に高価なため使用に適さない。そ
こで、耐蝕性が高く、安価で且つＴＩＧ溶接のできる金
属クロムを用いた。金属クロム層３の被覆量は80〜120m
g/ m2 がよい。被覆量が80mg/m2 より少なければ耐蝕性
が悪く。120mg/ m2 より多ければ溶接性と成形性がよく
ない。
【００１０】金属錫層４は、高速ＴＩＧ造管溶接時にお
いてその湯流れ（溶接ビード状態）を良くするためのも
のであるが、錫（Ｓｎ）の含有量が多いと鋼を脆化させ
る悪性があることは周知のとおりである。しかし、溶融
ビード幅に対して錫の被覆量が 160〜200mg/ m2 であれ
ば赤熱脆化を起こすこともなく、高速ＴＩＧ造管溶接が
可能である。
いてその湯流れ（溶接ビード状態）を良くするためのも
のであるが、錫（Ｓｎ）の含有量が多いと鋼を脆化させ
る悪性があることは周知のとおりである。しかし、溶融
ビード幅に対して錫の被覆量が 160〜200mg/ m2 であれ
ば赤熱脆化を起こすこともなく、高速ＴＩＧ造管溶接が
可能である。
【００１１】酸化クロム層５は、金属管の外側に形成さ
れる防喰シースとの密着性を向上させるためのものであ
る。ケーブル外装用などの金属管の最終工程では、1 〜
5mm厚のビニールもしくはポリエチレンによる防喰シー
ス加工が施されるが、この防喰シースと金属管との密着
性を良くする上で親水性の水和酸化物を金属地金の最外
層に設ける必要がある。水和酸化物である酸化クロム層
５の被覆量が 8〜14mg/m2 程度あれば 1〜5mm 厚のシー
スに対して十分な密着性を発揮できる。
れる防喰シースとの密着性を向上させるためのものであ
る。ケーブル外装用などの金属管の最終工程では、1 〜
5mm厚のビニールもしくはポリエチレンによる防喰シー
ス加工が施されるが、この防喰シースと金属管との密着
性を良くする上で親水性の水和酸化物を金属地金の最外
層に設ける必要がある。水和酸化物である酸化クロム層
５の被覆量が 8〜14mg/m2 程度あれば 1〜5mm 厚のシー
スに対して十分な密着性を発揮できる。
【００１２】図２に、本発明のケーブルに用いる金属管
を製造する場合の製造ラインを示す。本発明に係る造管
用金属帯板１は、防錆処理を施してあるので防錆のため
の油は塗られていない。したがって、造管用金属帯板１
は、洗浄されることなく直接成形工具６に導かれて丸め
られ、ＴＩＧ溶接トーチ７で合せ部が溶接され金属管８
となる。このように、洗浄工程を省略したことで、有機
溶剤などの使用を全廃でき、環境破壊の防止に大きく寄
与すると共に、これまで洗浄剤購入に掛かっていた費用
を浮かすことができる。従来は、有機溶剤によって洗浄
しても地金表面の油が完全には取りきれず、これがＴＩ
Ｇ溶接の際の熱により燃焼するためＴＩＧ溶接に使用し
ている電極棒の消耗が早まり、長尺の連続溶接ができな
くなることがあった。しかし、図１に示した造管用金属
帯板１を使用することにより、造管溶接長が飛躍的に延
び、高速かつ連続で溶接作業を行うことができる。しか
も、造管後の金属管８の発錆も防止できる。
を製造する場合の製造ラインを示す。本発明に係る造管
用金属帯板１は、防錆処理を施してあるので防錆のため
の油は塗られていない。したがって、造管用金属帯板１
は、洗浄されることなく直接成形工具６に導かれて丸め
られ、ＴＩＧ溶接トーチ７で合せ部が溶接され金属管８
となる。このように、洗浄工程を省略したことで、有機
溶剤などの使用を全廃でき、環境破壊の防止に大きく寄
与すると共に、これまで洗浄剤購入に掛かっていた費用
を浮かすことができる。従来は、有機溶剤によって洗浄
しても地金表面の油が完全には取りきれず、これがＴＩ
Ｇ溶接の際の熱により燃焼するためＴＩＧ溶接に使用し
ている電極棒の消耗が早まり、長尺の連続溶接ができな
くなることがあった。しかし、図１に示した造管用金属
帯板１を使用することにより、造管溶接長が飛躍的に延
び、高速かつ連続で溶接作業を行うことができる。しか
も、造管後の金属管８の発錆も防止できる。
【００１３】
【発明の効果】以上要するに本発明のケーブルによれ
ば、地金の表面に、金属クロム層、金属錫層、酸化クロ
ム層の順に被覆層を形成して防錆処理したことにより、
従来のように帯板の表面に油を塗る必要がなくなり、有
機溶剤などによる洗浄を行うことなく高品質の造管溶接
が実現できる。また、造管後の金属管の発錆も防止でき
る。
ば、地金の表面に、金属クロム層、金属錫層、酸化クロ
ム層の順に被覆層を形成して防錆処理したことにより、
従来のように帯板の表面に油を塗る必要がなくなり、有
機溶剤などによる洗浄を行うことなく高品質の造管溶接
が実現できる。また、造管後の金属管の発錆も防止でき
る。
【００１４】さらに、本発明のケーブルに用いられる金
属管は、その最外層に酸化クロム層を有しているため、
金属管の外側に施される防喰シースとの十分な密着性を
発揮できる。その結果、従来金属管表面に施していたア
スファルト等の塗装が不要となり、ケーブルの生産性が
上がり、低コスト化が実現できる。
属管は、その最外層に酸化クロム層を有しているため、
金属管の外側に施される防喰シースとの十分な密着性を
発揮できる。その結果、従来金属管表面に施していたア
スファルト等の塗装が不要となり、ケーブルの生産性が
上がり、低コスト化が実現できる。
【図１】本発明のケーブルに用いる金属帯板の一実施例
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図２】本発明のケーブルに用いる金属管の製造ライン
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図３】従来の造管用金属帯板を用いた金属管の製造ラ
インを示す概略図である。
インを示す概略図である。
１ 造管用金属帯板 ２ 地金 ３ 金属クロム層 ４ 金属錫層 ５ 酸化クロム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−65698（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−262975（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−9210（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−202329（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−12304（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C23C 28/00 - 30/00 C23C 22/00 - 22/86 C25D 5/00 - 7/00 C23C 2/00 - 2/40 B23K 9/00 - 9/32
Claims (1)
- 【請求項１】地金の表面に、被覆量80〜120mg/ m 2 の金
属クロム層、被覆量 160〜200mg/ m 2 の金属錫層、被覆
量 8〜14mg/m 2 の酸化クロム層の順に被覆層を有する金
属帯板が筒状に丸められ、その合せ部が溶接されてなる
金属管をケーブルの被覆層に用い、前記金属管の外側に
前記酸化クロム層に密着して防喰シースが施されている
ことを特徴とするケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5140360A JP2765434B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5140360A JP2765434B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346253A JPH06346253A (ja) | 1994-12-20 |
| JP2765434B2 true JP2765434B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=15267017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5140360A Expired - Lifetime JP2765434B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2765434B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60262975A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-26 | Kawasaki Steel Corp | 溶接性に優れた表面処理鋼板及びその製造方法 |
| JPH01202329A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 伝熱管の製造方法 |
| JPH049210A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-14 | Matsushita Refrig Co Ltd | 伝熱管の製造方法 |
| JPH0412304A (ja) * | 1990-04-29 | 1992-01-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信ケーブル用管路の製造方法 |
| JP3136693B2 (ja) * | 1991-09-06 | 2001-02-19 | 日本鋼管株式会社 | 耐食性および溶接性に優れた電解クロメート処理鋼板の製造方法 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP5140360A patent/JP2765434B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06346253A (ja) | 1994-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3336468B2 (ja) | 金属製の多層管の製造方法 | |
| JPH05245534A (ja) | 多壁管の製造方法 | |
| US4592965A (en) | Surface treatment of high-nickel/iron alloy steel plate for LNG or LPG tanks | |
| JP3176405B2 (ja) | 内面の耐食性に優れた溶接管及びその製造方法 | |
| CA1165407A (en) | Electrical resistance seam welding of tin body using wire electrodes | |
| JP2765434B2 (ja) | ケーブル | |
| JP3176399B2 (ja) | 内面の耐食性に優れた溶接管及びその製造方法 | |
| JP2006035294A (ja) | 接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の接合方法 | |
| JP2943624B2 (ja) | 金属管及びそれを用いたケーブル | |
| JP3139325B2 (ja) | レーザ溶接性に優れたＺｎ−Ｎｉ系合金めっき鋼板 | |
| JP3212136B2 (ja) | 溶接缶胴を有する缶体 | |
| JPS60154875A (ja) | Ｕｏｅ鋼管の縦シ−ム溶接法 | |
| JP3859941B2 (ja) | 耐食性に優れた自動車用燃料タンク | |
| JPH0331466A (ja) | 溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法 | |
| JPH0671222A (ja) | バラストタンク用プリペイント厚鋼板 | |
| JPH07251289A (ja) | アーク溶接用フラックス入りワイヤおよびその製造方法 | |
| JP3442617B2 (ja) | 波付鋼管及び波付鋼管鎧装ケーブル | |
| AU673247B2 (en) | Tube formed from steel strip having metal layer on one side | |
| JP2020059059A (ja) | ガスシールドメタル溶接方法 | |
| JP2001098390A (ja) | 内面の耐食性に優れた溶接管及びその製造方法 | |
| JPS60200987A (ja) | 耐食性銅系溶接管とその製造法 | |
| JP2848888B2 (ja) | 耐食性一重巻鋼管及びその製造方法 | |
| WO1994021837A1 (en) | Tube formed from steel strip having metal layer on one side | |
| JPS6231402Y2 (ja) | ||
| JPH09122743A (ja) | 耐食性金属被覆防食鋼管 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090403 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100403 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100403 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110403 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |