JP2765087B2 - 自動変速機の支持装置 - Google Patents

自動変速機の支持装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動変速機の支持装置に係り、特に支持用
の変速機用マウントブラケットによってオイル導出管及
びオイル導入管の保護を果し得る自動変速機の支持装置
に関する。
〔従来の技術〕
車両においては、内燃機関の発生する馬力を充分利用
して円滑に走行させるために、機関を一定回転数以上に
回転させ、駆動軸の回転数を走行条件に応じて回転力を
加減することが必要であり、そして、あらゆる走行状態
でも機関出力が最大となる回転数で運転し、最大出力を
有効に利用するために変速機を備えている。この変速機
には、運転操作が簡便で、円滑な発振、加速、減速で、
走行条件に合致させて自動減速してスムーズに運転でき
る自動変速機が多く用いられている。
自動変速機には、第5、6図に示す如く、前輪駆動車
(FF車)に搭載されるものがある。即ち、第5、6図に
おいて、自動変速機102には、内部で加温された潤滑油
をオイルクーラ104に導出するオイル導出管106と、この
オイルクーラ104からの冷却された潤滑油を導入するオ
イル導入管108とが設けられている。このオイル導出管1
06とオイル導入管108とは、車両前方(白抜きの矢印A
で示す)側の側面102aに設けられ、オイル導出ホース11
0とオイル導入ホース112を介してオイルクーラ104に連
結している。
また、自動変速機102の内燃機関(図示せず)から離
間した端部面102cには、変速機支持用マウントブラケッ
ト114が取着ボルト116によって固着されている。この変
速機支持用マウントブラケット116には、車体(図示せ
ず)に支持される変速機支持用マウント118が連設して
いる。
また、車両のパワープラントの支持装置としては、例
えば、特公昭62−8329号公報に開示されている。この公
報に記載のものは、サブフレーム(縦部材)等を用いる
ことなく、エンジン横置型のパワープラントを3点支持
し、かつパワープラントの重心を3つの支持点を通る平
面近傍に位置させ、ワープラントを簡単な構造によって
その前後方向の回転振動を効果的に抑止して強固にかつ
確実に支持させ、しかも車室への振動、騒音の伝達を防
止するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来においては、車両の走行中に、飛石、
氷や雪の塊等が車両前方側に配置したオイル導入管及び
オイル導出管に衝接し、このため、オイル導入管及びオ
イル導出管が損傷するおそれがある。この不都合を解消
するために、保護装置を別途に設ければよいが、部品点
数が大となり、構成の複雑化を招くという不都合があ
る。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべ
く、オイル導入管及びオイル導出管を車両前方側から包
囲すべく変速機支持用マウントブラケットを配設するこ
とにより、保護装置を別途に設けることなくオイル導入
管及びオイル導出管を効果的に保護し得る自動変速機の
支持装置を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、オイルクーラ
からの冷却された潤滑油を導入するオイル導入管と前記
オイルクーラに内部で加温された潤滑油を導出するオイ
ル導出管とを車両前方側の側面に有するとともに変速機
支持用マウントブラケットに連設した変速機支持用マウ
ントによって車体に支持される自動変速機の支持装置に
おいて、前記オイル導入管及び前記オイル導出管を前記
車両前方側から包囲すべく前記変速機支持用マウントブ
ラケットを配設したことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、車両の走行中に飛石等があ
った場合に、オイル導入管及びオイル導出管が変速機支
持用マウントブラケットによって保護されるので、オイ
ル導入管及びオイル導出管が損傷するおそれがない。こ
れにより、オイル導入管及びオイル導出管を保護するた
めに、保護装置を別途に設ける必要がなく、構成の簡素
化を図ることができる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体
的に説明する。
第1〜4図は、この発明の実施例を示すものである。
第1、2図において、2は車両(前輪駆動車)の車体
(図示せず)に載置されるパワープラント、4は内燃機
関、6はこの内燃機関4に連結した自動変速機である。
この自動変速機6には、各部に潤滑を施すために、潤滑
油が供給されている。
そこで、自動変速機6の加温された潤滑油を冷却する
ために、オイルクーラ8を設けている。即ち、自動変速
機6の加温された潤滑油は、車両前方(白抜きの矢印A
で示す)側の側面である前面6aの下部に設けた第1変速
機側接続管10からこの第1変速機側接続管10に連結した
オイル導出管12を経て、そして、このオイル導出管12に
連結したオイル導出ホース14から第1クーラ側接続管16
を経てオイルクーラ8に導かれる。また、オイルクーラ
8で冷却された潤滑油は、第2クーラ側接続管18からこ
の第2クーラ側接続管18に連結したオイル導入ホース20
を経て、そして、このオイル導入ホース20に連結したオ
イル導入管22から前記側面6aの下部に設けた第2変速機
側接続管24を経て変速機6に導かれる。
前記オイル導出管12及びオイル導入管22は、第1変速
機側接続管10及び第2変速機側接続管24の部位から側面
6aに沿って上方に指向し、変速機6の頭部位から車両前
方A側に折曲して配設されている。
車両前方A側の側面6aに位置するオイル導出管12及び
オイル導入管22を保護すべく、オイル導出管12及びオイ
ル導入管22を車両前方A側から包囲するパワープラント
2の支持用マウントの一つである変速機支持用マウント
26が連設された変速機支持用マウントブラケット28を設
ける。
この変速機支持用マウントブラケット28は、第3、4
図に示す如く、所定に配設された第1〜3取着部30−1
〜30−3と、マウント取着部32とを有している。このマ
ウント取着部32には、第1、2図に示す如く、取着ピン
(図示せず)によって変速機支持用マウント26が取付け
られる。
前記変速機支持用マウントブラケット28は、所定長さ
の第1〜3支持ボルト34−1〜34−3を第1〜3取着部
30−1〜30−3に挿通して側面6aに固着することによっ
てオイル導出管12及びオイル導入管22の前方に配置され
る。
また、パワープラント2は、変速機支持用マンウント
26を含めて3点支持されるものであり、内燃機関4の一
側面4aに第1取着ボルト36によって固定された第1機関
支持用マウントブラケット38に連設した第1機関支持用
マウント40と、内燃機関4の他側面4b及び変速機6の一
部に第2取着ボルト42によって固定された第2機関支持
用マウントブラケット44に連設した第2機関支持用マウ
ント46とによって支持される。
次に、この実施例の作用を説明する。
内燃機関4及び変速機6を有するパワープラント2
は、車体に第1、第2機関支持用マウント40、46及び変
速機支持用マウント26によって3点支持されている。こ
れらマウント40、46、26によって、振動等の伝達を防止
している。
また、自動変速機6の加温された潤滑油はオイル導出
管12を経てオイルクーラ8に導かれ、このオイルクーラ
8において冷却される。そして、オイルクーラ8から
は、冷却された潤滑油がオイル導入管22を経て変速機6
内に供給される。
ところで、車両走行中に、飛石等があった場合には、
飛石等が変速機支持用マウントブラケット28にぶつかる
ので、飛石等がオイル導出管12及びオイル導入管22に衝
接することがなく、オイル導出管12及びオイル導入管22
が損傷するのを防止することができる。
また、オイル導出管12及びオイル導入管22を飛石等か
ら保護するために、保護装置を別途に設ける必要がない
ので、構成の簡素化を図り、実用上有利である。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、オイル導入管及びオイル導出管を車両前方側から包
囲すべく変速機支持用マウントブラケットを配設するこ
とにより、保護装置を別途に設けることなくオイル導入
管およびオイル導出管を効果的に保護し得るとともに、
構成の簡素化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図はパワー
プラントの斜視図、第2図はパワープラントの平面図、
第3図は変速機支持用マウントブラケットの側面図、第
4図は変速機支持用マウントブラケットの平面図であ
る。 第5、6図は従来のパワープラントを示し、第5図はパ
ワープラントの斜視図、第6図はパワープラントの平面
図である。 図において、2はパワープラント、4は内燃機関、6は
自動変速機、8はオイルクーラ、12はオイル導出管、22
はオイル導入管、26は変速機支持用マウント、28は変速
機支持用マウントブラケットである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルクーラからの冷却された潤滑油を導
    入するオイル導入管と前記オイルクーラに内部で加温さ
    れた潤滑油を導出するオイル導出管とを車両前方側の側
    面に有するとともに変速機支持用マウントブラケットに
    連設した変速機支持用マウントによって車体に支持され
    る自動変速機の支持装置において、前記オイル導入管及
    び前記オイル導出管を前記車両前方側から包囲すべく前
    記変速機支持用マウントブラケットを配設したことを特
    徴とする自動変速機の支持装置。
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JP4606122B2 (ja) * 2004-10-29 2011-01-05 富士重工業株式会社 後付けatfクーラ対応車載配管
JP6579974B2 (ja) * 2015-02-25 2019-09-25 株式会社Kokusai Electric 基板処理装置、温度センサ及び半導体装置の製造方法

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