JP2764793B2 - コンクリ−ト圧送管用回転シャッタ−式開閉装置 - Google Patents

コンクリ−ト圧送管用回転シャッタ−式開閉装置

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JP2764793B2
JP2764793B2 JP6176159A JP17615994A JP2764793B2 JP 2764793 B2 JP2764793 B2 JP 2764793B2 JP 6176159 A JP6176159 A JP 6176159A JP 17615994 A JP17615994 A JP 17615994A JP 2764793 B2 JP2764793 B2 JP 2764793B2
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    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/02Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
    • E04G21/04Devices for both conveying and distributing
    • E04G21/0418Devices for both conveying and distributing with distribution hose
    • E04G21/0472Details of connection of the hose to the formwork, e.g. inlets

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Structural Engineering (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオフイスビル等
のコンクリ−ト構築物の地下構造物等を構築する際の構
築用型枠内に、コンクリ−トポンプ車等のコンクリ−ト
供給源からの生コンクリ−トをコンクリ−ト圧送管を介
して圧送し充填して打設する際に型枠に取付けて使用す
るコンクリ−ト圧送管用回転シャッタ−式開閉装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンクリ−ト圧入用配管
接続装置として、コンクリ−ト打設用の型枠に圧入口を
設け該圧入口にコンクリ−ト圧入用配管を接続するため
のコンクリ−ト圧入用配管接続装置であって、上記型枠
の圧入口に接続される閉塞管と、該閉塞管の側面に接続
される接続配管とを具備してなり、上記閉塞管は、その
先端部が型枠内に連通されるとともに、その内部に上記
圧入口を閉塞可能な閉塞部材が摺動自在に配置され、さ
らに、上記閉塞管には、上記閉塞部材を圧入側に押圧す
る押圧手段が設けられ、上記接続配管は、その先端部が
上記閉塞管内に連通して接続されるとともにその後端部
に上記コンクリ−ト圧入用配管が接続され、かつ、上記
接続配管には、該接続配管内の流路を開閉する開閉手段
が設けられているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンクリ−
ト圧入用配管接続装置は、コンクリ−ト打設用の型枠の
圧入口が該型枠面に対し鉛直方向(横方向)に穿設さ
れ、該圧入口に閉塞管を水平方向に接続し、該閉塞管内
には摺動部材を摺動自在に配置しているために、装置全
体が大型化し、構造も複雑で、操作に手間がかかり、狭
い作業場では特に大変である。また型枠内にコンクリ−
トを打設後、閉塞管内の摺動部材を摺動させて摺動部材
の先端面をコンクリ−ト打設面に位置合わせしなければ
ならず、その正しい位置に位置合わせするのに熟練を要
する等の難点があるばかりか、一度、位置合わせした後
に再度、型枠内にコンクリ−トを充填する必要がある場
合、摺動部材をコンクリ−ト打設面から引き離すのに多
大の力を要する等の難点があった。
【0004】また従来のコンクリ−ト圧入用配管接続装
置は、型枠に穿設した圧入口が該型枠面に対し鉛直方向
(横方向)に穿設されており、しかもコンクリ−トを圧
送する接続配管は上記型枠面に対し鉛直方向(横方向)
に取付けられた閉塞管の側面に、下方から上方に向けて
傾斜させて接続されているために、接続配管は傾斜して
いるとはいえ、圧入口が横方向に位置しているので、圧
入されるコンクリ−トは対向する型枠の内壁面に衝突し
ながら型枠内に充填され、特に圧入口より上に位置する
型枠内にコンクリ−トを充填する場合は、型枠にかかる
内圧が増し、該型枠強度を高めるために厚く形成しなけ
ればならず、型枠のコスト高になる等の難点があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、装置全体を小型化し、コ
ンクリ−ト打設用の型枠への取付けが容易で、場所をと
らず、開閉操作も楽で、簡単にでき、開閉時に加わるシ
ャッタ−への摩擦抵抗を少なくし、かつシャッタ−の
歪、曲がりを防止し、圧入口を閉塞する際にコンクリ−
ト打設面の位置合わせをするといった面倒な作業が一切
なく、確実にコンクリ−ト打設面と同一平面となる状態
又は該打設面より凹む状態でシャッタ−の閉塞ができる
ようにし、しかも型枠内にコンクリ−トを圧入する際の
圧入振動等によってシャッタ−が誤動作することなく確
実に開閉し得るコンクリ−ト圧送管用回転シャッタ−式
開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンクリー
ト圧送管用回転シャッター式開閉装置は、コンクリート
打設用型枠に形成した取付け孔に、コンクリート打設面
と同一平面となる状態又は該打設面より凹む状態で嵌合
するフランジ付き取付けプレートを設け、該取付けプレ
ートに下方から上方に向けて傾斜する内周壁を備えた圧
入口を穿設し、該傾斜した圧入口に、前記傾斜する内周
壁と同一傾斜角となるように配置した接続管を前記取付
けプレートの外側に固着し、上記取付けプレートの内面
に摺接し前記圧入口を遮蔽する大きさのシャッターを、
取付けプレートに設けた軸受けを介して該取付けプレー
トと直交する如く外側に突出させて取付けた回動軸の内
側端部に枢着し、取付けプレートの外側に突出した回動
軸に前記シャッターの圧着力を調節するスプリング及び
ナットを設け、かつ取付けプレートの外側に突出した回
動軸にシャッターの開閉を行うレバーを取付けるととも
にシャッターの閉又は開状態を維持するストッパーを前
記取付けプレートの内面に設け、シャッターの開又は閉
状態の維持をスプリングのバネ力と、シャッターに係止
するストッパーと、レバーの自重とによって維持するよ
うにしたものである。
【0007】また、本発明に係るコンクリート圧送管用
回転シャッター式開閉装置のシャッターの周縁はコンク
リートとの摩擦抵抗を少なくし、かつ開閉時のシャッタ
ーの歪、曲がりを防止する刃物状のテーパー部を形成し
たものである。さらに、取付けプレートに貫通して固着
した軸受け内の回動軸の外周面と軸受けの内周面との空
間部には、グリス等の潤滑剤を充填し、該空間部の両端
をOリング等のシール材を装着したものである。
【0008】
【作用】次に本発明に係るコンクリ−ト圧送管用回転シ
ャッタ−式開閉装置の使用法について述べる。先ず、コ
ンクリ−ト打設用型枠の所定高さ位置に、本開閉装置の
取付け孔を形成する。次に、該取付け孔にフランジ付き
取付けプレ−トを嵌合し、該取付けプレ−トの内面がコ
ンクリ−ト打設面と同一平面となる状態又は該打設面よ
り凹む状態となるようにして、該フランジを型枠の外面
に固定する。傾斜する圧入口に連通して固着した接続管
の端部を、コンクリ−トポンプ車等のコンクリ−ト供給
源から送られる生コンクリ−トを圧送するコンクリ−ト
圧送管に接続する。
【0009】生コンクリ−トは圧入口から型枠内に斜め
上方に向けて供給され、型枠内の下部から徐々に充填さ
れ、型枠内に打設したコンクリ−トが圧入口より上にき
た場合、該コンクリ−トは斜め上方に押し上げるように
して充填されるため、十分な混練がなされることは勿論
のこと、型枠に加わる内圧は横方向に供給される場合に
比べ、小さくすることができ、型枠の強度を補強する必
要がない。
【0010】さらに、型枠内に所望量のコンクリ−トが
充填された後、レバ−を回動させると、シャッタ−が取
付けプレ−トの内面に摺接しながら圧入口を完全に閉塞
する。シャッタ−の開又は閉状態の維持はスプリングの
バネ力と、シャッタ−に係止するストッパ−と、レバ−
の自重とによってなされる。シャッタ−を取付けプレ−
トの内面に摺接させる強度の調整は、スプリングのバネ
力を利用して行う。
【0011】またシャッタ−の周縁は刃物状のテ−パ−
部を形成しているためにシャッターの開閉時においてコ
ンクリ−トとの摩擦抵抗が少なくなり、かつ開閉時のシ
ャッタ−の歪、曲がりを防止することができる。さら
に、軸受け内の回動軸の外周面と軸受けの内周面との空
間部にグリス等の潤滑剤を充填し、該空間部の両端をO
リング等のシ−ル材を装着したので、該空間部にモルタ
ルや砂利等が侵入することなく、レバ−を楽に回動させ
ることができる。コンクリ−ト打設面は取付けプレ−ト
の内面がコンクリ−ト打設面と同一平面となる状態又は
該打設面より凹む状態で仕上げられるため、打設面から
の突出物がなく、仕上が容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図2は図
1の側面図、図3は図1のシャッタ−取付け側を示す正
面図、図4はシャッタ−の開放状態を示す正面図であ
る。1はコンクリ−ト構築物の地下構造物等を形成する
ためのコンクリ−ト打設用型枠で、該型枠1の所定高さ
位置(通常は2M以下の高さ位置)に矩形状の取付け孔
2を形成する。この取付け孔2に取付けプレ−ト3を嵌
合し、該取付けプレ−ト3の外側周縁にはフランジ4を
一体に形成する。そしてこのフランジ4を型枠1にビス
(図示せず)等で固定する。しかして、フランジ4を型
枠1に固定した状態では、取付けプレ−ト3の内面はコ
ンクリ−ト打設面と同一平面となる状態又は該打設面よ
り凹む状態まで位置することとなる。
【0013】取付けプレ−ト3には、該取付けプレ−ト
3に対し下方から上方に向けて傾斜する内周壁を備えた
圧入口5を穿設する。このように圧入口5の内周壁を下
方から上方に向けて傾斜するように形成することとした
のは、型枠1内に圧入するコンクリ−トが斜め上方に向
けて充填されるようにし、従来の横方向に放出されるこ
とによる型枠1にかかる内圧の高まりを押さえるととも
に型枠1内でコンクリ−トがよく混練されて充填される
ようにするためである。
【0014】6は圧入口5に位置合わせして取付けプレ
−ト3の外面側に固着した接続管で、該接続管6は圧入
口5の傾斜する内周壁と同一傾斜角となるように配置さ
れている。接続管6の端部はコンクリ−トポンプ車等の
コンクリ−ト供給源から送られる生コンクリ−トを圧送
するコンクリ−ト圧送管(図示せず)に接続する。7は
圧入口5の穿設箇所の近傍に設けた軸受けで、該軸受け
7は取付けプレ−ト3に貫通して固着されている。軸受
け7には後述する回動軸8の外周面と軸受け7の内周面
との空間部7aにグリス等の潤滑剤を充填するためのグ
リスニップル等の充填具7bを備え、該空間部7aの両
端をOリング等のシ−ル材7cを装着する。このように
空間部7aに潤滑剤を充填し、その両端にシ−ル材7c
を装着することによって該空間部7aにはモルタルや砂
利等が侵入することなく、後述するレバ−8を楽に回動
させることができる。
【0015】回動軸8の一端部側は軸受け7に回動自在
に嵌合し、その嵌合した側の軸受け7の端部に鍔状に広
がる大きさの固定板8aを固着する。回動軸8に貫通孔
10bを介して装着したシャッタ−10は取付けプレ−
ト3の内面に摺接するようにして固定板8aの外縁で一
体的に固定される。外側に位置する回動軸8にはスプリ
ング11を装填し、該スプリング11の一端を軸受け7
の端部に、スプリング11の他端を回動軸8の端部に螺
着したナット8bにそれぞれ当接させる。ナット8bの
締付けの強弱によりスプリング11のバネ力を調整す
る。ナット8bの締付けを強くすると、スプリング11
のバネ力が強くなり、シャッタ−10がより強く取付け
プレ−ト3の内面に摺接することとなる。ナット8bの
締付けを弱くすると、この逆となる。
【0016】シャッタ−10の形状は一端部側が回動軸
8を固着できる程度の細い形状で、他端部側が圧入口5
を完全に閉塞できる程度の円弧状(放物状)に形成する
等、要は開閉時の負荷が小さくなる形状とする。シャッ
タ−10の周縁はコンクリ−トとの摩擦抵抗を少なく
し、かつ開閉時のシャッタ−10の歪、曲がりを防止す
るための刃物状のテ−パ−部10aを形成する。12は
圧入口5の近傍の取付けプレ−ト3の内面に形成した閉
塞用ストッパ−、13は圧入口5の近傍の取付けプレ−
ト3の内面に形成した開放用ストッパ−をそれぞれ示
す。これらストッパ−12、13はシャッタ−10が閉
塞又は開放状態を確実に保持し得るように、該シャッタ
−10をその位置で係止させるためのものである。
【0017】レバ−9は取付けプレ−ト3の外側に突出
した回動軸8の端部に取付けられており、シャッタ−1
0の開閉はこのレバ−9の回動により行う。レバ−9の
回動角は90度以上180度以内の鈍角であり、本例で
はシャッタ−10が閉塞状態ではレバ−9が略横方向
(略水平方向)となるようにし、シャッタ−10が開放
状態ではレバ−9が略斜め上方位置となるようにする。
要はシャッタ−10の開放又は閉塞状態の維持をスプリ
ング11のバネ力と、シャッタ−10に係止するストッ
パ−13又は12と、レバ−9の自重とによって維持す
るような位置に取付けることが肝要である。このように
簡単な構造にてシャッタ−10の開放又は閉塞状態を維
持することができ、特にレバ−9の自重を利用するよう
な取付けは型枠1内にコンクリ−トを圧入する際に加わ
る圧入振動によりシャッタ−10が急に開放したり閉塞
したりするといった誤動作を解消するためである。
【0018】次に上記実施例に係るコンクリ−ト圧送管
用回転シャッタ−式開閉装置の使用法について述べる。
先ず、コンクリ−ト打設用型枠1の所定高さ位置に、本
開閉装置の矩形状の取付け孔2を形成する。次に、該取
付け孔2に取付けプレ−ト3を嵌合し、該取付けプレ−
トの内面がコンクリ−ト打設面と同一平面となる状態又
は該打設面より凹む状態となるようにして、フランジ4
をビス等を使用して型枠1の外面に固定する。傾斜する
圧入口5に連通して固着した接続管6の端部は、コンク
リ−トポンプ車等のコンクリ−ト供給源から送られる生
コンクリ−トを圧送するコンクリ−ト圧送管(図示せ
ず)に接続する。
【0019】圧入口5をあらかじめ開放状態とするため
にレバ−9を回動させ、シャッタ−10を開放用ストッ
パ−13に係止させた状態で該レバ−9の位置が略斜め
上方位置となるようにする。生コンクリ−トは圧入口5
からその傾斜角度に沿って型枠1内に斜め上方に向けて
供給される。型枠1内の下部から徐々に充填されたコン
クリ−トが圧入口5より上にきた場合、該コンクリ−ト
は斜め上方に押し上げるようにしてさらに型枠1内に充
填される。したがって、圧入口5より上の型枠1内では
十分な混練がなされることは勿論のこと、型枠1に加わ
る内圧は従来のように横方向に供給される場合に比べ、
小さくすることができ、型枠1の強度を補強する必要が
ない。
【0020】さらに、型枠1内に所望量のコンクリ−ト
が充填された後、レバ−9を回動させると、シャッタ−
10が取付けプレ−ト3の内面に摺接しながら圧入口5
を完全に閉塞する。閉塞時のレバ−9は略横方向(略水
平方向)となるようにし、その自重と、シャッタ−10
に係止する閉塞用ストッパ−12と、スプリング11の
バネ力とでシャッタ−10の閉塞状態を維持する。また
シャッタ−の開放状態の維持もスプリング11のバネ力
と、シャッタ−10に係止するストッパ−13と、レバ
−9の自重とによってなされる。シャッタ−10を取付
けプレ−ト3の内面に摺接させる強度の調整は、ナット
8bの螺合の強弱の調節によりスプリング11のバネ力
を変化させ、このバネ力の変化を利用して行う。
【0021】またシャッタ−10の周縁は刃物状のテ−
パ−部10aを形成しているためにシャッタ−10の開
閉時においてコンクリ−トとの摩擦抵抗が少なくなり、
かつ開閉時のシャッタ−の歪、曲がりを防止することが
できる。さらに、軸受け7内の回動軸8の外周面と軸受
け7の内周面との空間部7aにグリスニップ等の充填具
7bを介してグリス等の潤滑剤を充填し、該空間部の両
端をOリング等のシ−ル材7cを装着したので、該空間
部7aにモルタルや砂利等が侵入することなく、レバ−
9を楽に回動させることができる。コンクリ−ト打設面
は取付けプレ−ト3の内面がコンクリ−ト打設面と同一
平面となる状態又は該打設面より凹む状態で仕上げられ
るため、打設面からの突出物がなく、仕上が容易とな
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成としたから、コンクリ
ート打設用の型枠の外側に設けた短管2本で取付けが可
能となり、従来のようなセパレートボルト付設の必要が
なく、型枠に本装置取付け面部分の切り込みのみで型枠
建込工事が先行できるという優れた効果を奏する。した
がって、装置全体が小型化され、コンクリート打設用の
型枠への取付けも容易で、場所をとらず、開閉操作も楽
で、簡単にでき、開閉時に加わるシャッターへの摩擦抵
抗が少なく、かつシャッターの歪、曲がりが防止でき
る。また、圧入口を閉塞する際にコンクリート打設面の
位置合わせをするといった面倒な作業が一切なく、確実
にコンクリート打設面と同一平面となる状態又は該打設
面より凹む状態でシャッターの閉塞ができ、しかも型枠
内にコンクリートを圧入する際の圧入振動等によってシ
ャッターが誤動作することなく確実に開閉状態を維持し
得るコンクリート圧送管用回転シャッター式開閉装置が
えられる。特に本発明はシャッターの開放又は閉塞状態
の維持をスプリングのバネ力と、シャッターに係止する
ストッパーと、レバーの自重とによって維持するような
位置に取付けることとしたので、簡単な構造にてシャッ
ターの開放又は閉塞状態を維持することができ、特にレ
バーの自重を利用するような取付けは型枠内にコンクリ
ートを圧入する際に加わる圧入振動によりシャッターが
急に開放したり閉塞したりするといった誤動作を解消す
ることができる。
【0023】また本発明は取付けプレ−トに下方から上
方に向けて傾斜する内周壁を備えた圧入口を穿設し、該
傾斜した圧入口に、前記傾斜する内周壁と同一傾斜角と
なるように配置した接続管を直接、固着するようにした
ので、型枠内の下部から徐々に充填されたコンクリ−ト
が圧入口より上にきた場合、該コンクリ−トは斜め上方
に押し上げるようにしてさらに型枠内に充填される。し
たがって、圧入口より上の型枠内では十分な混練がなさ
れることは勿論のこと、型枠に加わる内圧は従来のよう
に横方向に供給される場合に比べ、小さくすることがで
き、型枠の強度を補強する必要がないという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のシャッタ−取付け側を示す正面図であ
る。
【図4】シャッタ−の開放状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 コンクリ−ト打設用型枠 2 取付け孔 3 取付けプレ−ト 4 フランジ 5 圧入口 6 接続管 7 軸受け 7a 空間部 7c シ−ル材 8 回動軸 8b ナット 9 レバ− 10 シャッタ− 10a 刃物状のテ−パ−部 11 スプリング 12 閉塞用ストッパ− 13 開放用ストッパ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−158275(JP,A) 特開 平7−197657(JP,A) 実開 昭51−121221(JP,U) 特公 平2−43034(JP,B2) 実公 昭60−29574(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/04 E04G 21/02 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打設用型枠に形成した取付
    け孔に、コンクリート打設面と同一平面となる状態又は
    該打設面より凹む状態で嵌合するフランジ付き取付けプ
    レートを設け、該取付けプレートに下方から上方に向け
    て傾斜する内周壁を備えた圧入口を穿設し、該傾斜した
    圧入口に、前記傾斜する内周壁と同一傾斜角となるよう
    に配置した接続管を前記取付けプレートの外側に固着
    し、上記取付けプレートの内面に摺接し前記圧入口を遮
    蔽する大きさのシャッターを、取付けプレートに設けた
    軸受けを介して該取付けプレートと直交する如く外側に
    突出させて取付けた回動軸の内側端部に枢着し、取付け
    プレートの外側に突出した回動軸に前記シャッターの圧
    着力を調節するスプリング及びナットを設け、かつ取付
    けプレートの外側に突出した回動軸にシャッターの開閉
    を行うレバーを取付けるとともにシャッターの閉又は開
    状態を維持するストッパーを前記取付けプレートの内面
    に設け、シャッターの開又は閉状態の維持をスプリング
    のバネ力と、シャッターに係止するストッパーと、レバ
    ーの自重とによって維持することを特徴とするコンクリ
    ート圧送管用回転シャッター式開閉装置。
  2. 【請求項2】 シャッターの周縁はコンクリートとの摩
    擦抵抗を少なくし、かつ開閉時のシャッターの歪、曲が
    りを防止する刃物状のテーパー部を形成したことを特徴
    とする請求項1記載のコンクリート圧送管用回転シャッ
    ター式開閉装置。
  3. 【請求項3】 取付けプレートに貫通して固着した軸受
    け内の回動軸の外周面と軸受けの内周面との空間部にグ
    リス等の潤滑剤を充填し、該空間部の両端をOリング等
    のシール材を装着したことを特徴とする請求項1又は2
    記載のコンクリート圧送管用回転シャッター式開閉装
    置。
JP6176159A 1994-07-06 1994-07-06 コンクリ−ト圧送管用回転シャッタ−式開閉装置 Expired - Lifetime JP2764793B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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