JP4962771B2 - 直立回転式生コンクリート圧入装置 - Google Patents

直立回転式生コンクリート圧入装置 Download PDF

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Description

この発明は、仮枠内に生コンクリートを打ち込む際に用いられる生コンクリート圧入装置に関するものである。
従来、この種の生コンクリート圧入装置においては、例えば、仮枠に複数個の生コンクリート圧入装置を設置し、その生コンクリート圧入口に、生コンクリートポンプ車の圧送ホースを接続し、仮枠内に生コンクリートをポンプ圧送して充填することにより、生コンクリートの打設が行われてきた。
さらに、このような生コンクリート圧入装置の管体は、生コンクリートを打ち込む際、生コンクリートが仮枠内部にスムーズに打ち込まれる様に、仮枠に対して約45度傾け斜めに構成されている。
かかる生コンクリートを打ち込む装置としては、例えば、特許文献1に記載されたようなものがある。これによると、生コンクリート圧入装置の管体は、仮枠に対して斜めに取付けられており、生コンクリートが仮枠内部にスムーズに打ち込まれるように構成されている。
実願平5−69003
しかしながら、このような従来のものにあっては、床または壁の仮枠に生コンクリートを打ち込む際、生コンクリートの吐出方向が一定方向に固定され、生コンクリートが吐出口の一方方向に溜まるため、仮枠に対して多数の生コンクリート圧入装置を取付ける必要があった。また、生コンクリートが一方向に流されるため、その流す方向だけが直ぐに満タンとなり、吐出口が詰まると云う問題が発生した。さらに一度、圧送ホースが詰まると、コンクリート圧送管全体に詰まりを生じ、これを修復するために、大変な労力と時間を必要としていた。
このような事態を回避する方法として、本出願人は特許文献2に記載された発明を出願した。すなわち、この特許文献2には、「コンクリート圧入口が仮枠面に対して360度回転することを可能としたため、従来のように、床の仮枠に生コンクリートを打ち込む際、生コンクリートの吐出し方向が一定方向に固定されるために生コンクリートの吐出口の一方方向に生コンクリートが溜まり、吐出口のコンクリートが詰まると同時に、コンクリート圧送管全体が詰まることが少なくなると共に、仮枠に取付けるコンクリート圧入装置の個数を大幅に減らすことを可能となるため、工期の短縮につながると共に、大幅にコストの低減を図ることができる」と記載されている。これによると、菅体は、仮枠に対して斜めに構成されると共に、360度回転するように構成されており、生コンクリートが仮枠内部にスムーズに打ち込まれるように構成されている。
特願2006−37173
しかしながら、このような従来のものにあっては、床または壁の仮枠に生コンクリートを打ち込む際、管体が約45度傾けて斜めに構成され、さらに360度回転するように構成されているため、生コンクリート圧入装置の管体を回転させると、圧送ホースが大きく振り回されてしまい、特に住宅や地下室等の狭い空間で、室内にパイプサポートやセパレートが多数設置されている現場では、圧送ホースがパイプサポートに当たって障害となり、360度回転させる事が出来ないと云う問題が発生した。
そこで、この発明は、仮枠に生コンクリートを打ち込む際、地下室等の狭い場所でも、生コンクリート圧入装置の管体を360度回転させる事を容易に行える、直立回転式生コンクリート圧入装置を提供することを課題としている。
かかる課題を達成を達成するために、請求項1に記載の発明は、生コンクリートポンプ車から生コンクリートを仮枠に打ち込む際、生コンクリートを仮枠に打ち込む菅体が仮枠面に対して約45度傾けて斜めに構成され、生コンクリート圧入口が仮枠面に対して360度回転する生コンクリート圧入装置において、生コンクリート仮枠に固定する仮枠固定用枠に下部穴開プレートが固定され、その下部穴開プレートの中央部には回転円盤の直径より少し小さい下穴を開口すると共に、その下部穴開プレートの上部には、板厚が回転円盤の板圧より厚く構成された中間部穴開プレートと、中央部には楕円状の開口部が開口した回転円盤が置かれ、回転円盤には約45度に傾けた円筒状の下部菅体が溶接され、下部菅体の上側開口部と、回転円盤に対して直角になるように配置された上部菅体とが楕円状の接合部で接合され、上部菅体の菅体部には生コンクリート圧入口を仮枠に対して360度回転させるための回転用パイプを溶接により固定し、さらに中間部穴開プレートの上部には回転円盤の直径より小さな穴が開けられた上部穴開プレートが配置され、回転円盤が下部穴開プレートに対して360度回転自在の状態で回転することが出来るように、上部穴開プレートと中間部穴開プレートと下部穴開プレートを回転円盤を挟み込むようにボルトで固定すると共に、生コンクリート圧入装置の下部穴開プレートと中間部穴開プレートと上部穴開プレートに開けられた軸穴に、生コンクリート圧入装置の生コンクリート吐出 口を開閉するための開閉蓋の軸部を挿入し、軸部は上部穴開プレートの軸穴の上部に固定された軸受に挿入され、軸部の上部にはストッパー用ナットが取付けられ、そのストッパー用ナットには開閉蓋の回転角度を定めるためのストッパーを嵌め込み、さらにストッパー用ナットの上部にはネジ部を取付け、そのネジ部にスプリングとワッシャーと2個のナットを挿入し、ナットを締め付ける事によりスプリングの力により開閉蓋を下部穴開プレートに圧着させると共に、さらにネジ部の上部に開閉蓋回動用ナットを取付け、開閉蓋回動用ナットにレンチを差し込み、そのレンチを回動させる事により開閉蓋が回動して生コンクリート吐出口を開閉させた事を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、生コンクリート圧入口が仮枠面に対して直立状態を保ち、生コンクリート吐出口に対して同一円周状で回転するため、従来のように、生コンクリート圧入装置の管体を360度回転させると、圧送ホースが大きく振り回されてしまい、特に住宅や地下室等の狭い空間で、室内にパイプサポートやセパレートが多数設置されている現場では、多数のパイプサポートが障害物となり圧送ホースが360度回転させる事が出来ないと云う問題を解決する事が出来るようになると共に、仮枠に取付ける生コンクリート圧入装置の個数を大幅に減らすことが可能となるため、工期の短縮につながると共に、大幅にコストの低減を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1及至図4には、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、直立回転式生コンクリート圧入装置の立体図である。生コンクリートポンプ車(図示せず)から生コンクリートを仮枠に打ち込む際には、生コンクリートポンプ車からの圧送ホースを生コンクリート圧入口1の生コンクリート圧入口固定リング2に固定し、生コンクリートポンプ車から生コンクリートを圧送ホースで圧送する事により、生コンクリートは管体上部3、管体下部4を経由して、生コンクリート吐出口36より仮枠内に打ち込まれる。図1aは、斜め上方からの立体図を示す。図1bは、斜め底部からの立体図を表示し、生コンクリート吐出口が開口した状態を示す。図1cは、図1bの生コンクリート吐出口が開閉蓋13により閉口された状態を示す。
図2は直立回転式生コンクリート圧入装置の分解図である。コンクリート仮枠(図示せず)に固定されるための仮枠固定用枠5には下部穴開プレート11が固定され、その下部穴開プレート11は中央部に回転円盤23の直径より少し小さい下穴12が開口すると共に、複数のネジ穴10と軸穴28で構成される。さらに、その下部穴開プレート11の上部には中間部穴開プレート27と管体部36が置かれ、回転円盤23は約45度に傾けた円筒状の下部管体4と溶接され、360度回転自在に回転出来るように、中間部穴開プレート27の板厚が回転円盤23の板厚より厚く構成され、図3に示すように、回転円盤23の直径より少し大きく開口した中間部穴開プレート6の中穴24に回転円盤23が組込まれる。
また、管体部36の上部管体3と下部菅体4は、それぞれが別々の菅体として、真直ぐな円筒状に形成された鋼管であり、上部管体3が回転円盤23に対して直角に配置され下部管体4と溶接により接合される。なお、下部管体4の回転円盤23に対する接合部は楕円状に構成され、回転円盤23に開口した楕円状の開口部と溶接される。同様に、下部管体4と上部管体3とが接合する接合部も楕円状に構成され、図3のA−Aの二点鎖線で示すように溶接される。なお、中間部穴開プレート27にも下部穴開プレート11と同様に複数の取付穴26と軸穴25が構成される。
また、上部管体3には回転用パイプ34が溶接により固定され、図4に示すように、回転補助棒35(木の棒、レンチ等)を回転用パイプ34に挿入して回転させる事により、生コンクリート圧入口1を仮枠に対して360度回転させる事が出来る。
さらに、中間部穴開プレート27の上部には、複数の取付穴21と軸穴37で構成された上部穴開プレート6が配置される。なお、上穴22の直径は回転円盤23の直径より小さく構成され、管体部36が直立回転式生コンクリート圧入装置より抜け落ちないように構成されている。
なお、上部穴開プレート6と中間部穴開プレート27と下部穴開プレート11は、図3に示すように、ボルト9により取付穴21、取付穴26を貫通し、ネジ穴10に差込まれ固定される。
つづいて、生コンクリート吐出口36の開閉装置について説明する。
生コンクリート吐出口36を開閉するように構成された開閉蓋13とその開閉蓋13に固定された軸部29は軸穴28、軸穴25、軸穴37を貫通し軸穴37の上部に固定された軸受19挿入される。そして軸部29に構成された軸33に軸受19が軸支されると共に、軸33の上部に構成されるストッパー用ナット32にはストッパー8が嵌め込まれ、図1aに示すように、上部穴開プレート6上に固定された止め金具20に当接する事により、ストッパー8が生コンクリート吐出口36を開閉するための回転角度を定めることが可能となる。さらに、ストッパー用ナット32の上部のネジ部31には、スプリング18とワッシャー17が挿入されナット16、ナット15を締め付けることにより、開閉蓋13をスプリング18の力により下部穴開プレート11に圧着させる事が出来る。このように構成された開閉蓋回動用ナット7にレンチ14を差し込み、回動させる事により、開閉蓋13が回動して図4に示すように、生コンクリート吐出口36を開閉させる。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図5は、この発明の実施の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では、菅体部36の上部管体3と下部管体4は、それぞれが別々の管体として、真直ぐな円筒状に形成された鋼管であり、上部管体3が回転円盤23に対して直角に配置され下部管体4と溶接により接合されるのに対して、この発明の実施の形態2では、図5に示すように、管体部49は、真直ぐに形成された管体上部40と曲菅の中間菅体41、さらに真直ぐな菅体下部42から構成され、管体上部40の生コンクリート圧入口52が仮枠に対して真上を向くように配置され、管体上部40と中間管体41、管体下部42はB−B、C−Cの二点鎖線で示すように溶接により固定される。その他の直立回転式生コンクリート圧入装置の構造は、この発明の実施の形態1と同様である。
以下、この発明の実施の形態3について説明する。
[発明の実施の形態3]
図6は、この発明の実施の形態3を示す。上記発明の実施の形態1では、管体部36の上部管体3と下部管体4は、それぞれが別々の管体として、真直ぐな円筒状に形成された鋼管であり、上部管体3が回転円盤23に対して直角に配置され下部管体4と溶接により接合されるのに対して、この発明の実施の形態3では、図6に示すように、管体部50は、円筒状の曲管の上部曲管45と、真直ぐに形成された円筒状の管体下部46から構成され、上部曲管45の生コンクリート圧入口53が仮枠に対して真上を向くように配置され、上部曲管45と管体下部46はD−Dの二点鎖線で示すように溶接により固定される。その他の直立回転式生コンクリート圧入装置の構造は、この発明の実施の形態1と同様である。
以下、この発明の実施の形態4について説明する。
[発明の実施の形態4]
図7は、この発明の実施の形態4を示す。上記発明の実施の形態1では、管体部36の上部管体3と下部管体4は、それぞれが別々の管体として、真直ぐな円筒状に形成された銅管であり、上部管体3が回転円盤23に対して直角に配置され下部管体4と溶接により接合されるのに対して、この発明の実施の形態4では、図7に示すように、一本の円筒状の曲管48のみで構成される。曲管48の生コンクリート圧入口54が仮枠に対して真上を向くように配置される。その他の直立回転式生コンクリート圧入装置の構造は、この発明の実施の形態」と同様である。
以下、この発明の実施の形態5について説明する。
[発明の実施の形態5]
図8は、この発明の実施の形態5を示す。上記発明の実施の形態1では、軸穴37の上部に軸受19が固定され、生コンクリート吐出口36を開閉するように構成された開閉蓋13の軸部29が軸穴28、軸穴25、軸穴37を貫通し軸受19に挿入される。そして軸部29に構成された軸33に軸受19が軸支されると共に、軸33の上部に構成されるストッパー用ナット32にはストッパー8が嵌め込まれ、図1aに示すように、上部穴開プレート6上に固定された止め金具20に当接する事によりストッパー8の回転角度を定めることが可能となる。さらに、ストッパー用ナット32の上部のネジ部31には、スプリング18とワッシャー17が挿入されナット16、ナット15を締め付けることにより、開閉蓋13を下部穴開プレート11に圧着させるのに対して、この発明の実施の形態5では、図8に示すように、開閉蓋74に固定された軸部70が軸穴66を貫通し、軸部70に構成された軸73に軸穴66が対応し、軸73の上部に構成されるストッパー用ナット72にはストッパー64が嵌め込まれ、上部穴開プレート69に固定された止め金具67にストッパー64が当接する事により開閉蓋74の回転する角度を定める。さらに、ストッパー用ナット72の上部のネジ穴部84が構成された六角穴付ネジ部71には、スプリングワッシャー63と六角穴付ナット61が挿入され、六角穴付ナット61を締め付け、さらに六角穴付止めネジ62をネジ穴部86にねじ込む事により、軸部70と六角穴付ナット61が固定され、開閉蓋74が下部開口プレート(図示せず)に圧着される。そしてレンチ60で六角穴付ナット61を回動させる事により、開閉蓋74を回動させ、生コンクリート吐出口を開閉させる事ができる。その他の直立回転式生コンクリート圧入装置の構造は、この発明の実施の形態1と同様である。
以下、この発明の実施の形態6について説明する。
[発明の実施の形態6]
図9は、この発明の実施の形態6を示す。上記発明の実施の形態1では、軸穴37の上部に軸受19が固定され、生コンクリート吐出口36を開閉するように構成された開閉蓋13の軸部29が軸穴28、軸穴25、軸穴37を貫通し軸受19に挿入される。そして軸部29に構成された軸33に軸受19が軸支されると共に、軸33の上部に構成されるストッパー用ナット32にはストッパー8が嵌め込まれ、図1aに示すように、上部穴開プレート6上に固定された止め金具20に当接する事によりストッパー8の回転角度を定めることが可能となる。さらに、ストッパー用ナット32の上部のネジ部31には、スプリング18とワッシャー17が挿入されナット16、ナット15を締め付けることにより、開閉蓋13を下部穴開プレート11に圧着させるのに対して、この発明の実施の形態6では、図9に示すように、開閉蓋82にネジ穴部85が構成された六角穴付ネジ部81を固定し、さらに六角穴付ネシ部81は上部穴開プレート83の軸穴79を貫通し、六角穴付ネジ部81にスプリングワッシャー78と六角穴付ナット76が嵌め込まれ六角穴付ナット76を締め付け、さらに六角穴付止めネジ77をネジ穴部87にねじ込む事により、六角穴付ネジ部81と六角穴付ナット76が固定され、開閉蓋82が下部開口プレート(図示せず)に圧着される。そしてレンチ75で六角穴付ナット76を回動させる事により、開閉蓋82を回動させ、生コンクリート吐出口を開閉させる事ができる。その他の直立回転式生コンクリート圧入装置の構造は、この発明の実施の形態1と同様である。
以下、この発明の実施の形態7について説明する。
[発明の実施の形態7]
図10は、この発明の実施の形態7を示す。上記発明の実施の形態1では、直立回転式生コンクリート圧入装置は床の仮枠に組込まれているが、この発明の実施の形態7では、図10に示すように、壁仮枠90に組込まれた状態を示す。図10aは正面取付図を示し、図10bは側面取付図を示す。このように壁仮枠90に組込まれた仮枠固定用枠5にナット88を溶接等に固定し、そのナット88に長ボルト89を差込む事により管体下部4が回転した際、管体下部4がボルト89に当接し回転を停止させる。このようにボルト89を取付ける事により生コンクリート吐出口36の吐出方向を、概ね180度にすることか可能となる。その他の直立回転式生コンクリート圧入装置の構造は、この発明の実施の形態1と同様である。なお、回転式生コンクリート圧入装置を壁仮枠90に取付ける位置は、施工現場により、生コンクリート吐出口36の吐出方向を変える必要があるため、ナット88は上下に複数個取付け、回転角度に応じて長ボルト89の位置を差換え、回転角度を調整する事が望ましい。また、長ボルト89をナット88に対して取外し可能に構成したため、床の仮枠に固定する際は、長ボルト89を取外して、生コンクリート圧入口1を仮枠に対して360度回転させて作業する事が可能となる。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る直立回転式生コンクリート圧入装置について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図1、図2、図4において、回転用パイプ34は円筒状の形状で構成されているが、円筒状にこだわらず丸棒を半円状に加工したものを複数個溶接により管体に固定しても良い。
この発明の実施の形態1に係る直立回転式生コンクリート圧入装置の立体図である。 同実施の形態に係る直立回転式生コンクリート圧入装置の分解図である。 同実施の形態に係る直立回転式生コンクリート圧入装置の菅体部の断面図である。 同実施の形態に係る直立回転式生コンクリート圧入装置の逆流防止用開閉蓋の断面図である。 この発明の実施の形態2に係る菅体部の断面図である。 この発明の実施の形態3に係る菅体部の断面図である。 この発明の実施の形態4に係る菅体部の断面図である。 この発明の実施の形態5に係る生コンクリート吐出口開閉蓋の開閉装置の分解図である この発明の実施の形態6に係る生コンクリート吐出口開閉蓋の開閉装置の分解図である この発明の実施の形態7に係る直立回転式生コンクリート圧入装置を壁仮枠に設置した取付図である。
符号の説明
1 生コンクリート圧入口
2 生コンクリート圧入口固定リング
3 管体上部
4 管体下部
5 仮枠固定用枠
6 上部穴開プレート
7 開閉蓋回動用ナット
8 ストッパー
9 ボルト
10 ネジ穴
11 下部穴開プレート
12 下穴
13 開閉蓋
14 レンチ
15 ナット
16 ナット
17 ワッシャー
18 スプリング
19 軸受
20 止め金具
21 取付穴
22 上穴
23 回転円盤
24 中穴
25 軸穴
26 取付穴
27 中間部穴開プレート
28 軸穴
29 軸部
31 ネジ部
32 ストッパー用ナット
33 軸
34 回転用パイプ
35 回転補助棒
36 生コンクリート吐出口
40 管体上部
41 中間曲管
42 管体下部
43 生コンクリート圧入口固定リング
44 生コンクリート圧入口固定リング
45 上部曲管
46 管体下部
47 生コンクリート圧入口固定リング
48 曲管
60 レンチ
61 六角穴付ナット
62 六角穴付止めネジ
63 スプリングワッシャー
64 ストッパー
65 スプリングワッシャー
66 軸穴
67 止め金具
68 上穴
69 上部穴開プレート
70 軸部
71 六角穴付ネジ部
72 ストッバー用ナット
73 軸
74 開閉蓋
75 レンチ
76 六角穴付ナット
77 六角穴付止めネジ
78 スプリングワッシャー
79 軸穴
80 上穴
81 六角穴付ネジ部
82 開閉蓋
83 上部穴開プレート
84 ネジ穴部
85 ネジ穴部
86 ネジ穴部
87 ネジ穴部
88 ナット
89 長ボルト
90 壁仮枠

Claims (1)

  1. 生コンクリートポンプ車から生コンクリートを仮枠に打ち込む際、生コンクリートを仮枠に打ち込む菅体が仮枠面に対して約45度傾けて斜めに構成され、生コンクリート圧入口が仮枠面に対して360度回転する生コンクリート圧入装置において、生コンクリート仮枠に固定する仮枠固定用枠に下部穴開プレートが固定され、その下部穴開プレートの中央部には回転円盤の直径より少し小さい下穴を開口すると共に、その下部穴開プレートの上部には、板厚が回転円盤の板圧より厚く構成された中間部穴開プレートと、中央部には楕円状の開口部が開口した回転円盤が置かれ、回転円盤には約45度に傾けた円筒状の下部菅体が溶接され、下部菅体の上側開口部と、回転円盤に対して直角になるように配置された上部菅体とが楕円状の接合部で接合され、上部菅体の菅体部には生コンクリート圧入口を仮枠に対して360度回転させるための回転用パイプを溶接により固定し、さらに中 間部穴開プレートの上部には回転円盤の直径より小さな穴が開けられた上部穴開プレートが配置され、回転円盤が下部穴開プレートに対して360度回転自在の状態で回転することが出来るように、上部穴開プレートと中間部穴開プレートと下部穴開プレートを回転円盤を挟み込むようにボルトで固定すると共に、生コンクリート圧入装置の下部穴開プレートと中間部穴開プレートと上部穴開プレートに開けられた軸穴に、生コンクリート圧入装置の生コンクリート吐出口を開閉するための開閉蓋の軸部を挿入し、軸部は上部穴開プレートの軸穴の上部に固定された軸受に挿入され、軸部の上部にはストッパー用ナットが取付けられ、そのストッパー用ナットには開閉蓋の回転角度を定めるためのストッパーを嵌め込み、さらにストッパー用ナットの上部にはネジ部を取付け、そのネジ部にスプリングとワッシャーと2個のナットを挿入し、ナットを締め付ける事によりスプリングの力により開閉蓋を下部穴開プレートに圧着させると共に、さらにネジ部の上部に開閉蓋回動用ナットを取付け、開閉蓋回動用ナットにレンチを差し込み、そのレンチを回動させる事により開閉蓋が回動して生コンクリート吐出口を開閉させた事を特徴とする直立回転式生コンクリート圧入装置。
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