JP2764368B2 - ラッゲージドアハンドル装置 - Google Patents

ラッゲージドアハンドル装置

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JP2764368B2
JP2764368B2 JP5162839A JP16283993A JP2764368B2 JP 2764368 B2 JP2764368 B2 JP 2764368B2 JP 5162839 A JP5162839 A JP 5162839A JP 16283993 A JP16283993 A JP 16283993A JP 2764368 B2 JP2764368 B2 JP 2764368B2
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JP
Japan
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ornament
luggage door
door handle
arm
fixed
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哲 南雲
正則 中野
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のラッゲージド
ア後部に取り付けられるドアハンドル装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のラッゲージドアの後部に
は、例えば図6に示すように、オーナメント付きキーシ
リンダが備えられている。即ち、図6において、ラッゲ
ージドア1は、その後部にオーナメント2を備えてい
る。このオーナメント2は、ラッゲージドア1の表面に
取り付けられた表面が平坦な固定オーナメント3と、こ
の固定オーナメント3に対して、その表面に沿って回動
可能に支持された可動オーナメント4とから成り、固定
オーナメント3の表面に、キーシリンダ5のキー挿入口
5aが開口している。
【0003】このように構成されたラッゲージドア1に
おいては、可動オーナメント4は、図示しないバネの張
力に基づいて、固定オーナメント3の表面を覆うように
重なった位置に保持されている。これにより、キーシリ
ンダ5のキー挿入口5aは可動オーナメント4によって
覆われ、固定オーナメント2と一体的に、一つのオーナ
メント2として観察され得るようになっている。
【0004】この状態から、ラッゲージドア1を開放す
る場合には、先ず可動オーナメント4を、図6にて矢印
で示すように回動させて、キーシリンダ5のキー挿入口
5aを露出させる。続いて、キーシリンダ5のキー挿入
口5aにキーを挿入して、適宜に回動等させることによ
り、ラッゲージドア1のロックが解除され得る。その
後、ラッゲージドア1を上方に持ち上げることにより、
ラッゲージドア1が開放され得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のラッゲージドア1によれば、オーナメント2
のうち、可動オーナメント4は、固定オーナメント3の
表面を覆うことにより、キーシリンダ5のキー挿入口5
aを隠蔽するのみであり、純粋にカバーとして使用され
ている。従って、ロック解除したラッゲージドア1を開
放する際には、例えばラッゲージドア1の下端1aを手
で持って、上方に持ち上げることにより、該ラッゲージ
ドア1を開放するようにしていた。このため、ラッゲー
ジドア1の下端1aが汚れていると、開放するためにラ
ッゲージドア1の下端1aに手を触れた際に、手が汚れ
てしまうという問題があった。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、ラッゲージド
アの後部に設けられたオーナメントを、ラッゲージドア
を開放するためのドアハンドルとして利用するようにし
た、ラッゲージドアハンドル装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、ラッゲージドアの後部に取り付けられた固定オー
ナメントと、固定オーナメントの表面にてキー挿入口が
外部に露出するように取り付けられたキーシリンダと、
固定オーナメントの表面を覆うように重なった位置に格
納されていてこの固定オーナメントを貫通する円弧状の
アームを有する可動オーナメントを兼ねるドアハンドル
と、上記固定オーナメントの内側に取り付けられた上記
円弧状のアームをガイドするアームガイドと、このアー
ムに備えられ且つ上記アームガイドの側面から突出した
ピンと、このピンに連結されたダンパ装置とを含んでい
ることを特徴とするラッゲージドアハンドル装置により
達成される。
【0008】
【作用】上記構成によれば、可動オーナメントが、固定
オーナメントの表面に当接する格納位置から、円弧状の
アームがアームガイドに沿って案内されることにより、
後方へ移動しながら下端が後方に向かって突出するよう
に傾斜する引出し位置まで旋回せしめられて、ドアハン
ドルとして利用され得ることになり、その際、可動オー
ナメントの裏面は、通常は固定オーナメントの表面に当
接していることにより、外部に対して隠蔽されているの
で、自動車の走行等によって汚れるようなことがなく、
ラッゲージドアの開放時に、このラッゲージドアを持ち
上げるために上記可動オーナメントの裏面に手を触れた
としても、手が汚れるようなことはない。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1は、本発明によるラッゲージ
ドアハンドル装置の一実施例を示しており、ラッゲージ
ドアハンドル装置10は、自動車のラッゲージドア11
の後部11aに取り付けられた平坦なオーナメント12
から構成されている。
【0010】このオーナメント12は、ラッゲージドア
11の後部11aに取り付けられた固定オーナメント1
3と、この固定オーナメント13の表面にてキー挿入口
14aが外部に露出するように取り付けられたキーシリ
ンダ14と、固定オーナメント13の表面から裏面ま
で、図示の場合、ラッゲージドア11のアウターパネル
11bの内側まで貫通する円弧状のアーム15a及び1
5bを有する可動オーナメントを兼ねるドアハンドル1
5(図3参照)と、上記固定オーナメント13の内側、
図示の場合ラッゲージドア11のアウターパネル11b
の内側に取り付けられた上記円弧状のアーム15a,1
5bをガイドするアームガイド16と、このアーム15
aに備えられ且つ一方のアームガイド16の側面から突
出したピン15cに連結されたダンパ装置17とから構
成されている。
【0011】上記アームガイド16は、図4に示すよう
に、アウターパネル11bの内面に取り付けられるブラ
ケット部16aと、このブラケット部16aに固定保持
される中空円弧状のガイド部16bとから構成されてお
り、このガイド部16b内に上記ドアハンドル15のア
ーム15a,15bを摺動可能に受容し得るように形成
されている。
【0012】一方のアームガイド16内に収容されたア
ーム15aは、その側方に向かって突出したピン15c
が、アームガイド16の側壁に設けられたガイド溝16
cを通って外方へ突出しており、図5に示すように、ダ
ンパ装置17の可動部17aに対して連結されている。
これにより、アーム15aそしてドアハンドル15の旋
回運動が、ダンパ装置17の作用により規制され得るよ
うになっている。
【0013】尚、上記ダンパ装置17は、図2に示すよ
うに、例えばラッゲージドア11のインナーパネル11
cに対してクリップ18により固定されている。
【0014】本発明実施例は以上のように構成されてお
り、以下にその動作を説明する。先ず、図2にて実線で
示す閉止位置においては、ドアハンドル15は、固定
ーナメント13を覆うように重なった位置に保持されて
いる。これにより、キーシリンダ14のキー挿入口14
aは、ドアハンドル15の内面に備えられたシール部1
5dによって密閉されており、ドアハンドル15は、
オーナメント13と一体的に一つのオーナメントとし
て観察され得るようになっている。
【0015】この状態から、ラッゲージドア11を開放
する場合には、先ずドアハンドル15の下端を手で引き
出す。これにより、ドアハンドル15は、ダンパ装置1
7の作用に抗してその可動部17aを引っ張りながら、
図2にて鎖線で示す引出し位置まで旋回され得ることに
なる。かくして、キーシリンダ14のキー挿入口14a
が露出せしめられ得る。
【0016】続いて、キーシリンダ14のキー挿入口1
4aにキーを挿入して、適宜に回動等させることにより
ラッゲージドア11のロックが解除される。その後、ド
アハンドル15の下端を手で持って、上方に引き上げる
ことによりラッゲージドア11が開放される。この場
合、ドアハンドル15の内面は、通常は密閉されている
ことから、自動車の走行等によって汚れるようなことは
ないので、ラッゲージドア11の開放の際に、ドアハン
ドル15の内面に手で触れたとしても、手が汚れてしま
うようなことはない。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、可
動オーナメントが、固定オーナメントの表面に当接する
格納位置から、円弧状のアームがアームガイドに沿って
案内されることにより後方に移動しながら下端が後方に
向かって突出するように傾斜する引出し位置まで旋回せ
しめられて、ドアハンドルとして利用され得ることにな
り、その際、可動オーナメントの裏面は、通常は固定オ
ーナメントの表面に当接していることにより、外部に対
して隠蔽されているので、自動車の走行等によって汚れ
るようなことがなく、ラッゲージドアの開放時に、該ラ
ッゲージドアを持ち上げるために、該可動オーナメント
の裏面に手を触れたとしても、手が汚れるようなことは
ない。
【0018】かくして、本発明によれば、ラッゲージド
アの後部に設けられたオーナメントを、ラッゲージドア
を開放するためのドアハンドルとして利用し得る、実用
上優れたラッゲージドアハンドル装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるラッゲージドアハンドル装置の
一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1のラッゲージドアハンドル装置の断面図で
ある。
【図3】図2のハンドル装置における可動オーナメント
の概略斜視図である。
【図4】図2のハンドル装置におけるアームガイドの概
略斜視図である。
【図5】図2のハンドル装置における可動オーナメント
のアームとダンパ装置との関係を示す概略平面図であ
る。
【図6】従来のラッゲージドアのオーナメント付きキー
シリンダの一例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 ラッゲージドアハンドル装置 11 ラッゲージドア 12 オーナメント 13 固定オーナメント 14 キーシリンダ 14a キー挿入口 15 ドアハンドル 15a 円弧状アーム 15b 円弧状アーム 15c ピン 15d シール部 16 アームガイド 16a ブラケット部 16b ガイド部 17 ダンパ装置 17a 可動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/10 E05B 17/18 E05B 17/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッゲージドアの後部に取り付けられた
    固定オーナメントと、該固定オーナメントの表面にてキ
    ー挿入口が外部に露出するように取り付けられたキーシ
    リンダと、上記固定オーナメントの表面を覆うように重
    なった位置に格納されていてこの固定オーナメントを貫
    通する円弧状のアームを有する可動オーナメントを兼ね
    るドアハンドルと、上記固定オーナメントの内側に取り
    付けられた上記円弧状のアームをガイドするアームガイ
    ドと、該アームに備えられ且つ上記アームガイドの側面
    から突出したピンと、このピンに連結されたダンパ装置
    とを含んでいることを特徴とする、ラッゲージドアハン
    ドル装置。
JP5162839A 1993-06-30 1993-06-30 ラッゲージドアハンドル装置 Expired - Lifetime JP2764368B2 (ja)

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JP5162839A JP2764368B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ラッゲージドアハンドル装置

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JP5162839A JP2764368B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ラッゲージドアハンドル装置

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JPH0717258A JPH0717258A (ja) 1995-01-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193060U (ja) * 1986-05-29 1987-12-08
JPS6344960U (ja) * 1986-09-11 1988-03-26
JPH067191Y2 (ja) * 1986-09-23 1994-02-23 トヨタ自動車株式会社 自動車用ドアアウトサイドハンドル装置
JPH0635780B2 (ja) * 1987-08-31 1994-05-11 株式会社大井製作所 自動車用開閉体の開閉操作装置

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