JP2763835B2 - コードレス・ファクシミリ装置 - Google Patents

コードレス・ファクシミリ装置

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JP2763835B2
JP2763835B2 JP3251122A JP25112291A JP2763835B2 JP 2763835 B2 JP2763835 B2 JP 2763835B2 JP 3251122 A JP3251122 A JP 3251122A JP 25112291 A JP25112291 A JP 25112291A JP 2763835 B2 JP2763835 B2 JP 2763835B2
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吉朗 中野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機付の
コードレス・ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス・ファクシミリ装置に
おいて、子機からの通信指示によりファクシミリ装置本
体を動作させ、相手機とファクシミリ通信を行うように
したものが種々提案されている。
【0003】例えば、子機で電話回線網を通して相手側
と通話中に、子機から予め定められた固定パターンのダ
イヤル発信を行い、ファクシミリ装置本体でそのダイヤ
ル発信に基づいて送信・受信何れの指示かを判定し、そ
の判定結果によりファクシミリ送信あるいは受信を行う
ものが提案されているが、このものでは、使用者が送信
及び受信双方の固定パターンのダイヤルを記憶しておか
なければならず、操作性、使い勝手の面で今一つ良好な
ものではなかった。
【0004】又、このような問題点を改善するものとし
て、子機に通信指示ボタンを設け、通話中に通信指示ボ
タンを操作したとき、装置本体側でボタンが操作された
ことを認識して、原稿読み取り部に原稿があるか否かの
判定を行い、原稿があれば送信モードに、なければ受信
モードに自動的に切り替わるように構成されたコードレ
ス・ファクシミリ装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このもので
は、固定パターンのダイヤルを覚えておく必要がなく、
しかも、ボタンを押すという極めて単純な操作でファク
シミリ通信を指示できる反面、子機での通話中に相手側
より受信の要求があったときに、装置本体の原稿読み取
り部に原稿がセットされていると、子機からでは受信モ
ードに切り替えることができず、装置本体まで行き原稿
を取り除かなければならず、やはり使い勝手の面で問題
を残すものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを目的としてなされたものであって、請求項
1記載のコードレス・ファクシミリ装置は、原稿を読み
取る原稿読み取り手段、画像データを印字する印字手
段、及び電話回線網を通して接続される通信相手と通信
を行うためのファクシミリ手順を設定するファクシミリ
通信手段等を具備するコードレス電話機の親機内蔵のフ
ァクシミリ装置本体と、このファクシミリ装置本体との
間で無線通信を行い該装置本体を介して電話回線網と接
続され、ファクシミリ通信を指示するための通信指示手
段を備えたコードレス電話機の子機とからなり、上記子
機からの指示によりファクシミリ通信を行うコードレス
・ファクシミリ装置において、上記通信指示手段は、送
信指示ボタンと受信指示ボタンとを独立して設ける一
方、上記ファクシミリ装置本体には、子機で電話回線網
を通して相手側と通話中に、送信指示ボタンあるいは受
信指示ボタンが操作されたことを検出して、上記ファク
シミリ通信手段を上記操作された指示ボタンに対応する
送信あるいは受信モードに切り替えファクシミリ通信を
開始させる手段を備えたものである。
【0007】又、請求項2記載のコードレス・ファクシ
ミリ装置は、原稿を読み取る原稿読み取り手段、画像デ
ータを印字する印字手段、及び電話回線網を通して接続
される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手順を
設定するファクシミリ通信手段等を具備するコードレス
電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、このファ
クシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装置本体を
介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通信を指示
するための通信指示手段を備えたコードレス電話機の子
機とからなり、上記子機からの指示によりファクシミリ
通信を行うコードレス・ファクシミリ装置において、上
記ファクシミリ装置本体には、子機で電話回線網を通し
て相手側と通話中に、上記通信指示手段からファクシミ
リ通信の指示があったとき、現在の通話が相手側の発信
によるものか否かを判定して、上記ファクシミリ通信手
段を相手側発信による場合受信モードに、相手側発信で
ない場合送信モードに切り替えファクシミリ通信を開始
させる手段を備えたものである。
【0008】又、請求項3記載のコードレス・ファクシ
ミリ装置は、原稿を読み取る原稿読み取り手段、画像デ
ータを印字する印字手段、及び電話回線網を通して接続
される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手順を
設定するファクシミリ通信手段等を具備するコードレス
電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、このファ
クシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装置本体を
介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通信を指示
するための通信指示手段を備えたコードレス電話機の子
機とからなり、上記子機からの指示によりファクシミリ
通信を行うコードレス・ファクシミリ装置において、上
記ファクシミリ装置本体には、原稿読み取り部における
原稿の有無を検出する原稿検出手段と、子機で電話回線
網を通して相手側と通話中に、上記通信指示手段からフ
ァクシミリ通信の指示があったとき、現在の通話が相手
側の発信によるものか否かを判定して、上記ファクシミ
リ通信手段を相手側発信による場合受信モードに切り替
え、相手側発信でない場合上記原稿検出手段による検出
結果を基に送・受信モードを決定してファクシミリ通信
を開始させる手段を備えたものである。
【0009】さらに、請求項4記載のコードレス・ファ
クシミリ装置は、原稿を読み取る原稿読み取り手段、画
像データを印字する印字手段、及び電話回線網を通して
接続される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手
順を設定するファクシミリ通信手段等を具備するコード
レス電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、この
ファクシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装置本
体を介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通信を
指示するための通信指示手段を備えたコードレス電話機
の子機とからなり、上記子機からの指示によりファクシ
ミリ通信を行うコードレス・ファクシミリ装置におい
て、上記ファクシミリ装置本体には、子機で電話回線網
を通して相手側と通話中に、上記通信指示手段からファ
クシミリ通信の指示があったとき、現在の通話が子機か
らのダイヤル発信によるものか否かを判定して、上記フ
ァクシミリ通信手段を子機からのダイヤル発信による場
合送信モードに、子機からのダイヤル発信でない場合受
信モードに切り替えファクシミリ通信を開始させる手段
を備えたものである。
【0010】
【作用】上記請求項1記載のコードレス・ファクシミリ
装置によれば、子機での通話中に、送信指示ボタンある
いは受信指示ボタンを押すという単純な操作で送信モー
ドあるいは受信モードに切り替えてファクシミリ通信を
行うことができ、使用者の意図するファクシミリ通信を
確実に行え、しかも相手側から受信の要求があったとき
に原稿読み取り部に原稿がセットされていたところで、
受信指示ボタンを押すことによってファクシミリ受信を
行えることになり、わざわざファクシミリ装置本体まで
原稿を取り除きに行く必要はなくなり、使い勝手が向上
する。
【0011】請求項2乃至4記載のコードレス・ファク
シミリ装置は、通常、発信側即ち、発呼側がファクシミ
リの送信元になることが殆どである点に着目したもので
あり、請求項2記載のコードレス・ファクシミリ装置に
よれば、子機での通話中に、通信指示手段の操作により
ファクシミリ通信が指示されたとき、現在の通話が相手
側の発信によるものか否かを判定し、相手側の発信によ
る場合受信モードに、相手側の発信でない場合送信モー
ドに切り替えることになる。このようにファクシミリ通
信が指示されたとき、通常の使用態様に応じて自動的に
モードを選択してファクシミリ通信を行うことになるた
め、通信指示手段として一つの指示ボタンを子機に設け
るだけでよく、子機のスペース面からも有利で、操作性
もよく、原稿読み取り部に原稿がセットされた状態で相
手側から受信要求があっても、子機でファクシミリ通信
の指示を行うことにより、受信モードに切り替えること
ができ、やはり、使い勝手は向上する。
【0012】さらに、請求項3記載のコードレス・ファ
クシミリ装置では、相手側の発信でない場合に、原稿読
み取り部における原稿の有無を基にファクシミリ送信か
受信かを決定することになり、使用者の意図するファク
シミリ通信をより確実に行い得るものとなり、より使い
勝手を向上できる。
【0013】又、請求項4記載のコードレス・ファクシ
ミリ装置では、現在の通話が子機からのダイヤル発信に
よるものか否かを判定し、子機からのダイヤル発信によ
る場合送信モードに、子機からのダイヤル発信でない場
合受信モードに切り替えることになる。従って、このも
のでも、上記請求項2記載のコードレス・ファクシミリ
装置と同様の作用が得られる。
【0014】
【実施例】以下、図面に示した本発明の実施例について
詳細に説明する。第1の実施例 図1は本発明の一実施例におけるコードレス・ファクシ
ミリ装置を示すブロック図である。
【0015】Aはコードレス電話機の親機を内蔵即ち親
機の機能を具備するファクシミリ装置本体(以下装置本
体と略称する)で、電話回線1に接続される。Bはコー
ドレス電話機の子機であり、装置本体Aとの間で無線通
信を行い該装置本体Aを介して電話回線1に接続され
る。
【0016】装置本体Aにおいて、2は接続切替手段、
3は親機無線通信手段、4はファクシミリ通信手段、5
は画像データを記録紙上に印字する印字手段、6は原稿
読み取り部にセットされた原稿の画像を読み取る画像読
み取り手段、7はファクシミリ切替手段、8は原稿読み
取り位置における原稿の有無を検出する原稿検出手段、
9は着信検出手段を示す。
【0017】接続切替手段2は、電話回線1を親機無線
通信手段3若しくはファクシミリ通信手段4に切替接続
する。親機無線通信手段3は、電話回線1からの信号を
子機B側に無線で出力し、あるいは子機B側からの無線
信号を電話回線1に出力すると共に、子機B側からの制
御コードをファクシミリ切替手段7に出力する。
【0018】ファクシミリ通信手段4は、ファクシミリ
切替手段7からの信号に基づいて電話回線1を通し相手
機とのファクシミリ通信手順を制御し、原稿読み取り手
段6からの画像データを送信し、又相手機からの画像デ
ータを印字手段5に出力する。ファクシミリ切替手段7
は、子機Bからの制御コード、原稿検出手段8及び着信
検出手段9からの信号等に基づいて接続切替手段2、親
機無線通信手段3及びファクシミリ通信手段4等に制御
信号を出力するものである。
【0019】子機Bにおいて、10は親機無線通信手段
3との間で無線通信を行い、親機Aと子機B間の信号の
やりとりを司る子機無線通信手段、11はダイヤルキ
ー、マイク、スピーカ(何れも図示せず)等の通話に必
要な各手段を備える通話手段、12は押しボタン操作に
伴いファクシミリ通信指示信号を出力する通信指示手段
であり、送信指示ボタン12aと受信指示ボタン12b
とを独立して備える。13は原稿の有無を表示する表示
手段を示す。
【0020】次に、その動作を図2に示すフローチャー
トに従って説明する。子機Bでの通話中において、今、
相手側にファクシミリ送信するときや、相手側から送信
要求があったときに、送信指示ボタン12aを押すと、
この送信指示ボタン12aに対応する制御コードが子機
無線通信手段10、親機無線通信手段3を通してファク
シミリ切替手段7に入力される。すると、ファクシミリ
切替手段7は、制御コードに基づいて送信指示であるこ
とを判定し、接続切替手段2及びファクシミリ通信手段
4に制御信号を出力する。これにより、接続切替手段2
は電話回線1がファクシミリ通信手段4側に切替接続す
ると共に、ファクシミリ通信手段4は送信モードの設定
状態となり、相手機とファクシミリ通信手順を行った
後、原稿読み取り手段6により原稿の読み取りを開始さ
せてその画像データを接続切替手段2及び電話回線1を
通して相手側に送信する。
【0021】尚、子機Bの表示手段13には、装置本体
Aの原稿読み取り部に原稿がセットされているか否かを
検出する原稿検出手段8の検出結果が表示されており、
送信指示ボタン12aを押す際、子機B側で原稿の有無
を確認できるため、原稿をセットしないまま送信指示ボ
タン12aを押すようなことはない。
【0022】又、子機Bでの通話中に、相手側から受信
要求があったり、相手側に送信要求したりしたときに
は、受信指示ボタン12bを押す。すると、図2のフロ
ーチャートから明らかなように、ファクシミ通信手段4
は受信モードの設定状態となり、相手機とのファクシミ
リ通信手順の後、相手機から電話回線1、接続切替手段
2を通して送られてくる画像データを印字手段5により
記録紙上に印字する。
【0023】このように本実施例にあっては、使用者が
意図するファクシミリ通信に応じて送信指示ボタン12
aあるいは受信指示ボタン12bを押すことにより、確
実に意図したファクシミリ通信を行うことができる。
【0024】第2の実施例 図3は本発明の他実施例におけるコードレス・ファクシ
ミリ装置を示すブロック図である。この実施例における
コードレス・ファクシミリ装置は、通常、発信側即ち発
呼側がファクシミリの送信元になることが殆どである点
を考慮してなされたもので、通信指示手段12が単一の
指示ボタンからなる点、並びにファクシミリ切替手段7
が着信検出手段9により着信を検出したか否かを記憶
し、通信指示手段12の操作に伴う制御コードが入力し
たときに、着信の有無に基づいて現在の通話が相手側の
発信によるものか否かを判定してその判定結果を基に送
信・受信の何れかのモードを決定する機能を備える点
で、図1の第1の実施例と異なり、他の点は図1の実施
例と同じ構成を有する。
【0025】次に、その動作を図4のフローチャートに
従って説明する。子機Bでの通話中において、今、相手
側とファクシミリ通信を行うために通信指示手段12を
操作すると、これに対応する制御コードが子機無線通信
手段10及び親機無線通信手段3を通してファクシミリ
切替手段7に入力される。すると、ファクシミリ切替手
段7は、制御コードに基づいて通信指示であることを判
定し、次に、着信有無の記憶内容を読み出し、その内容
が着信ありであれば、現在の通話が相手側の発信による
ものと判定して、接続切替手段2及びファクシミリ通信
手段4に制御信号を出力し、接続切替手段2により電話
回線1をファクシミリ通信手段4側に切替接続すると共
に、ファクシミリ通信手段4を受信モードに設定する。
【0026】又、着信なしであれば、現在の通話が相手
側の発信によるものでないと判定して、接続切替手段2
及びファクシミリ通信手段4に制御信号を出力し、接続
切替手段2により電話回線1をファクシミリ通信手段4
側に切替接続すると共に、ファクシミリ通信手段4を送
信モードに設定する。
【0027】このように本実施例にあっては、通信指示
手段12を操作即ち単一のボタンを押すだけで、通常の
使用態様に合わせてファクシミリ送信・受信の切替えを
自動的に行い、ファクシミリ通信できることになる。し
かも、この実施例では、通信指示手段12として一つの
ボタンで済み、子機Bのスペース面でも有利なものとな
る。
【0028】勿論、この実施例にあっても、ファクシミ
リ送信に先立って、表示手段13により原稿の有無を確
認することができ、又原稿読み取り部に原稿がセットさ
れたままの状態で受信モードに切り替えることができ、
操作性、使い勝手の何れの面からも優れたものとなる。
【0029】第3の実施例 この実施例におけるコードレス・ファクシミリ装置は、
先の第2の実施例におけるファクシミリ切替手段7に、
着信なしを検出した後、原稿読み取り部における原稿の
有無に基づいて送信・受信の何れかのモードを決定する
ものである。これは、こちら側が発呼側であった場合で
も、相手側に送信要求を行ない、相手側から送られてく
る画像データを受信することがあり、この点を考慮して
使用者が意図するファクシミリ通信を確実に行えるよう
にしたものである。
【0030】即ち、図5のフローチャートに示すよう
に、ファクシミリ切替手段7は、着信の有無の記憶内容
を読み出して、着信なしにより現在の通話が相手側の発
信によるものではないと判定すると、次に原稿検出手段
8による検出結果を読み込み、原稿が原稿読み取り部に
セットされている場合にはファクシミリ通信手段4を送
信モードに切り替え、原稿がセットされておらない場合
にはファクシミリ通信手段4を受信モードに切り替え
る。
【0031】この実施例にあっては、先の実施例と同様
に、操作性及び使い勝手の向上を計れる上に、現在の通
話が相手側の発信によるものでないと判定したときに
は、原稿の有無によって使用者の意図するファクシミリ
通信が送信か受信かを確認し、送信・受信の何れかのモ
ードを決定するため、使用者の意図するファクシミリ通
信を確実に行うことができる。
【0032】第4の実施例 この実施例におけるコードレス・ファクシミリ装置は、
第2及び第3の実施例と同様に、通常、発信側即ち発呼
側がファクシミリの送信元になることが殆どである点を
考慮してなされたもので、図3のブロック図を参照して
構成を説明すると、ファクシミリ切替手段7が子機Bか
らダイヤル発信したか否かを記憶し、通信指示手段12
の操作に伴う制御コードが入力したときに、ダイヤル発
信の有無に基づいて現在の通話が相手側の発信によるも
のか否かを判定してその判定結果を基に送信・受信の何
れかのモードを決定する機能を備えるものである。
【0033】次に、その動作を図6のフローチャートに
従って説明する。子機Bでの通話中において、今、相手
側とファクシミリ通信を行うために通信指示手段12を
操作すると、これに対応する制御コードが子機無線通信
手段10及び親機無線通信手段3を通してファクシミリ
切替手段7に入力される。すると、ファクシミリ切替手
段7は、制御コードに基づいて通信指示であることを判
定し、次に、ダイヤル発信有無の記憶内容を読み出し、
その内容がダイヤル発信ありであれば、現在の通話がこ
ちら側の要求によるものと判定して、接続切替手段2及
びファクシミリ通信手段4に制御信号を出力し、接続切
替手段2により電話回線1をファクシミリ通信手段4側
に切替接続すると共に、ファクシミリ通信手段4を送信
モードに設定する。
【0034】又、ダイヤル発信なしであれば、現在の通
話が相手側の発信によるものと判定して、接続切替手段
2及びファクシミリ通信手段4に制御信号を出力し、接
続切替手段2により電話回線1をファクシミリ通信手段
4側に切替接続すると共に、ファクシミリ通信手段4を
受信モードに設定する。
【0035】このように本実施例にあっては、ダイヤル
発信の有無によってファクシミリ送信・受信の切替えを
自動的に行い、ファクシミリ通信するものであり、第2
の実施例と同様の作用効果を発揮することができる。
【0036】尚、本発明は、上記しかつ図面に示す実施
例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施できること勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、子機か
らファクシミリ通信を指示する場合に、従来のように固
定パターンのダイヤルを記憶しておく必要がなく、簡単
な操作でファクシミリ通信を指示することができ、しか
も相手側より受信要求があったときに、装置本体の原稿
読み取り部に原稿がセットされていても受信モードに切
り替えることができ、一々装置本体まで原稿を取り除き
に行く必要もなく、操作性及び使い勝手を著しく向上す
ることができる。
【0038】その上、請求項1記載の発明によれば、使
用者の意図したファクシミリ通信をより確実に実行する
ことができ、実用上優れたコードレス・ファクシミリ装
置を提供することができる。
【0039】又、請求項2及び請求項4記載の発明によ
れば、ファクシミリ通信の指示に伴い通常の使用態様に
合わせて送信・受信モードを自動的に判定し、ファクシ
ミリ通信できる上に、子機に設ける通信指示手段は送信
・受信共通で一つ設けるだけで済み、子機のスペース面
からも実用上優れたものを提供できる。
【0040】さらに、請求項3記載の発明によれば、請
求項2及び請求項4記載の発明と同様の効果を奏する上
に、原稿の有無によって使用者の意図するファクシミリ
通信が送信か受信かを確認し、ファクシミリ通信するた
め、使用者の意図するファクシミリ通信を確実に行うこ
とができるという効果も合わせて奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコードレス・ファク
シミリ装置を示すブロック図
【図2】同装置の要部フローチャート
【図3】本発明の他の実施例におけるコードレス・ファ
クシミリ装置を示すブロック図
【図4】同装置の要部フローチャート
【図5】本発明の他の異なる実施例におけるコードレス
・ファクシミリ装置の要部フローチャート
【図6】本発明の今一つの実施例におけるコードレス・
ファクシミリ装置の要部フローチャート
【符号の説明】
A ファクシミリ装置本体 B 子機 1 電話回線 2 接続切替手段 3 親機無線通信手段 4 ファクシミリ通信手段 5 印字手段 6 原稿読み取り手段 7 ファクシミリ切替手段 8 原稿検出手段 9 着信検出手段 10 子機無線通信手段 11 通話手段 12 通信指示手段 12a 送信指示ボタン 12b 受信指示ボタン 13 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る原稿読み取り手段、画像
    データを印字する印字手段、及び電話回線網を通して接
    続される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手順
    を設定するファクシミリ通信手段等を具備するコードレ
    ス電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、 このファクシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装
    置本体を介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通
    信を指示するための通信指示手段を備えたコードレス電
    話機の子機とからなり、 上記子機からの指示によりファクシミリ通信を行うコー
    ドレス・ファクシミリ装置において、 上記通信指示手段は、送信指示ボタンと受信指示ボタン
    とを独立して設ける一方、 上記ファクシミリ装置本体には、子機で電話回線網を通
    して相手側と通話中に、送信指示ボタンあるいは受信指
    示ボタンが操作されたことを検出して、上記ファクシミ
    リ通信手段を上記操作された指示ボタンに対応する送信
    あるいは受信モードに切り替えファクシミリ通信を開始
    させる手段を備えたことを特徴とするコードレス・ファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取る原稿読み取り手段、画像
    データを印字する印字手段、及び電話回線網を通して接
    続される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手順
    を設定するファクシミリ通信手段等を具備するコードレ
    ス電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、 このファクシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装
    置本体を介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通
    信を指示するための通信指示手段を備えたコードレス電
    話機の子機とからなり、 上記子機からの指示によりファクシミリ通信を行うコー
    ドレス・ファクシミリ装置において、 上記ファクシミリ装置本体には、子機で電話回線網を通
    して相手側と通話中に、上記通信指示手段からファクシ
    ミリ通信の指示があったとき、現在の通話が相手側の発
    信によるものか否かを判定して、上記ファクシミリ通信
    手段を相手側発信による場合受信モードに、相手側発信
    でない場合送信モードに切り替えファクシミリ通信を開
    始させる手段を備えたことを特徴とするコードレス・フ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る原稿読み取り手段、画像
    データを印字する印字手段、及び電話回線網を通して接
    続される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手順
    を設定するファクシミリ通信手段等を具備するコードレ
    ス電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、 このファクシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装
    置本体を介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通
    信を指示するための通信指示手段を備えたコードレス電
    話機の子機とからなり、 上記子機からの指示によりファクシミリ通信を行うコー
    ドレス・ファクシミリ装置において、 上記ファクシミリ装置本体には、原稿読み取り部におけ
    る原稿の有無を検出する原稿検出手段と、 子機で電話回線網を通して相手側と通話中に、上記通信
    指示手段からファクシミリ通信の指示があったとき、現
    在の通話が相手側の発信によるものか否かを判定して、
    上記ファクシミリ通信手段を相手側発信による場合受信
    モードに切り替え、相手側発信でない場合上記原稿検出
    手段による検出結果を基に送・受信モードを決定してフ
    ァクシミリ通信を開始させる手段を備えたことを特徴と
    するコードレス・ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取る原稿読み取り手段、画像
    データを印字する印字手段、及び電話回線網を通して接
    続される通信相手と通信を行うためのファクシミリ手順
    を設定するファクシミリ通信手段等を具備するコードレ
    ス電話機の親機内蔵のファクシミリ装置本体と、 このファクシミリ装置本体との間で無線通信を行い該装
    置本体を介して電話回線網と接続され、ファクシミリ通
    信を指示するための通信指示手段を備えたコードレス電
    話機の子機とからなり、 上記子機からの指示によりファクシミリ通信を行うコー
    ドレス・ファクシミリ装置において、 上記ファクシミリ装置本体には、子機で電話回線網を通
    して相手側と通話中に、上記通信指示手段からファクシ
    ミリ通信の指示があったとき、現在の通話が子機からの
    ダイヤル発信によるものか否かを判定して、上記ファク
    シミリ通信手段を子機からのダイヤル発信による場合送
    信モードに、子機からのダイヤル発信でない場合受信モ
    ードに切り替えファクシミリ通信を開始させる手段を備
    えたことを特徴とするコードレス・ファクシミリ装置。
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