JP2762357B2 - 座席の縦方向調節用調節装置 - Google Patents
座席の縦方向調節用調節装置Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
- B60N2/067—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable by linear actuators, e.g. linear screw mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座席の縦方向調節用調
節装置が、縦方向に相対移動可能に案内される2つのレ
ールと伝動装置とを持ち、両方のレールのうち第1のレ
ール特に下部レールが移動不能に固定可能であり、第2
のレール特に上部レールが座席に結合可能で座席と共に
縦方向移動可能であり、伝動装置のハウジングが、第2
のレールに結合されて縦方向に移動可能であり、かつ第
2のレールを通つて第1のレールへ入り込み、かつ第1
のレールの少なくとも1つの歯列に係合する回転操作可
能なウオームを含んでいる、特に車両用の座席の縦方向
調節用調節装置に関する。
節装置が、縦方向に相対移動可能に案内される2つのレ
ールと伝動装置とを持ち、両方のレールのうち第1のレ
ール特に下部レールが移動不能に固定可能であり、第2
のレール特に上部レールが座席に結合可能で座席と共に
縦方向移動可能であり、伝動装置のハウジングが、第2
のレールに結合されて縦方向に移動可能であり、かつ第
2のレールを通つて第1のレールへ入り込み、かつ第1
のレールの少なくとも1つの歯列に係合する回転操作可
能なウオームを含んでいる、特に車両用の座席の縦方向
調節用調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の公知の調節装置では、伝動装置
のハウジングは全面で第2のレール特に上部に固定的に
結合されている。それにより伝動装置及び調節装置全体
の不快な騒音や動き難さがしばしば生ずる。特にその原
因は、この公知の調節装置では、中心距離の変動及び両
方のレールの高さのずれが、特に前方及び後方の終端位
置で、取付けによるか又は輪郭の歪みによるレールの変
形のような大きい影響を伝動装置へ及ぼすからである。
のハウジングは全面で第2のレール特に上部に固定的に
結合されている。それにより伝動装置及び調節装置全体
の不快な騒音や動き難さがしばしば生ずる。特にその原
因は、この公知の調節装置では、中心距離の変動及び両
方のレールの高さのずれが、特に前方及び後方の終端位
置で、取付けによるか又は輪郭の歪みによるレールの変
形のような大きい影響を伝動装置へ及ぼすからである。
【0003】別の公知の調節装置(ドイツ連邦共和国特
許出願公開第2004504号明細書)では、内外に係
合する2つのレールから成るレール対外に伝動装置があ
る。ここで第1のレールは著しく幅の広い付加的なレー
ルに収容され、かつこれに取付けられ、この付加的なレ
ールはレール対の側方に1列のスリツトを持ち、縦方向
調節のため手で操作可能なウオームがこれらのスリツト
へ係合することができる。ウオームは、レール対に対し
て平行に延びる特別な腕に固定可能に支持されている。
この構成では、縦方向調節の際伝動装置の力がレール対
の両方のレールへ作用しない。ウオームがラツクに係合
している調節装置の原理は、ドイツ連邦共和国特許出願
公開第4316022号明細書から公知であり、ウオー
ム及び対向歯の特別な構成により、伝動装置の騒音発生
を僅かにしている。
許出願公開第2004504号明細書)では、内外に係
合する2つのレールから成るレール対外に伝動装置があ
る。ここで第1のレールは著しく幅の広い付加的なレー
ルに収容され、かつこれに取付けられ、この付加的なレ
ールはレール対の側方に1列のスリツトを持ち、縦方向
調節のため手で操作可能なウオームがこれらのスリツト
へ係合することができる。ウオームは、レール対に対し
て平行に延びる特別な腕に固定可能に支持されている。
この構成では、縦方向調節の際伝動装置の力がレール対
の両方のレールへ作用しない。ウオームがラツクに係合
している調節装置の原理は、ドイツ連邦共和国特許出願
公開第4316022号明細書から公知であり、ウオー
ム及び対向歯の特別な構成により、伝動装置の騒音発生
を僅かにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつて
いる課題は、場合によつては起こり得る調節騒音を除去
しかつ伝動装置を動き易くする調節装置を提供すること
である。
いる課題は、場合によつては起こり得る調節騒音を除去
しかつ伝動装置を動き易くする調節装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、伝動装置のハウジングが、縦方向にの
み第2のレールに係合接触し、縦方向以外では第2のレ
ールから遊びをもつて分離されており、伝動装置のハウ
ジング部分が、第2のレールの貫通口を貫通し、かつ縦
方向において第2のレールの特に貫通口の対応する面に
係合接触し、かつ縦方向に対して直角に遊びをもつて貫
通口の対応する面から離れて設けられている。
本発明によれば、伝動装置のハウジングが、縦方向にの
み第2のレールに係合接触し、縦方向以外では第2のレ
ールから遊びをもつて分離されており、伝動装置のハウ
ジング部分が、第2のレールの貫通口を貫通し、かつ縦
方向において第2のレールの特に貫通口の対応する面に
係合接触し、かつ縦方向に対して直角に遊びをもつて貫
通口の対応する面から離れて設けられている。
【0006】
【発明の効果】伝動装置のハウジングを第2のレール特
に上部レールから分離することにより、中心距離の変動
や両方のレールの場合によつては起こり得る高さずれが
最小にされ、その際このような中心距離変動や高さずれ
が伝動装置へもはや影響を及ぼすことはない。取付けの
際におけるレールの変形やレール輪郭の場合によつては
起こり得る歪みも、伝動装置へ影響を及ぼすことがな
い。圧力角の変化も今や伝動装置に影響を及ぼすことは
ない。このような調節装置により、調節の際の騒音発生
が除去され、伝動装置調節の大きい動き易さが得られ
る。
に上部レールから分離することにより、中心距離の変動
や両方のレールの場合によつては起こり得る高さずれが
最小にされ、その際このような中心距離変動や高さずれ
が伝動装置へもはや影響を及ぼすことはない。取付けの
際におけるレールの変形やレール輪郭の場合によつては
起こり得る歪みも、伝動装置へ影響を及ぼすことがな
い。圧力角の変化も今や伝動装置に影響を及ぼすことは
ない。このような調節装置により、調節の際の騒音発生
が除去され、伝動装置調節の大きい動き易さが得られ
る。
【0007】本発明の別の有利な特徴及び構成は請求項
2ないし9からわかる。
2ないし9からわかる。
【0008】図3及び4に示す本発明の実施例を明らか
にするためまず図1及び2に、特に車両用の図示してな
い座席の縦方向調節用調節装置10が示されている。調
節装置10は縦方向に相対移動可能に案内される2つの
レール11及び12を持ち、これらのレールのうち第1
のレール11特に下部レールは移動不能に例えば車両に
固定可能である。第2のレール12特に下部レール上に
ある上部レールは、図示しない座席に結合可能であり、
座席の縦方向調節のための操作の際座席と共に第1のレ
ール11に対して縦方向移動可能である。
にするためまず図1及び2に、特に車両用の図示してな
い座席の縦方向調節用調節装置10が示されている。調
節装置10は縦方向に相対移動可能に案内される2つの
レール11及び12を持ち、これらのレールのうち第1
のレール11特に下部レールは移動不能に例えば車両に
固定可能である。第2のレール12特に下部レール上に
ある上部レールは、図示しない座席に結合可能であり、
座席の縦方向調節のための操作の際座席と共に第1のレ
ール11に対して縦方向移動可能である。
【0009】第1のレール11はU字状輪郭を持ち、そ
れにより第1のレール11内に内部空間13が形成され
る。第1のレール11の両方の脚辺14及び15の内側
にそれぞれ歯列16及び17例えばラツク輪郭が設けら
れている。両方のレール11及び12は縦方向に対して
直角に失われないように結合され、両方のレール11,
12の間の適当な個所に、転動体18例えば玉を設ける
ことができる。
れにより第1のレール11内に内部空間13が形成され
る。第1のレール11の両方の脚辺14及び15の内側
にそれぞれ歯列16及び17例えばラツク輪郭が設けら
れている。両方のレール11及び12は縦方向に対して
直角に失われないように結合され、両方のレール11,
12の間の適当な個所に、転動体18例えば玉を設ける
ことができる。
【0010】調節装置10は更に縦方向調節用伝動装置
19を持ち、そのハウジング20は第2のレール12に
結合され、これと共に移動可能であり、第2のレール1
2を通つて下方へ第1のレール11及び内部空間13へ
入り込んでいる。ハウジング20は回転操作可能なウオ
ーム21を収容し、このウオーム21の縦中心軸線22
はほぼ縦方向に延びている。ウオーム21はそのらせん
状周囲突起23により第1のレール11の歯列16及び
17に係合している。従つて縦中心軸線22の周りにお
けるウオーム21の1つの回転方向への回転操作によ
り、歯列16,17に沿つてウオーム21の前方運動が
行われる。伝動装置19のハウジング20は、例えば縦
中心軸線22により規定される少なくとも縦方向におい
て上部レール12に結合されているので、この前方運動
により、第1のレール11に対する第2のレール12の
縦方向移動が行われる。ウオーム21の逆向きの回転操
作により、第2のレール12の逆向きの縦方向移動が行
われる。
19を持ち、そのハウジング20は第2のレール12に
結合され、これと共に移動可能であり、第2のレール1
2を通つて下方へ第1のレール11及び内部空間13へ
入り込んでいる。ハウジング20は回転操作可能なウオ
ーム21を収容し、このウオーム21の縦中心軸線22
はほぼ縦方向に延びている。ウオーム21はそのらせん
状周囲突起23により第1のレール11の歯列16及び
17に係合している。従つて縦中心軸線22の周りにお
けるウオーム21の1つの回転方向への回転操作によ
り、歯列16,17に沿つてウオーム21の前方運動が
行われる。伝動装置19のハウジング20は、例えば縦
中心軸線22により規定される少なくとも縦方向におい
て上部レール12に結合されているので、この前方運動
により、第1のレール11に対する第2のレール12の
縦方向移動が行われる。ウオーム21の逆向きの回転操
作により、第2のレール12の逆向きの縦方向移動が行
われる。
【0011】図1及び2によるこの公知の調節装置で
は、伝動装置19のハウジング20は上側で縦方向及び
横方向に第2のレール12と接触している。こうして上
部ハウジング部分24は第2のレール12の上側25に
充分にかつ固定的に載つている。ウオーム21を支持し
ているハウジング部分26は、第2のレール12のほぼ
長方形の貫通口27を貫通して、第1のレール11の内
部空間13へ入り込み、ハウジング部分26は精確なは
まり合いで貫通口27にはめられ、その縦辺の面28,
29及び横辺の面30,31に接触している。第2のレ
ール12へハウジング20を取付けるために、第2のレ
ール12はねじ穴32,33を持ち、これらのねじ穴へ
それぞれねじ34,35がねじ込まれ、これらのねじを
介してハウジング20の上部ハウジング部分24が固定
的に締付けられる。それぞれのねじ34,35はハウジ
ング20にあるはめ合い穴を貫通している。図1及び2
によるこのような公知の調節装置10は、いくつかの欠
点を持つていることがわかつた。即ちこの調節装置10
は時々煩わしい騒音を生じ、伝動装置19の動き難さが
時々認められる。
は、伝動装置19のハウジング20は上側で縦方向及び
横方向に第2のレール12と接触している。こうして上
部ハウジング部分24は第2のレール12の上側25に
充分にかつ固定的に載つている。ウオーム21を支持し
ているハウジング部分26は、第2のレール12のほぼ
長方形の貫通口27を貫通して、第1のレール11の内
部空間13へ入り込み、ハウジング部分26は精確なは
まり合いで貫通口27にはめられ、その縦辺の面28,
29及び横辺の面30,31に接触している。第2のレ
ール12へハウジング20を取付けるために、第2のレ
ール12はねじ穴32,33を持ち、これらのねじ穴へ
それぞれねじ34,35がねじ込まれ、これらのねじを
介してハウジング20の上部ハウジング部分24が固定
的に締付けられる。それぞれのねじ34,35はハウジ
ング20にあるはめ合い穴を貫通している。図1及び2
によるこのような公知の調節装置10は、いくつかの欠
点を持つていることがわかつた。即ちこの調節装置10
は時々煩わしい騒音を生じ、伝動装置19の動き難さが
時々認められる。
【0012】
【実施例】これらの欠点は図3及び4による本発明の調
節装置では除去される。図3及び4による本発明の以下
の説明では、図1及び2におけるのとできるだけ同じ符
号を使用している。
節装置では除去される。図3及び4による本発明の以下
の説明では、図1及び2におけるのとできるだけ同じ符
号を使用している。
【0013】本発明による調節装置10では、伝動装置
19のハウジング20は第2のレール12から分離され
ている。縦中心軸線22に従う縦方向における係合接触
を除いて、ハウジング20と第2のレール12との間に
接触が行われず、遊びが存在するように、この分離が行
われている。
19のハウジング20は第2のレール12から分離され
ている。縦中心軸線22に従う縦方向における係合接触
を除いて、ハウジング20と第2のレール12との間に
接触が行われず、遊びが存在するように、この分離が行
われている。
【0014】ハウジング20の上部ハウジング部分24
は、第2のレール12の上側25から離れて遊びをもつ
て設けられている。それにより上部ハウジング部分24
と上側25との間に形成される遊隙は、緩衝素子によつ
てふさぐことができる中間空間36によつて、図3に示
されている。第2のレール12の貫通口27を貫通する
ハウジング部分26は、縦方向においてのみ、第2のレ
ール12特にその貫通口27の対応する横辺の面30及
び31に係合接触し、縦中心軸線22による縦方向に対
して直角にこのハウジング部分26は、第2のレール1
2特にその貫通口27の対応する縦辺の面28及び29
から離れて遊びをもつて設けられている。従つて横方向
に両側へ形成される遊びは、図3及び4に両側の中間空
間37及び38によつて示され、これらの中間空間をそ
れぞれ緩衝素子によつてふさぐことができる。
は、第2のレール12の上側25から離れて遊びをもつ
て設けられている。それにより上部ハウジング部分24
と上側25との間に形成される遊隙は、緩衝素子によつ
てふさぐことができる中間空間36によつて、図3に示
されている。第2のレール12の貫通口27を貫通する
ハウジング部分26は、縦方向においてのみ、第2のレ
ール12特にその貫通口27の対応する横辺の面30及
び31に係合接触し、縦中心軸線22による縦方向に対
して直角にこのハウジング部分26は、第2のレール1
2特にその貫通口27の対応する縦辺の面28及び29
から離れて遊びをもつて設けられている。従つて横方向
に両側へ形成される遊びは、図3及び4に両側の中間空
間37及び38によつて示され、これらの中間空間をそ
れぞれ緩衝素子によつてふさぐことができる。
【0015】伝動装置19のハウジング20は、上部ハ
ウジング部分24に、縦方向例えば縦中心軸線22に対
して直角に延びる長穴39及び40を持つている。これ
らの長穴39,40を、ハウジング20と第2のレール
12との結合に役立つピン例えばねじ34,35が貫通
して、第2のレール12に係合し、長穴に残つている中
間空間はそれぞれ緩衝素子によりふさぐことができる。
ウジング部分24に、縦方向例えば縦中心軸線22に対
して直角に延びる長穴39及び40を持つている。これ
らの長穴39,40を、ハウジング20と第2のレール
12との結合に役立つピン例えばねじ34,35が貫通
して、第2のレール12に係合し、長穴に残つている中
間空間はそれぞれ緩衝素子によりふさぐことができる。
【0016】伝動装置19のハウジング20は、第1の
レール11しかもその内部空間13へ入り込むハウジン
グ部分26により、ほぼ基部側を第1のレール11の対
応する縦方向案内面上に案内されている。これらすべて
の案内面は共同作用する縦方向案内面である。
レール11しかもその内部空間13へ入り込むハウジン
グ部分26により、ほぼ基部側を第1のレール11の対
応する縦方向案内面上に案内されている。これらすべて
の案内面は共同作用する縦方向案内面である。
【0017】即ちハウジング部分26は、ほぼ基部側で
両方の外側に、ほぼ垂直に延びる縦方向案内面41及び
42を持ち、これらの縦方向案内面に第1のレール11
のほぼ垂直に延びる内側縦方向案内面43及び44が対
応している。
両方の外側に、ほぼ垂直に延びる縦方向案内面41及び
42を持ち、これらの縦方向案内面に第1のレール11
のほぼ垂直に延びる内側縦方向案内面43及び44が対
応している。
【0018】更にハウジング部分26は、基部側で両側
に、ほぼ水平に延びる上側縦方向案内面45及び46を
持つている。第1のレール11は内側で両側に対応する
縦方向案内面47及び48を持ち、これらの縦方向案内
面がハウジング部分26の縦方向案内面45及び46の
下に係合している。
に、ほぼ水平に延びる上側縦方向案内面45及び46を
持つている。第1のレール11は内側で両側に対応する
縦方向案内面47及び48を持ち、これらの縦方向案内
面がハウジング部分26の縦方向案内面45及び46の
下に係合している。
【0019】更にハウジング部分26のほぼ基部側に、
少なくとも1つの水平に延びる下側縦方向案内面49が
設けられて、第1のレール11の内側に設けられる少な
くとも1つのほぼ水平な上側縦方向案内面50に対応
し、この縦方向案内面上にハウジング部分26の縦方向
案内面49が係合している。
少なくとも1つの水平に延びる下側縦方向案内面49が
設けられて、第1のレール11の内側に設けられる少な
くとも1つのほぼ水平な上側縦方向案内面50に対応
し、この縦方向案内面上にハウジング部分26の縦方向
案内面49が係合している。
【0020】上述した共同作用する縦方向案内面41な
いし50は、ハウジング部分26のほぼ基部側及び第1
のレール11の内部空間13で、縦方向に対して直角に
左方及び右方へ更に上方及び下方へ、ハウジング部分2
6従つて伝動装置19ハウジング20全体の案内される
位置合わせを行う。これらの縦方向案内面41ないし5
0の間には比較的きつい伝動装置案内部が存在する。こ
の手段により中心距離変動及びレール11と12との間
の高さずれが最小にされる。それにより伝動装置19
は、レール11,12の前方又は後方への相対縦方向移
動の際、終端位置において中心距離変動又は高さずれの
影響をもはや受けない。更に取付け又はレール輪郭の場
合によつては起こり得る歪みの際レール11と12との
間に場合によつては起こり得る変形も、伝動装置19に
影響を及ぼさない、という利点がある。従つて場合によ
つては起こり得る不快な騒音が防止され、調節装置が一
層よく動かし易くなる。
いし50は、ハウジング部分26のほぼ基部側及び第1
のレール11の内部空間13で、縦方向に対して直角に
左方及び右方へ更に上方及び下方へ、ハウジング部分2
6従つて伝動装置19ハウジング20全体の案内される
位置合わせを行う。これらの縦方向案内面41ないし5
0の間には比較的きつい伝動装置案内部が存在する。こ
の手段により中心距離変動及びレール11と12との間
の高さずれが最小にされる。それにより伝動装置19
は、レール11,12の前方又は後方への相対縦方向移
動の際、終端位置において中心距離変動又は高さずれの
影響をもはや受けない。更に取付け又はレール輪郭の場
合によつては起こり得る歪みの際レール11と12との
間に場合によつては起こり得る変形も、伝動装置19に
影響を及ぼさない、という利点がある。従つて場合によ
つては起こり得る不快な騒音が防止され、調節装置が一
層よく動かし易くなる。
【0021】図3に示すそれぞれの緩衝素子は、弾性変
形可能な軟らかい材料から作ることができる。
形可能な軟らかい材料から作ることができる。
【図1】従来の調節装置の一部を切断した概略正面図で
ある。
ある。
【図2】図1による従来の調節装置の概略平面図であ
る。
る。
【図3】本発明による調節装置の一部を切断した概略正
面図である。
面図である。
【図4】図3による調節装置の概略平面図である。
10 調節装置 11 第1のレール 12 第2のレール 16,17 歯列 19 伝動装置 20 ハウジング 21 ウオーム 26 ハウジング部分 27 貫通口 28,29,30,31 案内面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/00 - 2/54
Claims (9)
- 【請求項1】 座席の縦方向調節用調節装置が、縦方向
に相対移動可能に案内される2つのレール(11,1
2)と伝動装置(19)とを持ち、両方のレールのうち
第1のレール(11)が移動不能に固定可能であり、第
2のレール(12)が座席に結合可能で座席と共に縦方
向移動可能であり、伝動装置(19)のハウジング(2
0)が、第2のレール(12)に結合されて縦方向に移
動可能であり、かつ第2のレール(12)を通つて第1
のレール(11)へ入り込み、かつ第1のレール(1
1)の少なくとも1つの歯列(16,17)に係合する
回転操作可能なウオーム(21)を含んでいるものにお
いて、伝動装置(19)のハウジング(20)が、縦方
向にのみ第2のレール(12)に係合接触し、縦方向以
外では第2のレール(12)から遊びをもつて分離され
ており、伝動装置(19)のハウジング部分(26)
が、第2のレール(12)の貫通口(27)を貫通し、
かつ縦方向において第2のレール(12)の対応する面
(30,31)に係合接触し、かつ縦方向に対して直角
に遊びをもつて貫通口(27)の対応する面(28,2
9)から離れて設けられていることを特徴とする、座席
の縦方向調節用調節装置。 - 【請求項2】 伝動装置(19)の上部ハウジング部分
(24)が、第2のレール(12)の上側(25)から
遊びをもつて離れていることを特徴とする、請求項1に
記載の調節装置。 - 【請求項3】 伝動装置(19)のハウジング(20)
が、縦方向に対して直角に延びる長穴(39,40)を
持ち、このハウジング(20)と第2のレール(12)
とを結合するのに役立つピン(34,35)が長穴(3
9,40)を貫通して、第2のレール(12)に係合し
ていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の調節
装置。 - 【請求項4】 伝動装置(19)のハウジング(20)
が、第1のレール(11)へ入り込むハウジング部分
(26)のほぼ基部側を、第1のレール(11)の対応
する案内面(43,44,47,48,50)に案内さ
れていることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに
記載の調節装置。 - 【請求項5】 ハウジング部分(26)がほぼ基部側に
縦方向案内面(41,42,45,46,49)を持
ち、縦方向案内のためこれらの縦方向案内面が第1のレ
ール(11)の対応する縦方向案内面(43,44,4
7,48,50)と共同作用することを特徴とする、請
求項4に記載の調節装置。 - 【請求項6】 ハウジング部分(26)のほぼ垂直に延
びる外側の縦方向案内面(41,42)と、第1のレー
ル(11)のほぼ垂直に延びる内側の対応する縦方向案
内面(43,44)とを持つていることを特徴とする、
請求項5に記載の調節装置。 - 【請求項7】 ハウジング部分(26)のほぼ基部側に
設けられてほぼ水平に延びる上側縦方向案内面(45,
46)と、第1のレール(11)の内側に設けられてハ
ウジング部分(26)の縦方向案内面(45,46)の
下に係合するほぼ水平な対応する縦方向案内面(47,
48)とを持つていることを特徴とする、請求項5に記
載の調節装置。 - 【請求項8】 ハウジング部分(26)のほぼ基部側に
設けられてほぼ水平に延びる少なくとも1つの下側縦方
向案内面(49)と、第1のレール(11)の内側に設
けられてハウジング部分(26)の縦方向案内面(4
9)に係合するほぼ水平な少なくとも1つの対応する縦
方向案内面(50)とを持つていることを特徴とする、
請求項5に記載の調節装置。 - 【請求項9】 共同作用する縦方向案内面(41ないし
50)が、ハウジング部分(26)のほぼ基部側及び第
1のレール(11)の内側で、縦方向に対して直角に両
側方及び上方及び下方へハウジング部分(26)の案内
される位置合わせを行うことを特徴とする、請求項5な
いし8の1つに記載の調節装置。
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