JP2761656B2 - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
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- JP2761656B2 JP2761656B2 JP30597989A JP30597989A JP2761656B2 JP 2761656 B2 JP2761656 B2 JP 2761656B2 JP 30597989 A JP30597989 A JP 30597989A JP 30597989 A JP30597989 A JP 30597989A JP 2761656 B2 JP2761656 B2 JP 2761656B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 2
- 101100321304 Bacillus subtilis (strain 168) yxdM gene Proteins 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は自動倉庫に関するもので、特に出庫作業の
混み具合や出庫作業の緊急度等の条件に応じて運転モー
ドを選択することのできる自動倉庫に関するものであ
る。
混み具合や出庫作業の緊急度等の条件に応じて運転モー
ドを選択することのできる自動倉庫に関するものであ
る。
従来の技術 パレットを格納するラックと、パレットをラックに出
し入れするスタッカクレーンとを備えた自動倉庫におい
ては、例えば、出庫数が決まっている場合で、その出庫
数より多い数量の製品を収容したラックが存在する場合
には、そのラックから製品を積載したパレットをスタッ
カクレーンによって取り出し、一回の出庫動作によって
全出庫数を取り出す等のように、少ない出庫動作によっ
て出庫を行なうようになっているのが一般的であり、こ
の場合には、出庫残として半端な数の製品が積載された
パレットができ、このパレットはそのまま元のラックに
再入庫される。
し入れするスタッカクレーンとを備えた自動倉庫におい
ては、例えば、出庫数が決まっている場合で、その出庫
数より多い数量の製品を収容したラックが存在する場合
には、そのラックから製品を積載したパレットをスタッ
カクレーンによって取り出し、一回の出庫動作によって
全出庫数を取り出す等のように、少ない出庫動作によっ
て出庫を行なうようになっているのが一般的であり、こ
の場合には、出庫残として半端な数の製品が積載された
パレットができ、このパレットはそのまま元のラックに
再入庫される。
また出庫計画を立てて出庫を行なう場合もある。これ
は、その日の出庫予定(出庫する製品の種類、出庫数
量、出庫時間等の予定)からラックに保管した製品の出
庫方法、すなわち、一度に出庫する製品の種類ごとに出
庫数量と、各ラックに収容された製品の数とから出庫を
行なう際のラックの組み合せ方等を事前に決定して出庫
計画を立てるものである。
は、その日の出庫予定(出庫する製品の種類、出庫数
量、出庫時間等の予定)からラックに保管した製品の出
庫方法、すなわち、一度に出庫する製品の種類ごとに出
庫数量と、各ラックに収容された製品の数とから出庫を
行なう際のラックの組み合せ方等を事前に決定して出庫
計画を立てるものである。
また、特開昭63−315405号公報には、入出庫情況に応
じて運転モードを、出庫作業を優先するモードや入庫作
業を優先するモード等に設定できるようにして、入出庫
作業の効率アップと、入庫と出庫とのバランスを取るこ
とを目的した自動倉庫の運用方式について開示されてい
る。
じて運転モードを、出庫作業を優先するモードや入庫作
業を優先するモード等に設定できるようにして、入出庫
作業の効率アップと、入庫と出庫とのバランスを取るこ
とを目的した自動倉庫の運用方式について開示されてい
る。
発明が解決しようとする課題 前述した自動倉庫において行なわれている出庫方法の
うち最も一般的な方法、すなわち少ない出庫動作によっ
て全出庫数の出庫を行なう出庫方法の場合には、出庫能
率はよいが、出庫残の端数を収容したラックが多数でき
てしまい、入庫可能な空きラックの率が出庫量に比例し
て増加しないという問題があった。そこで、このような
出庫方法を採用している自動倉庫においては、同一の製
品を収容している各ラックから、パレットをそれぞれ取
り出して一箇所に集め、端数の製品が積載されているパ
レット同士で積荷を統合して、所定数の製品が積載され
た定数個積載パレットとするとともに、端数個積載パレ
ットの数を最小とする編成変え作業を行なう必要があっ
た。
うち最も一般的な方法、すなわち少ない出庫動作によっ
て全出庫数の出庫を行なう出庫方法の場合には、出庫能
率はよいが、出庫残の端数を収容したラックが多数でき
てしまい、入庫可能な空きラックの率が出庫量に比例し
て増加しないという問題があった。そこで、このような
出庫方法を採用している自動倉庫においては、同一の製
品を収容している各ラックから、パレットをそれぞれ取
り出して一箇所に集め、端数の製品が積載されているパ
レット同士で積荷を統合して、所定数の製品が積載され
た定数個積載パレットとするとともに、端数個積載パレ
ットの数を最小とする編成変え作業を行なう必要があっ
た。
また、出庫計画を立てて出庫を行なう前述の自動倉庫
の場合には、出庫予定を完全に把握することが困難であ
り、また緊急を要する予定外の出庫作業が割込んだりし
て出庫計画通りに出庫できないことが多かった。また、
1日のうちの時間帯によって出庫量が大きく変動する場
合にも出庫計画を立て難いという問題があった。
の場合には、出庫予定を完全に把握することが困難であ
り、また緊急を要する予定外の出庫作業が割込んだりし
て出庫計画通りに出庫できないことが多かった。また、
1日のうちの時間帯によって出庫量が大きく変動する場
合にも出庫計画を立て難いという問題があった。
また、入出庫情況に応じて運転モードを設定できる前
述の自動倉庫の場合には、例えば、出庫作業の割合が増
加した場合には、出庫作業を優先する運転モードに設定
することによって入庫と出庫のバランスを取ることがで
きるが、出庫方法については、少ない出庫動作で出庫を
行なう方法を通常採用しているため、端数個積載パレッ
トの数が増加するのを防止できず、そのためえ編成変え
作業を随時行なう必要が生じ、編成変え作業に手間がか
かるという問題があった。
述の自動倉庫の場合には、例えば、出庫作業の割合が増
加した場合には、出庫作業を優先する運転モードに設定
することによって入庫と出庫のバランスを取ることがで
きるが、出庫方法については、少ない出庫動作で出庫を
行なう方法を通常採用しているため、端数個積載パレッ
トの数が増加するのを防止できず、そのためえ編成変え
作業を随時行なう必要が生じ、編成変え作業に手間がか
かるという問題があった。
この発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、出庫
情況あるいは時間帯による出庫量の変動等の条件に合せ
て、出庫能力と収納効率とのいずれかを優先する運転モ
ードに設定することにより、在庫整理と効率的な出庫作
業とが可能な自動倉庫を提供することを目的としてい
る。
情況あるいは時間帯による出庫量の変動等の条件に合せ
て、出庫能力と収納効率とのいずれかを優先する運転モ
ードに設定することにより、在庫整理と効率的な出庫作
業とが可能な自動倉庫を提供することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段としてこの発明は、製
品の積載数が異なる棚を含む複数の棚を備え、任意数の
製品を取り出すことのできる自動倉庫において、積載数
が要求される出庫数以上である棚があればこの棚から出
庫させる出庫能力優先モードと、積載数が要求される出
庫数未満である棚が有ればこの棚から出庫させる収納効
率優先モードとのいずれかに運転モードを切替える運転
モード切替え装置を備えていることを特徴としている。
品の積載数が異なる棚を含む複数の棚を備え、任意数の
製品を取り出すことのできる自動倉庫において、積載数
が要求される出庫数以上である棚があればこの棚から出
庫させる出庫能力優先モードと、積載数が要求される出
庫数未満である棚が有ればこの棚から出庫させる収納効
率優先モードとのいずれかに運転モードを切替える運転
モード切替え装置を備えていることを特徴としている。
作用 上記のように構成することによりこの発明の自動倉庫
は、例えば、入出庫作業の混み具合によって、出庫作業
が多いときには、運転モード切替え装置により出庫能力
優先モードに設定すれば、要求される出庫数以上の製品
が積載された棚があればその棚から出庫し、また該当す
る棚がない場合には積載数が最大の棚から順に出庫する
ことにより、出庫残として製品が端数個積載された棚の
数が増えるが、出庫動作回数が最少となるように出庫さ
れるため、出庫作業を効率的に消化することができる。
は、例えば、入出庫作業の混み具合によって、出庫作業
が多いときには、運転モード切替え装置により出庫能力
優先モードに設定すれば、要求される出庫数以上の製品
が積載された棚があればその棚から出庫し、また該当す
る棚がない場合には積載数が最大の棚から順に出庫する
ことにより、出庫残として製品が端数個積載された棚の
数が増えるが、出庫動作回数が最少となるように出庫さ
れるため、出庫作業を効率的に消化することができる。
また、出庫作業が比較的少ない時には、運転モード切
替え装置により収納効率優先モードに設定すれば、要求
される出庫数未満の製品が積載された棚があればその棚
から出庫し、また該当する棚がない場合には積載数が最
少の棚から順に出庫する。したがって、出庫動作回数が
多くなるが、出庫残として製品が端数個積載された棚数
の増加を防止し、入庫可能な空き棚を増やすことができ
る。
替え装置により収納効率優先モードに設定すれば、要求
される出庫数未満の製品が積載された棚があればその棚
から出庫し、また該当する棚がない場合には積載数が最
少の棚から順に出庫する。したがって、出庫動作回数が
多くなるが、出庫残として製品が端数個積載された棚数
の増加を防止し、入庫可能な空き棚を増やすことができ
る。
実 施 例 以下この発明を、時間帯によって運転モードの切替え
を行なう自動倉庫に適用した一実施例を第1図および第
2図に基づいて説明する。
を行なう自動倉庫に適用した一実施例を第1図および第
2図に基づいて説明する。
第1図はタイマ式運転モード切替え装置1のタイムス
ケジュールの表示部2を示す図で、モード1とモード2
との2つの運転モードの切替えを行なう。このモード1
は、出庫能力優先モードで、少ない出庫作業回数で出庫
を完了するように運転するために、出庫能力が高く、短
時間で出庫作業を効率的に消化することができるが、出
庫数より多い定められた数量の製品が積載された定数棚
から出庫するため、出庫残として定数棚より少ない積載
数の非定数棚の数が増加する。また、モード2は収納効
率優先モードで、非定数棚の数を減らすように出庫する
ため、出庫作業回数は増え、時間も余計にかかるが、非
定数棚に積載された製品から先に出庫するため、空き棚
を増やして、新規入庫の受入れ可能な棚を増やすことが
できる。
ケジュールの表示部2を示す図で、モード1とモード2
との2つの運転モードの切替えを行なう。このモード1
は、出庫能力優先モードで、少ない出庫作業回数で出庫
を完了するように運転するために、出庫能力が高く、短
時間で出庫作業を効率的に消化することができるが、出
庫数より多い定められた数量の製品が積載された定数棚
から出庫するため、出庫残として定数棚より少ない積載
数の非定数棚の数が増加する。また、モード2は収納効
率優先モードで、非定数棚の数を減らすように出庫する
ため、出庫作業回数は増え、時間も余計にかかるが、非
定数棚に積載された製品から先に出庫するため、空き棚
を増やして、新規入庫の受入れ可能な棚を増やすことが
できる。
そして、この自動倉庫においては、入庫作業は入庫要
請がある度に随時行なわれる一方、出庫作業について
は、1日のうち、例えば出庫作業が集中する午前9時か
ら午後1時までの時間帯(4時間)をモード1で運転
し、それ以外の比較的出庫作業の少ない午後2時から翌
日の午前9時までの時間帯(20時間)をモード2で運転
するように、タイマ式運転モード切替え装置1によって
自動的にモード切替えが行なわれるほか、手動切替えに
よって突発的な緊急出庫の要請等があった場合には、収
納効率優先モードから出庫能力優先モードに一時的に手
動で切替えて対処できるようになっている。
請がある度に随時行なわれる一方、出庫作業について
は、1日のうち、例えば出庫作業が集中する午前9時か
ら午後1時までの時間帯(4時間)をモード1で運転
し、それ以外の比較的出庫作業の少ない午後2時から翌
日の午前9時までの時間帯(20時間)をモード2で運転
するように、タイマ式運転モード切替え装置1によって
自動的にモード切替えが行なわれるほか、手動切替えに
よって突発的な緊急出庫の要請等があった場合には、収
納効率優先モードから出庫能力優先モードに一時的に手
動で切替えて対処できるようになっている。
次に、上記のように構成されるこの実施例の作用を説
明する。
明する。
第2図は、この自動倉庫の出庫時の制御を示すフロー
チャートで、このフローチャートに基づいて自動倉庫の
出庫動作について説明する。
チャートで、このフローチャートに基づいて自動倉庫の
出庫動作について説明する。
出庫の指令を受けるとプログラムがスタートし、ステ
ップ1において、出庫品が保管されている出庫棚の検索
が行なわれ、ステップ2において検出された出庫棚を、
その出庫品の積載数の少ないものから順にソートする。
ップ1において、出庫品が保管されている出庫棚の検索
が行なわれ、ステップ2において検出された出庫棚を、
その出庫品の積載数の少ないものから順にソートする。
そして、ステップ3において積載数の最も少ない棚
(i=0)の検出を行なった後、ステップ4にてその棚
(i=0)の積載数が出庫数と同じか否かを判断し、結
果が「イエス」であれば、ステップ7に進んで該当する
棚(i=0の棚)からパレットを取り出し、全数出庫す
る。
(i=0)の検出を行なった後、ステップ4にてその棚
(i=0)の積載数が出庫数と同じか否かを判断し、結
果が「イエス」であれば、ステップ7に進んで該当する
棚(i=0の棚)からパレットを取り出し、全数出庫す
る。
また、ステップ4にて(i=0)の棚の積載数が出庫
数と異なっていれば、すなわち、判断結果が「ノー」で
あれば、ステップ5に進み、積載数が出庫数より多いか
否かを判断し、結果が「イエス」の場合、すなわち、積
載数が多い場合にはステップ6に進む。そして、ステッ
プ6で運転モードがモード1であるか否かをチェックす
る。このときの時刻が例えば午前11時30分過ぎであれ
ば、自動倉庫の運転モードはタイマ式運転モード切替え
装置1によって出庫能力を優先するモード1に設定され
ているため、ステップ7に進んで積載数が出庫数より多
い棚(i番目の棚)からパレットを取り出して出庫数だ
け出庫する。
数と異なっていれば、すなわち、判断結果が「ノー」で
あれば、ステップ5に進み、積載数が出庫数より多いか
否かを判断し、結果が「イエス」の場合、すなわち、積
載数が多い場合にはステップ6に進む。そして、ステッ
プ6で運転モードがモード1であるか否かをチェックす
る。このときの時刻が例えば午前11時30分過ぎであれ
ば、自動倉庫の運転モードはタイマ式運転モード切替え
装置1によって出庫能力を優先するモード1に設定され
ているため、ステップ7に進んで積載数が出庫数より多
い棚(i番目の棚)からパレットを取り出して出庫数だ
け出庫する。
したがってこの場合は、1回の出庫動作で要求を満す
ために、出庫作業の効率が効率が良くなるが、その反
面、収容能力に余裕のある所謂非定数棚の数が増える。
ために、出庫作業の効率が効率が良くなるが、その反
面、収容能力に余裕のある所謂非定数棚の数が増える。
またステップ5において、出庫数より積載数が少ない
場合、すなわち判断結果が「ノー」の場合には、ステッ
プ10に進み、その判断の対象となっている棚が全棚の中
で積載数が最も多い棚であるか否か(i=imax)をチェ
ックし、積載数が最も大きな棚ではない場合には、ステ
ップ11において、積載数による順位が大きい方へ1つ先
の棚(i=i+1)を選出してステップ4に戻る。そして
ステップ4においては前述した場合と同様に、ステップ
11で選出した棚の積載数が出庫数と同じか否かをチェッ
クし、同じであればステップ7へ、また同じでなければ
ステップ5へそれぞれ進む。
場合、すなわち判断結果が「ノー」の場合には、ステッ
プ10に進み、その判断の対象となっている棚が全棚の中
で積載数が最も多い棚であるか否か(i=imax)をチェ
ックし、積載数が最も大きな棚ではない場合には、ステ
ップ11において、積載数による順位が大きい方へ1つ先
の棚(i=i+1)を選出してステップ4に戻る。そして
ステップ4においては前述した場合と同様に、ステップ
11で選出した棚の積載数が出庫数と同じか否かをチェッ
クし、同じであればステップ7へ、また同じでなければ
ステップ5へそれぞれ進む。
一方、ステップ10において、判断の対象となっている
棚が、全棚の中で積載数が最も大きな棚(i=imax)で
ある場合には、出庫数を満す棚が最早存在しないのであ
るから、ステップ7に進んで、この(i=imax)番目の
棚からパレットを取り出し、積載数全部を出庫する。
棚が、全棚の中で積載数が最も大きな棚(i=imax)で
ある場合には、出庫数を満す棚が最早存在しないのであ
るから、ステップ7に進んで、この(i=imax)番目の
棚からパレットを取り出し、積載数全部を出庫する。
またステップ6において、その時の時刻が例えば午後
3時であれば、自動倉庫の運転モードはタイマ式運転モ
ード切替え装置1によって収納効率を優先するモード2
に設定されているためステップ12に進む。
3時であれば、自動倉庫の運転モードはタイマ式運転モ
ード切替え装置1によって収納効率を優先するモード2
に設定されているためステップ12に進む。
ステップ12においては、対象としている棚が、全棚の
中で積載数が最も小さい棚(i=0)である場合以外は
ステップ13に進んで、積載数による順位が小さい方へ1
つ前の棚(i=i−1)を選出してステップ7に進み、
このi番目の棚から出庫する。この(i=i−1)番目
の棚は、ステップ2でソートされた全棚のうち積載数が
出庫数より少なく、かつその差が最も小さい棚であり、
したがって、この棚からは全数が出庫されるものの、要
求された出庫数を満すことにはならない。また、ステッ
プに12おいて、判断対象となっている棚が、全棚の中で
積載数の最も少ない棚(i=0)である場合には、これ
より積載数の少ない棚を選ぶ余地がないのでステップ7
に進み、このi番目の棚からパレットを取り出して出庫
する。
中で積載数が最も小さい棚(i=0)である場合以外は
ステップ13に進んで、積載数による順位が小さい方へ1
つ前の棚(i=i−1)を選出してステップ7に進み、
このi番目の棚から出庫する。この(i=i−1)番目
の棚は、ステップ2でソートされた全棚のうち積載数が
出庫数より少なく、かつその差が最も小さい棚であり、
したがって、この棚からは全数が出庫されるものの、要
求された出庫数を満すことにはならない。また、ステッ
プに12おいて、判断対象となっている棚が、全棚の中で
積載数の最も少ない棚(i=0)である場合には、これ
より積載数の少ない棚を選ぶ余地がないのでステップ7
に進み、このi番目の棚からパレットを取り出して出庫
する。
そして、ステップ7においてi番目の棚からの出庫が
終るとステップ8に進み、要求されている出庫数から1
回目の出庫数(i番目の棚の積載数)を減算して出庫不
足数を求め、この出庫不足数を新たな出庫数して登録
し、ステップ9に進む。そして、ステップ9において新
たに登録された出庫数が零より大きいか否かをチェック
し、零より大きい場合はステップ3に戻って再び次の出
庫を行なう。また、ステップ9にて出庫数が零となった
場合には、出庫予定数をすべて出庫したと判断して出庫
作業が終了する。
終るとステップ8に進み、要求されている出庫数から1
回目の出庫数(i番目の棚の積載数)を減算して出庫不
足数を求め、この出庫不足数を新たな出庫数して登録
し、ステップ9に進む。そして、ステップ9において新
たに登録された出庫数が零より大きいか否かをチェック
し、零より大きい場合はステップ3に戻って再び次の出
庫を行なう。また、ステップ9にて出庫数が零となった
場合には、出庫予定数をすべて出庫したと判断して出庫
作業が終了する。
このように、本実施例においては運転モードを、出庫
作業が集中する時間帯をモード1に、出庫作業が比較的
少ない時間帯をモード2にそれぞれ設定したので、出庫
作業が集中する時間帯においては、出庫能力を優先する
出庫作業が行なわれ、短時間で多くの出庫作業を処理す
ることができる。また、出庫作業が比較的少ない時間帯
においては、出庫動作回数が増加しても、出庫によって
空き棚ができるように出庫するので、モード1で出庫し
た際に発生した、出庫残のパレットが収納されている棚
を空き棚に変えて、新規の入庫に対処できるように出庫
することができる。
作業が集中する時間帯をモード1に、出庫作業が比較的
少ない時間帯をモード2にそれぞれ設定したので、出庫
作業が集中する時間帯においては、出庫能力を優先する
出庫作業が行なわれ、短時間で多くの出庫作業を処理す
ることができる。また、出庫作業が比較的少ない時間帯
においては、出庫動作回数が増加しても、出庫によって
空き棚ができるように出庫するので、モード1で出庫し
た際に発生した、出庫残のパレットが収納されている棚
を空き棚に変えて、新規の入庫に対処できるように出庫
することができる。
なお、この実施例の自動倉庫においては、タイマ式運
転モード切替え装置1により、時間帯によってモード1
とモード2との切替えを行なうようにしたが、手動によ
り出庫情況に応じて適宜切替えるようにしてもよい。
転モード切替え装置1により、時間帯によってモード1
とモード2との切替えを行なうようにしたが、手動によ
り出庫情況に応じて適宜切替えるようにしてもよい。
発明の効果 以上、説明したようにこの発明の自動倉庫は、積載数
が要求される出庫数以上である棚があればこの棚から出
庫させる出庫能力優先モードと、積載数が要求される出
庫数未満である棚が有ればこの棚から出庫させる収納効
率優先モードとのいずれかに運転モードを切替える運転
モード切替え装置を備えているので、出庫作業の混み具
合等に応じて設定する運転モードを変えることにより、
出庫作業の集中時には出庫待ち時間の短縮が図られ、ま
た、出庫作業の非集中時には、空き棚ができるように出
庫することができ、従来の自動倉庫の場合に必要であっ
た編成変え作業が不要となるとともに、次の入庫作業の
準備を出庫を行ないながら達成できる等の効果を有す
る。
が要求される出庫数以上である棚があればこの棚から出
庫させる出庫能力優先モードと、積載数が要求される出
庫数未満である棚が有ればこの棚から出庫させる収納効
率優先モードとのいずれかに運転モードを切替える運転
モード切替え装置を備えているので、出庫作業の混み具
合等に応じて設定する運転モードを変えることにより、
出庫作業の集中時には出庫待ち時間の短縮が図られ、ま
た、出庫作業の非集中時には、空き棚ができるように出
庫することができ、従来の自動倉庫の場合に必要であっ
た編成変え作業が不要となるとともに、次の入庫作業の
準備を出庫を行ないながら達成できる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図はタイマ式運転モード切替え装置の表示部を
示す図、第2図は出庫時の制御を示すフローチャートで
ある。 1……タイマ式運転モード切替え装置、2……表示部。
で、第1図はタイマ式運転モード切替え装置の表示部を
示す図、第2図は出庫時の制御を示すフローチャートで
ある。 1……タイマ式運転モード切替え装置、2……表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/137
Claims (1)
- 【請求項1】製品の積載数が異なる棚を含む複数の棚を
備え、任意数の製品を取り出すことのできる自動倉庫に
おいて、積載数が要求される出庫数以上である棚があれ
ばこの棚から出庫させる出庫能力優先モードと、積載数
が要求される出庫数未満である棚が有ればこの棚から出
庫させる収納効率優先モードとのいずれかに運転モード
を切替える運転モード切替え装置を備えていることを特
徴とする自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30597989A JP2761656B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30597989A JP2761656B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 自動倉庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166103A JPH03166103A (ja) | 1991-07-18 |
JP2761656B2 true JP2761656B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17951606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30597989A Expired - Fee Related JP2761656B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761656B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09110115A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-04-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 保管倉庫の入出庫棚指示システム |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30597989A patent/JP2761656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03166103A (ja) | 1991-07-18 |
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