JPH0295602A - 自動倉庫の運用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は荷の格納する自動倉庫設備に係り、特に高さが
２種類ある荷を格納するようにした自動倉庫の運用に関
するものである。

〔従来の技術〕

自動倉庫は、荷を三次元的に搬送するスタッカクレーン
と、スタブカフレーンの走行路に沿って立体的に配置し
た多数の棚と、スタブカフレーンの動作を制御する制御
装置とからなる（特開昭６１−２０３００５号）。

荷として高さの異なる２種類の荷があり、しかもその高
さが異なる場合は、荷の格納効率を向上させるため、高
さの幾なる２種類の棚を設けている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

高さが異なる荷が２種類ある場合、一般に、いずれか一
方の荷の方が他方よりも数が多いことが多い。この場合
、背の低い荷は背の低い棚が一杯になれば背の高い棚に
格納することができるが、逆の場合はできない。

また、背の低い荷を背の高い棚に格納した後に、背の高
い荷の格納要求が生ずると、背の高い荷の格納棚が無く
なってしまう。

このようなことが発生しないように、高さの高い棚と通
常の高さの棚の割合を製産計画又は入庫計画等により決
められないこともないが、一般的に限られた棚設置スペ
ースで、この割合を決めることは至難であり、現実化さ
れていない。

本発明では、このような不合理、不効率的な棚の運用を
解決することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、一つの棚の高さよりも高い荷を格納する要求
のある場合に、端末器から棚の構成のメンテナンスを制
御用計算機に指令し、制御用計算機は荷の格納されてい
ない空棚であって上下の空棚で一つの棚となりうる棚を
背の高い荷を格納する棚として登録すること、を特徴と
する。

〔作　　用〕

背の高い荷を格納する必要がある場合、例えば、毎日の
格納作業開始前等の必要時に、その日（又は期日）の作
業計画や生産計画等の予定に基づき背の高い荷の格納数
を端末器から入力し、背の高い荷を格納するための空棚
を確保する。背の高い荷が入庫してくるとこの背の高い
荷のための空棚に格納する。

〔発明の実施例〕 以下、本発明を図に示す一実施例により説明する。

第２図〜第６図において、ｌは走行路６を走行するスタ
ブカフレーンであり、その両側に多数の棚１１からなる
立体倉庫１０．１０を設けている。立体倉庫１０．１０
の一端には入庫用コンベヤ４．出庫用コンベヤＩを設け
ている。

周知のように棚１１は４本の柱１２にパレフト受座１３
．１３を多段に配置することにより構成されている。一
対のパレフト受座１３．１３の相互間は空いている。１
５は横つなぎ材であり、柱１３の前後の位置に配置され
ている。横つなぎ材１５は複数段の棚に対して一つの割
合で配置している。

入庫用コンベヤガの途中には、背の低い荷３０ａか高い
荷３０ｂかを判別するための光学式の検出器３５ａ、３
５ｂと、荷３０ｂの高さ方向の中間部の荷の幅（スタブ
カフレーンの走行方向の長さ）を検出するための光学式
の検出器３６ａ、３６ｂを設けている。検出器３５ａ、
３５ｂが背の高い荷３０ｂであることを検出していると
きに、検出器３６ａ、３６ｂが受光を検出していれば、
背の高い荷３０ｂの幅が所定以下でるることを検出でき
る。前記「幅」は一対ノハレフト受座１３．　１３間の
寸法よりも小さく設ける。前記幅が所定以下であれば、
第４図の如ζ、背の高い荷３０ｂを上下の二つの棚１１
．１１を一つの棚Ｉｆ　ａとしてこれに格納する。

荷３０　ａ　、　３０　ｂはそれぞれパレフトおに載せ
うしている。荷３０ａ、３０ｂは最大寸法を示すもので
、荷３０ｃは背の高い荷としての一例を示すものである
。

和は制御用の計算機でるり、端末器４１からの入出庫要
求や検出器３５．３６ａ、　３６ｂのデータ等に基づき
、スタッカクレーンｌ、入庫コンベヤ２１．出庫コンベ
ヤｎを制御する。

かかる構成において、オペレータ団は必要な時期に端末
器４１を介して制御用計算機荀に対して、棚の構成のメ
ンテナンスを指令する。即ち、所望の時期にこのメンテ
ナンスを指令し、次に背の高い荷３０ｂの予想入庫数を
端末器４１から入力する。

この入力は日単位や週単位等で入出庫計画、又は出庫計
画を基にして入力する。それた計算機で、日単位や時間
単位に分割するようにすることもできる。予想入庫数が
入力されると、計算機伯は現在の空棚から上下２段で一
つの棚として構成できる組合せを検出し、必要番の組合
せ棚を背の高い荷３０ｂの棚１１　ａとして登録する。

入庫済の背の高い荷の出庫計画も合せて、背の高い荷の
ための棚１１　ａを設定する。棚１１ａが不足していれ
ば、出庫の際に棚１１　ａを構成できるような出庫を行
う。この登録状況や、必要数の棚１１　ａが構成できな
かったり、必要数の棚１１　ａを構成すると空の棚１１
が不足する場合にはその画表示する。

入出庫作業において、端末器４１等から入出庫指令が与
えられると、計算機ωはスタプヵクレーンｌ、入庫用コ
ンベヤｍ、出庫用コンベヤｎを用いて入出庫作業を行う
。入庫作業において、検出器３５ａ、３５ｂで背の高い
荷３０ｂであると認定され、そして検出器３６ａ、３６
ｂで幅が所定以下であることが検出されると、荷３０ｂ
を棚１３ａに格納させる。

背の低い荷の場合は通常の棚１１に格納される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、限られた数の棚をある時は通常の高さ
の荷の棚、ある時は高さの高い荷の棚として運用でき、
棚を依り効率よζ利用できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の制御装置の構成図、第２図
は自動倉庫の正面図、第３図は自動倉庫の平面図、第４
図は棚の縦断面図、第５図は入庫コンベヤの一実施例の
斜視図、第６図は荷の斜視図である。 ｌ・・・・・・スタプカクレーン、１１・・・・・・棚
Ｓ　Ｕ　ａ　、、、、、。 背の高い荷のための棚、３０ａ・・・・・・背の低い荷
、□□□ｂ、３０ｃ・・・・・・背の高い荷

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一つの棚の高さよりも高い荷を格納する要求のある
   場合に、端末器から棚の構成のメンテナンスを制御用計
   算機に指令し、制御用計算機は荷の格納されていない空
   棚であって上下の空棚で一つの棚となりうる棚を背の高
   い荷を格納する棚として登録すること、を特徴とする自
   動倉庫の運用方法。