JP2761133B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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JP2761133B2
JP2761133B2 JP3243167A JP24316791A JP2761133B2 JP 2761133 B2 JP2761133 B2 JP 2761133B2 JP 3243167 A JP3243167 A JP 3243167A JP 24316791 A JP24316791 A JP 24316791A JP 2761133 B2 JP2761133 B2 JP 2761133B2
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博之 牧田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電バルブを光源とする
自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車用ランプ業界では、発光効
率及び演色性が良好で、しかも寿命の長い放電ランプに
注目されており、放電バルブを自動車用ヘッドランプの
バルブとして用いる研究が盛んにされつつある。そして
放電バルブに放電を開始させるためには、放電バルブの
対向電極間に高電圧を印加させるための点灯回路が必要
であり、図8に示されるように、放電バルブ2を挿着し
たランプボディ1の後部に、点灯回路4を収容した点灯
回路収容ケース3が取着された構造となっている。なお
点灯回路4はプリント基板5上に各種電子部品が搭載一
体化されて構成されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来技
術では、プリント基板5がねじ止め又は接着によってケ
ース3内に固定保持されているにすぎず、点灯回路4を
構成する各電子部品の耐振性及び防水性に問題があっ
た。本発明は前記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的は放電バルブを光源とする自動車用ヘッドランプ
において、放電バルブの点灯に不可欠な点灯回路をラン
プボディ後部の点灯回路収容室内に耐水性および耐振性
良好に収容した自動車用ヘッドランプを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る自動車用ヘッドランプにおいては、
放電バルブを光源とする自動車用ヘッドランプにおい
て、ランプボディ後部に点灯回路収容室が形成され、こ
こに放電バルブ用点灯回路が樹脂モールドされ、点灯回
路収容室には、樹脂を注入する際に溶融樹脂の注入液面
位置を設定する基準部材として作用するとともに、樹脂
モールド部の表面に当接し樹脂モールド部の点灯回路収
容室からの剥離を防止するための内フランジ状ガイド部
を形成するようにしたものである。
【0005】また請求項2では、請求項1において、点
灯回路収容室を、点灯回路が樹脂モールドされた前面の
開口する容器状の点灯回路収容ケースと、前端開口部に
ランプボディのバルブ着脱用の開口部との係合部が形成
され、後端開口部に前記内フランジ状ガイド部が形成さ
れて、前記点灯回路収容ケースの前面開口部に取着一体
化された筒状連結部材とから構成するようにしたもので
ある。
【0006】また請求項3に係る自動車用ヘッドランプ
においては、放電バルブを光源とする自動車用ヘッドラ
ンプにおいて、ランプハウジングに点灯回路収容室が形
成され、ここに放電バルブ用点灯回路が樹脂モールドさ
れ、前記点灯回路収容室内には、樹脂を注入する際に溶
融樹脂の注入液面位置を設定する基準部材として作用す
るとともに、樹脂モールド部の表面に当接し樹脂モール
ド部の点灯回路収容室からの剥離を防止するための内フ
ランジ状ガイド部を形成するようにしたものである。
【0007】また請求項4では、請求項3において、前
記点灯回路収容室を、前面の開口する容器状の点灯回路
収容ケースと、前端開口部にランプハウジングのバルブ
着脱用の開口部との係合部が形成され、後端開口部に前
記内フランジ状ガイド部が形成されて、前記点灯回路収
容ケースの前面開口部に取着一体化された筒状連結部材
とから構成するようにしたものである。
【0008】
【作用】点灯回路収容室内に隙間なく充填されている樹
脂が点灯回路の防水性、耐振性を確保する。また点灯回
路収容室に形成されている内フランジ状ガイド部がモー
ルド樹脂の注入レベルを定める基準部材として作用す
る。即ち、注入樹脂の液面がガイド部と面一となるまで
溶融樹脂を注入すればよい。またガイド部は樹脂モール
ド部の前面に露呈する部位に当接して点灯回路収容室形
成壁からの樹脂モールド部の剥離を防止する。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、図
1はクリアランスランプが一体化された自動車用ヘッド
ランプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図
(図1に示す線II−IIに沿う断面図)、図3は同ヘッド
ランプの縦断面図(図1に示す線III−IIIに沿う断面
図)、図4は背面側から見た同ヘッドランプを示し、点
灯回路収容ユニット周辺を分解して示す斜視図、図5は
ランプボディ側開口部と点灯回路収容ユニット間の連結
部の拡大断面図、図6は点灯回路収容ユニットの正面
図、図7は点灯回路収容ユニットの縦断面図(図6に示
す線VII−VIIに沿う断面図)である。
【0010】これらの図において、符号10は合成樹脂
製の容器状ランプボディで、ランプボディ10の外側表
面には導電塗装やメタリコン処理等によってCu系,N
i系,Zn系等の導電性材料からなる導電層11(11
a)が形成されている。そしてヘッドランプは、ランプ
ボディ10の背面に突設されたスタッドボルト18aと
ナット18bにより車体19に固定される(図2参照)
が、導電層11aは、金属製良導材よりなるスタッドボ
ルト18aを介して車体19に電気的に導通状態となっ
ている。
【0011】ランプボディ10とランプボディの前面開
口部に組付けられた前面レンズ16とによって形成され
る灯室空間には、ヘッドランプのサブビーム形成用の光
投射ユニット20とクリアランスランプ用のバルブ34
とが隣接して設けられ、光投射ユニット20はランプボ
ディ10の裏側に支承されて前方に延出する2本のエイ
ミングスクリュー12,13(図4参照)とランプボデ
ィに支持された1個の玉継手(図示せず)からなるエイ
ミング機構によって傾動可能に支持されている。符号1
4は、ランプボディ10に凹凸ランス係合し、光投射ユ
ニット20周りに配置された合成樹脂製のカバーで、カ
バー14の表面はアルミニウム蒸着処理により鏡面が形
成されている。このカバー14の側方にはクリアランス
ランプ30のリフレクター32が一体に形成され、ラン
プボディ10の背面壁に挿着されたクリアランスランプ
用のバルブ34がリフレクター32を貫通して前方に延
設されている。
【0012】光投射ユニット20は、略楕円体形状の金
属製リフレクター22と、このリフレクターの後頂部に
形成されたバルブ挿着孔23に挿着された放電バルブ4
0と、前面に投射レンズ26が固定され、リフレクター
22の前面開口部に取着された金属製レンズホルダー2
4とが一体化された構造となっている。符号25は放電
バルブ40をバルブ挿着孔23に固定保持するためのロ
ッキングキャップである。
【0013】放電バルブ40は、絶縁性ベース41の前
面に突出する一対のリードサポート42a,42bに放
電ランプ44が支持された構造で、放電ランプ44の放
電部はリフレクター22の第1焦点位置F1に配置され
ている。またベース41の前面には放電ランプ44を包
囲する円筒形状の紫外線遮蔽用グローブ46がセラミッ
ク製ディスク48を介して固定保持されており、放電部
からの発光はこの紫外線遮蔽用グローブ46を透過する
際に有害な波長域の紫外線がカットされるようになって
いる。リフレクター22の第2焦点位置F2近傍には、
レンズホルダー24に一体化されたクリアカット形成用
のシェード28、及びレンズホルダー24に金属製板ば
ね部材29aにより固定保持された紫外線遮蔽用フィル
ター29が設けられている。そして放電ランプ44の放
電部の発光はリフレクター22で反射され、リフレクタ
ー22の第2焦点F2に収束後、投射レンズ26によっ
て平行光とされて前方に投射される。
【0014】符号50は放電バルブ用の点灯回路51を
ケース内に収容した点灯回路収容ユニットで、ランプボ
ディ10の後部に取着されている。点灯回路収容ユニッ
ト50は、放電ランプ44の電極に高電圧を印加して安
定した放電を継続して行なわしめるための点灯回路51
がアルミニウム製ケース52の点灯回路収容室S内に収
容され、樹脂モールドにより一体化されたもので、符号
Mは点灯回路51周辺に充填された樹脂モールド部であ
る。なおプリント基板に一体化されている点灯回路51
はアース回路を介して車体と電気的に接続されている。
点灯回路51は点灯回路収容ユニット50外に延びる接
続コード72を介してヘッドランプ下方に設けられたケ
ース70内のバラスト回路に接続され、さらにケース前
方に導出するリード線Lを介して放電バルブ40に接続
されている。なお符号59はリード線Lに接続された雌
コネクターで、放電バルブ側の雄コネクター49に接続
されている。
【0015】またケース52内に充填されて点灯回路5
1をケース52に一体化している樹脂モールド部Mは、
点灯回路51の周りに充填されて主に軽量化をねらいと
する樹脂モールド部M1と、この樹脂モールド部M1の表
層部に薄く形成され、主に耐水性をねらいとする樹脂モ
ールド層M2からなる。そして樹脂モールド部M1には無
数のガラス中空体が分散されており、これによって樹脂
モールド部M1全体の比重が軽量化されている。即ち、
樹脂モールド部M1は、主剤及び硬化剤からなるエポキ
シやシリコンやウレタン等の樹脂材料に、これらよりも
比重の小さい直径約50μのガラス中空体材料(住友3
M社製「ガラスバルーン」と呼ばれるもので、比重は
0.15である)を加えて混合した混合材料により構成
されている。樹脂材料に加えるこのガラス中空体材料の
重量比は、樹脂材料100に対し本実施例では7.5で
ある。これは重量比で8以上を加えると軽量化されるも
のの、樹脂全体の粘度が大きくなりすぎて点灯回路を構
成する各電子部品間の隙間に樹脂が十分侵入できず、防
水性及び耐振性で問題が残る。一方、重量比で3以下を
加えると軽量化が不十分なことから、樹脂材料100に
対し加えるガラス中空体材料は重量比で3〜8の範囲が
望ましい。そして重量比で樹脂材料100に対しガラス
中空体材料5を加えた場合には、樹脂モールド部全体の
比重がガラス中空体材料を全く加えない場合の比重1.
37に比べて1.14となった。また同じ重量比で7.
5を加えた場合には、樹脂モールド部全体の比重が0.
98(本実施例の場合)となることが発明者によって確
認されている。またガラス中空体の分散されていない樹
脂モールド層M2は、ガラス中空体の分散されている樹
脂モールド部M1の上に薄厚に積層状態に形成されてお
り、この樹脂モールド層M2はガラス中空体材料を混入
しないエポキシやシリコンやウレタン等の樹脂材料のみ
からなり、防水性が非常に高い。ガラス中空体の分散さ
れた樹脂モールド部M 1においては、水や水蒸気がわず
かではあるが侵入し、耐湿性に不安があるが、樹脂モー
ルド部M1の上に形成されているガラス中空体の混入さ
れていない樹脂モールド層M2において水や水蒸気の侵
入が確実に妨げられるので、点灯回路収容ユニット50
における耐湿性に何等問題はない。
【0016】また点灯回路収容ユニット50は、点灯回
路51が樹脂モールドされたアルミニウム製ユニットケ
ース52の前面開口部に連結部材である合成樹脂製円筒
形状の延出部54がゴムパッキン80を介して係合され
るとともに、4本のスクリュー53により締結一体化さ
れた構造となっている。延出部54のユニットケース5
2との係合側には、樹脂モールド量を設定する内フラン
ジ状のガイド部82が形成されている。即ち、点灯回路
51を収容したユニットケース52に延出部54をねじ
締結して一体化し、そして溶融樹脂をケース52内に注
入してモールドするが、注入樹脂の液面がガイド部82
と面一となる位置まで溶融樹脂を注入してやればよい。
符号83は、ガイド部82の周縁部に形成された円弧上
スリット83で、ケース52内に溶融樹脂を注入する際
の気泡抜きとしての作用がある。符号84はリード線導
出用のガイド孔である。またガイド部82は樹脂モール
ド部Mの前面の周縁部に当接して、樹脂モールド部Mの
ケース52からの剥離を防止する作用もある。即ち、車
輌の走行中に生じる樹脂モールド部Mの慣性力や車輌か
ら伝わる震動等によって、樹脂モールド部Mをケース5
2から剥離させようとする力が作用するが、ガイド部8
2が樹脂モールド部Mを剥離させようとする力の反力と
して作用するので、樹脂モールド部Mはケース52に密
着保持されることとなって、樹脂モールド部Mがケース
52から脱落するとかケース52内でガタつく等の不具
合がない。なお符号53aはユニットケース外に露出し
ているねじ53の頭部を覆うように付着された樹脂材
で、ねじ頭部の腐食を防止するためのものである。
【0017】このように内部に点灯回路51が樹脂モー
ルドされた点灯回路収容ユニット50は、延出部54の
前端部がランプボディ10の後頂部に形成された円形開
口部62にバヨネット係合され、さらにランプボディ1
0に1本のタッピングスクリュー68によってねじ締結
されている。即ち放電バルブ40後方のランプボディ1
0の背面壁には円筒形状の後方突出部60が立ち上げら
れて、ここにユニット挿着用の円形開口部62が形成さ
れ、開口部62の周縁部には周方向等分3個所位置に内
側突起63と切欠63aが形成されている。一方、延出
部54の前端部外周には、開口周縁部と当接する鍔55
及び開口部側の内側突起63とバヨネット係合する3個
の外側突起56が形成され、外側突起56を切欠63a
に位置合わせして挿入し、点灯回路収容ユニット50を
時計回りに回すと外側突起56と内側突起63とがヘッ
ドランプ前後方向に係合して、延出部54が開口部62
に仮止めされた状態となる。延出部側の外側突起56と
開口部側の内側突起63間にはリング形状シールパッキ
ン58が介在されており、バヨネット係合部の密着性を
高めて、係合部をシールしている。またユニットケース
52は、手で把みやすいように、矩形状とされ、さらに
外側面には凹部52aが形成されている。そして開口部
62を形成している突出部60の近傍位置にはビス孔6
4aの形成されたボス64が突出形成され、一方、延出
部54の鍔55にはビス孔57aの形成されたプレート
状突起57が形成されている。そしてユニット50が開
口部62にバヨネット係合したときに、プレート状突起
57がボス64の突出端部に圧接状態となって、それぞ
れのビス孔64a,57aがちょうど一致するようにな
っている。そしてビス孔57aからタッピングスクリュ
ー68が螺入されて、点灯回路収容ユニット50が円形
開口部62周方向に固定されている。
【0018】また円筒形状延出部54の外側表面にも、
ランプボディ10と同様に導電層11(11b)が形成
されており、タッピングスクリュー68によって延出部
側導電層11bとランプボディ側導電層11aとの電気
的導通が確保されている。即ち、図5に示されるよう
に、外側突起56の表面に形成されている導電層11b
1とボス64の先端面に形成されている導電層11a1
がタッピングスクリュー68によって圧接状態とされ
て、導電層11a,11b間の電気的導通が確保されて
いる。また良導体であるアルミニウム製ユニットケース
52と延出部54側導電層11bは、ケース52と延出
部54とを締結するスクリュー53を介して、さらに延
出部54のスクリュー挿通孔の形成されている外フラン
ジ部54aの表面54bの導電層がケース52に圧接さ
れることによって電気的導通が確保され、ユニットケー
ス52は点灯回路51内のアース回路のアース端子51
aにコード51bによって結線されている。このため放
電バルブ40及び放電バルブ用点灯回路51を取り囲む
導電層11a,11bおよび導電層であるアルミニウム
製ユニットケース52は、点灯回路のアース端子51a
を介して車体との間に電気的導通が確保されている。従
って放電バルブ40や点灯回路51やリード線L等から
発生する電磁波は導電層11a,11b、ユニットケー
ス52からアース回路を経て車体に導かれるので、ヘッ
ドランプ外の電装品にノイズとして作用することがな
い。また導電層11a,11bおよびユニットケース5
2はスタッドボルト18aを介しても車体との間に電気
的な導通が確保されているため、仮に点灯回路のアース
端子51aを介しての電気的導通路が非導通状態となっ
たとしても、このスタッドボルト18aを介しての電気
的導通路によってノイズシールドされる。
【0019】またヘッドランプの周辺において他の電装
品から電磁波が発生するようなことがあっても、この電
磁波は車体と電気的に導通している導電層11(11
a,11b)及び導電層として機能するアルミニウム製
ユニットケース52によって遮断されるので、ランプボ
ディ10内の点灯回路32がヘッドランプ外部で発生し
た電磁波の影響を受けることもない。
【0020】なおユニットケース52と延出部54とを
締結するスクリュー53は前後方向に配設されており、
ランプボディ10のスクリュー53に対応する部位10
aが外方に膨出されて、図3に示されるようにねじ回動
用治具(ねじ回し)Aの操作を妨げる形状とされてい
る。即ち、点灯回路収容ユニット50をランプボディ1
0に取着した状態では、治具Aによるスクリュー53の
取り外しが困難となっている。バルブの点灯時の点灯回
路51には高電圧が印加され、人が点灯回路収容ユニッ
ト50内部に触れると非常に危険である。このため一般
ユーザーがこの危険な部位に簡単に触れることがないよ
うに、ランプボディ10に取着した状態での点灯回路収
容ユニット50の分解を困難とすることによって、一般
ユーザーにとっての安全性が確保されている。
【0021】また前記実施例では合成樹脂製ランプボデ
ィの外側表面に導電層11aが形成されているが、導電
層はランプボディの内側表面又は内外両表面に形成する
ようにしてもよい。またユニットケース52は良導体で
あるアルミニウム製とされていたが、合成樹脂製とし、
外表側面又は/及び内側表面に導電層を形成するように
してもよい。また導電性材料からなる導電層の形成に替
えて、ランプボディ10,ユニットケース52,延出部
54をそれぞれ導電性樹脂によって形成したり、ランプ
ボディや延出部を前記したユニットケース52と同様、
導電性金属によって形成するようにしてもよい。
【0022】なお前記実施例では、光投射ユニットによ
って配光する投射型ヘッドランプを例にとって本発明を
説明したが、本発明は放物面リフレクターと前面レンズ
の配光制御ステップによって配光する反射型ヘッドラン
プについても同様に適用できる。そして前記実施例で示
したようなランプボディに対しリフレクターがエイミン
グ機構によって傾動可能に支持されているリフレクター
可動タイプにも、あるいはランプボディとリフレクター
が一体に形成されているランプボディ・リフレクターユ
ニットがランプハウジングに対しエイミング機構によっ
て傾動可能に支持されているユニット可動タイプにも適
用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプによれば、点灯回路収容室
内に隙間なく充填されている樹脂モールド部が点灯回路
の防水性、耐振性を確保するので、耐水性及び耐振性の
良好なヘッドランプが得られる。
【0024】また点灯回路収容室に形成されている内フ
ランジ状ガイド部がモールド樹脂の注入基準位置となる
ので、即ち、液面がガイド部と面一となる位置まで溶融
樹脂を注入すればよいので、常に適正量の溶融樹脂の注
入が可能となる。またガイド部は樹脂モールド部の前面
に露呈する部位に当接して点灯回路収容室形成壁からの
樹脂モールド部の剥離を防止するので、点灯回路収容室
内における樹脂モールド部の密着性が確保され、耐水
性、耐振性が長期にわたり保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III
−IIIに沿う断面図)
【図4】背面側から見た同ヘッドランプの分解斜視図
【図5】点灯回路収容ユニットとランプボディ側開口部
とのバヨネット係合部の一部拡大断面図
【図6】点灯回路収容ユニットの正面図
【図7】点灯回路収容ユニットの縦断面図(図6に示す
線VII−VIIに沿う断面図)
【図8】従来のヘッドランプ断面図
【符号の説明】
10 ランプボディ 40 光源である放電バルブ 50 点灯回路収容ユニット 51 点灯回路 52 点灯回路収容ケース 54 点灯回路収容ユニットの一部を構成する円筒形状
延出部 S 点灯回路収容室 M 点灯回路収容ケースに充填された樹脂モールド部 M1 点灯回路を固定するガラス中空体混入樹脂モール
ド部 M2 樹脂モールド部上に形成された、ガラス中空体の
混入されない樹脂モールド層

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電バルブを光源とする自動車用ヘッド
    ランプにおいて、ランプボディ後部に点灯回路収容室が
    形成され、ここに放電バルブ用点灯回路が樹脂モールド
    され、前記点灯回路収容室内には、樹脂を注入する際に
    溶融樹脂の注入液面位置を設定する基準部材として作用
    するとともに、樹脂モールド部の表面に当接し樹脂モー
    ルド部の点灯回路収容室からの剥離を防止するための内
    フランジ状ガイド部が形成されたことを特徴とする自動
    車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記点灯回路収容室は、前面の開口する
    容器状の点灯回路収容ケースと、前端開口部にランプボ
    ディのバルブ着脱用の開口部との係合部が形成され、後
    端開口部に前記内フランジ状ガイド部が形成されて、前
    記点灯回路収容ケースの前面開口部に取着一体化された
    筒状連結部材とからなることを特徴とする請求項1記載
    の自動車用ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 放電バルブを光源とする自動車用ヘッド
    ランプにおいて、ランプハウジングに点灯回路収容室が
    形成され、ここに放電バルブ用点灯回路が樹脂モールド
    され、前記点灯回路収容室内には、樹脂を注入する際に
    溶融樹脂の注入液面位置を設定する基準部材として作用
    するとともに、樹脂モールド部の表面に当接し樹脂モー
    ルド部の点灯回路収容室からの剥離を防止するための内
    フランジ状ガイド部が形成されたことを特徴とする自動
    車用ヘッドランプ。
  4. 【請求項4】 前記点灯回路収容室は、前面の開口する
    容器状の点灯回路収容ケースと、前端開口部にランプハ
    ウジングのバルブ着脱用の開口部との係合部が形成さ
    れ、後端開口部に前記内フランジ状ガイド部が形成され
    て、前記点灯回路収容ケースの前面開口部に取着一体化
    された筒状連結部材とからなることを特徴とする請求項
    3記載の自動車用ヘッドランプ。
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