JP3020185B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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JP3020185B2
JP3020185B2 JP3234787A JP23478791A JP3020185B2 JP 3020185 B2 JP3020185 B2 JP 3020185B2 JP 3234787 A JP3234787 A JP 3234787A JP 23478791 A JP23478791 A JP 23478791A JP 3020185 B2 JP3020185 B2 JP 3020185B2
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久能 村井
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/50Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電バルブを光源とする
自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車用ランプ業界では、発光効
率及び演色性が良好で、しかも寿命の長い放電ランプに
注目されており、放電バルブを自動車用ヘッドランプの
バルブとして用いる研究が盛んにされつつある。そして
放電バルブに放電を開始させるためには、放電バルブの
対向電極間に高電圧を印加させるための点灯回路が必要
であり、図8に示されるように、放電バルブ2を挿着し
たランプボディ1の後部に、点灯回路4を収容した点灯
回路収容ケース3が取着された構造となっている。なお
点灯回路4はプリント基板5上に各種電子部品が搭載一
体化されて構成されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来技
術では、プリント基板5がねじ止め又は接着によってケ
ース3内に固定保持されているにすぎず、点灯回路4を
構成する各電子部品の耐振性及び防水性に問題があっ
た。そこでケース3内のプリント基板周辺を樹脂で充
填、いわゆる樹脂モールドするようにすれば、前記した
問題は解消される。しかしケース3内の樹脂(モールド
樹脂の比重1.37)相当分重量が大きくなり、ヘッド
ランプが重くなるという別の問題が生じた。
【0004】本発明は前記した問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は放電バルブを光源とする自動車用ヘッ
ドランプにおいて、放電バルブの点灯に不可欠な点灯回
路をランプボディ後部の点灯回路収容室内に耐水性およ
び耐振性良好に収容でき、かつ重量を大きくすることの
ない自動車用ヘッドランプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、放
電バルブを光源とする自動車用ヘッドランプにおいて、
ランプボディ後部に、放電バルブ側のみが開口した点灯
回路収容室を形成し、該収容室に、放電バルブ用点灯回
路を収容するとともに、ガラス中空体の混入された樹脂
を隙間なく充填することによって、放電バルブ用点灯回
路を樹脂モールドし、このガラス中空体混入樹脂モール
ド部の前記開口側表面には、樹脂材料のみからなる薄厚
樹脂モールド層を形成するようにしたものである。
【0006】また請求項2では、前記点灯回路収容室
を、ランプボディに取着された点灯回路ケース内に形成
するようにしたものである。また請求項3では、前記点
灯回路収容室を、ランプボディに一体に形成するように
したものである。
【0007】
【作用】点灯回路収容室内に隙間なく充填されている樹
脂が点灯回路の防水性、耐振性を確保する。特にガラス
中空体混入樹脂モールド部上に形成されているガラス中
空体の混入されていない樹脂モールド層が水分や水蒸気
の侵入を確実に阻止するので、点灯回路の防水性がさら
に確実となる。また樹脂モールド部内に分散されたガラ
ス中空体の中空部が樹脂モールド部の比重を小さくし、
点灯回路収容室内の樹脂モールド部全体の重量を軽減す
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図5は本発明の一実施例を示すもので、図
1はクリアランスランプが一体化された自動車用ヘッド
ランプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図、
図3は背面側から見た同ヘッドランプを示し、点灯回路
収容ユニット周辺を分解して示す斜視図、図4はガラス
中空体混入樹脂モールド部の組織の概要を説明する拡大
断面図、図5はランプボディ側開口部と点灯回路収容ユ
ニット間の連結部の拡大断面図である。
【0009】これらの図において、符号10は合成樹脂
製の容器状ランプボディで、ランプボディ10の外側表
面には導電塗装やメタリコン処理等によってCu系,N
i系,Zn系等の導電性材料からなる導電層11(11
a)が形成されている。そしてヘッドランプは、ランプ
ボディ10の背面に突設されたスタッドボルト18aと
ナット18bにより車体19に固定される(図2参照)
が、導電層11aは、金属製良導材よりなるスタッドボ
ルト18aを介して車体19に電気的に導通状態となっ
ている。
【0010】ランプボディ10とランプボディの前面開
口部に組付けられた前面レンズ16とによって形成され
る灯室空間には、ヘッドランプのサブビーム形成用の光
投射ユニット20とクリアランスランプ用のバルブ34
とが隣接して設けられ、光投射ユニット20はランプボ
ディ10の裏側に支承されて前方に延出する2本のエイ
ミングスクリュー12,13(図3参照)とランプボデ
ィに支持された1個の玉継手(図示せず)からなるエイ
ミング機構によって傾動可能に支持されている。符号1
4は、ランプボディ10に凹凸ランス係合し、光投射ユ
ニット20周りに配置された合成樹脂製のカバーで、カ
バー14の表面はアルミニウム蒸着処理により鏡面が形
成されている。このカバー14の側方にはクリアランス
ランプ30のリフレクター32が一体に形成され、ラン
プボディ10の背面壁に挿着されたクリアランスランプ
用のバルブ34がリフレクター32を貫通して前方に延
設されている。
【0011】光投射ユニット20は、略楕円体形状の金
属製リフレクター22と、このリフレクターの後頂部に
形成されたバルブ挿着孔23に挿着された放電バルブ4
0と、前面に投射レンズ26が固定され、リフレクター
22の前面開口部に取着された金属製レンズホルダー2
4とが一体化された構造となっている。符号25は放電
バルブ40をバルブ挿着孔23に固定保持するためのロ
ッキングキャップである。
【0012】放電バルブ40は、絶縁性ベース41の前
面に突出する一対のリードサポート42a,42bに放
電ランプ44が支持された構造で、放電ランプ44の放
電部はリフレクター22の第1焦点位置F1に配置され
ている。またベース41の前面には放電ランプ44を包
囲する円筒形状の紫外線遮蔽用グローブ46がセラミッ
ク製ディスク48を介して固定保持されており、放電部
からの発光はこの紫外線遮蔽用グローブ46を透過する
際に有害な波長域の紫外線がカットされるようになって
いる。リフレクター22の第2焦点位置F2近傍には、
レンズホルダー24に一体化されたクリアカット形成用
のシェード28、及びレンズホルダー24に金属製板ば
ね部材29aにより固定保持された紫外線遮蔽用フィル
ター29が設けられている。そして放電ランプ44の放
電部の発光はリフレクター22で反射され、リフレクタ
ー22の第2焦点F2に収束後、投射レンズ26によっ
て平行光とされて前方に投射される。
【0013】符号50は放電バルブ用の点灯回路51を
ケース内に収容した点灯回路収容ユニットで、ランプボ
ディ10の後部に取着されている。点灯回路収容ユニッ
ト50は、放電ランプ44の電極に高電圧を印加して安
定した放電を継続して行なわしめるための点灯回路51
がアルミニウム製ケース52の点灯回路収容室S内に収
容され、樹脂モールドにより一体化されたもので、プリ
ント基板に一体化されている点灯回路51はアース回路
を介して車体と電気的に接続されている。点灯回路51
は点灯回路収容ユニット50外に延びる接続コード72
を介してヘッドランプ下方に設けられたケース70内の
バラスト回路に接続され、さらにケース前方に導出する
リード線Lを介して放電バルブ40に接続されている。
なお符号59はリード線Lに接続された雌コネクター
で、放電バルブ側の雄コネクター49に接続されてい
る。
【0014】またケース52内に充填されて点灯回路5
1をケース52に一体化している樹脂モールド部M内に
は、無数のガラス中空体が分散されて樹脂モールド部M
全体の比重が軽量化されている。即ち、樹脂モールド部
1は、主剤及び硬化剤からなるエポキシやシリコンや
ウレタン等の樹脂材料に、これらよりも比重の小さい直
径約50μのガラス中空体材料(住友3M社製「ガラス
バルーン」と呼ばれるもので、比重は0.15である)
を加えて混合した混合材料により構成されている。樹脂
材料に加えるこのガラス中空体材料の重量比は、樹脂材
料100に対し本実施例では7.5である。これは重量
比で8以上を加えると軽量化されるものの、樹脂全体の
粘度が大きくなりすぎて点灯回路を構成する各電子部品
間の隙間に樹脂が十分侵入できず、防水性及び耐振性で
問題が残る。一方、重量比で3以下を加えると軽量化が
不十分なことから、樹脂材料100に対し加えるガラス
中空体材料は重量比で3〜8の範囲が望ましい。そして
重量比で樹脂材料100に対しガラス中空体材料5を加
えた場合には、樹脂モールド部全体の比重がガラス中空
体材料を全く加えない場合の比重1.37に比べて1.
14となった。また同じ重量比で7.5を加えた場合に
は、樹脂モールド部全体の比重が0.98(本実施例の
場合)となることが発明者によって確認されている。ま
た符号M2はガラス中空体の分散されていない樹脂モー
ルド層で、樹脂モールド部M1の上に薄厚に積層状態に
形成されており、この樹脂モールド層M2はガラス中空
体材料を混入しないエポキシやシリコンやウレタン等の
樹脂材料のみからなり、防水性が非常に高い。図4に示
されるように、ガラス中空体Bの分散された樹脂モール
ド部M1においては、水や水蒸気が図4矢印に示される
ようにガラス中空体と樹脂とのすき間やガラス中空体同
志間のすき間からわずかではあるが侵入し、耐湿性に不
安があるが、樹脂モールド部M1の上に形成されている
ガラス中空体の混入されていない樹脂モールド層M2
おいて水や水蒸気の侵入が確実に妨げられるので、耐湿
性に問題はない。
【0015】また点灯回路収容ユニット50のアルミニ
ウム製ユニットケース52には、合成樹脂製円筒形状の
延出部54がスクリュー53により締結一体化され、こ
の延出部54がランプボディ10の後頂部に形成された
円形開口部62にバヨネット係合され、さらにランプボ
ディ10に1本のタッピングスクリュー68によってね
じ締結されている。即ち放電バルブ40後方のランプボ
ディ10の背面壁には円筒形状の後方突出部60が立ち
上げられて、ここにユニット挿着用の円形開口部62が
形成され、開口部62の周縁部には周方向等分3個所位
置に内側突起63と切欠63aが形成されている。一
方、延出部54の前端部外周には、開口周縁部と当接す
る鍔55及び開口部側の内側突起63とバヨネット係合
する3個の外側突起56が形成され、外側突起56を切
欠63aに位置合わせして挿入し、点灯回路収容ユニッ
ト50を時計回りに回すと外側突起56と内側突起63
とがヘッドランプ前後方向に係合して、延出部54が開
口部62に仮止めされた状態となる。延出部側の外側突
起56と開口部側の内側突起63間にはリング形状シー
ルパッキン58が介在されており、バヨネット係合部の
密着性を高めて、係合部をシールしている。またユニッ
トケース52は、手で把みやすいように、矩形状とさ
れ、さらに外側面には凹部52aが形成されている。そ
して開口部62を形成している突出部60の近傍位置に
はビス孔64aの形成されたボス64が突出形成され、
一方、延出部54の鍔55にはビス孔57aの形成され
たプレート状突起57が形成されている。そしてユニッ
ト50が開口部62にバヨネット係合したときに、プレ
ート状突起57がボス64の突出端部に圧接状態となっ
て、それぞれのビス孔64a,57aがちょうど一致す
るようになっている。そしてビス孔57aからタッピン
グスクリュー68が螺入されて、点灯回路収容ユニット
50が円形開口部62周方向に固定されている。
【0016】また円筒形状延出部54の外側表面にも、
ランプボディ10と同様に導電層11(11b)が形成
されており、タッピングスクリュー68によって延出部
側導電層11bとランプボディ側導電層11aとの電気
的導通が確保されている。即ち、図4に示されるよう
に、外側突起56の表面に形成されている導電層11b
1とボス64の先端面に形成されている導電層11a1
がタッピングスクリュー68によって圧接状態とされ
て、導電層11a,11b間の電気的導通が確保されて
いる。また良導体であるアルミニウム製ユニットケース
52と延出部54側導電層11bは、ケース52と延出
部54とを締結するスクリュー53を介して電気的導通
が確保され、ユニットケース52は点灯回路51内のア
ース回路のアース端子51aにコード51bによって結
線されている。このため放電バルブ40及び放電バルブ
用点灯回路51を取り囲む導電層11a,11bおよび
導電層であるアルミニウム製ユニットケース52は、点
灯回路のアース端子51aを介して車体との間に電気的
導通が確保されている。従って放電バルブ40や点灯回
路51やリード線L等から発生する電磁波は導電層11
a,11b、ユニットケース52からアース回路を経て
車体に導かれるので、ヘッドランプ外の電装品にノイズ
として作用することがない。また導電層11a,11b
およびユニットケース52はスタッドボルト18aを介
しても車体との間に電気的な導通が確保されているた
め、仮に点灯回路のアース端子51aを介しての電気的
導通路が非導通状態となったとしても、このスタッドボ
ルト18aを介しての電気的導通路によってノイズシー
ルドされる。
【0017】またヘッドランプの周辺において他の電装
品から電磁波が発生するようなことがあっても、この電
磁波は車体と電気的に導通している導電層11(11
a,11b)及び導電層として機能するアルミニウム製
ユニットケース52によって遮断されるので、ランプボ
ディ10内の点灯回路32がヘッドランプ外部で発生し
た電磁波の影響を受けることもない。
【0018】なお前記実施例では合成樹脂製ランプボデ
ィの外側表面に導電層11aが形成されているが、導電
層はランプボディの内側表面又は内外両表面に形成する
ようにしてもよい。またユニットケース52は良導体で
あるアルミニウム製とされていたが、合成樹脂製とし、
外表側面又は/及び内側表面に導電層を形成するように
してもよい。また導電性材料からなる導電層の形成に替
えて、ランプボディ10,ユニットケース52,延出部
54をそれぞれ導電性樹脂によって形成したり、ランプ
ボディや延出部を前記したユニットケース52と同様、
導電性金属によって形成するようにしてもよい。
【0019】図6は本発明の第2の実施例のヘッドラン
プの縦断面図である。この第2の実施例では、ランプボ
ディ10Aが導電性樹脂によって形成され、ランプボデ
ィ10Aに点灯回路収容ユニット50Aがバヨネット係
合されている。また点灯回路ケース52Aは、前記第1
の実施例で示す点灯回路ケース52と延出部54とが一
体化されたアルミニウムダイキャスト製で、ケース内の
点灯回路収容室Sには、点灯回路51が樹脂モールドに
より一体化されている。その他は前記第1の実施例と同
様であり、同一の符号を付すことによりその説明は省略
する。
【0020】図7は本発明の第3の実施例を示すもの
で、前記した2つの実施例では、ランプボディの後部に
ランプボディとは別体の点灯回路収容ユニット50,5
0Aが取着された構造となっているが、本実施例ではア
ルミニウム製のランプボディ10B内に点灯回路51が
直接樹脂モールドされて設けられている点が相違してい
る。即ちランプボディ10Bの後部に後方への膨出部5
0Bが形成され、この膨出部50Bの内部に点灯回路収
容室Sが形成され、ここに点灯回路51が樹脂モールド
により一体化されている。符号51bはアルミニウム製
ランプボディ10Bと点灯回路のアース端子51aを結
線するコードである。その他は前記第1の実施例と略同
様であり、同一の符号を付すことによりその説明は省略
する。
【0021】また前記第1〜第3の実施例では、光投射
ユニットによって配光する投射型ヘッドランプを例にと
って本発明を説明したが、本発明は放物面リフレクター
と前面レンズの配光制御ステップによって配光する反射
型ヘッドランプについても同様に適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプによれば、点灯回路収容室
内に充填されている樹脂モールド部は点灯回路ケースと
点灯回路間に隙間なく侵入しているので、点灯回路の防
水性及び耐振性が確保される。そしてガラス中空体混入
樹脂モールド部上の樹脂モールド層が水分や蒸気の侵入
を確実に阻止するので、点灯回路の防水性がさらに確保
されたものとなる。また樹脂モールド部内に分散されて
いるガラス中空体の中空部が樹脂モールド部の比重を小
さくし、樹脂モールド部の重量が軽減されるので、ヘッ
ドランプの軽量化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図
【図3】同ヘッドランプを背面側から見た斜視図
【図4】ガラス中空体混入樹脂モールド部の組織の概要
を説明する拡大断面図
【図5】点灯回路収容ユニットとランプボディ側開口部
とのバヨネット係合部の一部拡大断面図
【図6】本発明の第2の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
【図7】本発明の第3の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
【図8】従来のヘッドランプ断面図
【符号の説明】
10,10A,10B,10C 導電機能をもつランプ
ボディ 11(11a,11b) 導電層 40 光源である放電バルブ 50,50A 点灯回路収容ユニット 50B 点灯回路収容用膨出部 51 点灯回路 S 点灯回路収容室 M1 点灯回路を固定するガラス中空体混入樹脂モール
ド部 M2 樹脂モールド部上に形成された、ガラス中空体の
混入されない樹脂モールド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−79353(JP,A) 特開 昭60−109120(JP,A) 特開 平2−239139(JP,A) 特開 平2−213900(JP,A) 特開 平1−293509(JP,A) 特開 昭57−160109(JP,A) 実開 昭63−106007(JP,U) 実開 平4−105401(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21M 1/00 - 7/00 F21V 23/00 - 23/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電バルブを光源とする自動車用ヘッド
    ランプにおいて、ランプボディ後部に、放電バルブ側の
    みへ開口した点灯回路収容室が形成され、該収容室に、
    放電バルブ用点灯回路を収容するとともに、ガラス中空
    体の混入された樹脂を隙間なく充填することによって、
    放電バルブ用点灯回路が樹脂モールドされた自動車用ヘ
    ッドランプであって、ガラス中空体混入樹脂モールド部
    の前記開口側表面には、樹脂材料のみからなる薄厚の
    脂モールド層が形成されたことを特徴とする自動車用ヘ
    ッドランプ。
JP3234787A 1991-09-13 1991-09-13 自動車用ヘッドランプ Expired - Lifetime JP3020185B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7132066B2 (ja) 2018-10-05 2022-09-06 Ckd株式会社 電磁弁

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