JP2760193B2 - 昇降搬送装置 - Google Patents
昇降搬送装置Info
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- JP2760193B2 JP2760193B2 JP3352223A JP35222391A JP2760193B2 JP 2760193 B2 JP2760193 B2 JP 2760193B2 JP 3352223 A JP3352223 A JP 3352223A JP 35222391 A JP35222391 A JP 35222391A JP 2760193 B2 JP2760193 B2 JP 2760193B2
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- transmission shaft
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にドロップリフタ
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置に関するものである。
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の昇降搬送装置
で、大型重量物の昇降搬送に使用されるものとして、支
柱に沿って昇降可能な昇降キャレッジと当該昇降キャレ
ッジの昇降駆動用索とを備えた昇降駆動ユニットを、2
台並設し、両昇降駆動ユニットの昇降キャレッジにより
1台の搬送用昇降フレームを支持させたものが知られて
いる。このような昇降搬送装置では、両方の昇降駆動ユ
ニットにおける昇降駆動用索を1台の減速機付きモータ
ーで同期駆動するように構成するのが一般的である。
で、大型重量物の昇降搬送に使用されるものとして、支
柱に沿って昇降可能な昇降キャレッジと当該昇降キャレ
ッジの昇降駆動用索とを備えた昇降駆動ユニットを、2
台並設し、両昇降駆動ユニットの昇降キャレッジにより
1台の搬送用昇降フレームを支持させたものが知られて
いる。このような昇降搬送装置では、両方の昇降駆動ユ
ニットにおける昇降駆動用索を1台の減速機付きモータ
ーで同期駆動するように構成するのが一般的である。
【0003】このような従来の構成の昇降搬送装置で
は、両方の昇降駆動ユニットにおける昇降駆動用索を駆
動する1台の減速機付きモーターとして、大型大馬力の
モーターと大きな伝達トルクに耐え得る大型大重量の減
速機を備えたものが必要となるばかりでなく、この減速
機付きモーターと両方の昇降駆動ユニットにおける駆動
輪とを連動連結させる伝動軸としても、大きな伝達トル
クに耐え得る大径の頑丈な軸が必要となるので、装置全
体の大幅なコストアップを免れなかった。
は、両方の昇降駆動ユニットにおける昇降駆動用索を駆
動する1台の減速機付きモーターとして、大型大馬力の
モーターと大きな伝達トルクに耐え得る大型大重量の減
速機を備えたものが必要となるばかりでなく、この減速
機付きモーターと両方の昇降駆動ユニットにおける駆動
輪とを連動連結させる伝動軸としても、大きな伝達トル
クに耐え得る大径の頑丈な軸が必要となるので、装置全
体の大幅なコストアップを免れなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降搬送装置は、並設された2台の昇降駆動ユニ
ット1A,1Bと、両昇降駆動ユニット1A,1Bどう
しを連動連結させる伝動軸18とを備え、各昇降駆動ユ
ニット1A,1Bは、その両昇降駆動ユニット1A,1
Bの並列方向に並列する2本の支柱4,5と、当該両支
柱4,5の前側に昇降自在に支持された昇降キャレッジ
6と、両支柱4,5間に配設されたキャレッジ昇降駆動
用索8と、当該昇降駆動用索8を駆動する駆動輪9と、
当該駆動輪9に連動連結されたモーター10とから成
り、前記駆動輪9は、前記2本の支柱4,5間の下端部
より後方に突出配置され、昇降駆動用索8は、前記2本
の支柱4,5間の下端部より後方に案内輪14により導
き出されて前記駆動輪9に掛張され、前記伝動軸18
は、前記支柱4,5の後側に配置されて各昇降駆動ユニ
ット1A,1Bの駆動輪9どうしを互いに連動連結し、
前記各昇降駆動ユニット1A,1Bのモーター10は前
記駆動輪9の伝動軸18側とは反対側に配設されて、モ
ーター10、駆動輪9、伝動軸18、駆動輪9、及びモ
ーター10がこの順に同心状に直列するようにした点に
特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降搬送装置は、並設された2台の昇降駆動ユニ
ット1A,1Bと、両昇降駆動ユニット1A,1Bどう
しを連動連結させる伝動軸18とを備え、各昇降駆動ユ
ニット1A,1Bは、その両昇降駆動ユニット1A,1
Bの並列方向に並列する2本の支柱4,5と、当該両支
柱4,5の前側に昇降自在に支持された昇降キャレッジ
6と、両支柱4,5間に配設されたキャレッジ昇降駆動
用索8と、当該昇降駆動用索8を駆動する駆動輪9と、
当該駆動輪9に連動連結されたモーター10とから成
り、前記駆動輪9は、前記2本の支柱4,5間の下端部
より後方に突出配置され、昇降駆動用索8は、前記2本
の支柱4,5間の下端部より後方に案内輪14により導
き出されて前記駆動輪9に掛張され、前記伝動軸18
は、前記支柱4,5の後側に配置されて各昇降駆動ユニ
ット1A,1Bの駆動輪9どうしを互いに連動連結し、
前記各昇降駆動ユニット1A,1Bのモーター10は前
記駆動輪9の伝動軸18側とは反対側に配設されて、モ
ーター10、駆動輪9、伝動軸18、駆動輪9、及びモ
ーター10がこの順に同心状に直列するようにした点に
特徴を有する。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1に示す昇降搬送装置は、並設さ
れた2台の昇降駆動ユニット1A,1Bと1台の搬送用
昇降フレーム2から構成されている。各昇降駆動ユニッ
ト1A,1Bは、図2にも示すように、床面上に設置さ
れる基台3上に両昇降駆動ユニット1A,1Bの並列方
向と同方向に並列するように立設された2本の支柱4,
5と、当該両支柱4,5の前側に昇降可能に支持された
一つの昇降キャレッジ6と、前記両支柱4,5間で昇降
可能なカウンターウエイト7と、前記昇降キャレッジ6
とカウンターウエイト7とを釣瓶式に吊り下げて互いに
逆方向に連動昇降させるように両支柱4,5間に掛張さ
れた昇降駆動用索(チェンなど)8と、この昇降駆動用
索8を駆動する駆動輪(歯輪など)9と、当該駆動輪9
に連動連結された減速機付きモーター10とから構成さ
れている。
づいて説明すると、図1に示す昇降搬送装置は、並設さ
れた2台の昇降駆動ユニット1A,1Bと1台の搬送用
昇降フレーム2から構成されている。各昇降駆動ユニッ
ト1A,1Bは、図2にも示すように、床面上に設置さ
れる基台3上に両昇降駆動ユニット1A,1Bの並列方
向と同方向に並列するように立設された2本の支柱4,
5と、当該両支柱4,5の前側に昇降可能に支持された
一つの昇降キャレッジ6と、前記両支柱4,5間で昇降
可能なカウンターウエイト7と、前記昇降キャレッジ6
とカウンターウエイト7とを釣瓶式に吊り下げて互いに
逆方向に連動昇降させるように両支柱4,5間に掛張さ
れた昇降駆動用索(チェンなど)8と、この昇降駆動用
索8を駆動する駆動輪(歯輪など)9と、当該駆動輪9
に連動連結された減速機付きモーター10とから構成さ
れている。
【0006】図1および図2に示すように、前記各昇降
駆動ユニット1A,1Bにおける昇降キャレッジ6には
前方に延出するアーム11が連設され、これら両昇降キ
ャレッジ6の各アーム11によって、1台の搬送用昇降
フレーム2の両端部が支持され、両昇降キャレッジ6
は、前記搬送用昇降フレーム2によって互いに連結一体
化されている。
駆動ユニット1A,1Bにおける昇降キャレッジ6には
前方に延出するアーム11が連設され、これら両昇降キ
ャレッジ6の各アーム11によって、1台の搬送用昇降
フレーム2の両端部が支持され、両昇降キャレッジ6
は、前記搬送用昇降フレーム2によって互いに連結一体
化されている。
【0007】前記各昇降駆動ユニット1A,1Bにおけ
る昇降駆動用索8は、支柱4,5の上端部に載置固定さ
れた架台12上に軸支された案内輪(歯輪など)13
と、前記基台3上で支柱4,5間の下端部より後方に突
出するように軸支された前記駆動輪9との間に上下循環
式に掛張され、その互いに逆方向に昇降運動する中間部
に前記昇降キャレッジ6とカウンターウエイト7とが介
装され、結果的に前記案内輪13に掛張される上側索部
8aと、前記駆動輪9に掛張される下側索部8bとに分
割されている。14は、前記下側索部8bを前記駆動輪
9に掛張させるための案内輪(歯輪など)であって、基
台3上の両支柱4,5間に軸支され、前記駆動輪9と共
に保護ケース15内に収められている。
る昇降駆動用索8は、支柱4,5の上端部に載置固定さ
れた架台12上に軸支された案内輪(歯輪など)13
と、前記基台3上で支柱4,5間の下端部より後方に突
出するように軸支された前記駆動輪9との間に上下循環
式に掛張され、その互いに逆方向に昇降運動する中間部
に前記昇降キャレッジ6とカウンターウエイト7とが介
装され、結果的に前記案内輪13に掛張される上側索部
8aと、前記駆動輪9に掛張される下側索部8bとに分
割されている。14は、前記下側索部8bを前記駆動輪
9に掛張させるための案内輪(歯輪など)であって、基
台3上の両支柱4,5間に軸支され、前記駆動輪9と共
に保護ケース15内に収められている。
【0008】図1および図3に示すように、前記各昇降
駆動ユニット1A,1Bにおける減速機付きモーター1
0は、基台3上で各々の駆動輪9に対し外側の位置に設
置されており、その出力軸10aは、駆動輪9が取り付
けられ且つ軸受16により基台3上に支承された駆動軸
9aの外端部にカップリング17を介して連結されてお
り、両昇降駆動ユニット1A,1Bにおける駆動軸9a
の内端部どうしは、1本の伝動軸18の両端に夫々カッ
プリング19a,19bを介して連結されている。従っ
て、両昇降駆動ユニット1A,1Bにおける駆動輪9
は、夫々減速機付きモーター10に連動連結されている
と同時に、伝動軸18により互いに連動連結され、モー
ター10、駆動輪9、伝動軸18、駆動輪9、及びモー
ター10がこの順に同心状に直列している。なお、伝動
軸18の両端部を各々基台3上に軸受で支承しても良
い。
駆動ユニット1A,1Bにおける減速機付きモーター1
0は、基台3上で各々の駆動輪9に対し外側の位置に設
置されており、その出力軸10aは、駆動輪9が取り付
けられ且つ軸受16により基台3上に支承された駆動軸
9aの外端部にカップリング17を介して連結されてお
り、両昇降駆動ユニット1A,1Bにおける駆動軸9a
の内端部どうしは、1本の伝動軸18の両端に夫々カッ
プリング19a,19bを介して連結されている。従っ
て、両昇降駆動ユニット1A,1Bにおける駆動輪9
は、夫々減速機付きモーター10に連動連結されている
と同時に、伝動軸18により互いに連動連結され、モー
ター10、駆動輪9、伝動軸18、駆動輪9、及びモー
ター10がこの順に同心状に直列している。なお、伝動
軸18の両端部を各々基台3上に軸受で支承しても良
い。
【0009】図1に示すように、前記搬送用昇降フレー
ム2上には昇降レール20が敷設され、両昇降駆動ユニ
ット1A,1Bの昇降キャレッジ6によって搬送用昇降
フレーム2が上昇限位置まで上昇したときに前記昇降レ
ール20の一端に接続する固定レール21aと、前記搬
送用昇降フレーム2が下降限位置まで下降したときに前
記昇降レール20の他端に接続する固定レール21bと
が架設されている。しかして、例えば高レベルの固定レ
ール21a上から昇降レール20上に乗り移った搬送用
電車などを低レベルの固定レール21b上に乗り移すた
めに、前記昇降レール20が2台の昇降駆動ユニット1
A,1Bの昇降キャレッジ6により昇降駆動される。勿
論、低レベルの固定レール21b上から高レベルの固定
レール21a上へ搬送用電車などを移載することもでき
るし、搬送用昇降フレーム2が上昇限位置にあるときに
前記昇降レール20の両端に接続する固定レールを架設
しておき、この固定レール上から前記昇降レール20上
に乗り移った搬送用電車などを荷の積み降ろしレベルま
で下降させるために使用することもできる。
ム2上には昇降レール20が敷設され、両昇降駆動ユニ
ット1A,1Bの昇降キャレッジ6によって搬送用昇降
フレーム2が上昇限位置まで上昇したときに前記昇降レ
ール20の一端に接続する固定レール21aと、前記搬
送用昇降フレーム2が下降限位置まで下降したときに前
記昇降レール20の他端に接続する固定レール21bと
が架設されている。しかして、例えば高レベルの固定レ
ール21a上から昇降レール20上に乗り移った搬送用
電車などを低レベルの固定レール21b上に乗り移すた
めに、前記昇降レール20が2台の昇降駆動ユニット1
A,1Bの昇降キャレッジ6により昇降駆動される。勿
論、低レベルの固定レール21b上から高レベルの固定
レール21a上へ搬送用電車などを移載することもでき
るし、搬送用昇降フレーム2が上昇限位置にあるときに
前記昇降レール20の両端に接続する固定レールを架設
しておき、この固定レール上から前記昇降レール20上
に乗り移った搬送用電車などを荷の積み降ろしレベルま
で下降させるために使用することもできる。
【0010】上記の構成によれば、搬送用昇降フレーム
2を昇降させるときは、両昇降駆動ユニット1A,1B
における各減速機付きモーター10を稼働させ、各昇降
駆動ユニット1A,1Bにおける駆動輪9を介して昇降
駆動用索8を所定の方向に回転駆動させれば良いのであ
るが、このとき、両昇降駆動ユニット1A,1Bにおけ
る駆動輪9(駆動軸9a)どうしが伝動軸18により互
いに連動連結されているので、この伝動軸18により両
駆動輪9の同期がとられ、両昇降駆動ユニット1A,1
Bにおける昇降駆動用索8が同期駆動されて、両昇降キ
ャレッジ6は同一方向に同一速度で昇降駆動される。
2を昇降させるときは、両昇降駆動ユニット1A,1B
における各減速機付きモーター10を稼働させ、各昇降
駆動ユニット1A,1Bにおける駆動輪9を介して昇降
駆動用索8を所定の方向に回転駆動させれば良いのであ
るが、このとき、両昇降駆動ユニット1A,1Bにおけ
る駆動輪9(駆動軸9a)どうしが伝動軸18により互
いに連動連結されているので、この伝動軸18により両
駆動輪9の同期がとられ、両昇降駆動ユニット1A,1
Bにおける昇降駆動用索8が同期駆動されて、両昇降キ
ャレッジ6は同一方向に同一速度で昇降駆動される。
【0011】なお、上記実施例では2台の昇降駆動ユニ
ット1A,1Bにおける昇降キャレッジ6により、1台
の搬送用昇降フレーム2を支持するように構成したが、
前記両昇降キャレッジ6に連設した被搬送物支持手段に
より、長尺の被搬送物などの両端部を同時に支持して昇
降搬送するようなものであっても良い。
ット1A,1Bにおける昇降キャレッジ6により、1台
の搬送用昇降フレーム2を支持するように構成したが、
前記両昇降キャレッジ6に連設した被搬送物支持手段に
より、長尺の被搬送物などの両端部を同時に支持して昇
降搬送するようなものであっても良い。
【0012】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の昇降搬送
装置によれば、並設された2台の昇降駆動ユニットにお
ける昇降キャレッジ昇降駆動用索を各々専用のモーター
により駆動するのであるから、各昇降駆動ユニットに配
設されるモーターとしては、両方の昇降駆動ユニットの
昇降駆動用索を1台のモーターで駆動する場合と比較し
て小型小馬力のもので済み、当然必要な減速機も小型軽
量なもので済むと共に、モーターから駆動輪までの伝動
軸も小径のもので良い。従って、装置全体としてコスト
ダウンを図ることができる。しかも、両昇降駆動ユニッ
トの駆動輪どうしは伝動軸で互いに連動連結されている
ので、電気的な同期制御手段を併用しなくとも両昇降駆
動ユニットの昇降キャレッジを完全に同期駆動させるこ
とができ、両昇降キャレッジでの昇降搬送作用を安全良
好に行わせることができる。
装置によれば、並設された2台の昇降駆動ユニットにお
ける昇降キャレッジ昇降駆動用索を各々専用のモーター
により駆動するのであるから、各昇降駆動ユニットに配
設されるモーターとしては、両方の昇降駆動ユニットの
昇降駆動用索を1台のモーターで駆動する場合と比較し
て小型小馬力のもので済み、当然必要な減速機も小型軽
量なもので済むと共に、モーターから駆動輪までの伝動
軸も小径のもので良い。従って、装置全体としてコスト
ダウンを図ることができる。しかも、両昇降駆動ユニッ
トの駆動輪どうしは伝動軸で互いに連動連結されている
ので、電気的な同期制御手段を併用しなくとも両昇降駆
動ユニットの昇降キャレッジを完全に同期駆動させるこ
とができ、両昇降キャレッジでの昇降搬送作用を安全良
好に行わせることができる。
【0013】さらに本発明の構成によれば、2つの昇降
駆動ユニットを備えた昇降搬送装置全体の駆動手段を構
成する2つのモーター、2つの駆動輪、そして伝動軸
が、支柱の並列方向と同一方向で、モーター、駆動輪、
伝動軸、駆動輪、そしてモーターの順に同心状に直列配
置され、両昇降駆動ユニットのキャレッジ昇降駆動用索
自体を支柱間の下端部から案内輪により前記駆動輪側へ
導き出して直接当該駆動輪に掛張させたので、前記昇降
駆動用索とは別に伝動用チェンなどが全く不要であり、
全体の駆動手段の構成部品点数が少なく、構造が非常に
簡単になり、安価に実施することができる。
駆動ユニットを備えた昇降搬送装置全体の駆動手段を構
成する2つのモーター、2つの駆動輪、そして伝動軸
が、支柱の並列方向と同一方向で、モーター、駆動輪、
伝動軸、駆動輪、そしてモーターの順に同心状に直列配
置され、両昇降駆動ユニットのキャレッジ昇降駆動用索
自体を支柱間の下端部から案内輪により前記駆動輪側へ
導き出して直接当該駆動輪に掛張させたので、前記昇降
駆動用索とは別に伝動用チェンなどが全く不要であり、
全体の駆動手段の構成部品点数が少なく、構造が非常に
簡単になり、安価に実施することができる。
【図1】 昇降搬送装置の一例を示す斜視図である。
【図2】 昇降駆動ユニットの構成を説明する概略側面
図である。
図である。
【図3】 昇降搬送装置全体の駆動系を説明する概略横
断平面図である。
断平面図である。
1A,1B 昇降駆動ユニット 2 搬送用昇降フレーム 4,5 支柱 6 昇降キャレッジ 7 カウンターウエイト 8 チェンなどの昇降駆動用索 9 駆動輪 9a 駆動軸 10 減速機付きモーター 17,19a,19b カップリング 18 伝動軸
Claims (1)
- 【請求項1】並設された2台の昇降駆動ユニットと、両
昇降駆動ユニットどうしを連動連結させる伝動軸とを備
え、各昇降駆動ユニットは、その両昇降駆動ユニットの
並列方向に並列する2本の支柱と、当該両支柱の前側に
昇降自在に支持された昇降キャレッジと、両支柱間に配
設されたキャレッジ昇降駆動用索と、当該昇降駆動用索
を駆動する駆動輪と、当該駆動輪に連動連結されたモー
ターとから成り、前記駆動輪は、前記2本の支柱間の下
端部より後方に突出配置され、昇降駆動用索は、前記2
本の支柱間の下端部より後方に案内輪により導き出され
て前記駆動輪に掛張され、前記伝動軸は、前記支柱の後
側に配置されて各昇降駆動ユニットの駆動輪どうしを互
いに連動連結し、前記各昇降駆動ユニットのモーターは
前記駆動輪の伝動軸側とは反対側に配設されて、モータ
ー、駆動輪、伝動軸、駆動輪、及びモーターがこの順に
同心状に直列するようにした昇降搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3352223A JP2760193B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 昇降搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3352223A JP2760193B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 昇降搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162989A JPH05162989A (ja) | 1993-06-29 |
JP2760193B2 true JP2760193B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=18422601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3352223A Expired - Fee Related JP2760193B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 昇降搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760193B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0796815A1 (fr) * | 1996-03-18 | 1997-09-24 | Fabriques De Tabac Reunies S.A. | Dispositif de levage |
JPH10329909A (ja) * | 1997-04-01 | 1998-12-15 | Murata Mach Ltd | 自動倉庫 |
CN108163452A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-06-15 | 中国汽车工业工程有限公司 | 一种设置有轨道补偿结构的升降机 |
JP7269861B2 (ja) * | 2019-10-10 | 2023-05-09 | Ykk Ap株式会社 | ビレット搬送装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5252437A (en) * | 1975-10-27 | 1977-04-27 | Yokohama Kiko Co | Scaffold lift device |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3352223A patent/JP2760193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05162989A (ja) | 1993-06-29 |
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