JP2756664B2 - ジェットノズル装置 - Google Patents
ジェットノズル装置Info
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- JP2756664B2 JP2756664B2 JP5220196A JP5220196A JP2756664B2 JP 2756664 B2 JP2756664 B2 JP 2756664B2 JP 5220196 A JP5220196 A JP 5220196A JP 5220196 A JP5220196 A JP 5220196A JP 2756664 B2 JP2756664 B2 JP 2756664B2
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- nozzle
- pile
- injection port
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
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Description
付けられて地盤にジ土ット水を噴射するジェットノズル
装置に関する。
ェットノズルを取り付け、このジェットノズルから地盤
に高圧のジェット永を噴射する工法が用いられる。図4
はこの工法に用いられるジェットノズルの取付構造を示
す。
引抜機のチャック(図示省略)に掴持され、チャックが
下降することにより地盤に打設される。この杭1に対し
て、ジェットノズル90は噴射口が下方を向くように固
定される。
ソケット91の外側面に周溝を形成し、この周溝にバン
ド92を嵌め込むことにより行われる。バンド92は周
溝と同曲率となるように変曲された金属板からなり、ノ
ズルソケット91の周溝に嵌め込まれた状態で、その両
端部93,93を杭1の側面に溶接することで、ジェッ
トノズル90を杭1に取り付ける。
は衝撃、振動等がバンド92に作用すると共に、高圧ジ
ェット水の噴射時の反力が作用しており、何らかの原因
でバンドが杭1から外れることがある。このバンド92
の脱落でジェットノズル90も杭1から外れ、噴射して
いるジェット水の高圧力でジェットノズル90や、ジェ
ットノズル90に連結されているパイプ、ホース等が飛
び上がり、そのままの状態で地上に落下する危険性があ
る。すなわち、パイプの場合は、10m以上の長さのパ
イプがロケットのように空に舞い上がり地上に落下して
くる。また、ホースの場合は、地上に飛び出たホースの
先端がジェットの力により暴れ回る。いずれの場合も周
囲の人や機械等に衝突し重大事故を引き起こしていた。
であり、杭から外れてもジェットパイプまたはジェット
ホースが地上に飛び出さないように安全性を確保するこ
とが可能な構造のジェットノズル装置を提供することを
目的とする。
装置は、ジェット水を噴射する噴射日及びこの噴射口に
連通する通路を有したノズル本体と、前記噴射口と異な
った部位で前記通路と連通しノズル後方に向けて開口し
た逆噴射口を有し、この逆噴射口を封鎖した状態でノズ
ル本体を打設杭に取り付けると共に、ノズル本体の打設
杭からの脱落により逆噴射口を開放するソケットとを備
えたことを特徴とする。
らかの原因で杭から脱落すると、ノズル本体の逆噴射口
が開放される。この逆噴射口はジェット水の通路に連通
しているため、噴射口から噴射しているジェット水の一
部が逆噴射口から放出される。逆噴射口は後方に向いて
いるためジェット水の噴射圧力が減じ、ノズル本体及び
その周辺部材の飛散を防止できる。
施の形態を示す。符号1は鋼矢板、H鋼矢板などの杭で
あり、杭圧入引抜機のチャックに掴持され、チャックの
下降により地盤に打設される。この杭1における地盤か
らの抜き出し部分(上部)にはソケット2が取り付けら
れている。ソケット2は上下面が開口された筒状となっ
ており、その外面が溶接、ボルト止め等の適宜手段で杭
1に固定される。このソケット2はノズル本体4を杭1
に取り付けるものであり、ノズル本体4は上面からソケ
ット2に挿入される。
する噴射口4aを下端部に有すると共に、この噴射口4
aと連通するジェット水の通路4bが軸方向に形成され
ている。この通路4aがポンプなどの加圧源及び水供給
源(いずれも図示省略)に連結されている。このような
構造では、ジェット水がノズル本体4の通路4bを通
り、噴射口4aから地盤に向けて噴射される。
けは、ノズル本体4に周溝などの係合溝6を形成すると
共に、ソケット2における対応部位に係合溝6を形成
し、この係合溝6にシャーピン7を圧入することにより
行われる。シャーピン7はハンマーなどによって打撃す
ることによりソケット2のピン穴に圧入され、この圧入
によりその先端部が係合溝6に係合し、ノズル本体4が
ソケット2に固定される。シャーピン7は許容値以上の
荷重が作用した場合、容易に破断するものであり、この
特性を利用して、ノズル本体4の取り外しと緊急時の安
全性の確保とが行われる。
ル本体4に引き上げ力などを作用させてシャーピン7を
破断し、ノズル本体4とソケット2との結合を解除する
ことにより行われる。
な構造により行われる。符号4cはノズル本体4に形成
された逆噴射口であり、ノズル本体4の軸方向と直交す
る方向に4ケ所設けられている。この逆噴射口4cは通
路4bと連通するが、噴射口4aとは別個の部位に設け
られている。また逆噴射口4cは平常時にはソケット2
に封鎖され、かつシールリング8によってジェット水の
漏出を防止されている。そして、シャーピン7が破断し
てノズル本体4の拘束が解除されることにより、容易に
ソケット2から露出する部位に設けられている。
がら杭を打設することができるが、この打設中に何らか
の原因でシャーピン7が破断した場合、ジェット水の圧
力によりソケット2から上昇する力がノズル本体4に作
用する。これによりノズル本体4はソケット2から急上
昇し、逆噴射口4cが開放される(図3参照)。そし
て、この開放により、ジェット水の一部が逆噴射口4c
から放出されるため、噴射口4aから噴射するジェット
水の圧力が急激に低下する。そして、逆噴射の推進力が
ジェット水の反動力と相殺されるため、ホースの上方へ
の跳ね上がりが防止される。このためノズル本体4が周
囲に大きく飛散したり、飛びはねることがなくなり、安
全性を確保することができる。なお、この作用は、ソケ
ット2が杭1から脱落することなく、シャーピン7だけ
が何らかの原因で破断した場合も同様であり、この場合
にも安全性を確保できる。
し、ノズル本体が杭から脱落することにより逆噴射口か
らジェット水を放出するように構成したために、ノズル
本体の杭からの脱落があっても、噴射日から噴射するジ
ェット水の圧力が低減し、かつ逆噴射の推進力がジェッ
ト水の反動力と相殺されるため、ホースの上方への跳ね
上がりが防止されると共に、ノズル本体及び周辺部材が
飛散したり飛びはねることがなく、安全性を確保するこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ジェット水を噴射する噴射口及びこの噴
射口に連通する通路を有したノズル本体と、前記噴射口
と異なった部位で前記通路と連通しノズル後方に向けて
開口した逆噴射口を有し、この逆噴射日を封鎖した状態
でノズル本体を打設杭に取り付けると共に、ノズル本体
の打設杭からの脱落により逆噴射口を開放するソケット
とを備えたジェットノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220196A JP2756664B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | ジェットノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220196A JP2756664B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | ジェットノズル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09209357A JPH09209357A (ja) | 1997-08-12 |
JP2756664B2 true JP2756664B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=12908177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5220196A Expired - Fee Related JP2756664B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | ジェットノズル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2756664B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061189A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Giken Seisakusho Co Ltd | ジェットノズル装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193970A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Giken Seisakusho Co Ltd | ジェットノズルの取付機構 |
JP6620371B2 (ja) * | 2016-03-14 | 2019-12-18 | 国立大学法人東北大学 | 移動式流体噴射装置 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP5220196A patent/JP2756664B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002061189A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Giken Seisakusho Co Ltd | ジェットノズル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09209357A (ja) | 1997-08-12 |
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