JP2754917B2 - 標準コンデンサ - Google Patents

標準コンデンサ

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JP2754917B2
JP2754917B2 JP40728190A JP40728190A JP2754917B2 JP 2754917 B2 JP2754917 B2 JP 2754917B2 JP 40728190 A JP40728190 A JP 40728190A JP 40728190 A JP40728190 A JP 40728190A JP 2754917 B2 JP2754917 B2 JP 2754917B2
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JP
Japan
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capacitor
substrate
hermetic
inner case
connector
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幸雄 本田
勲 海崎
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンデンサの容量測定
器の測定値が正確か否かを検査する際に用いる標準コン
デンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のように、標準コンデンサはコンデ
ンサの容量測定器の測定値が正しいか否かを検査する為
の標準となるコンデンサのことである。即ち、製造され
たコンデンサの容量を容量測定器によって測定した値が
正しいか否かを判定する場合、予め容量がわかっている
標準コンデンサの容量を測定してその値が一致すればそ
の測定器は正しいということがわかる。
【0003】従って標準コンデンサは、容量値が安定で
あること、損失が小さく、周波数特性が良いなど、電気
的特性が良好であることが要求される。
【0004】このような電気的特性の良好なコンデンサ
として、従来では主として空気コンデンサ、シルバード
マイカコンデンサ、溶融水晶コンデンサなどが用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の標
準コンデンサは形状が大きくて重く、小容量から大容量
まで安定したものができず、周波数特性が悪いなどの問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な問題点を解決するためになされたもので、外ケースの
内部に内ケースを設け、この内ケース内に設けた基板上
に標準コンデンサとしてのセラミックコンデンサを装着
し、この基板上にハーメチック基板を設けてこのハーメ
チック基板により前記セラミックコンデンサを収納した
該内ケース内部を乾燥空気に置換した密閉構造とし、上
記ハーメチック基板上に設けたコネクタ基板に複数のB
NCコネクタを固定し、このBNCコネクタの各レバー
を外ケースの側部に設けた窓から外部に露出せしめた標
準コンデンサを提供することを目的とするものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0008】1は上部外ケース、2は下部外ケースであ
る。3は該外ケース2内に装着する内ケースで、その上
にハーメチック基板4を載せる。5は絶縁性の基板で、
この基板5上の複数のハーメチック端子6を該ハーメチ
ック基板4に接続する。
【0009】そして該ハーメチック基板4の中央下部に
は標準コンデンサとしてのセラミックコンデンサ7を装
着する。
【0010】8はコネクタ基板で、この基板8と前記基
板4の両端の上向き片9とを止めねじ10により前記の
上部外ケース1内に固定する。
【0011】該基板8には複数のBNCコネクタ11を
取着するが、この各コネクタ11にはそれぞれレバー1
2を設けてある。該コネクタ11は、前記ハーメチック
基板4上の各シールドスリーブ13内にはめ込み、その
下端のラグ端子14を各シールドスリーブ13にハンダ
付けする。また、前記上部外ケース1には該各コネクタ
11の直上に位置する開口15をそれぞれ形成する。
【0012】上記コンデンサ7の容量範囲は積層コンデ
ンサを用いることにより、10pF〜1μFと広範囲をカ
バーし、チップ型やリード端子付の積層セラミックコン
デンサを各1〜4個組み合わせることによりカバーでき
る。
【0013】コンデンサ7の容量調整は10pFについて
は基板5のパターンを削ることにより、ストレー容量を
変えて調整したりすればよい。それ以外の容量について
は、例えば狙いの±0.1%内に入れようとする場合、狙
い容量より若干低めを狙った基本となるコンデンサを0.
2%間隔で層別し、その1/100〜1/1000の微調整用コ
ンデンサとの組み合わせにより、狭範囲を歩留まりよく
狙うことができる。
【0014】組み立ては、各部品を上部外ケース1側に
組み込んでいくことにより完成品とすることができる構
造となっている。これにより内ケース3を被せる直前に
容量値を正確に調整すれば完成品でも狙い通りの容量を
得ることができ、コネクタ部とコンデンサ部とを別々に
組む方法に比べ、高能率に組み上げることが可能であ
る。
【0015】BNCコネクタ11からハーメチック基板
4までのリード線をシールドスリーブ13でシールドす
ることにより、高周波まで安定した容量を得ることがで
きる。
【0016】シールドスリーブ13の中はシリコン樹脂
を注型することにより、ハーメチック端子6部での結露
による端子間リークや腐食を防止している。
【0017】BNCコネクタ11部は上部ケース1でカ
バーすることにより、落下時の衝撃に耐えることができ
る。
【0018】内ケース3はハーメチック基板4にハンダ
付けし、内部空気をその孔16から乾燥空気に置換した
後、該孔16をハンダにより塞ぎ、内部を密閉構造とす
ることにより、コンデンサの吸湿が防止でき、長期に安
定した容量を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明は上記のように、外ケースの内
部に内ケースを設け、セラミックコンデンサを基板に搭
載して内ケース内に取り入れ、内ケース上に設けたハー
メチック基板により内ケースを乾燥空気に置換した密閉
構造としたから、コンデンサの吸湿が防止でき、長期に
わたり安定した容量を得ることができる。
【0020】また、BNCコネクタ部を外ケースにより
カバーすることにより、落下時の衝撃に耐えることがで
き、同BNCコネクタのレバーを外ケースの側部の窓か
ら露出させることにより同BNCコネクタの操作が容易
となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】実施例の正面図である。
【図3】実施例の側面図である。
【図4】実施例の分解正面図である。
【符号の説明】
1 上部ケース 2 下部ケース 3 内ケース 4 ハーメチック基板 5 基板 7 セラミックコンデンサ 8 コネクタ基板 11 BNCコネクタ 12 レバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外ケースの内部に内ケースを設け、この
    内ケース内に設けた基板上に標準コンデンサとしてセラ
    ミックコンデンサを装着し、該基板上にハーメチック基
    板を設けてこのハーメチック基板により前記セラミック
    コンデンサを収納した該内ケース内部を乾燥空気に置換
    した密閉構造とし、上記ハーメチック基板上に設けたコ
    ネクタ基板に複数のBNCコネクタを固定し、このBN
    Cコネクタの各レバーを外ケースの側部に設けた窓から
    外部に露出せしめたことを特徴とする標準コンデンサ。
JP40728190A 1990-12-07 1990-12-07 標準コンデンサ Expired - Fee Related JP2754917B2 (ja)

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JP5000660B2 (ja) * 2006-09-27 2012-08-15 京セラ株式会社 コンデンサ装置、電子部品、フィルタ装置、通信装置、およびコンデンサ装置の製造方法

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