JP2753191B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2753191B2
JP2753191B2 JP5247886A JP24788693A JP2753191B2 JP 2753191 B2 JP2753191 B2 JP 2753191B2 JP 5247886 A JP5247886 A JP 5247886A JP 24788693 A JP24788693 A JP 24788693A JP 2753191 B2 JP2753191 B2 JP 2753191B2
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績 宮永
一実 栗本
敦 堀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路装置における静
電破壊防止のための保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路において構成素子
の微細化が大きく進展し、最小加工寸法は1μm以下の
いわゆるサブミクロン領域に達している。素子の微細化
に従い、MOS型のトランジスタではゲート酸化膜の薄
膜化がはかられてきた。そのためゲート酸化膜の耐圧が
低下し、静電破壊耐圧の低下がみられるようになった。
静電破壊を防止するためパッド付近には静電破壊保護回
路が設けられている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の静電破壊
保護回路について説明する。図17は従来の静電破壊保
護回路を備えた入出力回路の一例を示すものである。図
17において、入出力端子1はpチャネル保護トランジ
スタ2のドレイン、nチャネル保護トランジスタ3のド
レイン、pチャネル出力トランジスタ4のドレイン、及
びnチャネル出力トランジスタ5のドレインに接続さ
れ、更に入力保護抵抗6を介して内部回路7に接続され
ている。pチャネル保護トランジスタ2のソース及びゲ
ートはVDD電源端子に接続され、nチャネル保護トラン
ジスタ3のソース及びゲートは接地端子に接続されてい
る。また、pチャネル出力トランジスタ4のソースはVD
D電源端子に接続され、ゲートは内部回路8に接続され
ている。nチャネル出力トランジスタ5のソースは接地
端子に接続され、ゲートは内部回路9に接続されてい
る。このような構成の入出力回路において接地端子に対
し入出力端子にサージが印加された場合、nチャネル保
護トランジスタ3を通じてサージは放電吸収される。ま
た、VDD電源端子に対し入出力端子1にサージが印加さ
れた場合も同様に、pチャネル保護トランジスタ2を通
じてサージは放電吸収される。更に入力保護抵抗6がサ
ージ電圧を減衰させて内部回路7を保護している。
【0004】また、もう1つの従来の静電破壊保護回路
を備えた入力回路の例を図19に示す。図19におい
て、入力端子49はpチャネル保護トランジスタ10の
ドレイン、nチャネル保護トランジスタ11のドレイ
ン、pチャネルトランスファゲートトランジスタ12の
ドレイン、及びnチャネルトランスファゲートトランジ
スタ13のドレインに接続され、pチャネルトランスフ
ァゲートトランジスタ12のソース、及びnチャネルト
ランスファゲートトランジスタ13のソースは内部回路
素子のキャパシタ14に接続されている。更にpチャネ
ル保護トランジスタ10のソース及びゲートはVDD電源
端子に接続され、nチャネル保護トランジスタ11のソ
ース及びゲートは接地端子に接続されている。また、p
チャネルトランスファゲートトランジスタ12のゲート
は内部回路15に接続され、nチャネルトランスファゲ
ートトランジスタ13のゲートは内部回路16に接続さ
れている。このような構成の入力回路において接地端子
に対し入力端子49にサージが印加された場合、nチャ
ネル保護トランジスタ11を通じてサージは放電吸収さ
れる。また、VDD電源端子に対し入力端子にサージが印
加された場合も同様に、pチャネル保護トランジスタ1
0を通じてサージは放電吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図18のようにVDD電源端子に対し(接地
端子は開放)負極のサージが入出力端子1に印加された
とき、pチャネル保護トランジスタ2において放電が開
始するが、その間nチャネル出力トランジスタ5ではゲ
ートが内部回路9内のpチャネルMOSトランジスタの
p+ドレイン、nウェルを介してVDD電源端子と接続し
ているためゲート酸化膜に高電圧が印加された状態にな
る。pチャネル保護トランジスタ2のドレインのPN接
合近傍にかかる電圧は放電電圧にクランプされている
が、ドレインのp型拡散抵抗が高いとサージ吸収は小さ
くなり、nチャネル出力トランジスタ5のゲート酸化膜
に加わるサージストレスは大きくなる。微細化に伴いゲ
ート酸化膜が薄くなるとこの高電圧によりnチャネル出
力トランジスタ5のゲート酸化膜で破壊が発生する。n
チャネル出力トランジスタ5のゲート電極下でゲート酸
化膜が破壊し、更にゲート電極を形成している多結晶シ
リコンも破壊に至った様子を図21に示す。接地端子に
対し(VDD電源端子は開放)正極のサージが入出力端子
1に印加されたときではpチャネル出力トランジスタ4
のゲート酸化膜で破壊が発生する。
【0006】また、図20では図18のnチャネル出力
トランジスタ5で発生する破壊と同様の破壊がnチャネ
ルトランスファゲートトランジスタ13で発生する。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、出力トランジ
スタ及びトランスファゲートトランジスタのゲート酸化
膜破壊を防止することにより高静電破壊耐圧を有した半
導体装置を提供するものである。
【0008】上記目的を達成するため本発明は、一端が
電源端子に接続され、他端が入出力端子に接続され、ゲ
ートが内部回路のn型拡散領域/p型拡散層(p型基
板)を介して接地端子に接続されたpチャネル出力トラ
ンジスタと、一端が接地端子に接続され、他端が入出力
端子に接続され、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n
型拡散層を介して電源端子に接続されるとともに、前記
pチャネル出力トランジスタとで相補型半導体素子を形
成するnチャネル出力トランジスタと、ソース、ドレイ
ン(又はドレイン、ソース)がそれぞれ前記nチャネル
出力トランジスタのドレイン、ゲートに接続され、ゲー
トが接地端子に接続されたnチャネルトランジスタとを
備えた半導体装置とする。
【0009】また、一端が電源端子に接続され、他端
入出力端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネル出力トランジスタと、一端が接地端子に
接続され、他端が入出力端子に接続され、ゲートが内部
回路のp型拡散領域/n型拡散層を介して電源端子に接
続されるとともに、前記pチャネル出力トランジスタと
で相補型半導体素子を形成するnチャネル出力トランジ
スタと、ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)が
それぞれ前記pチャネル出力トランジスタのドレイン、
ゲートに接続され、ゲートが電源端子に接続されたpチ
ャネルトランジスタとを備えた半導体装置とする。
【0010】また、一端が電源端子に接続され、他端
入出力端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネル出力トランジスタと、一端が接地端子に
接続され、他端が入出力端子に接続され、ゲートが内部
回路のp型拡散領域/n型拡散層を介して電源端子に接
続されるとともに、前記pチャネル出力トランジスタと
で相補型半導体素子を形成するnチャネル出力トランジ
スタと、第1、第2のn型拡散領域がそれぞれ前記nチ
ャネル出力トランジスタのドレイン、ゲートに接続さ
れ、ベースが接地されたnpnバイポーラトランジスタ
とを備え、さらに、前記npnバイポーラトランジスタ
の前記第1、第2のn型拡散領域は、前記入出力端子と
前記nチャネル出力トランジスタのゲートとの間に接続
されている半導体装置とする。
【0011】また、一端が電源端子に接続され、他端
入出力端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネル出力トランジスタと、一端が接地端子に
接続され、他端が入出力端子に接続され、ゲートが内部
回路のp型拡散領域/n型拡散層を介して電源端子に接
続されるとともに、前記pチャネル出力トランジスタと
で相補型半導体素子を形成するnチャネル出力トランジ
スタと、第1、第2のp型拡散領域がそれぞれ前記pチ
ャネル出力トランジスタのドレイン・ゲートに接続さ
れ、ベースが電源電圧に接続されたpnpバイポーラト
ランジスタとを備え、さらに、前記pnpバイポーラト
ランジスタの前記第1、第2のp型拡散領域は、前記入
出力端子と前記pチャネル出力トランジスタのゲートと
の間に接続されている半導体装置とする。
【0012】また、一端が入出力端子に接続され、他端
が電源端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネルトランスファーゲートトランジスタと、
一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
タと、ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)がそ
れぞれ前記nチャネルトランスファーゲートトランジス
タのドレイン、ゲートに接続され、ゲートが接地された
nチャネルトランジスタとを備えた半導体装置とする。
【0013】また、一端が入出力端子に接続され、他端
が電源端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネルトランスファーゲートトランジスタと、
一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
タと、ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)がそ
れぞれ前記pチャネルトランスファーゲートトランジス
タのドレイン、ゲートに接続され、ゲートが電源端子に
接続されたpチャネルトランジスタとを備えた半導体装
置とする。
【0014】また、一端が入出力端子に接続され、他端
が電源端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネルトランスファーゲートトランジスタと、
一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
タと、第1、第2のn型拡散領域がそれぞれ前記nチャ
ネルトランスファーゲートトランジスタのドレイン、ゲ
ートに接続され、ベースが接地されたnpnバイポーラ
トランジスタとを備え、さらに、前記nnpバイポーラ
トランジスタの前記第1、第2のn型拡散領域は、前記
入出力端子と前記nチャネル出力トランジスタのゲート
との間に接続されている半導体装置とする。
【0015】また、一端が入出力端子に接続され、他端
が電源端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領
域/p型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続さ
れたpチャネルトランスファーゲートトランジスタと、
一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
タと、第1、第2のp型拡散領域がそれぞれ前記pチャ
ネルトランスファーゲートトランジスタのドレイン、ゲ
ートに接続され、ベースが電源端子に接続されたpnp
バイポーラトランジスタとを備え、さらに、前記pnp
バイポーラトランジスタの前記第1、第2のp型拡散領
域は、前記入出力端子と前記pチャネル出力トランジス
タのゲートとの間に接続されている半導体装置とする。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成によって、VDD電源端子
に対し負極のサージが入出力端子に印加されても、nチ
ャネル出力トランジスタ及びnチャネルトランスファゲ
ートトランジスタのドレイン−ゲート間に接続されたn
チャネルMOSトランジスタ又はnpnバイポーラトラ
ンジスタを通じてnチャネル出力トランジスタ及びnチ
ャネルトランスファゲートトランジスタのゲート電位を
下げるのでゲート酸化膜には高電圧はかからず破壊を防
ぐことができる。また、接地端子に対し正極のサージが
入出力端子に印加されたときも同様にしてpチャネル出
力トランジスタ及びpチャネルトランスファゲートトラ
ンジスタのドレイン−ゲート間に接続されたpチャネル
MOSトランジスタ又はpnpバイポーラトランジスタ
が導通してpチャネル出力トランジスタ及びpチャネル
トランスファゲートトランジスタのゲート酸化膜に加わ
る電圧を吸収しゲート酸化膜破壊を防ぐことができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例における半導
体装置の回路図を示すものである。図1において、1は
入出力端子、2はpチャネル保護トランジスタ、3はn
チャネル保護トランジスタ、4はpチャネル出力トラン
ジスタ、5はnチャネル出力トランジスタ、6は入力保
護抵抗、7、8、9は内部回路であり、これらの構成は
図17の従来の入出力回路の構成と同様である。本実施
例ではこれにnチャネルMOSトランジスタ17が付加
されており、そのソース、ドレインはnチャネル出力ト
ランジスタ5のドレイン、ゲートに、ゲートは接地端子
にそれぞれ接続されている。本実施例によれば、この回
路の入出力端子1に例えばVDD電源端子に対して(接地
端子は開放)負極のサージが印加された場合、nチャネ
ル出力トランジスタのゲートが内部回路9内のpチャネ
ルMOSトランジスタのp+ドレイン、nウェルを介し
てVDD電源端子と接続していても、nチャネルMOSト
ランジスタ17が導通してnチャネル出力トランジスタ
5のゲート酸化膜に加わる電圧を吸収する。図22のよ
うな回路を用いて静電破壊試験を行うと、図23に示す
ようにnチャネルMOSトランジスタ17が付加されて
いない入出力回路の場合、破壊電圧は1600Vである
が、nチャネルMOSトランジスタ17を付加した回路
では4000Vまで破壊しなかった。以上の結果から、
nチャネルMOSトランジスタ17を付加することによ
りサージ印加による出力トランジスタゲート酸化膜の静
電破壊を防ぐことができる。
【0019】図2は本発明の第2の実施例における半導
体装置の回路図を示すものである。1から9までは図1
と同様である。本実施例ではこれにpチャネルMOSト
ランジスタ18が付加されており、そのソース、ドレイ
ンはpチャネル出力トランジスタ4のドレイン、ゲート
に、ゲートはVDD電源端子にそれぞれ接続されている。
本実施例によれば、この回路の入出力端子1に例えば接
地端子に対して(VDD電源端子は開放)正極のサージが
印加された場合、pチャネル出力トランジスタ4のゲー
トが内部回路8内のnチャネルMOSトランジスタのn
+ドレイン、p型基板を介して接地端子と接続していて
も、pチャネルMOSトランジスタ18が導通してpチ
ャネル出力トランジスタ4のゲート酸化膜に加わる電圧
を吸収するのでサージ印加による出力トランジスタゲー
ト酸化膜の静電破壊を防ぐことができる。
【0020】図3は本発明の第3の実施例における半導
体装置の回路図を示すものであり、nチャネルMOSト
ランジスタ17とpチャネルMOSトランジスタ18が
同一の入出力回路内に形成されている。
【0021】なお、第1の実施例において、nチャネル
MOSトランジスタ17のゲートは接地端子に直接接続
されているが、抵抗または常時ONのトランジスタを介
して接地端子に接続してもよいし、第2の実施例ではp
チャネルMOSトランジスタ18のゲートはVDD電源端
子に直接接続されているが、抵抗または常時ONのトラ
ンジスタを介してVDD電源端子に接続してもよい。
【0022】また、第1の実施例において、nチャネル
出力トランジスタ5のドレインとnチャネルMOSトラ
ンジスタ17のソースが同一のn型拡散領域により形成
されていてもよいし、第2の実施例において、pチャネ
ル出力トランジスタ4のドレインとpチャネルMOSト
ランジスタ18のソースが同一のp型拡散領域により形
成されていてもよい。
【0023】更に第1の実施例及び第2の実施例は入出
力回路となっているが、本発明は出力トランジスタのゲ
ート破壊を防ぐためのものであるので出力回路であって
もよい。
【0024】図4は本発明の第4の実施例における半導
体装置の回路図を示すものである。1から9までは図1
と同様である。本実施例ではこれにnpnバイポーラト
ランジスタ19が付加されている。npnバイポーラト
ランジスタ19の構造断面図を図5に示す。npnバイ
ポーラトランジスタ19はpウェル及びpウェル上の高
濃度のn型拡散領域20、21より形成されている。n
型拡散領域20及び21はそれぞれnチャネル出力トラ
ンジスタ5のドレイン22、ゲート電極25に接続され
ている。またpウェルはnpnバイポーラトランジスタ
19のベースになっており高濃度のp型拡散領域24を
通じて接地されている。本実施例によれば、入出力端子
1にVDD電源端子に対して(接地端子は開放)負極のサ
ージが印加された場合、npnバイポーラトランジスタ
19が導通してnチャネル出力トランジスタ5のゲート
酸化膜に加わる電圧を吸収するのでサージ印加による出
力トランジスタゲート酸化膜の静電破壊を防ぐことがで
きる。
【0025】図6は本発明の第5の実施例における半導
体装置の回路図を示すものである。本実施例では入出力
回路にpnpバイポーラトランジスタ26が付加されて
いる。pnpバイポーラトランジスタ26の構造断面図
を図7に示す。pnpバイポーラトランジスタ26はn
ウェル及びnウェル上の高濃度のp型拡散領域27、2
8より形成されている。p型拡散領域27及び28はそ
れぞれpチャネル出力トランジスタ4のドレイン29、
ゲート電極32に接続されている。またnウェルはpn
pバイポーラトランジスタ26のベースになっており高
濃度のn型拡散領域31を通じてVDD電源端子に接続さ
れている。本実施例によれば、この回路の入出力端子1
に接地端子に対して(VDD電源端子は開放)負極のサー
ジが印加された場合、pnpバイポーラトランジスタ2
6が導通してpチャネル出力トランジスタ4のゲート酸
化膜に加わる電圧を吸収するのでサージ印加による出力
トランジスタゲート酸化膜の静電破壊を防ぐことができ
る。
【0026】図8は本発明の第6の実施例における半導
体装置の回路図を示すものであり、npnバイポーラト
ランジスタ19とpnpバイポーラトランジスタ26が
同一の入出力回路内に形成されている。
【0027】なお、第4の実施例において、nチャネル
出力トランジスタ5のドレイン22とnpnバイポーラ
トランジスタ19のn型拡散領域20が同一のn型拡散
領域により形成されていてもよいし、第5の実施例にお
いて、pチャネル出力トランジスタ4のドレイン29と
pnpバイポーラトランジスタ26のp型拡散領域27
が同一のp型拡散領域により形成されていてもよい。
【0028】また、第4の実施例及び第5の実施例は入
出力回路となっているが、本発明は出力トランジスタの
ゲート破壊を防ぐためのものであるので出力回路であっ
てもよい。
【0029】図9は本発明の第7の実施例における半導
体装置の回路図を示すものである。図9において、49
は入力端子、10はpチャネル保護トランジスタ、11
はnチャネル保護トランジスタ、12はpチャネルトラ
ンスファゲートトランジスタ、13はnチャネルトラン
スファゲートトランジスタ、14は内部回路素子のキャ
パシタ、15、16は内部回路であり、これらの構成は
図19の従来の入力回路の構成と同様である。本実施例
ではこれにnチャネルMOSトランジスタ33が付加さ
れており、そのソース、ドレインはnチャネルトランス
ファゲートトランジスタ13のドレイン、ゲートにそれ
ぞれ接続され、ゲートは接地端子に接続されている。本
実施例によれば、この回路の入力端子49に例えばVDD
電源端子に対して(接地端子は開放)負極のサージが印
加された場合、nチャネルMOSトランジスタ33が導
通してnチャネルトランスファゲートトランジスタ13
のゲート酸化膜に加わる電圧を吸収してゲート酸化膜の
静電破壊を防ぐことができる。
【0030】図10は本発明の第8の実施例における半
導体装置の回路図を示すものである。10から16及び
49は図9と同様である。本実施例ではこれにpチャネ
ルMOSトランジスタ34が付加されており、そのソー
ス、ドレインはpチャネルトランスファゲートトランジ
スタ12のドレイン、ゲートにそれぞれ接続され、ゲー
トはVDD電源端子に接続されている。本実施例によれ
ば、この回路の入力端子49に例えば接地端子に対して
(VDD電源端子は開放)負極のサージが印加された場
合、pチャネルMOSトランジスタ34が導通してpチ
ャネルトランスファゲートトランジスタ12のゲート酸
化膜に加わる電圧を吸収してゲート酸化膜の静電破壊を
防ぐことができる。
【0031】図11は本発明の第9の実施例における半
導体装置の回路図を示すものであり、nチャネルMOS
トランジスタ33とpチャネルMOSトランジスタ34
が同一の入力回路内に形成されている。
【0032】なお、第7の実施例において、nチャネル
MOSトランジスタ33のゲートは接地端子に直接接続
されているが、抵抗または常時ONのトランジスタを介
して接地端子に接続してもよいし、第8の実施例ではp
チャネルMOSトランジスタ34のゲートはVDD電源端
子に直接接続されているが、抵抗または常時ONのトラ
ンジスタを介してVDD電源端子に接続してもよい。
【0033】また、第7の実施例において、nチャネル
トランスファゲートトランジスタ13のドレインとnチ
ャネルMOSトランジスタ33のソースが同一のn型拡
散領域により形成されていてもよいし、第8の実施例に
おいて、pチャネルトランスファゲートトランジスタ1
2のドレインとpチャネルMOSトランジスタ34のソ
ースが同一のp型拡散領域により形成されていてもよ
い。
【0034】図12は本発明の第10の実施例における
半導体装置の回路図を示すものである。10から16及
び49は図9と同様である。本実施例ではこれにnpn
バイポーラトランジスタ35が付加されている。npn
バイポーラトランジスタ35の構造断面図を図13に示
す。npnバイポーラトランジスタ35はpウェル及び
pウェル上の高濃度のn型拡散領域36、37より形成
されている。n型拡散領域36及び37はそれぞれnチ
ャネルトランスファゲートトランジスタ13のドレイン
38、ゲート電極41に接続されている。またpウェル
はnpnバイポーラトランジスタ35のベースになって
おり高濃度のp型拡散領域40を通じて接地されてい
る。本実施例によれば、入出力端子49にVDD電源端子
に対して(接地端子は開放)負極のサージが印加された
場合、npnバイポーラトランジスタ35が導通してn
チャネルトランスファゲートトランジスタ13のゲート
酸化膜に加わる電圧を吸収するのでサージ印加によるn
チャネルトランスファゲートトランジスタ13のゲート
酸化膜の静電破壊を防ぐことができる。
【0035】図14は本発明の第11の実施例における
半導体装置の回路図を示すものである。本実施例では入
力回路にpnpバイポーラトランジスタ42が付加され
ている。pnpバイポーラトランジスタ42の構造断面
図を図15に示す。pnpバイポーラトランジスタ42
はnウェル及びnウェル上の高濃度のp型拡散領域4
3、44より形成されている。p型拡散領域43及び4
4はそれぞれpチャネルトランスファゲートトランジス
タ12のドレイン45、ゲート電極48に接続されてい
る。またnウェルはpnpバイポーラトランジスタ42
のベースになっており高濃度のn型拡散領域47を通じ
てVDD電源端子に接続されている。本実施例によれば、
この回路の入力端子49に接地端子に対して(VDD電源
端子は開放)負極のサージが印加された場合、pnpバ
イポーラトランジスタ42が導通してpチャネルトラン
スファゲートトランジスタ12のゲート酸化膜に加わる
電圧を吸収するのでサージ印加によるpチャネルトラン
スファゲートトランジスタ12のゲート酸化膜の静電破
壊を防ぐことができる。
【0036】図16は本発明の第12の実施例における
半導体装置の回路図を示すものであり、npnバイポー
ラトランジスタ35とpnpバイポーラトランジスタ4
2が同一の入力回路内に形成されている。
【0037】なお、第10の実施例において、nチャネ
ルトランスファゲートトランジスタ13のドレイン38
とnpnバイポーラトランジスタ35のn型拡散領域3
6が同一のn型拡散領域により形成されていてもよい
し、第11の実施例において、pチャネルトランスファ
ゲートトランジスタ12のドレイン45とpnpバイポ
ーラトランジスタ42のp型拡散領域43が同一のp型
拡散領域により形成されていてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、出力トランジス
タのドレイン−ゲート間に出力トランジスタのゲート酸
化膜、または入力端子と内部回路を結ぶトランスファゲ
ートトランジスタにおいてゲートと入力端子に接続され
たドレインとの間にゲート酸化膜に印加されるサージ電
圧を吸収するトランジスタを設けることにより、出力ト
ランジスタまたはトランスファゲートトランジスタのゲ
ート酸化膜の静電破壊を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体装置の回
路図
【図2】本発明の第2の実施例における半導体装置の回
路図
【図3】本発明の第3の実施例における半導体装置の回
路図
【図4】本発明の第4の実施例における半導体装置の回
路図
【図5】本発明の第4の実施例における半導体装置の構
造断面図
【図6】本発明の第5の実施例における半導体装置の回
路図
【図7】本発明の第5の実施例における半導体装置の構
造断面図
【図8】本発明の第6の実施例における半導体装置の回
路図
【図9】本発明の第7の実施例における半導体装置の回
路図
【図10】本発明の第8の実施例における半導体装置の
回路図
【図11】本発明の第9の実施例における半導体装置の
回路図
【図12】本発明の第10の実施例における半導体装置
の回路図
【図13】本発明の第10の実施例における半導体装置
の構造断面図
【図14】本発明の第11の実施例における半導体装置
の回路図
【図15】本発明の第11の実施例における半導体装置
の構造断面図
【図16】本発明の第12の実施例における半導体装置
の回路図
【図17】従来の半導体装置の回路図
【図18】従来の半導体装置にサージが印加されたとき
の状態を説明する概略図
【図19】従来の半導体装置の回路図
【図20】従来の半導体装置にサージが印加されたとき
の状態を説明する概略図
【図21】従来の半導体装置の静電破壊を示す図
【図22】静電破壊試験回路図
【図23】本発明の第1の実施例の効果を実証する試験
結果を示す図
【符号の説明】
1 入出力端子 2、10 pチャネル保護トランジスタ 3、11 nチャネル保護トランジスタ 4 pチャネル出力トランジスタ 5 nチャネル出力トランジスタ 6 入力保護抵抗 7、8、9、15、16 内部回路 12 pチャネルトランスファゲートトランジスタ 13 nチャネルトランスファゲートトランジスタ 14 キャパシタ 17、33 nチャネルMOSトランジスタ 18、34 pチャネルMOSトランジスタ 19、35 npnバイポーラトランジスタ 20、21、31、36、37、47 高濃度のn型拡
散領域 22 nチャネル出力トランジスタのドレイン 23 nチャネル出力トランジスタのソース 24、27、28、40、43、44 高濃度のp型拡
散領域 25 nチャネル出力トランジスタのゲート電極 26、42 pnpバイポーラトランジスタ 29 pチャネル出力トランジスタのドレイン 30 pチャネル出力トランジスタのソース 32 pチャネル出力トランジスタのゲート電極 38 nチャネルトランスファゲートトランジスタのド
レイン 39 nチャネルトランスファゲートトランジスタのソ
ース 41 nチャネルトランスファゲートトランジスタのゲ
ート電極 45 pチャネルトランスファゲートトランジスタのド
レイン 46 nチャネルトランスファゲートトランジスタのソ
ース 48 nチャネルトランスファゲートトランジスタのゲ
ート電極 49 入力端子

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が電源端子に接続され、他端が入出力
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネル出力トランジスタと、 一端が接地端子に接続され、他端が入出力端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネル出
    力トランジスタとで相補型半導体素子を形成するnチャ
    ネル出力トランジスタと、 ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)がそれぞれ
    前記nチャネル出力トランジスタのドレイン、ゲートに
    接続され、ゲートが接地端子に接続されたnチャネルト
    ランジスタとを備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】一端が電源端子に接続され、他端が入出力
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネル出力トランジスタと、 一端が接地端子に接続され、他端が入出力端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネル出
    力トランジスタとで相補型半導体素子を形成するnチャ
    ネル出力トランジスタと、 ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)がそれぞれ
    前記pチャネル出力トランジスタのドレイン、ゲートに
    接続され、ゲートが電源端子に接続されたpチャネルト
    ランジスタとを備えた半導体装置。
  3. 【請求項3】一端が電源端子に接続され、他端が入出力
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネル出力トランジスタと、 一端が接地端子に接続され、他端が入出力端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネル出
    力トランジスタとで相補型半導体素子を形成するnチャ
    ネル出力トランジスタと、 第1、第2のn型拡散領域がそれぞれ前記nチャネル出
    力トランジスタのドレイン、ゲートに接続され、ベース
    が接地されたnpnバイポーラトランジスタとを備え さらに、前記npnバイポーラトランジスタの前記第
    1、第2のn型拡散領域は、前記入出力端子と前記nチ
    ャネル出力トランジスタのゲートとの間に接続されてい
    半導体装置。
  4. 【請求項4】一端が電源端子に接続され、他端が入出力
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネル出力トランジスタと、 一端が接地端子に接続され、他端が入出力端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネル出
    力トランジスタとで相補型半導体素子を形成するnチャ
    ネル出力トランジスタと、 第1、第2のp型拡散領域がそれぞれ前記pチャネル出
    力トランジスタのドレイン・ゲートに接続され、ベース
    が電源電圧に接続されたpnpバイポーラトランジスタ
    とを備え さらに、前記pnpバイポーラトランジスタの前記第
    1、第2のp型拡散領域は、前記入出力端子と前記pチ
    ャネル出力トランジスタのゲートとの間に接続されてい
    半導体装置。
  5. 【請求項5】一端が入出力端子に接続され、他端が電源
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネルトランスファーゲートトランジスタと、 一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
    ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
    を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
    タと、 ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)がそれぞれ
    前記nチャネルトランスファーゲートトランジスタのド
    レイン、ゲートに接続され、ゲートが接地されたnチャ
    ネルトランジスタとを備えた半導体装置。
  6. 【請求項6】一端が入出力端子に接続され、他端が電源
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネルトランスファーゲートトランジスタと、 一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
    ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
    を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
    タと、 ソース、ドレイン(又はドレイン、ソース)がそれぞれ
    前記pチャネルトランスファーゲートトランジスタのド
    レイン、ゲートに接続され、ゲートが電源端子に接続さ
    れたpチャネルトランジスタとを備えた半導体装置。
  7. 【請求項7】一端が入出力端子に接続され、他端が電源
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネルトランスファーゲートトランジスタと、 一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
    ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
    を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
    タと、 第1、第2のn型拡散領域がそれぞれ前記nチャネルト
    ランスファーゲートトランジスタのドレイン、ゲートに
    接続され、ベースが接地されたnpnバイポーラトラン
    ジスタとを備え さらに、前記npnバイポーラトランジスタの前記第
    1、第2のn型拡散領域は、前記入出力端子と前記nチ
    ャネル出力トランジスタのゲートとの間に接続されてい
    半導体装置。
  8. 【請求項8】一端が入出力端子に接続され、他端が電源
    端子に接続され、ゲートが内部回路のn型拡散領域/p
    型拡散層(p型基板)を介して接地端子に接続されたp
    チャネルトランスファーゲートトランジスタと、 一端が入出力端子に接続され、他端が接地端子に接続さ
    れ、ゲートが内部回路のp型拡散領域/n型拡散層を介
    して電源端子に接続されるとともに、前記pチャネルト
    ランスファーゲートトランジスタとで相補型半導体素子
    を形成するnチャネルトランスファーゲートトランジス
    タと、 第1、第2のp型拡散領域がそれぞれ前記pチャネルト
    ランスファーゲートトランジスタのドレイン、ゲートに
    接続され、ベースが電源端子に接続されたpnpバイポ
    ーラトランジスタとを備え さらに、前記pnpバイポーラトランジスタの前記第
    1、第2のp型拡散領域は、前記入出力端子と前記pチ
    ャネル出力トランジスタのゲートとの間に接続されてい
    半導体装置。
  9. 【請求項9】入出力端子と、 前記入出力端子に接続された内部回路と、 第1の電位を提供するための第1の端子と、 前記第1の電位よりも低い第2の電位を提供するための
    第2の端子と、 を備えた半導体装置であって、 更に、 前記入出力端子に接続されたドレイン、及び、前記第1
    の端子に接続されたソースを有するpチャネル出力トラ
    ンジスタと、 前記pチャネル出力トランジスタと相補型半導体素子を
    形成し、前記入出力端子に接続されたドレイン、前記第
    2の端子に接続されたソース、及び内部回路の拡散領域
    を介して該第1の端子に電気的に接続されるゲートを有
    するnチャネル出力トランジスタと、 前記nチャネル出力トランジスタの前記ドレインと前記
    ゲートとの間の電気導通及び非導通をスイッチングする
    ためのスイッチング手段であって、前記第1の電位より
    も低いサージ電圧が前記入出力端子に印加された場合に
    おいて、前記nチャネル出力トランジスタの前記ドレイ
    ンと前記ゲートとの間の電位差が、前記nチャネル出力
    トランジスタの前記ゲートの破壊電圧よりも低い所定電
    圧を越えると、前記ドレインと前記ゲートとの間を電気
    的に導通させ、それによって前記nチャネル出力トラン
    ジスタのゲートの破壊を防止するスイッチング手段と、
    を備えている、半導体装置。
  10. 【請求項10】 スイッチング手段は、nチャネル出力
    トランジスタのドレインに接続されたソース、ゲートに
    接続されたドレイン、及び前記第2の端子に接続された
    ゲートを有するnチャネル型MOSトランジスタである
    請求項9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 入出力端子と、 前記入出力端子に接続された内部回路と、 第1の電位を提供するための第1の端子と、 前記第1の電位よりも低い第2の電位を提供するための
    第2の端子と、 を備えた半導体装置であって、 更に、 前記入出力端子に接続されたドレイン、及び、前記第2
    の端子に接続されたソースを有するnチャネル出力トラ
    ンジスタと、 前記nチャネル出力トランジスタと相補型半導体素子を
    形成し、前記入出力端子に接続されたドレイン、前記第
    1の端子に接続されたソース、及び内部回路の拡散領域
    を介して第1の端子に電気的に接続されるゲートを有す
    るpチャネル出力トランジスタと、 前記pチャネル出力トランジスタの前記ドレインと前記
    ゲートとの間の電気導通及び非導通をスイッチングする
    ためのスイッチング手段であって、前記第2の電位より
    も高いサージ電圧が該入出力端子に印加された場合にお
    いて、前記pチャネル出力トランジスタの前記ドレイン
    と前記ゲートとの間の電位差が、前記pチャネル出力ト
    ランジスタの前記ゲートの破壊電圧よりも低い所定電圧
    を越えると、前記ドレインと前記ゲートとの間を電気的
    に導通させ、それによって前記pチャネル出力トランジ
    スタのゲートの破壊を防止するスイッチング手段と、を
    備えている、半導体装置。
  12. 【請求項12】前記スイッチング手段は、前記pチャネ
    ル出力トランジスタのドレインに接続されたソース、ゲ
    ートに接続されたドレイン、及び第1の端子に接続され
    たゲートを有するpチャネル型MOSトランジスタであ
    る請求項11に記載の半導体装置。
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