JP2752366B2 - 17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,15−エストラジエン−3−オンの製造方法、及びこの方法の中間生成物 - Google Patents
17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,15−エストラジエン−3−オンの製造方法、及びこの方法の中間生成物Info
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- JP2752366B2 JP2752366B2 JP63073503A JP7350388A JP2752366B2 JP 2752366 B2 JP2752366 B2 JP 2752366B2 JP 63073503 A JP63073503 A JP 63073503A JP 7350388 A JP7350388 A JP 7350388A JP 2752366 B2 JP2752366 B2 JP 2752366B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−
メチル−4,15−エストラジエン−3−オン(ゲストデ
ン)の新規製造方法及びこの方法の新規中間化合物に関
する。ゲストデンは強作用を有するゲスタゲンであり、
これは例えば避妊剤のゲスタゲン成分として使用するこ
とができる(ドイツ特許第2546062号明細書)。
メチル−4,15−エストラジエン−3−オン(ゲストデ
ン)の新規製造方法及びこの方法の新規中間化合物に関
する。ゲストデンは強作用を有するゲスタゲンであり、
これは例えば避妊剤のゲスタゲン成分として使用するこ
とができる(ドイツ特許第2546062号明細書)。
従来の技術 既にゲストデンの多くの製造方法は公知である。しか
しながら△15−二重結合の導入は、まだ十分に解決され
ていない問題とされている。化学的脱水素法は低収率で
進行する。それというのも18−メチル基は反応を抑制す
るからである(ドイツ公開特許第2439082号)。微生物
学に助けられての脱水素は、大きい合成費用を伴なう
(ドイツ公開特許第2456068号)。
しながら△15−二重結合の導入は、まだ十分に解決され
ていない問題とされている。化学的脱水素法は低収率で
進行する。それというのも18−メチル基は反応を抑制す
るからである(ドイツ公開特許第2439082号)。微生物
学に助けられての脱水素は、大きい合成費用を伴なう
(ドイツ公開特許第2456068号)。
Tetrahedron第42巻(1986年)第2971〜2977頁には、
エノールアセテートとカルボン酸アリルとのパラジウム
接触反応によるケトンの脱水素法が記載されている。
エノールアセテートとカルボン酸アリルとのパラジウム
接触反応によるケトンの脱水素法が記載されている。
ところで、パラジウム接触脱水素は、ゲストデンで△
15−二重結合の導入に十分に使用することができること
が判明した。この方法は、脱水素は比較的穏和な条件下
で公知方法よりも大きい収率で進行する利点を有する。
15−二重結合の導入に十分に使用することができること
が判明した。この方法は、脱水素は比較的穏和な条件下
で公知方法よりも大きい収率で進行する利点を有する。
発明が解決しようとする課題 それ故、本発明はゲストデンの新規製造方法に関し、
この方法は式II: 〔式中R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基を表わ
し、R2は炭素原子10個までを有するアシル−又はトリア
ルキルシリル基を表わす〕の化合物を、パラジウム接触
下に反応させて式III: 〔R1は前記のものを表わす〕の化合物にし、公知方法で
17−ケト基を還元し、芳香族A環を、バーチによつて液
状アンモニアと反応させて3−メトキシ−2,5(10),15
−エストラトリエン−17β−オールにし、17−ヒドロキ
シ基を酸化して17−ケト基にし、17−ケト基をエチニル
化し、3−エノールエーテルを分解することを特徴とす
る。
この方法は式II: 〔式中R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基を表わ
し、R2は炭素原子10個までを有するアシル−又はトリア
ルキルシリル基を表わす〕の化合物を、パラジウム接触
下に反応させて式III: 〔R1は前記のものを表わす〕の化合物にし、公知方法で
17−ケト基を還元し、芳香族A環を、バーチによつて液
状アンモニアと反応させて3−メトキシ−2,5(10),15
−エストラトリエン−17β−オールにし、17−ヒドロキ
シ基を酸化して17−ケト基にし、17−ケト基をエチニル
化し、3−エノールエーテルを分解することを特徴とす
る。
式II及び式IIIでは、R1は炭素原子1〜3個を有する
アルキル基を表わし、この場合メチル基及びエチル基が
好ましい。式IIのアシル基R2としては、炭素原子10個ま
でを有する有機カルボン酸基が該当する。例えばアセチ
ル基、トリフルオルアセチル基、トリメチルアセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、ヘプタノイル基及び
ベンゾイル基が挙げられ、この場合アセチル基が好まし
い。トリアルキルシリル基としては、殊にトリメチルシ
リル基が使用される。
アルキル基を表わし、この場合メチル基及びエチル基が
好ましい。式IIのアシル基R2としては、炭素原子10個ま
でを有する有機カルボン酸基が該当する。例えばアセチ
ル基、トリフルオルアセチル基、トリメチルアセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、ヘプタノイル基及び
ベンゾイル基が挙げられ、この場合アセチル基が好まし
い。トリアルキルシリル基としては、殊にトリメチルシ
リル基が使用される。
相応するエノールアセテートのパラジウム接触反応
は、トリアルキルシリル−又はトリアルキル錫アルコキ
シド及び炭酸アリルで十分な収率で達成される。溶剤と
しては、ニトリル、殊にアセトニトリルが該当する。
は、トリアルキルシリル−又はトリアルキル錫アルコキ
シド及び炭酸アリルで十分な収率で達成される。溶剤と
しては、ニトリル、殊にアセトニトリルが該当する。
好ましい実施形式によれば、アセトニトリルに溶解し
たエーテル誘導体を、接触量の酢酸パラジウム並びに接
触量のトリブチル錫メトキシドで過剰量の炭酸アリルメ
チルの存在で還流で加熱して処理する。反応時間1〜3
時間後に、脱水素生成物を分離し、クロマトグラフイー
によつて精製することができる。
たエーテル誘導体を、接触量の酢酸パラジウム並びに接
触量のトリブチル錫メトキシドで過剰量の炭酸アリルメ
チルの存在で還流で加熱して処理する。反応時間1〜3
時間後に、脱水素生成物を分離し、クロマトグラフイー
によつて精製することができる。
式IIIの化合物の式Iのゲストデンへの処理は、次の
反応式によつて行われる: 17−ケトは、例えば硼水素化ナトリウムでセリウム
(III)イオンの存在で還元する。芳香族A環のバーチ
還元、17β−アルコールの例えば褐石での酸化、17−ケ
トンのエチニル化及び続くエノールエーテルの酸性分解
によつて、式Iのゲストデンが得られる。
反応式によつて行われる: 17−ケトは、例えば硼水素化ナトリウムでセリウム
(III)イオンの存在で還元する。芳香族A環のバーチ
還元、17β−アルコールの例えば褐石での酸化、17−ケ
トンのエチニル化及び続くエノールエーテルの酸性分解
によつて、式Iのゲストデンが得られる。
実施例 例1 17−アセトキシ−3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(1
0),16−エストラテトラエン。
0),16−エストラテトラエン。
3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−17−オン〔Journal of Organic Chemistry、
第40巻(1975年)第681頁〕30gを、酢酸イソプロペニル
200ml中でp−トルオールスルホン酸1.5gと浴の温度120
℃で22時間攪拌する。次いで酢酸エステルで希釈し、炭
酸ナトリウム及び食塩の溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濃縮する。クロマトグラフイーによつて、
17−アセトキシ−3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(1
0),16−エストラテトラエン(融点105〜106℃)27.6g
が得られる。
トリエン−17−オン〔Journal of Organic Chemistry、
第40巻(1975年)第681頁〕30gを、酢酸イソプロペニル
200ml中でp−トルオールスルホン酸1.5gと浴の温度120
℃で22時間攪拌する。次いで酢酸エステルで希釈し、炭
酸ナトリウム及び食塩の溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濃縮する。クロマトグラフイーによつて、
17−アセトキシ−3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(1
0),16−エストラテトラエン(融点105〜106℃)27.6g
が得られる。
例2 3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),15−エストラ
テトラエン−17−オン。
テトラエン−17−オン。
17−アセトキシ−3−メトキシ−18−メチル−1,3,5
(10),16−エストラテトラエン3.4gを、アセトニトリ
ル50ml中で炭酸アリルメチル2.3ml、酢酸パラジウム200
mg及びトリブチル錫メトキシド580μlと1.5時間還流で
加熱する。次いで水で希釈し、ジクロルメタンで抽出
し、真空中で濃縮する。クロマトグラフイーによる精製
後に、3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),15−エ
ストラテトラエン−17−オン(融点158〜160℃)2.1gが
得られる。
(10),16−エストラテトラエン3.4gを、アセトニトリ
ル50ml中で炭酸アリルメチル2.3ml、酢酸パラジウム200
mg及びトリブチル錫メトキシド580μlと1.5時間還流で
加熱する。次いで水で希釈し、ジクロルメタンで抽出
し、真空中で濃縮する。クロマトグラフイーによる精製
後に、3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),15−エ
ストラテトラエン−17−オン(融点158〜160℃)2.1gが
得られる。
例3 3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),15−エストラ
テトラエン−17β−オール。
テトラエン−17β−オール。
テトラヒドロフラン30ml及びメタノール45mlにとかし
た3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),15−エスト
ラテトラエン−17−オン4.7gに、塩化セリウム7水和物
(III)6.8gを添加する。0℃で硼水素化ナトリウム1.0
gを少しずつ添加する。1時間後に、反応混合物を氷/
水に入れる。沈殿生成物を吸引濾過し、酢酸エステルに
溶解し、水で洗浄し、乾燥する。3−メトキシ−18−メ
チル−1,3,5(10),15−エストラテトラエン−17β−オ
ール4.5gがフオームとして得られる。
た3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),15−エスト
ラテトラエン−17−オン4.7gに、塩化セリウム7水和物
(III)6.8gを添加する。0℃で硼水素化ナトリウム1.0
gを少しずつ添加する。1時間後に、反応混合物を氷/
水に入れる。沈殿生成物を吸引濾過し、酢酸エステルに
溶解し、水で洗浄し、乾燥する。3−メトキシ−18−メ
チル−1,3,5(10),15−エストラテトラエン−17β−オ
ール4.5gがフオームとして得られる。
例4 3−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15−エストラト
リエン−17β−オール。
リエン−17β−オール。
テトラヒドロフラン250mlにとかした3−メトキシ−1
8−メチル−1,3,5(10),15−エストラテトラエン−17
β−オール5.0gを、−78℃で液状アンモニア250mlに添
加する。エタノール30mgを加え、リチウム1.5gを少しず
つ添加する。完全に反応した後に、アンモニアを蒸発さ
せ、冷却しながら水を慎重に加え、酢酸エステルで希釈
し、有機相を水で中性になるまで洗浄し、乾燥する。3
−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15−エストラトリ
エン−17β−オール4.7gがフオームとして得られる。
8−メチル−1,3,5(10),15−エストラテトラエン−17
β−オール5.0gを、−78℃で液状アンモニア250mlに添
加する。エタノール30mgを加え、リチウム1.5gを少しず
つ添加する。完全に反応した後に、アンモニアを蒸発さ
せ、冷却しながら水を慎重に加え、酢酸エステルで希釈
し、有機相を水で中性になるまで洗浄し、乾燥する。3
−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15−エストラトリ
エン−17β−オール4.7gがフオームとして得られる。
例5 3−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15−エストラト
リエン−17−オン。
リエン−17−オン。
クロロホルム250ml及びt−ブタノール35mlにとかし
た3−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15−エストラ
トリエン−17β−オン4.7gを、二酸化マンガン10gと還
流で18時間加熱する。次いでセライト(Celite)を介し
て、吸引濾過し、クロロホルムで洗浄し、減圧下に濃縮
する。珪酸ゲルでヘキサン/酢酸エステルでクロマトグ
ラフイーによつて精製した後に、純粋の3−メトキシ−
18−メチル−2,5(10),15−エストラトリエン−17−オ
ン(融点89〜91℃)4.1gが得られる。
た3−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15−エストラ
トリエン−17β−オン4.7gを、二酸化マンガン10gと還
流で18時間加熱する。次いでセライト(Celite)を介し
て、吸引濾過し、クロロホルムで洗浄し、減圧下に濃縮
する。珪酸ゲルでヘキサン/酢酸エステルでクロマトグ
ラフイーによつて精製した後に、純粋の3−メトキシ−
18−メチル−2,5(10),15−エストラトリエン−17−オ
ン(融点89〜91℃)4.1gが得られる。
例6 17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,15
−エストラジエン−3−オン(ゲストデン)。
−エストラジエン−3−オン(ゲストデン)。
n−ブチルリチウム(ヘキサンにとかした15%)40ml
をテトラヒドロフラン100mlにとかした溶液中に、0℃
で30分間アセチレンを通じ、テトラヒドロフラン40mlに
とかした3−メトキシ−2,5(10),15−エストラトリエ
ン−17−オン4.0gを滴下する。45分間後に、反応混合物
に半濃縮の塩酸16mlを加え、室温で45分間攪拌する。こ
れを酢酸エステルで希釈し、水で中性になるまで洗浄
し、乾燥する。酢酸エステルから再結晶させた後に、17
α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,15−
エストラジエン−3−オン(融点196℃)2.4gが得られ
る。
をテトラヒドロフラン100mlにとかした溶液中に、0℃
で30分間アセチレンを通じ、テトラヒドロフラン40mlに
とかした3−メトキシ−2,5(10),15−エストラトリエ
ン−17−オン4.0gを滴下する。45分間後に、反応混合物
に半濃縮の塩酸16mlを加え、室温で45分間攪拌する。こ
れを酢酸エステルで希釈し、水で中性になるまで洗浄
し、乾燥する。酢酸エステルから再結晶させた後に、17
α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,15−
エストラジエン−3−オン(融点196℃)2.4gが得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート・ホーフマイスター ドイツ連邦共和国ベルリン28・ヴアイス リンゲンシユトラーセ 4 (72)発明者 ルードルフ・ヴイーヒエルト ドイツ連邦共和国ベルリン39・ペツオヴ アー・シユトラーセ 8アー (56)参考文献 特公 昭46−15618(JP,B1)
Claims (4)
- 【請求項1】式I: の17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,
15−エストラジエン−3−オンを製造する方法におい
て、式II: [式中R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基を表わ
し、R2は炭素原子10個までを有するアシル−又はトリア
ルキルシリル基を表わす]の17−エノールエステルを、
パラジウム接触下に反応させて式III: [R1は前記のものを表わす]の化合物にし、公知方法で
17−ケト基を還元し、芳香族A環を、バーチによって液
状アンモニアと反応させて3−メトキシ−2,5(10),15
−エストラトリエン−17β−オールにし、17−ヒドロキ
シ基を酸化して17−ケト基にし、17−ケト基をエチニル
化し、3−エノールエーテルを分解することを特徴とす
る17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,
15−エストラジエン−3−オン−の製造方法。 - 【請求項2】3−メトキシ−18−メチル−1,3,5(10),
15−エストラテトラエン−17β−オール。 - 【請求項3】3−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15
−エストラトリエン−17β−オール。 - 【請求項4】3−メトキシ−18−メチル−2,5(10),15
−エストラトリエン−17−オン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19873710728 DE3710728A1 (de) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | Verfahren zur herstellung von 17(alpha)-ethinyl-17ss-hydroxy-18-methyl-4,15-estradien-3-on und die neuen zwischenprodukte fuer dieses verfahren |
DE3710728.3 | 1987-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63258487A JPS63258487A (ja) | 1988-10-25 |
JP2752366B2 true JP2752366B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=6324491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63073503A Expired - Lifetime JP2752366B2 (ja) | 1987-03-31 | 1988-03-29 | 17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−18−メチル−4,15−エストラジエン−3−オンの製造方法、及びこの方法の中間生成物 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4923640A (ja) |
EP (1) | EP0285548B1 (ja) |
JP (1) | JP2752366B2 (ja) |
AT (1) | ATE56214T1 (ja) |
AU (1) | AU611426B2 (ja) |
CA (1) | CA1306993C (ja) |
DD (1) | DD281191A5 (ja) |
DE (2) | DE3710728A1 (ja) |
DK (1) | DK171850B1 (ja) |
ES (1) | ES2032051T3 (ja) |
GR (1) | GR3000953T3 (ja) |
HU (2) | HU200472B (ja) |
IE (1) | IE62481B1 (ja) |
PT (1) | PT87117B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4232521A1 (de) * | 1992-09-22 | 1994-03-24 | Schering Ag | Gestagen wirksame 4,5;11,12-Estradiene, Verfahren zu ihrer Herstellung, diese Estradiene enthaltende Arzneimittel sowie deren Verwendung zur Herstellung von Arzneimitteln |
IT1271004B (it) * | 1994-09-09 | 1997-05-26 | Ind Chimica Srl | Processo per la preparazione del gestodene |
JPH099304A (ja) * | 1995-06-24 | 1997-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビーム位置シミュレーション調整装置 |
WO2012110947A1 (en) * | 2011-02-17 | 2012-08-23 | Lupin Limited | An improved process for preparation of levonorgestrel |
CN107266514A (zh) * | 2011-06-01 | 2017-10-20 | 埃斯特拉私人有限责任公司 | 用于产生雌四醇中间体的方法 |
EA025511B1 (ru) | 2011-06-01 | 2016-12-30 | Эстетра С.П.Р.Л. | Способ получения промежуточных соединений эстетрола |
EP2383279A1 (en) | 2011-07-19 | 2011-11-02 | Pantarhei Bioscience B.V. | Process for the preparation of estetrol |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR1476573A (fr) * | 1965-09-13 | 1967-04-14 | Dérivés du gonatriène et leur procédé de préparation | |
DK133051C (da) * | 1973-07-13 | 1976-08-16 | Schering Ag | Analogifremgangsmade til fremstilling af 1,3-oxygenerede 8alfa-ostratriener |
DE2439082A1 (de) * | 1974-08-12 | 1976-02-26 | Schering Ag | 17 alpha-hydroxy-1,3,5(10),15-oestratetraene und verfahren zu ihrer herstellung |
DE2456068A1 (de) * | 1974-11-23 | 1976-08-12 | Schering Ag | Verfahren zur herstellung von oestren3,17-dion-derivaten |
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