JP2751812B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2751812B2 JP2751812B2 JP5340670A JP34067093A JP2751812B2 JP 2751812 B2 JP2751812 B2 JP 2751812B2 JP 5340670 A JP5340670 A JP 5340670A JP 34067093 A JP34067093 A JP 34067093A JP 2751812 B2 JP2751812 B2 JP 2751812B2
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- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
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- G—PHYSICS
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- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/28—Speed controlling, regulating, or indicating
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10527—Audio or video recording; Data buffering arrangements
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B27/005—Reproducing at a different information rate from the information rate of recording
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- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/36—Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/094—Methods and circuits for servo offset compensation
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、安価で、かつ安定性
の高い光ディスク装置に関する。
の高い光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CDプレーヤ等の光ディスク
装置においては、所定の再生速度と一致するようにデー
タの読取り速度、すなわちディスクの回転速度を制御す
る必要があった。また、これら光ディスク装置において
は一般的にエラー訂正回路が設けられており、再生デー
タにエラーが発生した場合には再生データを訂正するこ
とが可能である。
装置においては、所定の再生速度と一致するようにデー
タの読取り速度、すなわちディスクの回転速度を制御す
る必要があった。また、これら光ディスク装置において
は一般的にエラー訂正回路が設けられており、再生デー
タにエラーが発生した場合には再生データを訂正するこ
とが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ディ
スク装置にあっては、読取り速度と所定の再生速度とを
一致させるために、読取り速度、すなわち光ディスクの
回転速度を正確に制御する必要がある。このため、回転
系の構成が複雑になり、高価となる問題があった。ま
た、光ディスクに傷等の欠陥がある場合には、短期間に
読取りエラーが多発し、エラー訂正が不可能になること
もある。従来の光ディスク装置にあっては、かかる場合
に光ディスクの再読取りを行うことができず、安定性に
欠けるという問題もあった。この発明は上述した事情に
鑑みてなされたものであり、安価で、かつ安定性の高い
光ディスク装置を提供することを目的としている。
スク装置にあっては、読取り速度と所定の再生速度とを
一致させるために、読取り速度、すなわち光ディスクの
回転速度を正確に制御する必要がある。このため、回転
系の構成が複雑になり、高価となる問題があった。ま
た、光ディスクに傷等の欠陥がある場合には、短期間に
読取りエラーが多発し、エラー訂正が不可能になること
もある。従来の光ディスク装置にあっては、かかる場合
に光ディスクの再読取りを行うことができず、安定性に
欠けるという問題もあった。この発明は上述した事情に
鑑みてなされたものであり、安価で、かつ安定性の高い
光ディスク装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の構成にあっては、光ディスクに記録さ
れたデータを、該光ディスクのトラックに沿って読出す
ピックアップ部と、前記ピックアップ部が所定の再生速
度よりも速い速度でデータを読出すように前記光ディス
クを回転させる回転制御部と、前記回転制御部以外のも
のであって、前記ピックアップと共に光ディスクのデー
タ再生系の制御を行うサーボ手段と、前記ピックアップ
部から読出されたデータを記憶する記憶装置と、前記記
憶装置に記憶されたデータを前記再生速度で順次読出す
読出し手段と、前記ピックアップ部から読出されたデー
タに訂正不可能なエラーが存在する場合に、そのエラー
が発生したトラックに前記ピックアップ部を戻す制御手
段と、前記光ディスクから読出されるデータが再読込範
囲のデータであるか否かに応じて、前記ピックアップ部
を制御するパラメータを設定するパラメータ設定手段と
を具備し、前記パラメータ設定手段は、データを読出す
範囲が再読込範囲であれば、エラー訂正能力を向上させ
るように、前記サーボ手段の系のパラメータを先の読込
み時と異なる値に変更すること特徴としている。請求項
2に記載の構成にあっては、光ディスクに記録されたデ
ータを、該光ディスクのトラックに沿って読出すピック
アップ部と、前記ピックアップ部が所定の再生速度より
も速い速度でデータを読出すように前記光ディスクを回
転させる回転制御部と、前記回転制御部以外のものであ
って、前記ピックアップと共に光ディスクのデータ再生
系の制御を行うサーボ手段と、前記ピックアップ部から
読出されたデータを記憶する記憶装置と、前記記憶装置
に記憶されたデータを前記再生速度で順次読出す読出し
手段と、前記記憶装置に記憶され前記読出し手段によっ
て未だ読出されていないデータの量が所定値になると、
既にデータが読出されたトラックに前記ピックアップ部
を戻す第1の制御手段と、前記ピックアップ部から読出
されたデータに訂正不可能なエラーが存在する場合に、
そのエラーが発生したトラックに前記ピックアップ部を
戻す第2の制御手段と、前記光ディスクから読出される
データが再読込範囲のデータであるか否かに応じて、前
記ピックアップ部を制御するパラメータを設定するパラ
メータ設定手段とを具備し、前 記パラメータ設定手段
は、データを読出す範囲が再読込範囲であれば、エラー
訂正能力を向上させるように、前記サーボ手段の系のパ
ラメータを先の読込み時と異なる値に変更することを特
徴としている。
請求項1に記載の構成にあっては、光ディスクに記録さ
れたデータを、該光ディスクのトラックに沿って読出す
ピックアップ部と、前記ピックアップ部が所定の再生速
度よりも速い速度でデータを読出すように前記光ディス
クを回転させる回転制御部と、前記回転制御部以外のも
のであって、前記ピックアップと共に光ディスクのデー
タ再生系の制御を行うサーボ手段と、前記ピックアップ
部から読出されたデータを記憶する記憶装置と、前記記
憶装置に記憶されたデータを前記再生速度で順次読出す
読出し手段と、前記ピックアップ部から読出されたデー
タに訂正不可能なエラーが存在する場合に、そのエラー
が発生したトラックに前記ピックアップ部を戻す制御手
段と、前記光ディスクから読出されるデータが再読込範
囲のデータであるか否かに応じて、前記ピックアップ部
を制御するパラメータを設定するパラメータ設定手段と
を具備し、前記パラメータ設定手段は、データを読出す
範囲が再読込範囲であれば、エラー訂正能力を向上させ
るように、前記サーボ手段の系のパラメータを先の読込
み時と異なる値に変更すること特徴としている。請求項
2に記載の構成にあっては、光ディスクに記録されたデ
ータを、該光ディスクのトラックに沿って読出すピック
アップ部と、前記ピックアップ部が所定の再生速度より
も速い速度でデータを読出すように前記光ディスクを回
転させる回転制御部と、前記回転制御部以外のものであ
って、前記ピックアップと共に光ディスクのデータ再生
系の制御を行うサーボ手段と、前記ピックアップ部から
読出されたデータを記憶する記憶装置と、前記記憶装置
に記憶されたデータを前記再生速度で順次読出す読出し
手段と、前記記憶装置に記憶され前記読出し手段によっ
て未だ読出されていないデータの量が所定値になると、
既にデータが読出されたトラックに前記ピックアップ部
を戻す第1の制御手段と、前記ピックアップ部から読出
されたデータに訂正不可能なエラーが存在する場合に、
そのエラーが発生したトラックに前記ピックアップ部を
戻す第2の制御手段と、前記光ディスクから読出される
データが再読込範囲のデータであるか否かに応じて、前
記ピックアップ部を制御するパラメータを設定するパラ
メータ設定手段とを具備し、前 記パラメータ設定手段
は、データを読出す範囲が再読込範囲であれば、エラー
訂正能力を向上させるように、前記サーボ手段の系のパ
ラメータを先の読込み時と異なる値に変更することを特
徴としている。
【0005】また、請求項3に記載の構成にあっては、
請求項1および2に記載の構成において、前記サーボ手
段は、前記ピックアップ部の前記光ディスクに対する読
出しトラック位置を制御するためのトラッキングサー
ボ、前記ピックアップ部の前記光ディスクに対する読出
し焦点位置を制御するためのフォーカシングサーボ、あ
るいは前記ピックアップ部により読出されたデータの位
相を制御する位相サーボの少なくとも一つを具備したこ
とを特徴としている。請求項4に記載の構成にあって
は、請求項1および2に記載の構成において、前記パラ
メータ設定手段は、同一範囲に対して再読込が複数回行
われる場合には、再読込を行う毎に異なるパラメータを
設定することを特徴としている。 請求項5に記載の構成
にあっては、請求項1に記載の構成において、前記制御
手段は、同一範囲に対する前記ピックアップ部を戻す回
数が所定回数に到達した場合は、次の範囲にピックアッ
プ部を移動させることを特徴としている。
請求項1および2に記載の構成において、前記サーボ手
段は、前記ピックアップ部の前記光ディスクに対する読
出しトラック位置を制御するためのトラッキングサー
ボ、前記ピックアップ部の前記光ディスクに対する読出
し焦点位置を制御するためのフォーカシングサーボ、あ
るいは前記ピックアップ部により読出されたデータの位
相を制御する位相サーボの少なくとも一つを具備したこ
とを特徴としている。請求項4に記載の構成にあって
は、請求項1および2に記載の構成において、前記パラ
メータ設定手段は、同一範囲に対して再読込が複数回行
われる場合には、再読込を行う毎に異なるパラメータを
設定することを特徴としている。 請求項5に記載の構成
にあっては、請求項1に記載の構成において、前記制御
手段は、同一範囲に対する前記ピックアップ部を戻す回
数が所定回数に到達した場合は、次の範囲にピックアッ
プ部を移動させることを特徴としている。
【0006】
【作用】請求項1ないし5に記載の構成にあっては、ピ
ックアップ部から読出されたデータに訂正不可能なエラ
ーが存在する場合に、そのエラーが発生したトラックに
前記ピックアップ部を戻し、そのトラックにおけるデー
タが再読込範囲のデータであるか否かに応じて、ピック
アップ部を制御するパラメータを設定する。従って、そ
のトラックにおけるデータが、エラーが発生したときと
は異なった制御によって再度読み出される。
ックアップ部から読出されたデータに訂正不可能なエラ
ーが存在する場合に、そのエラーが発生したトラックに
前記ピックアップ部を戻し、そのトラックにおけるデー
タが再読込範囲のデータであるか否かに応じて、ピック
アップ部を制御するパラメータを設定する。従って、そ
のトラックにおけるデータが、エラーが発生したときと
は異なった制御によって再度読み出される。
【0007】
【実施例】A.第1の実施例 以下、図1を参照してこの発明の一実施例のCDプレー
ヤについて説明する。図において1はコンパクトディス
クであり、回転制御部2によって回転駆動される。ここ
で、コンパクトディスク1の回転速度は、データの再生
に必要な速度の「2」倍程度である。3はピックアップ
部であり、コンパクトディスク1に記録されたEFM信
号を読取り、EFM復調回路4に供給する。ピックアッ
プ部3は、ディスク面に入射ビームの焦点を合せるフォ
ーカシングアクチュエータと、入射ビームをトラックに
追従させるトラッキングアクチュエータと、これらにサ
ーボ電圧を印加するサーボ機構とを有している。
ヤについて説明する。図において1はコンパクトディス
クであり、回転制御部2によって回転駆動される。ここ
で、コンパクトディスク1の回転速度は、データの再生
に必要な速度の「2」倍程度である。3はピックアップ
部であり、コンパクトディスク1に記録されたEFM信
号を読取り、EFM復調回路4に供給する。ピックアッ
プ部3は、ディスク面に入射ビームの焦点を合せるフォ
ーカシングアクチュエータと、入射ビームをトラックに
追従させるトラッキングアクチュエータと、これらにサ
ーボ電圧を印加するサーボ機構とを有している。
【0008】EFM復調回路4はEFM信号を復調し、
復調データをタイムコード・アドレス変換回路6および
キャッシュメモリ7に供給する。5はPLL回路であ
り、EFM信号に同期したクロック信号を発生する。タ
イムコード・アドレス変換回路6は、復調データに含ま
れるタイムコードに基づいて、キャッシュメモリ7にお
けるデータの書込アドレスを計算し、その結果を書込ア
ドレス信号WA1として出力する。この結果、キャッシ
ュメモリ7において、書込アドレス信号WA1で指定さ
れるアドレスに復調データが書込まれることになる。
復調データをタイムコード・アドレス変換回路6および
キャッシュメモリ7に供給する。5はPLL回路であ
り、EFM信号に同期したクロック信号を発生する。タ
イムコード・アドレス変換回路6は、復調データに含ま
れるタイムコードに基づいて、キャッシュメモリ7にお
けるデータの書込アドレスを計算し、その結果を書込ア
ドレス信号WA1として出力する。この結果、キャッシ
ュメモリ7において、書込アドレス信号WA1で指定さ
れるアドレスに復調データが書込まれることになる。
【0009】ところで、コンパクトディスクのタイムコ
ードは、「分」、「秒」および「1/75秒」の単位コ
ードから構成されており、各単位コードは「8ビット」
のデータ長を有している。従って、例えば、キャッシュ
メモリ7が「8秒間」のデータに相当する記憶容量を有
しているのであれば、「秒」の単位コードのうち下位
「3」ビットと、「1/75秒」の単位コードとによっ
て「11」ビットのデータを形成し、形成したデータに
所定値を乗算することによって、該タイムコードに対す
る書込アドレス信号WA1を求めることができる。
ードは、「分」、「秒」および「1/75秒」の単位コ
ードから構成されており、各単位コードは「8ビット」
のデータ長を有している。従って、例えば、キャッシュ
メモリ7が「8秒間」のデータに相当する記憶容量を有
しているのであれば、「秒」の単位コードのうち下位
「3」ビットと、「1/75秒」の単位コードとによっ
て「11」ビットのデータを形成し、形成したデータに
所定値を乗算することによって、該タイムコードに対す
る書込アドレス信号WA1を求めることができる。
【0010】8はエラー訂正回路であり、キャッシュメ
モリ7に書込まれた復調データを読出アドレス信号RA
1によって読出すとともに、読出した復調データに対し
てエラー訂正を行う。訂正されたデータは、書込アドレ
ス信号WA2によって、再びキャッシュメモリ7内の元
々のアドレスに書込まれる。9は再生アドレス発生回路
であり、所定の再生速度で復調データが読出されるよう
に読出アドレス信号RA2をキャッシュメモリ7に供給
する。そして、キャッシュメモリ7から読出されたデー
タ(再生データ)はDAコンバータ(図示せず)を介し
てアナログ信号に変換され、音声信号として出力され
る。10は制御回路であり、後述する制御信号プログラ
ムに基づいて他の構成要素を制御する。
モリ7に書込まれた復調データを読出アドレス信号RA
1によって読出すとともに、読出した復調データに対し
てエラー訂正を行う。訂正されたデータは、書込アドレ
ス信号WA2によって、再びキャッシュメモリ7内の元
々のアドレスに書込まれる。9は再生アドレス発生回路
であり、所定の再生速度で復調データが読出されるよう
に読出アドレス信号RA2をキャッシュメモリ7に供給
する。そして、キャッシュメモリ7から読出されたデー
タ(再生データ)はDAコンバータ(図示せず)を介し
てアナログ信号に変換され、音声信号として出力され
る。10は制御回路であり、後述する制御信号プログラ
ムに基づいて他の構成要素を制御する。
【0011】次に、本実施例のCDプレーヤの動作を説
明する。CDプレーヤが再生状態になると、ピックアッ
プ部3が再生開始位置に移動するとともに回転制御部2
によってコンパクトディスク1が回転駆動される。これ
によって、コンパクトディスク1から読出されたEFM
信号が、EFM復調回路4を介して順次復調される。一
方、制御回路10においては図5に示す制御プログラム
が起動される。
明する。CDプレーヤが再生状態になると、ピックアッ
プ部3が再生開始位置に移動するとともに回転制御部2
によってコンパクトディスク1が回転駆動される。これ
によって、コンパクトディスク1から読出されたEFM
信号が、EFM復調回路4を介して順次復調される。一
方、制御回路10においては図5に示す制御プログラム
が起動される。
【0012】図において処理が開始されると、まずステ
ップSP1において各種のイニシャライズが行われる。
次に処理がステップSP2に進むと、タイムコード・ア
ドレス変換回路6からタイムコードが読出される。ステ
ップSP3においては、このタイムコードが既に読み込
まれたものであるか否かが判定される。CDプレーヤが
再生状態になった当初においては、コンパクトディスク
1から読出されるデータは新たなデータであり、既に同
一のタイムコードは読み込まれていない。従って、ここ
では「NO」と判定され、処理がステップSP4に進
む。
ップSP1において各種のイニシャライズが行われる。
次に処理がステップSP2に進むと、タイムコード・ア
ドレス変換回路6からタイムコードが読出される。ステ
ップSP3においては、このタイムコードが既に読み込
まれたものであるか否かが判定される。CDプレーヤが
再生状態になった当初においては、コンパクトディスク
1から読出されるデータは新たなデータであり、既に同
一のタイムコードは読み込まれていない。従って、ここ
では「NO」と判定され、処理がステップSP4に進
む。
【0013】ステップSP4においては、ピックアップ
部3を制御するための各種のパラメータが設定される。
これらのパラメータは、フォーカシングサーボのゲイ
ン、トラッキングサーボのゲイン等であり、通常の読出
し状態において好適と考えられる値に設定される。次
に、処理がステップSP5に進むと、制御回路10から
タイムコード・アドレス変換回路6に対して、更新許可
信号が供給される。この信号が供給されると、タイムコ
ード・アドレス変換回路6はタイムコードに基づいて書
込アドレス信号WA1を生成し、これによって復調デー
タがキャッシュメモリ7に書込まれる。ステップSP6
においては、コンパクトディスク1の再生が終了したか
否かが判定され、「YES」と判定されると処理が終了
する。
部3を制御するための各種のパラメータが設定される。
これらのパラメータは、フォーカシングサーボのゲイ
ン、トラッキングサーボのゲイン等であり、通常の読出
し状態において好適と考えられる値に設定される。次
に、処理がステップSP5に進むと、制御回路10から
タイムコード・アドレス変換回路6に対して、更新許可
信号が供給される。この信号が供給されると、タイムコ
ード・アドレス変換回路6はタイムコードに基づいて書
込アドレス信号WA1を生成し、これによって復調デー
タがキャッシュメモリ7に書込まれる。ステップSP6
においては、コンパクトディスク1の再生が終了したか
否かが判定され、「YES」と判定されると処理が終了
する。
【0014】次に、ステップSP7(詳細は後述する)
を介して処理がステップSP2に戻り、その後ステップ
SP2〜7が繰り返し実行される。これにより、EFM
復調回路4から出力された復調データが順次キャッシュ
メモリ7に書込まれる。書込まれたデータは、エラー訂
正回路8を介してエラー訂正され、読出アドレス信号R
A2によって順次読出される。ここで、図2の実線A
に、読出アドレス信号RA2によって読出されたデータ
のタイムコード(再生タイムコード)を示す。再生アド
レス発生回路9は、所定の再生速度で音声信号が再生さ
れるように読出アドレス信号RA2を発生させるから、
図示のように再生タイムコードAは直線状に変化する。
を介して処理がステップSP2に戻り、その後ステップ
SP2〜7が繰り返し実行される。これにより、EFM
復調回路4から出力された復調データが順次キャッシュ
メモリ7に書込まれる。書込まれたデータは、エラー訂
正回路8を介してエラー訂正され、読出アドレス信号R
A2によって順次読出される。ここで、図2の実線A
に、読出アドレス信号RA2によって読出されたデータ
のタイムコード(再生タイムコード)を示す。再生アド
レス発生回路9は、所定の再生速度で音声信号が再生さ
れるように読出アドレス信号RA2を発生させるから、
図示のように再生タイムコードAは直線状に変化する。
【0015】一方、コンパクトディスク1は再生に必要
な速度の約「2」倍の速度で回転するから、EFM復調
回路4から出力される復調データのタイムコード(先行
読取タイムコード)は、同図の実線Bに示すように急峻
な傾きで変化する。ここで、再生タイムコードAと、キ
ャッシュメモリ7の容量に相当するタイムコードの幅
(キャッシュ容量M)とを加算した結果を同図の破線C
に示す。以下、キャッシュ容量Mのうち、既にキャッシ
ュメモリ7に書込まれ再生アドレス発生回路9によって
読出されていない部分をキャッシュ使用量MC といい、
残りの部分をキャッシュ余裕MR という。同図から明ら
かなように、時刻t0 〜t1 の期間においては、時間の
経過とともにキャッシュ余裕MR が小さくなる。
な速度の約「2」倍の速度で回転するから、EFM復調
回路4から出力される復調データのタイムコード(先行
読取タイムコード)は、同図の実線Bに示すように急峻
な傾きで変化する。ここで、再生タイムコードAと、キ
ャッシュメモリ7の容量に相当するタイムコードの幅
(キャッシュ容量M)とを加算した結果を同図の破線C
に示す。以下、キャッシュ容量Mのうち、既にキャッシ
ュメモリ7に書込まれ再生アドレス発生回路9によって
読出されていない部分をキャッシュ使用量MC といい、
残りの部分をキャッシュ余裕MR という。同図から明ら
かなように、時刻t0 〜t1 の期間においては、時間の
経過とともにキャッシュ余裕MR が小さくなる。
【0016】ここで図5に戻り、ステップSP7におい
ては、キャッシュ余裕MR が「0」になったか否かが判
定される。時刻t1 においてはキャッシュ余裕MR が
「0」になるから、次にステップSP7が実行されると
「YES」と判定され、処理がステップSP8に進む。
ステップSP8においては、所定トラック数だけコンパ
クトディスク1の内側に向かってピックアップ部3が戻
される。すなわち、トラックジャンプが行われる。この
結果、図2を参照すると、時刻t1 において、先行読取
タイムコードBの値が小さくなっている。
ては、キャッシュ余裕MR が「0」になったか否かが判
定される。時刻t1 においてはキャッシュ余裕MR が
「0」になるから、次にステップSP7が実行されると
「YES」と判定され、処理がステップSP8に進む。
ステップSP8においては、所定トラック数だけコンパ
クトディスク1の内側に向かってピックアップ部3が戻
される。すなわち、トラックジャンプが行われる。この
結果、図2を参照すると、時刻t1 において、先行読取
タイムコードBの値が小さくなっている。
【0017】次に処理がステップSP2に進むと、トラ
ックジャンプした先のデータに係るタイムコードが取得
される。ここで、図2を参照すると、時刻t1 〜t2 の
期間に取得されるタイムコードは、既に時刻t1 以前に
取得されたタイムコードと同一である。従って、この期
間内にあってはステップSP3において「YES」と判
定され、処理がステップSP9に進む。ステップSP9
においては、先にステップSP2において取得したタイ
ムコードが再読込範囲内にあるか否かが判定される。こ
こで、「再読込範囲」とは、既にキャッシュメモリ7に
書込まれている復調データについて、データの読込みを
再度行うべき範囲であり、読込エラーが多発した範囲に
設定される(詳細は後述する)。
ックジャンプした先のデータに係るタイムコードが取得
される。ここで、図2を参照すると、時刻t1 〜t2 の
期間に取得されるタイムコードは、既に時刻t1 以前に
取得されたタイムコードと同一である。従って、この期
間内にあってはステップSP3において「YES」と判
定され、処理がステップSP9に進む。ステップSP9
においては、先にステップSP2において取得したタイ
ムコードが再読込範囲内にあるか否かが判定される。こ
こで、「再読込範囲」とは、既にキャッシュメモリ7に
書込まれている復調データについて、データの読込みを
再度行うべき範囲であり、読込エラーが多発した範囲に
設定される(詳細は後述する)。
【0018】ここでは再読込範囲が設定されていないも
のとすると、処理はステップSP11に進み、キャッシ
ュメモリ7の更新が禁止される。すなわち、制御回路1
0からタイムコード・アドレス変換回路6に対して更新
禁止信号が供給され、タイムコード・アドレス変換回路
6は書込アドレス信号WA1を出力しない状態になる。
このように、時刻t1 〜t2 の期間内においては、ステ
ップSP2を介してタイムコードは取得されるが、キャ
ッシュメモリ7の内容は更新されない。
のとすると、処理はステップSP11に進み、キャッシ
ュメモリ7の更新が禁止される。すなわち、制御回路1
0からタイムコード・アドレス変換回路6に対して更新
禁止信号が供給され、タイムコード・アドレス変換回路
6は書込アドレス信号WA1を出力しない状態になる。
このように、時刻t1 〜t2 の期間内においては、ステ
ップSP2を介してタイムコードは取得されるが、キャ
ッシュメモリ7の内容は更新されない。
【0019】その後、時刻t2 を経過すると、未だキャ
ッシュメモリ7に書込まれていないデータがEFM復調
回路4から出力され、これに伴ってステップSP2にお
いて新たなタイムコードが取得される。このタイムコー
ドは読込済のものではないから、ステップSP3におい
て「NO」と判定され、処理はステップSP4を介して
ステップSP5に進み、更新許可信号がタイムコード・
アドレス変換回路6に供給される。従って、時刻t2 〜
t3 の期間においては、新たなタイムコードに基づいて
書込アドレス信号WA1が出力され、キャッシュメモリ
7の内容が再び更新される。次に、時刻t3 において
は、再びキャッシュ余裕MR が「0」になるから、トラ
ックジャンプが行われる。以後、上述したのと同様の処
理が繰り返される。
ッシュメモリ7に書込まれていないデータがEFM復調
回路4から出力され、これに伴ってステップSP2にお
いて新たなタイムコードが取得される。このタイムコー
ドは読込済のものではないから、ステップSP3におい
て「NO」と判定され、処理はステップSP4を介して
ステップSP5に進み、更新許可信号がタイムコード・
アドレス変換回路6に供給される。従って、時刻t2 〜
t3 の期間においては、新たなタイムコードに基づいて
書込アドレス信号WA1が出力され、キャッシュメモリ
7の内容が再び更新される。次に、時刻t3 において
は、再びキャッシュ余裕MR が「0」になるから、トラ
ックジャンプが行われる。以後、上述したのと同様の処
理が繰り返される。
【0020】ところで、エラー訂正回路8はキャッシュ
メモリ7内における復調データのエラー訂正を行うが、
コンパクトディスク1に傷等の重大な欠陥がある場合に
は短期間にエラーが多発し、訂正が不可能になる場合が
ある。エラー訂正回路8が訂正不可能なエラーを検出す
ると、その箇所のタイムコード(エラー発生タイムコー
ド)がエラー訂正回路8から制御回路10に供給され、
制御回路10はそのタイムコードを記憶する。その後、
エラーの多発する状態が解消すると、解消した箇所のタ
イムコード(エラー終了タイムコード)がエラー訂正回
路8から制御回路10に供給される。制御回路10にお
いては、そのタイムコードが記憶されるとともに、図4
に示す割込プログラムが起動される。
メモリ7内における復調データのエラー訂正を行うが、
コンパクトディスク1に傷等の重大な欠陥がある場合に
は短期間にエラーが多発し、訂正が不可能になる場合が
ある。エラー訂正回路8が訂正不可能なエラーを検出す
ると、その箇所のタイムコード(エラー発生タイムコー
ド)がエラー訂正回路8から制御回路10に供給され、
制御回路10はそのタイムコードを記憶する。その後、
エラーの多発する状態が解消すると、解消した箇所のタ
イムコード(エラー終了タイムコード)がエラー訂正回
路8から制御回路10に供給される。制御回路10にお
いては、そのタイムコードが記憶されるとともに、図4
に示す割込プログラムが起動される。
【0021】図において処理が開始されると、まずステ
ップSP21において、キャッシュ使用量MC が所定値
M1 よりも大であるか否かが判定される。この所定値M
1 は、コンパクトディスク1の再読込みを行うために必
要な時間に応じて設定される。ここで、キャッシュメモ
リ7は、正常な状態(例えば図2における時刻t2 〜t
4 の期間)において充分なキャッシュ使用量MC を確保
できるような記憶容量を有している。従って、正常な状
態がある程度継続した後にステップSP21が実行され
た場合には「YES」と判定され、処理がステップSP
22に進む。
ップSP21において、キャッシュ使用量MC が所定値
M1 よりも大であるか否かが判定される。この所定値M
1 は、コンパクトディスク1の再読込みを行うために必
要な時間に応じて設定される。ここで、キャッシュメモ
リ7は、正常な状態(例えば図2における時刻t2 〜t
4 の期間)において充分なキャッシュ使用量MC を確保
できるような記憶容量を有している。従って、正常な状
態がある程度継続した後にステップSP21が実行され
た場合には「YES」と判定され、処理がステップSP
22に進む。
【0022】ステップSP22においては、エラー発生
タイムコードからエラー終了タイムコードに至るまでの
区間が再読込範囲として設定される。次に処理がステッ
プSP23に進むと、エラー発生タイムコードに対応す
る位置よりも若干内側のトラックに向かってトラックジ
ャンプが行われ、メインルーチン(図5)に処理が戻
る。図2に示す例にあっては、訂正不可能なエラーが複
数回発生したことを想定しており、時刻t5,t6,t7
およびt8 においてステップSP23が実行され、キャ
ッシュ余裕MR が「0」でないにもかかわらずトラック
ジャンプが行われている。
タイムコードからエラー終了タイムコードに至るまでの
区間が再読込範囲として設定される。次に処理がステッ
プSP23に進むと、エラー発生タイムコードに対応す
る位置よりも若干内側のトラックに向かってトラックジ
ャンプが行われ、メインルーチン(図5)に処理が戻
る。図2に示す例にあっては、訂正不可能なエラーが複
数回発生したことを想定しており、時刻t5,t6,t7
およびt8 においてステップSP23が実行され、キャ
ッシュ余裕MR が「0」でないにもかかわらずトラック
ジャンプが行われている。
【0023】さて、割込処理の終了後にメインルーチン
に処理が戻ると、タイムコードが再読込範囲に達するま
では、ステップSP3,SP9を介してステップSP1
1が繰り返し実行される。その後、タイムコードが再読
込範囲に達した後に、ステップSP3を介して処理がス
テップSP9に進むと、ここで「YES」と判定され、
処理がステップSP10に進む。ステップSP10にお
いては、再読込パラメータが設定される。
に処理が戻ると、タイムコードが再読込範囲に達するま
では、ステップSP3,SP9を介してステップSP1
1が繰り返し実行される。その後、タイムコードが再読
込範囲に達した後に、ステップSP3を介して処理がス
テップSP9に進むと、ここで「YES」と判定され、
処理がステップSP10に進む。ステップSP10にお
いては、再読込パラメータが設定される。
【0024】ここで、再読込パラメータについて説明し
ておく。再読込パラメータとは、ステップSP4におい
て説明した標準パラメータと同様の項目、すなわちフォ
ーカシングサーボのゲイン、トラッキングサーボのゲイ
ン等である。但し、再読込範囲とは標準パラメータを用
いた場合に正常に読み込むことができなかった範囲であ
るから、標準パラメータを用いて再読込を行ったとして
も正常にデータが読み込める可能性は小さい。従って、
再読込時においては各種のパラメータを変更することが
好適である。これらパラメータの変更点としては、例え
ば以下のようなものが考えられる。
ておく。再読込パラメータとは、ステップSP4におい
て説明した標準パラメータと同様の項目、すなわちフォ
ーカシングサーボのゲイン、トラッキングサーボのゲイ
ン等である。但し、再読込範囲とは標準パラメータを用
いた場合に正常に読み込むことができなかった範囲であ
るから、標準パラメータを用いて再読込を行ったとして
も正常にデータが読み込める可能性は小さい。従って、
再読込時においては各種のパラメータを変更することが
好適である。これらパラメータの変更点としては、例え
ば以下のようなものが考えられる。
【0025】トラッキングサーボ、フォーカシングサ
ーボのゲインを低下させる。トラッキングサーボのゲイ
ンが高いと、傷等に反応してピックアップ部3がトラッ
クから大きく外れることが考えられる。従って、トラッ
キングサーボのゲインを低下させることが好適である。
同様の理由により、フォーカシングサーボのゲインを低
下させることも考えられる。
ーボのゲインを低下させる。トラッキングサーボのゲイ
ンが高いと、傷等に反応してピックアップ部3がトラッ
クから大きく外れることが考えられる。従って、トラッ
キングサーボのゲインを低下させることが好適である。
同様の理由により、フォーカシングサーボのゲインを低
下させることも考えられる。
【0026】トラッキングサーボに逆方向のオフセッ
トを加える。トラッキングサーボによってトラッキング
アクチュエータに印加される電圧を、タイムコードとと
もに制御回路10に記憶させておく。そして、再読込範
囲内においては、記憶した電圧の反転値をオフセット値
としてトラッキングサーボに供給すると、傷等によって
サーボ電圧が変動した場合においても、これを相殺する
ことが可能である。
トを加える。トラッキングサーボによってトラッキング
アクチュエータに印加される電圧を、タイムコードとと
もに制御回路10に記憶させておく。そして、再読込範
囲内においては、記憶した電圧の反転値をオフセット値
としてトラッキングサーボに供給すると、傷等によって
サーボ電圧が変動した場合においても、これを相殺する
ことが可能である。
【0027】PLL回路5をホールド状態にする。P
LL回路5は、ピックアップ部3から出力されたEFM
信号の位相に応じて、その出力信号の位相を変動させ
る。しかし、傷等の影響によりEFM信号の位相が狂う
と、再度正常なEFM信号が供給された場合にも同期引
き込みにある程度の時間を要する。従って、再読込範囲
においては、PLL回路5をホールド状態に設定し、位
相の変動を防止してもよい。
LL回路5は、ピックアップ部3から出力されたEFM
信号の位相に応じて、その出力信号の位相を変動させ
る。しかし、傷等の影響によりEFM信号の位相が狂う
と、再度正常なEFM信号が供給された場合にも同期引
き込みにある程度の時間を要する。従って、再読込範囲
においては、PLL回路5をホールド状態に設定し、位
相の変動を防止してもよい。
【0028】以上のように、ステップSP10において
種々の再読込パラメータが設定されると、処理がステッ
プSP5に進み、キャッシュ更新許可信号が制御回路1
0からタイムコード・アドレス変換回路6に供給され
る。これにより、再読込パラメータに基づいてコンパク
トディスク1からEFM信号が読出され、その復調信号
が順次キャッシュメモリ7に書込まれる。この場合、さ
らにエラーが発生した場合には、上述したのと同様に再
読込範囲が設定され、3回目,4回目,・・・・の再読込が
行われる。例えば、図2においては、時刻t5 から再読
込が行われているが、その途中において訂正不可能なエ
ラーが発生したため、時刻t6 から再度の再読込が行わ
れている。
種々の再読込パラメータが設定されると、処理がステッ
プSP5に進み、キャッシュ更新許可信号が制御回路1
0からタイムコード・アドレス変換回路6に供給され
る。これにより、再読込パラメータに基づいてコンパク
トディスク1からEFM信号が読出され、その復調信号
が順次キャッシュメモリ7に書込まれる。この場合、さ
らにエラーが発生した場合には、上述したのと同様に再
読込範囲が設定され、3回目,4回目,・・・・の再読込が
行われる。例えば、図2においては、時刻t5 から再読
込が行われているが、その途中において訂正不可能なエ
ラーが発生したため、時刻t6 から再度の再読込が行わ
れている。
【0029】再読込範囲の全てのデータについて正常な
再読込が行われた後、処理がステップSP2に進むと、
再読込範囲の次のタイムコードが取得される。このタイ
ムコードが既に読込済みのものであれば、ステップSP
3,SP9を介して処理がステップSP11に進み、キ
ャッシュメモリ7の更新が禁止されたままデータ読込み
が続行される。そして、取得したタイムコードが読込済
みの範囲を越えると、ステップSP3を介してステップ
SP4が実行され、各種パラメータが標準設定のものに
戻される。そして、処理がステップSP5に進むと、キ
ャッシュメモリ7の更新が許可され、標準パラメータに
基づいて更新動作が行われる。
再読込が行われた後、処理がステップSP2に進むと、
再読込範囲の次のタイムコードが取得される。このタイ
ムコードが既に読込済みのものであれば、ステップSP
3,SP9を介して処理がステップSP11に進み、キ
ャッシュメモリ7の更新が禁止されたままデータ読込み
が続行される。そして、取得したタイムコードが読込済
みの範囲を越えると、ステップSP3を介してステップ
SP4が実行され、各種パラメータが標準設定のものに
戻される。そして、処理がステップSP5に進むと、キ
ャッシュメモリ7の更新が許可され、標準パラメータに
基づいて更新動作が行われる。
【0030】このように本実施例によれば、キャッシュ
余裕MR が「0」になった場合にトラックジャンプを行
うから、回転制御部2における回転数を再生速度に同期
させる必要が無く、回転数に多少の誤差があったとして
も動作に支障を及ぼさないから、回転系を簡易かつ安価
に構成することが可能である。さらに、本実施例によれ
ば、訂正不可能なエラーが発生した場合に各種パラメー
タが変更され再読込が行われるから、きわめて安定度の
高い動作を確保することが可能である。
余裕MR が「0」になった場合にトラックジャンプを行
うから、回転制御部2における回転数を再生速度に同期
させる必要が無く、回転数に多少の誤差があったとして
も動作に支障を及ぼさないから、回転系を簡易かつ安価
に構成することが可能である。さらに、本実施例によれ
ば、訂正不可能なエラーが発生した場合に各種パラメー
タが変更され再読込が行われるから、きわめて安定度の
高い動作を確保することが可能である。
【0031】ところで、制御回路10によって再読込が
行われているか否かに拘らず、再生アドレス発生回路9
から出力される読出アドレス信号RA2は、一定の増加
率でインクリメントされる。この結果、数回にわたる再
読込を行うと、その度にキャッシュ使用量MC が減少す
る。このキャッシュ使用量MC が所定値M1 未満になっ
た状態で図4の割込処理が実行されると、ステップSP
21において直ちに「NO」と判定され、処理がメイン
ルーチンに戻る。この結果、訂正不可能のエラーが残存
することになる。
行われているか否かに拘らず、再生アドレス発生回路9
から出力される読出アドレス信号RA2は、一定の増加
率でインクリメントされる。この結果、数回にわたる再
読込を行うと、その度にキャッシュ使用量MC が減少す
る。このキャッシュ使用量MC が所定値M1 未満になっ
た状態で図4の割込処理が実行されると、ステップSP
21において直ちに「NO」と判定され、処理がメイン
ルーチンに戻る。この結果、訂正不可能のエラーが残存
することになる。
【0032】しかし、本実施例にあっては、各種パラメ
ータを変更した上で数回にわたる再読込を行うため、再
読込範囲、すなわち訂正不可能のエラーが残存する範囲
を徐々に狭めてゆける可能性が高い。これにより、エラ
ーを完全に解消できない場合であっても、比較的安定度
の高い動作を確保することが可能である。
ータを変更した上で数回にわたる再読込を行うため、再
読込範囲、すなわち訂正不可能のエラーが残存する範囲
を徐々に狭めてゆける可能性が高い。これにより、エラ
ーを完全に解消できない場合であっても、比較的安定度
の高い動作を確保することが可能である。
【0033】B.第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例を図3を参照し説明する。
なお、図において図1の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。図において14はE
FM復調回路であり、図1におけるEFM復調回路4と
同様にEFM信号を復調し復調データをタイムコード・
アドレス変換回路6およびキャッシュメモリ7に供給す
る。さらに、EFM復調回路14はCRCチェック回路
を有しており、復調データにエラーが存在する場合に
は、これを検出することが可能になっている。
なお、図において図1の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。図において14はE
FM復調回路であり、図1におけるEFM復調回路4と
同様にEFM信号を復調し復調データをタイムコード・
アドレス変換回路6およびキャッシュメモリ7に供給す
る。さらに、EFM復調回路14はCRCチェック回路
を有しており、復調データにエラーが存在する場合に
は、これを検出することが可能になっている。
【0034】EFM復調回路14が訂正不可能なエラー
を検出すると、その箇所のタイムコード(エラー発生タ
イムコード)が制御回路10に供給され、制御回路10
はそのタイムコードを記憶する。その後、エラーの多発
する状態が解消すると、その箇所のタイムコード(エラ
ー終了タイムコード)がEFM復調回路14から制御回
路10に供給される。制御回路10にあっては、エラー
終了タイムコードが供給されると図4に示す割込処理ル
ーチンが起動され、EFM復調回路14から供給された
エラー発生タイムコードおよびエラー終了タイムコード
に基づいてステップSP22における再読込範囲が設定
される。
を検出すると、その箇所のタイムコード(エラー発生タ
イムコード)が制御回路10に供給され、制御回路10
はそのタイムコードを記憶する。その後、エラーの多発
する状態が解消すると、その箇所のタイムコード(エラ
ー終了タイムコード)がEFM復調回路14から制御回
路10に供給される。制御回路10にあっては、エラー
終了タイムコードが供給されると図4に示す割込処理ル
ーチンが起動され、EFM復調回路14から供給された
エラー発生タイムコードおよびエラー終了タイムコード
に基づいてステップSP22における再読込範囲が設定
される。
【0035】また、本実施例にあっては、図1における
エラー訂正回路8に代えて、最終段にエラー訂正回路1
8が設けられている。エラー訂正回路18は、読出アド
レス信号RA2によって読出された再生データにエラー
訂正を行い、その結果を出力する。なお、上記以外の構
成は第1の実施例と同様である。
エラー訂正回路8に代えて、最終段にエラー訂正回路1
8が設けられている。エラー訂正回路18は、読出アド
レス信号RA2によって読出された再生データにエラー
訂正を行い、その結果を出力する。なお、上記以外の構
成は第1の実施例と同様である。
【0036】上記構成によれば、第1の実施例と同様
に、キャッシュ余裕MR が「0」になった場合にトラッ
クジャンプが行われるから、回転制御部2における回転
数を再生速度に同期させる必要が無く、回転系を簡易か
つ安価に構成することが可能である。また、本実施例に
おいては、EFM復調回路14から出力されるタイムコ
ードに基づいて再読込が行われるから、第1の実施例と
同様に安定度の高い動作を確保することが可能である。
さらに、本実施例にあっては、エラー訂正回路18は、
読出アドレス信号RA2によって読出された再生データ
に対してエラー訂正を行う。従って、エラー訂正回路1
8の動作速度は、この再生データに追従できる程度であ
れば足り、第1の実施例におけるエラー訂正回路8より
も低速に動作するものであってもよい。従って、本実施
例によれば、CDプレーヤを一層安価に構成することが
可能である。
に、キャッシュ余裕MR が「0」になった場合にトラッ
クジャンプが行われるから、回転制御部2における回転
数を再生速度に同期させる必要が無く、回転系を簡易か
つ安価に構成することが可能である。また、本実施例に
おいては、EFM復調回路14から出力されるタイムコ
ードに基づいて再読込が行われるから、第1の実施例と
同様に安定度の高い動作を確保することが可能である。
さらに、本実施例にあっては、エラー訂正回路18は、
読出アドレス信号RA2によって読出された再生データ
に対してエラー訂正を行う。従って、エラー訂正回路1
8の動作速度は、この再生データに追従できる程度であ
れば足り、第1の実施例におけるエラー訂正回路8より
も低速に動作するものであってもよい。従って、本実施
例によれば、CDプレーヤを一層安価に構成することが
可能である。
【0037】C.変形例 なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、例えば以下のように種々の変形が可能であることは
言うまでもない。 上記各実施例においては、再読込範囲においてステッ
プSP10(図5参照)が実行された際に再読込パラメ
ータが設定されたが、3度目以降の読込み時においても
同一の再読込パラメータが使用されていた。これに対し
て、再読込が繰り返される毎に再読込パラメータを変更
し、様々な条件下でコンパクトディスク1を読出すよう
にしてもよい。
く、例えば以下のように種々の変形が可能であることは
言うまでもない。 上記各実施例においては、再読込範囲においてステッ
プSP10(図5参照)が実行された際に再読込パラメ
ータが設定されたが、3度目以降の読込み時においても
同一の再読込パラメータが使用されていた。これに対し
て、再読込が繰り返される毎に再読込パラメータを変更
し、様々な条件下でコンパクトディスク1を読出すよう
にしてもよい。
【0038】上記各実施例においては、再読込範囲が
正常に読み出せない場合は、キャッシュ使用量MC が所
定値M1 以下になるまで再読込を行っていた(図4のス
テップSP21参照)。しかし、これによってキャッシ
ュ使用量MC が小さくなるから、その直後に訂正不可能
な別のエラーが発生した場合に、再読込が不可能になる
場合も考えられる。従って、同一範囲に対しては、再読
込回数を所定回数(例えば3回〜5回程度)に限定して
もよく、キャッシュ使用量MC に応じて再読込回数を決
定してもよい。
正常に読み出せない場合は、キャッシュ使用量MC が所
定値M1 以下になるまで再読込を行っていた(図4のス
テップSP21参照)。しかし、これによってキャッシ
ュ使用量MC が小さくなるから、その直後に訂正不可能
な別のエラーが発生した場合に、再読込が不可能になる
場合も考えられる。従って、同一範囲に対しては、再読
込回数を所定回数(例えば3回〜5回程度)に限定して
もよく、キャッシュ使用量MC に応じて再読込回数を決
定してもよい。
【0039】D.実施態様 本発明には、例えば以下のような実施態様がある。 (1)前記光ディスクに記録されたデータはタイムコード
を伴うものであり、前記記憶装置は、各データを、その
タイムコードに対応するアドレスに記憶するものである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク
装置。(この態様によれば、記憶装置のタイムコードに
応じてアドレスが決定されるから、記憶装置に対するア
ドレス制御が容易になる)
を伴うものであり、前記記憶装置は、各データを、その
タイムコードに対応するアドレスに記憶するものである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク
装置。(この態様によれば、記憶装置のタイムコードに
応じてアドレスが決定されるから、記憶装置に対するア
ドレス制御が容易になる)
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および2
に記載の発明にあっては、既にデータが読み出されたト
ラックにピックアップ部が適宜戻される一方、読出手段
は所定の再生速度で記憶手段をよみだすから、光ディス
クの回転数を制御する必要がない。また、制御手段はピ
ックアップ部から読出されたデータに訂正不可能なエラ
ーが存在する場合に、そのエラーが発生したトラックに
ピックアップ部を戻し、再度読出す場合には初回の読込
み時と異なる制御を行うから、再度エラーが発生するこ
とを防止することができる。請求項3に記載の発明にあ
っては、トラッキングサーボ、フォーカシングサーボあ
るいは位相サーボの少なくとも一つを具備し、再度読出
す場合にはこれらのいずれかを制御することにより傷等
の影響によるエラー発生を防止することができる。請求
項4に記載の発明にあっては、同一範囲に対して再読込
が複数回行われる場合には、再読込を行う毎に異なるパ
ラメータを設定するため、様々な条件下でもエラー発生
を防止することができる。また、請求項5に記載の構成
にあっては、再読込回数を限定することにより、キャッ
シュ使用量が小さくなるために再読込が不可能になるこ
とを防止することができる。よって、安定度の高い光デ
ィスク装置を安価に提供することができる。
に記載の発明にあっては、既にデータが読み出されたト
ラックにピックアップ部が適宜戻される一方、読出手段
は所定の再生速度で記憶手段をよみだすから、光ディス
クの回転数を制御する必要がない。また、制御手段はピ
ックアップ部から読出されたデータに訂正不可能なエラ
ーが存在する場合に、そのエラーが発生したトラックに
ピックアップ部を戻し、再度読出す場合には初回の読込
み時と異なる制御を行うから、再度エラーが発生するこ
とを防止することができる。請求項3に記載の発明にあ
っては、トラッキングサーボ、フォーカシングサーボあ
るいは位相サーボの少なくとも一つを具備し、再度読出
す場合にはこれらのいずれかを制御することにより傷等
の影響によるエラー発生を防止することができる。請求
項4に記載の発明にあっては、同一範囲に対して再読込
が複数回行われる場合には、再読込を行う毎に異なるパ
ラメータを設定するため、様々な条件下でもエラー発生
を防止することができる。また、請求項5に記載の構成
にあっては、再読込回数を限定することにより、キャッ
シュ使用量が小さくなるために再読込が不可能になるこ
とを防止することができる。よって、安定度の高い光デ
ィスク装置を安価に提供することができる。
【図1】 本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】 第1の実施例の動作説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】 第1および第2の実施例における割込ルーチ
ンのフローチャートである。
ンのフローチャートである。
【図5】 第1および第2の実施例におけるメインルー
チンのフローチャートである。
チンのフローチャートである。
1・・・・コンパクトディスク(光ディスク)、2・・・・回転
制御部、3・・・・ピックアップ部、7・・・・キャッシュメモ
リ(記憶装置)、9・・・・再生アドレス発生回路(読出し
手段)、10・・・・制御回路(制御手段)。
制御部、3・・・・ピックアップ部、7・・・・キャッシュメモ
リ(記憶装置)、9・・・・再生アドレス発生回路(読出し
手段)、10・・・・制御回路(制御手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 光ディスクに記録されたデータを、該光
ディスクのトラックに沿って読出すピックアップ部と、 前記ピックアップ部が所定の再生速度よりも速い速度で
データを読出すように前記光ディスクを回転させる回転
制御部と、前記回転制御部以外のものであって、前記ピックアップ
と共に光ディスクのデータ再生系の制御を行うサーボ手
段と、 前記ピックアップ部から読出されたデータを記憶する記
憶装置と、 前記記憶装置に記憶されたデータを前記再生速度で順次
読出す読出し手段と、 前記ピックアップ部から読出されたデータに訂正不可能
なエラーが存在する場合に、そのエラーが発生したトラ
ックに前記ピックアップ部を戻す制御手段と、 前記光ディスクから読出されるデータが再読込範囲のデ
ータであるか否かに応じて、前記ピックアップ部を制御
するパラメータを設定するパラメータ設定手段とを具備
し、 前記パラメータ設定手段は、データを読出す範囲が再読
込範囲であれば、エラー訂正能力を向上させるように、
前記サーボ手段の系のパラメータを先の読込み時と異な
る値に変更することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 光ディスクに記録されたデータを、該光
ディスクのトラックに沿って読出すピックアップ部と、 前記ピックアップ部が所定の再生速度よりも速い速度で
データを読出すように前記光ディスクを回転させる回転
制御部と、 前記回転制御部以外のものであって、前記ピックアップ
と共に光ディスクのデータ再生系の制御を行うサーボ手
段と、 前記ピックアップ部から読出されたデータを記憶する記
憶装置と、 前記記憶装置に記憶されたデータを前記再生速度で順次
読出す読出し手段と、 前記記憶装置に記憶され前記読出し手段によって未だ読
出されていないデータの量が所定値になると、既にデー
タが読出されたトラックに前記ピックアップ部を戻す第
1の制御手段と、 前記ピックアップ部から読出されたデータに訂正不可能
なエラーが存在する場 合に、そのエラーが発生したトラ
ックに前記ピックアップ部を戻す第2の制御手段と、 前記光ディスクから読出されるデータが再読込範囲のデ
ータであるか否かに応じて、前記ピックアップ部を制御
するパラメータを設定するパラメータ設定手段とを具備
し、 前記パラメータ設定手段は、データを読出す範囲が再読
込範囲であれば、エラー訂正能力を向上させるように、
前記サーボ手段の系のパラメータを先の読込み時と異な
る値に変更することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】 前記サーボ手段は、前記ピックアップ部
の前記光ディスクに対する読出しトラック位置を制御す
るためのトラッキングサーボ、前記ピックアップ部の前
記光ディスクに対する読出し焦点位置を制御するための
フォーカシングサーボ、あるいは前記ピックアップ部に
より読出されたデータの位相を制御する位相サーボの少
なくとも一つを具備したことを特徴とする請求項1およ
び2に記載の光ディスク装置。 - 【請求項4】 前記パラメータ設定手段は、同一範囲に
対して再読込が複数回行われる場合には、再読込を行う
毎に異なるパラメータを設定することを特徴とする請求
項1および2に記載の光ディスク装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、同一範囲に対する前記
ピックアップ部を戻す回数が所定回数に到達した場合
は、次の範囲にピックアップ部を移動させることを特徴
とする請求項1に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5340670A JP2751812B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 光ディスク装置 |
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JP2836756B2 (ja) * | 1990-04-19 | 1998-12-14 | オリンパス光学工業株式会社 | 光学的情報記録・再生装置のトラックジャンプ制御装置 |
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- 1993-12-08 JP JP5340670A patent/JP2751812B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1994-12-06 US US08/349,767 patent/US5590112A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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