JPH11306694A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH11306694A
JPH11306694A JP10115727A JP11572798A JPH11306694A JP H11306694 A JPH11306694 A JP H11306694A JP 10115727 A JP10115727 A JP 10115727A JP 11572798 A JP11572798 A JP 11572798A JP H11306694 A JPH11306694 A JP H11306694A
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JP10115727A
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Kengo Saito
賢吾 斎藤
Kuniko Yamamoto
邦子 山本
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Sony Corp
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Publication date
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • G11B20/1833Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
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  • Digital Magnetic Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生されたブロック中の情報単位に誤りが検
出された場合でも、ブロックの復元時間が従来にくらべ
格段に短く、また、復元された原情報の情報単位が所定
の周期と順序で出力されることが要求される応用に対し
ても対応可能な情報再生装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 情報再生装置(磁気再生装置6)を構成
する再生ヘッドチップ7から読み出したブロックをブロ
ック記憶手段9に記憶し、誤り検出手段8により誤りを
検出し情報補正手段11によって情報補正し、且つブロ
ック同時複数再生手段によりブロック復元時間をさらに
短くし、出力タイミング調整手段13により所定の周期
と順序で情報単位を出力し原情報の復元とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報再生装置に関
し、さらに詳しくは誤りを検出しうる情報単位ごとに分
割された情報が記録される記録媒体から原情報を再生す
る情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テープ状またはディスク状の記録媒体に
記録された情報を再生する情報再生装置としては、例え
ば固定磁気ヘッドと磁気テープを用い、デジタル信号を
ブロックに分割して再生する磁気再生装置がある。また
例えば、磁気ヘッドと磁気ディスク、あるいは光ピック
アップと光学ディスクなどを用い、デジタル信号をブロ
ックに分割して再生する磁気または光学的再生装置など
がある。
【0003】例えば、固定磁気ヘッドと磁気テープを用
いた磁気再生装置においては、従来、再生されたブロッ
ク中の情報単位であるデータに誤りが検出された場合、
該ブロックを捨て、磁気テープをリバースして、再度該
ブロックの記録されている磁気テープ上の部分を再生
し、ブロック中の情報単位に誤りが完全になくなるま
で、これを繰り返していた。
【0004】近年、情報再生装置の記録媒体の記憶容量
の増大と共に、例えば前述の固定磁気ヘッドと磁気テー
プを用いた磁気再生装置ではトラック幅や磁気ヘッドの
情報読出部(以下ヘッドチップと記す)の幅が狭くな
り、またトラック間の間隔が極めて狭くなったため、磁
気テープがその走行方向と直角な方向に僅かに揺らぐだ
けでも、ヘッドチップが記録時と同一のトラックの上を
走行することは困難となってきた。
【0005】また、特に複数の再生ヘッドチップを使用
し複数の記録トラック上の情報単位を同時に再生する、
いわゆるマルチヘッドチップ、マルチトラックの場合
は、単一のヘッドチップ、単一のトラックの場合のよう
に、トラッキング制御によって全ての再生ヘッドチップ
の位置を全ての記録されたトラック上に同時に、且つ常
に一致させておくことは殆ど困難である。
【0006】以上の結果、再生されたブロック中の情報
単位に誤りが多発するようになり、再生されたブロック
中の情報単位の誤りをなくすのに要する時間(以下ブロ
ック復元時間と記す)の長さとばらつきが一段と大きく
なり、記録媒体に記録された原情報を速やかに且つ、ば
らつきなく復元する情報再生装置が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、固定磁気ヘッ
ドと磁気テープを用いた磁気再生装置では、前述したよ
うに再生したブロック中の情報単位に誤りを検出した場
合、該ブロックを捨て、磁気テープをリバースして、単
純に該ブロック中の情報単位の全てに誤りがなくなるま
で繰り返し再生するという手段を用いていたが、固定磁
気ヘッドと磁気テープの状態によっては、前述の繰り返
し再生には非常に長時間を必要としブロック復元時間が
極度に長くなるという問題がある。
【0008】また、前述のブロックの繰り返し再生に要
する回数が固定磁気ヘッドと磁気テープの状態によりば
らつき、この結果、復元ブロックと該ブロックの後続の
復元ブロックの時間間隔が不規則となり、再生された情
報単位を所定の周期と順序を持って出力し原情報を復元
する必要がある応用に対しては対処できないという問題
がある。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、再生されたブロック中の情報単位に誤りが検
出された場合でも、ブロック復元時間が従来にくらべ格
段に短く、また情報単位が所定の周期と順序で出力され
ることが要求される応用に対しても対応可能な情報再生
装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の情報再生装置では、誤りを検出しうる情
報単位毎に分割された情報が記録される記録媒体から複
数の情報単位をブロックとして情報を読み出すことがで
きるとともに、記録媒体に記録された情報を指定された
位置から読み出すように制御できる情報読出手段と、情
報読出手段により読み出されたブロックを記憶するブロ
ック記憶手段と、ブロック記憶手段に記憶されたブロッ
クの情報単位毎の誤りを検出する誤り検出手段と、誤り
検出手段によりブロック中の情報単位に誤りが検出され
た際に、情報読出手段により、情報単位に誤りが検出さ
れた該ブロックの記録された位置からの再度読み出しを
行わせるとともに、ブロック記憶手段に記憶されている
誤りが検出された情報単位をこれに相当して再度読み出
された誤りの検出されない情報単位に置き換えて、ブロ
ックの読み出し情報として出力する情報補正手段とを具
備することを特徴とする。
【0011】本発明の情報再生装置の望ましい実施様態
としては、ブロック記憶手段が、ブロック記憶手段に記
憶された該情報単位を記録媒体に記録されていた順序且
つ所定の周期で出力し、原情報を復元する出力タイミン
グ調整手段を有するものである。
【0012】また、本発明の情報再生装置の望ましい実
施様態としては、情報読出手段が、ブロック列で構成さ
れたトラックを複数隣接させた記録媒体を同時に再生す
るブロック同時複数再生手段を有するものである。
【0013】前述した手段による作用について以下に記
すと、前述のブロック記憶手段と情報補正手段により、
再生したブロック中の情報単位に誤りが検出された場合
でも、ブロック復元時間を格段に短くできる。また、前
述のブロック同時複数再生手段によって、ブロック復元
時間を一層短くすることが可能となる。さらに、前述の
出力タイミング調整手段により、該情報単位が所定の周
期で且つ記録されていた順序で出力され、原情報の復元
となることを要求される応用に対しても対応可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は磁気的あるいは光学的に
情報が誤りを検出しうる情報単位毎に分割されて記録さ
れているテープ状あるいはディスク状の記録媒体から原
情報を再生する情報再生装置に適用することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の情報再生装置の一例である固
定磁気ヘッドとテープを用いた磁気再生装置について図
1から図9を参照して説明する。
【0016】図1は磁気再生装置に用いられる磁気テー
プに記録されたブロックの情報単位系列の構造図であ
る。ヘッダー信号1は、原情報であるデジタル信号を分
割して生成された情報単位系列である分割デジタル信号
2、トラック番号3、ブロック番号4、図示しない情報
単位系列の長さなどのブロックの属性を示す情報単位系
列で構成されいる。
【0017】図2はブロック中の情報単位14に誤りの
検出および訂正をおこなうパリティ15を付加したビッ
トの系列を示す。このビット系列にて、各情報単位14
が磁気テープ5上に記録される。また、パリティ15は
図3に示すように情報単位14とトラック番号を示すト
ラック識別情報単位16のビット系列を基にして算出さ
れている。誤り検出や誤り訂正の方法自体については
(Error Control Systems for Digital Communica
tion and Storage. Prentice Hall, 1995)などで
よく知られているので説明を省略する。
【0018】磁気テープから再生された図2の情報単位
14とパリティ15のビット系列は、トラック識別情報
単位16が加えられ、図3のビット系列として、誤り検
出手段により誤りの検出と訂正がおこなわれる。前述し
たようにパリティ15はトラック識別情報単位16も含
めて算出されているため、所望のトラックのトラック識
別情報単位16は該トラック以外の情報単位14および
パリティ15にたいしては誤りとして検出される。所望
のトラックとは、前述のヘッダー信号1の中のトラック
番号3で示されたトラックである。
【0019】従って、たとえ情報単位14が正しく再生
されたとしても、トラックが違っていれば誤りとなるの
で、所望とするトラック以外のトラックからの情報単位
14は排除できる。結果として、図2のように情報単位
14とパリティ15のみを記録すればよく、記録密度を
高めることができる。
【0020】図4は磁気再生装置6の概略構成図であ
る。原情報であるデジタル信号はブロックに分割され
て、固定磁気ヘッドの再生ヘッドチップ7により磁気テ
ープ5から情報が再生される。
【0021】図5は図4の磁気再生装置6の動作を示す
フローチャート図であり、図5の長方形で囲まれた誤り
検出手段8、ブロック記憶手段9、情報読出手段10、
情報補正手段11、出力手段12、出力タイミング調整
手段13は図4に示したこれらの手段に対応している。
【0022】以下図4の磁気再生装置6の概略構成図お
よび図5の磁気再生装置6の動作を示すフローチャート
図を再び参照し、磁気テープ5から誤りを検出しうる複
数の情報単位からなるブロックが再生され、該ブロック
の情報補正がなされ、出力タイミング調整がなされて出
力されるまでの全体のプロセスについて説明する。
【0023】図4の磁気再生装置6の情報読出部である
再生ヘッドチップ7から読みだされたブロックはブロッ
ク記憶手段9に記憶され、誤り検出手段8により該ブロ
ック中の情報単位の誤りが検出される。また、誤り検出
手段8はより望ましくは誤りを訂正できるほうがよい。
そこで、以下では誤り検出手段8により、誤りを検出し
訂正する場合について説明する。
【0024】[S1]誤り検出手段8により情報単位の
誤りが検出および訂正されたブロックについて、該ブロ
ック中の情報単位に誤りが残留しているか否かを判定す
る。情報単位の全てに誤りを含まないブロックは、該原
情報であるデジタル信号が所定の周期と順序で出力され
る必要があるか否かの判定をするS3に送られる。また
何れかの情報単位が誤りを含んでいるブロックは情報補
正手段11に送られ情報補正される。情報補正手段11
については後述する。
【0025】[S2]情報補正手段11によりブロック
の情報補正が完了したか否かを判定する。情報補正の完
了したブロックは前述のS3の判定にかけられ、未完の
場合は該ブロックを再び再生するために情報読出手段1
0によって磁気テープ5がリバースされる。
【0026】[S3]S2で情報補正手段11により情
報補正が完了したと判定されたブロック、およびS1で
全ての情報単位に誤りを含まないと判定されたブロック
は出力のタイミング調整が必要であるか否かを判定され
る。必要でなければ、これらのブロックは出力手段12
へ送られる。出力のタイミング調整が必要であれば、こ
れらのブロックは出力タイミング調整手段13により該
情報単位が所定の周期と順序に調整され、出力手段12
より復元された原情報が得られる。
【0027】次に情報補正手段11について図6、図7
を参照して説明する。鎖線で示される記録トラック0
R、1R、2R、3R、4Rは磁気テープ5上に記録さ
れたトラックであり、0R1〜0R7、1R1〜1R
7、2R1〜2R5、3R2〜3R3、4R6〜4R7
の長方形はそれぞれのトラックに記録された情報単位1
4とパリティ15からなるビット系列を模式的に示した
ものであり、記録トラック上の各グループはそれぞれの
トラックに記録されたブロックを示す。
【0028】また、図6ではヘッダー信号1は省略して
あるが、例えば0R1、1R1、2R1など先頭の長方
形で模式化されたビット系列をヘッダー信号1と考えて
もよい。さらに、実線は磁気再生するトラックを示し、
A1〜H1、A0〜H0、A2〜H2はそれぞれ初回再
生トラックP0、第1回再再生トラックP1、第2回再
再生トラックP2上の磁気再生可能領域である。
【0029】図4に示した磁気再生装置6の再生ヘッド
チップ7は、初回再生トラックP0が所望の記録トラッ
ク0Rと一致するように、当初、磁気テープ5の幅方向
の位置が調整されており、第1回再再生トラックP1、
第2回再再生トラックP2に沿って再再生する時は、再
び磁気テープ5の幅方向の位置が図6に示したように、
それぞれの再再生トラックに合わせて微調される。
【0030】図6の鎖線で示した様に磁気テープ5上に
記録された所望の記録トラック0Rは磁気テープ5が再
生ヘッドチップ7に対して蛇行する為、初回再生トラッ
クP0と一致するとは限らない。特に磁気テープ5上に
記録されているトラックの幅や再生ヘッドチップ7の幅
が狭くなり、またトラック間の間隔が極めて狭くなる
と、磁気テープ5がその走行方向と直角な方向に僅かに
揺らぐだけでも、この問題が頻繁に発生し、再生された
情報単位が誤りを含むことになる。
【0031】図7は、所望とする図6の記録トラック0
Rのブロックを初回再生トラックP0、第1回再再生ト
ラックP1、第2回再再生トラックP2に沿って3回再
生した結果得られたブロックを示しており、それぞれP
0B,P1B,P2Bの様に対応している。
【0032】図7において、初回再生トラックP0の初
回再生ブロックP0Bでは、0R1、2R2、2R3、
0R4、0R5、1R6、1R7、0R8の各ビット系
列が再生されている。ここで、2R2、2R3、1R
6、1R7は前述したように所望のトラック0Rのトラ
ック識別情報単位16によって誤り検出手段8において
トラックの誤りとなり、情報補正の対象から排除され
る。残り、0R1、0R4、0R5、0R8が情報補正
の対象として残される。0R4は磁気再生可能領域でな
いため誤りを含んでいるが、トラックは正しいので誤り
検出手段8にて誤り訂正できたとする。
【0033】初回再生ブロックP0Bでは、0R2、0
R3、0R6、0R7が再生できなかったので、図4の
情報読出手段10により、磁気テープ5をリバースし
て、P0の記録された磁気テープ5上の部分へもどり、
固定磁気ヘッドの再生ヘッドチップ7を磁気テープ5の
幅方向に微調して第1回目の再再生をおこない、第1回
再再生トラックP1の第1回再再生ブロックP1Bが再
生される。
【0034】第1回再再生ブロックP1Bでは、1R
1、0R2、0R3、1R4、1R5、4R6、4R
7、1R8のビット系列が再生されるが、この中、1R
1、1R4、1R5、4R6、4R7、1R8は初回再
生の時と同じように、所望のトラックでないので情報補
正の対象から排除される。0R2は磁気再生可能領域に
あるが誤り検出手段8により誤り訂正できたとする。従
って、0R2、0R3が情報補正の対象として残され
る。
【0035】0R6、0R7が依然として得られないの
で、第2回再再生を第1回再再生と同様に行い第2回再
再生ブロックP2Bを得る。ここで、2R1、3R2、
3R3、2R4、2R5、0R6、0R7、2R8が得
られる。0R6、0R7以外のビット系列は所望のトラ
ックではないので、初回再生時と同様に情報補正の対象
から排除される。0R6、0R7のビット系列は磁気再
生可能領域にあるので、誤りを含んでいるが、誤り検出
手段8によって誤り訂正できたとする。
【0036】以上によって記録トラック0Rに記録され
たビット系列は全てブロックP0B、P1B、P2Bの
中から誤りなく得られることがわかる。従ってこれら複
数のブロックの中から0R1〜0R8のビット系列を選
択して再構成すれば、図6の記録トラック0R上の正し
い情報単位で構成されたブロックを復元できることがわ
かる。
【0037】以上の説明では、誤り検出手段8が誤り訂
正機能を有している場合について述べたが、誤り検出機
能のみ有する場合でも同様に情報補正すればよく、再再
生の回数が多くなるだけなので説明は省略する。
【0038】次にブロック同時複数再生手段18につい
て図8を用いて説明する。前述の情報補正手段11の説
明の中の、ブロックに誤りを生じ、再生を繰り返す過程
において、図8に示す如く、情報読出部である再生ヘッ
ドチップ7a,7b,7cを仮想連動軸17により連動
させ、初回再生トラックP0、第1回再再生トラックP
1、第2回再再生トラックP2に沿って同時に磁気テー
プ5上の記録されたブロックを再生するならば、前述の
1個のヘッドチップの場合にくらべると、1回の再生で
済むこととなり、情報補正手段11によるブロック復元
時間をさらに短縮できる。
【0039】次に出力タイミング調整手段13について
図4と図9を用いて説明する。前述したように、出力タ
イミング調整手段13は復元された原情報であるデジタ
ル信号の情報単位が所定の周期と順序で出力される応用
にのみ適用される。
【0040】前述のS3の判定において、出力手段12
からの情報単位の出力が所定の周期と順序である必要が
あると判定されたブロックは出力タイミング調整手段1
3により所定の周期と順序で情報単位の出力される原情
報として復元される。
【0041】図9はブロック記憶手段9で生成される誤
りを含まないブロック中の情報単位の単位時間あたりの
情報量I1(t)と、該ブロック記憶手段から出力タイ
ミング調整手段13により所定の周期と順序で出力手段
12へと読み出される情報単位の情報量I2(t)を、
横軸を時間、縦軸を単位時間あたりの情報量として示し
たものである。
【0042】磁気再生装置6の使用開始時刻を0、任意
の時刻をtとし、I1(t)の0〜tまでの積分値をI
I1t、I2(t)の0〜tまでの積分値をII2tと
すると、ブロック記憶手段9の記憶容量Mに対して、
( M>II1t−II2t但し II1t>II2
t)の関係となるように様にI1(t)を制御すれば、
誤りが発生し、再再生のために図4の情報補正手段11
によるブロックの復元が時間的にとぎれたとしても、ブ
ロック記憶手段9にはまだ出力されるべき情報単位は充
分残留しているため、出力手段12において常に所定の
周期と順序で原情報であるデジタル信号の情報単位を出
力できる。
【0043】また情報補正手段11において、II1t
<II2tとなる可能性が出てきた場合、即ち再再生の
回数が著しく多く、続くブロックが復元されず、所定の
周期と順序で出力される為の情報単位を補充できなくな
る恐れのある場合は、再再生の回数に上限を設けてお
き、この回数を越える場合は、該ブロック中の情報単位
の値をその前後の情報単位の値を用いて平均値を生成
し、これにより該当情報単位を補正してもよい。
【0044】以上、再生ヘッドチップ7と磁気テープ5
を用いた磁気再生装置6を本発明の情報再生装置の一例
として説明したが、本発明はこの実施例に限るものでは
なく、例えばディスク状の磁気的または光学的に情報が
記録された記録媒体を再生する情報再生装置にも適用可
能である。
【0045】
【発明の効果】本発明の情報再生装置によれば、誤り検
出手段により、再生したブロック中の情報単位に誤りが
検出された場合、単純に該ブロックを誤りがなくなるま
で繰り返し再生するのではなく、ブロック記憶手段に該
ブロックを記憶し、情報補正手段によってブロック中の
情報単位を補正することで、ブロック復元時間を従来に
くらべ格段短くすることができる。さらに、ブロック同
時複数再生手段を備えることにより、ブロック復元時間
は大幅に短縮することができる。
【0046】また、さらに原情報の情報単位が所定の周
期と順序で出力され、該情報が復元されることを要求さ
れる応用に対しても、出力タイミング調整手段を用いる
ことにより対処可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる記録媒体に記録されているブロ
ックの情報単位系列の構造図である。
【図2】本発明の情報再生装置に使用される情報単位と
パリティのビット系列図である。
【図3】本発明の情報再生装置の誤り検出、訂正時およ
びパリティ算出時のビット系列図である。
【図4】本発明に係わる磁気再生装置の概略構成図であ
る。
【図5】本発明に係わる磁気再生装置の動作を説明する
フローチャート図である。
【図6】本発明に係わる情報補正手段の原理説明図であ
る。
【図7】本発明に係わる情報読出手段により再生および
再再生されたブロックの図である。
【図8】本発明に係わるブロック同時複数再生手段の構
成図である。
【図9】本発明に係わる出力タイミング調整手段の動作
を説明するグラフである。
【符号の説明】
1…ヘッダー信号、2…分割デジタル信号、3…トラッ
ク番号、4…ブロック番号、5…磁気テープ、6…磁気
再生装置、7,7a,7b,7c…再生ヘッドチップ、
8…誤り検出手段、9…ブロック記憶手段、10…情報
読出手段、11…情報補正手段、12…出力手段、13
…出力タイミング調整手段、14…情報単位、15…パ
リティ、16…トラック識別情報単位、17…仮想連動
軸、18…ブロック同時複数再生手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤りを検出しうる情報単位毎に分割され
    た情報が記録される記録媒体から原情報を再生する情報
    再生装置において、 前記記録媒体から複数の前記情報単位からなるブロック
    として情報を読み出すことができるとともに、前記記録
    媒体に記録された情報を指定された位置から読み出すよ
    うに制御できる情報読出手段と、 前記情報読出手段により読み出された前記ブロックを記
    憶するブロック記憶手段と、 前記ブロック記憶手段に記憶された前記ブロックの前記
    情報単位毎の誤りを検出する誤り検出手段と、 前記誤り検出手段により前記ブロック中の前記情報単位
    に誤りが検出された際に、前記情報読出手段により、前
    記情報単位に誤りが検出された前記ブロックの記録され
    た位置からの再度読み出しを行わせるとともに、前記ブ
    ロック記憶手段に記憶されている誤りが検出された前記
    情報単位をこれに相当して再度読み出された誤りの検出
    されない情報単位に置き換えて前記ブロックの読み出し
    情報として出力する情報補正手段とを具備することを特
    徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック記憶手段が、前記ブロック
    記憶手段に記憶された前記情報単位を前記記録媒体に記
    録されていた順序且つ所定の周期で出力し、前記原情報
    を復元する出力タイミング調整手段を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記情報読出手段が、ブロック列で構成
    されたトラックを複数隣接させた前記記録媒体を同時に
    再生するブロック同時複数再生手段を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記情報再生装置が、磁気再生装置およ
    び光学的再生装置の何れかであることを特徴とする請求
    項1に記載の情報再生装置。
JP10115727A 1998-04-24 1998-04-24 情報再生装置 Pending JPH11306694A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10115727A JPH11306694A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 情報再生装置
US09/294,376 US6297920B1 (en) 1998-04-24 1999-04-20 Information reproduction apparatus
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