JP2751658B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2751658B2 JP3095278A JP9527891A JP2751658B2 JP 2751658 B2 JP2751658 B2 JP 2751658B2 JP 3095278 A JP3095278 A JP 3095278A JP 9527891 A JP9527891 A JP 9527891A JP 2751658 B2 JP2751658 B2 JP 2751658B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
シリコン基板を覆う絶縁層上に形成された薄膜トランジ
スタ(以下、TFTという)を有する半導体集積回路装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】TFTは絶縁体上に形成されたシリコン
薄膜を基体領域として有する。一導電型の基体領域に対
し反対導電型のソース,ドレイン領域が選択的に形成さ
れ、これら領域間の基体領域上にゲート絶縁膜を介して
ゲート電極が形成されている。
【0003】近年、スタティックランダムアクセスメモ
リ(SRAM)セルの負荷素子としてTFTを用いる
等、シリコン基板の一部を基体領域とするMISトラン
ジスタとともにTFTを同一のシリコン基板上に有する
集積回路装置が提案され、研究開発が進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TFTをMISトラン
ジスタとともに単一のシリコン基板上に集積化して所望
の特性を得るためには、TFTの特性をMISトランジ
スタ並みに向上させる必要がある。TFTが劣っている
特性の一つはリーク電流が大きいことである。リーク電
流を低下させる手段として、基体領域を非常に薄く、例
えば500オングストローム以下に形成することが知ら
れている。
【0005】しかしながら、基体領域を薄く形成するこ
とは、ソース,ドレイン領域の抵抗が増大することを意
味する。そこで、金属のような低抵抗の導電膜で供電し
たり配線を施したりする必要があり、製造工程の増大を
まねく。特に、SRAMセルの負荷素子としてTFTを
用いると、TFTとMISトランジスタとを結線するた
めに付加導電層を必要とし、記憶容量の向上は望めな
い。
【0006】したがって、本発明の目的は、改良された
TFTを有する半導体装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ソース,ドレインの
抵抗を増大することなくリーク電流が小さいTFTを備
えた半導体装置を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、MISトラン
ジスタの負荷素子として用いるに適したTFTを有する
半導体集積回路装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、絶縁体上に形成されたシリコン薄膜と、このシリコ
ン薄膜の少なくとも一部を基体領域として当該領域にチ
ャンネルを形成すべく設けられたゲート電極と、上記シ
リコン薄膜との間にショットキーバリアを形成する金属
シリサイド膜とを有する薄膜トランジスタを含み、この
トランジスタのソースおよびドレインの少なくとも一方
と上記チャンネルが形成される基体領域との間の接合を
上記ショットキーバリアで構成することを特徴としてい
る。
【0010】すなわち、本発明は、ソースおよびドレイ
ンを共にPN接合で区画するのに対し、それらの少なく
とも一方をショットキーバリアで区画している。ショト
キーバリアを形成するための金属シリサイド膜はシリコ
ン薄膜に対し良好なダイオード特性を有しかつその抵抗
も充分に小さいので、同膜をそのまま配線として使用す
ることができ、リーク電流低減のためにシリコン薄膜を
薄く形成しても他に付加導電層を必要としない。
【0011】本発明の好ましい一実施例では、ソースお
よびドレインが共にシリサイド膜で形成されている。す
なわち、ソースおよびドレインが共にショットキーバリ
アで区画されている。
【0012】リーク電流のみに着目すれば、シリコン薄
膜を薄くしかつショットキーバリアよりもPN接合を用
いた方が好ましい。しかしながら、薄いシリコン膜は前
述のように異積度を低下させる。そこで、本発明の他の
実施例では、ソース・ドレインの一方(好ましくはソー
ス)のみがシリサイド膜で形成されていてショットキー
バリアで区画され、ソース・ドレインの他方(好ましく
はドレイン)はシリコン薄膜の中に同膜と反対導電型を
もって選択的に形成された不純物領域で構成されてPN
接合で区画され、さらに当該不純物領域に接してシリサ
イド層が形成されている。このシリサイド層は不純物領
域との間にショットキーバリアを形成しない。
【0013】かくして、本発明によれば、リーク電流が
小さくかつソース,ドレインの抵抗も小さいTFTを有
する半導体装置が提供される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述
する。各実施例において同一構成部は同一番号で示し説
明の重複を避ける。また、各実施例における不純物導電
型や材料等を適宜変更できることは無論である。
【0015】図1は本発明の第1実施例を示す断面図で
ある。P型シリコン基板10の表面に厚さ0.5μm程
度のフィールドシリコン酸化膜11が形成されている。
酸化膜11の表面には、TFTの基体としてのN型多結
晶シリコン膜12が膜厚400オングストロームで約1
×1015cm-3程度の不純物濃度で形成されている。多
結晶シリコン膜12は、酸化膜11上にまず非晶質シリ
コン膜を形成し同膜のその後の熱処理による多結晶化に
より形成される。本発明に従って、ソースおよびドレイ
ン領域としてチタンシリサイド膜15および16が多結
晶シリコン膜12にこれとの間にショットキーバリア1
8および19をそれぞれ形成して選択的に設けられてい
る。チタンシリサイド膜15,16はチタン層を多結晶
シリコン膜12に選択的に形成し、その後熱処理するこ
とによって形成される。かくして、ソース15およびド
レイン16はショットキーバリア18,19によりそれ
ぞれ区画される。ソース15とドレイン16間の多結晶
シリコン層12上には、約300オングストローム厚の
ゲート酸化膜13を介して1×1020cm-3程度の不純
物濃度を有するN型多結晶シリコンゲート電極14が形
成されている。ゲート電極14上にはこれとオーミック
接触を提供するチタンシリサイド膜17が形成されてい
る。
【0016】かかる構成によれば、シリサイド膜15,
16をそれぞれソース,ドレインとしてTFTが構成さ
れる。ソース15,ドレイン16のショットキーバリア
18,19は良好なダイオード特性を有し、また、TF
Tの基体領域としてのシリコン膜14が薄く形成されて
いるので、充分に小さいリーク電流特性を得ることがで
きる。しかも、チタンシリサイド膜15,16の層抵抗
は5Ω/□程度であって充分に小さいので、そのまま電
圧、信号供給用の配線として使用できる。
【0017】シリサイド膜15,16,17のためのチ
タン以外に、白金,タングステン,モリブデン等シリコ
ンとショットキーバリアを形成する金属を用いることが
できる。
【0018】TFTのリーク電流はPN接合の利用によ
りさらに小さくできる。すなわち、図2に本発明の第2
実施例と示すように、ドレイン側にP型領域20が形成
され、基体領域12との間にPN接合22が形成されて
いる。かくして、本実施例ではドレインが不純物領域2
0として形成されている。この領域20は1×1013
2 のドーズ量をもってイオン注入で形成されるので、
高ドーズ量注入に比してはるかに制御性,作業性が向上
される。ドレイン領域20の表面部にはチタンシリサイ
ド膜21が形成され、領域20との間にオーミック接触
している。
【0019】リーク電流の低減はショットキーバリアの
面積を小さくすることによっても達成できる。すなわ
ち、図3に第3実施例として示すように、ソース,ドレ
インとしてのチタンシリサイド膜30,31はフィール
ド酸化膜11に到達するように形成されている。したが
って、基体領域12はゲート電極14の直下のみとな
り、ショットキーバリア35,36の面積が小さくなっ
てリーク電流が低減される。
【0020】図7および図8に本実施例によるTFTの
ドレイン電流特性およびリーク電流特性を示す。チャン
ネル長Lおよび幅Wはそれぞれ1.0μm,0.8μm
である。ドレイン電流のオン/オフ化は5桁を示し、リ
ーク電流は10-13 (A)程度という優れた特性が実現
された。
【0021】図4に第4実施例を示す。本実施例は、図
2と図3によるリーク電流低減のための構成を合わせも
ったものである。すなわち、図3のシリサイド膜31の
代わりにP型領域40が形成されていて基体領域12と
間にPN接合を形成している。さらに、P型領域40と
オーミック接触43を形成してチタンシリサイド膜42
が形成されている。この構成では、リーク電流はさらに
小さくなり、前述と同一条件下で5×10-14 (A)の
リーク電流が実現できた。
【0022】以上の実施例では所謂トップゲートとして
ゲート電極14を基体領域12の上部に形成している
が、ボトムゲート構造も実現できる。すなわち、図5に
第5実施例と示すように、フィールド酸化膜11上にN
型多結晶シリコンゲート電極60が選択的に形成され、
その表面はゲート酸化膜61で覆われている。N型多結
晶シリコン膜による基体領域12はゲート酸化膜61上
に形成され、ショットキーバリア67,68をもってソ
ースとしてチタンシリサイド膜65,ドレインとしての
チタンシリサイド膜66がそれぞれ形成されている。本
実施例においても、図7,図8とほぼ同一の特性が得ら
えた。
【0023】図6は第6実施例を示し、図4の実施例の
構成をボトムゲートに適用したものである。すなわち、
基体領域12との間でPN接合71を形成してP型領域
70が形成されている。チタンシリサイド層72はP型
領域70とオーミック接触73を構成する。これによっ
て、リーク電流はさらに低減する。
【0024】図9を参照すると、Nチャンネル型MIS
トランジスタQM1とPチャンネル型TFTQT1によ
るインバータが第7実施例として示されている。本実施
例で用いたTFTは図1の第1実施例のものと同一であ
るので、その説明は省略する。ただし、TFTの基体領
域としての多結晶シリコン層12はフィールド酸化膜1
1上を延在形成されてトランジスタQM1のドレイン領
域90に接触している。また、ドレインとしてのチタン
シリサイド層16もシリコン層12とショットキーバリ
アを形成して延在形成され、ドレイン領域90に接触し
ている。ドレイン領域90は高濃度であるので、シリサ
イド層16はオーミック接触を形成する。チタンシリサ
イド層16は、さらに本インバータの出力配線として、
図示しない他の論理ゲートに接続されるように延在形成
されている。TFTQT1のソースとしてのシリサイド
層15には、本実施例ではアルミニウム配線97によ
り、供電されているが、シリサイド層15を直接供電ラ
インとてもよい。
【0025】トランジスタQM1のドレイン領域90お
よびソース領域91はシリコン基板10に選択的に形成
され、それらの間の基板上にはゲート酸化膜92を介し
てN型多結晶シリコンゲート電極93が形成されてい
る。その上にはチタンシリサイド層94がオーミック接
触している。ソース領域95の表面にもチタンシリサイ
ド層95がオーミック接触して形成され、アルミニウム
配線により接地電位が与えられている。なお、98は層
間絶縁層としてのBPSGである。
【0026】TFTQT1のゲート電極14とトランジ
スタQM1のゲート電極93とは共通接続され、反転す
べき入力信号が供給される。かくして、本インバータ
は、両方ともがMISトランジスタとして形成された通
常のCMOSインバータと同等に動作する。
【0027】TFTQ1として図1で示したもの以外に
図2から図6に示したTFTのいずれも用いることがで
きる。例として図5に示したTFTを用いたインバータ
を第8実施例として図10に示す。すなわち、図5のT
FTQT2のドレインシリサイド膜66はフィールド酸
化膜11を延在形成されてMISトランジスタQM2の
ドレイン領域101にオーミック接触をもって接続され
ている。シリサイド膜66はさらにインバータの出力配
線として導出されている。トランジスタQM2のドレイ
ン領域101とソース領域102との間の基板10上に
はゲート酸化膜105を介してN型多結晶シリコンゲー
ト電極104が形成され、同電極104はTFTQT2
のゲート電極60に共通接続され反転すべき信号を受け
る。本実施例では、接地用配線96はソース領域102
に直接接続されているが、シリサイド層を介在してもよ
い。
【0028】このように、図9,図10のインバータで
は、シリサイド層16をTFTのドレインとするととも
に、その層抵抗が小さいことからMISトランジスタの
ドレインへの配線としても使用しており、低リーク電流
特性であって占有面積が非常に小さい相補型インバータ
が提供される。
【0029】ところで、SRAMセルは、図11(A)
に示すように、夫々がPおよびNチャンネルトランジス
タでなる二つのインバータ(QT11,QM11),
(QT12,QM12)と二つのトランスファゲートト
ランジスタQM13,QM14とで構成される。したが
って、図9,図10に示したインバータを用いてSRA
Mセルを構成することができる。しかしながら、これら
の構成では、TFTとMISトランジスタとが平面的に
離されて形成されているので、セル面積の縮少化に関し
改良の余地がある。
【0030】そこで、セル面積をより小さくしたSRA
Mセルを第9実施例として図11に示す。なお、図11
(B)はセルの平面図であり、(C)は(B)のI−
I′線に沿った断面図である。
【0031】本SRAMセルでは、Pチャンネルトラン
ジスタQT11,QT12をTFTで構成し、Nチャン
ネルトランジスタQM11−QM14をMISトランジ
スタで構成している。さらに、TFTとして、図5のボ
トムゲート型を用いることにより、TFTQT11,Q
T12のゲートをそれぞれトランジスタQM11,QM
12のゲートと兼ねている。すなわち、図11(C)か
らわかるように、トランジスタQM12は、ソース領域
122およびドレイン領域121間の基板10上にゲー
ト酸化膜123を介してゲート電極126を有する。ゲ
ート電極126はN型多結晶シリコン層124とその上
に形成された、タングステンシリサイド層125とを有
する。ゲート電極126上にシリコン酸化膜130を介
してTFTQT12の基体領域127が形成されてお
り、同領域との間でショッキバリアを形成してソース用
チタンシリサイド膜128およびドレイン用チタンシリ
サイド膜129が設けられている。シリサイド膜128
は、電源線115として電源を受けるとともに、TFT
QT11のソースとしても働くように延在形成されてい
る。ドレインシリサイド129はトランジスタQM11
のゲート電極133(QM12のゲート電極126と同
様に多結晶シリコン131およびタングステンシリサイ
ド132からなる)に接続され、ゲート電極133はト
ランジスタQM12のドレイン領域121に接続されて
いる。ゲート電極133はさらにトランスファゲートト
ランジスタQM14に接続されている(図11B参
照)。トランジスタQM12のソース領域122はグラ
ンド配線用チタンシリサイド層116に接続されてお
り、トランジスタQM11のソース領域138もシリサ
イド層116に接続されている。トランジスタQM1
1,TFTQT11の構造は図11(C)と同様である
ので省略する。
【0032】このように、本実施例によるSRAMセル
は、TFTを負荷素子と使用するもリーク電流が小さく
て良好なデータ保持特性を有し、しかもセル面積が非常
に小さくて高記憶容量をもったSRAMが提供される。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、リーク
電流が小さくかつソース,ドレインの抵抗も小さいTF
Tが小さな素子面積をもって提供され、同TFTを用い
た集積回路装置の特性を向上するとともに集積密度も向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第6実施例を示す断面図である。
【図7】第3,第5実施例によるTFTのドレイン電流
特性グラフである。
【図8】第3,第5実施例によるTFTのリーク電流特
性グラフである。
【図9】本発明の第7実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第8実施例を示す断面図である。
【図11】本発明の第9実施例を示すSRAMセルであ
り、(A)はその等価回路図、(B)は平面図、そして
(C)は(B)のI−I′線に沿った断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 29/786 H01L 29/78 H01L 27/092 H01L 27/11

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層上に形成されたシリコン薄膜と、
    このシリコン薄膜の少なくとも一部を基体領域として当
    該基体領域にチャネルを形成すべく設けられたゲート
    と、前記シリコン薄膜との間にショットキーバリアを形
    成するシリサイド膜とを有する薄膜トランジスタを含
    み、前記薄膜トランジスタのソースおよびドレインの少
    なくとも一方と前記基体領域との間の接合を前記ショッ
    トキーバリアで構成し、前記ショットキーバリアは、前
    記絶縁層に達していることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記ソースおよびドレインは両方とも前記基体領域との間
    に前記ショットキーバリアを形成することを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】絶縁層上に形成されたシリコン薄膜と、こ
    のシリコン薄膜の少なくとも一部を基体領域として当該
    基体領域にチャネルを形成すべく設けられたゲートと、
    前記シリコン薄膜との間にショットキーバリアを形成す
    るシリサイド膜と前記基体領域との間でPN接合を形成
    する不純物領域と当該不純物領域にオーミック接触する
    他のシリサイド膜とを有する薄膜トランジスタを含み、
    前記薄膜トランジスタのソースおよびドレインの一方は
    前記基体領域との間に前記ショットキーバリアを形成
    し、前記ソースおよびドレインの他方は前記不純物領域
    を含んで前記基体領域との間に前記PN接合を形成し、
    且つ前記ショットキーバリア及び前記PN接合は共に前
    記絶縁層に達していることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】同一の半導体基板上に形成された薄膜トラ
    ンジスタと絶縁ゲートトランジスタとを含み、前記薄膜
    トランジスタは、前記半導体基板を覆う絶縁層上に形成
    されたシリコン薄膜の少なくとも一部を基体領域として
    当該基体領域にチャネルを形成すべく設けられたゲート
    と、前記シリコン薄膜との間にショットキーバリアを形
    成する第1のシリサイド膜でなるソースと、第2のシリ
    サイド膜を有するドレインとを備え、前記絶縁ゲートト
    ランジスタは、前記半導体基板に選択的に形成された不
    純物領域でなるソースおよびドレインとこれらソースお
    よびドレイン間の基板上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れたゲートとを備え、前記薄膜トランジスタの前記ドレ
    インは前記基体領域との間にPN接合を形成する半導
    領域をさらに有し、前記第2のシリサイド膜は前記半導
    体領域にオーミック接触すると共に延在形成されて前記
    絶縁ゲートトランジスタの前記不純物領域にオーミック
    接触していることを特徴とする半導体装置。
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