JP2751628B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2751628B2
JP2751628B2 JP2317910A JP31791090A JP2751628B2 JP 2751628 B2 JP2751628 B2 JP 2751628B2 JP 2317910 A JP2317910 A JP 2317910A JP 31791090 A JP31791090 A JP 31791090A JP 2751628 B2 JP2751628 B2 JP 2751628B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、日本語辞書情報、英和辞書情報、百科辞典
情報等の文字情報データや画像情報データが記録された
ディスクであるデータディスク及びオーディオ信号が記
録されたディスクであるオーディオディスク等、記録フ
ォーマットをそれぞれ異にするディスクを選択的に再生
可能となすディスク再生装置に関し、さらに詳しくは、
当該再生装置に装着されたディスクが、記録フォーマッ
トを互いに異にするデータディスクかオーディオディス
クかを判別し、装着されたディスクに応じてデータディ
スクの再生を行うデータ再生処理動作をオーディオディ
スクの再生を行うオーディオ信号再生処理動作とを自動
的に切り換えるようにしたディスク再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、所定の情報データが記録された光ディスクとし
て、日本語辞書情報、英和辞書情報、百科辞典情報等の
文字データや画像情報データ等が記録されたデータディ
スク及びオーディオ信号が記録されたオーディオディス
ク等、記録フォーマットをそれぞれ異にする各種の光デ
ィスクが用いられている。
そして、上記文字データや画像情報データ等が記録さ
れたデータディスク及びオーディオ信号が記録されたオ
ーディオディスクのいずれの光ディスクをも再生可能と
なすディスク再生システムが提案されている。このディ
スク再生システムにおいて、データディスクを再生する
には、このデータディスクの記録された文字データ画像
情報データ等を光ピックアップで読み取り、この読み取
ったデータを可視情報としてディスプレイに表示するよ
うなデータ再生処理動作を行う。また、オーディオ信号
が記録されたオーディオディスクを再生するには、この
オーディオディスクに記録されたオーディオ信号を光ピ
ックアップで読み取り、この読み取った信号データをオ
ーディオ処理回路等を介してスピーカ等を駆動する音声
信号として出力するオーディオ信号の再生処理動作を行
う。
このように、データディスクかオーディオディスクか
で、これら光ディスクに記録された情報信号の再生処理
動作を異にする。
そこで、上記ディスク再生システムを用いて光ディス
クの再生を行う場合には、このシステムに装着される光
ディスクが、データディスクかオーディオディスクかを
予め認識した上で、各ディスクに応じた操作モードの設
定を行って再生操作を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなディスク再生システムでは、装着すべき光
ディスクの種類、すなわち文字データや画像情報ディス
クが記録されたデータディスクかオーディオ信号が記録
されたオーディオディスクかに応じて再生操作モードの
選択を行うものであるので、この再生操作モードの設定
を誤ると、当該システムに装着した光ディスクの再生を
行うことができなくなってしまう。
例えば、オーディオディスクを再生するオーディオ信
号の再生処理動作の操作モードに設定したところに、誤
ってデータディスクが装着されると、この光ディスクか
ら読み出したデータ信号を楽音信号とみなして再生動作
を行うため、ほとんどの場合雑音としての音声が再生さ
れるのみとなってしまう。当然、上記データディスクに
記録された文字データは、可視情報として表示されるこ
とはない。
逆に、データディスクを再生するデータ処理再生操作
モードに設定したところ、誤ってオーディオデータディ
スクが装着されると、上記データディスクに記録される
べき文字データや画像情報データ等の情報データ及びこ
の情報データの処理データの読み取りが行われないの
で、光ピックアップが読み取ったデータの再生処理が全
く行われない。例えば、光ピックアップによる光ディス
クに記録されたデータの読み取り操作に続く読み取りデ
ータの再生処理が行われなくなってしまう。このような
場合に、ユーザが、装着された光ディスクの誤り、ある
いは操作モードの設定の誤りに気づいて、装着する光デ
ィスクの差し替えを行い、又は操作モードの設定の切換
えを行うことにより、所望の光ディスクの再生が可能と
なるが、光ディスクの装着誤り、あるいは操作モードの
設定の誤りに気づかないと、ディスク再生システムの故
障と認識してしまう虞れがある。また、正規の光ディス
ク又は正規の操作モードに設定しなおす操作が面倒であ
る問題点もある。
そこで、本発明は、光ディスク等情報記録媒体として
のディスクに記録されたデータを光ピックアップ等の情
報信号読み取り手段により読み出して再生を行うディス
ク再生装置において、再生開始時に、記録フォーマット
の違いを検出し、文字データや画像情報データ等の情報
データが記録されたデータディスクであるか、オーディ
オ信号が記録されたオーディオディスクであるかの判別
を行い、当該装置に装着された光ディスクの種類に応じ
て再生操作モードを自動的に選択し、各再生操作モード
に対応するそれぞれ複数の操作釦からなる第1及び第2
の操作部を選択するようにしたディスク再生装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、オーディオ信号が記録された第1のディス
ク及び文字データ、画像情報データ等の情報データが記
録された第2のディスクを選択的に再生するディスク再
生装置において、上記第1のディスクの再生モードが選
択されたときに機能する装置本体側に設けられた第1の
操作部と、上記第2のディスクの再生操作モードが選択
されたときに機能する複数のアルファベットキー、カー
ソル移動キー等からなる蓋体側に設けられた第2の操作
部と、上記各操作部からの入力信号に基づいてディスク
に記録された情報を再生する再生手段と、ディスク再生
操作による再生開始時にディスク内の種類判別情報を読
み出し上記種類判別情報に基づいてディスクの種類を判
別する判別手段と、上記種別判別情報に基づいて判別さ
れたディスクから読み出された情報を表示する蓋体側に
設けられた表示部とを備え、上記判別手段は、上記第2
のディスクを判別したとき、第2のディスクの再生モー
ドに切り換えて上記第2の操作部が機能する状態にする
とともに、上記表示部に第2のディスクから読み出した
情報を表示するようにしたものである。
〔作用〕
本発明に係るディスク再生装置は、2種類の異なった
フォーマットのオーディオ信号が記録された第1のディ
スク及び文字データ、画像情報データ等の情報データが
記録された第2のディスクの何れかが装着されると、デ
ィスク再生操作によるディスク再生開始時に、上記ディ
スクに記録された種類判別情報を読み出し、この種類判
別情報に応じて、各ディスクの再生操作に対応する第1
及び第2の操作部を選択的に切り換える。これと共に、
表示部には、各ディスクに記録された情報が表示され
る。また、本発明は、操作が煩雑な第2のディスクを制
御する第2の操作部及び表示部を蓋体側の上面側に設け
ることで、操作性の向上を図る。
〔実施例〕
以下、本発明に係るディスク再生装置の具体的な実施
例を図面を参照して説明する。
このディスク再生装置は、日本語辞書情報、英和辞書
情報、百科辞書情報等の文字データや画像情報データ等
の情報データが記録されたデータディスク及びオーディ
オ信号が記録されたオーディオディスクを選択的に読出
し再生可能となすように構成されたものである。
このディスク再生装置は、第1図に示すように構成さ
れている。すなわち、上記ディスク再生装置は、光ディ
スク1に記録されているデータを再生する再生系2と、
この読み出したデータの音声信号処理を主とする音声信
号処理系3と、上記読み出しデータの検索処理を行って
画像表示するためのデータ処理系4とから構成されてい
る。そして、上記音声信号処理系3及びデータ処理系4
の上記各系の制御は、後に詳しく説明する1個のCPU
(中央演算ユニット)5で行われている。
上記再生系2において、キーボード31からの入力に応
じてCPU5は、レーザ光源駆動回路10、スレッド送りモー
タ11、ピックアップ駆動回路12及びモータ駆動回路13を
制御する。すなわち、上記CPU5は、モータ駆動回路13を
制御してスピンドルモータ6を、例えばCLV(線速度一
定)やCAV(角速度一定)等で回転駆動させる。同時に
2軸デバイスを構成する対物レンズ14、光源、フォトデ
ィテクタ、シリンドリカルレンズ等から成る光ピックア
ップ7をスレッド送りモータ11を制御し光ディスク1上
の所定のトラックまで移動(粗動)させる。そして、ピ
ックアップ駆動回路12を制御することにより上記ピック
アップ7の対物レンズ14をこの対物レーザ14の光軸方向
に駆動変位させてフォーカシングを調整したり、対物レ
ンズ14を上記光軸方向と直行する方向に駆動変位させて
ビームスポットを光ディスク1の任意の記録トラックに
照射する、いわゆるトラッキング制御を行うことにより
光ディスク1に記録されたデータの再生が行われる。
ここで、上記光ディスク1には、例えばスパイラル状
あるいは同心円状に形成されたプリグルーブ、あるいは
該グルーブ間のランド部を記録トラックとし、この記録
トラック上にデータが記録されるようになっている。こ
の記録トラック上には所定のフォーマット、例えばいわ
ゆるCD(コンパクトディスク)フォーマットに準拠して
フレーム同期信号、時間情報、位置情報、データ等が交
互にトラック方向に記録される。
具体的には、CDフォーマットにおけるチャンネルクロ
ック周期をTとし、いわゆるEFM(8−14変調)方式の
変調規則から外れた、反転間隔が11Tで2回連続するパ
ターン(アウトオブルール)に対応してフレーム同期信
号が記録され、次に時間情報,位置情報であるサブコー
ディング,データ(パリティを含む。)の順に記録され
1フレームとなっている。
上記サブコーディングにも、ブロックの頭を識別でき
るような、アウトオブルールのパターンS0,S1が記録さ
れており、該サブコーディングは、このアウトオブルー
ルのパターンパターンS0,S1の2つブロックを含めた98
のブロックで構成されている。このサブコーティングの
フォーマットを第2図に示す。
この第2図は、上述のようにパターンS0,S1の同期信
号を頭においた96バイトからなる1つのブロックを示し
ており、このうち、P1〜P96とQ1〜Q96がアクセスのため
に用いられている。上記Pチャンネルは、例えば記録す
るデータとデータとの間を“1"で示すだけで、大まかな
頭だしのために設けられている。
Qチャンネルは、より細かな制御ができるようになっ
ており、主として任意のトラックへのアクセスにはこち
らが使われている。
第3図にQ1〜Q96のフォーマットを示す。
この第3図において、“コントロール”の4ビット
は、オーディオチャンネル数、エンファシス、デジタル
データ(CD−ROM)等の識別のために用いられており、 0000 プリエンファシスなしの2チャンネルオーディオ 1000 プリエンファシスなしの4チャンネルオーディオ 0001 プリエンファシスつきの2チャンネルオーディオ 1001 プリエンファシスつきの4チャンネルオーディオ 0100 データトラック のように区別されている。なお、今のところ4チャンネ
ルは使用されておらず、また、CD−ROMの場合、01*1
(*は0でも1でもよい。)で記録されている。なお、
上記CD−ROMは、日本語辞書情報、英和辞書情報、百科
辞典情報等の文字データが記録されたデータディスクと
しての光ディスクである。
このような形態で、ディスクの内周面の所定領域でリ
ードインと呼ばれる領域に、いわゆるTOCデータとよば
れるディレクトリが書き込まれている。一般に、再生を
行う前に上記TOCデータを書き込むことでディスクに記
録されている記録内容の位置情報,時間情報等を知るこ
とができ、任意のトラックへのアクセス等を容易にして
いる。このTOCデータのフォーマットは、上記第3図に
示す72ビットのデータが第4図に示すように楽章番号,
ポイント(POINT),楽章内の経過時間(分,秒,フレ
ーム番号),ポイント(POINT)の内容が絶対時間
(分,秒,フレーム番号)等が書き込まれており、上記
ポイントとその内容は第5図に示すように構成されてい
る。
この第5図において、 ・POINTが00〜99までのときその数字で示される各楽章
が始まる絶対時間 ・POINT=A0のとき PMIN =最初の楽章番号 PSEC =PFRAME=0 ・POINT=A1のとき PMIN =最初の楽章番号 PSEC =PFRAME=0 ・POINT=A2のとき PMIN,PSEC,PFRAMEはリードアウトが始まる絶対時間 となっており、これらの内容は上記リードインの中に、
おのおの3回ずつ繰り返し記録されている。
上述のように、再生前にリードインから読み出された
TOCデータは、第1図に示すエラー検出・データ検出回
路8に供給される。このエラー検出・データ検出回路8
は、上記TOCデータの他にレーザ出力エラー,フォーカ
スエラーやトラッキングエラーを検出しており、該レー
ザ出力エラー信号はレーザ光源駆動回路10に、また、該
フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号は2軸
アクチュエータ駆動回路12に供給する。レーザ光源駆動
回路10は、上記供給されるレーザ出力エラー信号により
光ディスク1面に照射さるレーザ光のパワーが一定とな
るように制御し、2軸アクチュエータ駆動回路12は、上
記フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に
応じて対物レーザ14を駆動変位させ、フォーカシング及
びトラッキングを正常に保ち、正確にデータの読み出し
が行われるように制御している。
一方、上記光ディスク1から再生されたTOCデータ
は、エラー検出・データ検出回路8を介して信号処理系
3のCD信号処理回路15に供給される。以下に述べるROM2
2及びRAM23には、ソフトウェアのプログラム等が書き込
まれており、このプログラムに応じて読み出されるデー
タに基づいてCPU5は、装着されたディスクの識別をし識
別情報を上記CD信号処理回路15に供給する。CD信号処理
回路15は、この供給された識別情報に応じて信号の処理
系を切り換える。
すなわち、装着されたディスクがオーディオディスク
であるとの識別情報が供給された場合、CD信号処理回路
15は、供給される音声データ信号をD−A(デジタル−
アナログ)変換器16に供給する。このD−A(デジタル
−アナログ)変換器16は、供給された音声データ信号
を、アナログ信号に変換しオーディオ再生回路17を介す
ことにより音声信号とし、出力端子18を介して出力す
る。
一方、上記装着されたディスクがデータディスク(CD
−ROM)であるとの識別情報が供給された場合、上記CD
信号処理回路15は供給されるキャラクタデータ信号等を
CD−ROM信号処理回路19に供給する。CD−ROM信号処理回
路19に供給されたキャラクタデータ信号は、一時記憶用
のメモリであるRAM(ランダムアクセスメモリ)20を介
して、上記CPU5から供給される信号に応じて読み出され
る。データバス21にはプログラム等が記録されているRO
M22及びRAM23が接続されている。上記読み出されたキャ
ラクタデータ信号等は、このデータバス21を介して伝送
される。そして、上記キャラクタデータ信号に応じて漢
字ROM24から読み出された漢字パターン等により、ビデ
オRAM26内に表示画像が記録形成される。そして、上記C
PU5からの信号に応じて、表示コントローラ25によりビ
デオRAM26内の表示画像が読み出され、例えばLCD(液晶
表示板)等からなる表示部27に表示される。
なお、コネクタ28に外部のインターフェースが接続さ
れた場合には、例えば接続と同時にスイッチ29がオン動
作し、上記CPU5をリセットし、上記インターフェースか
らの命令で信号処理が行われるように構成されている。
上記インターフェースからの命令は、外部インターフェ
ース処理回路30により処理され、この処理データはデー
タバス21を介して上述のようにして表示部27に表示され
る。
このようなディスク再生装置は、データ処理及び表示
のマンーマシンインターフェース部分は、厳密な時間処
理が不要なため、これらをメインルーチンとして処理
し、他の処理を割り込みルーチンで行うことにより全体
の信号処理を上記1個のCPU5で全て処理している。ま
た、ホストCPUとドライブCPU間のソフトウェア制御のう
ち、コマンドパケット←→ステータスのコード体系をバ
スラインシステムから流用するようになし、本機を外部
ホストから制御したいときには、メインルーチンをホル
ト(HALT)命令に置き換え、バスライン制御用ルーチン
を起動するようにしてある。
上述したように、第1図に示すブロック図に示すよう
に電子辞書機能、オーディオ信号再生機能を備えたディ
スク再生装置は、第6図、第7図及び第8図に示すよう
な構成をもって一体の1つの装置として構成されてな
る。
このディスク再生装置は、第6図に示すように、方形
状に形成された装置本体44を備え、この装置本体44内
に、第1図に示したデータディスク及び及びオーディオ
ディスク等の光ディスク1に記録された情報信号を読出
し再生する再生系2、CPU5、音声信号処理系3、LCDの
如き表示素子で構成された表示部27を除くデータ処理系
4等を内蔵している。上記装置本体44は、第6図に示す
ように、上面側に直径を略8cmとした光ディスク1を収
納したディスクカートリッジが装着されるに足るディス
ク装着部45が構成され、把持したとき人の掌上に載置さ
れるに足る大きさに形成されてなるものであって、横幅
(W)を略105mm、長さ(L)を略135mm、高さ(H)を
45mmの大きさに形成されている。
また、上記ディスク装着部45の略中央部には、上記再
生系2を構成するスピンドルモータ6によって回転駆動
されるディスクテーブル46を備えたディスク回路駆動装
置47が配設されている。さらに上記ディスクテーブル46
上に装着された光ディスク1の信号記録領域を径方向に
亘って走査するように光ピックアップ7が移動可能に配
設されている。上記ディスク回転駆動装置47及び光ピッ
クアップ7は、装置本体44の上面側を覆うシャーシ基板
47を介して支持されている。
6さらに、上記ディスク装着部45には、このディスク
装着部45に装着されるディスクカートリッジの水平方向
及び高さ方向の位置決めを達成するための位置決めピン
48,48と高さ位置決めピン49,49が植立されている。
上記装置本体44には、シャーシ基板47を介して上記デ
ィスク装着部45に対しディスクカートリッジをローディ
ング操作されるカートリッジホルダ50が取付けられてい
る。このカートリッジホルダ50は、ディスク装着部45を
開放し、上記カートリッジホルダ50に対しディスクカー
トリッジの挿脱を可能となす上昇位置と、上記ディスク
装着部45を覆うように閉蓋した下降位置間に亘って回動
操作され得るように上記シャーシ基板47に支持されてい
る。
また、上記装置本体44には、上記カートリッジホルダ
50の回動に追随して回動操作されるキーボード蓋51が取
付けられている。すなわち、このキーボード蓋51は、装
置本体44の後端側に両側に立ち上がる如く形成した蓋取
付け部52,53間に支持されて回動可能に取付けられてな
る。そして、上記キーボード蓋51は、カートリッジホル
ダ50が上昇位置に回動させられたたとき、第6図に示す
ようにカートリッジホルダ50とともに上昇位置に回動さ
れ、上記カートリッジホルダ50がディスク装着部45を覆
うように閉蓋した下降位置に回動されたとき、第8図に
示すように上記ディスク装着部45を覆うように閉蓋され
る。
さらに、上記装置本体44には、キーボード蓋51を覆っ
て装置本体44の上面側を閉蓋する蓋体54が蓋取付け部5
2,53に枢支された支軸55を介して回動可能に取付けられ
ている。この蓋体47の内方側の面、すなわち装置本体44
を閉蓋したときキーボード蓋51の上面と対向する面側に
は、光ディスク1から読み出された情報を可視情報とし
て表示する表示部27が設けられている。また、上記蓋体
47の先端側には、装置本体44に設けたロック部56に係合
し、上記蓋体47を閉蓋位置にロックするロック片57が設
けられている。
さらにまた、装置本体44の前面側の側面には、このデ
ィスク再生装置に装着されたオーディオディスクの再生
を指定する再生キー58、正方向の早送りを指定する早送
り操作キー59、逆方向の早送りを指定する逆送り操作キ
ー60及び装置全体の電源のオン/オフを制御する電源ス
イッチ61が設けられている。上記再生キー58、早送り操
作キー59及び逆送り操作キー60は、オーディオディスク
の再生操作モータが選択されたときに機能する第1の操
作部を構成するものである。
ところで、上記キーボード蓋51の上面側、すなわちデ
ィスク装着部45を覆って閉蓋されたとき表面に臨む面に
は、第8図に示すように、複数のアルファベットキー6
1、ポインティングディバイスを構成するカーソル移動
キー62、表示部27に表示され上記カーソル移動キー62の
操作によって移動操作されるカーソルによって指示され
た選択項目を選択する複数の選択キー63,64及び複数の
機能選択キー65が配列されている。これらキーボード蓋
51の上面側に配設される各キーは、データディスクの再
生操作モードが選択されたときに機能する第2の操作部
を構成するものである。
ところで、ポインティングディバイスを構成するカー
ソル移動キー62は、このキー62の表面に施された指標部
62a,62b,62c,62dにそれぞれ対応して図示しないスイッ
チが設けられている。このカーソル移動キー62は、上記
指標部62a,62b,62c,62dに対応する位置を押圧操作する
ことによって中心部を中心にして上下方向及び左右方向
に揺動する如く回動操作される。そして、上記カーソル
移動キー62の各指標部62a,62b,62c,62dに対応する位置
が押圧操作されることによって、各スイッチが押圧操作
される。これらスイッチが選択的に押圧操作されること
により、前述した表示部27に表示されるカーソルが移動
操作され、このカーソルにより指示される上記表示部27
に表示された表示情報が上記カーソルによって可変指示
されるものである。
なお、装置本体44の前面側と対向する背面側には、第
9図に示すように、充電式バッテリパック66又は乾電池
を収納したバッテリパックが着脱自在に取付けられる。
次に、本発明に係るディスク再生装置における、装着
された光ディスク1の判別動作を第10図に示すフローチ
ャートを用いて説明する。
このディスク再生装置は、上述のように上記ROM22及
びRAM23に書き込まれているソフトウェアのプログラム
等に基づいて装着されたディスクの識別を行っており、
該ソフトウェアの下層レベルにおいて、TOC内容による
ディスク全体を判定を行い、更にアクセス後もサブコー
ディングのQチャンネルのデータのコントローラフィー
ルドを使用して判定内容を上層レベルに伝えるエラーコ
ードを発生させる。
上層レベルでは、データ処理用,音楽再生用、もしく
は、それ以上の処理系を融合させ、下層レベルに対し限
定されたアクセス要求を出し返ってきたエラーコードの
内容によって上記CD信号処理回路15の信号処理系を切り
換えるようにした。
具体的には、第10図に示すステップ101において、先
ず、ディスク再生キーがオンされたか否かが判別され、
Noの場合はディスク再生キーがオンされるまでこのステ
ップ101を繰り返し、Yesの場合はステップ102に進む。
ステップ102では、上記ソフトウェアの上層レベルか
らのアクセス要求に応じて、上述のTOCデータの上記Q
チャンネルのA0,A1の各コントロールフィールド及び該A
0の指し示すトラック情報の同コントロールフィールド
を読み、この読み出したデータが上記00**であれば音
楽専用のオーディオディスクと識別し(第5図参照)、
また、1つでも、01*1であれば百科辞典や辞書等のよ
うなデータディスクと識別し、この識別内容であるエラ
ーコードをソフトウェアの上層レベルに返しステップ10
3へ進む。
ステップ103では上記上層レベルにおいて、動作不可
能なディスクか否かが判別されYesの場合はステップ104
に進み上記表示部27に、第11図に示すように、例えば
「ディスクが入っていません」の如き表示をすると共に
動作を停止し、Noの場合はステップ105に進む。
ステップ105では上記上層レベルにおいて、上記ステ
ップ102で識別したディスクがデータディスクか否かが
判別され、Yesの場合はステップ106に進み、例えば表示
部27に第12図に示すようにカーソルで指標しながら「こ
のディスクは広辞苑です。」等の装着されたディスクの
名称を表示すると共に、上記CD信号処理回路15の信号処
理系をデータディスクの系に切り換え、データディスク
のデータ用のTOCに相当する内容(いわゆるVD)が書き
込まれている番地である00′02″16へアクセスし、この
番地のデータを読み込んだうえでデータ検索処理を開始
しする。
上記ステップ105で、このディスク再生装置に装着さ
れたディスクがデータディスクであることが判別される
と、この判別出力に基づいて前述した第2の操作部が機
能するようになる。
また、上記ステップ105でNoの場合は、ステップ107に
進む。
ステップ107では上記上層レベルにおいて、オーディ
オディスクか否かが判別され、Noの場合はのステップ10
8に進み表示部27に、前記第11図に示すように「ディス
クが入っていません」等の表示をし、Yesの場合はステ
ップ109に進み、表示部27に第13図に示すように「この
ディスクはオーディオディスクです」の他にトータル時
間,曲数等を表示すると共に、上記CD信号処理回路15の
信号処理系を音楽信号用の系に切り換えるオーディオ処
理を行い終了する。
上記ステップ107で、このディスク再生装置に装着さ
れたディスクがデータディスクであることが判別される
と、この判別出力に基づいて前述した第1の操作部が機
能するようになる。
以上の説明から明らかなように、TOCデータのQチャ
ンネルのコントロールビットのA0,A1の各コントロール
フィールド及び該A0の指し示すトラック情報の同コント
ロールフィールドを読みだすことにより、装着された光
ディスクが音楽用のものか、データ用のものかを識別す
ることができ、これに応じて自動的に信号処理系を切り
換えることにより、ユーザが装着する光ディスクの種類
を認識しないで装着しても該ディスクの種類に適した再
生を行うことができる。
なお、上述の実施例にかかるディスク再生装置は、こ
れは装着される光ディスクが、小メモリ容量(例えばRA
M20バイト,プログラム約300バイト)及び世界標準フォ
ーマットの「IS09600」に準拠した光ディスクか及び音
楽用ディスクの場合に使用可能となる。
以上の説明は、いわゆる簡易版のディスク識別動作で
あるが、更に正確に行う、いわゆる詳密版では、上記TO
Cデータの全ての内容を読み取り、それらのコントロー
ルフィールドの全てを上述のようにチェックし、また、
それらの連続領域をメモリに蓄えておき、アクセス要求
(限定の)タイプによって、該領域以外の指定が行われ
た場合、エラーコードを発生するようにすれば良い。
この場合も、処理用のメモリ容量をRAMの場合、例え
ば約600バイト,プログラムが約1.2キロバイト確保する
ことが必要とされる。
また、上記簡易版及び詳密版の処理を行う際、アクセ
ス命令を実行した後、コントロールフィールドを実際の
データの最小単位毎にチェックし、現在の処理に対し実
行不可能なデータの場合、音声処理をミュートしたうえ
で内容を反映したエラーコードを発生することで雑音を
発することなく上記処理を行うことができる。
上述の実施例では、光ディスクを記録媒体に用いるデ
ィスク再生装置の例を挙げて説明したが、磁気ディスク
を記録媒体に用いるディスク再生装置についても同様に
適用できる。この場合には、情報信号の読み取り手段に
磁気ヘッドが用いられる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係るディスク再生装置は、
第1のディスク及び第2のディスクの何れかが装着され
ると、ディスク再生操作によるディスク再生開始時に、
上記ディスクに記録された種類判別情報を読み出し、こ
の種類判別情報に応じて、各ディスクの再生操作に対応
する第1及び第2の操作部を選択的に切り換える。これ
と共に、表示部には、各ディスクに記録された情報が表
示される。
従って、ユーザは、装着するディスクを判別し、それ
ぞれのディスクに対応する操作部の選択を行うことな
く、直ちに所望のディスクに対応する操作を行うことが
可能となるとともに、表示部に選択されたディスクに記
録された情報が表示され、容易に装填されたディスクの
種類を識別することが可能となり、操作性の向上が図ら
れる。
また、本発明は、操作が煩雑な第2のディスクを制御
する第2の操作部を面積の広い蓋体の上面側に設けるこ
とで、操作性の向上が図られる。さらには、本発明は、
表示部を蓋体の上面側に設けることで、ディスクから読
み出される可視情報を見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るディスク再生装置のブロック図
である。 第2図は、本発明に係るディスク再生装置に装着される
光ディスクのサブコーディングのフォーマットを示す模
式図である。 第3図は、上記光ディスクのサブコーディングにおける
Qチャンネルのフォーマットを示す模式図である。 第4図は、上記光ディスクに記録されたデータの内容の
フォーマットを示す模式図である。 第5図は、上記光ディスクに記録されたポイントのフォ
ーマットを示す模式図である。 第6図は、蓋部を開放し、カートリッジホルダをディス
クカートリッジ挿脱位置に回動させた状態にある本発明
に係るディスク再生装置の斜視図である。 第7図は、上記ディスク再生装置の側面図である。 第8図は、蓋部を開放し、表示部及びキー操作部を示す
上記ディスク再生装置の平面図である。 第9図は、本発明に係るディスク再生装置に電池ボック
スを取付けた状態の斜視図である。 第10図は、本発明に係るディスク再生装置の動作を説明
するフローチャートである。 第11図、第12図及び第13図は、表示部における表示状態
を示す図である。 2……再生系 3……音声点処理系 4……データ処理系 5……CPU 7……光ピックアップ 12……2軸アクチュエータ駆動回路 15……CD信号処理回路 16……D−A変化器 17……オーディオ再生回路 19……CD−ROM信号処理回路 51……キーボード蓋 58……再生キー 59……早送り操作キー 60……逆送り操作キー 61……アルファベットキー 62……カーソル移動キー 63,64……選択キー 65……機能選択キー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ信号が記録された第1のディス
    ク及び文字データ、画像情報データ等の情報データが記
    録された第2のディスクを選択的に再生するディスク再
    生装置において、 上記第1のディスクの再生モードが選択されたときに機
    能する装置本体側に設けられた第1の操作部と、 上記第2のディスクの再生操作モードが選択されたとき
    に機能する複数のアルファベットキー、カーソル移動キ
    ー等からなる蓋体側に設けられた第2の操作部と、 上記各操作部からの入力信号に基づいてディスクに記録
    された情報を再生する再生手段と、 ディスク再生操作による再生開始時にディスク内の種類
    判別情報を読み出し上記種類判別情報に基づいてディス
    クの種類を判別する判別手段と、 上記種類判別情報に基づいて判別されたディスクから読
    み出された情報を表示する蓋体側に設けられた表示部と
    を備え、 上記判別手段は、上記第2のディスクを判別したとき、
    第2のディスクの再生モードに切り換えて上記第2の操
    作部が機能する状態にするとともに、上記表示部に第2
    のディスクから読み出した情報を表示するディスク再生
    装置。
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