JP2003178530A - 電子装置、制御装置及び処理制御方法 - Google Patents

電子装置、制御装置及び処理制御方法

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JP2003178530A
JP2003178530A JP2002306248A JP2002306248A JP2003178530A JP 2003178530 A JP2003178530 A JP 2003178530A JP 2002306248 A JP2002306248 A JP 2002306248A JP 2002306248 A JP2002306248 A JP 2002306248A JP 2003178530 A JP2003178530 A JP 2003178530A
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Masaru Wakitani
勝 脇谷
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型光ディスクの属性を自動的に判別すると共
に、その属性に対応するシステムを起動させることによ
り、ユーザにかかる作業の簡略化を計ることを目的とす
る。 【解決手段】小型光ディスクに格納されている情報の読
み出しを行う読み出し手段(1)と、前記読み出し手段
(1)の読み出した情報のフォーマットに基づいて前記
小型光ディスクの属性を識別する識別手段(2)と、個
々の小型光ディスクの属性に対応する実行部を有し、前
記小型光ディスクの属性に対応する実行部により小型光
ディスクの再生・実行を行う処理手段(3)と、前記各
部の制御を行う制御手段(4)とを備える小型光ディス
ク自動判別起動システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽用コンパクトディ
スク、辞書検索用コンパクト、システムコンパクトディ
スク等の各種コンパクトディスクの読み出し・書き込み
を可能とするシステムにおいて、特に、ディスクドライ
ブにセットされたコンパクトディスクの属性を自動的に
識別して、その属性に対応するソフトウェアを自動的に
起動する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、ソフトウェア技術の進歩と共
に、ハードウェア技術の進歩が図られており、コンパク
ト且つ大容量である効率の良い記憶媒体の開発が進めら
れている。
【0003】ここで、次世代の記憶媒体として小型光デ
ィスク(以下、コンパクトディスクと記す)が注目され
ている。このコンパクトディスクは、元々音楽情報を記
録するために開発されたものであり、高密度のディジタ
ル情報を格納し、良質の音を再生可能としている。そこ
で、従来では、このコンパクトディスクの特徴である小
型形状且つ大記憶容量、さらに複製が容易な点に着目
し、この応用形態としてコンパクトディスク・ロム(以
下CDーROMと略称する)が考え出された。このCD
ーROMは、その特性から主にデータベースとして利用
されているが、システム起動にかかるプログラムを格納
するシステムフロッピー(登録商標)ディスクに代わる
ものとしても普及してきている。即ち、パーソナルコン
ピュータ等に、このコンパクトディスクを再生可能とす
るディスクドライブを接続したシステムが知られてい
る。
【0004】上記のシステムでは、ユーザがシステムを
電源投入後、再生するコンパクトディスクの属性に対応
するプログラムを立ち上げる。例えば、音楽用コンパク
トディスクを再生する場合には、コンパクトディスクプ
レーヤーを起動させるためのアプリケーションプログラ
ムを起動させる。そして、ディスクドライブに音楽用コ
ンパクトディスクをセットし、再生開始ボタンを操作す
ることにより、当該システムでは、前記のアプリケーシ
ョンプログラムに基づいてコンパクトディスクに格納さ
れている音楽情報を読み出す。そして、この音楽情報を
デジタル信号形式の情報形態からアナログ信号形式の情
報形態に変換後、音情報として出力する。これにより、
ユーザは、コンパクトディスクに格納されている音楽を
聴くことができる。
【0005】また、データベース格納用コンパクトディ
スクを使用する場合には、ユーザは、データベース検索
装置を起動させるべくアプリケーションプログラムを起
動させる。そして、ディスクドライブにデータベース格
納用コンパクトディスクをセットし、再生開始ボタンを
操作することにより、当該システムでは、前記のアプリ
ケーションプログラムに基づいてデータベース検索装置
を制御する。ここで、ユーザは、当該システムの備える
入力装置から検索すべき情報のキーワードを入力する。
【0006】データベース検索装置は、前記キーワード
に基づいてコンパクトディスクを検索し、このキーワー
ドにかかる情報を検出・出力することが可能である。ま
た、単一のコンパクトディスクに複数種のデータベース
を格納している場合、例えば、「国語辞書」、「英和辞
書」、「和英辞書」、「独和辞書」、「和独辞書」の5
つのデータベースが格納されている場合には、当該シス
テムの備えるディスプレイ上に検索可能な辞書の選択画
面を表示し、五者択一を促すメッセージを表示する。こ
こで、ユーザが「国語辞書」を選択した場合には、デー
タベース検索装置は当該コンパクトディスクにアクセス
し、「国語辞書」格納領域を検出する。
【0007】これにより、ユーザは、検索したい単語を
入力することにより、データベース検索装置がその単語
にかかる情報を検索・検出し、これをディスプレイ上に
表示させることができる。
【0008】次に、システムプログラム格納コンパクト
ディスクを使用する場合には、ユーザは、システムプロ
グラムをロードすべきプログラムロード装置を起動させ
る。そして、ディスクドライブにシステムプログラム格
納コンパクトディスクをセットすることにより、当該コ
ンパクトディスクに格納されているシステムプログラム
からIPL(INITIAL PROGRAM LOAD)が起動され、シス
テムプログラムが当該パーソナルコンピュータのメモリ
にロードされる。次に、パーソナルコンピュータの備え
る処理装置がメモリにロードされたシステムプログラム
に従い、処理を開始する。
【0009】以上、コンパクトディスクドライブを備え
たシステムでは、単一のディスクドライブにより、音楽
用コンパクトディスク、データベース格納コンパクトデ
ィスク、システムプログラム格納コンパクトディスクの
再生を行うことが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記したシ
ステムでは、ユーザが再生すべきコンパクトディスクの
属性を認識した上で、その属性に対応するアプリケーシ
ョンプログラムを起動させる必要がある。すなわち、音
楽情報を格納するコンパクトディスクを再生する場合に
おいても、電源投入、システム起動、アプリケーション
プログラムの起動を行わなければならず、作業が煩雑で
ある。
【0011】そこで、本発明は、小型光ディスクに格納
されている情報の属性を自動的に判別すると共に、その
属性に対応するアプリケーションプログラムを自動的に
たち上げることにより、ユーザにかかる作業の簡略化を
計り、実用性の高いシステムを提供することを課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するために以下のようにした。これを図1の原理図
に基づいて説明する。
【0013】本発明におけるシステムは、同一形状であ
り、情報格納フォーマットの異なる複数種の小型光ディ
スクを再生可能とするシステムにおいて、読み出し手段
1、識別手段2、処理手段3、制御手段4を備える。
【0014】前記読み出し手段1は、小型光ディスクに
格納されている情報を読み出すものであり、例えば、小
型光ディスク専用のディスクドライブが考えられる。識
別手段2は、前記読み出し手段1により読み出される情
報のフォーマットを解析し、小型光ディスクに格納され
ている情報の属性を識別する。
【0015】処理手段3は、小型光ディスクの個々の属
性に対応する少なくとも一つの実行部を有し、小型光デ
ィスクの属性に対応する実行部を起動させて小型光ディ
スクの再生を行うものである。
【0016】制御手段4は、前記各部の動作を制御する
ものである。ここで、前記処理手段3の有する実行部と
しては、第一に、ディジタル信号形式の音楽情報をアナ
ログ信号形式の音情報に変換・出力する第一の実行部3
aが考えられる。この第一の実行部3aは、例えばコン
パクトディスクプレーヤとこの動作を制御するアプリケ
ーションプログラムである。
【0017】第二に、任意のデータにかかる情報を検索
・出力する第二の実行部3bが考えられる。この第二の
実行部3bは、例えばデータ検索を行うアプリケーショ
ンプログラムである。
【0018】さらに、第三に、システムプログラムを実
行する第三の実行部3cが考えられる。この第三の実行
部3cは、例えば小型光ディスクに格納されているシス
テムプログラムを実行するCPU(CENTRAL PROCESSING
UNIT;中央処理装置)である。
【0019】(作用)本発明によれば、制御手段4は、
電源投入後、読み出し手段1に任意の小型光ディスクが
セットされた場合、前記読み出し手段1により当該小型
光ディスクの上位に格納されている情報を読み出させ
る。
【0020】そして、識別手段4は、読み出し手段1の
読み出した情報を解析して、当該小型光ディスクに格納
されている情報の属性を判別し、その属性情報を処理手
段3へ通知する。
【0021】処理手段3では、前記の属性に対応する実
行部3を起動させ、当該小型光ディスクに記録されてい
る情報を実行する。すなわち、小型光ディスクの属性が
音楽用の小型光ディスクの場合には、この小型光ディス
クに記録されている音楽情報を出力すべく第一の実行部
3aを起動させる。
【0022】また、小型光ディスクの属性がデータベー
ス、例えば、国語辞書、英語辞書等の辞書データの場合
には、第二の実行部3bを起動する。第二の実行部3b
は、当該システムのユーザが入力する情報にかかるデー
タをこの小型光ディスクから検出することができる。
【0023】上記した小型光ディスクの属性がシステム
プログラムの場合、第三の実行部3cを起動させて、当
該小型光ディスクに記録されているシステムプログラム
を実行することが可能である。
【0024】ここで、識別手段2は、小型光ディスクの
上位アドレスに格納されているリードインエリアにアク
セスし、ここに音楽情報以外のデータを格納している旨
を示すデータ格納情報が登録されているか否かを判別す
る。ここで、リードインエリアにデータ格納情報が未登
録の場合は、当該小型光ディスクの属性を音楽情報とし
て識別する。
【0025】また、前記のリードインエリアにデータ格
納情報が登録されている場合には、リードインエリアの
下位アドレスに格納されているユーザデータエリアにア
クセスし、データベース識別情報が格納されているか、
または自動起動プログラムが格納されているかを識別す
る。
【0026】上記したデータベース識別情報は、例え
ば、データベース認識用ファイルであり、自動起動プロ
グラムは、例えば、IPL(INITIAL PROGRAM LOADER)
である。
【0027】ここで、自動起動プログラムが格納されて
いる場合には、当該小型光ディスクの属性をシステムプ
ログラムとして識別する。一方、データベース識別情報
が格納されている場合には、当該光小型ディスクの属性
をデータベースとして識別する。
【0028】そして、処理手段3は、識別手段2から受
け取った属性情報に基づき、その属性に対応する実行部
(3a、3b、3c)を実行させる。以上から、ユーザ
は、当該システムに小型光ディスクをセットするだけで
よく、システムは読み出し手段2にセットされる小型光
ディスクの属性を自動的に判別し、その属性に従った実
行部を動作させることができる。
【0029】なお、前記した第一〜第三の実行部の他
に、小型光ディスクの属性に応じた事実行部を備えるこ
とも可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施例)以下に、本発明の具体
的な実施例に次いて説明する。本実施例におけるコンパ
クトディスク自動判別起動システムの構成を図2に示
す。
【0031】本実施例にかかるコンパクトディスク自動
判別起動システムは、音楽用コンパクトディスク、辞書
検索用データベースコンパクトディスク、システムプロ
グラムコンパクトディスクを再生可能とする。
【0032】同図において、コンパクトディスク自動判
別起動システムは、本発明にかかる読み取り手段として
のディスクドライブ5、識別回路6、入力装置としての
キーボード7、情報出力装置としてのディスプレイ装置
8、処理手段としての処理装置9、制御手段としての制
御回路14から構成する。
【0033】上記したディスクドライブ5は、小型光デ
ィスク(以下、コンパクトディスクと称する)に格納さ
れている情報の読み出しを行うものである。識別回路6
は、ディスクドライブ5にセットされているコンパクト
ディスクの属性を識別するものである。
【0034】キーボード7は、任意の情報を入力するた
めのものである。ディスプレイ装置8は、任意の情報を
画面表示するものである。処理装置9は、コンパクトデ
ィスクの属性に応じて、コンパクトディスクの格納情報
を再生または実行するものである。
【0035】この処理装置9には、本発明にかかる第一
の実行部としてのCDプレイヤ制御プログラム10及び
CDプレイヤ11、第二の実行部としてのデータ検索プ
ログラム12、第三の実行部としてのシステムプログラ
ム実行プログラム13を備える。
【0036】制御回路14は、前記各部の動作を制御す
るものである。以下に、識別回路6によるコンパクトデ
ィスクの属性識別手順について説明する。
【0037】図3に、本実施例におけるコンパクトディ
スクのフレーム構成を示す。コンパクトディスクのデー
タ格納方式は、データをフレーム構造に展開し、これを
インタリーブによりディスク上に拡散された形式で格納
している。
【0038】このフレーム構成は、1フレーム288ビ
ットからなり、上位から同期パターン、サブコード信
号、データエリア、パリティビット、データエリア、パ
リティエリアを有する。
【0039】サブコード信号は、P〜Wの8ビットを有
し、ディスクドライブは、読み出し時には、サブコード
信号を98フレーム集めたものをサブコードブロックと
して読み出す。この具体例を図4に示す。
【0040】同様に、データエリアについても、98フ
レーム集めたものを1つのブロックとして扱い、それを
1セクタと称する。従って1セクタ当りのデータエリア
は2352バイトである。ディスクドライブは、このセ
クタ単位に1ブロックを読み出す。
【0041】さらに、コンパクトディスクは、リードイ
ンエリア、ユーザデータエリア、リードアウトエリアに
分割され、上記したサブコードブロックは、これら各エ
リアに存在する。本実施例では、リードインエリアのサ
ブコードブロックに着目し、特にQチャネルを98フレ
ーム集めたQチャネルデータ(以下、TOCと称す)に
着目し、このTOCを参照して音楽用コンパクトディス
クか否かを判別する。この具体的な説明は後述する。
【0042】また、辞書検索用データベースコンパクト
ディスクの場合、ユーザエリアに辞書検索データベース
認識用のファイルが格納されます。識別回路6は、この
辞書検索データベース認識用のファイルの有無により辞
書検索データベースコンパクトディスクか否かを判別す
る。ここで、前記した辞書検索データベース認識用ファ
イルに対するアクセスは、当該ユーザデータエリアのア
ドレス情報、すなわちルートディレクトリの位置情報に
基づいて行う様にした。また、辞書検索用データベース
コンパクトディスクにおいて、上記したような辞書検索
データベース認識用ファイルが存在しないものがあるの
で、この場合は、ルートディレクトリに従って固定位置
の識別データをチェックするようにしてもよい。
【0043】さらに、システムプログラムコンパクトデ
ィスクの場合には、ユーザデータエリアの最上位アドレ
スにIPL(INITIAL PROGRAM LOADER)が格納されてお
り、識別回路6は、前記した辞書検索データベース認識
用ファイルが未格納の場合に、ユーザデータエリアの最
上位アドレスにアクセスし、IPLの有無を判別する。
【0044】図5にQチャネルデータのフォーマットを
示す。Q1〜Q98の98ビットからQチャネルデータ
は、先頭の2ビットを同期パターン信号に割り当て、残
りのQ2〜Q98の96ビットをコントロールビットとし
て割り当てている。
【0045】コントロールビットは、上位からコントロ
ールフラグ、アドレス、DATA−Q、CRCエリアに分割
される。コントロールフラグには、コンパクトディスク
の格納情報を識別するフラグが格納される。つまり、音
楽情報か否かを示すフラグである。
【0046】アドレスには、DATA−Qにかかる制御情報
が格納される。DATA−Qには、当該コンパクトディスク
にかかる制御データ、例えば、音楽情報の場合には、イ
ンデックス情報、トラック時間、フレーム番号等が格納
される。さらに、辞書検索用データベースの場合には、
ここにデータトラック情報が格納される。
【0047】CRCは、エラー訂正用のコード情報が格
納される。以下、本実施例における小型光ディスク自動
判別起動システムの動作過程を説明する。
【0048】図6は、本実施例における小型光ディスク
自動判別起動システムの動作過程を示すフローチャート
図である。本実施例における小型光ディスク自動判別起
動システムは、ユーザがディスクドライブ5に任意のコ
ンパクトディスクをセットした場合、制御回路14はこ
れを認識し(ステップ601)、識別回路6を動作させ
る。
【0049】識別回路6は、当該コンパクトディスクの
リードインエリアにアクセスし(ステップ602)、当
該コンパクトディスクにデータトラックが格納されてい
るか否かを判別する(ステップ603)。
【0050】ここで、データトラックが未格納の場合に
は、識別回路6は、当該コンパクトディスクの属性を音
楽用コンパクトディスクと識別し、この旨を処理装置9
へ通知する(ステップ604)。
【0051】当該コンパクトディスクの属性情報を受け
取った処理装置9では、CDプレイヤ制御プログラム1
0を起動させ、このプログラムに基づいてCDプレイヤ
11を動作させる(ステップ605)。
【0052】また、前述のステップ603において、当
該コンパクトディスクにデータトラックが格納されてい
る場合には、識別回路6は、ユーザデータエリアのアド
レス情報格納領域にアクセスする(ステップ606)。
そして、このアドレス情報に基づいてルートディレクト
リを検索し(ステップ607)、辞書検索データベース
認識用ファイルが登録されているか否かを判別する(ス
テップ608)。
【0053】ここで、辞書検索データベース認識用ファ
イルが登録されている場合には、当該コンパクトディス
クの属性を辞書検索用データベースコンパクトディスク
と識別し、この旨を処理装置9へ通知する(ステップ6
09)。
【0054】そして、処理装置9は、前記属性情報に基
づいてデータ検索プログラム12を起動させる(ステッ
プ610)。これにより、ユーザは、キーボード7から
検索すべき単語を入力することにより、制御回路14
は、処理装置9をコンパクトディスクのユーザデータエ
リアにアクセスさせる。そして、当該単語にかかる情報
を検索し、ディスプレイ装置8から画面表示することが
できる。
【0055】一方、前述のステップ608において辞書
検索データベース認識用ファイルが未登録の場合には、
ユーザデータエリアにアクセスして(ステップ61
1)、IPLが格納されているか否かを判別する(ステ
ップ612)。
【0056】ここで、IPLが登録されている場合に
は、当該コンパクトディスクの属性をシステムプログラ
ムと識別し、この旨を処理装置9へ通知する(ステップ
613)。
【0057】前記の属性情報を受け取った処理装置9
は、システムプログラム実行プログラムを起動させる
(ステップ614)。一方、上記のステップ612にお
いてユーザデータエリアにIPLが未格納の場合には、
予め当該システムに登録されているメッセージをディス
プレイ装置8により画面表示するようにしてもよい。
【0058】以上、本実施例によれば、当該システムの
ユーザは、ディスクドライブ5に任意のコンパクトディ
スクをセットする作業のみ行えばよく、システムがコン
パクトディスクの属性を自動的に判別し、かかるプログ
ラムを自動的にたち上げることができる。
【0059】なお、本実施例においては、音楽情報用コ
ンパクトディスク、辞書検索用データベースコンパクト
ディスク、システムプログラム用コンパクトディスクに
限定したが、音楽情報と共に任意のデータを格納したコ
ンパクトディスクについてもQチャネルデータのコント
ロールフラグにより識別可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、システムが小型光ディ
スクの属性を自動的に判別すると共に、その属性に対応
するソフトウェアまたは装置を自動的に立ち上げること
ができ、ユーザは、煩雑な操作をせずにシステムを利用
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例における小型光ディスク自動判別起動
システムの全体構成ブロック図
【図3】本実施例におけるコンパクトディスクのフレー
ム構成図
【図4】サブコードブロックの構成を示す具体例
【図5】本実施例におけるQチャネル情報のフォーマッ
【図6】本実施例における小型光ディスク自動判別起動
システムの動作過程を示すフローチャート図
【符号の説明】
1・・読み出し手段 2・・識別手段3・・処理手段 3a・・第一の実行部 3b・・第二の実行部 3c・・第三の実行部 4・・制御手段 5・・ディスクドライブ 6・・識別回路 7・・キーボード 8・・ディスプレイ装置 9・・処理装置 10・・CDプレイヤ制御プログラム 11・・CDプレイヤ 12・・データ検索プログラム 13・・システムプログラム実行プログラム 14・・制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月19日(2002.11.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子装置、制御装置及び処理制
御方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記可搬型ディスクがデータベース用の
データを格納するものであるときに、前記データの検索
を行うデータ検索プログラムを更に有し、 前記制御手段は、更に、前記識別手段の識別の結果、前
記可搬型ディスクがデータベースである場合は、前記デ
ータベース検索プログラムを起動するよう制御すること
を特徴とする請求項1記載の電子装置。
【請求項】 前記プログラムはシステムプログラムで
あることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装
置。
【請求項】 同一形状で情報形式の異なる複数種の可
搬型ディスクを処理可能であり、前記可搬型ディスクに
格納されている情報の読み出しを行う読み出し手段と、
前記可搬型ディスクが音楽情報を格納したものであると
き前記音楽の再生の制御を行う音楽再生制御プログラム
と、前記可搬型ディスクがプログラムを格納したもので
あるときの前記プログラムを処理する実行プログラムと
を有する電子装置のための、制御装置において、 前記読み出し手段により読み出された情報に基づいて前
記可搬型ディスクに格納されている情報の属性を識別す
る識別手段と、 前記読み出し手段を動作させて当該可搬型ディスクに格
納されている情報を読み出し、前記識別手段に前記読み
出し手段により読み出される情報に基づき当該可搬型デ
ィスクに格納されている情報の属性を判別させ、前記識
別手段の識別の結果、前記可搬型ディスクが音楽情報を
格納したものである場合は、前記音楽再生制御プログラ
ムを起動し、前記識別手段の識別の結果、前記可搬型デ
ィスクがプログラムを格納したものである場合は、起動
した前記実行プログラムが前記プログラムを処理するよ
う制御する制御手段とを有する制御装置。
【請求項】 同一形状で情報形式の異なる複数種の可
搬型ディスクを処理可能であり、前記可搬型ディスクに
格納されている情報の読み出しを行う読み出し手段と、
前記可搬型ディスクが音楽情報を格納したものであると
き前記音楽の再生の制御を行う音楽再生制御プログラム
と、前記可搬型ディスクがプログラムを格納したもので
あるときの前記プログラムを処理する実行プログラム
と、前記可搬型ディスクがデータベース用のデータを格
納するものであるときに、前記データの検索を行うデー
タ検索プログラムを有する電子装置のための、制御装置
において、 前記読み出し手段により読み出された情報に基づいて前
記可搬型ディスクに格納されている情報の属性を識別す
る識別手段と、 前記読み出し手段を動作させて当該可搬型ディスクに格
納されている情報を読み出し、前記識別手段に前記読み
出し手段により読み出される情報を解析させて当該可搬
型ディスクに格納されている情報の属性を判別させ、前
記識別手段の識別の結果、前記可搬型ディスクが音楽情
報を格納したものである場合は、前記音楽再生制御プロ
グラムを起動し、前記識別手段の識別の結果、前記可搬
型ディスクがプログラムを格納したものである場合は、
起動した前記実行プログラムが前記プログラムを処理す
るよう制御し、前記識別手段の識別の結果、前記可搬型
ディスクがデータベースである場合は、前記データベー
ス検索プログラムを起動するよう制御する制御手段とを
有する制御装置。
【請求項】 前記プログラムはシステムプログラムで
あることを特徴とする請求項4又は5に記載の制御装
置。
【請求項】 同一形状であり、情報形式の異なる複数
種の可搬型ディスクのための処理制御方法において、 可搬型ディスクに格納されている情報の読み出す第一の
手順と、 前記第一の手順により読み出された情報に基づいて前記
可搬型ディスクに格納されている情報の属性を識別する
第二の手順と、前記第二の手順の結果、前記可搬型ディ
スクが音楽情報を格納したものである場合は、音楽再生
制御プログラムを起動する第三の手順と、前記第二の手
順の結果、前記記可搬型ディスクがプログラムを格納し
たものである場合は、起動した実行プログラムによって
前記プログラムを処理する第四の手順を有する処理制御
方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するために、以下の構成を提供する。本発明の同一
形状であり、情報形式の異なる複数種の可搬型ディスク
を処理可能とする電子装置において、前記可搬型ディス
クに格納されている情報の読み出しを行う読み出し手段
と、前記読み出し手段の読み出した情報に基づいて前記
可搬型ディスクに格納されている情報の属性を識別する
識別手段と、前記可搬型ディスクが音楽情報を格納した
ものであるとき、前記音楽の再生の制御を行う音楽再生
制御プログラムと、前記可搬型ディスクがプログラムを
格納したものであるときの前記プログラムを処理するた
めの実行プログラムと、制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記読み出し手段を動作させて当該可搬型ディス
クに格納されている情報を読み出し、前記識別手段に前
記読み出し手段により読み出される情報に基づき当該可
搬型ディスクに格納されている情報の属性を判別させ、
前記識別手段の識別の結果、前記可搬型ディスクが音楽
情報を格納したものである場合は、前記音楽再生制御プ
ログラムを起動し、前記識別手段の識別の結果、前記可
搬型ディスクがプログラムを格納したものである場合
は、起動した前記実行プログラムが前記プログラムを処
理するよう制御する。さらに、上記電子装置は、前記可
搬型ディスクがデータベース用のデータを格納するもの
であるときに、前記データの検索を行うデータ検索プロ
グラムを更に有し、前記制御手段は、更に、前記識別手
段の識別の結果、前記可搬型ディスクがデータベースで
ある場合は、前記データベース検索プログラムを起動す
るよう制御しても良い。また、さらに、前記プログラム
はシステムプログラムであっても良い。本発明では、前
記課題を解決するために、さらに、制御装置も提供す
る。前記制御装置は、「同一形状であり、情報形式の異
なる複数種の可搬型ディスクを処理可能であり、前記可
搬型ディスクに格納されている情報の読み出しを行う読
み出し手段と、前記可搬型ディスクが音楽情報を格納し
たものであるとき前記音楽の再生の制御を行う音楽再生
制御プログラムと、前記可搬型ディスクがプログラムを
格納したものであるときの前記プログラムを処理する実
行プログラムとを有する電子装置」のための制御装置で
あり、本発明の制御装置は、前記読み出し手段により読
み出された情報に基づいて前記可搬型ディスクに格納さ
れている情報の属性を識別する識別手段と、前記読み出
し手段を動作させて当該可搬型ディスクに格納されてい
る情報を読み出し、前記識別手段に前記読み出し手段に
より読み出される情報に基づき当該可搬型ディスクに格
納されている情報の属性を判別させ、前記識別手段の識
別の結果、前記可搬型ディスクが音楽情報を格納したも
のである場合は、前記音楽再生制御プログラムを起動
し、前記識別手段の識別の結果、前記可搬型ディスクが
プログラムを格納したものである場合は、起動した前記
実行プログラムが前記プログラムを処理するよう制御す
る制御手段とを有する。また、制御装置は、「同一形状
であり、情報形式の異なる複数種の可搬型ディスクを処
理可能であり、前記可搬型ディスクに格納されている情
報の読み出しを行う読み出し手段と、前記可搬型ディス
クが音楽情報を格納したものであるとき前記音楽の再生
の制御を行う音楽再生制御プログラムと、前記可搬型デ
ィスクがプログラムを格納したものであるときの前記プ
ログラムを処理する実行プログラムと、前記可搬型ディ
スクがデータベース用のデータを格納するものであると
きに、前記データの検索を行うデータ検索プログラムを
有する電子装置」のためのものであっても良く、前記制
御装置は、前記読み出し手段により読み出された情報に
基づいて前記可搬型ディスクに格納されている情報の属
性を識別する識別手段と、前記読み出し手段を動作させ
て当該可搬型ディスクに格納されている情報を読み出
し、前記識別手段に前記読み出し手段により読み出され
る情報を解析させて当該可搬型ディスクに格納されてい
る情報の属性を判別させ、前記識別手段の識別の結果、
前記可搬型ディスクが音楽情報を格納したものである場
合は、前記音楽再生制御プログラムを起動し、前記識別
手段の識別の結果、前記可搬型ディスクがプログラムを
格納したものである場合は、起動した前記実行プログラ
ムが前記プログラムを処理するよう制御し、前記識別手
段の識別の結果、前記可搬型ディスクがデータベースで
ある場合は、前記データベース検索プログラムを起動す
るよう制御する制御手段とを有する。更に、前記プログ
ラムはシステムプログラムであることを特徴とするもの
である場合に、前記制御装置は制御を行っても良い。本
発明では、前記課題を解決するために、さらに、処理制
御方法も提供する。本発明の、同一形状であり、情報形
式の異なる複数種の可搬型ディスクのための記憶媒体処
理制御方法は、可搬型ディスクに格納されている情報の
読み出す第一の手順と、前記第一の手順により読み出さ
れた情報に基づいて前記可搬型ディスクに格納されてい
る情報の属性を識別する第二の手順と、前記第二の手順
の結果、前記可搬型ディスクが音楽情報を格納したもの
である場合は、音楽再生制御プログラムを起動する第三
の手順と、前記第二の手順の結果、前記記可搬型ディス
クがプログラムを格納したものである場合は、起動した
実行プログラムによって前記プログラムを処理する第四
の手順を有する。これらを図1の原理図に基づいて説明
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記読み出し手段1は、小型光ディスクに
格納されている情報を読み出すものであり、例えば、小
型光ディスク専用のディスクドライブが考えられる。識
別手段2は、前記読み出し手段1により読み出される
報にもとづき、読み出された情報のフォーマットを解析
し、小型光ディスクに格納されている情報の属性を識別
する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】処理手段3は、小型光ディスクに格納され
ている情報の属性に応じた処理部や実行部を有し、小型
光ディスクに格納されている情報の属性に対応する実行
、処理部等を起動させて小型光ディスクの再生を行う
ものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】制御手段4は、前記各部の動作を制御する
ものである。ここで、前記処理手段3の有する実行部
処理部等としては、前記光ディスクが音楽情報を格納し
たものであるときに前記音楽の再生の制御を行う音楽再
生制御プログラムがある。より具体的には、ディジタル
信号形式の音楽情報をアナログ信号形式の音情報に変換
・出力する第一の実行部3aが考えられる。この第一の
実行部3aは、例えばコンパクトディスクプレーヤとこ
の動作を制御するアプリケーションプログラムである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】第二に、前記光ディスクがデータベース用
のデータを格納するものであるときに、前記データの検
索を行うデータ検索プログラムや任意のデータにかかる
情報を検索・出力する第二の実行部3bが考えられる。
この第二の実行部3bは、例えばデータ検索を行うアプ
リケーションプログラムである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに、第三に、前記光ディスクがプログ
ラムを格納したものであるときの前記プログラムを処理
する実行プログラムや、システムプログラムを実行する
第三の実行部3cが考えられる。この第三の実行部3c
は、例えば小型光ディスクに格納されているシステムプ
ログラムを実行するCPU(CENTRAL PROC
ESSINGUNIT;中央処理装置)である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【作用】本発明によれば、制御手段4は、電源投入後、
読み出し手段1に小型光ディスクがセットされた場合、
前記読み出し手段1により当該小型光ディスクに格納さ
れている情報を読み出させる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そして、識別手段4は、読み出し手段1の
読み出した情報にもとづいて、小型光ディスクに格納さ
れている情報の属性を識別する。具体的には、前記識別
手段4は、前記情報を解析して、当該小型光ディスクに
格納されている情報の属性を判別し、その属性情報を処
理手段3へ通知する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】処理手段3では、前記格納されている情報
属性に対応する実行部3が起動される。そして、当該
小型光ディスクに記録されている情報を実行する。すな
わち、小型光ディスクに格納されている情報の属性が音
情報を示す場合には、この小型光ディスクに記録され
ている音楽情報を出力すべく図1では第一の実行部3a
を起動させる。前記第一の実行部3aは、音楽再生制御
プログラムの一例である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、小型光ディスクに格納されている情
の属性がデータベースを格納したものの場合は、例え
ば、国語辞書、英語辞書等の辞書データの場合には、
1では第二の実行部3bを起動する。第二の実行部3b
は、当該システムのユーザが入力する情報にかかるデー
タをこの小型光ディスクから検出することができる。
1の第二の実行部3bは、データ検索プログラムの一例
である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図1では、上記した小型光ディスクに格納
されている情報の属性がシステムプログラムを格納した
ものの場合、第三の実行部3cを起動させて、当該小型
光ディスクに記録されているシステムプログラムを実行
することが可能である。前記第三の実行部3cは、実行
プログラムの一例であり、小型光ディスクに格納されて
いるプログラムを実行可能である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ここで、識別手段2は、小型光ディスクの
上位アドレスに格納されているリードインエリアにアク
セスし、ここに音楽情報以外のデータを格納している旨
を示すデータ格納情報が登録されているか否かを判別す
る。ここで、リードインエリアにデータ格納情報が未登
録の場合は、当該小型光ディスクに格納されている情報
の属性音楽情報であるとして識別する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ここで、自動起動プログラムが格納されて
いる場合には、当該小型光ディスクに格納されている情
の属性をシステムプログラムを格納したものとして識
別する。一方、データベース識別情報が格納されている
場合には、当該小型ディスクに格納されている情報の属
性をデータベースを格納したものとして識別する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】そして、処理手段3は、識別手段2から受
け取った情報に基づき、その情報に対応する実行部(3
a、3b、3c)を実行させる。以上から、ユーザは、
当該システムに当該小型光ディスクをセットするだけで
よく、システムは読み出し手段2にセットされる小型光
ディスクに格納されている情報の属性を自動的に判別
し、その判別結果に従った実行部を動作させることがで
きる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】なお、前記した第一〜第三の実行部の他
に、小型光ディスクに格納されている情報の属性に応じ
た実行部を備えることも可能である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一形状であり、情報格納フォーマット
    の異なる複数種の小型光ディスクを再生可能とするシス
    テムにおいて、 前記小型光ディスクに格納されている情報の読み出しを
    行う読み出し手段と、 前記読み出し手段の読み出した情報のフォーマットに基
    づいて前記小型光ディスクの属性を識別する識別手段
    と、 個々の小型光ディスクの属性に対応する実行部を有し、
    前記小型光ディスクの属性に対応する実行部により小型
    光ディスクの再生・実行を行う処理手段(3)と、 前記各部の制御を行う制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記読み出し手段に任意の小型光ディ
    スクがセットされた場合に、この読み出し手段を動作さ
    せて当該小型光ディスクの上位に格納されている情報を
    読み出し、 前記識別手段は、前記読み出し手段により読み出される
    情報のフォーマットを解析して、当該小型光ディスクの
    属性を判別し、 前記処理手段は、前記識別手段により識別される属性に
    対応する実行部を起動させて当該小型光ディスクに格納
    されている情報の再生・実行を行うことを特徴とする小
    型光ディスク自動判別起動方式。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、ディジタル信号形式の
    音楽情報をアナログ信号形式の音情報に変換・出力する
    第一の実行部と、 任意のデータにかかる情報を検索・出力する第二の実行
    部と、 システムプログラムを実行する第三の実行部とを有し、 前記処理手段は、前記識別手段により小型光ディスクに
    格納されている情報の属性を音楽情報として認識した場
    合に、前記第一の実行部を起動させてアナログ信号形式
    のデータに変換・出力することで当該音楽情報の再生・
    出力を行い、 前記格納情報の属性をデータベースと認識した場合に、
    前記第二の実行部を起動させて、任意のデータにかかる
    情報を前記小型光ディスクから検索・出力し、 前記格納情報の属性をシステムプログラムと識別した場
    合には、前記第三の実行部を起動させて、当該システム
    プログラムを実行することを特徴とする請求項1記載の
    小型光ディスク自動判別起動方式。
  3. 【請求項3】 前記識別手段は、前記読み出し手段を介
    して小型光ディスクにアクセスし、最上位アドレスに格
    納されているリードインエリアを読み込み、このエリア
    に、音楽情報以外のデータ格納状態を示すデータ格納情
    報が登録されているか否かを判別し、 データ格納情報が未登録の場合には、当該小型光ディス
    クの属性を音楽情報と識別し、 データ格納情報が登録されている場合には、前記リード
    インエリアの下位アドレスに格納されているユーザデー
    タエリアにアクセスし、データベース識別情報が記録さ
    れているか、または自動起動プログラムが記録されてい
    るか否かを判別し、 データベース識別情報が記録されている場合には、当該
    小型光ディスクの属性をデータベースとして識別し、 自動起動プログラムが記録されている場合には、当該小
    型光ディスクの属性をシステムプログラムとして識別す
    ることを特徴とする請求項1記載の小型光ディスク自動
    判別起動方式。
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