JP2003132633A - Cdリッピング用のプログラム - Google Patents

Cdリッピング用のプログラム

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JP2003132633A
JP2003132633A JP2001331079A JP2001331079A JP2003132633A JP 2003132633 A JP2003132633 A JP 2003132633A JP 2001331079 A JP2001331079 A JP 2001331079A JP 2001331079 A JP2001331079 A JP 2001331079A JP 2003132633 A JP2003132633 A JP 2003132633A
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toc
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Akira Hirota
昭 廣田
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MAX INTERNAT Inc
MAX INTERNATIONAL Inc
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MAX INTERNAT Inc
MAX INTERNATIONAL Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サブコード領域のA/D識別情報に誤情報が紛
れ込んでいるときでも正常にパソコンでリッピングを行
えるようなコンピュータ用のプログラムを提案する。 【解決手段】CD再生装置にセットされたCDのTOC
から、プログラム領域における各トラックの位置を読み
取る過程と、そのトラックにおいてA/D識別情報(サ
ブコードQチャネルのコントロール)を読み取る過程
と、このA/D識別情報がオーディオデータになってい
れば、TOCにおけるA/D識別情報に関係なく当該ト
ラックをオーディオトラックとして読み出す過程と、を
コンピュータに実行させることを特徴としたプログラム
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sc)に収録されたコンテンツのコピー技術に関し、特
に、音楽(オーディオ)CDのリッピング(Ripping)
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ関連技術の進歩は著
しく、最近では、音楽CDのデジタル信号をそのまま又
は圧縮して、パソコン内のハードディスクなど記憶装置
に取り込むことが簡単にできるまでになっている。この
取り込み技術のことをリッピングといい、リッピングが
できれば、個人利用の範囲内で、CD再生装置から取り
込んだデジタル情報をCD−RやCD−RWなどの媒体
に書き込んで利用することが可能である。なお、ソフト
ウエアによっては、リッピングを経由することなく直
接、CDからCD−R等へコピーすることが可能なプロ
グラムも現存するが、パソコンが介在することに変わり
はないので、このような場合も含めて本明細書ではリッ
ピングというものとする。
【0003】CDのフォーマットは、いわゆるレッドブ
ックと呼ばれる世界標準規格に則っている。すなわち、
図1に簡単に示すように、内周から外周へリードイン領
域→プログラム領域→リードアウト領域に区分され、そ
してリードイン領域とプログラム領域においてデータ領
域及びサブコード領域が存在するものとなっている。
【0004】リードイン領域はTOC(Table Of Conte
nts)として利用され、各トラックの位置情報などがこ
こから読み取られる。プログラム領域には実際のデジタ
ルデータや音楽データがトラック単位で収録され、その
各トラックの最初数秒間にポーズ(プリギャップ)部分
が存在する。
【0005】また、サブコード領域は、トラック番号
(TNO)、絶対時間(ATIME)、コントロール
(CONTROL)などの識別情報(通常Qチャネル)
が入れられる領域であり、この識別情報を頼りにデータ
アクセスが実行されることになる。このうち、コントロ
ール部として、当該CDのコンテンツがオーディオデー
タ(A)なのかデジタルデータ(D)なのかを識別する
A/D識別情報が入れられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般のオーディオ機器
は、音楽CDから誕生したというCDの背景から、主た
る領域であるプログラム領域にあるサブコードが示す識
別情報に従い動作する仕組みになっている。一方、パソ
コンの場合はその性格上、TOCにあるサブコードが示
す識別情報を重視して動作する。すなわち、TOC内サ
ブコードのA/D識別情報に従って各トラックのA/D
判断を行う。
【0007】したがってパソコンの場合、図示のよう
に、TOC内でA/D識別情報がデジタルデータ(D)
になっていると、実際にトラックに入っているのがオー
ディオデータであったときには、誤作動してエラーを発
生する。同じCDでもオーディオ機器の場合は、プログ
ラム領域のA/D識別情報に従うので、問題が発生する
ことはない。
【0008】また同様に、オーディオ機器とパソコンの
性能や精度の違いから、プログラム領域のポーズ部分に
おけるサブコードの示すA/D識別情報がデジタルデー
タ(D)になっているときに、続くトラックにオーディ
オデータが入っていれば、オーディオ機器では問題ない
一方、パソコンは誤作動する。これは、図中「D’」で
示すトラック開始後の数フレーム分までA/D識別情報
の誤情報が形成されているときに、より顕著な差となっ
て現れる。
【0009】本発明は、このようなサブコード領域のA
/D識別情報に誤情報が紛れ込んでいるときでも正常に
パソコンでリッピングを行えるような、コンピュータ用
のプログラムとこれを入れた記録媒体(FD、CD、D
VD、MO等)を提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CD再
生装置にセットされたCDのTOCから、プログラム領
域における各トラックの位置を読み取る過程と、そのト
ラックにおいてA/D識別情報を読み取る過程と、この
A/D識別情報がオーディオデータになっていれば、T
OCにおけるA/D識別情報に関係なく当該トラックを
オーディオトラックとして読み出す過程と、をコンピュ
ータに実行させることを特徴としたプログラム及び当該
プログラムを記録した記録媒体が提供される。
【0011】すなわち、TOCのサブコード情報ととも
に各トラックごとにもサブコード情報を読み取り、その
サブコードの示すA/D識別情報が食い違っている場合
には、トラックにおけるA/D識別情報を優先させて再
生を行うようにするものである。したがって、たとえT
OCのA/D識別情報に誤情報が入っていたとしても、
パソコンは正常に動作することができる。
【0012】あるいは、CD再生装置にセットされたC
DのTOCから、プログラム領域における各トラックの
位置を読み取る過程と、そのトラックにおいてポーズ部
分以外のA/D識別情報を読み取る過程と、このA/D
識別情報の90%以上がオーディオデータになっていれ
ば、TOCにおけるA/D識別情報に関係なく当該トラ
ックをオーディオトラックとして読み出す過程と、をコ
ンピュータに実行させることを特徴としたプログラム及
び当該プログラムを記録した記録媒体が提供される。
【0013】すなわちこれは、トラックのポーズ部分及
びトラック開始後の数フレーム分までA/D識別情報が
誤情報になっている場合に対応するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1のように、サブコードQチャ
ンネルのコントロール部により示されるA/D識別情報
が、リードイン領域のTOC及びプログラム領域のポー
ズ部分でデジタルデータ(D)とされ、プログラム領域
の各トラック(実データ部分)ではオーディオデータ
(A)とされており、実際に各トラックに入っているデ
ータがオーディオデータであるCDがあったとする。
【0015】図2に示すように、このCD1をパソコン
PCのCD再生装置(CD−ROMドライブ、CD−R
/RWドライブ)2へセットし、再生するものとする。
そのパソコンPCは、図3に示すとおり、CPU(中央
処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM
(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスク
ドライブ)、そしてCD再生装置2及びCD書込装置3
を最低でも備えているとする。なお、CD再生装置2と
CD書込装置3は、CD−R/RWドライブであれば1
台の装置が兼用する。
【0016】本例のCD1を再生にかけると、TOCの
A/D識別情報がデジタルデータ(D)なので、通常の
パソコンPCの場合、CD1のコンテンツをプログラム
などのデジタルデータであると認識して各トラックを読
み出しにいく。しかし、実際にトラックに入っているの
はオーディオデータなので、パソコンPCはハングアッ
プやフリーズを起こしてしまうことになる。
【0017】一方、本発明に係るリッピング用プログラ
ムをインストールしたパソコンPCの場合、CD1がC
D再生装置2にセットされると、HDDからRAMにロ
ードされるそのプログラムに従いCPUが動作する。そ
して、CD再生装置2から出力されてくる図1の信号の
TOCをまず解析することにより、プログラム領域の各
トラックの位置(絶対時間、アドレス)を読み取る。こ
のときに、当該CD1のTOCでは、サブコードのA/
D識別情報がデジタルデータ(D)を示しているので、
一旦は、コンテンツがデジタルデータであると認識され
る。
【0018】次いで、再生するトラックから読み出され
る信号を調べ、そのサブコードのA/D識別情報がデジ
タルデータ(D)であるか、オーディオデータ(A)で
あるか、判別する。その結果、本例の場合はオーディオ
データ(A)が判別されるので、該トラックから読み出
されたA/D識別情報に従ってパソコンPCは、オーデ
ィオデータの再生を実行する。つまり、先のTOCにお
けるA/D識別情報は無視し、当該トラックにおけるA
/D識別情報に従って音楽再生を行う。
【0019】本例では、トラックの頭数フレーム分
(D’)までサブコードのA/D識別情報がデジタルデ
ータ(D)を示すようにしてあるので、トラック部分か
ら読み取られる全A/D識別情報が100%オーディオ
データ(A)を示さなくとも、そのうち90%以上がオ
ーディオデータ(A)を示せば、当該トラックにはオー
ディオデータを収録してあると判断する。
【0020】これにより再生されたCD1のコンテンツ
は、MP3などの圧縮方式で、あるいはそのままの方式
で、一旦、HDDに記憶される。そして、書込命令によ
りCD書込装置3を通して別のCD−R/RW(あるい
はDVD−R/RWやDVD+RWなどでも可)のメデ
ィアへ書き込まれる。
【0021】以上は、TOCのA/D識別情報がデジタ
ルデータを示すにもかかわらず、トラックに入っている
のがオーディオデータである場合の例であるが、この逆
の場合も同様に適用可能であることは、容易に想到され
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】CDに記録されるEFM信号の概略タイミング
チャート。
【図2】本発明を適用したパーソナルコンピュータの概
略図。
【図3】本発明を適用したパーソナルコンピュータ内部
の概略ブロック図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD再生装置にセットされたCDのTO
    Cから、プログラム領域における各トラックの位置を読
    み取る過程と、前記トラックにおいてA/D識別情報を
    読み取る過程と、このA/D識別情報がオーディオデー
    タになっていれば、前記TOCにおけるA/D識別情報
    に関係なく当該トラックをオーディオトラックとして読
    み出す過程と、をコンピュータに実行させるプログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 CD再生装置にセットされたCDのTO
    Cから、プログラム領域における各トラックの位置を読
    み取る過程と、前記トラックにおいてA/D識別情報を
    読み取る過程と、このA/D識別情報がオーディオデー
    タになっていれば、前記TOCにおけるA/D識別情報
    に関係なく当該トラックをオーディオトラックとして読
    み出す過程と、をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  3. 【請求項3】 CD再生装置にセットされたCDのTO
    Cから、プログラム領域における各トラックの位置を読
    み取る過程と、前記トラックにおいてポーズ部分以外の
    A/D識別情報を読み取る過程と、このA/D識別情報
    の90%以上がオーディオデータになっていれば、前記
    TOCにおけるA/D識別情報に関係なく当該トラック
    をオーディオトラックとして読み出す過程と、をコンピ
    ュータに実行させるプログラム。
  4. 【請求項4】 CD再生装置にセットされたCDのTO
    Cから、プログラム領域における各トラックの位置を読
    み取る過程と、前記トラックにおいてポーズ部分以外の
    A/D識別情報を読み取る過程と、このA/D識別情報
    の90%以上がオーディオデータになっていれば、前記
    TOCにおけるA/D識別情報に関係なく当該トラック
    をオーディオトラックとして読み出す過程と、をコンピ
    ュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7440366B2 (en) 2003-07-18 2008-10-21 Teac Corporation Optical disk drive for driving copy-controlled CD
US8478103B2 (en) 2004-10-14 2013-07-02 Sony Corporation Video apparatus, video output control method, and reproduction control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7440366B2 (en) 2003-07-18 2008-10-21 Teac Corporation Optical disk drive for driving copy-controlled CD
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