JP2003257023A - 追記型記録ディスク再生方法 - Google Patents

追記型記録ディスク再生方法

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JP2003257023A
JP2003257023A JP2002056029A JP2002056029A JP2003257023A JP 2003257023 A JP2003257023 A JP 2003257023A JP 2002056029 A JP2002056029 A JP 2002056029A JP 2002056029 A JP2002056029 A JP 2002056029A JP 2003257023 A JP2003257023 A JP 2003257023A
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compressed data
buffer
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session
optical pickup
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Jun Shiozawa
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生開始指示から先頭に位置するファイルの
再生が開始されるまでの時間を最小限に止めることがで
きる追記型記録ディスク再生方法を提供する。 【解決手段】 光ピックアップを最初のセッションまで
移動させて、最初のセッションに関する情報及び圧縮デ
ータを読み込んでバッファ内に格納しつつ、バッファに
おける記録容量を常時監視し、バッファにおける記録容
量が所定のしきい値を超えた場合、バッファ内に格納さ
れている圧縮データを再生すると同時に、光ピックアッ
プをディスクに記録されている圧縮データの最終セッシ
ョン位置まで移動させ、ディスクに記録されている圧縮
データに関するファイル情報を読み出した後、再生完了
前にバッファに格納されている圧縮データの最後に相当
するディスク上のアドレス位置まで光ピックアップを移
動させ、まだバッファに格納されていない残りの圧縮デ
ータを読み込んでバッファ内に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチセッション
ディスクに追記されて記録されているデータについての
効果的な再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のコンピュータ技術の急速な進展に
よって、マルチメディアデータを扱ったアプリケーショ
ンが急速に普及している。そして、一般のコンパクトデ
ィスク(以下、「CD」という。)等が、かかる大容量
データであるマルチメディアデータの記録媒体として広
く用いられている。
【0003】そして、CDへの記録フォーマットとして
は、特に音楽データ等を用いるCD−DA(Compact Di
sk-Degital Audio)に代表されるように、初期はシング
ルセッションのマルチトラック方式が採用されており、
最大トラック数が99トラックに制限されていた。
【0004】最近では、マルチメディアデータの記録媒
体として、より柔軟に対応するために、シングルセッシ
ョンのみならず、マルチセッションのマルチトラック方
式を採用したCD等の記録媒体が多用されるようになっ
てきている。
【0005】以下、従来の技術によるマルチセッション
のマルチトラック方式を採用したディスクに記録されて
いる圧縮データの再生方法について、図面を参照しなが
ら説明する。図3は、圧縮されたオーディオデータを再
生することができるCDプレーヤの基本的なブロック構
成図を示している。
【0006】図3において、31は光ピックアップのド
ライバを、32は光ピックアップを、33はサーボLS
Iを、34はバッファを、35はマイコンを、36は光
ディスクのような追記型記録ディスクを、37は圧縮デ
ータデコーダを、それぞれ示している。
【0007】かかる構成のCDプレーヤにおける圧縮デ
ータ再生処理の手順について、図1を参照しながら説明
する。マルチセッションを採用したディスクに記録され
た圧縮データを再生する場合、図1において、まず当該
追記型記録ディスク36内のセッション数やセッション
の開始位置、あるいはトラックの開始位置等を記録して
いるTOC(Table Of Contents)情報を読み出し(ス
テップS101)、読み出されたTOC情報に基づいて
第一セッションが記録されている領域の外側へと光ピッ
クアップ32を移動させることになる(ステップS10
2)。次に、第1セッションに記録されている圧縮デー
タを読み出すことによって、次のセッションが存在する
か否かを確認する(ステップS103)。以上の作業を
当該追記型記録ディスク36内に存在するセッション数
だけ繰り返し行うことになる。
【0008】その後、最後のセッションに光ピックアッ
プ32を移動させ(ステップS104)、記録されてい
る基本ボリューム記述子PVD(Primary Volume Defin
ition)を読み出すとともに(ステップS105)、パ
ステーブルを読み出すことで(ステップS106)、当
該パステーブルに記録された情報に基づいて、当該追記
型記録ディスク36内に記録されている全ファイルのフ
ァイル情報を読み出すことになる(ステップS10
7)。
【0009】そして、読み出されたファイル情報に基づ
いて、最初のファイルの先頭、例えば音楽データが記録
されているオーディオデータの場合であれば第1曲目が
記録されている先頭位置に光ピックアップ32を移動さ
せ、圧縮されたオーディオデータのデコードに必要とな
るバッファに当該オーディオデータを格納しながら再生
を開始することになる(ステップS108)。
【0010】すなわち、上述したような従来の再生方法
においては、バッファが圧縮されたオーディオデータの
デコードを行う目的でのみ使用されており、再生装置が
起動されてから最初のファイルが再生されるまでに要す
る時間T1は次のように算出される。
【0011】まずTOC情報の読み出し時間をA、第一
セッションの外側に光ピックアップ32を移動させる時
間をB、圧縮データを読み出す時間をC、セッションの
総数をNとすると、セッション数を確認するまでに要す
る時間は(A+B+C)×Nとなる。そして、PVDの
読み出し時間をE、パステーブルの読み出し時間をF、
最初のファイルが記録されている位置に光ピックアップ
32を移動させる時間をGとすると、T1は(数1)の
ように求めることができる。
【0012】(数1) T1=(A+B+C)×N+D+E+F+G また、当該ディスクがオーディオデータ(圧縮データ)
を記録しているCDである場合、再生の対象となるファ
イルの中に、タイトルやアーティスト名、アルバム名等
のタグ情報が記録されていることが多い。この場合、図
2に示すように、光ピックアップ32は、まずタグ情報
が記録されている位置に移動し(ステップS201)、
タグ情報を読み出してから(ステップS202)、再生
の対象となるファイルが記録された位置に移動し(ステ
ップS203)、オーディオデータをバッファに格納し
ながら(ステップS204)デコード再生を開始するこ
とになる(ステップS205)。この場合、再生の対象
となるファイルにアクセスしてから、実際にオーディオ
データを再生するまでに要する時間T2は、(数2)の
ように求められる。
【0013】(数2) T2=a+b+c+d+e ただし、(数2)において、光ピックアップ32がタグ
情報が記録されている位置に移動する時間をa、タグ情
報を読み出す時間をb、光ピックアップ32が再生の対
象となるオーディオデータ(圧縮データ)が記録された
位置に移動する時間をc、オーディオデータ(圧縮デー
タ)をバッファに格納する時間をd、オーディオデータ
(圧縮データ)をデコード再生する時間をeとする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮デ
ータであるオーディオデータが記録されたマルチセッシ
ョンを採用した追記型記録ディスク36を再生する場
合、先頭のファイル、すなわち第1曲目の再生が開始す
る場合であっても、実際に再生が開始されるまでの間
に、光ピックアップ32を最後に位置するセッションを
検出するまで移動させ、当該最終セッションに記録され
ているPVD情報に基づいて、すべてのセッションに記
録されているディレクトリ情報とファイル情報を読み出
すことになる。したがって、光ピックアップ32は、一
度最後に位置するセッションまで移動してから、第1曲
目のファイル情報が記録された位置へと戻ってくる必要
がある。
【0015】また、オーディオデータを記録したCDに
代表されるように、再生の対象となるファイル内にタグ
情報が記録されている場合には、当該タグ情報を読み出
した後、圧縮データであるオーディオデータが記録され
ている位置へ光ピックアップ32を移動させて第1曲目
の再生を開始することになる。したがって、タグ情報が
記録されている位置まで光ピックアップ32を移動させ
てから、第1曲目のファイル情報が記録された位置へと
戻ってくる必要がある。
【0016】以上のように、CD−DA等のようにシン
グルセッションを採用したCDに記録されているオーデ
ィオデータについて第1曲目を再生するまでにかかる時
間に比べて、マルチセッションを有するディスクに記録
されたオーディオデータについて第1曲目を再生するま
でにかかる時間は、光ピックアップ32の移動時間分だ
け余分な時間を要することになる。
【0017】本発明は、かかる余分な時間の発生を防
ぎ、再生開始指示から先頭に位置するファイルの再生が
開始されるまでの時間を最小限に止めることができる追
記型記録ディスク再生方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる追記型記録ディスク再生方法は、マル
チセッションを有する追記型のディスクに記録されてい
る圧縮データを再生する追記型記録ディスク再生方法で
あって、光ピックアップを最初のセッションまで移動さ
せて、最初のセッションに関するTOC(Table Of Con
tents)情報、基本ボリューム記述子、パステーブルを
読み込み、最初のセッションに記録されている圧縮デー
タを読み込んでバッファ内に格納する第1の工程と、バ
ッファにおける記録容量を監視する第2の工程と、バッ
ファ内に格納されている圧縮データをデコードしつつ再
生する第3の工程と、光ピックアップをディスクに記録
されている圧縮データの最終セッション位置まで移動さ
せ、ディスクに記録されている圧縮データに関するファ
イル情報を読み出す第4の工程と、バッファに格納され
ている圧縮データの最後に相当するディスク上のアドレ
ス位置まで光ピックアップを移動させ、まだバッファに
格納されていない残りの圧縮データを読み込んでバッフ
ァ内に格納する第5の工程とを含み、第2の工程におい
て、バッファにおける記録容量が所定のしきい値を超え
たことが検知された場合、第3の工程と同時に第4の工
程が実行され、第3の工程における圧縮データの再生が
完了する前に第5の工程を実行することを特徴とする。
【0019】かかる構成により、最初のセッションに記
録されている圧縮データを再生する場合に、最後のセッ
ションまで光ピックアップを移動させる必要が無くな
り、シーク時間の短縮分だけ最初のセッションに記録さ
れている圧縮データを再生するまでの時間を短縮するこ
とが可能となる。また、バッファ内に格納されている圧
縮データの再生が完了する前に残りの圧縮データのバッ
ファへの格納が開始されることから、圧縮データの再生
が途中で途切れることも防止することが可能となる。
【0020】また、本発明にかかる追記型記録ディスク
再生方法は、圧縮データが付加的情報としてタグ情報を
有している場合、第1の工程において、光ピックアップ
をタグ情報が記録されている部分をスキップして移動
し、第2の工程において、バッファにおける記録容量が
所定のしきい値を超えたことが検知された場合、第3の
工程と同時に、タグ情報が記録されている位置まで光ピ
ックアップを移動してタグ情報を読み出してから第4の
工程が実行され、第3の工程における圧縮データの再生
が完了する前に第5の工程を実行することが好ましい。
【0021】このようにすることで、最初のセッション
に記録されている圧縮データを再生する場合に、タグ情
報を読み出す時間を省略することができ、最初のセッシ
ョンに記録されている圧縮データを再生するまでの時間
をより短縮することが可能となる。
【0022】また、本発明にかかる追記型記録ディスク
再生方法は、圧縮データがオーディオデータであること
が好ましい。さらに、本発明にかかる追記型記録ディス
ク再生方法は、所定のしきい値がバッファ容量の50%
の容量であることが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかる追記型記録ディスク再生方法につ
いて、図面を参照しながら説明する。図3は本発明の実
施の形態1にかかる追記型記録ディスク再生方法を具備
した圧縮オーディオ対応CDプレーヤのブロック構成図
であるが、従来の圧縮オーディオ対応CDプレーヤのブ
ロック構成図と構成要素としては変わらない。従来と異
なるのは、光ピックアップ32の制御タイミングの制御
である。図4に本発明の実施の形態1にかかる追記型記
録ディスク再生方法における処理の流れ図を示す。
【0024】図4において、まず光ピックアップ32を
第1セッションに移動させ、TOC情報を読み込み(ス
テップS401)、PVD情報及びパステーブルを読み
出す8ステップS402、S403)。ここで読み出さ
れるPVD情報及びパステーブルは、当該第1セッショ
ンにファイルが記録された時点の情報しか記録されてい
ない。したがって、第2セッション以降に記録されたフ
ァイルに関する情報については含んでいないことから、
ディスク上のすべてのファイルへのアクセスに用いるこ
とはできない。
【0025】しかしながら、第1番目のファイルにアク
セスするためには十分な情報であることから、オーディ
オデータ再生における第1曲目の音出しまでの時間を短
縮させるため、当該第1セッションに記録されているP
VD情報に基づいてパステーブルを読み出し、読み出さ
れたパステーブルに基づいてディレクトリレコードを読
み出すことで、第1曲目へのアクセスを行うことになる
(ステップS404)。
【0026】そして、第1曲目に対応するオーディオデ
ータをバッファに格納しながらデコード及び再生を開始
する(ステップS405)。このとき、バッファにデー
タが所定の量、例えばバッファサイズ全体の50%まで
格納されたことが検出できたら、バッファ内のデータを
再生している間に、光ピックアップ32を当該セッショ
ンのリードアウトエリアの外周に移動させ(ステップS
406)、後続するセッションの有無を判定する(ステ
ップS407)。セッションが存在する場合には(ステ
ップS407:Yes)、当該後続するセッションのT
OC情報を第1セッションと同様に読み込んでいくこと
になる(ステップS408)。
【0027】光ピックアップ32をリードアウトエリア
の外周に移動させた後、セッションの存在を判定し、後
続するセッションが存在しないものと判定された場合に
は(ステップS407:No)、当該ディスクに存在す
る最後のセッションの先頭に光ピックアップ32を移動
させ(ステップS409)、PVD情報及びパステーブ
ルを読み出し(ステップS410、S411)、パステ
ーブルの情報に基づいて全ファイルのディレクトリ情報
とファイル情報の読み出しを行うことになる(ステップ
S412)。
【0028】以上のような処理を行うことにより、再生
開始指示から第1曲目のオーディオデータが再生される
までに要する時間T3を求めると以下のようになる。す
なわち、TOC情報の読み出し時間をA、PVDの読み
出し時間をE、パステーブルの読み出し時間をF、第1
曲目に光ピックアップ32を移動させる時間をGとする
と、T3は(数3)のようになる。
【0029】(数3) T3=A+E+F+G 従来と比較すると明らかなように、第1セッションの外
側に光ピックアップ32を移動させる時間Bが不要とな
るほか、圧縮データを読み出す時間Cについてもバッフ
ァからの再生中に行うことになる。また、セッションの
総数Nがいくつであろうと、第1のセッションについて
のTOC情報のみを読み出せば良く、第2セッション以
降のTOC情報については、圧縮データの再生中に読み
込むこととなるので、TOC情報の読み込み時間Aは1
回計上すれば足りる。したがって、第1曲目の再生が開
始されるまでの時間が大幅に短縮されることになる。
【0030】ただし、上述した処理が行われている間
は、バッファに格納されているデータをデコードし再生
していることから、バッファに記録されているオーディ
オデータ分の再生が完了するまでに第2セッション以降
のファイルに関する情報を取得することによって、当該
再生処理途上において再生される音が途切れることはな
い。
【0031】以上のように実施の形態1によれば、最初
のセッションに記録されている圧縮データを再生する場
合に、最後のセッションまで光ピックアップを移動させ
る必要が無くなり、シーク時間の短縮分だけ最初のセッ
ションに記録されている圧縮データを再生するまでの時
間を短縮することが可能となる。また、バッファ内に記
録されている圧縮データの再生が完了する前に残りの圧
縮データのバッファへの格納が開始されることから、圧
縮データの再生が途中で途切れることも防止することが
可能となる。
【0032】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2にかかる追記型記録ディスク再生方法について、図
面を参照しながら説明する。図5は本発明の実施の形態
2にかかる追記型記録ディスク再生方法における処理の
流れ図である。
【0033】図5において、まず追記型記録ディスク3
6に記録されているタグ情報を読み出す前に、光ピック
アップ32を再生対象となる圧縮データであるオーディ
オデータが存在する位置に移動させる(ステップS50
1)。次に、当該オーディオデータをバッファへ格納し
ながら(ステップS502)、デコード再生を開始する
(ステップS503)。すなわち、従来と同様にデコー
ド用にバッファを用いることになる。
【0034】そして、バッファにデータが所定の量、例
えばバッファサイズ全体の50%まで格納されたことが
検出できたら、バッファ内のデータを再生している間
に、光ピックアップ32をタグ情報が記録されている位
置まで移動させ(ステップS504)、タグ情報を読み
出すことになる(ステップS505)。
【0035】タグ情報の読み出し終了後、バッファへ未
格納であるオーディオデータが記録されている位置、す
なわちバッファにデータが所定の量まで格納されたこと
が検出された時点における位置へと光ピックアップ32
を戻し(ステップS506)、バッファ内のオーディオ
データの再生が完了する前に、オーディオデータのバッ
ファへの格納を再開することになる(ステップS50
7)。
【0036】このようにすることで、ファイルアクセス
完了から曲の再生開始までに要する時間T4は(数4)
のように求められる。
【0037】(数4) T4=c+d+e なお、(数4)において、光ピックアップ32が再生の
対象となるオーディオデータ(圧縮データ)が記録され
た位置に移動する時間をc、オーディオデータ(圧縮デ
ータ)をバッファに格納する時間をd、オーディオデー
タ(圧縮データ)をデコード再生する時間をeとする。
【0038】以上のように本実施の形態2によれば、最
初のセッションに記録されている圧縮データを再生する
場合に、タグ情報を読み出す時間を省略することがで
き、最初のセッションに記録されている圧縮データを再
生するまでの時間をより短縮することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる追記型記録
ディスク再生方法によれば、最初のセッションに記録さ
れている圧縮データを再生する場合に、最後のセッショ
ンまで光ピックアップを移動させる必要が無くなり、シ
ーク時間の短縮分だけ最初のセッションに記録されてい
る圧縮データを再生するまでの時間を短縮することが可
能となる。また、バッファ内に格納されている圧縮デー
タの再生が完了する前に残りの圧縮データのバッファへ
の格納が開始されることから、圧縮データの再生が途中
で途切れることも防止することが可能となる。
【0040】また、本発明にかかる追記型記録ディスク
再生方法によれば、最初のセッションに記録されている
圧縮データを再生する場合に、タグ情報を読み出す時間
を省略することができ、最初のセッションに記録されて
いる圧縮データを再生するまでの時間をより短縮するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の追記型記録ディスク再生方法における
処理の流れ図
【図2】 従来の追記型記録ディスク再生方法における
処理の流れ図
【図3】 本発明の実施の形態1にかかる追記型記録デ
ィスク再生方法を具備するCDプレーヤのブロック構成
【図4】 本発明の実施の形態1にかかる追記型記録デ
ィスク再生方法における処理の流れ図
【図5】 本発明の実施の形態2にかかる追記型記録デ
ィスク再生方法における処理の流れ図
【符号の説明】
31 ドライバ 32 光ピックアップ 33 サーボLSI 34 バッファ 35 マイコン 36 追記型記録ディスク 37 圧縮データデコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチセッションを有する追記型のディ
    スクに記録されている圧縮データを再生する追記型記録
    ディスク再生方法であって、 光ピックアップを最初のセッションまで移動させて、最
    初のセッションに関するTOC(Table Of Contents)
    情報、基本ボリューム記述子、パステーブルを読み込
    み、最初のセッションに記録されている前記圧縮データ
    を読み込んでバッファ内に格納する第1の工程と、 前記バッファにおける記録容量を監視する第2の工程
    と、 前記バッファ内に格納されている前記圧縮データをデコ
    ードしつつ再生する第3の工程と、 前記光ピックアップを前記ディスクに記録されている前
    記圧縮データの最終セッション位置まで移動させ、前記
    ディスクに記録されている前記圧縮データに関するファ
    イル情報を読み出す第4の工程と、 前記バッファに格納されている前記圧縮データの最後に
    相当する前記ディスク上のアドレス位置まで前記光ピッ
    クアップを移動させ、まだ前記バッファに格納されてい
    ない残りの前記圧縮データを読み込んで前記バッファ内
    に格納する第5の工程とを含み、 前記第2の工程において、前記バッファにおける記録容
    量が所定のしきい値を超えたことが検知された場合、前
    記第3の工程と同時に前記第4の工程が実行され、前記
    第3の工程における前記圧縮データの再生が完了する前
    に前記第5の工程を実行することを特徴とする追記型記
    録ディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 前記圧縮データが付加的情報としてタグ
    情報を有している場合、前記第1の工程において、前記
    光ピックアップを前記タグ情報が記録されている部分を
    スキップして移動し、 前記第2の工程において、前記バッファにおける記録容
    量が所定のしきい値を超えたことが検知された場合、前
    記第3の工程と同時に、前記タグ情報が記録されている
    位置まで前記光ピックアップを移動して前記タグ情報を
    読み出してから前記第4の工程が実行され、前記第3の
    工程における前記圧縮データの再生が完了する前に前記
    第5の工程を実行する請求項1記載の追記型記録ディス
    ク再生方法。
  3. 【請求項3】 前記圧縮データがオーディオデータであ
    る請求項1又は2記載の追記型記録ディスク再生方法。
  4. 【請求項4】 前記所定のしきい値が前記バッファ容量
    の50%の容量である請求項1又は2記載の追記型記録
    ディスク再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112006003674T5 (de) 2006-01-12 2008-12-24 Mitsubishi Electric Corp. Wiedergabegerät für eine Datei-basierte beschreibbare Disk und Wiedergabeverfahren für eine Datei-basierte beschreibbare Disk

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112006003674T5 (de) 2006-01-12 2008-12-24 Mitsubishi Electric Corp. Wiedergabegerät für eine Datei-basierte beschreibbare Disk und Wiedergabeverfahren für eine Datei-basierte beschreibbare Disk
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