JPH0684340A - メモリ再生装置 - Google Patents

メモリ再生装置

Info

Publication number
JPH0684340A
JPH0684340A JP4259015A JP25901592A JPH0684340A JP H0684340 A JPH0684340 A JP H0684340A JP 4259015 A JP4259015 A JP 4259015A JP 25901592 A JP25901592 A JP 25901592A JP H0684340 A JPH0684340 A JP H0684340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
external
code
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4259015A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Furuguchi
悟 古口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4259015A priority Critical patent/JPH0684340A/ja
Publication of JPH0684340A publication Critical patent/JPH0684340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部メモリのデータ形式を自動判別して、そ
のデータの出力形態を自動的に選択し、種々のデータ形
式のデータを幅広く再生処理できるメモリ再生装置を提
供することを目的とする。 【構成】 コインメモリ19にはテキストデータや音声
データが記憶され、またそのデータ形式を示すIDコー
ド及びそのデータがそのコインメモリ19で完結するの
かどうかを示すラストコードが記憶されている。制御部
33はアドレスコントローラ34を介してコインメモリ
19から、まずIDコードを読み出し、IDコードから
コード判別部35でデータ形式を判別する。判別結果に
より、トランスファゲート37、38の開閉を行ない、
コインメモリ19のデータをバッファ36を介してデー
タ形式に応じて表示レジスタ40又は音源部42に出力
する。表示レジスタ40のデータは、表示部21により
表示出力され、また音源部42のデータは、ヘッドホン
端子29を介してヘッドホンに拡声出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明はメモリ再生装置に関
し、詳細には、データ形式の異なるデータを記憶した外
部メモリを着脱可能に装着し、該外部メモリの記憶する
データのデータ形式を自動判別して再生するメモリ再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ再生装置、特に、外部メモリが着
脱可能に装着されるメモリ再生装置としては、従来、例
えば、テープレコーダーやCD装置(コンパクトディス
ク装置)等がある。
【0003】テープレコーダーは、楽器音や人声の記憶
されている磁気テープを再生して、音声出力し、異なる
楽器音や人声の記憶されている磁気テープを交換して装
着することにより、異なる音楽等を聴くことができる。
【0004】CD装置は、楽器音や人声の記憶されてい
るCD(コンパクトディスク盤)にレーザ光を照射し
て、その反射光からCDに記憶されている音声データを
再生する。
【0005】また、CD装置には、映像データと音声デ
ータの双方を記憶するCDを再生するものもあり、同様
に、CDにレーザ光を照射して、その反射光からCDに
記憶されている映像データと音声データの双方を再生す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のメモリ再生装置にあっては、テープレコーダ
ーやCD装置等のように、それぞれ記憶媒体である磁気
テープやCD等に記憶されるデータ形式は、予め決まっ
ており、この予めきめられたデータ形式で記憶されてい
る記憶データしか再生することができず、メモリ再生装
置の利用性が悪いという問題があった。
【0007】そこで、本願発明は、外部メモリに記憶さ
れているデータのデータ形式を自動判別し、そのデータ
の出力形態を自動的に選択して、出力できるようにする
ことにより、種々のデータ形式のデータを幅広く利用で
きるようにして、メモリ再生装置の利用性を向上させる
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、装置本体に、所定のデータ
形式のデータを記憶する円盤状の外部メモリを着脱可能
に収納するメモリ収納体と、前記外部メモリのデータ内
容を異なる出力形態で出力する複数の出力手段と、前記
外部メモリに記憶されているデータのデータ形式を判別
する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて前
記複数の出力手段から最適な出力手段を選択する選択手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記外部メモリが、その記憶するデータのデータ
形式を示す所定の識別コードを記憶し、前記判別手段
が、該識別コードに基づいて前記データ形式を判別する
ようにしてもよい。
【0010】また、請求項3に記載するように、前記メ
モリ収納体が、前記外部メモリを複数収納可能であり、
前記メモリ収納体に装着された複数の外部メモリの1つ
を読出対象として選択する切換手段をさらに備え、前記
判別手段が、該切換手段により選択された外部メモリの
それぞれについてデータ形式を判別し、前記選択手段
が、各外部メモリのデータ形式に最適な前記出力手段を
選択するようにしてもよく、また、この場合、例えば、
請求項4に記載するように、前記外部メモリから読み出
した所定量のデータを一時記憶するバッファ手段と、前
記複数の外部メモリの切り換えを促す切換報知手段と、
前記メモリ収納体に装着された前記複数の外部メモリの
うち読出対象となっている外部メモリの最終データが前
記バッファ手段に保持されている間に前記切換手段によ
り前記外部メモリの切換が完了するように前記切換報知
手段を駆動する報知駆動手段と、を備えたものとしても
よい。
【0011】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記1つの外部メモリが、複数のデータ形式のデー
タを所定の順序で記憶し、前記判別手段が、該データ形
式を判別し、前記選択手段が、該データ形式が変化する
毎に前記最適な出力手段を選択するようにしてもよく、
また、請求項6に記載するように、前記複数の出力手段
が、少なくとも表示出力手段と音声出力手段を備えたも
のとしてもよい。
【0012】また、請求項7に記載するように、前記メ
モリ収納体が、円盤状に形成されるとともに前記円盤状
の外部メモリを着脱可能に収納する略円筒状のメモリ収
納部が同心円状に複数形成されていてもよい。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、装置本体に、所定の
データ形式のデータを記憶する円盤状の外部メモリを着
脱可能に収納するメモリ収納体を備えており、また、こ
の外部メモリのデータ内容を異なる出力形態で出力する
複数の出力手段を備えている。前記外部メモリに記憶さ
れているデータのデータ形式を判別手段により判別し、
この判別手段の判別結果に基づいて選択手段により前記
複数の出力手段から最適な出力手段を選択する。
【0014】したがって、外部メモリに記憶されている
データのデータ形式に影響されることなく、外部メモリ
のデータをそのデータ形式に最適の出力形態を選択し
て、出力することができ、メモリ再生装置の利用性を向
上させることができる。
【0015】請求項2記載の発明では、前記外部メモリ
が、その記憶するデータのデータ形式を示す所定の識別
コードを記憶し、前記判別手段が、該識別コードに基づ
いて前記データ形式を判別するので、外部メモリに記憶
されているデータのデータ形式を簡単、かつ速やかに判
別すくことができる。
【0016】請求項3記載の発明では、前記メモリ収納
体が、前記外部メモリを複数収納可能であり、前記メモ
リ収納体に装着された複数の外部メモリの1つを読出対
象として選択する切換手段をさらに備えている。そし
て、前記判別手段が、該切換手段により選択された外部
メモリのそれぞれについてデータ形式を判別し、前記選
択手段が、各外部メモリのデータ形式に最適な前記出力
手段を選択する。
【0017】したがって、1つの外部メモリに記憶し切
れないような大量のデータをも、複数の外部メモリに分
割して記憶して、それらの外部メモリに記憶されている
データをそのデータ形式に最適な出力形態を選択して出
力することができ、データ形式が外部メモリ毎に異なる
大量の連続した内容のデータをも有効に利用することが
できる。その結果、メモリ再生装置の利用性をより一層
向上させることができる。
【0018】請求項4記載の発明では、前記外部メモリ
から読み出した所定量のデータをバッファ手段に一時記
憶し、前記複数の外部メモリの切り換えを切換報知手段
により促す。そして、前記メモリ収納体に装着された前
記複数の外部メモリのうち読出対象となっている外部メ
モリの最終データが前記バッファ手段に保持されている
間に前記切換手段により前記外部メモリの切り換えが完
了するように報知駆動手段により切換報知手段を駆動す
る。
【0019】したがって、複数の外部メモリに連続して
記憶されたデータを、その出力を中断させることなく、
連続して出力させることができ、メモリ再生装置の利用
性、便宜性をより一層向上させることができる。
【0020】請求項5記載の発明では、前記1つの外部
メモリが、複数のデータ形式のデータを所定の順序で記
憶し、前記判別手段が、該データ形式を判別する。そし
て、前記選択手段が、該データ形式が変化する毎に前記
最適な出力手段を選択する。
【0021】したがって、複数のデータ形式のデータが
混在して記憶されている外部メモリから、各データをそ
のデータ形式に適した出力形態で出力することができ、
種々のデータ形式のデータをより一層幅広く利用でき
る。その結果、メモリ再生装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0022】請求項6記載の発明では、前記複数の出力
手段が、少なくとも表示出力手段と音声出力手段を備え
ているので、通常よく利用される出力形態で、データを
出力することができ、メモリ再生装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0023】請求項7記載の発明では、前記メモリ収納
体が、円盤状に形成されるとともに前記円盤状の外部メ
モリを着脱可能に収納する略円筒状のメモリ収納部が同
心円状に複数形成されている。
【0024】したがって、メモリ収納体を小型化するこ
とができるができ、メモリ再生装置を従来のメモリ再生
装置よりも小型で安価なものとすることができる。
【0025】
【実施例】以下、本願発明を実施例に基づいて具体的に
説明する。
【0026】図1〜図9は、本願発明に係るメモリ再生
装置の一実施例を示す図である。
【0027】図1は、メモリ再生装置1の斜視図であ
り、メモリ再生装置1は、箱型の下ケース2と上ケース
3によりその外観が構成されている。
【0028】上ケース3は、図2に示すように、下ケー
ス2に開閉可能に取り付けられており、閉じ時、ロック
金具4により下ケース2に形成された係合部5にロック
される。ロック金具4は、開閉ボタン6に連結されてお
り、開閉ボタン6が押されることにより、下ケース2の
係合部5とのロックが解除される。
【0029】下ケース2には、図2に示すように、メモ
リ収納ケース7が収納されており、メモリ収納ケース7
は、円盤状に形成されている。メモリケース7は、下ケ
ース2に固設された軸8により回転可能に軸支されてお
り、メモリケース7の一部は、下ケース2外に突出して
いる。
【0030】メモリ収納ケース7には、円筒状の4つの
メモリ収納部9a、9b、9c、9dが形成されてお
り、各メモリ収納部9a、9b、9c、9dの底面に
は、それぞれ開口部10a、10b、10c、10dが
形成されている。メモリ収納ケース7には、各メモリ収
納部9a、9b、9c、9dに対応する位置の外周部
に、メモリ収納ケース6の中心方向に凹んだ凹部11
a、11b、11c、11dが形成されており、この凹
部11a、11b、11c、11dによりメモリ収納ケ
ース7の回転位置を規制している。
【0031】すなわち、各凹部11a、11b、11
c、11dには、図3に示すように、アーム12の一方
側先端部に形成された突部12aが進入し、アーム12
の他方側先端部には、解除ボタン13が取り付けられて
いる。なお、図3では、凹部11aに突部12aが進入
している状態を示している。アーム12は、その略中心
部に形成された支持片12bを介して支持軸14により
回動可能に支持されており、解除ボタン13が図3に矢
印で示す方向に押されると、アーム12の突部12a側
が図3に矢印で示す方向に移動して、突部12aが凹部
11a、11b、11c、11dから外れて、ロックが
解除される。
【0032】このアーム12の解除ボタン13の取り付
けられている側の裏面には、スイッチアーム15が取り
付けられており、スイッチアーム15は、解除ボタン1
3が矢印方向に押されることにより、解除スイッチ16
を投入する。解除スイッチ16は、投入されることによ
り、解除ボタン13が操作されたことを示す信号を出力
する。
【0033】支持軸14には、図4に示すように、コイ
ルスプリング17が取り付けられており、コイルスプリ
ング17の上側先端は、アーム12の支持片12bより
も解除ボタン13側に係合している。また、コイルスプ
リング17の下側先端は、下ケース2に固定されてい
る。したがって、アーム12は、コイルスプリング17
により図3において時計方向に付勢されており、突部1
2aと凹部11a、11b、11c、11dとの係合を
維持している。その結果、アーム12は、突部12aと
凹部11a、11b、11c、11dとが確実に係合す
るとともに、解除ボタン13が押されて、突部12aと
凹部11a、11b、11c、11dとの係合が解除さ
れた後、メモリケース7が回転され、次の凹部11a、
11b、11c、11dが突部12aの位置にくると、
突部12aが次の凹部11a、11b、11c、11d
に確実に係合する。
【0034】上記解除ボタン13は、図1及び図2に示
すように、下ケース2の上端に突出した状態で取り付け
られている。
【0035】再び、図2において、前記アーム12の突
部12aと凹部11a、11b、11c、11dとが係
合しているときに、前記メモリ収納ケース7のメモリ収
納部9a、9b、9c、9dの開口部10a、10b、
10c、10dが位置する下ケース2には、複数の端子
18がメモリ収納ケース7の中心方向に並んで形成され
ており、この端子18は、該開口部10a、10b、1
0c、10dが位置する下ケース2に一箇所のみ形成さ
れている。
【0036】このメモリ収納ケース7の各メモリ収納部
9a、9b、9c、9dには、図5に示すコインメモリ
19が収納され、コインメモリ19は、円盤状に形成さ
れている。コインメモリ19の裏面には、同心円状に複
数の端子20が形成されており、この端子20が上記下
ケース2に形成された各端子18と接触する。
【0037】すなわち、コインメモリ19の裏面に同心
円状の端子20が形成されているので、コインメモリ1
9のメモリ収納部9a、9b、9c、9dへの装着状態
にかかわらず、コインメモリ19の端子20は、下ケー
ス2の端子18と確実に接触する。
【0038】コインメモリ19は、そのメモリ部にIC
(Integrated Circuit)が使用されており、コインメモ
リ19には、種々のデータ形式のデータを記憶する。コ
インメモリ19には、一種類のデータ形式のデータのみ
を1つのコインメモリ19に記憶してもよいし、複数種
類のデータ形式のデータを1つのコインメモリ19に混
在させて記憶してもよい。
【0039】コインメモリ19は、例えば、テキストデ
ータを記憶する場合に、図6に示すように、IDコード
領域、データ領域及びラストコード領域に分割されてお
り、IDコード領域には、記憶データのデータ形式がテ
キストデータであることを示すIDコードBが、データ
領域には、テキストデータが、そして、ラストコード領
域には、データの内容がそのコインメモリ19で完了す
る場合は、エンドコードが、データの内容がそのコイン
メモリ19で完了せずに次のコインメモリ19に続く場
合は、コンティニューコードが書き込まれる。
【0040】また、コインメモリ19は、例えば、自動
演奏データを記憶する場合には、図7に示すように、I
Dコード領域には、記憶データのデータ形式が自動演奏
データであることを示すIDコードMが、データ領域に
は、自動演奏データが、そして、ラストコード領域に
は、エンドコードあるいはコンティニューコードを記憶
し、自動演奏データとしては、通常の複音を演奏する自
動演奏装置で使用されるように、ノートオン、ノートオ
フ及び1つの音から次の音を読み出すまでの時間である
イベントタイム等を記憶する。
【0041】したがって、解除ボタン13を押し付けた
状態で、下ケース2の側面に突出したメモリ収納ケース
7を所定方向に移動させ、アーム12の突部12aが次
の凹部11a、11b、11c、11dと係合すること
により、メモリ収納ケース7を所定角度回転させて、次
のコインメモリ19を端子20の設けられた位置に回転
させることができる。
【0042】再び、図1において、上ケース3には、そ
の表面に、表示部21、プレイ(PLAY)ボタン2
2、切換ランプ(切換報知手段)23、各種ボタン24
〜28及び開閉ボタン6が設けられており、下ケース2
には、解除ボタン13、ヘッドホン端子29及びメモリ
収納ケース7が設けられている。
【0043】表示部21は、例えば、液晶表示装置が利
用されており、メモリ再生装置1の操作に必要な各種情
報やコインメモリ19から読み出したテキストデータや
映像データ等を表示出力する。
【0044】プレイボタン22は、メモリ再生装置1に
コインメモリ19からデータを読み出して再生されるた
めのボタンであり、メモリ再生装置1は、プレイボタン
22が投入されると、後述するように、コインメモリ1
9に記憶されているデータの再生処理を行なう。
【0045】切換ランプ23は、例えば、LED(Ligh
t Emitting Diode)が使用されており、上記メモリ収納
ケース7にセットされたコインメモリ19の切り換えを
促すためのランプである。
【0046】ヘッドホン端子29には、ヘッドホン(図
示略)の端子が接続され、ヘッドホンにコインメモリ1
9に記憶された音声データを拡声出力する。
【0047】上記メモリ再生装置1は、図8にそのブロ
ック構成図を示すように、回路構成されている。
【0048】すなわち、メモリ再生装置1は、キー入力
部31、ランプ駆動回路32、制御部33、アドレスコ
ントローラ34、コード制御部35、バッファ36、ト
ランスファゲート37、38、インバータ39、表示レ
ジスタ40、表示駆動回路41、音源部42、D/A変
換部43、LPF(ローパスフィルタ)44、アンプ4
5及び端子18、コインメモリ19、表示部21、ヘッ
ドホン端子29等を備えている。
【0049】キー入力部31は、上記解除ボタン13、
プレイボタン22及びその他の各種ボタン24〜28を
総称したものであり、これらのボタン操作の情報は制御
部33に入力される。特に、解除ボタン13の操作は、
上述のように、解除スイッチ16で検出され、解除スイ
ッチ16から解除信号が制御部33に出力される。
【0050】ランプ駆動回路32は、制御部33の制御
下で作動し、前記切換ランプ23の点灯、消灯を行な
う。
【0051】すなわち、制御部33は、コード判別手段
35の検出結果に基づいてランプ駆動回路32に駆動信
号を出力し、切換ランプ23の点灯及び消灯を行なう。
したがって、制御部33及びランプ駆動回路32は、全
体としてメモリ収納部9a、9b、9c、9dに装着さ
れた複数のコインメモリ19のうち読出対象となってい
るコインメモリ19の最終データがバッファ36に保持
されている間にコインメモリ19の切換が完了するよう
に、切換報知手段としての切換ランプ23を点灯(駆
動)させる報知駆動手段として機能する。
【0052】制御部33は、例えば、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びR
AM(Random Access Memory)等を備え、ROM内にメ
モリ再生装置1としてのプログラム、特に、コインメモ
リ19内のデータ形式の判別処理やそのデータ形式に対
応した出力系の選択制御処理等のプログラムが記憶され
ている。制御部33は、ROM内のプログラムに従って
メモリ再生装置1の各部を制御し、メモリ再生装置1と
しての処理、特にコインメモリ19内のデータ形式の判
別処理やそのデータ形式に対応した出力系の選択制御処
理等を行なう。
【0053】アドレスコントローラ34は、コインメモ
リ19からデータを読み出す際にそのアドレスを制御す
る。
【0054】コード判別部35は、前記図6及び図7に
示したIDコードやラストコードを判別し、その判別結
果を制御部33に出力する。したがって、コード判別手
段35は、外部メモリとしてのコインメモリ19に記憶
されているデータのデータ形式を判別する判別手段とし
て機能する。
【0055】バッファ36は、所定容量(例えば、コイ
ンメモリ19を切り換えるに要する時間内に出力データ
がとぎれない程度のコインメモリ19のデータを格納す
るのに必要な容量)を有し、コインメモリ19から読み
出されたデータを一時格納して、表示レジスタ40ある
いは音源部42に出力する。
【0056】トランスファゲート37には、インバータ
39を介して制御部33から切換信号が入力され、切換
信号によりバッファ36から表示レジスタ40への回路
の開閉を行なう。
【0057】トランスファゲート38は、制御部33か
ら切換信号がそのまま入力され、切換信号によりバッフ
ァ36から音源部42への回路の開閉を行なう。
【0058】制御部33は、上記コード判別部35から
のデータ形式を示す信号に基づいて切換信号をトランス
ファゲート37、38に出力し、トランスファゲート3
7及びトランスファゲート38を選択的に開閉して、バ
ッファ36から表示レジスタ40及び音源部42への回
路を選択的に開閉する。
【0059】表示レジスタ40は、バッファ36からの
表示用データを一時記憶し、表示駆動回路41に出力す
る。
【0060】表示駆動回路41は、表示レジスタ40か
ら入力される表示用データに基づいて表示部21を駆動
し、表示データを表示部21に表示出力させる。したが
って、表示レジスタ40、表示駆動回路41及び表示部
21は、コインメモリ19のデータを表示形態で出力す
る出力手段(表示出力手段)として機能する。
【0061】音源部42は、バッファ36を介してコイ
ンメモリ19から入力される音声データをディジタルの
音声信号に変換し、D/A変換部43に出力する。
【0062】D/A変換部43は、ディジタルの音声信
号をアナログの音声信号に変換してLPF44に出力
し、LPF44は、D/A変換部43から入力されるア
ナログの音声信号にフィルタ処理を施してアンプ45に
出力する。
【0063】アンプ45は、フィルタ処理された音声信
号を増幅してヘッドホン端子29に出力する。このヘッ
ドホン端子29にヘッドホンの端子が差込まれると、ヘ
ッドホンから音声信号が拡声出力される。したがって、
上記音源部42、D/A変換部43、LPF44、アン
プ45及びヘッドホン端子29は、全体として外部メモ
リとしてのコインメモリ19のデータを音声形態で出力
する出力手段(音声出力手段)を構成している。
【0064】次に、作用について説明する。
【0065】メモリ再生装置1は、そのメモリ収納ケー
ス7に4つのメモリ収納部9a、9b、9c、9dが形
成されており、4つのコインメモリ19を同時にセット
することができる。したがって、1つのコインメモリ1
9には記憶し切れない長編小説やクラシック音楽等のデ
ータを複数のコインメモリ19に分けて記憶しておき、
コインメモリ19を順次切り換えて連続して再生するこ
とができる。
【0066】すなわち、メモリ再生装置1を使用して複
数のコインメモリ19に記憶されているデータを再生さ
せるには、まず、開閉ボタン6を操作して上ケース3を
開き、該当するコインメモリ19をメモリ収納ケース7
のメモリ収納部9a、9b、9c、9dにセットする。
コインメモリ19をメモリ収納部9a、9b、9c、9
dにセットすると、上ケース3を閉じてロック金具4に
より上ケース3を下ケース2にロックさせる。次に、キ
ー入力部31のプレイボタン22を投入する。
【0067】メモリ再生装置1は、コインメモリ19が
セットされ、プレイボタン22が投入されると、図9に
示すように、再生処理を行なう。
【0068】すなわち、プレイボタン22が投入される
と、制御部33は、アドレスコントローラ34を介して
コインメモリ19のIDコード領域のアドレスを指定し
て、IDコードの読み取りを行なわせ、コード判別部3
5を介してIDコードの判別を行なう(ステップS
1)。
【0069】IDコードがB、すなわち、コインメモリ
19の記憶データのデータ形式がテキストデータ形式で
あると、ブック表示処理を行なう(ステップS2)。
【0070】すなわち、制御部33は、コード判別部3
5によりデータ形式がテキストデータ形式であると判別
すると、トランスファゲート37を開く切換信号をトラ
ンスファゲート37及びトランスファゲート38に出力
し、トランスファゲート37を開いて、トランスファゲ
ート38を閉じる。その後、アドレスコントローラ34
を介してコインメモリ19のデータ領域のアドレスを指
定して、データ領域のテキストデータを順次コインメモ
リ19から読み出し、バッファ36に出力する。
【0071】いま、トランスファゲート37が開かれ、
トランスファゲート38が閉じられているため、バッフ
ァ36に一時記憶されたテキストデータは、表示レジス
タ40に出力され、表示レジスタ40を介して表示駆動
回路41に出力される。表示駆動回路41は、入力され
るテキストデータに基づいて表示部21を駆動し、表示
部21に表示出力する。
【0072】上記ブック表示処理をコインメモリ19か
らラストコードが読み出されるまで繰り返し、ラストコ
ードが読み出されると、このラストコードがエンドコー
ドであるか、コンティニューコードであるかをコード判
別部35で判別する(ステップS3)。
【0073】制御部33は、ラストコードがコンティニ
ューコードであると、ランプ駆動回路32に駆動信号を
出力し、ランプ駆動回路32を介して切換ランプ23を
点灯させる(ステップS4)。
【0074】この切換ランプ23が点灯することによ
り、コインメモリ19の切換時期を知ることができ、解
除ボタン13を操作して、メモリ収納ケース7を回転す
ることにより、次のコインメモリ19を端子18の位置
にセットする。
【0075】解除ボタン13が操作されると、制御部3
3は、次のコインメモリ19に切り換えられたものと判
断し、切換ランプ23の消灯をランプ駆動回路32を介
して行なう(ステップS6)。
【0076】このとき、コインメモリ19を切り換える
には、一定の時間を要するが、メモリ再生装置1には、
コインメモリ19から読み出したデータを所定量一時記
憶するバッファ36が設けられているため、コインメモ
リ19の切り換えを行なっているときに、表示部21へ
のデータがとぎれることがなく、表示部21に連続して
コインメモリ19のデータを表示出力することができ
る。すなわち、上記ステップS3からステップS6及び
ステップS6からステップS1に戻ってIDコードの判
別を行ない、次のデータをコインメモリ19から読み出
してバッファ36に転送するまでの間も、バッファ36
に蓄積したテキストデータの表示部21への表示出力処
理を継続して行なっている。
【0077】上記切換ランプ23の消灯を完了すると、
ステップS1に戻って、次のコインメモリ19のIDコ
ードを判別し、IDコードがBであると、同様に、ブッ
ク処理を行ない(ステップS2)、上記ラストコードを
読み出すと、同様に、ラストコードの判別を行なう(ス
テップS3)。
【0078】ラストコードがコンティニューコードであ
ると、同様に、切換ランプ23の点灯処理を行ない、解
除ボタン13が操作されると、切換ランプ23を消灯さ
せて、ステップS1に戻る(ステップS6)。
【0079】上記処理を繰り返し行ない、ステップS3
で、ラストコードがエンドコードであると、バッファ3
6に記憶したデータを全て表示部21に表示出力した時
点で表示出力処理を終了して、全ての処理を終了する。
【0080】また、上記ステップS1で、IDコードが
M、すなわち、コインメモリ19の記憶データのデータ
形式が音声データ(本実施例では、自動演奏データ)形
式であると、自動演奏処理を行なう(ステップS7)。
【0081】すなわち、制御部33は、データ形式が音
声データ形式であると判別すると、トランスファゲート
38を開く切換信号をトランスファゲート37及びトラ
ンスファゲート38に出力し、トランスファゲート37
を閉じて、トランスファゲート38を開く。その後、ア
ドレスコントローラ34を介してコインメモリ19のデ
ータ領域のアドレスを指定して、データ領域の自動演奏
データを順次コインメモリ19から読み出し、バッファ
36に出力する。
【0082】いま、トランスファゲート37が閉じら
れ、トランスファゲート38が開かれているため、バッ
ファ36に一時記憶された自動演奏データは、音源部4
2に出力され、音源部42でディジタルの音声信号(音
響信号)に変換されてD/A変換部43に出力される。
D/A変換部43は、入力されるディジタルの音声信号
をアナログの音声信号に変換して、LPF44に出力
し、LPF44でフィルタ処理を行なった後、アンプ4
5に出力する。アンプ45は、入力される音声信号を増
幅してヘッドホン端子29に出力し、ヘッドホン端子2
9からヘッドホン端子29に接続されたヘッドホンに音
声(自動演奏の音響音)を拡声出力する。
【0083】上記処理をコインメモリ19からラストコ
ードが読み出されるまで繰り返し、ラストコードが読み
出されると、このラストコードがエンドコードである
か、コンティニューコードであるかをコード判別部35
で判別する(ステップS8)。
【0084】制御部33は、ラストコードがコンティニ
ューコードであると、上記同様に、ランプ駆動回路32
に駆動信号を出力し、ランプ駆動回路32を介して切換
ランプ23を点灯させる(ステップS9)。
【0085】この切換ランプ23が点灯することによ
り、同様に、解除ボタン13が操作されると(ステップ
S10)、制御部33は、次のコインメモリ19に切り
換えられたものと判断し、切換ランプ23の消灯をラン
プ駆動回路32を介して行なう(ステップS6)。
【0086】このとき、上記同様に、コインメモリ19
を切り換えるには、一定の時間を要するが、メモリ再生
装置1には、コインメモリ19から読み出したデータを
所定量一時記憶するバッファ36が設けられているた
め、コインメモリ19の切り換えを行なっているとき
に、ヘッドホン端子29を介してヘッドホンに出力され
る音声がとぎれることがなく、ヘッドホンに連続してコ
インメモリ19のデータを拡声出力することができる。
すなわち、上記ステップS8からステップS10及びス
テップS6からステップS1に戻ってIDコードの判別
を行ない、次のデータをコインメモリ19から読み出し
てバッファ36に転送するまでの間も、バッファ36に
蓄積した音声データのヘッドホン端子29を介してのヘ
ッドホンへの拡声出力処理を継続して行なっている。
【0087】上記切換ランプ23の消灯を完了すると、
ステップS1に戻って、次のコインメモリ19のIDコ
ードを判別し、IDコードがMであると、同様に、自動
演奏処理を行ない(ステップS7)、上記ラストコード
を読み出すと、同様に、ラストコードの判別を行なう
(ステップS8)。
【0088】ラストコードがコンティニューコードであ
ると、同様に、切換ランプ23の点灯処理を行ない(ス
テップS9)、解除ボタン13が操作されると(ステッ
プS10)、切換ランプ23を消灯させて、ステップS
1に戻る(ステップS6)。
【0089】上記処理を繰り返し行ない、ステップS8
で、ラストコードがエンドコードであると、バッファ3
6に記憶したデータを全てヘッドホン端子29を介して
ヘッドホンに拡声出力した時点で自動演奏処理を終了し
て、全ての処理を終了する。
【0090】また、上記ステップS1で、前のコインメ
モリ19のIDコードと異なるIDコードを判別したと
きには、それぞれそのIDコードに対応した処理フロー
を順次処理し、IDコードに対応した処理を行なう。
【0091】したがって、コインメモリ19毎に異なる
データ形式のデータを記憶させておき、順次表示出力と
音声出力とを切り換えて行なわせることもできる。
【0092】なお、上記実施例では、コインメモリ19
毎にIDコードを判別し、IDコードに対応した出力処
理を行なって、1つのコインメモリ19のデータを全て
処理すると、コインメモリ19の切り換えを促して、次
のコインメモリ19のIDコードに対応した処理を行な
うようになっているが、これに限るものではない。
【0093】例えば、1つのコインメモリ19にテキス
トデータと音声データとを混在させ、各データ形式の最
後にラストコードを挿入して、このラストコードにコン
ティニューコードを入れることにより、1つのコインメ
モリ19にテキストデータと音声データが混在する場合
にも、データ形式に対応した処理を順次行なわせること
ができる。この場合、1つのコインメモリ19内の各デ
ータ形式のデータの最後に、そのデータ形式の最後を示
すコードを挿入し、そのコードを読み取るとIDコード
を判別するようにすることにより対応することができ
る。
【0094】このようにすることにより、表示部21に
文字や映像を表示出力させつつ、ヘッドホン端子29に
接続されたヘッドホンから音声を出力させることができ
る。
【0095】また、上記実施例では、外部メモリである
コインメモリ19の切り換えをメモリ収納ケース7を手
動で回転させることにより行なっているが、これに限る
ものではない。
【0096】例えば、図10に示すように、上記メモリ
収納ケース7と同様に形成されたメモリ収納ケース50
にモータ51のシャフト52を連結し、モータ51によ
りメモリ収納ケース50を回転駆動して、メモリ収納ケ
ース50を回転させることにより、メモリ収納ケース5
0にセットされたコインメモリ19を切り換える。
【0097】この場合、メモリ収納ケース50の裏面に
磁性体53等を取り付け、この磁性体53を検出するセ
ンサー54をメモリ収納ケース50の下部に設けること
により、モータ51の回転数を制御して、メモリ収納ケ
ース50の停止位置を制御する。
【0098】このようにすることにより、メモリ収納ケ
ース50に形成された各メモリ収納部50a、50b、
50c、50dを下ケース2に設けられた端子18の位
置に正確に停止させることができ、各メモリ収納部50
a、50b、50c、50dに収納されたコインメモリ
19の端子20とメモリ再生装置1の端子18とを確実
に接続させることができる。
【0099】また、図11に示すように、メモリ収納ケ
ース60の下方に、端子18を設置した回転テーブル6
1を配設し、メモリ収納ケース60には、メモリ収納部
62a、62b、62c、62dと、各メモリ収納部6
2a、62b、62c、62d毎に開口部63a、63
b、63c、63dを設ける。そして、回転テーブル6
1をモータ64のシャフト65に連結し、モータ61を
回転駆動することにより、端子18を移動させ、各メモ
リ収納部62a、62b、62c、62dに収納された
コインメモリ19と順次接続させることにより、コイン
メモリ19を切り換える。
【0100】さらに、図12に示すように、メモリ収納
ケース70に4つのメモリ収納部71a、71b、71
c、71dを形成し、各メモリ収納部71a、71b、
71c、71dの底面にそれぞれ端子72a、72b、
72c、72dを配設してもよい。
【0101】この場合、例えば、図13に示すように、
各端子72a、72b、72c、72d毎にゲート73
a、73b、73c、73dを接続し、各ゲート73
a、73b、73c、73dの開閉を制御部33で制御
することにより、接続するコインメモリ19を切り換え
ることができる。したがって、回転駆動させる部分を必
要とせず、メモリ再生装置1をより一層小型化すること
ができるとともに、耐久性を向上させることができる。
【0102】また、上記図11から図13に示した実施
例のように、メモリ収納ケースを回転させない場合に
は、図14に示すように、メモリ再生装置80を上ケー
スと下ケースに開閉可能に分割する必要がなく、メモリ
再生装置80のケース本体81にコインメモリ82を着
脱可能に挿入する挿入口83を形成しててもよい。この
場合、本体ケース81の構造を簡素化することができ
る。
【0103】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、装置本体
に、着脱可能に装着される外部メモリに記憶されたデー
タのデータ形式を判別し、この判別結果に基づいて最適
な出力形態を選択して、データ出力することができるの
で、外部メモリに記憶されているデータのデータ形式に
影響されることなく、外部メモリのデータをそのデータ
形式に最適の出力形態を選択して、出力することがで
き、メモリ再生装置の利用性を向上させることができ
る。
【0104】請求項2記載の発明によれば、外部メモリ
が、その記憶するデータのデータ形式を示す所定の識別
コードを記憶し、該識別コードに基づいてデータ形式を
判別することができるので、外部メモリに記憶されてい
るデータのデータ形式を簡単、かつ速やかに判別するこ
とができる。
【0105】請求項3記載の発明によれば、外部メモリ
を複数装着可能であり、装着された複数の外部メモリか
ら読出対象として選択した外部メモリのそれぞれについ
てデータ形式を判別し、各外部メモリ毎に最適な出力形
態を判別して、出力することができるので、1つの外部
メモリに記憶し切れないような大量のデータをも、複数
の外部メモリに分割して記憶して、それらの外部メモリ
に記憶されているデータをその記憶形式に最適な出力形
態を選択して出力することができ、記憶形式が外部メモ
リ毎に異なる大量の連続した内容のデータをも有効に利
用することができる。その結果、メモリ再生装置の利用
性をより一層向上させることができる。
【0106】請求項4記載の発明によれば、外部メモリ
から読み出した所定量のデータをバッファに一時記憶
し、複数の外部メモリのうち読出対象となっている外部
メモリの最終データがバッファに保持されている間に外
部メモリの切り換えが完了するように、外部メモリの切
り換えを報知することができるので、複数の外部メモリ
に連続して記憶されたデータを、その出力を中断させる
ことなく、連続して出力させることができ、メモリ再生
装置の利用性、便宜性をより一層向上させることができ
る。
【0107】請求項5記載の発明によれば、外部メモリ
が、複数のデータ形式のデータを所定の順序で記憶し、
各データ形式のデータを判別して、該データ形式が変化
する毎に最適な出力形態で出力することができるので、
複数のデータ形式のデータが混在して記憶されている1
つの外部メモリから、各データをそのデータ形式に適し
た出力形態で出力することができ、種々のデータ形式の
データをより一層幅広く利用できる。その結果、メモリ
再生装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0108】請求項6記載の発明によれば、複数の出力
手段として、少なくとも表示出力手段と音声出力手段を
備えているので、通常よく利用される出力形態で、デー
タを出力することができ、メモリ再生装置の利用性を向
上させることができる。
【0109】請求項7記載の発明によれば、メモリ収納
体が円盤状に形成されるとともに円盤状の外部メモリを
着脱可能に収納する略円筒状のメモリ収納部が同心円状
に複数形成されているので、外部メモリを収納するメモ
リ収納部を小型化することができるができ、メモリ再生
装置を従来のメモリ再生装置よりも小型で安価なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のメモリ再生装置の一実施例の上ケー
スを閉じた状態の斜視図。
【図2】本願発明のメモリ再生装置の一実施例の上ケー
スを開いた状態の斜視図。
【図3】メモリ収納ケースのロック機構を示す斜視図。
【図4】図3のアームの回動機構の部分拡大斜視図
【図5】メモリ再生装置に収納されるコインメモリの裏
面図。
【図6】図5のコインメモリにテキストデータが記憶さ
れる場合のフォーマット図。
【図7】図5のコインメモリに自動演奏データが記憶さ
れる場合のフォーマット図。
【図8】メモリ再生装置の回路ブロック図。
【図9】メモリ再生処理を示すフローチャート。
【図10】メモリ収納ケースをモータで回転する実施例
のメモリ収納ケース部分の斜視図。
【図11】端子を回転してコインメモリを選択する実施
例のメモリ収納ケース部分の分解斜視図。
【図12】メモリ収納ケースの各メモリ収納部に端子を
設けた実施例のメモリ収納ケース部分の斜視図。
【図13】メモリ収納ケースの各メモリ収納部に端子を
設けた実施例のコインメモリの切換回路の回路図。
【図14】コインメモリの収納形式を変えた実施例のメ
モリ再生装置の部分斜視図。
【符号の説明】
1 メモリ再生装置 2 下ケース 3 上ケース 4 ロック金具 6 開閉ボタン 7 メモリ収納ケース 8 軸 9a、9b、9c、9d メモリ収納部 10a、10b、10c、10d 開口部 11a、11b、11c、11d 凹部 12 アーム 12a 突部 13 解除ボタン 14 支持軸 16 解除スイッチ 17 コイルスプリング 18 端子 19 コインメモリ 20 端子 21 表示部 22 プレイボタン 23 切換ランプ 29 ヘッドホン端子 31 キー入力部 32 ランプ駆動回路 33 制御部 34 アドレスコントローラ 35 コード制御部 36 バッファ 37、38 トランスファゲート 39 インバータ 40 表示レジスタ 41 表示駆動回路 42 音源部 43 D/A変換部 44 LPF 45 アンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に、 所定のデータ形式のデータを記憶する円盤状の外部メモ
    リを着脱可能に収納するメモリ収納体と、 前記外部メモリのデータ内容を異なる出力形態で出力す
    る複数の出力手段と、 前記外部メモリに記憶されているデータのデータ形式を
    判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて前記複数の出力手段
    から最適な出力手段を選択する選択手段と、 を備えたことを特徴とするメモリ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記外部メモリが、その記憶するデータ
    のデータ形式を示す所定の識別コードを記憶し、前記判
    別手段が、該識別コードに基づいて前記データ形式を判
    別することを特徴とする請求項1記載のメモリ再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ収納体が、前記外部メモリを
    複数収納可能であり、前記メモリ収納体に装着された複
    数の外部メモリの1つを読出対象として選択する切換手
    段をさらに備え、前記判別手段が、該切換手段により選
    択された外部メモリのそれぞれについてデータ形式を判
    別し、前記選択手段が、各外部メモリのデータ形式に最
    適な前記出力手段を選択することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のメモリ再生装置。
  4. 【請求項4】 前記外部メモリから読み出した所定量の
    データを一時記憶するバッファ手段と、 前記複数の外部メモリの切り換えを促す切換報知手段
    と、 前記メモリ収納体に装着された前記複数の外部メモリの
    うち読出対象となっている外部メモリの最終データが前
    記バッファ手段に保持されている間に前記切換手段によ
    り前記外部メモリの切換が完了するように前記切換報知
    手段を駆動する報知駆動手段と、 を備えたことを特徴とする請求項3記載のメモリ再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記1つの外部メモリが、複数のデータ
    形式のデータを所定の順序で記憶し、前記判別手段が、
    該データ形式を判別し、前記選択手段が、該データ形式
    が変化する毎に前記最適な出力手段を選択することを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のメモ
    リ再生装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の出力手段が、少なくとも表示
    出力手段と音声出力手段を備えたことを特徴とする請求
    項1から請求項5のいずれかに記載のメモリ再生装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリ収納体が、円盤状に形成され
    るとともに前記円盤状の外部メモリを着脱可能に収納す
    る略円筒状のメモリ収納部が同心円状に複数形成された
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記
    載のメモリ再生装置。
JP4259015A 1992-09-01 1992-09-01 メモリ再生装置 Pending JPH0684340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4259015A JPH0684340A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 メモリ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4259015A JPH0684340A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 メモリ再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684340A true JPH0684340A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17328168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4259015A Pending JPH0684340A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 メモリ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0684340A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049007A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement numerique et appareil de reproduction numerique

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02203469A (ja) * 1989-02-02 1990-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置と再生装置
JPH03207051A (ja) * 1990-11-26 1991-09-10 Sony Corp ディスク再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02203469A (ja) * 1989-02-02 1990-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置と再生装置
JPH03207051A (ja) * 1990-11-26 1991-09-10 Sony Corp ディスク再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049007A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement numerique et appareil de reproduction numerique

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5430553A (en) Disc reproducing apparatus
KR100328197B1 (ko) 전자기기및이의제어방법
JPH0684340A (ja) メモリ再生装置
JPH0684342A (ja) メモリ再生装置
JP3841408B2 (ja) 再生表示装置及び再生表示方法
JPH06131855A (ja) ディスク再生装置
JP3158323B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH04339386A (ja) ディスク再生装置
JP2679691B2 (ja) ディスクプレーヤ
JP2641005B2 (ja) 再生装置
JP2625816B2 (ja) 光学式ディスク再生装置
JP4287726B2 (ja) データ再生システム及び制御装置
JP2624874B2 (ja) 記録媒体演奏装置
JP4129422B2 (ja) ディスク再生装置
JPH0684328A (ja) 光ディスク装置
JPH0991852A (ja) ディスクチェンジャーのディスク表示装置
JP2000113651A (ja) 情報記録再生装置
KR100804491B1 (ko) 차량용 콤팩트 디스크 체인저의 미디어 정보 화면 표시장치 및 그 방법
JPH02148488A (ja) 光ディスクプレーヤ
JPH0822663A (ja) ディスク再生装置
JPH05114215A (ja) チヤツキング装置
JPH087452A (ja) ディスク記録再生装置
JP2002050168A (ja) 光ディスク再生装置
JP2000163854A (ja) ディスク再生装置及びディスク記録再生装置
JPH08255469A (ja) ディスクプレーヤ、ディスクコントローラ及びディスク再生装置