JP2750198B2 - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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JP2750198B2 JP2090599A JP9059990A JP2750198B2 JP 2750198 B2 JP2750198 B2 JP 2750198B2 JP 2090599 A JP2090599 A JP 2090599A JP 9059990 A JP9059990 A JP 9059990A JP 2750198 B2 JP2750198 B2 JP 2750198B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置におけ
る画像形成部にプリント用紙等のシート材を給送するシ
ート材給送装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種のシート材給送装置は、シート材が積載
されているシート材積載板をリフトアップするためのリ
フターと、シート材積載板に積載されたシート材の上面
の高さを検知するための紙面センサと、シート材を連続
給送することによって変化するシート材上面の高さが、
シート材を給送する給送手段に対して一定の範囲内にな
るように、上記紙面センサで検知された情報を基に上記
リフターを制御する制御系等を有している。
このシート材給送装においては、給送手段によりシー
ト材を給送する毎にシート材上面の高さのチェックを行
ない、その結果シート材上面の高さが一定以下になった
と判断されれれば、ただちにリフターの上昇を開始し
て、シート材上面が所定の高さに達するとリフターによ
る上昇作用を停止するという制御を行なっていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のシート材給送装置にお
いては、シート材をシート材積載板からピックアップ
(給紙)する際に、ローラ等の給送手段とシート材との
摩擦力をうるために給送手段をシート材の上面に押し付
けており、この給送手段の圧接による積載シート材の高
さの変化を考慮していなかったので、シート材上面の補
正動作を行なうのに次のような欠点があった。
(1)積載シート材の高さは、給送手段により圧接され
ているときよりも、圧接されていないときの方が高さが
高くなっているので、積載シート材の給送後に積載シー
ト材の上面の高さのチェックを行なうと、シート材をピ
ックアップ時の高さが、リフターを上昇させることによ
る補正動作を必要とする高さになっても補正動作は行な
われない。
(2)シート材をピックアップすると同時に、積載シー
ト材の高さのチェックを行なっても、ピックアップ動作
が終了していると期待されるリフターの上昇量が補正動
作に得られない。
(3)上記のシート材の高さのチェックとリフター上昇
による補正動作を、シート材のピックアップ動作時と同
じ高さで行なうためには、ローラ等の給送手段をシート
材上に押圧する時間を長くするための機構や、積載シー
ト材上面の高さを常にピックアップ時の高さにするため
の機構、積載シート材上面の高さの検知及びリフター上
昇による補正動作を素早く行なうための機構等の特別な
機構を設けなければならない。
そこで、本発明は、積載シート材上面の高さの補正動
作を正確に行なえるようにしたシート材給送装置を提供
することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みてなされたものであって、
複数枚のシート材が積載可能であって上下動可能なシー
ト材積載板と、前記シート材積載板に積載されているシ
ート材上面から離間した退避位置とシート材上面に圧接
するピックアップ位置との間で移動可能に設けられ、該
ピックアップ位置において回転することにより最上位の
シート材を給送する給送手段と、前記シート材積載板に
積載されているシート材の上面の高さを、前記給送手段
が前記シート材に圧接しているときに前記給送手段近傍
で検知する紙面検知手段と、前記シート材積載板を上昇
させるリフターと、前記給送手段がシート材に圧接する
毎に検知される前記紙面検知手段の情報を同期して取り
込む取り込み手段と、該取り込み手段の情報に基づいて
前記シート材最上面の高さ補正の要否を判別する判別手
段と、前記給送手段がピックアップ位置に位置している
ときに、前記シート材の高さが所定の位置よりも下にあ
ると前記判別手段により判別されたときには、前記給送
手段が退避位置に移動して再びピックアップ位置に移動
したときに前記リフターを上昇させ、その後、給送手段
がピックアップ位置に位置しているときに、前記シート
材最上面が所定の位置にあると前記判別手段により判別
されたときには前記リフターの上昇を停止させる制御部
と、を備えたことを特徴とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、給送手段がピックアップ位置に位
置しているときのシート材の高さが所定の位置よりも下
にあると判別手段により判別されたときには、リフター
の上昇を、給送手段が退避位置に移動して再びピックア
ップ位置に移動したときに行なう、すなわち前回(前の
1枚のシート材の給紙時)にシート材の高さを判別し、
この判別結果に基づいて次回(次の1枚のシート材の給
紙時)にリフターを上昇させるといったように、シート
材の高さの検知及び上昇の有無の判別と、リフターの上
昇とを別の回に行なう。
(ヘ)実施例 以下、本発明の第1の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係わるシート材給送装
置の縦断側面図を示している。同図において、例えばペ
ージプリンタに適用されたシート材給送装置1は、カセ
ット2内に配設されていて支軸3により基部を枢着され
たシート材積載板5を有していて、その上面には複数枚
のシート材Sが積載されている。
シート材積載板5の裏面にはリフター6の自由端6aが
当接していてシート材積載板5の自由端を支持してい
る。上記リフター6の基部が固着されている支軸7は、
後述するようにして駆動源9により回動されるようにな
っていて、リフター6が矢印10方向に回動したときに積
載シート材の紙面Saは所定量上昇される。カセット2の
下流側には、後述するようにしてカセット2からピック
アップされたシート材Sを図示しないページプリンタに
搬送する搬送ローラ対11が配設されている。
カセット2の前部上方には、支持アーム13の自由端に
回転自在に装着されていて後述する駆動モータにより回
転するピックアップローラ(給送手段)15が配設されて
いる。このピックアップローラ15は、支持アーム13が図
示しないカムに従動して揺動することにより図示の実線
で示す退避位置15Bと鎖線で示すピックアップ位置15Aと
に上下動可能となっている。
ピックアップローラ15の圧接位置の近傍には基部を支
軸16に固着されている検知レバー17aの自由端が当接し
ており、この検知検知レバー17aと一体とレバー17bの自
由端には遮光板17cが固着されている。上記遮光板17c
は、シート材Sの紙面の高さが高くなるとフォトインタ
ラプタ17dを遮断し、逆に紙面の高さが低くなるとフォ
トインタラプタ17dを透光状態にするように作用する。
上記の検知レバー17a,遮光板17c及びフォトインタラ
プタ17d等により、シート材Sの最上面を検知する紙面
センサ(紙面検知手段)17が構成されている。本実施例
では、上記遮光板17cが透光状態でON、遮断状態でOFFの
信号がでるようになっている。
本シート材給送装置1においては、シート材Sの消費
に伴ってカセット2に積載されたシート材Sの高さが一
定以下になると、これを紙面センサ17が検知して紙面高
さの補正動作を行なう。この補正動作は、後述するよう
にしてリフター6の回動によりシート材積載板5を上昇
させ、紙面センサ17がシート材上面を検知してから一定
時間だけ上昇をさせ続けることによって行なわれる。
第2図は、シート材Sの給紙動作時と、それ以外の時
のリフター6の位置及び紙面高さの違いを示している。
シート材積載板5に積載された各シート材S間には、
シート材Sの波打ちやしわ等による隙間が存在してい
る。給送動作にピックアップローラ15を所定の圧力(本
実施例ではピックアップローラ15の自重による圧力)で
シート材Sに押圧するので、第2図(a)に示すように
給紙時以外のときよりも紙面がhだけ低くなっている。
紙面センサ17は、紙面Saが一定の高さ以下になると紙
面検知信号をOFFにするようになっているが、上記のよ
うに給紙時には紙面Saが低くなることから、給送動作時
には紙面検知信号がOFFであっても、給紙時以外のとき
には第2図(b)に示すように紙面検知信号がONになる
場合がある。
従って、本実施例では、上記の紙面チェック及び紙面
の補正動作を正確に行なうために、1回のピックアップ
中に紙面チェックを行ない、その結果紙面検知信号がOF
Fであれば、次のピックアップ中に紙面Saの補正動作を
する制御を行なっている。また、紙面高さの補正動作が
1度のピックアップ中に完了しない場合には、ピックア
ップ動作終了後に次のピックアップ動作まで待機して、
次のピックアップ動作中に紙面高さの補正動作を続け
る。
第3図は、本実施例のシート材給送装置のブロック図
を示している。
同図において、給紙制御部21はタイマ22のカウントに
従って各制御を所定のタイミングで行なう。前述した紙
面センサ17は、シート材積載板5に積載されたシート材
Sの紙面Saの検知状況をON・OFFの信号で給紙制御部21
に入力する。
給紙制御部21は、紙面センサ17からの情報を、シート
材Sの1回の給紙動作時に、ピックアップローラ15がシ
ート材Sに押圧されている間に同期して、取り込み手段
27により取り込まれている。
給紙制御部21は、プリンタコントロール部23からの給
紙指示により、所定のタイミングでピックアップソレノ
イド25を作動させる。このピックアップソレノイド25の
作動により、図示しないカム機構を介してピックアップ
ローラ15が降下される。その後、給紙制御部21がピック
アップソレノイド25を解除して不作動位置にもどすこと
により、図示しないカム機構の回転に伴ってピックアッ
プローラ15は一定時間紙面Sa上に圧接した後に上昇を始
めて元の退避位置15Bに停止する。また、給紙制御部21
は、ピックアップローラ15の上昇に伴い、ピックアップ
ローラ駆動モータ26を停止させる。
以上の動作とタイミングを取りながら給紙制御部21は
紙面センサ17からの信号を判断して、補正動作が必要で
あるかを判別手段29により判別してリフター6の上昇動
作を制御する。
第4図は、シート材給送装置1における紙面チェック
及び紙面高さの補正動作を、ピックアップローラ15の給
紙動作に連動させる制御の流れを示している。図中、補
正フラグとは、リフターによる補正動作を行うか否かの
判断結果を記憶する手段(領域)を示す。
同図において、シート材給送装置1の電源ON後、イニ
シャライズにおいて補正フラグをリセットしておく(St
ep1…以下StepをSで表わす)。S2において、給紙制御
部21からの給紙指示を待ち、ここで給紙指示があればシ
ート材Sの給紙動作を開始する。
S3で補正フラグのチェックを行なって、補正フラグが
リセットであればS12へ進み、S12でシート材Sのピック
アップ(給紙)動作を開始する。S13でピックアップロ
ーラ15が下降しきるまで待機した後、S14で紙面センサ1
7のチェックを行なう。
本実施例では、S12でシート材Sのピックアップ動作
を開始してからピックアップローラ15が降り切るまでの
時間は図示しないカム機構によってあらかじめ解ってい
るので、S13ではその時間だけ待機する。紙面チェック
の結果、紙面高さが低いと判断されれば、S15で補正フ
ラグをセットする。
S3で補正フラグが補正されていれば、S4でリフター6
の上昇を、そしてS5でピックアップ動作を開始し、S6に
おいてS13と同様にピックアップローラ15が降り切るま
で待機する。次にS7で紙面のチェックを行なってリフタ
ー6の停止タイミングを待つ。
シート材Sの紙面Saが検知されなければ、紙面Saが検
知されるまでリフター6は上昇を続ける。ただし、S8で
ピックアップローラ15のピックアップ動作の終了をチェ
ックし、ピックアップ動作が終ればS10に進んでリフタ
ー6の上昇を一時停止する。この場合は、補正フラグが
セットされたままであるので、次の給紙時にS3からS4へ
と進み、リフター6の上昇が再開される。
また、S7で紙面Saが検知された場合、S7で補正フラグ
をリセットし、さらに一定時間紙面Saの上昇が続けられ
る。これは、ピックアップローラ15を含むピックアップ
機構(図示略)の許容内において、1度の補正動作によ
り給紙できるシート材Sの枚数を多くとるためである。
ここで、S4からS7までは無条件にリフター6を駆動する
が、これはリフター6の駆動源のバックラッシュや、前
の給紙で紙面検知信号OFFを確認した後にさらにシート
材Sが給紙されていることを等を考慮したものであっ
て、ピックアップローラ15が降り切って紙面Saのチェッ
クを開始するまでの時間から逆算して、リフター6停止
のタイミングを設定している。
以上の制御は電源OFFになるまで繰り返される。ま
た、電源ON後に、上述の制御を始める前に紙面Saが検知
されなけれな、イニシャルリフトアップ動作を紙面Saが
検知されるまで行なう。この場合は、ピックアップロー
ラ15が降りていない状態であるが、紙面Saが検知されな
い状態でもある程度の高さまではシート材Sのピックア
ップが可能となるように、ピックアップ機構に余裕をも
たせてあるので、最初のシート材Sのピックアップは可
能である。
第5図は、本実施例における紙面チェック、補正動作
等のタイミングチャートを示している。
最初の給紙指示からtP後の時間t1にピックアップ動作
が開始される。ピックアップローラ15は、時間tPdをか
けて紙面Sa上に下降する。給紙制御部21は、ピックアッ
プ動作開始からtPdよりも長い時間tC後のt2から紙面チ
ェックを開始し、一定時間の間紙面Saが検知されなけれ
ば補正フラグをセットする。
その後、ピックアップ動作終了タイミングt3において
紙面チェックを終り、ピックアップローラ15は時間tPU
をかけて上昇する。次の給紙指示が出されたとき補正フ
ラグがセットされていれば給紙指示からtL後のt4にリフ
ター6の上昇を開始する。給紙指示からtP後のt5にピッ
クアップ動作を開始することは、最初の給紙動作の場合
と同じである。この時間tLは最小リフター上昇時間t
Ldminとピックアップローラ下降時間によって決まる。
本実施例では、tL<tPに設定されている。従って、リ
フター6上昇開始時間t4の方が、ピックアップ動作開始
時間t5よりも前になっているが、これは給紙系に関係す
る諸条件によって逆になる場合もある。
リフター6上昇開始時間t4から、最小リフター上昇時
間tLdmin後のt6から紙面Saのチェックを開始する。この
間、ピックアップローラ15はt5よりtPd後に紙面Sa上に
降りてきっており、そのタイミングより後に紙面検知が
開始されるようにt4のタイミングが設定されている。
この給紙動作が行なわれる時間t7までの間に紙面Saが
検知されなかった(紙面センサ17がONにならなかった)
場合、t7の時点でリフター6の上昇を一度停止して、さ
らに次の給紙タイミングを待つ。次の給紙指示が出る
と、t8でリフター6の上昇を開始し、t9でシート材Sの
ピックアップ動作を開始する。給紙指示からt8,t9のタ
イミングは、前の給紙時のt4,t5のタイミングと同じで
ある。
その後、シート材Sのピックアップ動作中に紙面Saが
検知されたなら(時間t10)、補正フラグをリセット
し、リフター6を一定時間上昇させた後に、t11で紙面
チェックを終了すると共にリフター6の上昇を終了す
る。
以上の紙面高さの補正動作は、1度の給紙の間に終る
場合には、t4からの給紙動作時の変化を、t8からの変化
にそのまま置き換えたものになり、3度以上の給紙動作
を必要とする場合には、t4からt7までの変化を数回繰り
返した後にt8の以後の変化に移る。
次に、本発明の第2の実施例を第6図に基づいて説明
する。
第1の実施例では、シート材積載板5の高さの補正が
必要の場合、次回以降の給紙動作時に補正動作を行なっ
ているが、紙面高さの補正動作が必要であると判断され
た場合、ただちにリフター6を一定量(一定時間)上昇
させて、次回のシート材Sの給紙時に同期して紙面高さ
の確認を行ない、さらに紙面高さの必要があれば、第6
図により後述するようにその補正動作を行なうように制
御することもできる。
なお、上述の実施例は、ページプリンタに本発明のシ
ート材給送装置1を適用した例であるが、本シート材給
送装置1はこれに限ることなく、例えば複写機や印刷機
等の連像してシート材Sを給紙する必要のある機械にも
使用することができる。また、シート材Sが積載される
シート材収納部材としては、シート材積載板5を有する
カセット2に限らず、例えば給紙デッキ等のようにシー
ト材Sが積載される床面を、紙面高さに応じて上下動さ
せる一般のシート材収納部材にも適用することできる。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、給送手段がピ
ックアップ位置に位置しているときのシート材の高さが
所定の位置よりも下にあると判別手段により判別された
ときには、リフターの上昇を、給送手段が退避位置に移
動して再びピックアップ位置に移動したときに行なう、
すなわち前回(前の1枚のシート材の給紙時)にシート
材の高さを判別し、この判別結果に基づいて次回(次の
1枚のシート材の給紙時)にリフターを上昇させるとい
ったように、シート材の高さの検知及び上昇の有無の判
別と、リフターの上昇とを別の回に行なうことにより、
シート材の高さの検知精度が向上し、さらに、シート材
上面の高さの補正動作を正確に行なうことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すシート材給送装置
の縦断側面図、第2図は同じくシート材ピックアップ時
と非ピックアップ時のピックアップローラの高さを示す
側面図、第3図は同じく制御系のブロック図、第4図は
同じく制御の流れを示すフローチャート、第5図は同じ
く動作を示すタイミングチャートである。 S……シート材、1……シート材給送装置、 2……カセット、5……シート材積載板、 6……リフター、9……駆動源、15……ピックアップロ
ーラ(給送手段)、15A……ピックアップ位置、15B……
退避位置、17……紙面検知センサ(紙面検知手段)17、
17a……検知レバー、 17c……遮光板、17d……フォトインタラプタ、21……給
紙制御部、22……タイマ、23……プリンタコントロール
部、 25……ピックアップソレノイド、26……ピックアップロ
ーラ駆動モータ、27……取り込み手段、29……判別手
段。
フロントページの続き (72)発明者 草野 昭久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 岡沢 一彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 中森 知宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−83366(JP,A) 特開 昭52−2955(JP,A) 特開 平1−214529(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のシート材が積載可能であって上下
    動可能なシート材積載板と、 前記シート材積載板に積載されているシート材上面から
    離間した退避位置とシート材上面に圧接するピックアッ
    プ位置との間で移動可能に設けられ、該ピックアップ位
    置において回転することにより最上位のシート材を給送
    する給送手段と、 前記シート材積載板に積載されているシート材の上面の
    高さを、前記給送手段が前記シート材に圧接していると
    きに前記給送手段近傍で検知する紙面検知手段と、 前記シート材積載板を上昇させるリフターと、 前記給送手段がシート材に圧接する毎に検知される前記
    紙面検知手段の情報を同期して取り込む取り込み手段
    と、 該取り込み手段の情報に基づいて前記シート材最上面の
    高さ補正の要否を判別する判別手段と、 前記給送手段がピックアップ位置に位置しているとき
    に、前記シート材の高さが所定の位置よりも下にあると
    前記判別手段により判別されたときには、前記給送手段
    が退避位置に移動して再びピックアップ位置に移動した
    ときに前記リフターを上昇させ、その後、給送手段がピ
    ックアップ位置に位置しているときに、前記シート材最
    上面が所定の位置にあると前記判別手段により判別され
    たときには前記リフターの上昇を停止させる制御部と、
    を備えたことを特徴とするシート材給送装置。
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