JP2749398B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JP2749398B2
JP2749398B2 JP1260223A JP26022389A JP2749398B2 JP 2749398 B2 JP2749398 B2 JP 2749398B2 JP 1260223 A JP1260223 A JP 1260223A JP 26022389 A JP26022389 A JP 26022389A JP 2749398 B2 JP2749398 B2 JP 2749398B2
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龍一 久松
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Amada Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は高速でワークを搬送することができるワー
ク搬送装置に関する。
(従来の技術) 従来、ワークを搬送するには、スラットコンベアにて
搬送するか、あるいは、ワークをバキュームパッドで吊
上げて搬送するか、把持爪でワークを挟持して搬送する
方法が採用されていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のワーク搬送方法のうち、ス
ラットコンベアを採用してワークを搬送する場合は、コ
ンベアスピードに限界があり、例えばスピード50m/min
〜60m/minでワークを搬送していたので、高速搬送が不
可能であった。また、バキュームパッドで吊上げ搬送す
るか、把持爪で挟持してワークを搬送する場合は、前述
した方法より更に搬送スピードは低く、いずれの場合も
設備コストが高く、高速搬送ができないという問題があ
った。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、搬送
速度を従来のものより倍近くにして高速運転を可能と
し、コストダウンと省スペース化を図ったワーク搬送装
置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、積層し
たワークを積層したリフタテーブルを内装した架台に、
前記ワークの一端側を吸着して持上げ自在のワーク吸着
装置を上下動可能に設け、前記リフタテーブルの上方及
び下方を通過した無端チェーンの所定範囲に、前記ワー
ク吸着装置によって一端側を持上げられたワークの下側
へ進入自在の複数のサポートローラを回転自在に支承し
て設け、前記架台のほぼ全長に亘って設けた当て板を、
前記ワークを支持した各サポートローラの下側に当接可
能に設けると共に、前記サポートローラに対する前記当
て板の当接,離隔を行うための駆動装置を設けてなるも
のである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
先ず、搬送装置の全体的構成について概略的に説明す
る。
第6図乃至第8図を参照するに、ワーク搬送装置1
は、架台3内にリフタテーブル5が設けられ、このリフ
タテーブル5上にワークWは積載され、図示を省略した
が駆動部材により昇降自在となっている。なお、前記架
台3の上部フレーム7の下部に、斜めに光軸が走りリフ
タテーブル5上に積載したワークWの上昇面を規制す
る、微下降端センサが設けられている。
前記架台3には、無端チェーン11が複数箇所に配設さ
れたスプロケット13を介して掛回され、この無端チェー
ン11の所定範囲にサポートローラ15が回転自在に支承さ
れてスラットコンベア17が構成されている。このスラッ
トコンベア17はモータ19により図示を省略したが駆動部
材を介して正逆両回転が行なわれる。
前記架台3の上部フレーム7上の片側(第6図におい
て右側)に固定式のワーク吸着装置21が立設してあり、
ワーク吸着装置21には複数箇所に配設されたバキューム
カップ23が、昇降自在に設けられている。このバキュー
ムカップ23の吸引、解除を行なう真空発生装置25が上部
フレーム7上に設けられ、前記ワーク吸引装置21の近傍
にマグネットフロータ27およびワーク2枚取検出装置29
が設けられている。更に、前記スラットコンベア17のサ
ポートローラ15の下面に当接、離隔自在となるローラ押
え装置31が、架台3の上部フレーム7の片側(第8図に
おいて右側)に設けられている。
上記構成により、リフタテーブル5上に積載されたワ
ークWは、微下降端センサ9が検知するまで持上げられ
て停止する。次いで、ワーク吸着装置21のバキュームカ
ップ23にてワークWの片端を持上げる。そして、持上っ
たワークWの間にスラットコンベア17のサポートローラ
15を進入させ、バキュームカップ23の吸着を解除してス
ラットコンベア17を回転させることにより、ワークWの
搬送がなされる。また、上述した動作を逆にすると、リ
フタテーブル5にワークWを積載することができ、更
に、スラットコンベア17の回転動作で、ワークWを通過
させることも可能となる。
前記スラットコンベア17について、更に詳細に説明す
る。
第4図および第5図を併せて参照するに、架台3の上
部フレーム7にレール33が設けられ、このレール33上を
無端チェーン11が走行する。この無端チェーン11には、
サポートローラ15のローラ軸35が接手37を介して回転自
在に結合され、サポートローラ15は無端チェーン11の所
定の範囲に設けられている。なお、サポートローラ15は
前記ローラ軸35に図示を省略したがベアリングを介して
ローラシェル39回転自在に設けられて構成してある。
上記構成により、モータ19によりスラットコンベア17
はレール33上を走行し、サポートローラ15上にワークW
を支承して搬送する。なお、無端チェーン11のみでサポ
ートローラ15が無い範囲は、開口状態となる。
すなわち、第5図(A),(B),(C)に示すごと
く、サポートローラ15は3通りの待機位置を構成する。
第5図(A)は、サポートローラ15がX−X線で示すパ
スライン上にある場合、第5図(B)は、パスライン上
にサポートローラ15が無く、上方が開口した場合、第5
図(C)は、パスライン上に半分サポートローラ15があ
る場合である。3通りの待機位置を構成したことによ
り、ワークWの通過も、リフタテーブル5上に積載した
ワークWを搬出することも、リフタテーブル5上にワー
クWを集積することも可能になっている。
次に、本実施例の主要部であるサポートローラ15に当
接、離隔自在となるローラ押え装置31について、更に詳
細に説明する。
第1図乃至第3図を参照するに、架台3の上部フレー
ム7の片側(第8図において右側)の外面に、複数箇所
に配設した駆動装置としての流体圧作動のシリンダ41が
設けてある。このシリンダ41のピストンロッド43に、駆
動するリンク構成としてのリンク45がピン47を介して係
合し、リンク45は前記上部フレーム7の下面に固着した
軸受部材49に、ピン51を介して回動自在に支承されてい
る。前記リンク45の他端は、弾性体よりなる例えばウレ
タンゴム等で形成された当て板53を固着した支持部材55
に係止したバー57に、ピン59を介して回動自在に支承さ
れている。
更に、前記支持部材55に設けたバー57と、前記軸受部
材49との間には、リンク61がピン63A,63Bを介して連結
されている。なお、当て板53および支持部材55の長手方
向の全長は、スラットコンベア17の水平部の長さ,すな
わち架台3のほぼ全長と近似した長さに設定されてい
る。
一方、第3図に示すごとく、従動するリンク機構とし
て、複数箇所に配設された前記軸受部材49と同一形状の
軸受部材49と、前記当て板53を支持した支持部材55に設
けたバー57と同一のバー57との間に、2枚のリンク61が
ピン63A,63Bを介して連結され、当て板53を平行に保ち
回動動作を円滑にせしめている。
上記構成により、流体圧作動のシリンダ41を作動させ
ピストンロッド43を突出させることにより、リンク45と
リンク61は協働して当て板53を支持した支持部材55を、
第2図において実線で示す位置に移動させる。なお、第
2図において鎖線で示す位置は待機位置を示す。
当て板53が移動しサポートローラ15の下面を押圧す
る。この状態で無端チェーン11を駆動すると、サポート
ローラ15は当て板53との摩擦力により回転する。而し
て、無端チェーン11の移行速度にサポートローラ15の周
速が加味され、倍近くのスピードとなってサポートロー
ラ15上にあるワークWを搬送することができる。
上述したごとく、ワークWの搬送が行なわれるが、無
端チェーン11に設けたサポートローラ15は、第5図
(A)〜(C)に示すごとく3通りの待機位置がある。
すなわち、リフタテーブル5上に積載されたワークWを
搬出する際は、サポートローラ15の待機位置は第5図
(B)に示す位置にある。この状態で第6図に示すリフ
タテーブル5を所定の位置まで上昇させる。そして、ワ
ーク吸着装置21のバキュームカップ23によりワークWを
吸着し、例えば図示を省略したが光電スイッチ等でバキ
ュームカップ23の軸が少し上昇したところを検知して、
リフタテーブル5を下降させる。
リフタテーブル5が下降することにより、吸着された
ワークWと2枚目のワークW間に隙間が生ずる。この隙
間にスラットコンベア17のサポートローラ15を挿入さ
せ、サポートローラ15の下面にワーク押え装置31の当て
板53を当接押圧し、スラットコンベア17を駆動させワー
クWを高速にて搬出する。
ワークWをワーク搬送装置1上を通過させる際は、サ
ポートローラ15の待機位置は第5図(C)の位置にあ
る。ワークWの進入を例えば光電センサ等により確認し
て、スラットコンベア17を駆動し、ローラ押え装置当31
を作動させて高速でワークWを搬送する。
また、ワークWをリフタテーブル5上に積載する際
は、サポートローラ15の待機位置は第5図(A)の位置
にあり、ワークWを支承している。このワークWの端部
を第6図に示すワーク吸着装置21のバキュームカップ23
にて吸着し、スラットコンベア17を駆動してサポートロ
ーラ15を退避させる。完全にサポートローラ15が退避し
たら、バキュームカップ23の吸着を解放することによ
り、ワークWはリフタテーブル5上に積載される。
而して、上述したワーク搬送装置1を適当な台数並べ
ることにより、自由なライン構成ができ、一枚取り、集
積等に別々の装置を設けることなく、コストダウンとな
り省スペース化を図ることができる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、積層したワーク(W)を積載したリフ
タテーブル(5)を内装した架台(3)に、前記ワーク
(W)の一端側を吸着して持上げ自在のワーク吸着装置
(21)を上下動可能に設け、前記リフタテーブル(5)
の上方及び下方を通過した無端チェーン(11)の所定範
囲に、前記ワーク吸着装置(21)によって一端側を持上
げられたワーク(W)の下側へ進入自在の複数のサポー
トローラ(15)を回転自在に支承して設け、前記架台
(3)のほぼ全長に亘って設けた当て板(53)を、前記
ワーク(W)を支持した各サポートローラ(15)の下側
に当接可能に設けると共に、前記サポートローラ(15)
に対する前記当て板(53)の当接,離隔を行うための駆
動装置を設けてなるものであるから、無端チェーンの走
行速度にサポートローラの回転による周速を加えてワー
クの送りを行うことができ、搬送速度を大きくすること
ができる。
また、駆動装置によってサポートローラから当て板を
離隔することができ、ワークの搬送速度を選択すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の主要部を示し、第1図は
第8図におけるI矢視部の拡大図、第2図は第1図にお
けるII−II線に沿った断面図、第3図は第1図における
III−III線に沿った断面図、第4図はこの発明を実施す
るサポートローラの拡大説明図、第5図(A),
(B),(C)はスラットコンベアの作動説明図、第6
図乃至第8図はこの発明を実施する一実施例の搬送装置
を示し、第6図は正面図、第7図は第6図における平面
図、第8図は第6図における右側より見た側面図であ
る。 1……ワーク搬送装置 5……リフタテーブル 11……無端チェーン 15……サポートローラ 17……スラットコンベア 21……ワーク吸着装置 31……ローラ押え装置 53……当て板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層したワーク(W)を積載したリフタテ
    ーブル(5)を内装した架台(3)に、前記ワーク
    (W)の一端側を吸着して持上げ自在のワーク吸着装置
    (21)を上下動可能に設け、前記リフタテーブル(5)
    の上方及び下方を通過した無端チェーン(11)の所定範
    囲に、前記ワーク吸着装置(21)によって一端側を持上
    げられたワーク(W)の下側へ進入自在の複数のサポー
    トローラ(15)を回転自在に支承して設け、前記架台
    (3)のほぼ全長に亘って設けた当て板(53)を、前記
    ワーク(W)を支持した各サポートローラ(15)の下側
    に当接可能に設けると共に、前記サポートローラ(15)
    に対する前記当て板(53)の当接,離隔を行うための駆
    動装置を設けてなることを特徴とするワーク搬送装置。
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