JP2747376B2 - リール台制動機構 - Google Patents

リール台制動機構

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JP2747376B2
JP2747376B2 JP3045281A JP4528191A JP2747376B2 JP 2747376 B2 JP2747376 B2 JP 2747376B2 JP 3045281 A JP3045281 A JP 3045281A JP 4528191 A JP4528191 A JP 4528191A JP 2747376 B2 JP2747376 B2 JP 2747376B2
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彰 直井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ等
のテープカセットを使用する機器に用いられるリール台
制動機構に関し、特に小型化の必要とされる機器に用い
るに好適なリール台制動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープカセットのリールに巻回されたテ
ープにバックテンションを付与するためにリール台に制
動機構が設けられる。
【0003】従来のリール台制動機構を図2に示す。
【0004】リール羽根1はバネ2により上方に付勢さ
れており、図示しないテープカセットのリールと遊嵌し
てリールを駆動する。ドラム部3はリールが載置される
載置部3aと円筒外周面形状の制動部3bを備える。ブ
レーキレバー4はリール台の外側に配置され、該ブレー
キレバー4にはブレーキパッド5が接着されており、図
示しない付勢手段によりリール台側に付勢されてブレー
キパッド5がリール台の制動部3bに圧接し、リール台
に制動力を与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリール台制
動機構では、ブレーキレバーがリール台の外側に配置さ
れるため、リール台とブレーキレバーが占有する空間が
大きくなり、機器の小型化の障害となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、テープカセットのリールが載置され、該リ
ールの軸方向の位置決めを行う略円筒状のドラム部外周
面に断面が略台形状のテーパー部を有する溝を形成する
と共に、該溝の溝底部を制動部として作用させたリール
台と、前記リール台の制動部と同一または、やや狭い幅
ブレーキパッドが取付けられ該ブレーキパッドが前記
リール台の制動部に圧接される、前記リール台の制動部
と同一または、やや狭い幅のブレーキレバーと、からな
るものである。
【0007】
【作用】上記のようにリール台制動機構を構成すること
により、ブレーキレバーはリール台の軸方向に近接して
配置できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0009】図1においてリール羽根1はバネ2により
上方に付勢されており、図示しないテープカセットのリ
ールと遊嵌してリールを駆動する。ドラム部6は略円筒
状であり、上端面がリールの載置部6aとなる。ドラム
部6の外周面の中程には溝7が形成されており、この溝
7の溝底部7aはリール台の制動部として作用しその半
径r1は載置部6aを含むドラム部6の外周面の半径r
2より小径である。またドラム部6の外周面より溝底部
7aにかけて漸次小径となるテーパー部7a,7bが形
成されている。
【0010】ブレーキレバー8にはブレーキパッド9が
接着されており、このブレーキレバー8及びブレーキパ
ッド9の幅Lは溝底部7aの幅と略同一、又はやや狭く
なっている。ブレーキレバー8は図示しない付勢手段に
より付勢されてブレーキパッド9が溝底部7aに圧接
し、リール台に制動力を与える。
【0011】上記の構成によれば、ブレーキレバー8が
リール台ドラム部6の溝7に入り込んだ状態となるた
め、リール台とブレーキレバー8が占有する空間が従来
のものより小さくなる。また、ブレーキパッド9は溝7
のテーパー部7a,7bに案内されるため、ブレーキパ
ッド9の当接する位置が安定する。またブレーキパッド
9とブレーキレバー8の幅(L)が等しいため、ブレー
キパッド9が溝底部7aに圧接した状態でテーパー部7
a,7bとブレーキレバー8との間には隙間dができ、
ブレーキレバー8がリール台に直接接触することによる
制動中の異音の発生等の不具合を防止することができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明のリール台制動機構
は、テープカセットのリールが載置され、該リールの軸
方向の位置決めを行う略円筒状のドラム部外周面に断面
が略台形状のテーパー部を有する溝を形成すると共に、
該溝の溝底部を制動部として作用させたリール台と、
記リール台の制動部と同一または、やや狭い幅のブレー
キパッドが取付けられ該ブレーキパッドが前記リール台
の制動部に圧接される、前記リール台の制動部と同一ま
たは、やや狭い幅のブレーキレバーと、からなるため、
ブレーキパッドは溝のテーパー部に案内され、ブレーキ
パッドの当接する位置が安定し、また、ブレーキパッド
とブレーキレバーの幅が等しく、かつリール台の制動部
の幅と同一または、やや狭い幅となっているいためブレ
ーキパッドが溝底部に圧接した状態でテーパー部とブレ
ーキレバーとの間には隙間ができ、ブレーキレバーがリ
ール台に直接接触することによる制動中の異音の発生な
どの不具合を防止することができ、また、リール台とブ
レーキレバーが占有する空間が従来のものより小さくな
り、機器の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリール台制動機構の部分断面図であ
る。
【図2】従来のリール台制動機構の部分断面図である。
【符号の説明】
1 リール羽根 2 バネ 6 ドラム部 6a 載置部 7 溝 7a 溝底部 7b テーパー部 8 ブレーキレバー 9 ブレーキパッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットのリールが載置され、該
    リールの軸方向の位置決めを行う略円筒状のドラム部外
    周面に断面が略台形状のテーパー部を有する溝を形成す
    ると共に、該溝の溝底部を制動部として作用させたリー
    ル台と、前記リール台の制動部と同一または、やや狭い幅の ブレ
    ーキパッドが取付けられ該ブレーキパッドが前記リール
    台の制動部に圧接される、前記リール台の制動部と同一
    または、やや狭い幅のブレーキレバーと、からなるリー
    ル台制動機構。
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JPH02281450A (ja) * 1989-04-21 1990-11-19 Sony Corp 記録媒体の駆動及びブレーキ装置

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