JPH0693294B2 - 回転ヘツド装置 - Google Patents

回転ヘツド装置

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JPH0693294B2
JPH0693294B2 JP12396686A JP12396686A JPH0693294B2 JP H0693294 B2 JPH0693294 B2 JP H0693294B2 JP 12396686 A JP12396686 A JP 12396686A JP 12396686 A JP12396686 A JP 12396686A JP H0693294 B2 JPH0693294 B2 JP H0693294B2
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head
base
screw
head chip
rotary
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敏 菊谷
英明 吉尾
修 財津
章雄 小西
洋詞 寒竹
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダー(VTR),ディジタ
ルオーディオテープレコーダー(DAT),データレコー
ダー等の如く、ヘッドを回転させて、テープ等の媒体上
に信号を記録再生する回転ヘッド装置に関する。
従来の技術 従来、このような回転ヘッド装置、例えばVTRやDATにお
いては、テープガイドドラムにテープを所定角度巻付け
走行させ、テープガイドドラムの表面よりわずかに突出
したヘッドより信号の記録再生が行なわれる。そして例
えば、回転シリンダ型テープガイドドラムでは一般にテ
ープをガイドする下シリンダと回転基台として、ヘッド
が取り付けられる上シリンダより構成される。この回転
基台としての上シリンダには、ヘッドチップが接着等に
より固定されるヘッドベースを介して螺子により固定さ
れる。ヘッドの上シリンダ上へ取付け高さは、特に複数
のヘッドを使用する場合には、相対高さを厳密に調節し
合わせる必要がある。これに対し従来は例えば実開昭60
−175321号公報で例示された第7図に示すものがある。
すなわち、第7図において、ヘッドチップ100はヘッド
ベース102に接着され、ヘッドベース102は回転中心方向
の矢印106に位置する螺子103により回転基台である上シ
リンダ101に固定される。上シリンダ101には雌ネジ104
が螺刻され、ヘッド高さ調整用螺子105が螺合してい
る。そしてヘッドチップ100の高さを変更する際には、
ヘッド高さ調整用螺子105を回転させ、ヘッドベース102
をたまわせ、結果としてヘッドチップ100の高さを変更
するものである。このような構成は、螺子105の移動に
よるヘッドベース102のたわみを利用して行なわれるこ
とから、ヘッド高さ調整用螺子105と螺子103との回転中
心方向を示す矢印106方向すなわち上シリンダ101の半径
方向の距離Yは比較的大きく必要であり、結果として、
ヘッドチップ100の取付けに必要な半径方向長さ、Xが
大きく必要となる。
一方、磁気記録の如く記録媒体(例えばテープ)および
ヘッドの性能向上により、低い記録媒体とヘッドとの相
対速度でも充分な再生出力が得られるようになり、結果
として周知の8mmビデオや回転ヘッド型DATで採用される
如く小径のテープガイドシリンダの採用が可能となって
いる。この小径シリンダの際にはヘッドベース102のシ
リンダ半径方向長さXを充分とることが困難となり、距
離Yが充分とれないことからヘッドベース102のたわみ
を利用した高信頼性のヘッドチップ100の高さ調整が極
めて困難となり、強大なたわませ力を必要とするところ
から、上シリンダ101およびヘッドベース102のクリープ
現象により長期間へた後に、ヘッドチップ100の高さが
変化してしまう恐れがあった。さらにテープガイドシリ
ンダの小径化とともに薄型化は装置全体の薄型化にも寄
与することから重要な要素であるが、その際にはヘッド
チップの取りつけられるテープガイドシリンダの高さ方
向位置においてもその半径方向にロータリートランス等
が位置させることが必然となることから、ヘッドベース
の半径方向長さXは充分とれなくなって、第4図に示す
如き従来の方法では高信頼性の高さ調整は実質的に極め
て困難となる。
発明が解決しようとする問題点 このような不都合、すなわち本発明は回転シリンダ等の
回転基台の半径方向長さが極めて小さくとも安定した信
頼性の高いヘッドチップの高さ調整を可能にするもので
ある。
問題点を解決するための手段 本発明は、ヘッドベースを取付ける回転基台と、回転基
台に螺刻される雌ネジに螺合し、ヘッドベースと係合す
るヘッド高さ調整用螺子とを有し、さらにヘッドベース
は固定用螺子により回転基台に固定される固定部、ヘッ
ドチップ取付部と、ヘッドチップ取付部より回転中心側
の延長上にあり、ヘッド高さ調整用螺子と係合する螺子
係合部と、ヘッドチップ取付部より螺子係合部に至る位
置において、ほぼ回転方向に延び、固定部と連結する狭
巾部を有することを特徴とする回転ヘッド装置である。
作 用 本発明は前記した構成により、ヘッド高さ調整用螺子の
移動により、それと係合する螺子係合部が移動し、狭巾
部において捩れを発生させることによりヘッドベースの
一部である螺子係合部およびヘッドチップ取付部を一体
的に回転させ、ヘッドチップ取付部に取付けられるヘッ
ドチップの高さを移動させるものである。
実 施 例 以下、本発明による実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は第一の実施例を示す平面図で第2図はその断面
図である。第1図,第2図において、回転基台4は回転
軸(図示せず)と回転中心穴4Aと嵌合され、回転軸と一
体化されるディスク(図示せず)に穴4Bに挿入される螺
子(図示せず)により固定される。ヘッドチップ1はヘ
ッドベース2のヘッドチップ取付部2Aに接着等で固定さ
れ、ヘッドベース2は固定部2Fにおいて固定用螺子3に
より回転基台4に固定されている。そして、ヘッドチッ
プ取付部2Aより回転中心穴4A側の延長上には螺子係合部
2Bが設けられ、螺子係合部2Bは固定部4Fとの間に設けら
れる溝2Dにより固定部4Fと分離されている。そしてまた
ヘッドチップ取付部2Aより、螺子係合部2Bに至る途中の
位置において、ほぼ回転基台4の回転方向9の方向に延
びて、ヘッドチップ取付部2Aおよび螺子係合部2Bとを連
結する狭巾部2Cを有している。螺子係合部2Bの位置に対
応して回転基台4には、雌ネジ4Cが螺刻されており、雌
ネジ4Cにはヘッド高さ調整用螺子5が螺合している。こ
のような構成において、ヘッドチップ1の高さを変更す
る際にはヘッド高さ調整用螺子5を回転させることによ
り、当接するヘッドベース2の螺子係合部2Bを、回転基
台4より離れる方向に移動させ、ヘッドチップ取付部2A
およびヘッドチップ1とともに狭巾部2Cを捩ることによ
り狭巾部2Cを回転中心として回転させ、結果としてヘッ
ドチップ1の高さを変更するものである。
第3図は本発明による第2の実施例を示す平面図で第4
図はその断面図である。各部の符号は第1の実施例と実
質的に同様のものについては理解を容易とするため同一
符号を与えて示している。従って冗長を避けるため第1
の実施例と異なる点を重点的に説明する。第2の実施例
は、ヘッドチップ1の回転方向9に極く近接した位置
に、他のヘッドチップ7を搭載するヘッドベース6が配
置する必要から、ヘッドチップ取付部2Aおよび螺子係合
部2Bを介して一対の狭巾部2Cはあるものの、固定部2Fは
一方のみにしか、設けられない場合の例であり、他方に
は回転基台4と単に当接する当接部2Eを有するものであ
る。そして、第4図に示す如く、ヘッドベース2の螺子
係合部2Bにはヘッド高さ調整用螺子5の螺子部を貫通可
能にする穴が設けられている。ヘッド高さ調整用螺子5
の端部にはこの穴より大きな径を有するフランジ部5Aが
設けられている。
このような構成においてヘッドチップ1の高さ調整時に
は、ヘッド高さ調整用螺子5を回転させることによりフ
ランジ部5Aが、ヘッドベース2の螺子係合部2Bに当接し
移動させ、ヘッドチップ取付部2Aとともに狭巾部2Cを回
転支点部として捩り、回転し、結果として、ヘッドチッ
プ1の高さが変更されるものにある。この際に当接部2E
は回転基台に当接され狭巾部2Cが一方向の安定した回転
支点として捩られるよう保持する役割を果すものであ
る。
第5図は本発明による第3の実施例を示す平面図、第6
図はその部分断面図である。第5,6図についても、各部
の符号は第1および第2の実施例と実質的に同様のもの
については理解を容易とするため同一符号を与えてい
る。第3の実施例は、第2実施例におけるヘッドチップ
1の回転方向9に極く近接して設けるべきヘッドチップ
7を同一の、ヘッドベース2に搭載せんとするものであ
り、第5図より明らかなようにフランジ部5Aを有するヘ
ッド高さ調整用螺子5を使用する第2の実施例と同一原
理を用いたものでヘッドチップ1とヘッドチップ8との
間で、当接部2Eを共有させて構成した例を示すものであ
る。これにより、ヘッドチップ1とヘッドチップ8とが
それぞれ独立に高さの調整が単一のヘッドベース2を使
用し、かつ極めて、ヘッドチップ1,8間が近接した仕様
にも適用し得るものである。
発明の効果 以上の如く本発明によれば、回転基台の半径方向長さが
極めて小さくとも、安定した信頼性の高いヘッドチップ
の高さ調整を簡素な構成にて、実現することが可能とな
る。そして、これはVTRやDAT等のテープガイドシリンダ
の小径化の条件の下に薄型化を計ろうとする際に、特に
必要になるロータリートランスのヘッドチップ取付け位
置と同一高さにおける配置等により生ずる。ヘッドチッ
プベースの半径方向寸法の減少要求にも答えうるもの
で、結果として小径テープガイドシリンダの薄型化を可
能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1の実施例を示す平面図、第2
図は同断面図、第3図は第2の実施例を示す平面図、第
4図は同断面図、第5図は第3の実施例を示す平面図、
第6図は同断面図、第7図は従来例を示す断面図であ
る。 1……ヘッドチップ、2……ヘッドベース、2A……ヘッ
ドチップ取付部、2B……螺子係合部、2C……狭巾部、2E
……当接部、2F……固定部、4……回転基台、5……ヘ
ッド高さ調整用螺子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 章雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寒竹 洋詞 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドベースを取付ける回転基台と、この
    回転基台に螺刻される雌ネジに螺合し、前記ヘッドベー
    スと係合するヘッド高さ調整用螺子とを有し、さらに前
    記ヘッドベースは、固定用螺子により前記回転基台に固
    定される固定部、ヘッドチップ取付部とこのヘッドチッ
    プ取付部より回転中心側の延長上にあり、前記ヘッド高
    さ調整用螺子と係合する螺子係合部と、前記ヘッドチッ
    プ取付部より前記螺子係合部に至る位置において、ほぼ
    回転方向に延び前記固定部、前記ヘッドチップ取付部お
    よび前記螺子係合部とを連結する狭巾部を有することを
    特徴とする回転ヘッド装置。
  2. 【請求項2】ヘッドチップ取付部および螺子係合部を介
    して一対の、狭巾部および固定部を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の回転ヘッド装置。
  3. 【請求項3】ヘッドチップ取付部および螺子係合部を介
    して一対の狭巾部を有し、この狭巾部の一方は固定用螺
    子により回転基台に固定される固定部と連結し、他方は
    前記回転基台への当接部を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の回転ヘッド装置。
JP12396686A 1986-05-29 1986-05-29 回転ヘツド装置 Expired - Fee Related JPH0693294B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101913U (ja) * 1991-01-30 1992-09-02 株式会社三協精機製作所 回転磁気ヘツド装置
JPH052725A (ja) * 1991-06-27 1993-01-08 Sony Corp 回転ヘツドドラム装置

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JPS62279512A (ja) 1987-12-04

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