JP2743095B2 - 磁気ディスク装置のトラッキング精度測定用ディスク及びトラッキング精度測定方法 - Google Patents

磁気ディスク装置のトラッキング精度測定用ディスク及びトラッキング精度測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置(以下FDDという)のト
ラッキング精度測定用ディスクと、FDDにおけるトラッ
キング精度測定方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のトラッキングサーボ方式を採ったFDDのトラッ
キング精度の測定方法は、第1図に示すようなサーボバ
ース信号A〜Dを円周方向にほぼ等間隔に記録し、その
サーボバースト信号間にトラックフォーマット部を設け
た常用の記録・再生のディスク1を使い、第2図に示す
FDD内のオフトラック検出回路4の出力信号、つまり、
オフトラック信号を測定してトラッキング精度を評価す
るようにしていた。
即ち、ディスク1のサーボバースト信号をヘッド2で
検出し、オフトラック検出回路4でオフトラック信号に
変換し、このオフトラック量が小さくなるような制御が
行なわれているが、このオフトラック検出回路からの出
力信号でトラッキング精度の測定を行なっていた。
第2図中、3はヘッドアンプ、5は操作量演算回路、
6は電力増幅器、7はアクチュエータ、8はヘッドキャ
リッジである。
第3図はオフトラック検出回路4の詳細を示すもの
で、第4図に示す信号のタイムチャートを用いて動作を
説明すると次の通りである。
ヘッド2がディスク1上に記録されている例えばサー
ボバースト信号AおよびBを検出し、その検出信号がヘ
ッドアンプ3を介してオフトラック検出回路4に入力す
ると、各サーボバースト信号の前半部に記録されている
特殊なパターン信号をサンプリング信号発生回路42が検
出して一定期間の信号a,bをサンプリング回路41に送出
し、サンプリング回路41はサーボバースト信号の後半部
の信号をサンプリングしてサンプリングされた信号c,d
を全波整流回路43,44を介してピークホールド回路45,46
に出力する。
そしてピークホールド回路45,46から出力したピーク
ホールド信号f,gは、それぞれA/Dコンバータ47、48によ
りA/D変換され、信号i,jがつくられる。
hはA/D変換の書込み信号で、eはピークホールド回
路45,46のリセット信号である。第4図のi',j'はA/D変
換された信号i、jを図示するためD/A変換したアナロ
グ量として示した信号である。
そうして、A/D変換された信号i,jは引き算器49により
差の信号kがつくられる。kはオフトラックに比例した
信号となる。k'はkを図示するためにアナログ量に変換
して示した信号である。
次に問題点について説明すると、第2図に示した従来
の測定方法では、オフトラック検出回路4で検出された
信号kがゼロになるように制御されるが、回路の誤差に
より、個々のドライブでオフトラック検出信号kがゼロ
になる時の実際のトラッキング位置が一致しない。
また、サーボバースト信号の各ピークの最大値検出、
ピーク値の平均値検出、サーボバースト信号の平均値検
出など検出方式の異なるFDD間では、ディスクの欠陥等
により検出信号の一部に欠落や突出があるとオフトラッ
ク信号に相違が発生する。
一般に、FDDは媒体互換機能をもつため、個々のFDDの
特性のバラツキや、検出方式の違いにより、個々のFDD
でのトラッキング位置が異なると互換上の問題が発生す
る。このため個々のFDDのオフトラック検出回路からの
信号ではトラッキング精度を測定できない。
ここで検出方式の違いにより検出信号に相違が発生す
る様子について実例で説明すると次の通りである。
第3図に示したオフトラック検出回路4は、第5図
(a)に示すようなピークホールド回路を使った場合で
あるが、ピークホールド回路の代りに第5図(b)に示
すような積分回路を使った場合とでは出力信号が第6図
(b)のように異なる。
今、入力波形数が正弦波に近い2サイクル分の全波整
流波形とし、それが一様の場合は、第6図(a)に示す
ようにピークホールド回路を使った場合でも、積分回路
を使った場合でも検出後の出力レベルは同一になる。図
中bはピークホールド回路からの出力、cは積分回路か
らの出力である。
ただし積分回路の時定数は検出信号レベルが入力波形
のピーク値に等しくなるように選定してあるものとす
る。
ところが、第6図(b)に示すように入力信号dの一
部に信号の小さい部分がある場合にはピークホールド方
式ではeで示す出力信号となり影響を受けないが、積分
方式では平均電圧が小さくなった分だけ影響を受けfで
示すような出力信号となる。また入力信号の一部に突出
がある場合はピークホールド回路では大きく影響される
ことが容易に想定できる(具体例は示さず)。
このような検出方式の違いにより、同一のトラッキン
グを行なっても第4図に示したオフトラック検出信号k'
に相違が発生する。
従って、FDD内のオフトラック検出回路からのオフト
ラック信号では、各メーカーでの回路の特性の違いによ
りFDDのトラッキング精度を客観的に評価することがで
きなかった。
そこで本発明はFDDのトラッキング精度を客観的評価
が可能となるトラッキング精度測定用ディスクと、FDD
におけるトラッキング精度測定方法を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を解決するためになされたもの
で、円周方向にほぼ等間隔に記録された位置決めのため
のサーボ用バースト信号と、前記サーボ用バースト信号
間に位置誤差測定用のバースト信号を記録したトラッキ
ング精度測定用ディスクを用いてFDDのトラッキング性
能を測定するようにしたものである。
すなわち、被測定用のFDDに前記トラッキング精度測
定用ディスクを用い、位置決めのためのサーボ用バース
ト信号でトラッキング制御を行ない、位置誤差測定装置
で位置誤差測定用のバースト信号を検出し、トラッキン
グ精度を測定するようにしたものである。この方法によ
れば、共通のオフトラック測定用の装置で、個々のFDD
のトラッキング精度を客観的に評価、測定することがで
きる。
〔実施例〕
第7図は本発明にかゝるトラッキング精度測定用ディ
スクの実施例を示すもので、サーボバースト信号A〜D
を従来一般に用いられている記録再生用のディスクに記
録されているサーボバースト信号と同一のものとし、ほ
ぼ等間隔に記録されたそのサーボバースト信号間にf1,f
2と周波数の異なる2つの信号(例えば50kHzと30kHzの
もの)を位置誤差測定用バースト信号としてディスクの
半径方向に交互に記録し、半径方向に対する中心位置は
サーボバースト信号と同一にしたものである。
第8図は本発明にかゝるトラッキング精度測定用ディ
スクを用いた位置誤差測定システムのブロック図を示す
もので、第2図と同一符号の部分は同一のものを意味
し、第2図に示すものと相違する点は、第9図に示すよ
うな位置誤差測定装置9をヘッドアンプ3の出力側に接
続してオフトラック信号を検出するようにした点であ
る。
今、第7図に示したフォーマットを記録した本発明に
かゝるトラッキング精度測定用ディスク1'を使用してFD
Dを動作させると、ヘッド2はサーボバースト信号を検
出し、操作量演算回路5はオフトラック検出信号の出力
がゼロになるように操作量を算出し、電力増幅器6を通
してアクチュエータ7を制御する。
一方、位置誤差測定装置9は、位置誤差測定用バース
ト信号を検出してオフトラック量を測定する。
即ち、ヘッドアンプ3の出力信号から、サンプリング
回路91により位置誤差測定用のバースト信号をサンプリ
ングし、その信号を周波数弁別回路93を通して周波数f
,fの位置誤差測定用バースト信号を弁別し、それぞ
れの信号を整流回路94,95より整流した後ローパスフィ
ルタ96,97に通した後差動増幅器98に与えオフトラック
信号を検出してオフトラック量を測定する。
以上のように本発明に係るトラッキング精度測定方法
は、FDDのトラッキングサーボを行うと同時にオフトラ
ック検出回路4の出力信号ではなくヘッド2の検出信号
からトラッキング測定用ディスク1'に記録されている位
置誤差測定用バースト信号を検出し、それを共通の位置
誤差測定回路によりオフトラック量を測定する方法であ
るので、メーカーの異なるFDDのトラッキング性能を客
観的に評価する測定を行うことができる。
第10図は本発明にかゝるディスクの異なる実施例を示
すもので、サーボバースト信号部については第7図に示
したものと同じであるが、位置誤差測定用のバースト信
号部はあるバースト長の信号を一定間隔に記録したもの
で、検出信号が時間的に重ならないようにトラック毎に
バースト位置をずらせて記録したものである。
なお、位置誤差測定装置は、2つの位置検出信号、例
えばトラックTrN上でトラッキングを行なっている場合
はサーボバーストA側に属する位置誤差測定用のバース
ト信号とサーボバーストB側に属する位置誤差測定用の
バースト信号からの検出信号を分離して検出できるよう
にサンプリング回路を構成したものにする。
〔発明の効果〕
(1)本発明のトラッキング精度測定用ディスクでFDD
のトラッキング性能の管理を行なうことができる。
(2)本発明の測定方法でCEディスクを作成することに
より、トラッキング精度の規格化を行なうことができ
る。
(3)サーボバースト信号に、メディア欠陥、位置ずれ
に相当する適切な加工を加えた媒体を作成することによ
り、各メーカー間のオフトラック検出回路や、トラッキ
ング制御方式の違いによるトラッキング性能を客観的に
評価、測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般に使用されているトラッキングサー
ボを採ったFDD用の記録・再生用記録ディスクのフォー
マットを示す図、第2図は従来の位置誤差測定方法の説
明図、第3図はオフトラック検出回路の詳細を示すブロ
ック図、第4図は第2図に示す回路の各部の信号のタイ
ムチャート、第5図はピークホールド回路と積分回路の
具体例を示す図、第6図は従来のヘッドキャリッジ制御
回路において、第5図に示したピークホールド回路を使
った場合と、積分回路を使った場合のオフトラック検出
信号の違いを示す図、第7図は本発明にかゝるトラッキ
ング精度測定用ディスクの実施例のフォーマットの説明
図、第8図は本発明実施に使用したトラッキング精度測
定装置のブロック図、第9図は位置誤差測定回路の詳細
を示すブロック図、第10図は本発明にかゝるトラッキン
グ精度測定用の異なる実施例のフォーマットの説明図で
ある。 1……トラッキングサーボを採ったFDDに使われる記録
・再生用ディスク 2……ヘッド 3……ヘッドアンプ 4……オフトラック検出回路 5……操作量演算回路 6……電力増幅器 7……アクチュエータ 8……ヘッドキャリッジ 9……位置誤差測定装置 1'……トラッキング精度測定用ディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボバースト信号によりサーボトラッキ
    ングを行う磁気ディスク装置の、トラッキング精度測定
    用ディスクにおいて、各トラックにおいてサーボバース
    ト信号と同半径位置に配置され、偶数番号トラックと奇
    数番号トラックとで異なる周波数で位置誤差測定用バー
    スト信号を記録したことを特徴とするトラッキング精度
    測定用ディスク。
  2. 【請求項2】請求項1記載の位置誤差測定用バースト信
    号が、円周方向に一定間隔で分断され、隣接する位置誤
    差測定用バースト信号と角位置で重ならないように配置
    したことを特徴とするトラッキング精度測定用ディス
    ク。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のトラッキング精度
    測定用ディスクを用いて、磁気ディスク装置にサーボト
    ラッキングを行わせながら、位置誤差測定用バースト信
    号を検出し、周波数弁別回路により隣接する2つの位置
    誤差測定用バースト信号に分離し、それらの振幅を比較
    することによりトラッキング精度を測定することを特徴
    とする磁気ディスク装置のトラッキング精度測定方法。
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