JP2741383B2 - プールの昇降床支持装置 - Google Patents

プールの昇降床支持装置

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JP2741383B2
JP2741383B2 JP63150071A JP15007188A JP2741383B2 JP 2741383 B2 JP2741383 B2 JP 2741383B2 JP 63150071 A JP63150071 A JP 63150071A JP 15007188 A JP15007188 A JP 15007188A JP 2741383 B2 JP2741383 B2 JP 2741383B2
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正照 新村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プールの昇降床を所望の高さ位置に堅牢
かつ確実に保持するためのプールの昇降床支持装置に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
近年、健康管理意識の高揚に伴ない、幼児から老人に
至るまで行うことができるスポーツとして水泳が盛んに
なり、そのため大人が泳げる深さに形成されているプー
ルを中人用あるいは幼児用として使用し得るように、そ
の深さを任意の深さに調整することができる各種の装置
が提案されている。
その一例を第5図に基き説明すると、プール1の床2
を肉厚に形成し、かつ、この床2に複数本の空気給排路
3を設け、この空気給排路3にそれぞれ多数のジャバラ
式支柱4を取り付けて簀子状の可動床5を支持し、上記
各空気給排路3をそれぞれコンプレッサー6に接続する
ことで、該コンプレッサー6から圧縮空気をジャバラ式
支柱4へ供給して可動床5の高さ調整を行うことができ
るように構成されてなるプールの昇降床装置が公知であ
る。
しかしながら、上記従来のプールの昇降床装置にあっ
ては、可動床5を支持する支柱が圧縮空気で伸縮される
ジャバラ式支柱4であるため、上記可動床5の最下降位
置が、ジャバラ式支柱4の存在により必然的に床2から
離間する位置となるため、所謂デッドスペースが生じ、
プール開口部を有効利用することができない、という問
題を有していた。
即ち、デッドスペースが生じた場合には、プール1の
床2を、デッドスペースが生じる分だけ深く形成しなけ
ればならず建設コストが嵩み、また、上記デッドスペー
スが生じる分だけ水が無駄になりランニングコストが嵩
む、という多くの問題を有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、プールの開口部に嵌装さ
れた昇降床を、プールの床面まで下降させることがで
き、以って、デッドスペースが生ぜず、建設コストやラ
ンニングコストを大幅に低減することができるプールの
昇降床支持装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明にあっては、プー
ル開口部の底面と基礎面との間に空間部が形成され、か
つ、上記プール開口部に昇降可能に嵌装されてなるプー
ルの昇降床支持装置を技術的前提とし、上記空間部に
は、上記昇降床を昇降させるスクリュージャッキが所要
間隔ごとに立設されており、前記スクリュージャッキ
は、そのピストンロッド部が螺子状に形成され、該ピス
トンロッド部には、駆動源と連動するベベルギヤが噛合
し、かつ、上記駆動源は、スクリュージャッキの伸縮ス
トロークを制御するスイッチが接続されたエンコーダ
と、上記昇降床の昇降位置を検知するセンサーと、を有
して構成されてなる制御回路によって駆動制御され、上
記センサーからの信号により上記エンコーダが駆動源を
駆動制御することで上記昇降床が水平レベルを保持する
ように構成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
それ故、この発明に係るプールの昇降床支持装置にあ
っては、プールの昇降床をプールの床面まで下降させる
ため、昇降床を昇降支持するスクリュージャッキを、プ
ール開口部の底面と基礎面との間に形成された空間部に
配設したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この発明を詳
細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、この実施例に係る昇
降床支持装置は、プール1に配設される昇降床10と、こ
の昇降床10の下方に配設されるスクリュージャッキ20
と、このスクリュージャッキ20を伸縮する駆動源30とを
有して構成されている。
昇降床10は、前記プール1の開口部1aに昇降可能に嵌
装されているもので、各筒状に形成された多数のアルミ
ニウム製、または、ステンレス製の床材11を平行に並べ
てこれを連結することで、プール1の平面開口面積と略
同一の床面積が形成されるように組構されている。勿
論、上記各床材11の下面には、適宜の補強部材12が固着
されている。
尚、上記床材11のうちの所要本には、空気が充填さ
れ、各両端は蓋体で密閉されて水中で浮力を与えるよう
に構成されている。この空気の充填量は、水中における
昇降床10の全体重量と浮力とが相殺され『零』となるよ
うに充填される。
以上のように構成された昇降床10は、プール1の開口
部1a内に嵌装されると共に、スクリュージャッキ20によ
って、上記プール1の内側壁面1bに沿って上下方向に昇
降されるように構成されている。
スクリュージャッキ20は、第2図と第3図に示すよう
に、上記昇降床10と、プール底面1cの下方に形成された
基礎床1dと、の間の空間部Sに所要間隔毎に複数本が配
設されている。
そして、このピストンロッド21の上端は、ブラケット
22を介して上記昇降床10の下面に配設された補強部材12
に連結され、また、ケーシング23の下端は、上記基礎床
1dに起立状態を保持して固定されている。
尚、スクリュージャッキ20のピストンロッド21は、第
3図に示すように、上記プール底面1cに定着された軸受
部材24に螺装されており、該軸受部材24に配設されたシ
ール部材25により、プール内の水が漏れないように液密
状に保持されている。
このように保持されてなる上記ピストンロッド21に
は、駆動源30により回動するベベルギヤ31が噛合してい
る。
ベベルギヤ31は、第3図に示すように、駆動軸32の先
端に取り付けられており、該駆動軸32は、電動モータま
たは油圧モータ等から構成されてなる駆動モーター33に
正逆回転可能に接続されている。勿論、上記駆動モータ
ー33には、図示していないが、所要比率の減速機が装備
されている。
また、上記駆動モーター33は、第3図に示すように、
プール内側壁面1bの内部に配設され、駆動軸32が該内側
壁面1bを貫通してプール底面1cの上方に延在されてお
り、該駆動軸32は、上記内側壁面1bに定着されたシール
部材34により、プール内の水が漏れないように液密状に
支持されている。
以上のように構成された上記スクリュージャッキ20及
び駆動源30は、制御回路40によって昇降床10が水平レベ
ルを保持するように駆動制御される。
この制御回路40は、複数のものを駆動制御して水平レ
ベルを保持する公知のものを適宜採用することができ
る。その一例を第4図に示すと、該制御回路40は、エン
コーダ41を有して構成され、該エンコーダ41には、各ス
クリュージャッキ20の伸縮ストロークを指示するスイッ
チ42,43が接続されていると共に、該エンコーダ41から
は駆動モーター33への駆動信号が出力されるように構成
されており、かつ、該制御回路40には、上記スクリュー
ジャッキ20によって昇降される昇降床10の昇降位置を検
知するセンサー44からの信号が入力される。
このセンサー44は、対面する各プール内側壁面1bの高
さ方向に沿って所定間隔ごとに配設されており、この相
対面する位置に配設されたセンサー44により昇降床10の
水平レベルが検知される。
それ故、例えば、伸長指示用のスイッチ42がオン操作
されると、各駆動モーター33の回転が駆動軸32を介して
各ベベルギヤ31に同期して伝達され、該ベベルギヤ31の
回転で各ピストンロッド21が同期上昇し、昇降床10が所
望の高さ位置に調整される。そして、センサー44が昇降
床10が所望の高さ位置に上昇されたことを検知すると、
その信号がエンコーダ41に入力され、エンコーダ41は駆
動モーター33を停止させる。勿論、昇降床10が水平レベ
ルに保持されていない場合には、相対面する一方のセン
サー44が作動しないため、上記エンコーダ41は、作動し
ていないセンサー44に対応するスクリュージャッキ20
を、昇降床10が水平レベル、即ち、作動していないセン
サー44が作動するまで伸長作動させるように微調整制御
する。
また、上記と逆に、昇降床10を下降させるときには、
収縮指示スイッチ43をスイッチ操作すればよく、このと
き、スクリュージャッキ20が収縮されると共に、該スク
リュージャッキ20の収縮で昇降床10が所望の高さ位置に
下降された後は、上記と同様、駆動モーター33が停止さ
れる他、微調整制御も行われる。
〔発明の効果〕
この発明に係るプールの昇降床支持装置は、以上説明
したように、昇降床を昇降支持するスクリュージャッキ
を、プール開口部の底面と基礎面との間に形成された空
間部に配設したので、昇降床をプール開口部の底面に接
触するまで下降させることができ、その結果、デッドス
ペースが生じないため、プールの建設コストやランニン
グコストを大幅に低減することができると共に、各駆動
源の制御を、センサーとエンコーダによって自動的に制
御できるように構成したので、複数本のスクリュージャ
ッキに支持された昇降床の水平レベルを自動的に微調整
することができるので、スクリュージャッキに作用する
負荷のバラツキによる故障等の事故を未然に防止するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るプールの昇降床支持
装置を示す断面図、第2図は本昇降床支持装置の平面
図、第3図はスクリュージャッキを示す断面図、第4図
は本昇降床支持装置の制御回路図、第5図は従来のプー
ルの昇降床支持装置を示す断面図である。 〔符号の説明〕 1……プール、1a……プールの開口部 10……昇降床 20……スクリュージャッキ 30……駆動源、40……制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プール開口部の底面と基礎面との間に空間
    部が形成され、かつ、上記プール開口部に昇降可能に嵌
    装されてなるプールの昇降床支持装置において、上記空
    間部には、上記昇降床を昇降させるスクリュージャッキ
    が所要間隔ごとに立設されており、前記スクリュージャ
    ッキは、そのピストンロッド部が螺子状に形成され、該
    ピストンロッド部には、駆動源と連動するベベルギヤが
    噛合し、かつ、上記駆動源は、スクリュージャッキの伸
    縮ストロークを制御するスイッチが接続されたエンコー
    ダと、上記昇降床の昇降位置を検知するセンサーと、を
    有して構成されてなる制御回路によって駆動制御され、
    上記センサーからの信号により上記エンコーダが駆動源
    を駆動制御することで上記昇降床が水平レベルを保持す
    るように構成されていることを特徴とするプールの昇降
    床支持装置。
JP63150071A 1988-06-20 1988-06-20 プールの昇降床支持装置 Expired - Lifetime JP2741383B2 (ja)

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