JP2002097643A - スリップフォーム工法における型枠上昇制御方法 - Google Patents

スリップフォーム工法における型枠上昇制御方法

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JP2002097643A JP2000292368A JP2000292368A JP2002097643A JP 2002097643 A JP2002097643 A JP 2002097643A JP 2000292368 A JP2000292368 A JP 2000292368A JP 2000292368 A JP2000292368 A JP 2000292368A JP 2002097643 A JP2002097643 A JP 2002097643A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御用装置の設置が従来の水盛りセンサーを使
用したものに比べて容易となり、且つ、支持基盤の傾斜
変化するような条件下においても、塔状構造物の延長方
向に合わせて適正な型枠上昇がなされるスリップフォー
ム工法における型枠上昇制御方法の提供。 【解決手段】スライディング型枠1a,1bの背面を複
数のヨーク2を介して支持させ、各ヨークをクライミン
グ機構3により上昇させるスリップフォーム工法におい
て、各ヨーク2にレーザ受光器20を固定するととも
に、成形されるコンクリート躯体Aに対して移動しない
基準点に支持されて上下に移動可能な発振器支持部材2
3に回転レーザ発振器22を設置し、該回転レーザ発振
器22を所望高さまで上昇させて所望の角度の基準面に
沿ってレーザ光を発振させると同時に、前記各ヨーク2
をそれぞれ昇降手段によって上昇させ、各ヨーク毎にレ
ーザ受光器20が前記レーザ光を受光することにより、
ヨーク2に対応する昇降手段の作動を制御させる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーソン等の塔状
コンクリート構造物をスリップフォーム工法によって構
築する際の型枠上昇制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、陸上における煙突やサイロ等の塔
状コンクリート構造物の構築に適用される工法として、
スライディング型枠をコンクリートの打ち次ぎ毎に上昇
させて塔状構造物を上方に延長させるスリップフォーム
工法があり、これは従来、地上における塔状構造物に対
する施工が基本に考えられた工法であるが、近年、海洋
構造物として使用するケーソンの構築にも応用が検討さ
れている。
【0003】この従来のスリップフォーム工法における
スリップフォーム装置は、図8、図9に示すように、ケ
ーソン等の塔状コンクリート躯体Aを成形するための互
いに対向配置のスライディング型枠1a,1bを複数の
ヨーク2で支持し、この各ヨーク2をクライミング機構
3によって上昇させることにより両型枠1a,1bを上
方にスライドさせ、順次コンクリートを上方に打ち継ぎ
してコンクリート躯体Aを構築するようにしている。
【0004】クライミング機構3は、コンクリート躯体
Aの肉厚内に挿通して立設した支持部材であるクライミ
ングロッド31と、このクライミングロッド31とヨー
ク2間に介在させた昇降手段であるクライミングジャッ
キ32とから構成され、クライミングジャッキ32によ
ってクライミングロッド31を挟持し、ジャッキをヨー
ク上昇方向に作動させることによりヨーク2を所定高さ
ずつ上昇させるようにしている。
【0005】各ヨーク2には図9に示すように、水面高
さが同じくなるようにホースからなる連通配管5で互い
に連通させた水盛りセンサー4が設置され、各水盛りセ
ンサー4には共通のセンサー用基準水タンク7から水6
が供給されるようになっている。そして、この水盛りセ
ンサー4によって対応するヨーク2の上昇高さを検出
し、クライミングジャッキ32上昇動作をコントロール
するようにしている。
【0006】センサー用基準タンク7は、スリップフォ
ーム装置とは別に備えた支持台に固定され、コンクリー
ト躯体Aの構築の進行に合わせてスリップフォーム装置
から独立して上昇させるようにしている。
【0007】図10〜図12は、複数のセンサー部の合
計と基準タンクの水面積比が1:1の場合の各水盛りセ
ンサー4と連通配管5とセンサー用基準水タンク7との
構成を示したものである。各水盛りセンサー4は、上下
方向に長さを有し、センサー用基準水タンク7から水6
が供給される水盛り管41の中に上下方向に位置を違え
て水位を検出する複数の電極42a,42bが配置され
た構造になっている。
【0008】そして、各水盛りセンサー4は、下側の電
極42aの先端と上側の電極42bの下端とが共に水6
中に没していると、クライミングジャッキ32に駆動指
令が与えられて、クライミングロッド31に沿ってクラ
イミング動作を行い、上側の電極42bの下端が水6の
水面上に出ると、クライミングジャッキ32に対する駆
動指令が停止されてクライミングジャッキ32によるク
ライミング動作を停止させるようになっている。
【0009】このようにして、共通する水面高さを基準
にして各ヨーク2をそれぞれ上昇させることにより、ス
ライディング型枠が水平に上昇されるようにコントロー
ルしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の水盛
りセンサーを使用したスリップフォーム工法における型
枠上昇制御方法は、各水盛りセンサーを繋ぐ連通配管が
必要なため、型枠支持のためのヨークを多数使用する大
型塔状構造物の構築に際しては、水盛りセンサー及び連
通配管の設置に多くの労力と時間を費やすという問題が
あった。
【0011】また、従来の上記制御方法は、構築される
塔状構造物が、陸上の安定した支持基盤上に構築される
ことを前提としたものであり、海洋構造物として使用す
るケーソン等の塔状構造物を、浮きドックで構築する場
合には、支持基盤が洋上に浮かべられているため、荷重
のバランスの変化によって支持基盤の傾斜が変化する。
このような場合、図13に示すように、水平面に対して
コンクリート躯体Aが傾斜状態となり、この状態で水平
面を基準にして型枠の上昇をコントロールすると、コン
クリート躯体Aの各部を同じ高さずつ延長させることが
出来ないという問題があった。
【0012】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
制御用装置の設置が従来の水盛りセンサーを使用したも
のに比べて容易となり、且つ、支持基盤の傾斜変化する
ような条件下においても、塔状構造物の延長方向に合わ
せて適正な型枠上昇がなされるスリップフォーム工法に
おける型枠上昇制御方法の提供を目的としてなされたも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
コンクリート打設空間を隔てた互いに対向配置のスライ
ディング型枠と、水平方向に間隔を隔てた複数の位置で
それぞれ前記スライディング型枠の背面を支持する複数
のヨークと、該各ヨークを個別に支持する支持部材と、
該支持部材に対してヨークを昇降動作させる昇降手段と
を備え、前記昇降手段による上昇動作をコントロールす
るスリップフォーム工法における型枠上昇制御方法にお
いて、前記各ヨークにレーザ受光器を固定するととも
に、成形されるコンクリート躯体に対して移動しない基
準点に支持されて上下に移動可能な発振器支持部材に回
転レーザ発振器を設置し、該回転レーザ発振器を所望高
さまで上昇させ、該回転レーザ発振器を作動させて所望
の角度の基準面に沿ってレーザ光を発振させると同時
に、前記各ヨークをそれぞれ昇降手段によって上昇さ
せ、各ヨーク毎にレーザ受光器が前記レーザ光を受光す
ることにより、該ヨークに対応する前記昇降手段の作動
を制御させることにある。
【0014】また、発振器支持部材と同様に、成形され
るコンクリート躯体に対して移動しない基準点に支持さ
れて単独で上下に移動可能な複数の受光器支持部材を備
え、該受光器支持部材に視準用レーザ受光器をそれぞれ
備え、各受光器支持部材及び発振器支持部材を所定の高
さに設定し、回転レーザ発振器を作動させ、少なくとも
2箇所の受光器支持部材の視準用レーザ受光器が共にレ
ーザ光を受光するように回転軸角度を調整することによ
り、レーザ光が旋回移動する所望の角度の基準面を設定
すること、及び、支持部材が、互いに対向するスライデ
ィング型枠間に挿通して立設したクライミングロッドで
あり、昇降手段が前記クライミングロッドを挟持するこ
とにより該クライミングロッドに定着され、油圧ジャッ
キによってヨークを昇降動作させるクライミングジャッ
キであることが好ましい。
【0015】尚、支持部材はクライミングロッドの他、
コンクリート躯体の外に立てられたH型鋼等であっても
よい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1〜
図7について説明する。尚、上述の従来例と同じ部分に
は同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0017】この例において、スリップフォーム装置、
即ち、スライディング型枠1a,1b、ヨーク2及びク
ライミング機構3の構成は前述の従来例と同様である。
各ヨーク2には、それぞれの昇降手段であるクライミン
グジャッキ32を制御するためのレーザ受光器20が固
定されている。
【0018】このレーザ受光器20は、その受光部にレ
ーザ光が照射されることにより電流信号が出力されるよ
うになっている。
【0019】この各レーザ受光器20は、図2、図3に
示すようにそれぞれ対応するヨーク2の頂面に立設した
支柱21の上端に固定され、それぞれ対応するヨーク2
の頂面からの高さが同じになるように設置されている。
尚、この支柱21はスライディング型枠の1回のコンク
リート打ち継のための上昇動作完了時に、レーザ受光器
20の受光部が支持部材であるクライミングロッド31
の上端より高い位置に設置させるために使用するもので
ある。
【0020】各レーザ受光器20は1つの回転レーザ発
振器22から発振されるレーザ光を受光することによっ
て、自らが所望の高さまで上昇したことを検出するよう
にしているものでたり、回転レーザ発振器22は、レー
ザ光を回転中心軸に対して直角にレーザ光を発振しつ
つ、該回転中心軸のを中心にして360度旋回させるこ
とにより、所望の傾斜角度の平面に沿ってレーザ光が順
次旋回移動されるようにしている。
【0021】回転レーザ発振器22は、支柱23に対し
て上下に移動可能に支持させた昇降台231上に、リモ
ートコントロール若しくは手動によって角度調節可能に
設置されており、スライディング型枠上昇作業時毎に必
要高さまで上昇させることができるようになっている。
【0022】この回転レーザ発振器22はスライディン
グ型枠1a,1bの上昇とは別に独立して昇降されるよ
うにしており、成形されるコンクリート躯体Aの支持基
盤Bに支柱23の下端が支持されている。
【0023】スリップフォーム装置の周囲には回転レー
ザ発振器22からレーザ光を発振する基準面を設定する
ための視準用レーザ受光器25a,25bが2箇所に備
えられている。このレーザ受光器は、前述した支柱23
と同様の構造をした支柱26に対して上下に移動可能に
支持させた昇降台261上に設置されており、スライデ
ィング型枠上昇作業時毎に必要高さまで上昇させること
ができるようになっている。
【0024】この視準用レーザ受光器25a,25bの
各受光部及び回転レーザ発振器22の発光部が共に存在
する平面を基準面とするものであり、その基準面が支持
基盤Bに対して所望の角度及び高さとなるように、視準
用レーザ受光器25a,25bの各受光部及び回転レー
ザ発振器22の発光部の高さを設定し、回転レーザ発振
器22からレーザ光を発振させつつ旋回させ、その旋回
中心軸の角度を調整し、両視準用レーザ受光器25a,
25bが共にレーザ光を受光するように設定する。これ
によって所望の基準面に沿ってレーザ光が旋回されるよ
うに設定される。
【0025】尚、図中27は各ヨーク2にそれぞれのク
ライミングジャッキ32をコントロールするための油圧
コントロールボックス、28はヨーク2に支持させた作
業用のステージである。
【0026】次ぎに、上述の装置を使用した型枠上昇制
御方法について説明する。
【0027】スライディング型枠1a,1bを所定の高
さに設定して型組みし、該型枠内に所定の高さに躯体コ
ンクリートを打設した後、型枠1a,1bを移動可能な
状態にし、次ぎのコンクリート打ち継次ぎ高さまでクラ
イミングジャッキ32を作動させてヨーク2と共に型枠
を上昇させるに際し、ヨーク2の上昇操作に先立ち、図
6に示すように、視準用レーザ受光器25a,25b及
び旋回レーザ発振器22を、スライディング型枠の予定
上昇高さに相当する高さ分だけ上昇させる。
【0028】次いで旋回レーザ発振器22を作動させて
レーザ光を発振させつつ旋回させ、各視準用レーザ受光
器25a,25bが共に受光するように旋回中心軸の角
度を調整する。
【0029】然る後、各ヨーク2毎にクライミングジャ
ッキ32を作動させてそれぞれのヨーク2を同時に上昇
させる。各ヨーク2の上昇によってその上の各レーザ受
光器20が上昇され、図7に示すように、その受光部が
前記回転レーザ発振器22からのレーザ光を受光した
時、検出信号をそれぞれのコントロールボックス内の制
御装置に送り、これによってクライミングジャッキ32
の上昇動作を停止させる。
【0030】このようにして各レーザ受光器20がレー
ザ光を感知するまでそれぞれのクライミングジャッキ3
2による上昇動作を継続させることにより、各レーザ受
光器20の受光部が予め設定した基準面まで上昇して停
止され、スライディング型枠がその基準面と平行な高さ
になるように上昇される。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスリップフ
ォーム工法における型枠上昇制御方法においては、各ヨ
ークにレーザ受光器を固定するとともに、成形されるコ
ンクリート躯体に対して移動しない基準点に支持されて
上下に移動可能な発振器支持部材に回転レーザ発振器を
設置し、該回転レーザ発振器を所望高さまで上昇させ、
該回転レーザ発振器を作動させて所望の角度の基準面に
沿ってレーザ光を発振させると同時に、前記各ヨークを
それぞれ昇降手段によって上昇させ、各ヨーク毎にレー
ザ受光器が前記レーザ光を受光することにより、該ヨー
クに対応する前記昇降手段の作動を制御させることによ
り、浮きドックのような固定点を有せず基準面が安定し
ないような条件下においても正確に型枠の上昇動作を行
わせることができ、また、水盛り用の配管を要しないた
め、装置の設置が容易となる。
【0032】また、発振器支持部材と同様に、成形され
るコンクリート躯体に対して移動しない基準点に支持さ
れて単独で上下に移動可能な複数の受光器支持部材を備
え、該受光器支持部材に視準用レーザ受光器をそれぞれ
備え、各受光器支持部材及び発振器支持部材を所定の高
さに設定し、回転レーザ発振器を作動させ、少なくとも
2箇所の受光器支持部材の視準用レーザ受光器が共にレ
ーザ光を受光するように回転軸角度を調整することによ
り、レーザ光が旋回移動する所望の角度の基準面を設定
することにより、回転レーザ発振器のレーザ光を基準面
に沿わせるための調整が正確且つ簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用する装置を装着したスリップ
フォーム装置の作業用ステージを省略した平面図であ
る。
【図2】同上の側面図である。
【図3】図1に示す装置の1つのヨーク部分を示す縦断
面図である。
【図4】同上の回転レーザ発振器を支持させた支柱を示
す平面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】図1に示す装置における型枠上昇前の基準面設
定状態を示す略図的側面図である。
【図7】同上の型枠上昇停止状態を示す略図的側面図で
ある。
【図8】従来のスリップフォーム装置を示す部分平面図
である。
【図9】同上のスリップフォーム装置における各水盛り
センサー設置状態を示す略図的断面図である。
【図10】同上の水盛りセンサーとセンサー用基準水タ
ンクの関係を示す縦断面図である。
【図11】同上のセンサー用基準水タンクを上昇させた
時の水位の変化を示す縦断面図である。
【図12】同上のセンサー用基準水タンクを上昇させた
後の各水盛りセンサーの水位の安定状態を示す縦断面図
である。
【図13】図8において支持基盤が傾斜した状態を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
A コンクリート躯体 B 支持基盤 1a,1b スライディング型枠 2 ヨーク 3 クライミング機構 31 クライミングロッド 32 クライミングジャッキ 4 水盛りセンサー 41 水盛り管 42a、42b 電極 5 連通配管 6 水 7 センサー用基準タンク 20 レーザ受光器 21 支柱 22 回転レーザ発振器 23 支柱 231 昇降台 25a,25b 視準用レーザ受光器 26 支柱 261 昇降台 27 油圧コントロールボックス 28 作業用のステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 雄一 東京都文京区後楽2−2−8 五洋建設株 式会内 Fターム(参考) 2E177 FA02 FB00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート打設空間を隔てた互いに対向
    配置のスライディング型枠と、水平方向に間隔を隔てた
    複数の位置でそれぞれ前記スライディング型枠の背面を
    支持する複数のヨークと、該各ヨークを個別に支持する
    支持部材と、該支持部材に対してヨークを昇降動作させ
    る昇降手段とを備え、前記昇降手段による上昇動作をコ
    ントロールするスリップフォーム工法における型枠上昇
    制御方法において、 前記各ヨークにレーザ受光器を固定するとともに、成形
    されるコンクリート躯体に対して移動しない基準点に支
    持されて上下に移動可能な発振器支持部材に回転レーザ
    発振器を設置し、該回転レーザ発振器を所望高さまで上
    昇させ、該回転レーザ発振器を作動させて所望の角度の
    基準面に沿ってレーザ光を発振させると同時に、前記各
    ヨークをそれぞれ昇降手段によって上昇させ、各ヨーク
    毎にレーザ受光器が前記レーザ光を受光することによ
    り、該ヨークに対応する前記昇降手段の作動を制御させ
    ることを特徴としてなるスリップフォーム工法における
    型枠上昇制御方法。
  2. 【請求項2】発振器支持部材と同様に、成形されるコン
    クリート躯体に対して移動しない基準点に支持されて単
    独で上下に移動可能な複数の受光器支持部材を備え、該
    受光器支持部材に視準用レーザ受光器をそれぞれ備え、
    各受光器支持部材及び発振器支持部材を所定の高さに設
    定し、回転レーザ発振器を作動させ、少なくとも2箇所
    の受光器支持部材の視準用レーザ受光器が共にレーザ光
    を受光するように回転軸角度を調整することにより、レ
    ーザ光が旋回移動する所望の角度の基準面を設定する請
    求項1に記載のスリップフォーム工法における型枠上昇
    制御方法。
  3. 【請求項3】支持部材が、互いに対向するスライディン
    グ型枠間に挿通して立設したクライミングロッドであ
    り、昇降手段が前記クライミングロッドを挟持すること
    により該クライミングロッドに定着され、油圧ジャッキ
    によってヨークを昇降動作させるクライミングジャッキ
    である請求項1若しくは2に記載のスリップフォーム工
    法における型枠上昇制御方法。
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