JPH0469728B2 - - Google Patents

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JPH0469728B2
JPH0469728B2 JP10913585A JP10913585A JPH0469728B2 JP H0469728 B2 JPH0469728 B2 JP H0469728B2 JP 10913585 A JP10913585 A JP 10913585A JP 10913585 A JP10913585 A JP 10913585A JP H0469728 B2 JPH0469728 B2 JP H0469728B2
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JP
Japan
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liner
shaft
lowering
laser light
laser
Prior art date
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Expired
Application number
JP10913585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61266910A (ja
Inventor
Toshuki Matsuda
Shoji Iwaida
Shozo Mori
Tsuyoshi Miura
Kenichi Nozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Navitas Co Ltd
Original Assignee
Navitas Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10913585A priority Critical patent/JPS61266910A/ja
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Publication of JPH0469728B2 publication Critical patent/JPH0469728B2/ja
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、機械および装置を土木基礎に据付け
るときに、ベツドの水平出しを行うためのレベリ
ングパツト(以下、単にパツトと称する)を設置
する装置に関するものである。
(従来の技術) パツトを設置する方法は、大きく二つに分ける
ことができる。ひとつはドライパツト工法と称さ
れているもので、第4図に示すように、表面の脆
弱層を削りとつた基礎コンクリート201の上
に、水セメント比が非常に小さく、粘度の高いモ
ルタルを盛り上げる。その上に、厚みが0.9〜1.3
cm程度のライナー202を木槌等により人力で打
撃して所定のレベルまて沈ませる。このときライ
ナー202の上面は、常にスケールスタツフ20
3と光学式レベル計204によつて監視されてお
り、ライナー202の上面のレベルが、所定の精
度で所定の高さに納まるようにする。ライナー2
02の水平性の確保については、一般に気泡管式
水準器を使用し、木槌等の打撃によつて調整す
る。
他のひとつは第5図に示すように、適当な箇所
にライナーセツトボルト205をそなえたライナ
ー206の上面を、スケールスタツフ203と光
学式レベル計204によつて監視し、また、気泡
管式水準器等で水平性の調整を行いながら、ライ
ナーセツトボルト205をまわして所定のレベル
高さにセツトする。
ライナーセツトボルト205を、基礎コンクリ
ート201に速硬性のモルタル等で固定し、その
周囲を型枠で囲い、型枠の中の基礎コンクリート
201とライナー206下面とのあいだの空間
に、水セメント比の比較的大きな流動性に富んだ
モルタルを流し込み、パツトを形成する。
ところで従来装置によると、パツトの設置にか
かわる作業人員は、1箇所の施工について、光学
式レベル計(トランシツト)の操作;1名、スケ
ールスタツフの操作:1名ライナーレベルの調
整:1名の合計3名が同時に最小限必要である。
又ドライバツト工法の場合、ライナーを所定の
レベル高さまで沈下させるのには、木槌による打
撃力にのみ依存するため、ライナーを打ち沈め過
ぎて、レベル高さ以下にしたときには、ライナー
をとりさり、再びモルタルを盛り上げるところか
らやりなおさなければならない。
また、ライナーの沈下量と木槌の打撃力との関
係は、個人や腕力やモルタルの成分によつて大き
く変化するため、ライナーの沈下量の制御は、作
業者個人の経験に頼るのみである。このような経
験を積んだ熟練工が不足しており、その確保が困
難である。
更にライナーの水平性を測定するために気泡管
式水準器を用いるが、90度の変化させた2方向を
繰り返して測定しなければならず、先の打ち過ぎ
た場合のやり直しをあわせると、作業者の精神
的、肉体的な疲労は決して軽いものではない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、施工が容易で正確なレベリングパツ
トの設置を可能にした装置を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 実施例に従つて本発明の機構を説明する。
本発明は第1図に示すように、2つの主な装置
によつて構成されている。ひとつは、上昇下降が
可能な三脚101と、その上に載置された、水平
なレーザー光を発振することが可能な、レーザー
光発振器102とによつて構成されるレーザーレ
ベル装置(A)である。
他のひとつは、パツトレベラー装置で、以下に
より構成される。
三脚1によつて支持された三脚ベース2上に調
節ダイヤル3によつて傾動可能なベース部4を設
け、ベース部4上には傾斜角センサー5、シヤフ
ト6を保持するベアリング7およびシヤフト6を
上昇、下降させるためのスクリユージヤツキ8
と、スクリユージヤツキ8の軸に連結している上
昇下降用モーター9およびハンドル10を設け、
該シヤフト6の下端にはライナー保持部11を設
け、実施例では電磁石によつて鋼鉄板のライナー
41を保持する。
また、シヤフト6の上端にはスケールスタツフ
12をシヤフト6の軸方向の回動が可能なように
とりつけ、該スケールスタツフ12に沿つて上下
に摺動可能で、かつ、該スケールスタツフ12上
の任意の位置に固定することができるレーザーセ
ンサー13を設ける。
また、上記の上昇下降用モーター9および電磁
石の制御および傾斜角の表示等を行うためのコン
トロールボツクス14を設けるときは、遠隔操作
に便である。
(作用) 次に、実施例にしたがい以下に作用を述べる。
レーザー光発振器102を適当な高さに設置
し、製 レーザー光を水平精度1/50000程度で発
振するようセツトし、あらかじめ基礎コンクリー
ト50の上部の脆弱層を削りとつておいたパツト
設置箇所51に、パツトレベラー装置(B)を三脚1
を調整して、可能な限りシヤフト6が垂直になる
ように立たせる。
コントロールボツクス14の傾斜角表示窓15
の指針を見ながら調節ダイヤル3を回してベース
部4の水平を出し、上昇下降モーター9を回転さ
せて、ライナー保持部11の下端が設置しようと
するパツト40のレベル高さ以上の適当な位置に
なるまでシヤフト6を上昇させる。ライナー保持
部11の電磁石を作動させて、鋼鉄板製のライナ
ー41を保持させる。
レーザーセンサー13をスケールスタツフ12
上の所定の位置に固定するが、この所定の位置は
第3図に示すように下式 x+L+S=A−t で求めた位置である。
x;スケールスタツフ12の有効長さ(レーザ
ーセンサー13の固定位置) L;シヤフト6の長さ S;ライナー保持部11の長さ A;レーザーレベル装置(A)設置面からのレ−ザ
ー光の高さ t;レーザーレベル装置(A)設置面からのライナ
ー41上面の高さ 操作に当つてはレーザー光発振器102および
レーザーセンサー13を起動させ、コントロール
ボツクス14の上昇下降モーター9の制御スイツ
チ16を操作して、レーザー光をレーザーセンサ
ー13がとらえる位置までシヤフト6を下降させ
る。該レーザーセンサー13がレーザー光をとら
えたときに、音もしくは視覚表示によつてその機
能を発揮するようにしている。
また、該上昇下降モーター9の制御による位置
合わせが困難なときは、スクリユージヤツキ8の
軸と連結している手動ハンドル10を回して調節
する。
位置合わせを終了したなら、ライナー41に設
けてあるライナーセツトボルト42をねじこみ、
基礎コンクリート50の上にライナー41を自立
固定させる。このときにねじこみ過ぎて、ライナ
ー41がずれたり移動したりしないように注意す
る。
本発明はライナー保持部の電磁石の作動によ
り、ライナーを保持した状態でシヤフトを下降し
て位置ぎめが得られるので、従来例に比しパツト
設置が正確にしかも作業が容易である。
パツト型枠43を基礎コンクリート50上にセ
ツトし、比較的粘度が低く流動性に富んだモルタ
ルを該型枠43内の基礎コンクリート50面と、
ライナー41下面との間の空間に流し込む。モル
タルの硬化後、ライナーの上面よりも出ているラ
イナーセツトボルト42の頭を切断し、パツトの
設置作業が終了する。
(発明の効果) 本発明の使用により下記の効果が得られる。(1)
パツトを設置するのに必要な作業人員は一つのパ
ツトあたり1名とすることが可能である。(2)各装
置の機械操作だけでパツトを設置することができ
ることにより、熟練工を必要とせず、しかも施工
品質が確実に向上する。(3)やりなおし作業が無く
なり、それによる作業者の精神的、肉体的疲労が
軽減される。(4)パツト1個あたりの設置所要時間
の短縮ができる。(5)スケールスタツフ部が回動で
きるためレーザー光をどの方向からも受けること
ができるので、一度レーザーレベル装置とレーザ
ーセンサーの位置関係をセツトすれば、同一基礎
上であれば調整作業をすることはなく、時間的に
も、肉体的にも作業が軽便になる。
また、レーザーレベル装置ひとつに対して、パ
ツトレベラー装置を複数使用して、同時に複数の
パツトの設置をすることができるのは言うまでも
ない。
本発明による装置はレベリングパツトの設置作
業だけでなく、その他のレベル出し作業に勿論適
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは本発明の実施例の斜視図、
第2図は本発明の実施例の側面図、第3図は本発
明におけるレベル高さの関係を表す概略説明図、
第4図は従来法(ドライパツト工法)の概略説明
図、第5図は従来法(流しモルタル工法)の概略
説明図である。 1:三脚、2:三脚ベース、3:調節ダイヤ
ル、4:ベース部、5:傾斜角センサー、6:シ
ヤフト、7:ベアリング、8:スクリユージヤツ
キ、9:上昇下降用モーター、10:ハンドル、
11:ライナー保持部、12:スケールスタツ
フ、13:レーザーセンサー、14:コントロー
ルボツクス、15:傾斜角表示窓、16:制御ス
イツチ、17:防塵用ジヤバラ、40:パツト、
41:ライナー、42:ライナーセツトボルト、
43:パツト型枠、50:基礎コンクリート、1
01:三脚、102:レーザー光発振器、20
1:基礎コンクリート、202:ライナー、20
3:スケールスタツフ、204:光学式レベル
計、205:ライナーセツトボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平レーザー光を発振するレーザー光発振器
    を有するレーザーレベル装置と、伸縮可能な三脚
    によつて支持された傾動可能なベース部、該ベー
    ス部上に傾斜角センサーとシヤフトを設け、上昇
    下降用スクリユージヤツキおよび該スクリユージ
    ヤツキの軸に連結している上昇下降用モーターを
    設け、該シヤフトの下端にライナー保持部、該シ
    ヤフトの上部に任意の位置に固定できるレーザー
    光センサーを設けたパツトレベラー装置とからな
    るレベリングパツト設置装置。 2 傾斜角センサーの角度表示と上昇下降用モー
    ターの操作を遠隔操作するようにした特許請求の
    範囲第1項記載のレベリングパツト設置装置。
JP10913585A 1985-05-21 1985-05-21 レベリングパツト設置装置 Granted JPS61266910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10913585A JPS61266910A (ja) 1985-05-21 1985-05-21 レベリングパツト設置装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10913585A JPS61266910A (ja) 1985-05-21 1985-05-21 レベリングパツト設置装置

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JPS61266910A JPS61266910A (ja) 1986-11-26
JPH0469728B2 true JPH0469728B2 (ja) 1992-11-09

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ID=14502469

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JP10913585A Granted JPS61266910A (ja) 1985-05-21 1985-05-21 レベリングパツト設置装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5672465B1 (ja) * 2013-11-28 2015-02-18 井上 晴夫 モルタル土台設置具とその設置方法

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JPS61266910A (ja) 1986-11-26

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