JP2789392B2 - アンカーボルトの建ち調整用治具 - Google Patents

アンカーボルトの建ち調整用治具

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JP2789392B2
JP2789392B2 JP3108790A JP10879091A JP2789392B2 JP 2789392 B2 JP2789392 B2 JP 2789392B2 JP 3108790 A JP3108790 A JP 3108790A JP 10879091 A JP10879091 A JP 10879091A JP 2789392 B2 JP2789392 B2 JP 2789392B2
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正吾 幸野
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National House Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基礎に埋設固定されるア
ンカーボルトの建て方精度を簡易にして計測し、かつ調
整できるようにしたアンカーボルトの建ち調整用治具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートで築造された基礎上に柱や
土台を固定する際、コンクリート基礎に埋設されたアン
カーボルトにて固定している。このアンカーボルトは型
枠内に打設されるコンクリートに少なくとも下部を埋設
するが、この場合、所定間隔で、かつ垂直に埋設支持さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基礎内に埋設されるア
ンカーボルトはコンクリート打設前、設定された精度で
取り付けておいても、コンクリート打設時あるいは打設
後、コンクリートが所定の強度に凝固するまでに外力を
受けると容易にその垂直度や打設コンクリート面よりの
突出量が変わり、このアンカーボルトが傾斜した状態さ
らには突出長が不適正な状態でコンクリートが硬化する
ことがしばしばある。このアンカーボルトの傾き、ある
いは突出量が不適正だと、これをもって柱、壁、パネ
ル、土台等の取付時調整しないと取付精度が悪くなる。
このため従来では基礎コンクリート硬化後、柱、土台等
の取付時においてこのアンカーボルトの傾き等を調整す
る手数を要し、また突出量の不正確さは柱、土台の取付
けに必要以上の手数を要するものとなる。
【0004】本発明はアンカーボルトの垂直精度を確認
し、かつ容易に調整できるとともに突出量をも簡易に調
整できるようになすことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、アンカーレベルプレートを設
けたアンカーボルト頭部に着脱自在に嵌着可能とした治
具であって、アンカーボルト頭部に嵌合支持されるホル
ダー部と、このホルダー部に固定された目盛りを附した
軸部と、軸頭部に設けた水準器とより構成され、アンカ
ーボルトの垂直精度及び水平レベルを容易に計測し、か
つ調整できるようにしたことを要旨とする。
【0006】
【作用】アンカーレベルプレートを装着したアンカーボ
ルト頂部に本発明治具のホルダー部を嵌合し、このホル
ダー部下端面を前記アンカーレベルプレートに当接し、
かつホルダー部のネジを介してアンカーボルトに螺合す
ると、この治具の軸部には目盛りが付してあるので、突
出量すなわちアンカーレベルプレートの高さ位置が他の
計測器にて容易に計測することができ、コンクリートの
硬化前であれば容易にアンカーボルト埋設の高さ調整が
行える。さらに軸部の頂部には水準器が備えられている
ので、アンカーボルトと垂直精度も治具軸部を介して容
易に計測し、かつこの水準器を目視しながらその垂直精
度を調整することもできる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例にもとづいて説明
する。図において1はコンクリートで築造される基礎
で、図示ではその一部を示したが、構築される建物等の
大きさ、形状に合わせて構成される。そしてこの基礎1
には所要間隔でアンカーボルト2がその下部を埋設して
樹立されるとともにこのアンカーボルト2の基礎より突
出した適正な位置にアンカーレベルプレート3が装着さ
れる。
【0008】4はアンカーボルト2の建ち調整用の治具
で、これはアンカーボルト2の上部に螺合もしくは嵌合
して簡易にかつ許容精度を保つように装着されるホルダ
ー部41と、このホルダー部41の上部に突出した所要
長を有する軸部42と、この軸部先端に取り付けた気泡
式の水準器43とより成り、軸部42には目盛り44が
附される。
【0009】水準器43は軸部42の軸心に対し直交方
向の水平度を計測可能なようにして軸部先端に固定さ
れ、360度の傾斜角を計測できるようになす。
【0010】なおホルダー部41は下底面にアンカーボ
ルトの頭部を嵌合する穴を形成し、かつ内周面には雌ネ
ジを刻設して前記アンカーボルトと螺合可能とし、かつ
下端面をアンカーレベルプレート3に当接できるよう穴
の深さは充分なものとなっている。
【0011】アンカーボルト2を所定位置に仮止めして
型枠内にコンクリートを打設した後、望ましくはコンク
リートの硬化前に、このアンカーボルト2の上部に本発
明治具4のホルダー部41を螺合し、ホルダー部下端面
をアンカーレベルプレート3に当接するようになす。そ
して軸部先端の水準器43にてアンカーボルト2の垂直
精度を読み取り、水準器43の中心に気泡が位置するよ
うにしてアンカーボルトの垂直度を調整する。これとと
もに軸部の目盛りにてアンカーレベルプレート3の水平
レベルが確認でき、かつアンカーボルトをコンクリート
より出し入れしてその水平レベルを調整する。このよう
にして水平レベル、垂直レベルを簡易に調整する。
【0012】
【発明の効果】本発明によるときは先端に水準器を、軸
部に目盛りを、下端にアンカーボルトへの装着を可能と
して治具を構成しているため、アンカーレベルプレート
の付いたアンカーボルトに装着するのみで、水平レベル
と垂直度を視認でき、かつ容易に調整できるので、アン
カーボルトの垂直精度、水平レベル精度が向上し、かつ
使用も簡易に行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明アンカーボルト建ち調整用治具を示す実
施例図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 アンカーボルト 3 アンカーレベルプレート 4 治具 41 ホルダー部 42 軸部 43 水準器 44 目盛り

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカーレベルプレートを設けたアンカ
    ーボルト頭部に着脱自在に嵌着可能とした治具であっ
    て、アンカーボルト頭部に嵌合支持されるホルダー部
    と、このホルダー部に固定された目盛りを附した軸部
    と、軸頭部に設けた水準器とより構成され、アンカーボ
    ルトの垂直精度及び水平レベルを容易に計測し、かつ調
    整できるようにしたアンカーボルト建ち調整用治具。
JP3108790A 1991-04-12 1991-04-12 アンカーボルトの建ち調整用治具 Expired - Lifetime JP2789392B2 (ja)

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JPH04315613A JPH04315613A (ja) 1992-11-06
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