JP2741190B2 - マスク・ロムの製造方法 - Google Patents

マスク・ロムの製造方法

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JP2741190B2 JP8048543A JP4854396A JP2741190B2 JP 2741190 B2 JP2741190 B2 JP 2741190B2 JP 8048543 A JP8048543 A JP 8048543A JP 4854396 A JP4854396 A JP 4854396A JP 2741190 B2 JP2741190 B2 JP 2741190B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
    • H10B20/30ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
    • H10B20/34Source electrode or drain electrode programmed

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク・ロム(Mas
k ROM)製造方法に関するものであり、特にオフ・セル形
成方法を改善してマスク・ロムの電気的特性を向上させ
ることが出来るマスク・ロムの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】マスク・ロムはセル・アレー(Cell Arra
y)構成方法によりNOR型、NAND型及びFlat
NOR型に大別される。マスク・ロムはプログラムされ
た情報を再び変更することは出来ない。マスク・ロムは
セル・アレーを形成した後、特定の用途に応じてオフ.
セルを形成するセル部分が開いているプログラム用マス
クを製作し、このプログラム用マスクを用いてイオン注
入工程により特定セルをオフ・セルになるように製造さ
れる。
【0003】図1は、従来のNOR型マスク・ロム・セ
ル・アレーの平面図であり、図3(A)乃至図3(D)
は図1のX−X′線に沿って切断した従来のNOR型マ
スク・ロムの製造方法を説明するため図示したセルの断
面図である。
【0004】図1及び図3(A)を参照すると、素子分
離技術で半導体基板1にフィールド酸化膜100 を形成し
アクティブ(Active)領域200 を確定した後、セルの限界
電圧(Threshold Voltage) を調節するためアクティブ領
域200 の半導体基板1に限界電圧調節用イオンを適切な
濃度で注入する。
【0005】図1及び図3(B)を参照すると、ゲート
酸化膜2はアクティブ領域200 の半導体基板1上に形成
される。ゲート酸化膜2が形成された全体構造上にポリ
シリコンを蒸着し、蒸着されたポリシリコンを写真及び
エッチング工程によりパターンニングすることで多数の
ゲート電極3が形成される。フィールド酸化膜100 及び
多数のゲート電極3をマスクとしたソース及びドレイン
・イオン注入工程により多数のゲイト電極3周辺の半導
体基板1にソース・ライン4及びドレイン領域5が形成
される。
【0006】このような工程の結果、全てのセル101 ,
102 ,103 がオン・セルとして動作するセル・アレーが
構成される。即ち、この構造においてゲート電極3に約
5Vの電圧をかけた場合、各々のゲート電極下部にチャ
ンネル領域が生じ、このチャンネル領域を通じてドレイ
ン領域5からソースライン4に電流が流れ、全てのセル
101 ,102 ,103 がオン・セルと認識される。
【0007】このようにセル・アレーを形成した後、使
用者の要求に応じて特定のオン・セルをオフ・セルにな
るようにすることを図3(C)を参照して説明する。多
数のオン・セル101 ,102 ,103 を含む半導体基板1上
にフォトレジストを塗布し、多数のオン・セル101 ,10
2 ,103 の内、特定のオン・セル103 のゲート電極が開
放されるようフォトレジスト6をパターンニングする。
特定オン・セル103 の限界電圧をあげるため、パターン
ニングされたフォトレジスト6をマスクとして限界電圧
調節用イオンを特定オン・セル103 下部の半導体基板1
に高濃度で注入する。
【0008】このような工程の結果、特定オン・セル10
3 がオフ・セル103Aとして動作するセル・アレーが構成
される。即ち、この構造においてゲート電極3に約5V
の電圧をかけた場合、特定のオン・セル103 のゲート電
極下部にはチャネル領域が生じることなく、ドレイン領
域5からソース・ライン4に電流が流れないので特定の
オン・セル103 がオフ・セル103Aと認識される。
【0009】図3(D)は、フォトレジスト6を取り除
き、オン・セル101 ,102 及びオフ・セル103Aを含む半
導体基板1上に絶縁膜7を厚く形成した後、ドレイン領
域5が露出するように絶縁膜7の一部分を取り除いてコ
ンタクト・ホール9を形成し、コンタクト・ホール9を
通じてドレイン領域5と連結するビット・ライン8を形
成してNOR型マスク・ロムが製造されたことを図示す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
NOR型マスク・ロムは特定オン・セルに高濃度のイオ
ンを注入してオフ・セルにするためドレイン領域の降伏
電圧(Breakdown Voltage) が低くなり、ドレイン領域に
おける漏洩電流が大きくなる。又、オフ・セルを形成す
るため高濃度のイオンを注入する際イオンがゲート酸化
膜を通過するため、ゲート酸化膜の電気的特性の低下を
誘発する問題がある。
【0011】従って、本発明はオフ・セル形成方法を改
善することにより上記の問題点が解決できるマスク・ロ
ムの製造方法を提供することに目的がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のマスク・ロムの製造方法は、フィールド酸
化膜が形成された半導体基板に限界電圧調節用イオンを
注入してゲート酸化膜を形成する段階と、上の部分にエ
ッチング防止膜を有する多数のゲート電極を上記ゲート
酸化膜上に形成し、全てのセルがオン・セルとして動作
するセル・アレーが構成される段階と、上記オン・セル
の内、特定オン・セルのゲート電極から延びる半導体基
板の一部分をエッチングして溝を形成し、上記特定オン
・セルがオフ・セルとして動作するセル・アレーが構成
される段階と、ソース及びドレイン・イオン注入工程に
よりソースライン及びドレイン領域が形成された全体構
造上に絶縁膜を形成した後、コンタクト工程を通じて上
記ドレイン領域と連結するビット・ラインを形成する段
階より成ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図2は、本発明によるNOR型マス
ク・ロム・セル・アレーの平面図で、図4(A)乃至図
4(F)は図2のX−X′線に沿って切断した本発明の
NOR型マスク・ロムの製造方法を説明するため図示し
た断面図である。
【0014】図2及び図4(A)を参照すれば、素子分
離技術で半導体基板11にフィールド酸化膜110 を形成し
てアクティブ領域210 を確定した後、セルの限界電圧を
調節するためアクティブ領域210 の半導体基板11に限界
電圧調節用イオンを適切な濃度で注入する。
【0015】図2及び図4(B)を参照すれば、ゲート
酸化膜12はアクティブ領域210 の半導体基板11上に形成
される。ゲート酸化膜12が形成された全体構造上にポリ
シリコン及び酸化膜を順次に蒸着し、蒸着された酸化膜
及びポリシリコンを写真及びエッチング工程を利用して
パターンニングすることにより上の部分に酸化膜20を有
する多数のゲート電極13が形成される。
【0016】若し、この構造で従来の如くソース及びド
レイン・イオン注入工程を実施すれば、セル・アレーが
形成され、セル・アレーを成している全てのセル111 ,
112,113 はオン・セルと認識される。
【0017】使用者の要求に応じて、特定オン・セルを
オフ・セルにする工程を図4(C)及び図4(D)を参
照して説明する。図4(C)は、多数のオン・セル111
,112 ,113 を含む半導体基板11上にフォトレジスト
を塗布し、多数のオン・セル111 ,112 ,113 内で特定
オン・セル113 のドレイン領域になる半導体基板11の一
部が開放されるようフォトレジスト16をパターンニング
した状態を図示する。
【0018】図4(D)は、パターンニングされたフォ
トレジスト16を利用したエッチング工程でゲート酸化膜
12の露出した部分をエッチングし、続いて半導体基板11
の露出した部分をエッチングして溝21を形成した状態を
図示する。この後、パターンニングされたフォトレジス
ト16は取り除かれる。上記において、ゲート酸化膜12及
び半導体基板11をエッチングする際、酸化膜20は特定オ
ン・セル113 のゲート電極13がエッチングされるのを防
止する役割をし、ゲート酸化膜12より厚く形成される。
【0019】図4(E)を参照すれば、フィールド酸化
膜110 及び多数のゲート電極13をマスクとしたソース及
びドレイン・イオン注入工程により多数のゲート電極13
周辺の半導体基板11にソース・ライン14及びドレイン領
域15が形成される。特定オン・セル113 のドレイン領域
には特定オン・セル113 のゲート電極13から延びた溝21
が形成されている。この溝21のため特定オン・セル113
は電圧をかけたときオフ・セル113Aと認識される。
【0020】このような工程の結果、特定オン・セル11
3 がオフ・セル113Aとして動作するセル・アレーが構成
される。即ち、この構造においてゲート電極13に約5V
の電圧をかけた場合、特定オン・セル113 の下部にもチ
ャネル領域が生じるが、このチャネル領域は溝21部分に
おいてドレイン領域15と連結されない。従って、ドレイ
ン領域15からソースライン14に電流が流れないため、特
定オン・セル113 はオフ・セル113Aと認識される。
【0021】図4(F)は、オン・セル111 ,112 及び
オフ・セル113Aを含む半導体基板11上に絶縁膜17を厚く
形成した後、ドレイン領域15が露出されるように絶縁膜
17の一部分を取り除いてコンタクト・ホール19を形成
し、このコンタクト・ホール19を通じてドレイン領域15
と連結するビット・ライン18を形成してNOR型マスク
・ロムが製造されるのを図示する。
【0022】
【発明の効果】上記によると、本発明はオフ・セルをイ
オン注入工程により形成しないので、ドレイン領域の降
伏減少及び漏洩電流増加の問題が解決でき、なお、イオ
ン注入によるゲート酸化膜の電気的特性の低下を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のNOR型マスク・ロム・セル・アレーの
平面図である。
【図2】本発明によるNOR型マスク・ロム・セル・ア
レーの平面図である。
【図3】(A)乃至(D)は、従来のNOR型マスク・
ロムの製造方法を説明するため図示したセルの断面図で
ある。
【図4】(A)乃至(F)は、本発明によるNOR型マ
スク・セルの製造方法を説明するため図示したセルの断
面図である。
【符号の説明】
1,11…半導体基板、2,12…ゲート酸化膜、3,13…
ゲート電極、4,14…ソース・ライン、5,15…ドレイ
ン領域、6,16…フォトレジスト、7,17…絶縁膜、
8,18…ビット・ライン、9,19…コンタクト・ホー
ル、20…酸化膜、21…溝、100 ,110 …フィールド酸化
膜、200 ,210 …アクティブ領域、101 ,102 ,103 ,
111 ,112 ,113 …オン・セル、103A,113A…オフ・セ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク・ロムの製造方法において、フィ
    ールド酸化膜が形成された半導体基板に限界電圧調節イ
    オンを注入しゲート酸化膜を形成する段階と、 上の部分にエッチング防止膜を有する多数のゲート電極
    が上記ゲート酸化膜上に形成されて全てのセルがオン・
    セルとして動作するセル・アレーが構成される段階と、 上記オン・セルの内で、特定オン・セルのゲート電極か
    ら延長する半導体基板の一部分をエッチングして溝を形
    成し、上記特定オン・セルがオフ・セルとして動作する
    セル・アレーが構成される段階と、 ソース及びドレイン・イオン注入工程で、ソース・ライ
    ン及びドレイン領域が形成された全体構造上に絶縁膜を
    形成した後、コンタクト工程を通じて上記ドレイン領域
    に連結されるビット・ラインを形成する段階より成るこ
    とを特徴とするマスク・ロムの製造方法。
  2. 【請求項2】 第1項において、上記エッチング防止膜
    は酸化膜で形成されることを特徴とするマスク・ロムの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 第1項において、上記エッチング防止膜
    は上記ゲート酸化膜の厚さより厚く形成されることを特
    徴とするマスク・ロムの製造方法。
  4. 【請求項4】 第1項において、上記溝は、上記特定オ
    ン・セルのドレイン領域に形成されることを特徴とする
    マスク・ロムの製造方法。
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US5624862A (en) 1997-04-29
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