JP2737075B2 - オムツの折り畳み装置 - Google Patents

オムツの折り畳み装置

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JP2737075B2 JP8053880A JP5388096A JP2737075B2 JP 2737075 B2 JP2737075 B2 JP 2737075B2 JP 8053880 A JP8053880 A JP 8053880A JP 5388096 A JP5388096 A JP 5388096A JP 2737075 B2 JP2737075 B2 JP 2737075B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定の経路に沿って
設置された搬送手段により複数枚の布体を順次搬送し、
その搬送手段の前段に設けた折り畳み手段により必要な
布体を所定の形状に折り畳むとともに、この折り畳み手
段に設けた選択手段によって布体が折り畳み手段を通過
するか或は経由するかを選択可能とし、搬送経路上の組
み合わせ位置に設けた受け支え部材に各布体を所定の位
置関係のもとに積み重ねるために、当該受け支え部材を
方向転換可能に設けた構成を有するオムツの折り畳み装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オムツのうち、成人用のオムツは厚手の
生地から成る布体を何枚も使用し、何回か折り或いは重
ねる操作が必要なため、人手に頼る作業では処理枚数に
限界があり、かつまた品質も作業者の熟練度合によって
大きく作用されることになる。しかし、オムツを自動的
に折り畳む機械装置を開発することには非常な困難が予
想された。
【0003】本発明者は幾多の困難を克服してオムツの
自動折り畳み装置を開発し、その成果について出願をし
た。同出願に係る発明は、布体の向きを変えて積み重ね
る作業を受け支え板の上で行なう構成を有し、そのため
受け支え板は縦軸回りに回転可能になっている。しか
し、受け支え板上に到達した布体の位置は常に一定では
なく、その位置を修正することが非常に面倒であった。
また受け支え板上から布体を搬出するために、送り部材
を用いて布体をチャッキングしなければならず、機構が
複雑化し作業の流れが停滞するという傾向もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題とするところは成人用
オムツなどの自動的な折り畳みを高い精度を保って連続
的に実施することができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明は、オムツの折り畳みを自動的に行なうため、複数枚
の布体を順次搬送する搬送手段10の前段に折り畳み機
構を設け、搬送系路上の組み合わせ位置に設けた受け支
え部材20に各布体Wを積み重ねるようにした構成を有
するオムツの折り畳み装置において、搬送手段10によ
って搬送され組み合わせ位置Aに到達した布体Wの位置
を変更するために作動可能であり、かつ所定の位置関係
のもとに積み重ねられた布体Wを搬送手段10の後段へ
搬出するために、作動可能なコンベア装置21を方向転
換可能な受け支え部材20に設けるという手段を講じた
ものである。
【0006】なお本発明はオムツの折り畳み装置に関す
るけれども、折り畳みかつ積み重ねるのは布体であって
その結果、オムツが製造されるものである。即ち上記過
程全体を「折り畳み」という述語で表わしているから、
単なる折り畳みとは意義が異なる。
【0007】本発明に係る装置では、同じ大きさを有す
る少なくとも3枚の布体Wがあればそれらを組み合わせ
てオムツを形成することができる。その場合1枚は使用
者の腰回りに巻き付ける部分となり、残りが使用者の跨
下に回される部分となる。そのため1枚の布体と残りの
布体とは直交関係に配置する必要があり、この直交配置
が前述の受け支え部材20によって行なわれる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るオムツの折り畳み装
置は、平面的に見るとほぼ一直線状等所定の系路に沿っ
て設置された搬送手段10(F、R)によって複数枚の
布体Wを順次搬送し、その過程に於いて、必要な折り畳
みを布体Wに対して行ない、また位置を調整しかつ方向
を変える等の各作業を自動的に行なうものである。
【0009】布体Wは図1の左方から搬送手段10に投
入され、右方へ移動して行く。オムツを形成するための
布体としては一定の大きさを有する同一規格のものが少
なくとも3枚使用される。布体の形態は幅と長さの比が
1:2〜1:4程度の長方形とする。なお各布体は長手
方向の向きで投入されるが、搬送手段10には細長い布
体の幅をやや上回る程度の幅を最小限有していれば良
い。例示された搬送手段10は組み合わせ位置Aを境と
して便宜上前段Fと後段Rに分けてある。
【0010】前段の搬送手段10(F)は投入コンベア
11とその下位の下流側に配置される折り畳みコンベア
12とを有する。投入コンベア11は先端部のローラ1
1aが折り畳みコンベア12の中間部上に位置し、折り
畳みコンベア12は下流側が上流側よりも高くなる傾斜
を有し、先端部のローラ12aは滑走コンベアの入口部
分に向いている。
【0011】このコンベア12は布体Wの搬送手段10
であるとともに折り畳み手段を構成するものであり、布
体を投入コンベア11から下流方向へそのまま搬送する
順送(図5参照)と、逆に布体を上流方向へ搬送する逆
送(図8参照)の2方向運転が可能なように構成されて
いる。但し折り畳み手段は上記の内容に限らない。例え
ば投入ローラ11の先端ローラ11aから垂れ下がった
布体にナイフやそれに代わるエアなどによって折り曲げ
を生じさせ、その折り曲げ部が先行して下流へ搬送され
るような、従来公知の折り畳み手段も当然実施可能であ
る。
【0012】19は折り畳みコンベア12等の駆動装置
であり、前記順送と逆送の可逆運転を行なうために選択
手段を具備している。駆動装置19はチェン、ベルト等
からなる動力の伝達手段18aによって折り畳みコンベ
ア12に連絡し、また別の伝達手段18bによって投入
コンベア11に連絡している。
【0013】滑走コンベアは布体を滑走させて搬送する
ためのもので、落とし板13と、それとの間で布体を挾
持して搬送可能とするための挾持コンベア14とからな
る。17は滑走コンベアのための駆動装置であり、前記
と同様の伝達手段16によって挾持コンベア14に連絡
している。なお、挾持コンベア14は少なくとも、可逆
の折り畳みコンベア12の先端から落とし板13の前端
までをカバーする長さを有しており、前段と後段の中間
の搬送手段である。
【0014】さらに落とし板13は、布体を滑らせて移
動させるために滑り易く形成された滑走面13′を有し
ており(図3)、また組み合わせ位置Aに移動してきた
ことをセンサ28−1が検出したときに布体Wを落とす
ために、布体長手方向の中心線左右に離間可能に配置し
た一対の部材13(a、b)からなる。両部材13
(a、b)の内方の端部間は閉じていてもやや開いてい
ても良く(図示)、離間状態では、布体の幅以上に離れ
る。23は落とし板13(a、b)を左右へ開閉移動さ
せる駆動装置としてのシリンダ装置であり、24a、2
4bは搬送方向の支軸であって、落とし板13(a、
b)を軸支している。
【0015】組み合わせ位置Aにある落とし板13の下
方には受け支え部材20が設けてある。該受け支え部材
20は主として布体の中央部を支えて受け取る。故に長
方形の布体の前後は受け支え部材20の前後から垂れ下
がり得るが、布体の方向を変えるために、受け支え部材
20を取り付けている縦軸26の周りに回転して方向転
換させるようにする。回転の目的は布体Wを直交配置す
ることであるから通常の場合の回転角度は90度であ
る。27はその駆動装置としてのシリンダ装置を示す。
該シリンダ装置27は折り畳み装置の機台側に据え付け
られ、伸縮ロッド27aを縦軸26と一体のアーム26
aにリンク接続し、ロッド27aの一回の伸縮で例えば
90度、受け支え部材20を正逆両方向へ回転させるこ
とができるように構成される。駆動装置27は電動機を
用いるものでも良い。
【0016】搬送手段10によって搬送され受け支え部
材20に到達した布体Wの位置を修正し、かつ所定の位
置関係のもとに積み重ねられた布体Wを搬送手段10の
後段へ搬出するために、作動可能なコンベア装置21を
受け支え部材20に設ける。
【0017】コンベア装置21は、従ってそこに供給さ
れた布体の位置調整と搬出のために使用可能なコンベ
ア、例えば図示のベルトコンベアやローラコンベアその
他のコンベアを使用することができる。コンベア装置2
1は縦軸26の上に取り付けた回転可能な受け支え部材
20に設置される。25aはベルト25bを掛回したロ
ール25c、25dを駆動する装置であり、各センサ及
び図外の制御装置からの制御信号によって作動する。
【0018】従って実施例に於けるコンベア装置21
は、供給された第1の布体W1 の位置例えば先端を検出
子22に一致させるために移動可能であり、その後受け
支え部材20の回転により移動方向が前後方向へ転換す
る。前者が位置調整機能、後者が搬送機能ということに
なる。なお検出子22は非接触型或いは接触型のいずれ
でも良い。
【0019】第1の布体が落とし板13の停止位置へ送
られたことを検出する前記と同様の検出子としてセンサ
28−1が落とし板13の前端近くに配置されるのに対
し、第2、第3の布体の先端位置を検出するためのセン
サ28−2は受け支え部材20の前端付近に配置され
る。第2、第3の布体は、折り畳み手段に於いて3分の
1折りされた部分が先になって送られてくるため、その
折り畳まれた部分が受け支え部材20に落ちることにな
る。故に平面的に見ると、90度回転した第1の布体
と、3分の1折りされた、第2、第3の布体は略T字形
に折り重ねられる(但し、実際には受け支え部材20に
載り切らない第1の布体左右と第2、第3の布体の後側
の各部分は垂れ下がる。)。
【0020】後段の搬送手段10(R)は受け支え部材
上で重なっている第1、第2、第3の布体を待機部30
へ移動させる手段である。例示の場合、待機部30は受
け支え部材20の下流に配置され、そこへ送るために、
主として第1、第2、第3の布体の重なった略方形状部
分をのせて搬送する起伏可能な退避コンベア31と、最
終的な折り畳みにも使用する連絡コンベア32とを、組
み合わせ位置Aと待機部30との間に設ける。退避コン
ベア31は受け支え部材回転時に布体との抵触を避ける
ために、受け支え部材側に布体回転用空所Sを形成する
もので、上流側が上下可能に下流の端部31aで軸支さ
れている。33は退避コンベア31を上下動させる駆動
装置としてのシリンダ装置を示す。
【0021】前記連絡コンベア32は、待機部30とし
て使用する上部搬送面34aを有する後部折り畳みコン
ベア34と共に、T字型に組み合わされた布体の交叉部
より搬送方向後方へ垂れ下がる部分を交叉部上へ重ねる
後部折り畳み手段の一部を構成する。後部折り畳みコン
ベア34は、搬送されてきた布体をそのまま受け取る順
送(図12参照)と、上流方向へ搬送する逆送(図14
参照)の2方向運転が可能に構成されている。なお、上
部搬送面34aは連絡コンベア32の搬送面よりもやや
低位に設定されている。
【0022】待機部30は左右垂れ下がり部の折り畳み
作業を実施する部位であって、コンベア34の上部搬送
面34aの左右両側下部には、そこに垂れ下がっている
第1の布体の左右の部分を、押さえ部材39の左右側辺
を定規として、一番上にある第3の布体の3分の1折り
された略方形状部分の上へ重ねるために反転する一対の
反転部材36(a、b)が設けてある。反転部材36
(a、b)は上端部の軸支点37を中心に略4分の3周
ほど回転可能である。
【0023】38は各反転部材36(a、b)の駆動装
置としてのシリンダを示す。39は組み合わされたオム
ツを待機部30に一時押さえてそれらの左右の部分を上
へ重ねる定規となる前記押さえ部材、40は押さえ部材
39の駆動装置であり、押さえ部材39の後端を搬送面
34aに対して上下させる。
【0024】既に組み合わせが略完了しているオムツの
第2、第3の布体の後側へ垂れ下がっている後の部分を
略方形状に折り畳み済みの部位に重ねるのが後部折り畳
み手段である。後部折り畳み手段は待機部30に配置し
た後部折り畳みコンベア34とその上流に配置した連絡
コンベア32との間の凹状の導入口41を有し、待機部
30に於けるオムツの姿勢を上下逆転させないために設
けた整姿コンベア42へ向けて傾斜させた傾斜コンベア
43を有する。傾斜コンベア43は連絡コンベア32と
折り畳みコンベア34との隣接部分であり、折りナイフ
からなる折り込み手段43′を導入口41に向けて設け
てある。
【0025】開閉板44は左右2部分(a、b)から成
り、その上面と折り畳みコンベア34の下部搬送面34
bとの間にてオムツを搬送するとともに、落とし板13
(a、b)と同様に下方へ開いて組み合わせ済みの布体
即ち完成したオムツOを下へ落下させる。45は開閉板
44(a、b)の駆動装置としてのシリンダ、46、4
7は折り畳みコンベア43の駆動装置、48、49は各
コンベア32、34、43への駆動力伝達のための手段
を示す。
【0026】〈作業工程〉第1の布体W1 を長手方向に
沿って投入コンベア11に投入する(図4)。このとき
折り畳みコンベア12は搬送面が上流から下流へ移動す
る順送状態になっていて、第1の布体を滑走コンベアの
入口部分へ導入する(図5)。第1の布体W1 は落とし
板13上を滑って、センサ28−1に先端が達したこと
が検知されると一旦停止し、落とし板13(a、b)が
左右へ開いて受け支え部材20上に落ち(図6)、中央
の略方形部分で支えられる(図17の3の上を参照)。
落下した布体W1 が検出子22によって判断される位置
(正規位置)へ移動するようにコンベア装置21が作動
する。次いで受け支え部材20を縦軸周りに90度回転
させ、両端の垂れ下がり部分を左右に配置する(図7及
び図17の3の下を参照)。この時点で退避コンベア3
1を上げることができる(図8参照)。
【0027】第2の布体W2 を長手方向へ搬送されるよ
うに投入コンベア11に投入する。このとき折り畳みコ
ンベア12は、凹状の導入口から第2の布体の先端より
全長の3分の1までの部分を逆送状態で導入し、その3
分の1の点が導入口付近に達すると、順送状態で動作す
ることにより3分の1折り作業が行なわれる(図8、図
17の2折り畳みを参照)。3分の1折り済みの第2布
体W2 はセンサ28−2に先端が達したときに受け支え
部材20上の第1の布体W1 の上に落とされる(図9、
図17の第2の布体の3参照)。
【0028】さらに第3の布体W3 を長手方向へ搬送さ
れるように投入コンベア11に投入する。このときも折
り畳みコンベア12は先端から3分の1まで順送状態で
作動したのち、順送状態に変わり、第2の布体に対する
のと同様に第3の布体W3 について3分の1折りが実施
される(図10、図17の第3の布体の折り畳み参
照)。3分の1折り済みの第3の布体W3 はセンサ28
−2により先端が検出されると受け支え板上の第2の布
体のさらに上に同じ向きで落とされる(図11、図17
の第3の布体の積み重ね)。このとき平面から見ると第
1、第2、第3の布体は受け支え板14上に重なった部
分が略方形状になっている。
【0029】折り畳まれ積み重ねられた布体W′(W
1 、W2 、W3 )は左右及び後側に垂れ下がった部分を
有し、前側だけは垂れ下がった部分がない。その前方
(下流方向)へ向かって、布体W′が進むように、受け
支え部材20上のコンベア装置21を作動させると、起
き上がっている退避コンベア31を経て布体W′は待機
部30上へ移動する(図12、図18の4)。この時点
で受け支え部材20を回転させて元へ戻し、次のオムツ
のための第1の布体W1 の搬入に備えることができる
(図13)。
【0030】ここで左右一対の反転部材36(a、b)
が順に下から第2、第3の布体の左右の垂れ下がってい
る部分を跳ね上げて略方形状に折り畳まれている本体部
分の上に折り重ねる(図13、図18の5)。このとき
まで後側の垂れ下がり部分は連絡コンベア32上に延び
ており、折り重なったオムツの本体部分と垂れ下がり部
分との境界は後部折り畳みコンベア34への導入口41
に位置する。
【0031】そこで待機部30を兼ねている後部折り畳
みコンベア34を逆送作動させ、折り込み手段43′を
導入口41へ向けて作動させると、本体部分と後側の垂
れ下がり部分との前記境界が傾斜コンベア43に重なり
合いながら2つ折り状態で巻き込まれ(図14及び図1
8の6)、待機コンベア34での姿勢を保ったまま一旦
整姿コンベア42へ移動し(図15)、その後整姿コン
ベア42を順送状態に切り替えると、オムツOとして開
閉板44上へ送り出されることになる。かくしてオムツ
は使用に供される状態になる(図16)。
【0032】折り畳まれた部分は上下のコンベア11、
12と13又は41、42の間に挟まれて加圧されるの
で、折りぐせが良くつき型くずれしにくく、かつ図18
の6に示されるように全てオムツ全体部分の上に折り畳
まれるので、不用意にオムツOを取り上げても垂れ下が
り部分がないから、奇麗に折り畳まれたオムツOをその
後の取り扱いで乱すことがない。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから小型薄手のものは勿論のこと、成人用
のオムツのように厚手の生地から成る布体を何回か折り
重ねる場合でも、自動的に正確に折り畳んでオムツを製
造することができ、特に組み合わせ位置で布体を受け取
る受け支え部材20はコンベア装置21を有していて布
体を正規の位置へ修正することができるので一定の高い
品質を保っており、しかもコンベア装置21を搬送にも
使用するため、従来の装置のように布体を移動させるチ
ャッキング機構などが不要になり、かつ布体の流れもス
ムーズになるためオムツの連続折り畳みを高速化するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオムツの折り畳み装置の実施例を
示す側面説明図。
【図2】同上装置の平面図。
【図3】(a)同上装置の横断面図。 (b)同じく後段の横断面図。
【図4】(a)第1の布体の投入工程を示す平面図。 (b)第1の布体の投入工程を示す側面図。
【図5】(a)第1の布体の移送工程を示す平面図。 (b)第1の布体の移送工程を示す側面図。
【図6】(a)第1の布体の落下工程を示す平面図。 (b)第1の布体の落下工程を示す側面図。
【図7】(a)第1の布体の回転工程を示す平面図。 (b)第1の布体の回転工程を示す側面図。
【図8】(a)第2の布体の3分の1折り工程を示す平
面図。 (b)第2の布体の3分の1折り工程を示す側面図。
【図9】(a)第2の布体の落下工程を示す平面図。 (b)第2の布体の落下工程を示す側面図。
【図10】(a)第3の布体の3分1の折り工程を示す
平面図。 (b)第3の布体の3分1の折り工程を示す側面図。
【図11】(a)第3の布体の落下工程を示す平面図。 (b)第3の布体の落下工程を示す側面図。
【図12】(a)折り畳み、積み重ねたオムツの待機位
置への搬送工程を示す側面図。 (b)折り畳み、積み重ねたオムツの待機位置への搬送
工程を示す断面図。
【図13】(a)折り畳ねた布体左右の跳ね上げ工程を
示す側面図。 (b)折り畳ねた布体左右の跳ね上げ工程を示す正面
図。
【図14】逆転コンベア作動状態の側面図。
【図15】オムツが整姿コンベア上に移行した状態の側
面図。
【図16】全工程終了状態を示す側面図。
【図17】本発明に係る装置による作業工程の前半を示
す説明図。
【図18】本発明に係る装置による作業工程の後半を示
す説明図。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の経路に沿って設置された搬送手段
    により複数枚の布体を順次搬送し、その搬送手段の前段
    に設けた折り畳み手段により、必要な布体を所定の形状
    に折り畳むとともに、この折り畳み手段に設けた選択手
    段によって布体が折り畳み手段を通過するか或は経由す
    るかを選択可能とし、搬送経路上の組み合わせ位置に設
    けた受け支え部材に各布体を所定の位置関係のもとに積
    み重ねるために、当該受け支え部材を方向転換可能に設
    けた構成を有するオムツの折り畳み装置であって、搬送
    手段10によって搬送され組み合わせ位置Aに到達した
    布体Wの位置を変更するために作動可能であり、かつ所
    定の位置関係のもとに積み重ねられた布体Wを搬送手段
    10の後段へ搬出するために、作動可能なコンベア装置
    21を方向転換可能な受け支え部材20に設けたことを
    特徴とするオムツの折り畳み装置。
  2. 【請求項2】 折り畳み機構は、投入コンベア11とそ
    こから搬出された布体Wを順送及び逆送することによっ
    て折り畳むコンベア12及び該コンベア12を可逆運転
    可能とする選択手段を具備した駆動装置19とからなる
    請求項第1項記載のオムツの折り畳み装置。
  3. 【請求項3】 組み合わせ位置A前後における搬送手段
    10は、布体を滑らせて搬送可能であり、かつ落下のた
    め長手方向の中心線の左右に開閉可能に設けた落とし板
    13と該落とし板13との間で布体Wを挾持搬送するた
    めの挾持コンベア14とからなる請求項第1項記載のオ
    ムツの折り畳み装置。
  4. 【請求項4】 コンベア装置21は、搬送手段10に於
    ける搬送方向に対してほぼ直交方向へ往復動可能に設け
    られており、そこへ落とされた布体を搬送方向の中心線
    の左右に移動させて位置を修正するとともに、その後受
    け支え部材20の方向転換によってほぼ直角に向きを変
    え、コンベア装置21の移動方向が搬送手段10の搬送
    方向と一致することにより布体を搬出するようにした請
    求項第1項記載のオムツの折り畳み装置。
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