JP2734168B2 - 板金製箱状体の作図方法 - Google Patents

板金製箱状体の作図方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板金製箱状体の作図方法に関するものであ
り、更に詳しくは、板金製箱状体の加工手配図への加工
データ等の加工指示情報の記載に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、ユーザーの注文による承認図に応じて、CADシ
ステムを用いて設計された製品のCADデータから加工デ
ータおよび加工手配図を作成する場合はCADデータを入
力することにより、プログラム化された手順に従って自
動的に加工データおよび加工手配図が作成されるように
なっている。
このようにして得られた加工データあるいは特殊溶接
等の特定作業についての加工指示は、加工手配図図面上
に手書きあるいは別紙によってなされ、加工作業者はそ
れによって加工するといったことが行われていた。
このような従来の方式においては加工データを、設計
者あるいは加工手配者といったシステムの操作者がCRT
画面上で確認することまではせずに、図面および別紙と
して出力されている。従って、製品の加工において、CA
Dデータのインプットミスあるいはハード上の間違い等
からの誤ったデータによる加工がしばしば発生するとい
う不都合があった。更に、特殊溶接等の手作業で行われ
るような特定作業の場合は、図面上での加工指示が不十
分なため、作業者の勝手な判断による作業ミス、作業の
抜け等が発生することがあった。
即ち、従来の方式においては、CADシステムを用いて
設計されたCADデータから作成する加工データは、検証
ということがあまり考慮されていないために、しばしば
誤った加工が生じ作業効率が上がらないという問題があ
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように従来の方式における、誤ったデータある
いは作業者の勝手な判断による作業ミス、作業の抜けと
いった原因による誤った加工が生じるという問題を解消
し、加工データの検証がやり易くなるようにして、作業
効率を向上させることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために次のような手段
を有するものである。
即ち、CADシステムで設計され、記憶された板金製箱
状体のCADデータから加工情報を抽出し、前記加工情報
を基に加工穴の位置データと加工形状データとからなる
穴加工データを作成し、図面上に前記箱状体の作図を行
うとともに、図面の所定箇所に前記穴加工データを作
表、表示し、併せて人手作業による特定加工の有無を判
定し、有りと判定された時にはその加工指示内容を表示
することを特徴とする板金製箱状体の作図方法とするも
のである。
〔作用〕
CADシステムを用いて設計され、記憶されている板金
製箱状体のCADデータから直接、人手を介さずに穴加工
データを抽出作成することにより、誤ったCADデータが
入力される可能性がなくなり、誤データの発生を大幅に
減少することができる。また、その穴加工データを図面
の所定箇所に自動的に作表、表示し、更に、手作業によ
る特殊溶接等の特定作業がある場合は、併せてその加工
指示をも加工手配図上に表示するようしたことにより、
設計者、加工手配者あるいは加工作業者の検証、確認が
容易に行われ、加工での作業者の勝手な判断によるミ
ス、作業ミスあるいは作業の抜けといった原因による誤
った加工が生じることを大幅に減少させることができ
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施例につき詳細に説明する。この実施
例は、板金加工、特殊溶接、穴加工等により箱状体を作
成する場合の板金製箱状体の作図方法として実施したも
のを例示するものである。
第2図は本発明の実施例の加工データ自動作成システ
ムの構成を示すシステム構成図である。この加工データ
自動作成システムは二つのサブシステムから構成されて
いる。その一つは製品の自動設計、CADデータを作成す
るCADシステムであり、データ入力部11、CADデータ作成
CPU12、CADデータ用ファイルディスク装置13から構成さ
れている。このサブシステムは従来の入力データから自
動設計を行うCADシステムと同じ構成のものである。
一方、本発明の実施例の係わるもう一方のサブシステ
ムはCADデータ用ファイルディスク装置13、加工データ
作成CPU14、NCデータ用フロッピーディスク装置15、加
工手配図用の図形データ用ファイルディスク装置16およ
び加工手配図を作成するプロッター17とから構成される
部分である。ここで、CADデータ用ファイルディスク装
置13はCADシステムにおいては作成されたデータを保存
する部分に、後のサブシステムにおいてはデータ入力部
に相当する。また、NCデータ用フロッピーディスク装置
15はNC加工のためのNCデータの収納をするフロッピーデ
ィスク装置である。
このような構成での加工データ自動作成及び作図処理
は、第1図に示すフローチャートに従って行われる。つ
まり、ステップ21では、CADデータ用ファイルディスク
装置13に記憶されたCADデータから加工情報を抽出す
る。
次に、ステップ22ではステップ21で抽出した加工情報
から、加工穴の位置データと加工形状データからなる加
工データを作成する。
更に、ステップ23から板金加工手配図の作成にかか
る。まず、このステップ23で図面上に作図を行う。板金
加工手配図の例を示す第3図において図の部分の作成に
当たるのがこのステップ23の処理である。第3図は箱体
を示した図であり、左から箱体の左側面図31、32が扉を
表す正面図、33が箱体の上側面図、34が下側面図、35が
右側面図、36が扉の中の中蓋を示した正面図、37が箱体
の背面図である。
次に、ステップ24では、板金加工手配図にステップ22
で作成した抜き穴加工の位置データ(X,Y)および抜き
穴加工形状データ(L1,L2,L3(R))図面内の連番と対
応するように表に並べ替え、抜き穴全てを作表、表示す
る。第3図は、この板金の抜き穴加工の図面作成例を示
したものであり、抜き穴に連番(1〜18)をつけ図面右
に示す加工データの表との対応がつけられるようになっ
ている。即ち、図面上の角穴および丸穴および丸穴の連
番(NO)に対応して、表にはそれぞれの穴の中心座標
(X,Y)と角穴の場合の横方向長さ(L1)、縦方向長さ
(L2)、丸穴の場合の穴直径(L1)、角穴の場合の穴コ
ーナー部のR加工の半径L3(R)とを示したものであ
る。
ステップ25で例えば特殊溶接作業のような人手作業に
より特定加工の加工指示が有るかどうかの判定がなされ
る。加工指示が無い場合は、次のステップ27に移る。ス
テップ25で加工指示が有ると判定されると、ステップ26
へ進む。
ステップ26では加工情報から加工指示内容を検索し、
該当する項目を板金加工手配図に表示する。第3図の板
金加工手配図においては「*溶接*吊り下げボルト補強
金具」および「*溶接*カードホルダーSPC B5サイズ」
がこの加工指示内容を表示したものである。ここで「*
溶接*吊り下げボルト補強金具」は箱体上部に吊り下げ
ボルト用の補強金具を溶接することを指示したものであ
る。また、「*溶接*カードホルダーSPC B5サイズ」は
図中CHで示す扉の裏面にB5サイズで材料がSPCのカード
ホルダーを溶接により作成することを指示したものであ
る。
次に、ステップ27では、前記の各ステップを経て作成
した板金加工手配図をプロッター17によって印刷出力す
る。
出力された板金加工手配図をステップ28で操作者が加
工指示および図面と加工データを表示した表とから検証
し、正しくなければステップ21に戻りデータを確認し再
度同様の処理をする。正しいと判定されれば、加工デー
タを出力する指示を与えステップ29でNCデータ用フロッ
ピーディスク装置15に加工データを出力する。
このようにして作成された板金加工手配図をもとに、
加工作業者に対して加工手配を行う。一方、受けた加工
作業者は同じく、加工指示および図面と加工データを表
示した表とから加工事項を確認し、加工を実施する。こ
のように、板金加工手配をする側も、加工を実施する側
も共にこの板金加工手配図によって、加工データの検
証、確認が簡単にでき、誤った加工データあるいは作業
者の勝手な判断による作業ミス、作業の抜けといった誤
った加工が生じることがなくなる。
尚、上記実施例では、加工指示表示の作業を特殊溶接
作業の場合で例示したが、本発明の用途はこれに限定さ
れるものではなく、例えば人手作業による塗装等の加工
に対しても図面上で何らかの指示をする際に広く応用で
きるものである。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べたように、CADシステムで設計さ
れ、記憶された板金製箱状体のCADデータから加工情報
を抽出し、前記加工情報を基に加工穴の位置データと加
工形状データとからなる穴加工データを作成し、図面上
に前記箱状体の作図を行うとともに、図面の所定箇所に
前記穴加工データを作表、表示し、併せて人手作業によ
る特定加工の有無を判定し、有りと判定された時にはそ
の加工指示内容を表示することを特徴とする板金製箱状
体の作図方法としたことにより、加工データの検証が設
計者、加工手配者あるいは加工作業者等により容易に行
われ、誤ったデータあるいは特定作業での作業者の勝手
な判断による作業ミス、作業の抜けといった原因での、
誤った加工が生じるということを大幅に減少し、従っ
て、作業効率が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の板金製箱状体の作図方法の加工デー
タ作成CPUの処理手順の実施例を示したフローチャー
ト、第2図は本発明の実施例の加工データ自動作成シス
テムの構成を示したシステム構成図、第3図は本発明の
実施例の出力図である。 12……CADデータ作成CPU、13……CADデータファイルデ
ィスク装置 14……加工データ作成CPU、16……図形データ用ファイ
ルディスク装置 17……プロッター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CADシステムで設計され、記憶された板金
    製箱状体のCADデータから加工情報を抽出し、前記加工
    情報を基に加工穴の位置データと加工形状データとから
    なる穴加工データを作成し、図面上に前記箱状体の作図
    を行うとともに、図面の所定箇所に前記穴加工データを
    作表、表示し、併せて人手作業による特定加工の有無を
    判定し、有りと判定された時にはその加工指示内容を表
    示することを特徴とする板金製箱状体の作図方法。
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