JP3161195B2 - Ncデータ作成装置 - Google Patents
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- JP3161195B2 JP3161195B2 JP33229493A JP33229493A JP3161195B2 JP 3161195 B2 JP3161195 B2 JP 3161195B2 JP 33229493 A JP33229493 A JP 33229493A JP 33229493 A JP33229493 A JP 33229493A JP 3161195 B2 JP3161195 B2 JP 3161195B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Numerical Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御で用いられる
工作機械のNCデータの自動作成装置に関する。
工作機械のNCデータの自動作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御で用いられる工作機械の
制御データは、設計図に基づいて使用する工具の形状や
加工内容を、APTを代表とする数値制御プログラム言
語で記述し作成されていた。
制御データは、設計図に基づいて使用する工具の形状や
加工内容を、APTを代表とする数値制御プログラム言
語で記述し作成されていた。
【0003】しかし、マニュアルプログラミングでのN
Cデータの作成は、複雑で膨大な計算が必要であり、ま
た、加工ノウハウを有する専門家のみができる作業であ
った。
Cデータの作成は、複雑で膨大な計算が必要であり、ま
た、加工ノウハウを有する専門家のみができる作業であ
った。
【0004】そのため、設計時間の短縮や設計作業の標
準化等を目的とし、コンピュータ支援設計CAD(モデ
ル化してコンピュータ内部に記憶させた製品形状(図形
モデル)をグラフィックディスプレイ装置に表示させ、
対話式に設計データの訂正や修正を行う)が、発達して
いる。そして、デジタル化された設計データが大量に保
有されるに伴い、工作機械の制御データを、CADコン
ピュータで作成されたデジタル化設計データから自動的
に作成することが行われて来ている。
準化等を目的とし、コンピュータ支援設計CAD(モデ
ル化してコンピュータ内部に記憶させた製品形状(図形
モデル)をグラフィックディスプレイ装置に表示させ、
対話式に設計データの訂正や修正を行う)が、発達して
いる。そして、デジタル化された設計データが大量に保
有されるに伴い、工作機械の制御データを、CADコン
ピュータで作成されたデジタル化設計データから自動的
に作成することが行われて来ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、設計データ
は、設計対象単位に独立であり、複数の部品から構成さ
れた製品の該部品間に関連するデータ、例えば、共通の
穴を修正する場合、各構成部品は、加工情報、例えば、
穴番号・加工方向・加工種類・寸法・板厚等のデータと
隣接あるいは従属関係などを有する他の構成部品とを関
連付けるデータを有していないため、使用者が、関連す
る部品データを各々修正する必要があった。
は、設計対象単位に独立であり、複数の部品から構成さ
れた製品の該部品間に関連するデータ、例えば、共通の
穴を修正する場合、各構成部品は、加工情報、例えば、
穴番号・加工方向・加工種類・寸法・板厚等のデータと
隣接あるいは従属関係などを有する他の構成部品とを関
連付けるデータを有していないため、使用者が、関連す
る部品データを各々修正する必要があった。
【0006】例えば、図4に示す、3種類の部品C1〜
C3からなる製品Cに対する六角穴付ボルトのボルト穴
(以下SSH穴と称す)穴あけ加工を施す場合は、デー
タベース中の蓄積設計データを検索し、製品Cに対し従
属関係にある構成部品を抽出し、そして、抽出された構
成部品C1〜C3が、異なった基準座標点S1〜S3を
有している場合は、加工穴Pの座標を部品毎のローカル
座標系に変換する必要があった。
C3からなる製品Cに対する六角穴付ボルトのボルト穴
(以下SSH穴と称す)穴あけ加工を施す場合は、デー
タベース中の蓄積設計データを検索し、製品Cに対し従
属関係にある構成部品を抽出し、そして、抽出された構
成部品C1〜C3が、異なった基準座標点S1〜S3を
有している場合は、加工穴Pの座標を部品毎のローカル
座標系に変換する必要があった。
【0007】また、構成部品C1〜C3単位に加工穴形
状を分割し、加工情報、例えば、部品C1は、M16の
SSH穴のドリル加工からざぐり加工を施す、部品C2
は、17φのドリルを用い貫通穴加工を施す、部品C3
は、M16でピッチ2.0のネジ穴加工を施す等の情報
を構成部品単位に設定し、加工箇所に関連を有する構成
部品、例えば、図4(b)〜図4(d)に示される構成
部品の寸法値A〜Hを、変更する必要があった。
状を分割し、加工情報、例えば、部品C1は、M16の
SSH穴のドリル加工からざぐり加工を施す、部品C2
は、17φのドリルを用い貫通穴加工を施す、部品C3
は、M16でピッチ2.0のネジ穴加工を施す等の情報
を構成部品単位に設定し、加工箇所に関連を有する構成
部品、例えば、図4(b)〜図4(d)に示される構成
部品の寸法値A〜Hを、変更する必要があった。
【0008】したがって、構成部品件数の増加に伴い、
作業の効率化や設計データの整合性を満たすことは、非
常に困難で有り、また、干渉チェックは部品単位で行な
うため、隣接関係にある部品との干渉が見逃され、製造
段階で不具合が発見される場合も有った。
作業の効率化や設計データの整合性を満たすことは、非
常に困難で有り、また、干渉チェックは部品単位で行な
うため、隣接関係にある部品との干渉が見逃され、製造
段階で不具合が発見される場合も有った。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、NCデータの品質を高め、
かつ、作業工数の削減も図れる、NCデータ作成装置を
提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、NCデータの品質を高め、
かつ、作業工数の削減も図れる、NCデータ作成装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
の本発明は、部品間の相互関係を含む設計情報や加工種
別や加工ツールの定義情報を入力する入力手段、加工対
象部品の指定や処理内容の指示情報を入力する指示手
段、前記部品間の相互関係を含む設計情報や加工種別や
加工ツールの定義情報を含む加工情報を蓄積している記
憶手段、前記指示情報に基づき、前記記憶手段から設計
情報や加工情報を抽出する選定部と、設計情報と加工情
報に基づき、部品および加工ツールの立体モデルを作成
するソリッドモデリング作成部と、前記立体モデルに基
づき、前記加工対象部品および関連部品に対する加工種
別の妥当性や、前記関連部品間の干渉の有無、および加
工ツール間の干渉の有無を、予め設定された判定条件に
従って判定する判定部と、設計情報および加工情報を変
更する変換部と、NCデータを作成するNCデータ作成
部と、各部あるいは各手段に指示を与える制御部とを有
する演算処理手段、前記ソリッドモデリング部により作
成された立体モデルや前記判定部の判定結果を出力する
表示手段、及び前記NCデータを外部に出力する出力手
段を有するNCデータ作成装置であって、 前記変換部
は、 部品の立体モデルを使用した、加工対象部品および
関連部品に対する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉
の有無の判定結果に基づき、設計情報を変更し、 変更さ
れた設計情報から作成される部品および加工ツールの立
体モデルを使用した、加工ツール間の干渉の有無の判定
結果に基づき、加工情報を変更し、 前記NCデータ作成
部は、 変更された設計情報および加工情報を変換して、
NCデータを作成することを特徴とするNCデータ作成
装置である。
の本発明は、部品間の相互関係を含む設計情報や加工種
別や加工ツールの定義情報を入力する入力手段、加工対
象部品の指定や処理内容の指示情報を入力する指示手
段、前記部品間の相互関係を含む設計情報や加工種別や
加工ツールの定義情報を含む加工情報を蓄積している記
憶手段、前記指示情報に基づき、前記記憶手段から設計
情報や加工情報を抽出する選定部と、設計情報と加工情
報に基づき、部品および加工ツールの立体モデルを作成
するソリッドモデリング作成部と、前記立体モデルに基
づき、前記加工対象部品および関連部品に対する加工種
別の妥当性や、前記関連部品間の干渉の有無、および加
工ツール間の干渉の有無を、予め設定された判定条件に
従って判定する判定部と、設計情報および加工情報を変
更する変換部と、NCデータを作成するNCデータ作成
部と、各部あるいは各手段に指示を与える制御部とを有
する演算処理手段、前記ソリッドモデリング部により作
成された立体モデルや前記判定部の判定結果を出力する
表示手段、及び前記NCデータを外部に出力する出力手
段を有するNCデータ作成装置であって、 前記変換部
は、 部品の立体モデルを使用した、加工対象部品および
関連部品に対する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉
の有無の判定結果に基づき、設計情報を変更し、 変更さ
れた設計情報から作成される部品および加工ツールの立
体モデルを使用した、加工ツール間の干渉の有無の判定
結果に基づき、加工情報を変更し、 前記NCデータ作成
部は、 変更された設計情報および加工情報を変換して、
NCデータを作成することを特徴とするNCデータ作成
装置である。
【0011】
【作用】以上のように構成された本発明に係る装置は、
干渉の有無の判定に基づく設計情報および加工情報の変
更結果を、NCデータに自動的にフィードバックでき
る。したがって、多数の部品から構成された製品を対象
とする加工条件の変更であっても、作業の効率化や作業
工数の削減が図れ、かつ、設計データおよびNCデータ
の整合性を満たすことが容易である。
干渉の有無の判定に基づく設計情報および加工情報の変
更結果を、NCデータに自動的にフィードバックでき
る。したがって、多数の部品から構成された製品を対象
とする加工条件の変更であっても、作業の効率化や作業
工数の削減が図れ、かつ、設計データおよびNCデータ
の整合性を満たすことが容易である。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0013】図1は、本発明に係る装置を機能的な構成
で表したブロック図、図2は、図1の装置の具体的構成
を説明するための概略図、図3は、図1の装置の動作を
説明するための流れ図である。
で表したブロック図、図2は、図1の装置の具体的構成
を説明するための概略図、図3は、図1の装置の動作を
説明するための流れ図である。
【0014】本発明に係る装置は、図1に示すように、
演算処理手段1、入力手段2、出力手段3、指示手段
4、記憶手段5、及び表示手段6を有する。
演算処理手段1、入力手段2、出力手段3、指示手段
4、記憶手段5、及び表示手段6を有する。
【0015】演算処理手段1は、指示情報に基づき、前
記記憶手段5から設計情報や加工情報を抽出する選定部
と、設計情報と加工情報に基づき、部品および加工ツー
ルの立体モデルを作成するソリッドモデリング作成部
と、前記立体モデルに基づき、前記加工対象部品および
関連部品に対する加工種別の妥当性や、前記関連部品間
の干渉の有無、および加工ツール間の干渉の有無を、予
め設定された判定条件に従って判定する判定部と、設計
情報および加工情報を変更する変換部と、NCデータを
作成するNCデータ作成部と、各部あるいは各手段に指
示を与える制御部とを有する。なお、変換部は、部品の
立体モデルを使用した、加工対象部品および関連部品に
対する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉の有無の判
定結果に基づき、設計情報を変更し、そして、変更され
た設計情報から作成される部品および加工ツールの立体
モデルを使用した、加工ツール間の干渉の有無の判定結
果に基づき、加工情報を変更する。また、NCデータ作
成部は、変更された設計情報および加工情報を変換し
て、NCデータを作成する。
記記憶手段5から設計情報や加工情報を抽出する選定部
と、設計情報と加工情報に基づき、部品および加工ツー
ルの立体モデルを作成するソリッドモデリング作成部
と、前記立体モデルに基づき、前記加工対象部品および
関連部品に対する加工種別の妥当性や、前記関連部品間
の干渉の有無、および加工ツール間の干渉の有無を、予
め設定された判定条件に従って判定する判定部と、設計
情報および加工情報を変更する変換部と、NCデータを
作成するNCデータ作成部と、各部あるいは各手段に指
示を与える制御部とを有する。なお、変換部は、部品の
立体モデルを使用した、加工対象部品および関連部品に
対する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉の有無の判
定結果に基づき、設計情報を変更し、そして、変更され
た設計情報から作成される部品および加工ツールの立体
モデルを使用した、加工ツール間の干渉の有無の判定結
果に基づき、加工情報を変更する。また、NCデータ作
成部は、変更された設計情報および加工情報を変換し
て、NCデータを作成する。
【0016】入力手段2は、部品間の相互関係を含む設
計情報や加工種別や加工ツールの定義情報を入力し、指
示手段4は、加工対象部品の指定や処理内容の指示情報
を入力し、記憶手段5は、部品間の相互関係を含む設計
情報や加工種別や加工ツールの定義情報を含む加工情報
を蓄積しており、表示手段6は、ソリッドモデリング部
により作成された立体モデルや判定部の判定結果を出力
し、出力手段3は、作成されたNCデータを外部に出力
する。
計情報や加工種別や加工ツールの定義情報を入力し、指
示手段4は、加工対象部品の指定や処理内容の指示情報
を入力し、記憶手段5は、部品間の相互関係を含む設計
情報や加工種別や加工ツールの定義情報を含む加工情報
を蓄積しており、表示手段6は、ソリッドモデリング部
により作成された立体モデルや判定部の判定結果を出力
し、出力手段3は、作成されたNCデータを外部に出力
する。
【0017】具体的な装置構成は、図2に示すように、
演算処理手段1は、例えば、ワークステーションのCP
U装置、入力手段2は、例えば、タブレット21やディ
ジタイザ22等の入力装置、出力手段3は、例えば、レ
ーザープリンタ31やXYプロッタ32やRS−232
CあるいはRS−422で接続された通信装置33等の
出力装置、指示手段4は、例えば、マウス41やキーボ
ード42、記憶手段5は、例えば、ハードディスク装置
51やフレキシブル磁気ディスク装置52、表示手段6
は、グラフィックディスプレイ装置である。
演算処理手段1は、例えば、ワークステーションのCP
U装置、入力手段2は、例えば、タブレット21やディ
ジタイザ22等の入力装置、出力手段3は、例えば、レ
ーザープリンタ31やXYプロッタ32やRS−232
CあるいはRS−422で接続された通信装置33等の
出力装置、指示手段4は、例えば、マウス41やキーボ
ード42、記憶手段5は、例えば、ハードディスク装置
51やフレキシブル磁気ディスク装置52、表示手段6
は、グラフィックディスプレイ装置である。
【0018】また、PPR(プリンタ/パンチャ/リー
ダ)や通信装置等を使用し、入力装置と出力装置とを兼
ねさせることや、ハードディスク装置やフレキシブル磁
気ディスク装置等を使用し、入力装置と記憶装置と出力
装置とを兼ねさせることもできる。
ダ)や通信装置等を使用し、入力装置と出力装置とを兼
ねさせることや、ハードディスク装置やフレキシブル磁
気ディスク装置等を使用し、入力装置と記憶装置と出力
装置とを兼ねさせることもできる。
【0019】次に、図3を使用し、本発明に係る装置の
動作に関し説明する。
動作に関し説明する。
【0020】グラフィックディスプレイ装置の3次元表
示画面上の基準となる点を、例えば、マウスを使用し入
力し(S1)、そして、該基準点に基づいた画面上の位
置に、加工対象の製品をベクトルで配置する(S2)。
示画面上の基準となる点を、例えば、マウスを使用し入
力し(S1)、そして、該基準点に基づいた画面上の位
置に、加工対象の製品をベクトルで配置する(S2)。
【0021】なお、構成部品に追加または削除を施すこ
とにより、部品間の関連が解ける配置を設定する場合、
ユーザーが処理内容を指示し、設定するようにできる。
とにより、部品間の関連が解ける配置を設定する場合、
ユーザーが処理内容を指示し、設定するようにできる。
【0022】次に、基準点を原点とする加工点の座標値
を入力し(S3)、そして、構成部品の加工情報を入力
する(S4)。
を入力し(S3)、そして、構成部品の加工情報を入力
する(S4)。
【0023】3種類の部品C1〜C3からなる製品Cに
対するM16SSH穴あけ加工を施す場合は、自動的に
データベースから従属関係にある構成部品C1〜C3が
抽出され、加工穴Pの座標を部品毎のローカル座標系に
変換し、そして、加工穴形状を分割する。そして、部品
C1は、M16のSSH穴のドリル加工からざぐり加工
を施す、部品C2は、17φのドリルを用い貫通穴加工
を施す、部品C3は、M16でピッチ2.0のネジ穴加
工を施す等の加工情報が設定される。
対するM16SSH穴あけ加工を施す場合は、自動的に
データベースから従属関係にある構成部品C1〜C3が
抽出され、加工穴Pの座標を部品毎のローカル座標系に
変換し、そして、加工穴形状を分割する。そして、部品
C1は、M16のSSH穴のドリル加工からざぐり加工
を施す、部品C2は、17φのドリルを用い貫通穴加工
を施す、部品C3は、M16でピッチ2.0のネジ穴加
工を施す等の加工情報が設定される。
【0024】次に、入力した加工情報の妥当性、例え
ば、設定した板厚に対する加工径の値の大小を比較し、
適用し得る場合は、S6に進み、適用し得ない場合は、
S4に戻る(S5)。
ば、設定した板厚に対する加工径の値の大小を比較し、
適用し得る場合は、S6に進み、適用し得ない場合は、
S4に戻る(S5)。
【0025】次に、加工箇所に関連を有する構成部品、
例えば、3種類の部品C1〜C3のそれぞれの寸法値A
〜Hを、自動的に変更する(S6)。そして、パラメト
リック関数で表現された(各構成部品の)加工部位のソ
リッドモデルを、自動作成する(S7)。
例えば、3種類の部品C1〜C3のそれぞれの寸法値A
〜Hを、自動的に変更する(S6)。そして、パラメト
リック関数で表現された(各構成部品の)加工部位のソ
リッドモデルを、自動作成する(S7)。
【0026】次に、作成されたソリッドモデルに基づ
き、設定した加工形状に対し他に存在する加工部位、例
えば、キー溝と干渉していないか等の干渉チェックを行
い、干渉が無い場合は、S9に進み、干渉が有る場合
は、加工情報(加工種別の情報)および設計情報を変更
するためにS4に戻る(S8)。つまり、部品のソリッ
ドモデルを使用した、加工対象部品および関連部品に対
する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉の有無の判定
結果に基づき、設計情報を変更して設定する。
き、設定した加工形状に対し他に存在する加工部位、例
えば、キー溝と干渉していないか等の干渉チェックを行
い、干渉が無い場合は、S9に進み、干渉が有る場合
は、加工情報(加工種別の情報)および設計情報を変更
するためにS4に戻る(S8)。つまり、部品のソリッ
ドモデルを使用した、加工対象部品および関連部品に対
する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉の有無の判定
結果に基づき、設計情報を変更して設定する。
【0027】次に、変更された設計情報に基づき、加工
穴の加工ツール、加工順、切削条件を、自動設定する
(S9)。そして、各構成部品のソリッドモデルと加工
ツールに係る加工情報とで集合演算を行うことによっ
て、加工ツールによって削られた加工穴形状、つまり、
複数の構成部品に関連する加工部位のソリッドモデル
を、自動作成する(S10)。
穴の加工ツール、加工順、切削条件を、自動設定する
(S9)。そして、各構成部品のソリッドモデルと加工
ツールに係る加工情報とで集合演算を行うことによっ
て、加工ツールによって削られた加工穴形状、つまり、
複数の構成部品に関連する加工部位のソリッドモデル
を、自動作成する(S10)。
【0028】次に、作成されたソリッドモデルに基づ
き、干渉チェックを行う(S11)。具体的には、加工
穴同志の干渉チェックを行い、加工部位同志の干渉の検
出精度を向上させる。さらに、ツール、ホルダー等のツ
ーリング部品のソリッドモデルを自動作成し、加工穴同
志は干渉していないがツールどうしが干渉し合ってしま
う等の干渉チェックを行い、干渉が無い場合は、S12
に進み、干渉が有る場合は、加工情報(ツーリング構成
部品の情報)を変更するために、S13に進む。つま
り、変更された設計情報から作成される部品および加工
ツールのソリッドモデルを使用した、ツール間の干渉の
有無の判定結果に基づき、加工情報を変更して設定す
る。
き、干渉チェックを行う(S11)。具体的には、加工
穴同志の干渉チェックを行い、加工部位同志の干渉の検
出精度を向上させる。さらに、ツール、ホルダー等のツ
ーリング部品のソリッドモデルを自動作成し、加工穴同
志は干渉していないがツールどうしが干渉し合ってしま
う等の干渉チェックを行い、干渉が無い場合は、S12
に進み、干渉が有る場合は、加工情報(ツーリング構成
部品の情報)を変更するために、S13に進む。つま
り、変更された設計情報から作成される部品および加工
ツールのソリッドモデルを使用した、ツール間の干渉の
有無の判定結果に基づき、加工情報を変更して設定す
る。
【0029】次に、設定されたデータを、NCデータの
方に自動的にフィードバックする(S12)。つまり、
変更された設計情報および加工情報を変換して、NCデ
ータを、自動的に作成する。したがって、作業の効率化
や作業工数の削減が図れ、かつ、設計データおよびNC
データの整合性を満たすことが容易である。
方に自動的にフィードバックする(S12)。つまり、
変更された設計情報および加工情報を変換して、NCデ
ータを、自動的に作成する。したがって、作業の効率化
や作業工数の削減が図れ、かつ、設計データおよびNC
データの整合性を満たすことが容易である。
【0030】また、S13では、ツーリング構成部品の
変更、加工順の再設定を行いS9に戻る。なお、自動設
定については、プログラムによって予め定めた設計条件
やツール種類を種々変更する、あるいは所定値ずつ変更
する技術が公知であるため、その詳細は省略する。ま
た、手動設定については、タブレット21やデジタイザ
22等を使用して、ユーザーが適宜入力できる。
変更、加工順の再設定を行いS9に戻る。なお、自動設
定については、プログラムによって予め定めた設計条件
やツール種類を種々変更する、あるいは所定値ずつ変更
する技術が公知であるため、その詳細は省略する。ま
た、手動設定については、タブレット21やデジタイザ
22等を使用して、ユーザーが適宜入力できる。
【0031】このように、本実施例によれば、製品を構
成する複数の部品に関連する加工情報あるいは加工部位
の位置等を修正する場合、部品の立体モデルに基づき、
加工対象部品および関連部品に対する加工種別の妥当性
や関連部品間の干渉の有無を、予め設定された判定条件
に従って判定し、加工対象部品および関連部品の設計情
報を変更すると共に、当該設計情報に基づいて、部品お
よび加工ツールの立体モデルを作成し、加工対象部品お
よび関連部品に対する加工種別の妥当性や、関連部品間
の干渉の有無、および加工ツール間の干渉の有無を、予
め設定された判定条件に従って判定し、加工情報を変更
し、結果をNCデータに自動的にフィードバックでき
る。したがって、多数の部品から構成された製品を対象
とする加工条件の変更であっても、設計データの整合性
を満たすことが容易であり、また、効率的に作業を行う
ことができ、作業工数の削減が図れる。
成する複数の部品に関連する加工情報あるいは加工部位
の位置等を修正する場合、部品の立体モデルに基づき、
加工対象部品および関連部品に対する加工種別の妥当性
や関連部品間の干渉の有無を、予め設定された判定条件
に従って判定し、加工対象部品および関連部品の設計情
報を変更すると共に、当該設計情報に基づいて、部品お
よび加工ツールの立体モデルを作成し、加工対象部品お
よび関連部品に対する加工種別の妥当性や、関連部品間
の干渉の有無、および加工ツール間の干渉の有無を、予
め設定された判定条件に従って判定し、加工情報を変更
し、結果をNCデータに自動的にフィードバックでき
る。したがって、多数の部品から構成された製品を対象
とする加工条件の変更であっても、設計データの整合性
を満たすことが容易であり、また、効率的に作業を行う
ことができ、作業工数の削減が図れる。
【0032】なお、本実施例では、穴あけ加工を例にと
って説明したが、本発明は、加工情報および判定条件を
適当に変えることによりその他の切削加工にも適用可能
である。
って説明したが、本発明は、加工情報および判定条件を
適当に変えることによりその他の切削加工にも適用可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のNCデー
タ作製装置によれば、製品を構成する複数の部品に関連
する加工情報あるいは加工部位の位置等を修正する場
合、加工条件の変更を効率的に行うことができ、また、
設計データおよびNCデータの整合性を満たすことが容
易であり、作業工数の削減が図れる。
タ作製装置によれば、製品を構成する複数の部品に関連
する加工情報あるいは加工部位の位置等を修正する場
合、加工条件の変更を効率的に行うことができ、また、
設計データおよびNCデータの整合性を満たすことが容
易であり、作業工数の削減が図れる。
【図1】 本発明に係る装置を機能的な構成で表したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 図1の装置の具体的構成を説明するための概
略図である。
略図である。
【図3】 図1の装置の動作を説明するための流れ図で
ある。
ある。
【図4】 従来の装置の動作を説明するための概念図で
ある。
ある。
1…演算処理手段、 2…入力手段、
3…出力手段、 4…指示手段、
5…記憶手段 6…表示手段、
C1〜C3…構成部品、 S1〜S3…基
準座標軸原点、P…加工穴。
3…出力手段、 4…指示手段、
5…記憶手段 6…表示手段、
C1〜C3…構成部品、 S1〜S3…基
準座標軸原点、P…加工穴。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−269205(JP,A) 特開 平2−108164(JP,A) 特開 平1−133623(JP,A) 特開 平1−311372(JP,A) 特開 昭62−269205(JP,A) 特開 平5−228786(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/4093 G05B 19/4069
Claims (1)
- 【請求項1】部品間の相互関係を含む設計情報や加工種
別や加工ツールの定義情報を入力する入力手段(2)、 加工対象部品の指定や処理内容の指示情報を入力する指
示手段(4)、 前記部品間の相互関係を含む設計情報や加工種別や加工
ツールの定義情報を含む加工情報を蓄積している記憶手
段(5)、 前記指示情報に基づき、前記記憶手段から設計情報や加
工情報を抽出する選定部と、設計情報と加工情報に基づ
き、部品および加工ツールの立体モデルを作成するソリ
ッドモデリング作成部と、前記立体モデルに基づき、前
記加工対象部品および関連部品に対する加工種別の妥当
性や、前記関連部品間の干渉の有無、および加工ツール
間の干渉の有無を、予め設定された判定条件に従って判
定する判定部と、設計情報および加工情報を変更する変
換部と、NCデータを作成するNCデータ作成部と、各
部あるいは各手段に指示を与える制御部とを有する演算
処理手段(1)、 前記ソリッドモデリング部により作成された立体モデル
や前記判定部の判定結果を出力する表示手段(6)、及
び前記NCデータを外部に出力する出力手段(3)を有
するNCデータ作成装置であって、 前記変換部は、 部品の立体モデルを使用した、加工対象部品および関連
部品に対する加工種別の妥当性や関連部品間の干渉の有
無の判定結果に基づき、設計情報を変更し、 変更された設計情報から作成される部品および加工ツー
ルの立体モデルを使用した、加工ツール間の干渉の有無
の判定結果に基づき、加工情報を変更し、 前記NCデータ作成部は、 変更された設計情報および加工情報を変換して、NCデ
ータを作成する ことを特徴とするNCデータ作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33229493A JP3161195B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Ncデータ作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33229493A JP3161195B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Ncデータ作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07191722A JPH07191722A (ja) | 1995-07-28 |
JP3161195B2 true JP3161195B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=18253359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33229493A Expired - Fee Related JP3161195B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Ncデータ作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3161195B2 (ja) |
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CN102985886A (zh) * | 2010-07-02 | 2013-03-20 | 三菱电机株式会社 | 数控编程方法、数控编程装置、程序及数控装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33229493A patent/JP3161195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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