JPS63127853A - 加工経路の算出方法 - Google Patents

加工経路の算出方法

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JPS63127853A
JPS63127853A JP27339086A JP27339086A JPS63127853A JP S63127853 A JPS63127853 A JP S63127853A JP 27339086 A JP27339086 A JP 27339086A JP 27339086 A JP27339086 A JP 27339086A JP S63127853 A JPS63127853 A JP S63127853A
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machining path
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深谷 英幸
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高橋 浩精
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンピュータ支援NCテープ自動プログラミン
グシステムを用いてワークを加工する際の工具の加工経
路の算出方法に関し、一層詳細には、コンピュータ支援
NCテープ自動プログラミングシステムを利用したNC
工作機械において、ワークを複数の加工用工具を用いて
加工する際、先ず、ワークのX軸方向とY軸方向を所定
の長さ単位に区分し、次に、当該区分した領域毎に加工
個所と加工工具に係る加工経路を決定し前記コンピュー
タ支援NCテープ自動プログラミングシステム内の記憶
手段にデータベース止して格納し、次いで、前記所定の
領域毎に決定した加工経路データを本発明に係るコンピ
ュータ支援自動プログラミングシステムにより整理統合
し、最も効率的な工具の加工経路を算出して短時間で効
率的にワークに対する加工等を行うことを可能とした加
工経路の算出方法に関する。
一般に、NC工作機械に係るマシニングセンタにおいて
、複雑且つ大型のワークを加工するには、複数種類の加
工工具(以下、ツールと称する)を何度か交換して加工
を実行する工程を必要とするが、この場合において、ツ
ールの加工経路を無秩序にプログラミングした場合には
、必要以上に同一ツールを間欠的に反復して使用する不
都合が生じ、あるいは、加工経路の冗長部分を必要以上
に多く惹起することにより作業効率を著しく低下させる
欠点が指摘されている。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、コンピュータ支援NCテープ自動プログラミン
グシステムを利用したNC工作機械において、ワークを
複数の加工用工具を用いて加工する際、先ず、ワークを
見かげ上所定の長さに区分した上で、当該区分した領域
毎に加工部位と加工工具に係る加工経路を決定し、前記
コンピュータ支援NCテープ自動プログラミングシステ
ム内の記憶手段にデータベースとして格納し、次に、前
記所定の領域毎に決定した加工経路データをコンピュー
タ支援NC自動プログラミングシステムにより整理統合
し、その結果、最も効率的な加工経路を選択して加工を
行うことを可能とする加工経路の算出方法を提供するこ
とを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は複数の工具を所
定の順序で用いてワークの複数個所の加工を行うNC工
作機械において、ワークを加工する際、先ず、ワークの
加工基準となる座標原点をワーク外周近傍の1地点に決
定し、次に、当該座標原点を基にワークのX軸方向とY
軸方向を所定の単位長さで区分し、次いで、係る区分に
よって形成される所定小領域毎に加工個所を探索し集積
すると共に、当該加工個所の加工工程を探索し集積した
後、同一の加工工具毎に加工可能な加工経路を算出する
ことを特徴とする。
次に、本発明に係る加工経路の算出方法について、これ
を実施するための装置との関係において好適な実施例を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明の加工経路の算出方法に応用されるコン
ピュータ支援NCテープ自動プログラミングシステムの
基本的構成を示す図であり、参照符号10は加工図面に
基づいて入力された加工データ12等が格納される外部
記憶装置を示す。
外部記憶装置10には、さらに、加工を行うためのツー
ルの形状(径、長さ、材質等)、サブホルダ、ベースホ
ルダの形状に係るツールリングデータ14と、実際の加
工個所の座標を加工基準点から算出する座標演算プログ
ラム16と、加工要素に合わせて自動的に使用通路を選
択するツール選択プログラム18と、ツールの経路とワ
ークとの干渉チェックを行う干渉チェックプログラム2
0と、ワークやツールに対する切削条件(送り速度、回
転数等)を算出する切削条件プログラム22と、NC工
作機械のプログラムを作成するためのNCプログラム作
成プログラム24等がデータベースとして予め格納され
ている。
外部記憶袋W10はNCテープ自動プログラミングシス
テムを構成する中央処理装置30に接続されており、こ
の中央処理装置30はキーボード32から入力された加
工情報に係る座標値等の数値データと前記外部記憶装置
10に記憶されたプログラムとから加工経路やツールリ
ングを導出するための一連の処理を行うと共に、I10
コントローラ(入出力コントローラ)34を介してメニ
ュー画面が表示される図形表示装置36の画面表示の制
御を行う。なお、前記110コントローラ34には入力
されたデータおよび演算処理後のデータを確認するため
にプロットして実際に目視で確認するためのXYプロッ
タ38とプリンタ40、および各処理ステップでの入力
状況並びに一連の処理によって作成されたNC加工情報
を祇テープに穿孔するNCテープパンチャー42が接続
される。
本発明方法を実施するためのNCテープ自動プログラミ
ングシステムは概略以上のように構成されるものであり
、次に、本発明に係るNC工作機械の加工経路の算出方
法について、第2図以下に示すフローチャートを参照し
ながら以下詳細に説明する。なお、フローチャートは数
枚の図面に亘るのでその結節点には同一符号ア、イ、つ
・・・等を付して分割する。
第2図のフローチャートにおいて、先ず、オペレータは
キーボード32により当該NCテープ自動プログラミン
グシステムを駆動するキー人力を行う。この指示により
、図形表示装置36には図示しない第1のメニュー画面
、すなわち、オペレーションデータに係る入力指示画面
が表れる。そこで、オペレータは当該第1のメニュー画
面を基に工事番号と工程名称とワークに係る図面番号と
ワーク名称とワークの材質と使用するマシニングセンタ
の名称および使用するパレットの寸法を入力する(ST
PI)。
次に、ステップ2では加工が必要なワークの種類と加工
個所数を第2のメニュー画面に基づいて入力する(Sr
F2)。
次に、ステップ3ではステップ1で選択したマシニング
センタに係るマシンテーブルの加工基準点座標と、ワー
クの原点座標(この場合、ワークの中点の座標)の座標
値(X、Y、Z)と、ワークの高さ寸法およびマシンテ
ーブルに対するワークの傾き程度並びにツールを早送り
することが可能なイニシャル位置およびマシンテーブル
の最大回転半径を第3のメニュー画面に基づき入力する
(SrF3)。
続いて、使用するパレットの番号と前記マシンテーブル
に対するパレットの位置と角度を第4のメニュー画面に
基づいて入力する(SrF4)。
次いで、前記ステップ4で入力したワークの原点座標に
対するワークの加工個所の位置座標(X、Y、Z)を第
5のメニュー画面に基づいて入力する(SrF5)。
次に、ステップ3乃至5で入力したパレットのサイズお
よびワークの基準点に対する加工個所の位置座標値をX
Yプロッタ38によりプロットする(SrF5)。この
場合、プロット出力される内容はワーク原点(ワーク中
央点)の表示と加工個所の表示を含む。
そこで、作業者はステップ6でプロットされた結果がス
テップ3乃至5で入力したデータと合っているかどうか
を目視でチェックし、当該プロットの結果の可否を判定
する(STP?)。
若し、プロット結果に不都合があった場合には、再びス
テップ4乃至7の処置を行い、プロット結果が可となる
まで繰り返す。そしてプロット結果が可となった場合は
次のステップ8に一進行する。
ステップ8では第6のメニュー画面に基づき、ツールの
加工時におけるエアカットaを入力する(第3図、5T
P8)。ここでエアカット量とはワークの加工面とワー
クに対する切削送り開始点間の距離をいう。
次に、ワークの加工個所に対するツールリングの干渉に
係る部位のデータを第7のメニュー画面に基づいて入力
する(SrF2)。ここで、ツールリングの干渉に係る
部位のデータとは、例えば、第4図に示す参照符号1.
、rl、12)rt 、13 、r、、に係る寸法デー
タである。なお、この場合、n、乃至13の値は、基準
面Aに対して上側を正、下側を負として入力する。
この際、ワークに干渉個所がない場合、すなわち、ワー
クが平面等まである場合には干渉個所がない旨を入力し
ておく。
次に、ワークの加工個所の加工形状および加工種類を8
番目のメニュー画面に基づき入力する(STPIO)。
ここで、加工形状とは加工すべき孔の深さや孔の径を表
し、加工種類とはドリル、タップ等ツールの種類を示す
。ここで、必要に応じて今まで入力した加工データを外
部記憶装置10の加工データ12に記憶させておけば好
適である。
次に、ステップ11では、今まで入力したデータに基づ
きツール経路の算出並びに加工順序(この場合、同一の
ツールで複数の個所を加工する)についての決定を行う
。なお、ステップ11の詳細なフローチャートは後記し
て説明する。
次に、ステップ12ではツールとホルダの組み合わせ、
所謂、ツールリングの選定を行う(STP12)。当該
ステップ12ではワークの形状やツールリングの形状に
基づいてツールリングの夫々の要素、すなわち、ツール
とサブホルダとベースホルダとを決定するわけであるが
、当該ステップ12の詳細な説明は後述する。
次に、ステップ13ではワークに係るツールの切削条件
の決定を行う(STP13)。ここで、ツールの切削条
件とは切削送り速度(mm/m1n)とツールの回転数
(r、p、m)に係る条件である。この切削条件はワー
クの材質、ツール径、加工の深さ等から決定され、予め
定められた基準切削条件で加工を行うかどうかの判断は
、例えば、ドリルの場合を例とすれば、ステップ13a
乃至13cの手順により達成される。ステップ13aに
示す第(1)式 %式%(1) の各記号の意味は、第5図に示すように、d。
ニトリル径、14 :加工深さ、!、:加工面からサブ
ホルダ端面までの長さである。また、第5図から諒解さ
れるように、16は第(2)式で表される値となる。
1、=I14 +1.       ・・・(2)そし
て、!、≦に2d、の条件を満足する時には基準切削条
件としく5TP13b) 、当該第(1)式に係る条件
を満足しない時には、基準切削条件をlb/d+の比率
で緩めた条件として切削条件を設定する(STP13c
)。なお、ここで、比例定数に2は予め実験確認等によ
り決定される規格定数であって、例えば、ドリルの径が
8.5f1未満の場合には6.5とするのが好適である
次に、ステップ14ではステップ12で選択したツール
に対して径の小さい順に番号を付加する(STP14)
そこで、ステップ15では前記ツール径に基づくツール
毎のX−Y平面上のツール経路をX−Yプロッタ38を
用いてプロットする(STP15)。
次のステップ16ではステップ15で出力したプロット
図を基にプロット経路に不具合がないかどうかを判定す
る(STP16)。若し、ここで−不具合、すなわち、
加工図面との不一致点やワークとツールリングに干渉点
があった場合には再びステップ9に戻り、当該不具合点
に係る加工個所の位置を再入力する。そして、ステップ
15までの工程を再び実行させて、再度ステップ16で
プロット結果の判定を行う。そして、不一致点や干渉点
がなくなるまでステップ9乃至ステップ16の作業を繰
り返す。不具合点がなくなった場合には第6図に示す次
のステップ17に進む。
ステップ17では加工個所毎のツールリングの高さ方向
、すなわち、Z軸方向のツールの送り経路をプロットす
る(STP17)。
そこで、ステップ18ではZ軸方向の加工経路が加工図
面通りか否か、および干渉点がワークとツールリングに
ないかどうかを判定する(STP18)。若し、不具合
点がある場合には再びステップ9に戻り当該不具合点の
位置座標を再入力する。そこで、ステップ9乃至ステッ
プ17.18の工程をZ軸方向の加工個所毎の不一致点
やツールリングの干渉点がなくなるまで実行する。
そして、Z軸方向の不具合点がなくなりプロット結果が
可となった場合には次のステップ19に進む。ステップ
19ではツールリングに係るツール、サブホルダ、ベー
スホルダの外観と形名その他切削条件およびワークの干
渉点に係るワークの外周等、所謂、ツールレイアウトを
プロットする(STP19)。
そこで、ステップ20では、念のため、再びX1Y、Z
方向について加工図面とのチェックおよび干渉状態をチ
ェックする(STP20)。若し、問題があれば、ステ
ップ9に戻り、再びツールレイアウトが最適となるまで
当該作業を繰り返す。そして、ステップ20に係る目視
チェックの結果が可となった場合には次のステップ21
に進む。
ステップ20までの工程により、ツールリングの選定、
加工経路の算出が完成したので、次に工作機械に係るN
Cプログラムの作成を行う(STP21乃至5TP24
)。当該NCプログラムの作成は本発明の要旨ではない
ので詳述しないが、ステップ21乃至ステップ24の工
程により工作機械に係るNCプログラム(この場合、N
Cテープ)が得られる。
次に、前記したステップ11に係るツールの加工経路の
算出および加工順序の決定について、第7図に示す詳細
なフローチャートを参照しながら以下詳細に説明する。
ステップ30では、ワークの中心座標、すなわち、ワー
クセンタBを読み込む(STP3Q)。
ここで、ワークセンタBとは第8図に示すワークC内の
中心点である。
次に、ワークCを加工する際の基準となる座標点りをワ
ークセンタBを原点とした時の第3象限に決定する(S
 T P31)。この場合、当該加工基準点りは、第8
図に示すように、左下方の点になる。
次に、ステップ32ではワークCのY軸方向を所定の長
さで区分する(STP32)。
そして、ステップ33ではワークCOX軸方向を所定の
長さで区分する(STP33)。前記ステップ32)ス
テップ33におけるX軸方向、Y軸方向の所定の長さl
XとIlyは本実施例においては1X=e、=10(鰭
)とする(第8図参照)。
次いで、ワークCに係る加工個所を、第8図に示すよう
に、加工基準点りから出発して加工個所P、 、P、 
、P、・・・のように順次外方に向かって夫々の区分領
域を探索する(STP34)。
そして、ステップ35では最終の加工個所P2□まで加
工個所の探索作業が終了したかどうかを判定する(ST
P35)。若し、終了していない場合には、再びステッ
プ34に戻り終了するまで探索を繰り返す。終了した場
合には次のステップ36に進む。
次に、ステップ36では上記加工個所P、、P2)・・
・P2□に係る加工個所毎に加工工程を探索する・ここ
で、加工工程とは、1つの加工個所に係る一連の工程、
例えば、座ぐり工程、ドリル工程、タップ工程等をいう
ステップ37では前記ステップ36の加工工程情報を整
理する(STP37)。その加工情報は、例えば、第9
図に示す加工工程表として整理される。第9図に示す加
工工程表において、参照符号Sは座標象限を表し、1工
程、2工程等の工程槽の文字DX、5.20等は夫々ド
リル加工であること、ドリル径およびドリルの長さ等を
示す。また、文字Z X % T ell等は夫々座ぐ
り加工にかかるエンドミルやタップ等を示す。
次に、ステップ38では前記加工基準点りから近い区分
領域毎に加工経路を辿る(STP38)。
ここで、加工基準点から近い順に加工経路を辿る際、同
一ツールで加工可能な点を集積していく方式を採用する
ことにより、ツールの交換を出来るだけ少なくして加工
経路を辿ることが出来る。
そして、全ての加工個所が前記加工経路内に含まれたか
否かを確認する(STP39)。若し、残余の加工個所
がある場合には再度ステップ38を実行する。これで加
工経路が算出される。
以上が加工経路の算出と加工順序の決定に係る詳細フロ
ー、すなわち、第1図に示すゼネラルフローチャートに
おけるステップ11の詳細フローの説明である。
そこで、次に、ステップ12に係るツールリングの選定
方法について第10図以下に示す詳細なフローチャート
を参照しながら、特に、第11図に示すワークFに対す
るツールG、サブホルダH1ベースホルダ■の選定の例
について以下詳細に説明する。
第11図中に示されている参照符号は次の事項を意味す
る。
L :サブホルダHの長さ l、:ツールGの長さ 14 :加工の深さ 15 :加工面からサブホルダHの端面までの長さ C7:ツールGのサブホルダHでの把持量16 :ツー
ルGの先端からサブホルダHの端面までの長さ d、:ツール径 DI =サブホルダ径 D2 :ベースホルダ径 al :ワークGの加工面から1段目の干渉点jIまで
の長さ C2:ワークGの加工面から2段目の干渉点j2までの
長さ C5:1段目の干渉点j、とサブホルダHの端面までの
間隙 C2:2段目の干渉点j2とベースホルダIの端面まで
の間隙 rl :1段目の干渉点jIとツールGの中心までの長
さ C2:2段目の干渉点j2とツールGの中心までの長さ また、第10図に示すフローチャート中の記号に、乃至
に4は経験的、実験的に定められた比例定数と間隙量で
あって夫々次の値および意味を持つものである。
k+ =1.5 : dIに対する第1規格倍数kg 
=6.5  : d、に対する第2規格倍数に、、=4
:基準間隙1(1層) k4=5:基準間隙量(tm) そこで、先ず、ステップ50では加工種類と加工径を読
み込む(STP50)。
そして、次に、5TP50で選択された加工種類に基づ
き所定の基準のサブホルダを仮に決定する(STP51
)。この場合、当該板のサブホルダの決定は前記ツール
選択プログラム18により自動的に行われる。
この準備の基に、先ず、加工面からサブホルダHの端面
までの長さl、を次に示す第(3)式乃至第(5)式の
工程により仮に決定する。
14+に、d、 ≦に、dl  (STP52)・・・
(3)この第(3)式の条件を満足する時にはA、=に
2d、−!、    (STP53)・・・(4)とし
て決定し、第(3)式の条件を満足しない時には C5=に1 d、          (STP54)
  ・・・(5)として決定する。
そして、次に1段目の干渉点jIに係る干渉チェックを
次の第(6)式以降に基づいて行う。
at≠0、または、r1≠O(STP55) ・(61
つまり、ワークの1段目の干渉点j1までの長さa−1
または1段目の干渉点とツール中心までの距離r、がO
でない場合は、干渉チェックの必要があるので次のステ
ップ56に進む。若し、Oである場合には、干渉チェッ
クの必要がないのでツール先端からサブホルダのHの端
面までの距離16は第(7)式で求められる。
16=ll、+zs      (STP63)・・・
(7)今は干渉チェックの必要があるので、次に、第(
8)式に示すステップ56の判定を行う。
rl <(DI +に+) /2  (STP56) 
”’(81当該第(8)式の条件判定は第11図から容
易に判定可能であって当該第(8)式の条件が不成立の
場合は前記ステップ63に進む。然るに、この場合は条
件が成立しているので、次の干渉チェックのためにステ
ップ57乃至59に進む。
当該ステップ57乃至59では次の第(9)式乃至第0
0式に示す条件判定手順に基づき処理が行われる。
l、≧aI 十に4     (STP57)・・・(
9)tls =a、  +1(4(STP58) ・・
・001b、≠0またはr2≠0  (STP59ン−
aυこれらのステップでは、先ず、ステップ53若しく
はステップ54で決定したl、の長さについて、サブホ
ルダHの端面がワークの1段目の干渉点a、と基準間隙
量に4の和との大小関係について判定し〔第(7)式参
照〕、その条件が成立しない場合はβ、を第0〔式に示
す長さに仮に決定する。そして、成立した時には、さら
にす、≠0またはr2≠Oの判定〔第aυ式参照〕を行
い、2段目の干渉点りに係る干渉チェックを行う。
2段目の干渉チェックのステップは、上記した1段目の
干渉チェックと同様な手順で行うことが出来る。その手
順、すなわち、処理ステップは次の第叩式乃至第11)
式に示される。
rz <(D、 +に*) /2   (STP60)
−031、≧b、+ka      (STP61)・
・・(13)1、=b、+に4      (STP6
2)・・・0旬以上で!、が決定したので、ツール先端
からサブホルダ端面までの距離16およびツール長l、
はステップ63およびステップ64に係る次に示す第0
5式および第061式によって得られることになる。
1、=p4+g、      (STP63)・・・a
つN、=16+17     (STP64)−Q6)
そこで、次に実際のサブホルダHの選定であるが、この
場合、干渉の態様により別々の条件判定を順次選択する
必要がある。干渉の態様としては第13図に示される6
つの例が挙げられる。
今、基本となるのは第13図a、第13図すおよび第1
3図dの場合であるので、次にこれらの場合につき第1
2図に示すフローチャートに基づきサブホルダHの選定
について説明する。
下記の処理工程においては、使用出来るサブホルダHの
実物の長さし、が通常30鶴、40mm。
・・・という具合に不連続に構成されていることを基に
論を進める。
今、前記干渉態様の中、第13図に示すアルファベット
a、b、c、・・・の添字の若い順に干渉チェックが複
雑であることを考慮して第13図aの態様から処理を開
始する。第13図aを参照して第12図に示すフローチ
ャートの r、<(D、+に、)/2   (S’rP66) ・
・・αη(STP66)・・・α匂 の両式が成立する時には、 b −a ≧L、        (S T P67)
 ”J91の判定を行い、当該判定が成立する時にはサ
ブホルダHの長さしは次に示す第(210式の通りに決
定する。
L=b−a         (STP68) ・・・
(HA若し、前記第Q9)式の条件式が成立しない時に
は L=L、               (STP69
)  ・・・(211としてサブホルダHの長さしを決
定すればよい。
また、前記第09式と第αψ式が成立しない場合には第
13図すを参照して次の第@式と第(ハ)式に示す判定
を行う。
(D、+に3)/2≦r + <(Di + ks)/
 2(STP70)・・・(転) (DI −+−5cz)/2≦rZ >(Dx −+−
に3)/2(STP70)・・・(至) 当該第@式と第(ハ)式の条件が成立する時には、次に
第(社)式の判定を行い、 Cb+ka) is≧L、   (STP71)・・・
(社)当該判定が成立する時にはLを次に示す第c5)
式の通りに決定し、 L= (b+に4)  fs    (STP72)・
・・凶若し、前記第(社)式の条件式が成立しない時に
はL=L、          (STP73)・・・
(1)として決定する。
さらに、前記第(2)式と第(至)式が成立しない場合
には、第13図dを参照して次の第翰式と第(至)式に
示す判定を行う。
(D、+に3)/2≦rz 〈(Dg +に3)/2(
STP74)・・・鰭 (Dz+ki)≦r2     (STP74)・・・
(至)当該箱(イ)式と第(至)式の条件が成立する時
には、次に第(至)式 %式%) の判定を行い、当該箱(至)式の判定が成立する時には
Lを次に示す第(2)式の通りに決定し、L= (a 
+に4)  Zs     (STP76) ・・(3
[O前記第(至)式の条件式が成立しない時にはL =
 L、           (S T P77) ・
(3Bとして決定する。
以上の計算結果に係るサブホルダHの径り。
とその長さしから前記データベースとしての外部記憶装
置10のツールリングデータ14に登録しである該当の
サブホルダHを選定する(STP78)。サブホルダH
は前記したように不連続に存在するので桁上げして選定
すればよい。
そして、ベースホルダIの選定は、サブホルダHから一
義的に決定し得るので、予め登録されているツールリン
グデータ14を参照して直ちに決定される(STP79
)。
以上がツールリングの選定方法に係る第10図に示す詳
細フローチャートの説明である。
以上のように、本発明方法によれば、ワークに対する効
率的な加工経路を自動的にプログラミングすることが可
能となるため、ワークに対するツールの加工経路を作成
する際、加工経路の冗長路を自動的に排除することが出
来る。その結果、特に複雑且つ大型のワークの加工時間
を大幅に短縮することを可能とする。その上、本発明に
係るワークの加工経路の算出方法はメニュー画面の指示
により行えるため、NG言語の知識を必要とすることな
しに処理することが可能であり、この意味において、プ
ログラム作業を大幅に簡素化出来る。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るNCテープ自動プログラミングシ
ステムの概略構成図、 第2図は本発明に係る加工経路の算出方法を含むゼネラ
ルフローチャートの一部を示す図、第3図は本発明に係
る加工経路の算出方法を含むゼネラルフローチャートの
一部を示す図、第4図は干渉に係るワークの一例を示す
図、第5図はツールの各部位の参照符号の説明図、第6
図は本発明に係る加工経路の算出方法を含むゼネラルフ
ローチャートの一部を示す図、第7図は本発明に係る加
工経路の算出方法に係る工程の詳細を説明するフローチ
ャート、第8図は本発明に係る加工経路の算出方法の説
明図、 第9図は本発明に係る加工工程表を示す図、第10図は
ツールリングの選定方法に係る工程の詳細を示すフロー
チャートの一部を示す図、第11図はツールリングの選
定方法を実施するための説明図、 第12図はツールリングの選定方法を説明する詳細フロ
ーチャートの一部を示す図、 第13図はツールリング干渉態様の説明図である。 10・・・外部記憶装置      12・・・加工デ
ータ14・・・ツールリングデータ 16・・・座標演算プログラム 18・・・ツール選択プログラム 20・・・干渉チェックプログラム 22・・・切削条件プログラム 24・・・NGプログラム作成プログラム30・・・中
央処理装置 34・・弓10コントローラ   36・・・図形表示
装置38・・・XYプロッタ       40・・・
プリンタ42・・・NGテープパンチャー  B・・・
ワークセンタC・・・ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の工具を所定の順序で用いてワークの複数個
    所の加工を行うNC工作機械において、ワークを加工す
    る際、先ず、ワークの加工基準となる座標原点をワーク
    外周近傍の1地点に決定し、次に、当該座標原点を基に
    ワークのX軸方向とY軸方向を所定の単位長さで区分し
    、次いで、係る区分によって形成される所定小領域毎に
    加工個所を探索し集積すると共に、当該加工個所の加工
    工程を探索し集積した後、同一の加工工具毎に加工可能
    な加工経路を算出することを特徴とするNCテープ自動
    プログラミングシステムにおける加工経路の算出方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、加工
    個所の探索は前記座標原点に近い小領域から開始してな
    る加工経路の算出方法。
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