JP2733196B2 - プリンタのリボン区別方法及び装置 - Google Patents
プリンタのリボン区別方法及び装置Info
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- JP2733196B2 JP2733196B2 JP6000891A JP89194A JP2733196B2 JP 2733196 B2 JP2733196 B2 JP 2733196B2 JP 6000891 A JP6000891 A JP 6000891A JP 89194 A JP89194 A JP 89194A JP 2733196 B2 JP2733196 B2 JP 2733196B2
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- ink ribbon
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- black
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/16—Multicolour arrangements
- B41J35/18—Colour change effected automatically
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタのリボンを区
別する方法及び装置に関し、特に、昇華形カラープリン
タにおいて、カラーリボンとクリアパッチのある黒白リ
ボン及びクリアパッチのない黒白リボンを全てにわたっ
て区別できるようにしたプリンタのリボン区別方法及び
装置に関する。
別する方法及び装置に関し、特に、昇華形カラープリン
タにおいて、カラーリボンとクリアパッチのある黒白リ
ボン及びクリアパッチのない黒白リボンを全てにわたっ
て区別できるようにしたプリンタのリボン区別方法及び
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１において、カラーインキリボン１０
０には、３色（イエロー、マゼンタ、シアン）の昇華性
インキが連続的に塗布されているイエローパッチ１００
ａ，マゼンタパッチ１００ｂ，シアンパッチ１００ｃが
形成されている。このイエローパッチ１００ａ，マゼン
タパッチ１００ｂ，シアンパッチ１００ｃの間には無色
透明のクリアパッチ３０，３１，３２が形成され、その
夫々にはカラーインキリボン１００のイエローパッチ１
００ａとマゼンタパッチ１００ｂ及びシアンパッチ１０
０ｃを区別するためのブラックマーキング３０ａ，３１
ａ，３２ａ，３２ｂが形成されている。
０には、３色（イエロー、マゼンタ、シアン）の昇華性
インキが連続的に塗布されているイエローパッチ１００
ａ，マゼンタパッチ１００ｂ，シアンパッチ１００ｃが
形成されている。このイエローパッチ１００ａ，マゼン
タパッチ１００ｂ，シアンパッチ１００ｃの間には無色
透明のクリアパッチ３０，３１，３２が形成され、その
夫々にはカラーインキリボン１００のイエローパッチ１
００ａとマゼンタパッチ１００ｂ及びシアンパッチ１０
０ｃを区別するためのブラックマーキング３０ａ，３１
ａ，３２ａ，３２ｂが形成されている。
【０００３】上記の如きカラーインキリボン１００を区
別するための装置は、発光素子と受光素子とから構成さ
れた第１，２センサ１０、２０と、第１，２センサ１
０、２０の発光素子から生ずる光を受光素子へ反射する
第１，２反射板１０ａ，２０ａとから構成されている。
従って、図１においてカラーインキリボン１００が移送
されクリアパッチ３０が第１，２センサ１０，２０と、
第１反射板１０ａ，２０ａ間に位置すると、第１センサ
１０の発光素子から生じた光は、カラーインキリボン１
００を透過するため、第１反射板１０ａから受光素子へ
反射される。しかし、第２センサ２０の発光素子から生
じた光は、ブラックマーキング３０ａを透過できないた
め、受光素子へ入射されない。
別するための装置は、発光素子と受光素子とから構成さ
れた第１，２センサ１０、２０と、第１，２センサ１
０、２０の発光素子から生ずる光を受光素子へ反射する
第１，２反射板１０ａ，２０ａとから構成されている。
従って、図１においてカラーインキリボン１００が移送
されクリアパッチ３０が第１，２センサ１０，２０と、
第１反射板１０ａ，２０ａ間に位置すると、第１センサ
１０の発光素子から生じた光は、カラーインキリボン１
００を透過するため、第１反射板１０ａから受光素子へ
反射される。しかし、第２センサ２０の発光素子から生
じた光は、ブラックマーキング３０ａを透過できないた
め、受光素子へ入射されない。
【０００４】従って、第１センサ１０からはハイレベル
信号が出力され、第２センサ２０からはローレベル信号
が出力されると、図示のない上記カラーインキリボン１
００が移送され、第１，２センサ１０，２０と第１，２
反射板１０ａ，２０ａの間にクリアパッチ３１が位置す
ると、第１センサ１０はブラックマーキング３１ａによ
りローレベル信号を出力し、第２センサ２０からはハイ
レベル信号が出力されると、上記マイコンはマゼンタパ
ッチ１００ｂを認識する。
信号が出力され、第２センサ２０からはローレベル信号
が出力されると、図示のない上記カラーインキリボン１
００が移送され、第１，２センサ１０，２０と第１，２
反射板１０ａ，２０ａの間にクリアパッチ３１が位置す
ると、第１センサ１０はブラックマーキング３１ａによ
りローレベル信号を出力し、第２センサ２０からはハイ
レベル信号が出力されると、上記マイコンはマゼンタパ
ッチ１００ｂを認識する。
【０００５】上記カラーインキリボン１００が移送され
第１，２センサ１０，２０と第１，２反射板１０ａ，２
０ａ間にクリアパッチ３２が位置されると、第１，２セ
ンサ１０，２０は夫々ブラックマーキング３２ａ，３２
ｂによりローレベル信号を出力する。上記の如く、第
１，２センサ１０，２０からすべてローレベル信号が出
力されると、上記マイコンはシアンパッチ１００ｃを認
識する。
第１，２センサ１０，２０と第１，２反射板１０ａ，２
０ａ間にクリアパッチ３２が位置されると、第１，２セ
ンサ１０，２０は夫々ブラックマーキング３２ａ，３２
ｂによりローレベル信号を出力する。上記の如く、第
１，２センサ１０，２０からすべてローレベル信号が出
力されると、上記マイコンはシアンパッチ１００ｃを認
識する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
方式によって色感知をする場合、インキリボン上にブラ
ックマーキングを要するばかりでなく、カラーリボンで
ない黒白リボンの場合、カラーリボンと黒白リボンとの
区別ができず、つまり、黒白インキリボンとカラーイン
キリボンを誤って取り替えて使用する場合、プリンタで
制御ができなく、その上、黒白インキリボンの初段の感
知ができないため、インキリボンの浪費及び消費者の誤
りが生じるという問題点があった。
方式によって色感知をする場合、インキリボン上にブラ
ックマーキングを要するばかりでなく、カラーリボンで
ない黒白リボンの場合、カラーリボンと黒白リボンとの
区別ができず、つまり、黒白インキリボンとカラーイン
キリボンを誤って取り替えて使用する場合、プリンタで
制御ができなく、その上、黒白インキリボンの初段の感
知ができないため、インキリボンの浪費及び消費者の誤
りが生じるという問題点があった。
【０００７】従って、本発明は上記問題点を解決するた
めのものであって、プリンタにおいてカラーインキリボ
ン及び黒白インキリボンをすべて使用できるようにする
ことを目的とする。
めのものであって、プリンタにおいてカラーインキリボ
ン及び黒白インキリボンをすべて使用できるようにする
ことを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の如き目的を達成す
るための本発明によるプリンタのリボン区別方法は、リ
ボンを所定時間中正方向へ移送させつつ第２センサの出
力に変化がなければ、クリアパッチのない黒白インキリ
ボンとして認識する第１段階と、上記第１段階で第２セ
ンサの変化を有しつつ、第１センサから生じた光がイン
キリボンを透過できない状態から透過できる状態に変化
すると、第３センサの発光部から生じる光のインキリボ
ン透過可否を判断して透過できない状態であれば、クリ
アパッチのある黒白インキリボンとして判断する第２段
階と、上記第２段階で第３センサから生じる光のインキ
リボン透過可否の判断時、透過できる状態であると判断
されると、カラーインキリボンとして認識する第３段階
とからなる。
るための本発明によるプリンタのリボン区別方法は、リ
ボンを所定時間中正方向へ移送させつつ第２センサの出
力に変化がなければ、クリアパッチのない黒白インキリ
ボンとして認識する第１段階と、上記第１段階で第２セ
ンサの変化を有しつつ、第１センサから生じた光がイン
キリボンを透過できない状態から透過できる状態に変化
すると、第３センサの発光部から生じる光のインキリボ
ン透過可否を判断して透過できない状態であれば、クリ
アパッチのある黒白インキリボンとして判断する第２段
階と、上記第２段階で第３センサから生じる光のインキ
リボン透過可否の判断時、透過できる状態であると判断
されると、カラーインキリボンとして認識する第３段階
とからなる。
【０００９】また、リボン区別装置は、発光部から生じ
た光がインキリボンのイエローとマゼンタとクリアパッ
チは透過し、シアン及びブラックパッチは透過できない
特性をもつ第１センサと、インキリボンの幅方向へ上記
第１センサと一直線上に設けられ、発光部から生じた光
がインキリボンのイエローとクリアパッチは透過し、マ
ゼンタとシアン及びブラックパッチは透過できない特性
をもつ第２センサと、上記第１，２センサに対し、イン
キリボンの幅方向へ反対側に設けられるが、上記第１，
２センサとは一直線をなさず、発光部から生じた光がイ
ンキリボンのイエローとクリアパッチは透過し、マゼン
タとシアン及びブラックパッチは透過できない特性をも
つ第３センサと、上記第１，２，３センサの発光部から
生じた光を受光部へ反射する第１，２反射板とから構成
される。
た光がインキリボンのイエローとマゼンタとクリアパッ
チは透過し、シアン及びブラックパッチは透過できない
特性をもつ第１センサと、インキリボンの幅方向へ上記
第１センサと一直線上に設けられ、発光部から生じた光
がインキリボンのイエローとクリアパッチは透過し、マ
ゼンタとシアン及びブラックパッチは透過できない特性
をもつ第２センサと、上記第１，２センサに対し、イン
キリボンの幅方向へ反対側に設けられるが、上記第１，
２センサとは一直線をなさず、発光部から生じた光がイ
ンキリボンのイエローとクリアパッチは透過し、マゼン
タとシアン及びブラックパッチは透過できない特性をも
つ第３センサと、上記第１，２，３センサの発光部から
生じた光を受光部へ反射する第１，２反射板とから構成
される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明による一実施例を添付図面に沿
って詳しく述べる。本発明によるリボン区別装置は、図
２に示す如く、発光部から生じた光がインキリボンのイ
エローとマゼンタとクリアパッチは透過し、シアン及び
ブラックパッチは透過できない特性をもつ第１センサ１
０２と、インキリボン６００又は７００又は８００の幅
方向へ上記第１センサ１０２と一直線上に設けられ、発
光部から生じた光がインキリボンのイエローとクリアパ
ッチは透過し、マゼンタとシアン及びブラックパッチは
透過できない特性をもつ第２センサ２０２と、上記第
１，２センサ１０２，２０２に対し、インキリボンの幅
方向へ反対側に設けられるが、上記第１，２センサ１０
２，２０２とは一直線をなさず、発光部から生じた光が
インキリボンのイエローとクリアパッチは透過し、マゼ
ンタとシアン及びブラックパッチは透過できない特性を
もつ第３センサ２０４と、上記第１，２，３センサ１０
２，２０２，２０４の発光部から生じた光を受光部へ反
射する第１，２反射板３０２，３０４とから構成され
る。
って詳しく述べる。本発明によるリボン区別装置は、図
２に示す如く、発光部から生じた光がインキリボンのイ
エローとマゼンタとクリアパッチは透過し、シアン及び
ブラックパッチは透過できない特性をもつ第１センサ１
０２と、インキリボン６００又は７００又は８００の幅
方向へ上記第１センサ１０２と一直線上に設けられ、発
光部から生じた光がインキリボンのイエローとクリアパ
ッチは透過し、マゼンタとシアン及びブラックパッチは
透過できない特性をもつ第２センサ２０２と、上記第
１，２センサ１０２，２０２に対し、インキリボンの幅
方向へ反対側に設けられるが、上記第１，２センサ１０
２，２０２とは一直線をなさず、発光部から生じた光が
インキリボンのイエローとクリアパッチは透過し、マゼ
ンタとシアン及びブラックパッチは透過できない特性を
もつ第３センサ２０４と、上記第１，２，３センサ１０
２，２０２，２０４の発光部から生じた光を受光部へ反
射する第１，２反射板３０２，３０４とから構成され
る。
【００１１】上記第１，２，３センサ１０２，２０２，
２０４は夫々発光部と受光部とから構成される。第１セ
ンサ１０２の発光部は、レッドＬＥＤからなり、第２，
３センサ２０２，２０４はグリーンＬＥＤからなる。従
って、第１センサ１０２の発光部から生じた光は、イエ
ローとマゼンタ及びクリアパッチは透過し、シアン及び
ブラックパッチは透過できない特性を有する。
２０４は夫々発光部と受光部とから構成される。第１セ
ンサ１０２の発光部は、レッドＬＥＤからなり、第２，
３センサ２０２，２０４はグリーンＬＥＤからなる。従
って、第１センサ１０２の発光部から生じた光は、イエ
ローとマゼンタ及びクリアパッチは透過し、シアン及び
ブラックパッチは透過できない特性を有する。
【００１２】第２，３センサ２０２，２０４の発光部か
ら生じた光は、イエローとクリアパッチは透過し、マゼ
ンタとシアン及びブラックパッチは透過できない特性を
有している。一方、第１，２センサ１０２，２０２は、
図２の（ｂ）の如く、クリアパッチ７０１又は７０２又
は７０３に対し一直線上に設けられ、第３センサ２０４
は第１，２センサ１０２，２０２から一色のパッチ長Ｌ
内のいずれの部位に設けられてもかまわない。
ら生じた光は、イエローとクリアパッチは透過し、マゼ
ンタとシアン及びブラックパッチは透過できない特性を
有している。一方、第１，２センサ１０２，２０２は、
図２の（ｂ）の如く、クリアパッチ７０１又は７０２又
は７０３に対し一直線上に設けられ、第３センサ２０４
は第１，２センサ１０２，２０２から一色のパッチ長Ｌ
内のいずれの部位に設けられてもかまわない。
【００１３】図３及び図４において、プリントが始まる
と、段階１０２（Ｓ１０２）でインキリボンを正方向へ
移送させつつ、段階１０４（Ｓ１０４）で第２センサ２
０２の出力が所定時間ｔ内の変化（ハイ→ロー，ロー→
ハイ）有無を判断する。ここで、所定時間ｔは図２の
（ｂ）に示す如く、一色と両側のクリアパッチを含む距
離１を利用できる時間をいう。
と、段階１０２（Ｓ１０２）でインキリボンを正方向へ
移送させつつ、段階１０４（Ｓ１０４）で第２センサ２
０２の出力が所定時間ｔ内の変化（ハイ→ロー，ロー→
ハイ）有無を判断する。ここで、所定時間ｔは図２の
（ｂ）に示す如く、一色と両側のクリアパッチを含む距
離１を利用できる時間をいう。
【００１４】上記段階１０４（Ｓ１０４）での判断結
果、変化がなければ、段階２０２（Ｓ２０２）でクリア
パッチのない黒白インキリボン６００（図２の（ａ）参
照）と認識する。つまり、第２センサ２０２の発光部か
ら生じた光はイエローパッチとクリアパッチを透過する
ことにより、所定時間ｔ中リボンを移送し、第２センサ
２０２の出力に変化がなければ、図２の（ａ）の如きク
リアパッチのない黒白インキリボン６００として認識さ
れると、段階２０４（Ｓ２０４）で黒白インキリボン６
００を所定時間ｔ中逆方向へ移送されたのち、段階２０
６（Ｓ２０６）でプリンティングを行う。つまり、黒白
インキリボン６００の最初位置に戻ったのちプリンティ
ングを行う。もし、段階１０４（Ｓ１０４）で第２セン
サ２０２の出力が変化すると、段階１０６（Ｓ１０６）
で第１センサ１０２の出力が透過できない状態（ロー）
からできる状態（ハイ）に変化したかを判断する。その
結果、透過できる状態に変化しなかったとすれば、段階
１０８（Ｓ１０８）でインキリボンを正方向へ続けて移
送しながら段階１０６（Ｓ１０６）を繰り返し行う。
果、変化がなければ、段階２０２（Ｓ２０２）でクリア
パッチのない黒白インキリボン６００（図２の（ａ）参
照）と認識する。つまり、第２センサ２０２の発光部か
ら生じた光はイエローパッチとクリアパッチを透過する
ことにより、所定時間ｔ中リボンを移送し、第２センサ
２０２の出力に変化がなければ、図２の（ａ）の如きク
リアパッチのない黒白インキリボン６００として認識さ
れると、段階２０４（Ｓ２０４）で黒白インキリボン６
００を所定時間ｔ中逆方向へ移送されたのち、段階２０
６（Ｓ２０６）でプリンティングを行う。つまり、黒白
インキリボン６００の最初位置に戻ったのちプリンティ
ングを行う。もし、段階１０４（Ｓ１０４）で第２セン
サ２０２の出力が変化すると、段階１０６（Ｓ１０６）
で第１センサ１０２の出力が透過できない状態（ロー）
からできる状態（ハイ）に変化したかを判断する。その
結果、透過できる状態に変化しなかったとすれば、段階
１０８（Ｓ１０８）でインキリボンを正方向へ続けて移
送しながら段階１０６（Ｓ１０６）を繰り返し行う。
【００１５】つまり、第１センサ１０２の発光部から生
じた光は、シアンパッチとブラックパッチを透過できな
いため、図２の（ｂ）のブラックパッチ７００ａ又は７
００ｂ又は７００ｃからクリアパッチ７０２又は７０３
…又は…へ移動されたか、図２の（ｃ）のシアンパッチ
８３０からクリアパッチ８０１へ移動されたかを続けて
判断する。
じた光は、シアンパッチとブラックパッチを透過できな
いため、図２の（ｂ）のブラックパッチ７００ａ又は７
００ｂ又は７００ｃからクリアパッチ７０２又は７０３
…又は…へ移動されたか、図２の（ｃ）のシアンパッチ
８３０からクリアパッチ８０１へ移動されたかを続けて
判断する。
【００１６】上記の如く段階１０６，１０８（Ｓ１０
６，Ｓ１０８）を繰り返す中第１センサ１０２の出力が
透過できない状態からできる状態に変化したとしたら、
段階１１０（Ｓ１１０）で第３センサ２０４の発光部か
ら生じた光が、インキリボンを透過できるかを判断す
る。その結果、透過不可能であれば、段階３０２（Ｓ３
０２）でクリアパッチのある黒白インキリボン７００
（図２の（ｂ））と認識する。
６，Ｓ１０８）を繰り返す中第１センサ１０２の出力が
透過できない状態からできる状態に変化したとしたら、
段階１１０（Ｓ１１０）で第３センサ２０４の発光部か
ら生じた光が、インキリボンを透過できるかを判断す
る。その結果、透過不可能であれば、段階３０２（Ｓ３
０２）でクリアパッチのある黒白インキリボン７００
（図２の（ｂ））と認識する。
【００１７】つまり、第１，２センサ１０２，２０２が
図２の（ｂ）のクリアパッチ７０１又は図２の（ｃ）の
クリアパッチ８０１上に位置すると、第３センサ２０４
はブラックパッチ７００ａ又はイエローパッチ８１０上
に位置されることになるが、第３センサ２０４の発光部
から生じた光がインキリボンを透過できないと、ブラッ
クパッチ７００ａであるため、図２の（ｂ）の黒白イン
キリボン７００と認識される。上記段階３０２（Ｓ３０
２）でクリアパッチのある黒白インキリボン７００と認
識されると、段階３０４（Ｓ３０４）でプリンティング
を行う。
図２の（ｂ）のクリアパッチ７０１又は図２の（ｃ）の
クリアパッチ８０１上に位置すると、第３センサ２０４
はブラックパッチ７００ａ又はイエローパッチ８１０上
に位置されることになるが、第３センサ２０４の発光部
から生じた光がインキリボンを透過できないと、ブラッ
クパッチ７００ａであるため、図２の（ｂ）の黒白イン
キリボン７００と認識される。上記段階３０２（Ｓ３０
２）でクリアパッチのある黒白インキリボン７００と認
識されると、段階３０４（Ｓ３０４）でプリンティング
を行う。
【００１８】一方、段階１１０（Ｓ１１０）での判断結
果、透過できる状態であると判断されると、第３センサ
２０４が図２の（ｃ）のイエローパッチ８１０上に位置
したものであるため、段階４００（Ｓ４００）でカラー
インキリボン８００として認識すると、段階４０２（Ｓ
４０２）でイエローをプリンティングする。そののち、
段階４００（Ｓ４００）でカラーインキリボン８００を
正方向へ移送しながら、段階４０６（Ｓ４０６）で第２
センサ２０２の発光部から生じた光がカラーインキリボ
ン８００を透過できるかを判断した結果、カラーインキ
リボン８００を透過できるとしたら、段階４０４（Ｓ４
０４）を繰り返し行う。もし、上記カラーインキリボン
８００を透過しないと、段階４０８（Ｓ４０８）でマゼ
ンタパッチ８２０と認識し、マゼンタをプリンティング
する。つまり、第２センサ２０２がマゼンタパッチ５２
０上に位置したものであって、マゼンタをプリンティン
グする。
果、透過できる状態であると判断されると、第３センサ
２０４が図２の（ｃ）のイエローパッチ８１０上に位置
したものであるため、段階４００（Ｓ４００）でカラー
インキリボン８００として認識すると、段階４０２（Ｓ
４０２）でイエローをプリンティングする。そののち、
段階４００（Ｓ４００）でカラーインキリボン８００を
正方向へ移送しながら、段階４０６（Ｓ４０６）で第２
センサ２０２の発光部から生じた光がカラーインキリボ
ン８００を透過できるかを判断した結果、カラーインキ
リボン８００を透過できるとしたら、段階４０４（Ｓ４
０４）を繰り返し行う。もし、上記カラーインキリボン
８００を透過しないと、段階４０８（Ｓ４０８）でマゼ
ンタパッチ８２０と認識し、マゼンタをプリンティング
する。つまり、第２センサ２０２がマゼンタパッチ５２
０上に位置したものであって、マゼンタをプリンティン
グする。
【００１９】その後、段階４１０（Ｓ４１０）でカラー
インキリボン８００を正方向へ送りながら、段階４１２
（Ｓ４１２）で第１センサ１０２の発光部から生じた光
がカラーインキリボン８００を透過できるかを判断し
て、透過することができれば、段階４１０（Ｓ４１０）
を再び行う。段階４１２（Ｓ４１２）を行う中、第２セ
ンサ２０２の発光部から生じた光がカラーインキリボン
８００を透過できなければ、段階４１４（Ｓ４１４）で
シアンパッチ８３０と認識して、シアンをプリンティン
グする。
インキリボン８００を正方向へ送りながら、段階４１２
（Ｓ４１２）で第１センサ１０２の発光部から生じた光
がカラーインキリボン８００を透過できるかを判断し
て、透過することができれば、段階４１０（Ｓ４１０）
を再び行う。段階４１２（Ｓ４１２）を行う中、第２セ
ンサ２０２の発光部から生じた光がカラーインキリボン
８００を透過できなければ、段階４１４（Ｓ４１４）で
シアンパッチ８３０と認識して、シアンをプリンティン
グする。
【００２０】つまり、第２センサ２０２の発光部からの
発光は、イエローパッチ８１０と、マゼンタパッチ８２
０及びクリアパッチ８０１，８０２，８０３，…は透過
し、シアンパッチ８３０は透過できないため、シアンを
プリンティングする。さらに、本発明によれば、リボン
区分のため形成されたブラックマーキングのあるリボン
なども区別できる。
発光は、イエローパッチ８１０と、マゼンタパッチ８２
０及びクリアパッチ８０１，８０２，８０３，…は透過
し、シアンパッチ８３０は透過できないため、シアンを
プリンティングする。さらに、本発明によれば、リボン
区分のため形成されたブラックマーキングのあるリボン
なども区別できる。
【００２１】つまり、上記第１，２センサ１０２，２０
２と第３センサ２０４をリボンのブラックマーキングの
ある処を避けると、ブラックマーキングによるセンサな
どの出力には変化がなく、上述の方法によってインキリ
ボンの区別ができる。通常、ブラックマーキングは、イ
ンキの両端に形成されるため、本発明による第１，２セ
ンサ１０２，２０２と第３センサ２０４をインキリボン
の内側に設けて、ブラックマーキングが検出されないよ
うにすれば、本発明の目的を達成することができる。
２と第３センサ２０４をリボンのブラックマーキングの
ある処を避けると、ブラックマーキングによるセンサな
どの出力には変化がなく、上述の方法によってインキリ
ボンの区別ができる。通常、ブラックマーキングは、イ
ンキの両端に形成されるため、本発明による第１，２セ
ンサ１０２，２０２と第３センサ２０４をインキリボン
の内側に設けて、ブラックマーキングが検出されないよ
うにすれば、本発明の目的を達成することができる。
【００２２】
【発明の効果】従って、本発明によるプリンタのリボン
区別方法及び装置は、カラーインキリボンと黒白インキ
リボンを区別でき、更にクリアパッチのない黒白インキ
リボンの場合、移送長だけ逆移送したのち、プリンティ
ングをすることによって、インキリボンの浪費防止がで
きる効果がある。
区別方法及び装置は、カラーインキリボンと黒白インキ
リボンを区別でき、更にクリアパッチのない黒白インキ
リボンの場合、移送長だけ逆移送したのち、プリンティ
ングをすることによって、インキリボンの浪費防止がで
きる効果がある。
【００２３】また、本発明は、本発明の範囲を逸脱する
ことなく、いろいろな変形が実施されることが明らかで
あり、特に、レッドＬＥＤとグリーンＬＥＤを用いた場
合に対してのみ述べたが、ＬＥＤの如き効果の生じる他
の手段を用いた場合にも、本発明の権利範囲に属するこ
とは勿論である。
ことなく、いろいろな変形が実施されることが明らかで
あり、特に、レッドＬＥＤとグリーンＬＥＤを用いた場
合に対してのみ述べたが、ＬＥＤの如き効果の生じる他
の手段を用いた場合にも、本発明の権利範囲に属するこ
とは勿論である。
【図１】従来のカラープリントからカラーリボンを区別
する方法を説明するための図である。
する方法を説明するための図である。
【図２】 本発明によるリボン区別方法に対する説明図
であって、（ａ）はクリアパッチのない黒白リボンを区
別する方法に対する説明図、（ｂ）はクリアパッチのあ
る黒白リボンを区別する方法に対する説明図、（ｃ）は
カラーリボンを区別する方法に対する説明図である。
であって、（ａ）はクリアパッチのない黒白リボンを区
別する方法に対する説明図、（ｂ）はクリアパッチのあ
る黒白リボンを区別する方法に対する説明図、（ｃ）は
カラーリボンを区別する方法に対する説明図である。
【図３】本発明によるプリンタのリボン区別方法に対す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図４】図３に続くフローチャートである。
１０２ レッドＬＥＤ ２０２，２０４ グリーンＬＥＤ ３０２，３０４ 反射板 ６００ 黒白インキリボン（クリアパッチのないもの） ７００ 黒白インキリボン（クリアパッチのあるもの） ７１０ａ，７１０ｂ，７１０ｃ ブラックパッチ ７０１，７０２，７０３，８０１，８０２，８０３ ク
リアパッチ ８００ カラーインキリボン ８１０ イエローパッチ ８２０ マゼンタパッチ ８３０ シアンパッチ
リアパッチ ８００ カラーインキリボン ８１０ イエローパッチ ８２０ マゼンタパッチ ８３０ シアンパッチ
Claims (16)
- 【請求項１】 リボンを所定時間中、正方向へ移送させ
つつ第２センサの出力に変化がなければ、クリアパッチ
のない黒白インキリボンとして認識する第１段階と、上
記第１段階で第２センサの変化を有しつつ、第１センサ
から生じた光がインキリボンを透過できない状態から透
過できる状態に変化すると、第３センサの発光部から生
じる光のインキリボン透過可否を判断して透過できない
状態であれば、クリアパッチのある黒白インキリボンと
して判断する第２段階と、上記第２段階で第３センサか
ら生じる光のインキリボン透過可否の判断時、透過でき
る状態であると判断されると、カラーインキリボンとし
て認識する第３段階とからなることを特徴とするプリン
タのリボン区別方法。 - 【請求項２】 カラーインキリボンと認識されると、イ
エローパッチとして判断し、イエローをプリンティング
する段階と、イエローをプリンティングした後、カラー
インキリボンを正方向へ移送し、第２センサから生じた
光がインキリボンを透過できないとき、マゼンタパッチ
と判断してマゼンタをプリンティングする段階と、マゼ
ンタをプリンティングした後、カラーインキリボンを正
方向へ移送し、第１センサから生じた光がリボンを透過
できないと、シアンパッチとして判断してシアンをプリ
ンティングする段階を行うことを特徴とする請求項１に
記載のプリンタのリボン区別方法。 - 【請求項３】 第１，２，３センサは、発光部と受光部
とから構成されたことを特徴とする請求項１又は２に記
載のプリンタのリボン区別方法。 - 【請求項４】 第１センサの発光部は、レッドＬＥＤか
ら構成されたことを特徴とする請求項３に記載のプリン
タのリボン区別方法。 - 【請求項５】 第２，３センサの発光部は、グリーンＬ
ＥＤから構成されたことを特徴とする請求項３に記載の
プリンタのリボン区別方法。 - 【請求項６】 クリアパッチのない黒白インキリボンと
して認識されると、正移送方向だけ黒白インキリボンを
逆方向へ移送したのち、プリンティングを行うことを特
徴とする請求項１又は２に記載のプリンタのリボン区別
方法。 - 【請求項７】 第１，２センサは、インキリボンの幅方
向へ一直線上に設けられ、第３センサは上記インキリボ
ンの幅方向へ反対側に設けられ、上記第１，２センサか
らリボンの長手方向へ一色のパッチ長さ内に設けられる
ことを特徴とする請求項１又は２に記載のプリンタのリ
ボン区別方法。 - 【請求項８】 クリアパッチのない黒白インキリボンと
して認識されると、所定時間中リボンを逆方向へ移送さ
せたのち、プリンティングを行うことを特徴とする請求
項１又は２に記載のプリンタのリボン区別方法。 - 【請求項９】 所定時間は、一色と両側のクリアパッチ
を含む距離を移送できる時間とすることを特徴とする請
求項１又は２又は７に記載のプリンタのリボン区別方
法。 - 【請求項１０】 発光部から生じた光がインキリボンの
イエローとマゼンタとクリアパッチは透過し、シアン及
びブラックパッチは透過できない特性をもつ第１センサ
と、インキリボンの幅方向へ上記第１センサと一直線上
に設けられ、発光部から生じた光がインキリボンのイエ
ローとクリアパッチは透過し、マゼンタとシアン及びブ
ラックパッチは透過できない特性をもつ第２センサと、
上記第１，２センサに対しインキリボンの幅方向へ反対
側に設けられるが、上記第１，２センサとは一直線をな
さず、発光部から生じた光がインキリボンのイエローと
クリアパッチは透過し、マゼンタとシアン及びブラック
パッチは透過できない特性をもつ第３センサと、上記第
１，２，３センサの発光部から生じた光を受光部へ反射
する第１，２反射板とから構成されたことを特徴とする
プリンタのリボン区別装置。 - 【請求項１１】 第１，２，３センサは、発光部と受光
部とから構成されたことを特徴とする請求項１０に記載
のプリンタのリボン区別装置。 - 【請求項１２】 第１センサの発光部は、レッドＬＥＤ
から構成されたことを特徴とする請求項１１に記載のプ
リンタのリボン区別装置。 - 【請求項１３】 第２，３センサの発光部は、グリーン
ＬＥＤから構成されたことを特徴とする請求項１１に記
載のプリンタのリボン区別装置。 - 【請求項１４】 第１，２センサは、インキリボンの幅
方向へ一直線上に設けられたことを特徴とする請求項１
０に記載のプリンタのリボン区別装置。 - 【請求項１５】 第３センサは、上記インキリボンの幅
方向へ反対側に設けられ、上記第１，２センサからリボ
ンの長手方向へ一色のパッチ長さ内に設けられることを
特徴とする請求項１０又は１４に記載のプリンタのリボ
ン区別装置。 - 【請求項１６】 上記第１，２，３センサは、ブラック
マーキングのある箇所を避けて設けられたことを特徴と
する請求項１０に記載のプリンタのリボン区別装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| KR1019930008288A KR0143203B1 (ko) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 프린터의 리본구별 방법 및 장치 |
| KR8288/1993 | 1993-05-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328826A JPH06328826A (ja) | 1994-11-29 |
| JP2733196B2 true JP2733196B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP6000891A Expired - Fee Related JP2733196B2 (ja) | 1993-05-14 | 1994-01-10 | プリンタのリボン区別方法及び装置 |
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| EP (1) | EP0624480B1 (ja) |
| JP (1) | JP2733196B2 (ja) |
| KR (1) | KR0143203B1 (ja) |
| DE (1) | DE69325161T2 (ja) |
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| US6412991B1 (en) | 1998-12-07 | 2002-07-02 | Fargo Electronics, Inc. | Identification code for color thermal print ribbon |
| US6509919B1 (en) * | 2000-09-01 | 2003-01-21 | Eastman Kodak Company | Apparatus adapted to sense a colorant and method for sensing color and detecting a donor mispick condition |
| US6899478B1 (en) | 2002-08-08 | 2005-05-31 | Cim Usa, Inc. | Method and machine for card color printing |
| CN103171310B (zh) * | 2011-12-23 | 2015-11-18 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 多色碳带颜色识别方法、多色碳带定位方法及热打印机 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS61132375A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | Mitsubishi Electric Corp | 熱転写カラ−プリンタ |
| JPS61160281A (ja) * | 1985-01-08 | 1986-07-19 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
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| JPH0667657B2 (ja) * | 1985-03-23 | 1994-08-31 | 株式会社リコー | プリンタ |
| US4710781A (en) * | 1986-08-04 | 1987-12-01 | Eastman Kodak Company | Thermal printer color dye frame identification using red and yellow light sources |
| JPS63132080A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-04 | Tokyo Electric Co Ltd | サ−マルプリンタのリボン検出機構 |
| JPS63176168A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-20 | Victor Co Of Japan Ltd | カラ−プリンタ装置 |
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| JPH01218878A (ja) * | 1988-02-27 | 1989-09-01 | Seiko Instr & Electron Ltd | インクシートの色検出構造 |
| JPH02147282A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-06 | Canon Inc | 記録装置 |
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| EP0620119A1 (en) * | 1993-04-14 | 1994-10-19 | Agfa-Gevaert N.V. | Detection of type of dye donor element in a thermal printing system |
-
1993
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- 1993-12-29 US US08/174,813 patent/US5413425A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-31 DE DE69325161T patent/DE69325161T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-31 EP EP93310652A patent/EP0624480B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-01-10 JP JP6000891A patent/JP2733196B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH06328826A (ja) | 1994-11-29 |
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