JP3016375B2 - チッパー装置及びチッパー装置用カラーリボン並びにカード発行システム - Google Patents

チッパー装置及びチッパー装置用カラーリボン並びにカード発行システム

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JP3016375B2
JP3016375B2 JP9133840A JP13384097A JP3016375B2 JP 3016375 B2 JP3016375 B2 JP 3016375B2 JP 9133840 A JP9133840 A JP 9133840A JP 13384097 A JP13384097 A JP 13384097A JP 3016375 B2 JP3016375 B2 JP 3016375B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チッパー装置に係
り、特に、金融機関等において顧客が取引に使用するカ
ードのエンボス部分(転写用突起文字)に色づけを行う
チッパー装置に関する。このカードは、磁気ストライプ
を有する磁気カードや、また、磁気ストライプを有しな
いエンボスカードをである。また、本発明は、このチッ
パー装置を用いたカード発行システムに関する。さら
に、本発明は、このチッパー装置で用いられるカラーリ
ボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカードエンボッサまたはチッパー
装置(チッピング機構)は、1つのチッパーに対し、1
色のカラーリボンが1本取り付けられて、カード発行時
にエンボス文字に色付けを行っていた。従って、1台の
カードエンボッサでカードを発行する場合は、1色のチ
ッピングしか行えなかった。
【0003】もし、発行するカードが複数有り、複数色
のチッピングを行う必要がある場合には、色の数に合わ
せた数のチッパー装置が必要になり、カードエンボッサ
自身の外形が大きくなり、また、装置コストが高くなっ
てしまった。
【0004】さらに、カードエンボッサ1台に1個のチ
ッパー装置しか搭載できない場合は、チッピングの色を
変える度に、カラーリボンを必要な色のリボンに交換
し、さらに、色に合わせたチッピング時のプッシャーの
圧力・温度・時間の調整を行う必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、1台のチッパー装置で複数色の色づけを行うこと
ができない、という不都合があった。すなわち、カード
発行時のチッピング作業において、カード地色に合わせ
た色のチッピングを行うことや、好みのチッピング色を
行う為には、チッピング色の数と同じ数のチッパー装置
またはカードエンボッサの準備が必要となってしまう。
このように、1台のカードエンボッサで複数色のカード
発行を行おうとすると、チッピング色と同じ数のチッパ
ー装置を搭載することになり、カードエンボッサの外形
寸法が大きくなってしまうことや装置コストが高くなっ
てしまう、という不都合が生ずる。
【0006】また、従来例では、1個のチッパー装置に
1色のカラーリボンが1本しか取り付けられないため、
1個のチッパー装置で複数色のカード発行を行うには、
チッピング色が変わる度に、カラーリボンを交換し、チ
ッピング色に合わせた、チッピング時プッシャーの圧力
・温度・時間の調整が必要になり、カード発行に手間が
かかってしまい、自動化の障害となる、という不都合が
あった。
【0007】また、実開昭59−50775号公報に
は、カード表面に感圧発色フィルムを設けて、カードに
エンボス文字を打刻する時の圧力を利用して、カラーリ
ボンを使用しないでエンボス文字に色付けを行う手法が
開示されているが、この場合、カード自身に感圧発色フ
ィルムを貼り付ける細工が必要となり、カードの製造コ
ストが高くなってしまう欠点があった。また、何かの衝
撃でカードに圧力がかかった場合に、圧力のかかった部
分が発色してしまう危険があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、カードのエンボス文字に複数色の色づけ
を行うことができ、さらに、このチッピング色を選択し
てカードの発行を行うことができるチッパー装置及びカ
ード発行システム並びにこれに用いるリボンを提供する
ことを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によるチ
ッパー装置は、カードを搬送するカード搬送部と、この
カード搬送部によって搬送されたカードのエンボス部分
にカラーリボンを押圧する押圧部と、カラーリボンを送
ると共に巻き取るリボン駆動部と、上位装置から送信さ
れたチッピング命令に基づいてカード搬送部およびリボ
ン駆動部を制御してカードおよびリボンの有効部分を押
圧部まで移送させると共に押圧部を駆動する制御部とを
備えている。しかも、制御部が、上位装置からチッピン
グ色が指定されたときにリボン駆動部を制御してカラー
リボンの複数の色領域のうち当該チッピング色と同じ色
領域を押圧部まで送らせる制御をする色選択制御手段
と、上位装置から指定された該チッピング色に応じて押
圧部の動作を設定する押圧動作設定手段とを備えた、と
いう構成を採っている。
【0010】さらに、本発明によるカラーリボンは、カ
ードのエンボス部分を着色するチッパー装置に装着され
当該エンボス部分に押圧されるものであって、2つの色
領域のリボンを接続して当該2つの色領域を交互に備え
た、という構成を採っている。本発明は、これにより前
述した目的を達成しようとするものである。
【0011】チッパー装置の制御部は、上位装置からチ
ッピング色が指定されると、その色選択制御手段が、リ
ボン駆動部を制御してカラーリボンの複数の色領域のう
ち当該チッピング色と同じ色領域を押圧部まで送らせる
制御をする。これと並行に、押圧動作設定手段は、上位
装置から指定された該チッピング色に応じて押圧部の動
作を設定する。すると、制御部は、この押圧動作設定手
段の動作設定に従って、上位装置から指定されたチッピ
ング色に応じた圧力、温度、時間により押圧部の押圧を
させる制御をする。このため、2つの色領域を交互に備
えたカラーリボンを用いることで、1台のチッパー装置
(又は、チッパー機構)で、2色の着色が行われる。こ
のため、複数種類のカードの発行を行うために複数台の
チッパー装置を用意する必要がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1は本実施形態によるチッパー
装置の概略構成を示す機能ブロック図である。図1に示
すように、チッパー装置は、カードを搬送するカード搬
送部5と、このカード搬送部5によって搬送されたカー
ドのエンボス部分にカラーリボンを押圧する押圧部21
と、カラーリボンを送ると共に巻き取るリボン駆動部6
と、上位装置から送信されたチッピング命令に基づいて
カード搬送部5およびリボン駆動部6を制御してカード
およびリボンの有効部分を押圧部21まで移送させると
共に押圧部21を駆動する制御部4とを備ている。ま
た、押圧部21には、この押圧部を加温する加温部25
が併設されている。
【0013】そして、制御部4は、上位装置からチッピ
ング色が指定されたときにリボン駆動部を制御してカラ
ーリボンの複数の色領域のうち当該チッピング色と同じ
色領域を押圧部21まで送らせる制御をする色選択制御
手段8と、上位装置から指定された該チッピング色に応
じて押圧部21の動作を設定する押圧動作設定手段7と
を備えている。
【0014】この押圧動作設定手段7は、上位装置から
指定されたチッピング色に応じて、押圧部21によるカ
ラーリボンの押圧の圧力、押圧時間、さらに温度を設定
する機能を備えている。チッピング色(または、当該色
のカラーリボン)ごとの最適な押圧条件は、カラーリボ
ンの色領域毎の予め定められている。
【0015】図2は色選択制御手段8の詳細構成を示す
ブロック図である。第1の実施形態では、第1の実施形
態では、2つの色領域のリボンを接続して当該2つの色
領域を交互に備えたると共に、各色領域の接続部分に各
色領域の開始位置であることを示す位置検出マークを備
えたチッパー装置用カラーリボンを用いる。
【0016】そして、チッパー装置の制御部4は、複数
の色領域を有するカラーリボンの色領域毎に付された位
置検出マークを読み取る位置検出マークセンサ22Aを
備えている。そして、色選択制御手段8が、この位置検
出マークセンサ22Aの出力に基づいてリボンの送り動
作を制御する第1の選択機能を備える。この第1の選択
機能は、2つの色領域を備えたカラーリボンの2種類の
位置検出マークに基づいて当該2色の領域のうちの1色
を選択する。
【0017】第2の実施形態では、複数の色領域のリボ
ンを一定の順序の変化周期で接続して当該複数の色領域
を1単位とする変化周期を交互に備えると共に、当該変
化周期の先頭部分に、当該1つの変化周期の先頭である
ことを示す先頭マークを備えたチッパー装置用カラーリ
ボンを用いる。
【0018】この第2の実施形態では、制御部4は、複
数の色領域を有するカラーリボンの色領域の変化周期の
先頭に付された先頭マークを読み取る先頭マークセンサ
22Bを備えている。そして、色選択制御手段8は、先
頭マークセンサ22Bの出力に基づいて色領域の変化周
期の先頭までリボンを送らせる制御をする第2の選択機
能8Bを備える。この第2の実施形態では、色選択制御
手段8は、カラーリボンの先頭マークと複数の位置検出
マークとに基づいてカラーリボンの複数色のうちの未使
用の1色を選択する。また、先頭検出マークセンサと、
位置検出マークセンサとは、物理的に同一のセンサを併
用することができる。
【0019】第3の実施形態では、各色領域のそれぞれ
の長さを予め定められた一定距離に設定したカラーリボ
ンを用いる。そして、チッパー装置の色選択制御手段8
は、カラーリボンを予め定められた一定距離送ることで
当該カラーリボンの色領域を選択する第3の選択機能を
備える。
【0020】図2に示す例では、色選択制御手段8は、
第1ないし第3の選択機能の全てを備えている。この場
合、位置検出マークのみが付いた2種類の色領域を備え
たカラーリボンと、一定の変化周期(カラーサイクル)
で複数の色領域を備え、位置検出マークとカラーサイク
ルの先頭を示す先頭マークとが付されたカラーリボン
と、このような検出マークが付されずに、予め定められ
た長さの色領域を有するカラーリボンとのうちいずれの
カラーリボンであっても用いることができる。
【0021】このように各実施形態では、1本のマルチ
カラーリボンに複数の色があり、先頭マークや位置検出
マークがあるため、好きな色を選択し、カードのエンボ
ス文字にチッピングすることができる。また、複数色の
チッピングが1本のリボンで行え、チッピング色に合わ
せたプッシャーの圧力・温度・時間を自動調整可能であ
ることから、チッパー装置も1個あれば複数色のチッピ
ングが行え、チッパー装置を搭載する装置の外形寸法を
小型化・安価化することができる。さらに、チッピング
する色が変わる度に、リボンを交換、プッシャーの圧力
・温度等を調整するという作業を行わず済ませることが
できる。
【0022】また、マルチカラーリボンにより、エンボ
ス文字に色付けを行うことから、予想外の衝撃があって
もカードのエンボス文字以外への色付きを無くすことが
できる。また、カード発行のランニングコストも安く押
さえることができる。
【0023】また、この図1及び図2に示すチッパー装
置と、カードにエンボス文字を打刻する打刻装置とを備
えたカード発行システムは、任意の文字を打刻すると共
に、このエンボス文字に複数色の内の1色を選択してチ
ッピングすることができるため、1台のカード発行シス
テムで複数種類のカードを自動的に発行することができ
る。
【0024】図3は第1の実施形態によるカラーリボン
の構成を示す説明図である。図3(A)および(B)に
示すように、本実施形態では、金色のカラーリボン2と
銀色のカラーリボン3とを一定の長さで交互につなぎ合
わせ、1本のロールを構成している。このロールを繰り
出すことで、図3(B)に示すように、所定の色領域を
押圧位置21Aに位置付ける。それぞれのカラーリボン
の長さは、カードにエンボスされる文字の位置や行数に
より決定する。ロール1本の長さも取引量等により決定
する。
【0025】また、金色カラーリボン2と銀色カラーリ
ボン3とのつなぎ目の端には、それぞれの色の始まる位
置を表す第1及び第2の位置検出マーク11,12を設
けている。図3では、銀色カラーリボンの始めを表すマ
ークを第1の位置検出マーク11と、金色カラーリボン
の始めを表すマークを第2の位置検出マーク12として
いる。図3に示す例では、第1の位置検出マーク11の
位置をマルチカラーリボン1の送り方向に沿って左側
に、第2の位置検出マーク12の位置を右側に設けた
が、お互いを逆にしてもよい。
【0026】位置検出マーク11,12の構成は、チッ
パー装置側に設けた位置検出マークを監視・検出する位
置検出マークセンサ22Aの種類と対応させている。例
えば、透過型センサを使用した場合は、位置検出マーク
の部分を透明(透明フィルム)にしてもよいし、スリッ
トにしてもよい。反射型センサを使用した場合は、金色
と銀色の反射率と大きく異なる色の塗りマーク、例えば
黒塗りマークを設けてもよい。図中矢印Aはカラーリボ
ンの進行方向である。
【0027】図4は、マルチカラーリボンを使用してい
るチッパー装置(マルチカラーリボン・チッパー)の概
略図である。チッパー装置は、マルチカラーリボン1と
マルチカラーリボン1をカード31に押しつけカード3
1のエンボス文字に色付けを行う押圧部(プッシャー)
21と、マルチカラーリボン1の位置検出マークを監視
・検出するためのセンサ22,23と、搬送されてくる
カード31の停止を監視するセンサ24とを備えてい
る。また、搬送部5は、カード31を搬送する搬送路4
1と、この搬送路41上でカード31を移送する図示し
ない移送部とを有している。図4に示す例では、センサ
22が第1の位置検出マーク11を監視・検出するため
のセンサであり、センサ23が第2の位置検出マーク1
2を監視・検出するためのセンサである。
【0028】チッパー装置はさらに、マルチカラーリボ
ン1を送ると共に巻き取るリボン駆動部6と、プッシャ
ーに熱を与える加温部(ヒーター)25と、チッパー装
置の動作及び上位装置(例えば、カードエンボッサ本体
の制御部)との命令・データの授受をコントロールする
制御部4等を備えている。リボン駆動部6は、図4に示
すように、リボンを送るリボン送り機構6Aと、このリ
ボン送り機構6Aによって繰り出されたリボンを巻き取
るリボン巻き取り機構6Bとを備えている。
【0029】マルチカラーリボン1は、リボン送り機構
6A側からプッシャー21と搬送路41の間(プッシャ
ー21とカード31の間)を通っており、チッピング終
了後は、リボン巻き取り機構6B側に巻き取られてい
く。図4(B)に示す例では、センサ22,23は、透
過型である。また、チッパー装置の制御部4は、チッピ
ングを最適に実施するために、マルチカラーリボン1を
構成する色ごとのチッピング時のプッシャーの圧力・時
間・温度のデータを記憶している。
【0030】図5は第1の実施形態によるチッパー装置
の動作例を示すフローチャートである。まず、本発明の
チッパー装置が搭載されているカードエンボッサの制御
部から、チッピングの命令が送信される(ステップ10
1)。チッピング命令には、チッピング色の指定が含ま
れており、チッパー装置は命令に従い指定色の準備を開
始する(ステップ102)。同時に、指定色に合わせた
チッピング時のプッシャー21の圧力・温度・時間が設
定され(ステップ103)、プッシャー21が設定温度
になるようヒーターを調整する。
【0031】さらに、センサ22,23にてマルチカラ
ーリボン1の第1及び第2の位置検出マーク11,12
の監視を開始し(ステップ104)、リボン送り機構及
びリボン巻き取り機構を動作させ、マルチカラーリボン
1の送りを開始する(ステップ105)。センサ22,
23のどちらかが、指定された色の第1及び第2の位置
検出マーク11,12を検出するまでマルチカラーリボ
ン1を送り続ける(ステップ106)。
【0032】指定色の位置検出マーク11,12をセン
サ22,23が検出すると、マルチカラーリボン1の送
りを停止する(ステップ107)。同時に、位置検出マ
ークの監視も停止する(ステップ108)。次にカード
31をプッシャー21及びマルチカラーリボン1の下の
定位置(センサ24がカード31を検出する位置)まで
搬送する(ステップ109)。
【0033】カード31が定位置まで搬送されたら、カ
ード31の搬送を一時停止し、チッピング作業を開始す
る。選択色に最適な温度に設定されているプッシャー2
1を降下させ、マルチカラーリボン1をカード31のエ
ンボス文字へ選択色に最適な圧力で押しつける(ステッ
プ110)。マルチカラーリボン1をカード31に押し
つけて、選択色に最適な時間が経過したら、プッシャー
21を上昇させ、マルチカラーリボン1をカード31が
ら離す(ステップ111)。カード31をマルチカラー
リボン1の下から搬送し(ステップ112)、カード3
1へのチッピング作業は終了となる(ステップ11
3)。
【0034】ここでは、マルチカラーリボン1の送りを
先に行い、次にカード31の搬送を行い、チッピングす
るよにしたが、カード31の搬送を行い、次にマルチカ
ラーリボン1の送りを行い、チッピングしてもよい。ま
た、マルチカラーリボン1の送りとカード31の搬送を
同時に行って、チッピングするようにしてもよい。
【0035】次に、カードエンボッサからチッパー装置
に、銀色のチッピング命令が送信された場合を例として
説明する。
【0036】チッパー装置は、命令を受け、銀色のチッ
ピングの準備のために、銀色のチッピングに最適なプッ
シャー21の圧力・温度・時間を設定し、プッシャー2
1の温度を設定温度に調整する。同時に、リボン送り機
構/リボン巻き取り機構を動作させ、マルチカラーリボ
ン1の送りを開始し、センサ22が第1の位置検出マー
ク11を検出した時点で送りを停止する。カード31を
プッシャー21及びマルチカラーリボン1の下、センサ
24がカード31を検出する位置まで搬送し、センサ2
4がカード31を検出した時点でカード31の搬送を停
止する。最適温度に設定されたプッシャー21を降下さ
せ、マルチカラーリボン1をカード31のエンボス文字
に設定圧力で押しつける。設定時間が経過したら、プッ
シャー21を上昇させ、マルチカラーリボン1をカード
31から離し、カード31をチッパー装置から搬送し
て、チッピング作業は終了する。以上のように、1個の
チッパー装置で、複数色のカラーリボンから好みの色を
選択てチッピングすることができる。
【0037】図6にマルチカラーリボンの第2の実施形
態を、図7及び図8にそのマルチカラーリボンを使用し
た場合の動作フローチャートを示す。第1実施形態のマ
ルチカラーリボン及びマルチカラーリボンを便用したチ
ッパー装置の説明は、2色で構成されたマルチカラーリ
ボンの場合のものであった。ここでは、N色で構成され
たマルチカラーリボン及びそのマルチカラーリボンを使
用したチッパー装置の動作について説明する。
【0038】図6は、N色で構成したマルチカラーリボ
ン51の一例を示す説明図である。カラーの変化周期
(カラーサイクル)は、図6中左側から右側へ色52
・色53・色54・色55・色56・・・N−
1色57・N色58となっており、このカラーサイクル
のリボンがサイクリックにつながって1本のマルチカラ
ーリボン51を構成している。また、各色領域の先頭部
には、そのカラーの位置を表す位置検出マーク62〜6
8を設けてある。色52には位置検出マーク62、
色53には位置検出マーク63、色54には位置検出
マーク64、色55には位置検出マーク65、色5
6には位置検出マーク66、N−1色57には位置検出
マーク67、N色58には位置検出マーク68を設けて
いる。
【0039】更に、色52の先頭には、色52〜N
色58のカラーサイクルの先頭を表す先頭マーク61を
設けている。図中では、先頭マークの位置をリボン送り
方向に対し右側に、位置検出マークを左側に設けている
が、逆の配置にしても問題はない。
【0040】次にこのマルチカラーリボン51を使用し
たチッパー装置の動作について、図5及び図6のフロー
チャートを参照して説明する。
【0041】図7は第2実施形態の動作例を示すフロー
チャートである。カードエンボッサ等の上位からチッピ
ング命令を受けると(ステップ201)、命令の中に含
まれているチッピング色のデータからチッピング色の指
定を行う(ステップ202)。指定は、パラメータCに
カラー番号を入れる。カラー番号は色52〜N色58
まで順番に1、2、・・・、Nまで決めておく。色5
4が指定された場合は、パラメータC=3となる。
【0042】チッピング色の指定が終わったら、チッピ
ング色に最適なプッシャー圧力・温度・時間の設定を行
い(ステップ203)、先頭マーク/位置検出マークの
監視・検出用のセンサ22,23で各マークの監視を開
始し(ステップ204)、カラーリボンの送りを始める
(ステップ205)。指定色を検出するために、まずカ
ラーサイクルの先頭の位置、つまりセンサ23で先頭マ
ーク61の監視を行い、先頭マーク61が検出されるま
で、リボン送りを続ける(ステップ206)。
【0043】先頭マーク61がセンサ23で検出される
と、位置検出マークがセンサ22で検出された数を表す
パラメータPCに、先頭を表す1がセットされる(PC
=1、ステップ207)。次に、指定色を定位置に準備
するために、リボン送りを続け、センサ22で位置検出
マークの監視を行う(ステップ208)。
【0044】センサ22で位置検出マークを検出する度
に、パラメータPCに1を加算していき(ステップ20
9)、パラメータPCと指定色のパラメータCが同じに
なるまでリボン送りを続ける(ステップ210)。PC
=Cとなった時点が指定色の位置となるので、PC=C
になったところで、リボン送りを停止する(ステップ2
11)。
【0045】色54が指定された場合、まず、C=3
をセットし、先頭マーク61を検出するまでリボンを送
り、先頭マーク61が検出された時点で、PC=1がセ
ットされ、更にリボンが送られ、色53の位置検出マ
ーク63が検出された時点でPC=2となり、PC≠C
であるから、更にリボンが送られ、位置検出マーク64
が検出された時点でPC=3となり、PC=Cとなった
のでリボン送りが停止され、色54が定位置に準備さ
れたことになる。
【0046】その後の、チッピング作業(ステップ21
2〜217)は前述の説明と同様なので、省略する。
【0047】以上のように、カラーサイクルの先頭から
指定色の位置までの位置検出マークをカウントすること
で、指定色を定位置に準備できることになり、チッピン
グ色の数が増えても(色〜N色)、対応可能となる。
【0048】図8は第2の実施形態の他の動作例を示す
フローチャートである。図7の動作は、チッピング作業
1回で1カラーサイクルを使用することになるので、カ
ラーリボンの使用量に無駄が多く出てしまう欠点があ
る。具体的には、色54のチッピングをした次のチッ
ピングでは、色56のチッピングを行う場合、図7の
動作では、一度、先頭マーク61を検出しなければなら
ないので、色54のチッピング後、色52の先頭マ
ーク61までリボンが送られ、更に目的の色56まで
リボンが送られることになる。すなわち、図7に示す例
では、色54から次のカラーサイクルの色56まで
リボンが送られることになり、1カラーサイクルがまる
まる無駄になってしまうのである。この不都合を改善し
たのが、図8のフローチャートの動作である。
【0049】チッピング命令を受け、チッピング色を指
定して、チッピングに最適な圧力・温度・時間を設定す
る(ステップ301〜303、ここまでは、前述の動作
(ステップ201〜203)と同様なので説明を省略す
る)。次に、前のチッピング作業で指定された色のカラ
ー番号を読み込み、前指定色のパラメータBCにセット
し(ステップ304)、今回の指定色Cと前指定色BC
を比較する(ステップ305、今回指定の色が、1カラ
ーサイクル中で、前指定色の後に位置するか、前に位置
するかを検索する)。
【0050】C≦BCの場合、つまり今回指定色が前指
定色より前に位置する場合は、一度、先頭までリボンを
送らなければならいので(ステップ306〜309)、
後の動作は、図7の動作(ステップ204〜207)と
同じになる。ここでは、既に前述しているために説明は
省略する。
【0051】C>BCの場合、つまり今回指定色が前指
定色の後に位置する場合は、センサ22での位置検出マ
ークの監視を開始し(ステップ310)、位置検出マー
ク検出数パラメータPCに、前指定色のカラー番号(パ
ラメータBC)をセットする(PC=BC、ステップ3
11)。目的の今回指定色までの位置検出マークをカウ
ントし、PC=Cとなるまで、リボンを送る。具体的に
は、前指定色が色54で、今回指定色が色56の場
合、C=5、BC=3となり、C>BCとなる。従っ
て、PC=BC=3となり、リボンが送られ、色55
の位置検出マーク65をセンサ22が検出した時点でP
C=4になり、色56の位置検出マーク66を検出し
た時点でPC=5=Cとなり、リボン送りが停止され、
今回指定色の定位置への準備が完了したことになる。
【0052】この後の動作は、前述の動作(ステップ2
08〜217)と同様のため、説明を省略する。
【0053】以上のように、図8の動作では、指定色が
前指定色より同じカラーサイクル内で後にある場合は、
同じカラーサイクル内でのチッピングが可能となり、図
7の動作のようなカラーリボンの無駄をなくし、カラー
リボンの効率的な使用が可能となる。
【0054】次に、第3の実施形態を説明する。先に述
べたマルチカラーリボン及びマルチカラーリボンを使用
したチッパー装置の説明は、各色の位置検出マークをセ
ンサで検出して、指定色を定位置に準備する(位置決め
行う)方法はであった。ここでは、位置検出マークを検
出するのではなく、カラーリボンを一定量送るという方
法で、指定色を定位置に準備する方法について説明す
る。
【0055】図9は、2色で構成したマルチカラーリボ
ン71である。カラーの変更周期カラーサイクル)は、
金色72・銀色73となっており、このカラーサイクル
のリボンがサイクリックにつながって1本のマルチカラ
ーリボン71を構成している。また、金色72の先頭に
は、カラーサイクルの先頭を表す先頭マーク81、82
を設けている。図9では、先頭マークの位置をリボン送
り方向に対し両側に設けているが、右側だけや、左側だ
けの配置にしても問題はない。
【0056】図10は、N色で構成したマルチカラーリ
ボン74である。カラーの変更周期(カラーサイクル)
は、色75・色76・色77・・・・N色78と
なっており、このカラーサイクルのリボンがサイクリッ
クにつながって1本のマルチカラーリボン74を構成し
ている。また、色75の先頭には、色75〜N色7
8のカラーサイクルの先頭を表す先頭マーク83,84
を設けている。図中では、先頭マークの位置をリボン送
り方向に対し両側に設けているが、右側だけや、左側だ
けの配置にしても問題はない。
【0057】図11は第3の実施形態による動作例を示
すフローチャートである。カードエンボッサ等の上位か
らチッピング命令を受けると(ステップ401)、命令
の中に含まれているチッピング色のデータからチッピン
グ色の指定を行う(ステップ402)。チッピング色の
指定が終わったら、チッピング色に最適なプッシャー圧
力・温度・時間の設定を行い(ステップ403)、カラ
ーリボンの送りを開始し(ステップ404)、先頭マー
クの監視・検出用のセンサ22,23で先頭マーク8
3,84の監視を開始する(ステップ405)。
【0058】リボン送りは先頭マーク83,84がセン
サ22,23で検出されるまで続ける(ステップ40
6)。先頭マーク83,84がセンサ22,23で検出
されると、指定色までの一定量のリボン送りが行われる
(ステップ407)。すなわち、1色のカラーリボンの
長さをLmmとした場合、M番目の色が指定されだとす
ると、[M−1]×Lmmだけリボン送りを行う。
【0059】また、リボン送り用の駆動にステップモー
タを使用すれば、1色のカラーリボン長さLmmを送る
のにモータを何ステップ動かせばいいかがわかるので、
ステップ数をモータに指示すれば、指定色までの一定量
のリボン送りが可能となる。具体的には、色77が指
定された場合、センサ22,23が先頭マーク83,8
4を検出した時点から[3−1]×Lmm、つまり2L
mmリボンを送ることで、指定の色77を定位置に準
備することができるのである。その後のチッピング作業
(ステップ408〜412)は前述の動作(ステップ1
09〜113)と同様なので、説明を省略する。
【0060】以上のように、第3の実施形態によると、
カラーサイクルの先頭から指定色の位置までの一定量
([N−1]×Lmm)のリボン送りをすることで、指
定色を定位置に準備できることになり、チッピング色の
数が増えても(色〜N色)対応可能となる。この方法
の良い点は、位置検出マークを各色毎に設ける必要がな
いため、マルチカラーリボンの製造コストを、第1又は
第2の実施形態によるマルチカラーリボンより安くでき
る点である。
【0061】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され機能する
ので、これによると、複数の色領域のリボンを接続して
当該複数の色領域を交互に備えたカラーリボンをチッパ
ー装置に装着した後、チッパー装置の制御部が、上位装
置からチッピング色が指定されると、その色選択制御手
段が、リボン駆動部を制御してカラーリボンの複数の色
領域のうち当該チッピング色と同じ色領域を押圧部まで
送らせる制御をするため、チッピング色を同一のカラー
リボンから選択することができ、これと並行に、押圧動
作設定手段は、上位装置から指定された該チッピング色
に応じて押圧部の動作を設定するため、各色ごとに最適
なチッピングを行うことができ、従って、複数の色領域
を交互に備えたカラーリボンを用いることで、1台のチ
ッパー装置(又は、チッパー機構)で、複数色の着色を
行うことができ、従って、複数種類のカードの発行を1
台のチッパー装置で行うことができる従来にない優れた
チッパー装置およびチッパー装置用カラーリボンを提供
することができる。
【0062】本発明ではさらに、先頭マークや位置検出
マークをカラーリボンに付したため、好きな色を選択し
てカードのエンボス文字にチッピングすることができ、
また、本チッパー装置を使用することにより、チッパー
装置を搭載するカード発行システム(または、カードエ
ンボッサ)の外形寸法を小型化・安価化することができ
る。さらに、チッピング色が変わる度に、リボンを交換
するという作業を行わないで済み、操作性が向上するこ
とである。
【0063】そして、カラーリボンによりエンボス文字
にのみ色付けを行うため、予想外の衝撃があってもカー
ドのエンボス文字以外への色付きを無くすことができ
る。また、1本のマルチカラーリボンで、数千枚のカー
ドにチッピングが可能であるため、カード発行のランニ
ングコストを安く押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した色選択制御手段の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】第1の実施形態でのチッパー装置用カラーリボ
ンの一例を示す説明図であり、図3(A)は平面図であ
り、図3(B)は正面図である。
【図4】第1の実施形態でのチッパー装置の概略構成を
示す説明図であり、図4(A)は平面図であり、図4
(B)は正面図である。
【図5】第1の実施形態での動作例を示すフローチャー
トである。
【図6】第2の実施形態でのチッパー装置用カラーリボ
ンの一例を示す説明図である。
【図7】第2の実施形態での動作例を示すフローチャー
トである。
【図8】第2の実施形態での他の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図9】第3の実施形態でのチッパー装置用カラーリボ
ンの一例を示す説明図である。
【図10】第3の実施形態でのチッパー装置用カラーリ
ボンの他の例を示す説明図である。
【図11】第3の実施形態での動作例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1,51,71,74 カラーリボン 2,3,52〜58,72,73,75〜78 色領域 4 制御部 5 カード搬送部 6 リボン駆動部 7 押圧動作設定手段 8 色選択制御手段 11,12,62〜68 位置検出マーク 21 押圧部(プッシャー) 22,23 先頭マーク/位置検出マークセンサ 24 カードの停止監視・検出用センサ 31 (エンボス済み)カード 41 カード搬送路 61,81〜84 先頭マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−293949(JP,A) 特開 平1−291978(JP,A) 実開 昭63−92765(JP,U) 実開 平6−27160(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 1/24 G06K 17/00 G06K 19/06 B41F 16/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを搬送するカード搬送部と、この
    カード搬送部によって搬送されたカードのエンボス部分
    にカラーリボンを押圧する押圧部と、前記カラーリボン
    を送ると共に巻き取るリボン駆動部と、上位装置から送
    信されたチッピング命令に基づいて前記カード搬送部お
    よびリボン駆動部を制御して前記カードおよび前記リボ
    ンの有効部分を前記押圧部まで移送させると共に前記押
    圧部を駆動する制御部とを備えたチッパー装置におい
    て、 前記制御部が、前記上位装置からチッピング色が指定さ
    れたときに前記リボン駆動部を制御して前記カラーリボ
    ンの複数の色領域のうち当該チッピング色と同じ色領域
    を前記押圧部まで送らせる制御をする色選択制御手段
    と、前記上位装置から指定された該チッピング色に応じ
    て前記押圧部の動作を設定する押圧動作設定手段とを備
    えたことを特徴とするチッパー装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、前記複数の色領域を有す
    るカラーリボンの色領域毎に付された位置検出マークを
    読み取る位置検出マークセンサを備え、 前記色選択制御手段が、前記位置検出マークセンサの出
    力に基づいて前記リボンの送り動作を制御する第1の選
    択機能を備えたことを特徴とする請求項1記載のチッパ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の選択機能が、前記カラーリボ
    ンの2種類の位置検出マークに基づいて前記カラーリボ
    ンの2色の領域のうちの1色を選択する機能であること
    を特徴とする請求項2記載のチッパー装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部が、複数の色領域を有するカ
    ラーリボンの色領域の変化周期の先頭に付された先頭マ
    ークを読み取る先頭マークセンサを備え、 前記色選択制御手段が、前記先頭マークセンサの出力に
    基づいて前記色領域の変化周期の先頭まで前記リボンを
    送らせる制御をする第2の選択機能を備えたことを特徴
    とする請求項3記載のチッパー装置。
  5. 【請求項5】 前記色選択制御手段が、前記カラーリボ
    ンの先頭マークと複数の位置検出マークとに基づいて前
    記カラーリボンの複数色のうちの未使用の1色を選択す
    る手段であることを特徴とする請求項4記載のチッパー
    装置。
  6. 【請求項6】 前記色選択制御手段が、今回のチッピン
    グ色が前回の色と比較して前記変化周期内の後にくる場
    合には当該変化周期内の色領域を選択する機能を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のチッパー装置。
  7. 【請求項7】 前記色選択制御手段が、前記カラーリボ
    ンを予め定められた一定距離送ることで当該カラーリボ
    ンの色領域を選択する第3の選択機能を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のチッパー装置。
  8. 【請求項8】 前記押圧動作設定手段が、前記押圧部の
    圧力及び押圧時間を前記上位装置から指定されたチッピ
    ング色に応じて圧力及び時間設定機能を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のチッパー装置。
  9. 【請求項9】 前記押圧部に、前記制御部の制御に従っ
    て当該押圧部を加温する加温部を併設し、 前記押圧動作設定手段が、前記上位装置から指定された
    チッピング色に応じて前記加温部による前記押圧部の押
    圧温度を設定する温度設定機能を備えたことを特徴とす
    る請求項8記載のチッパー装置。
  10. 【請求項10】 カードのエンボス部分を着色するチッ
    パー装置に装着され当該エンボス部分に押圧されるカラ
    ーリボンであって、2つの色領域のリボンを接続して当
    該2つの色領域を交互に備えたことを特徴とするチッパ
    ー装置用カラーリボン。
  11. 【請求項11】 前記各色領域のそれぞれの長さを予め
    定められた一定距離に設定したことを特徴とする請求項
    10記載のチッパー装置用カラーリボン。
  12. 【請求項12】 前記各色領域の接続部分に各色領域の
    開始位置であることを示す位置検出マークを備えたこと
    を特徴とする請求項10記載のチッパー装置用カラーリ
    ボン。
  13. 【請求項13】 カードのエンボス部分を着色するチッ
    パー装置に装着され当該エンボス部分に押圧されるカラ
    ーリボンであって、複数の色領域のリボンを一定の順序
    の変化周期で接続して当該複数の色領域を1単位とする
    変化周期を交互に備えると共に、 当該変化周期の先頭部分に、当該1つの変化周期の先頭
    であることを示す先頭マークを備えたことを特徴とする
    チッパー装置用カラーリボン。
  14. 【請求項14】 カードにエンボス文字を打刻する打刻
    装置と、この打刻部で打刻されたエンボス文字に着色す
    るチッパー装置とを備えたカード発行システムにおい
    て、 前記チッパー装置が、カードを搬送するカード搬送部
    と、このカード搬送部によって搬送されたカードのエン
    ボス部分にカラーリボンを押圧する押圧部と、前記カラ
    ーリボンを送ると共に巻き取るリボン駆動部と、上位装
    置から送信されたチッピング命令に基づいて前記カード
    搬送部およびリボン駆動部を制御して前記カードおよび
    前記リボンの有効部分を前記押圧部まで移送させると共
    に前記押圧部を駆動する制御部とを備え、 前記制御部が、前記上位装置からチッピング色が指定さ
    れたときに前記リボン駆動部を制御して前記カラーリボ
    ンの複数の色領域のうち当該チッピング色と同じ色領域
    を前記押圧部まで送らせる制御をする色選択制御手段
    と、前記上位装置から指定された該チッピング色に応じ
    て前記押圧部の動作を設定する押圧動作設定手段とを備
    えたことを特徴とするカード発行システム。
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